JP2637350B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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- JP2637350B2 JP2637350B2 JP5048745A JP4874593A JP2637350B2 JP 2637350 B2 JP2637350 B2 JP 2637350B2 JP 5048745 A JP5048745 A JP 5048745A JP 4874593 A JP4874593 A JP 4874593A JP 2637350 B2 JP2637350 B2 JP 2637350B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
-
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
- G11B7/1384—Fibre optics
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/123—Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate
- G11B7/124—Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate the integrated head arrangements including waveguides
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Head (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの情報の読
み出し、書き込みまたは消去を行う装置に関する。特
に、本発明は、例えば、読み出し専用ディスク(例えば
CD−ROM)、書き込み一回可能読み出し多数回可能
(WORM)ディスク、および、消去可能磁気光学ディ
スクに関する。
み出し、書き込みまたは消去を行う装置に関する。特
に、本発明は、例えば、読み出し専用ディスク(例えば
CD−ROM)、書き込み一回可能読み出し多数回可能
(WORM)ディスク、および、消去可能磁気光学ディ
スクに関する。
【0002】
【従来の技術】現在の最新の光ヘッド技術は、正確に整
列されたバルク光素子の組立に基づく自由空間光学を使
用する。従来のアプローチの2つの主要な問題は、バル
ク光組立体の費用および重量である。典型的な従来の磁
気光学ヘッドの質量が大きい(約100g)結果、アク
セス時間が比較的長くなる(例えば、非光学ハードディ
スク磁気ヘッドでは15msecだが、磁気光学ヘッド
では90msec)。光ヘッドの最も進歩した最近の設
計では、光サブシステムのうちの一部のみが移動する。
この設計は、ヘッドの移動質量を6gまで縮小し、アク
セス時間を20msecまで短縮した。しかし、アクセ
ス時間の減少は、ディスクドライブの機械的および光学
的複雑さの非常な増大および付随する高いコストという
犠牲によって達成されたものである。
列されたバルク光素子の組立に基づく自由空間光学を使
用する。従来のアプローチの2つの主要な問題は、バル
ク光組立体の費用および重量である。典型的な従来の磁
気光学ヘッドの質量が大きい(約100g)結果、アク
セス時間が比較的長くなる(例えば、非光学ハードディ
スク磁気ヘッドでは15msecだが、磁気光学ヘッド
では90msec)。光ヘッドの最も進歩した最近の設
計では、光サブシステムのうちの一部のみが移動する。
この設計は、ヘッドの移動質量を6gまで縮小し、アク
セス時間を20msecまで短縮した。しかし、アクセ
ス時間の減少は、ディスクドライブの機械的および光学
的複雑さの非常な増大および付随する高いコストという
犠牲によって達成されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、比較的低コス
トで製造可能な、低質量、高速アクセス時間の光ヘッド
が必要とされている。
トで製造可能な、低質量、高速アクセス時間の光ヘッド
が必要とされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来技術におけるこの要
求は本発明によって解決される。本発明による光ディス
ク装置は、光ヘッドの容積および質量を縮小するために
集積光導波構造体を使用して実現される。本装置は、デ
ィスク上のトラックに対応する情報サイトを有する光デ
ィスク回転手段と、事前選択されたサイトに光線を向き
づけ、そのサイトから反射された光線を受信する光ヘッ
ドとからなる。ヘッドは、ディスク上に複数の光線を集
光する手段と、ディスクから反射される複数の光線を検
