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JP2637535B2 - ボウドロール装置 - Google Patents

ボウドロール装置

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Publication number
JP2637535B2
JP2637535B2 JP64000253A JP25389A JP2637535B2 JP 2637535 B2 JP2637535 B2 JP 2637535B2 JP 64000253 A JP64000253 A JP 64000253A JP 25389 A JP25389 A JP 25389A JP 2637535 B2 JP2637535 B2 JP 2637535B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
bow
bow roll
support
wiper blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP64000253A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02182987A (ja
Inventor
貞善 末光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP64000253A priority Critical patent/JP2637535B2/ja
Publication of JPH02182987A publication Critical patent/JPH02182987A/ja
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Publication of JP2637535B2 publication Critical patent/JP2637535B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抄紙機、繊維機械等に用いられるボウドロ
ール装置に関する。
〔従来の技術〕
抄紙機においては、紙、ワイヤ又はフエルト等05の幅
拡げ及び/又はしわ伸ばしを目的として、第2図に示す
ようにボウドロール01が用いられている。
ボウドロール01は、第3図に示すように、わん曲した
芯金04に回転自在のアンチフリクションベアリング03を
配置し、その外輪に可撓性のゴムスリーブ02を通して、
わん曲の形態を保ちながら外側のゴムスリーブ02を紙、
ワイヤ、フエルト等と接触させて回転させ、その幅拡
げ、しわ伸ばし等を行なっている。
第4図に示すようにワイヤの幅拡げに用いるものはワ
イヤ05表面を付着物がボウドロール01の表面に転移して
蓄積することを防ぐため、ボウドロール表面をシャワー
06で洗浄する。この洗浄水は、ロール表面に当って飛散
すると共にボウドロールと共につれ廻り回転する際にボ
ウドロールから離れることによってミストとなり、ボウ
ドロールとワイヤの接触部出側から吹出し、周囲の雰囲
気を悪くしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
通常のストレートロールでは、ドクタ装置が用いられ
ており、ワイヤと接触する前にドクタブレードでロール
表面の水が切れ、周囲の雰囲気の悪化を防ぐことができ
る。
しかし、わん曲しているボウドロールではドクタブレ
ードをボウドロール表面にその軸方向全長にわたり均一
に接触させることができない。従って、上記周囲の雰囲
気の悪化を防ぐことが困難であった。
本発明は、上記の欠点を解決したボウドロール装置を
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のボウドロール装置は、わん曲したロール芯金
と同ロール芯金にベアリングを介して回転可能に取付け
られたわん曲した可撓性スリーブを備えたボウドロー
ル、前記ロール芯金にそのまわりに旋回して位置を調節
可能に取付けられ前記ボウドロールの軸方向に延びるサ
ポート、同サポートに互に間隔をおいてその高さを調節
可能に取付けられた複数のワイパブレードの支持装置、
及び同ワイパブレードの支持装置に取付けられボウドロ
ールの前記可撓性スリーブの表面に接触する可撓性のワ
イパブレードを備えている。
〔作 用〕
本発明では、サポートをボウドロールの芯金のまわり
に旋回してその位置を調節し、またワイパブレードの支
持装置の高さを調節することによって、可撓性のワイパ
ブレードがわん曲したボウドロールの可撓性スリーブの
表面にその軸方向に一様に接触する。これによって、ボ
ウドロール表面上の水、付着物を除去し、ミストが発生
したり、付着物によってボウドロールによって運ばれる
紙、繊維、ワイヤ、フエルト等が汚染されることが防止
される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図によって説明する。
1は、第2図及び第3図に示すものと同様にわん曲し
たロールの芯金と同芯金にベアリングを介して回転可能
に取付けられたわん曲した可撓性のゴムスリーブを備え
たボウドロールであり、図中には中央部1′とその一方
の端部1″の部分のみが示されている。2は同ボウドロ
ール1によって幅拡げが行なわれるワイヤである。ボウ
ドロール1を貫通してボウドロール1を図示しないベア
リングで支持する芯金10のロール端部から突出する部分
を挟持するように二本のサポート8の取付アームを形成
する二つ割りのアーム部材11,12がボルト13によって結