出する手段とからなる。本装置はまた、反射された光線
に応答してトラッキングまたは集光機能を実行するフィ
ードバック手段を有し、さらに、ディスク上のいずれの
情報サイトに対して読み出し、書き込みまたは消去を行
うかを決定する手段を有する。
求は本発明によって解決される。本発明による光ディス
ク装置は、光ヘッドの容積および質量を縮小するために
集積光導波構造体を使用して実現される。本装置は、デ
ィスク上のトラックに対応する情報サイトを有する光デ
ィスク回転手段と、事前選択されたサイトに光線を向き
づけ、そのサイトから反射された光線を受信する光ヘッ
ドとからなる。ヘッドは、ディスク上に複数の光線を集
光する手段と、ディスクから反射される複数の光線を検
出する手段とからなる。本装置はまた、反射された光線
に応答してトラッキングまたは集光機能を実行するフィ
ードバック手段を有し、さらに、ディスク上のいずれの
情報サイトに対して読み出し、書き込みまたは消去を行
うかを決定する手段を有する。
【0005】トラッキング機能を実行するため、導波路
構造体の一実施例は、モード干渉セクションに結合され
た照射器兼受容器として働く導波路(以下「照射器/受
容器導波路」という。)を有する。照射器/受容器導波
路は、選択されたトラック(溝)上に光線を集光するレ
ンズを通して基本モード光線を向きづける。装置が正確
にトラッキングしている場合、光線はトラック(溝)上
に対称的に位置し、ほぼ基本モードのみがディスクから
照射器/受容器導波路へ反射されてくる。
構造体の一実施例は、モード干渉セクションに結合され
た照射器兼受容器として働く導波路(以下「照射器/受
容器導波路」という。)を有する。照射器/受容器導波
路は、選択されたトラック(溝)上に光線を集光するレ
ンズを通して基本モード光線を向きづける。装置が正確
にトラッキングしている場合、光線はトラック(溝)上
に対称的に位置し、ほぼ基本モードのみがディスクから
照射器/受容器導波路へ反射されてくる。
【0006】ところが、装置が正確にトラッキングして
いない場合、光線はトラック(溝)上に非対称に位置す
るため、基本モードおよび1次モードが両方ともディス
クから照射器/受容器導波路へ反射されてくる。これら
のモードは干渉セクションで干渉し、ミストラッキング
の程度を表す誤差信号を生成する。本実施例の重要な点
は、ミストラッキングの程度はトラック(溝)上の対称
位置からの光線の変位の1次関数であることである。
いない場合、光線はトラック(溝)上に非対称に位置す
るため、基本モードおよび1次モードが両方ともディス
クから照射器/受容器導波路へ反射されてくる。これら
のモードは干渉セクションで干渉し、ミストラッキング
の程度を表す誤差信号を生成する。本実施例の重要な点
は、ミストラッキングの程度はトラック(溝)上の対称
位置からの光線の変位の1次関数であることである。
【0007】レンズ集光機能を実行するため、導波路構
造体のもう1つの実施例は、ディスク上の異なる焦点ス
ポットにレンズを通過する離間した複数の光線を向きづ
ける複数の離間した照射器/受容器導波路を有する。ス
ポットは異なる平面内にある。すなわち、読み出し、書
き込みまたは消去機能を実行する第1(データ)光線が
ディスク面上に正確に集光され、第2光線は、第1光線
がレンズによって結合された点よりわずかに近い点に集
光され、第3光線は、第1光線がレンズによって結合さ
れた点よりわずかに遠い点に集光される。
造体のもう1つの実施例は、ディスク上の異なる焦点ス
ポットにレンズを通過する離間した複数の光線を向きづ
ける複数の離間した照射器/受容器導波路を有する。ス
ポットは異なる平面内にある。すなわち、読み出し、書
き込みまたは消去機能を実行する第1(データ)光線が
ディスク面上に正確に集光され、第2光線は、第1光線
がレンズによって結合された点よりわずかに近い点に集
光され、第3光線は、第1光線がレンズによって結合さ
れた点よりわずかに遠い点に集光される。
【0008】ディスクが回転すると、ディスクと導波路
構造体の間の距離が所定の基準距離と等しくなった場
合、第2および第3光線が対応する第2および第3導波
路構造体からほぼ等しいパワーで反射されてくる。誤差
信号は生成されず、第1光線はディスク上に正確に集光
される。しかし、ディスクと導波路構造体の間の距離が
所定距離から変動する(例えば、ディスクが「波打
つ」)場合、ディスクから第2および第3照射器/受容
器導波路に反射されてくる光量は異なる。この状況下で
は、データ光線はディスク上に正確に集光されず、ディ
スクに対してレンズを再位置決めし、データ光線を焦点
へ移動するために、誤差信号が生成される。
構造体の間の距離が所定の基準距離と等しくなった場
合、第2および第3光線が対応する第2および第3導波