合され、一方のアーム部材11の先端部にサポート8が取
付けられている。このボルト13をゆるめることによっ
て、サポート8は芯金10まわりに旋回し、再びボルト13
を締め部材11,12を固定することによってサポート8を
位置決めできるようになっている。サポート8は、ボウ
ドロール1の軸方向に延びており、適当なピッチで複数
のサポートフィンガ7がその突出長さを調節できるよう
に同サポート8に螺着されている。上記サポートフィン
ガ7の先端部には、可撓性のワイパブレード3が接着さ
れたバッキングプレート4とワイパブレードの押え板5
がボルト6によって取付けられており、ワイパブレード
3の先端はボウドロール1の可撓性のスリーブの表面の
ボウドロール1とワイヤ2の接触部の回転入口側Aの部
分に接触している。このサポートフィンガ7、バッキン
グプレート4及び押え板5はワイパブレードの支持装置
を構成する。なお、9はボウドロールの表面への洗浄水
を噴射する洗浄シャワである。
本実施例では、ボルト13をゆるめてアーム部材11,12
を芯金10まわりに旋回させた上ボルト13を締めてサポー
ト8の位置を調節する。その上で各サポートフィンガ7
を回転させてそのサポート8からの突出長さを調節し、
ワイパブレード3をわん曲したボウドロール1の表面に
沿って一様に接触させる。
洗浄シャワ9からボウドロール1の表面に噴射された
洗浄水は、第1図に示すようにその一部はボウドロール
の表面からはね返り、残りはボウドロールの回転に伴っ
てボウドロールと共につれ廻るが、ワイパブレード3は
ボウドロールの可撓性のスリーブの表面の軸方向に沿っ
て接触しているために、これらのはね返り水やつれ廻り
水は、図中wに示すようにワイパブレードによってかき
落される。従って、洗浄水はボウドロール1とワイヤ2
の接触部入側の部分Aには運ばれず、ボウドロール1と
ワイヤ2との接触部に水を持込むことが防止される。こ
のために、ボウドロール1とワイヤ2の接触部出側の部
分Bからミストが飛散することがなく、雰囲気をクリー
ンにすることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、ボウドロールのわん
曲した可撓性スリーブの表面に沿って可撓性のワイパブ
レードを確実に接触されることによって、ボウドロール
とワイヤの接触部に水が持込まれることが防止され、ボ
ウドロールとワイヤの接触部出側からミストが飛出すこ
ともなく、雰囲気をクリーンにすることができ、またボ
ウドロールの付着物をワイパブレードによって除去して
ボウドロールによって運ばれる紙、繊維、ワイヤ、フエ
ルト等の汚染を防止するこどができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は従来の一
般的ボウドロールを示す説明図、第3図は同従来のボウ
ドロールの縦断面図、第4図は従来の抄紙機ワイヤ用の
ボウドロール取付状態を示す説明図である。 1……ボウドロール、2……ワイヤ、3……ワイパブレ
ード、 4……バッキングブレード、5……押え板、6……ボル
ト、 7……サポートフィンガ、8……サポート、9……洗浄
シャワ、 10……ロールの芯金、11,12……アーム部材、13……ボ
ルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】わん曲したロール芯金と同ロール芯金にベ
    アリングを介して回転可能に取付けられたわん曲した可
    撓性スリーブを備えたボウドロール、前記ロール芯金に
    そのまわりに旋回して位置を調節可能に取付けられ前記
    ボウドロールの軸方向に延びるサポート、同サポートに
    互いに間隔をおいてその突出高さを調節可能に取付けら
    れた複数のワイパブレードの支持装置、及び同ワイパブ
    レードの支持装置に取付けられボウドロールの前記可撓
    性スリーブの表面に接触する可撓性のワイパブレードを
    備えたことを特徴とするボウドロール装置。
JP64000253A 1989-01-06 1989-01-06 ボウドロール装置 Expired - Lifetime JP2637535B2 (ja)

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JP64000253A JP2637535B2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 ボウドロール装置

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JP64000253A JP2637535B2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 ボウドロール装置

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Publication Number Publication Date
JPH02182987A JPH02182987A (ja) 1990-07-17
JP2637535B2 true JP2637535B2 (ja) 1997-08-06

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US5185052A (en) * 1990-06-06 1993-02-09 The Procter & Gamble Company High speed pleating apparatus

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