路構造体からほぼ等しいパワーで反射されてくる。誤差
信号は生成されず、第1光線はディスク上に正確に集光
される。しかし、ディスクと導波路構造体の間の距離が
所定距離から変動する(例えば、ディスクが「波打
つ」)場合、ディスクから第2および第3照射器/受容
器導波路に反射されてくる光量は異なる。この状況下で
は、データ光線はディスク上に正確に集光されず、ディ
スクに対してレンズを再位置決めし、データ光線を焦点
へ移動するために、誤差信号が生成される。
【0009】トラッキングおよび集光実施例は、相互に
組み合わせて利用されるのが望ましい。しかし、これら
の機能を実行する他の設計と組み合わせて使用すること
も可能である。
組み合わせて利用されるのが望ましい。しかし、これら
の機能を実行する他の設計と組み合わせて使用すること
も可能である。
【0010】さらに、偏光に感応する光磁気ヘッドを有
するような他のアプリケーションでは、導波路構造体
は、TEおよびTM偏光を分離することが可能な偏光分
離器を有することも可能である。
するような他のアプリケーションでは、導波路構造体
は、TEおよびTM偏光を分離することが可能な偏光分
離器を有することも可能である。
【0011】
【実施例】[一般的構造] 図1は、光ヘッドの容積および質量を縮小するために集
積光導波路構造体20を使用して実現された光ディスク
装置10である。本装置は、光ディスク40を回転する
手段30と、ディスク40上に複数の光線60を集光す
るレンズ50を有する手段と、ディスクから反射される
複数の光線を検出する手段(例えば、光検出器PD1〜
PD4)からなる。本装置はまた、反射光線に応答して
トラッキングまたはレンズ集光機能を実行するフィード
バック手段(例えば、差動増幅器16、18および位置
制御器70)を有する。
積光導波路構造体20を使用して実現された光ディスク
装置10である。本装置は、光ディスク40を回転する
手段30と、ディスク40上に複数の光線60を集光す
るレンズ50を有する手段と、ディスクから反射される
複数の光線を検出する手段(例えば、光検出器PD1〜
PD4)からなる。本装置はまた、反射光線に応答して
トラッキングまたはレンズ集光機能を実行するフィード
バック手段(例えば、差動増幅器16、18および位置
制御器70)を有する。
【0012】データ出力回路22は、ディスクから読み
出したデータの受信器を表す。他方、データ入力回路2
4は、レーザダイオード(LD)26を駆動し、ディス
ク40に入力されるデータ源を表す(例えば、必要に応
じて、書き込みまたは消去を実行する)。レーザダイオ
ード26は、例えば、導波路12とレーザダイオード2
6の間に配置された光ファイバ28を通じて、導波路構
造体20に光学的に結合される。または、ファイバ28
は、LD26が構造体20上にマウントされ、導波路1
2に直接結合している場合には、省略可能である。いず
れの場合でも、いくつかのアプリケーション(例えば、
コンピュータメモリ)では、ディスクから反射される光
線からLD26を光学的に分離するのが望ましい。
出したデータの受信器を表す。他方、データ入力回路2
4は、レーザダイオード(LD)26を駆動し、ディス
ク40に入力されるデータ源を表す(例えば、必要に応
じて、書き込みまたは消去を実行する)。レーザダイオ
ード26は、例えば、導波路12とレーザダイオード2
6の間に配置された光ファイバ28を通じて、導波路構
造体20に光学的に結合される。または、ファイバ28
は、LD26が構造体20上にマウントされ、導波路1
2に直接結合している場合には、省略可能である。いず
れの場合でも、いくつかのアプリケーション(例えば、
コンピュータメモリ)では、ディスクから反射される光
線からLD26を光学的に分離するのが望ましい。
【0013】図3に示すように、導波路構造体20は、
導波路12、13および14を有し、導波路12はファ
イバ28に結合された中央導波路であり、導波路13お
よび14はそれぞれPD1、PD3およびPD2、PD
4に結合された側導波路である。各側導波路13、14
の信号は、方向性結合器13.0、14.0によって中
央導波路12に入力される。さらに、各側導波路13、
14は、Y字分岐13.6、14.6を有する。
導波路12、13および14を有し、導波路12はファ
イバ28に結合された中央導波路であり、導波路13お
よび14はそれぞれPD1、PD3およびPD2、PD
4に結合された側導波路である。各側導波路13、14
の信号は、方向性結合器13.0、14.0によって中
央導波路12に入力される。さらに、各側導波路13、
14は、Y字分岐13.6、14.6を有する。
【0014】Y字分岐13.6、14.6は、導波路
を、それぞれ光検出器PD1、PD3およびPD2、P
D4に結合された隣接する単一モード導波路の対13.
4、13.5および14.4、14.5へと分割する。
隣接導波路の各対は、モードが、一方の導波路(例えば
13.4)で強め合って干渉し、その隣接導波路(例え
ば13.5)で弱め合って干渉するような干渉セクショ
ンを形成する。
を、それぞれ光検出器PD1、PD3およびPD2、P
D4に結合された隣接する単一モード導波路の対13.
4、13.5および14.4、14.5へと分割する。
隣接導波路の各対は、モードが、一方の導波路(例えば
13.4)で強め合って干渉し、その隣接導波路(例え
ば13.5)で弱め合って干渉するような干渉セクショ
ンを形成する。
【0015】セクションの間の遷移を漸進的に(徐々
に)し、それによってモード変換の可能性を縮小するた
めに、さまざまなテーパセクションが使用される。漸進
的遷移は、米国特許第4,998,793号(発明者:
C.H.ヘンリーほか)に記載されている。すなわち、
例えば、各側導波路13、14は、単一モード導波路セ
クション13.2、14.2と方向性結合器13.0、
14.0の間のテーパセクション13.1、14.1を
有する。同様に、テーパセクション13.3、14.3
が方向性結合器とY字分岐13.6、14.6の間に配
置される。最後に、中央導波路12では、テーパセクシ
ョン12.1が、単一モードセクション12.0と多モ
ードセクション12.2の間に、Y字分岐13.6、1
4.6に隣接して位置する。
に)し、それによってモード変換の可能性を縮小するた
めに、さまざまなテーパセクションが使用される。漸進
的遷移は、米国特許第4,998,793号(発明者:
C.H.ヘンリーほか)に記載されている。すなわち、
例えば、各側導波路13、14は、単一モード導波路セ
クション13.2、14.2と方向性結合器13.0、
14.0の間のテーパセクション13.1、14.1を
有する。同様に、テーパセクション13.3、14.3
が方向性結合器とY字分岐13.6、14.6の間に配
置される。最後に、中央導波路12では、テーパセクシ
ョン12.1が、単一モードセクション12.0と多モ
ードセクション12.2の間に、Y字分岐13.6、1
4.6に隣接して位置する。
【0016】導波路セクション12.2、13.2およ
び14.2は、光ディスク40に入射する光または光デ
ィスク40から反射する光の照射器兼受容器として機能
する。
び14.2は、光ディスク40に入射する光または光デ
ィスク40から反射する光の照射器兼受容器として機能
する。
【0017】図3のさまざまな導波路セクション間の短
い垂直線は単なる明確さのためのものである。これらの
線は物理的界面を表すものではない。
い垂直線は単なる明確さのためのものである。これらの
線は物理的界面を表すものではない。
【0018】光検出器の電気的出力は差動増幅器18で
比較され、本装置が焦点からはずれている程度(すなわ
ち、光線60.1がディスク40上に正確に集光してい
ない程度)を示す誤差信号efを発生する。この誤差信
号は、正確な集光が達成されるまで、レンズ50をy方
向に移動するよう位置制御器に指示する。
比較され、本装置が焦点からはずれている程度(すなわ
ち、光線60.1がディスク40上に正確に集光してい
ない程度)を示す誤差信号efを発生する。この誤差信
号は、正確な集光が達成されるまで、レンズ50をy方
向に移動するよう位置制御器に指示する。
【0019】同様に、光検出器の電気的出力は差動増幅
器16で比較され、本装置がトラッキングしていない程
度(すなわち、光線60.1がディスク40の選択され
たトラック上に対称的に位置していない程度)を示す誤
差信号etを発生する。この誤差信号は、正確なトラッ
キングが達成されるまで、レンズ50をx方向に移動す
るよう位置制御器に指示する。重要なことは、etはミ
ストラッキングの程度の1次関数であることである。
器16で比較され、本装置がトラッキングしていない程
度(すなわち、光線60.1がディスク40の選択され
たトラック上に対称的に位置していない程度)を示す誤
差信号etを発生する。この誤差信号は、正確なトラッ
キングが達成されるまで、レンズ50をx方向に移動す
るよう位置制御器に指示する。重要なことは、etはミ
ストラッキングの程度の1次関数であることである。
【0020】トラッキングおよびレンズ集光機能につい
て以下で詳細に説明する。
て以下で詳細に説明する。
【0021】[トラッキング機能] 図1に示すようなトラッキング機能を実行するため、レ
ーザダイオード26は、光ファイバ28を通じて導波路
構造体20(すなわち、単一モード導波路セクション1
2.0、続いて、基本モードおよび1次モードの両方を
サポートする照射器/受容器導波路セクション12.
2)に結合される基本モード光線を発生する。
ーザダイオード26は、光ファイバ28を通じて導波路
構造体20(すなわち、単一モード導波路セクション1
2.0、続いて、基本モードおよび1次モードの両方を
サポートする照射器/受容器導波路セクション12.
2)に結合される基本モード光線を発生する。
【0022】導波路12.2の端面から放射される光線
60.1は、レンズ50によって、回転するディスク4
0の選択されたトラック(例えば、図2の41)上に集
光される。本装置が正確にトラッキングしている場合、
光線60.1はトラック41上に対称的に位置し、ほぼ
基本モードのみがディスクから導波路12.2へ反射さ
れる。他方、本装置が正確にトラッキングしていない場
合、光線60.1はトラック41上に非対称に位置し、
その結果、基本モードおよび1次モードがディスクから
導波路12.2へ反射される。これらのモードの信号は
導波路セクション12.2から方向性結合器13.0、
14.0を通じて側導波路13、14に入力される。す
なわち、Y字分岐13.6、14.6に入力され、ここ
で、モードが干渉し、ミストラッキングの程度を表す誤
差信号etを生成する。
60.1は、レンズ50によって、回転するディスク4
0の選択されたトラック(例えば、図2の41)上に集
光される。本装置が正確にトラッキングしている場合、
光線60.1はトラック41上に対称的に位置し、ほぼ
基本モードのみがディスクから導波路12.2へ反射さ
れる。他方、本装置が正確にトラッキングしていない場
合、光線60.1はトラック41上に非対称に位置し、
その結果、基本モードおよび1次モードがディスクから
導波路12.2へ反射される。これらのモードの信号は
導波路セクション12.2から方向性結合器13.0、
14.0を通じて側導波路13、14に入力される。す
なわち、Y字分岐13.6、14.6に入力され、ここ
で、モードが干渉し、ミストラッキングの程度を表す誤
差信号etを生成する。
【0023】特に、レーザダイオード26からの光線
は、単一モード導波路セクション12.0に入り、テー
パセクション12.1および照射器/受容器導波路セク
ション12.2を伝播する。導波路セクション12.2
は2つのモードをサポートするように設計されるが、テ
ーパセクション12.1を通じての遷移は漸進的である
ため、出力光線は基本モードとして伝播する。
は、単一モード導波路セクション12.0に入り、テー
パセクション12.1および照射器/受容器導波路セク
ション12.2を伝播する。導波路セクション12.2
は2つのモードをサポートするように設計されるが、テ
ーパセクション12.1を通じての遷移は漸進的である
ため、出力光線は基本モードとして伝播する。
【0024】導波路セクション12.2の端面の電磁場
分布は、レンズ50によってディスク面上に投影され
る。反射電磁場は再び導波路セクション12.2の端面
上に投影される。ディスク面は一般的に図2に示すよう
に段が付けられ、反射像を形成する異なる光線は異なる
往復距離を伝播する。すなわち、トラック41と43の
間の溝42から反射された光線は、トラック41自体か
ら反射された光線よりも長い距離を伝播する。
分布は、レンズ50によってディスク面上に投影され
る。反射電磁場は再び導波路セクション12.2の端面
上に投影される。ディスク面は一般的に図2に示すよう
に段が付けられ、反射像を形成する異なる光線は異なる
往復距離を伝播する。すなわち、トラック41と43の
間の溝42から反射された光線は、トラック41自体か
ら反射された光線よりも長い距離を伝播する。
【0025】トラックの段高をλ/8にすることによっ
て、往復距離の差をλ/4にするのが望ましい。ただ
し、λはLD26からの光の自由空間波長である。その
結果、反射像の位相は一定ではなくなり、x方向の位置
に依存することになる。換言すれば、反射光は、導波路
セクション12.2において、基本モードおよび1次モ
ードの両方を励起することが可能となる。光線がディス
クのトラック上に対称的に位置する場合、基本モードの
みが導波路セクション12.2へ反射されてくる。しか
し、光線が非対称に位置する場合、位相歪みによって1
次モードも励起される。ただし、一般的に、反射されて
くる1次モードのパワーは基本モードより小さい。
て、往復距離の差をλ/4にするのが望ましい。ただ
し、λはLD26からの光の自由空間波長である。その
結果、反射像の位相は一定ではなくなり、x方向の位置
に依存することになる。換言すれば、反射光は、導波路
セクション12.2において、基本モードおよび1次モ
ードの両方を励起することが可能となる。光線がディス
クのトラック上に対称的に位置する場合、基本モードの
みが導波路セクション12.2へ反射されてくる。しか
し、光線が非対称に位置する場合、位相歪みによって1
次モードも励起される。ただし、一般的に、反射されて
くる1次モードのパワーは基本モードより小さい。
【0026】これらのモードは方向性結合器13.0、
14.0を通じて側導波路13、14に結合され、続い
てY字分岐13.6、14.6に結合される。これら
は、トラック41の中央からの光線のx変位の方向に応
じて、各導波路対の一方の分枝(例えばセクション1
3.4、14.4)では強め合って干渉し、他方(例え
ばセクション13.5、14.5)では弱め合って干渉
する。
14.0を通じて側導波路13、14に結合され、続い
てY字分岐13.6、14.6に結合される。これら
は、トラック41の中央からの光線のx変位の方向に応
じて、各導波路対の一方の分枝(例えばセクション1
3.4、14.4)では強め合って干渉し、他方(例え
ばセクション13.5、14.5)では弱め合って干渉
する。
【0027】正確なモード干渉を確保するため、導波路
セクション12.2の長さは、当業者に周知の計算によ
って、Y字分岐の頂点におけるモード間の位相差がπ/
2ではなく0またはnπ(ただしnは整数)となるよう
に設計されるべきである。導波路セクション13.4、
13.5および14.4、14.5における光パワー
は、それぞれ、光検出器PD1、PD3およびPD2、
PD4によって検出される。
セクション12.2の長さは、当業者に周知の計算によ
って、Y字分岐の頂点におけるモード間の位相差がπ/
2ではなく0またはnπ(ただしnは整数)となるよう
に設計されるべきである。導波路セクション13.4、
13.5および14.4、14.5における光パワー
は、それぞれ、光検出器PD1、PD3およびPD2、
PD4によって検出される。
【0028】光電流出力のさまざまな組合せが差動増幅
器16で比較され、差動増幅器16は誤差信号etを発
生し、光線をトラックの中央へ再位置決めするように制
御器70によってレンズ50(またはレンズ50および
構造体20をともに)のx位置を調整する。特に、導波
路13.4および13.5の出力のみを使用すると、e
t=(1−3)であり、導波路14.4および14.5
の出力のみを使用すると、et=(2−4)であり、4
つの導波路をすべて使用すると、et=(1+2)−
(3+4)である。ただし、整数1〜4は対応する光検
出器PD1〜PD4の光電流を表す。etの最後の選択
はより大きい誤差信号を生成し、いくつかのアプリケー
ションでは好ましい。
器16で比較され、差動増幅器16は誤差信号etを発
生し、光線をトラックの中央へ再位置決めするように制
御器70によってレンズ50(またはレンズ50および
構造体20をともに)のx位置を調整する。特に、導波
路13.4および13.5の出力のみを使用すると、e
t=(1−3)であり、導波路14.4および14.5
の出力のみを使用すると、et=(2−4)であり、4
つの導波路をすべて使用すると、et=(1+2)−
(3+4)である。ただし、整数1〜4は対応する光検
出器PD1〜PD4の光電流を表す。etの最後の選択
はより大きい誤差信号を生成し、いくつかのアプリケー
ションでは好ましい。
【0029】前述のように、本発明の本実施例の重要な
特性は、誤差信号がミストラッキングの程度に対して線
形に関係することである。すなわち、1次モードの電場
E1に線形に関係する。このことを理解するため、導波
路セクションからの出力強度I1を考える。基本モード
(Y字分岐の頂点における場E0)および1次モード
(頂点における場E1)が強め合って干渉する(例え
ば、セクション13.4において)場合、出力強度は I1=(E0+E1)2=E0 2+2E0E1+E1 2 によって与えられる。
特性は、誤差信号がミストラッキングの程度に対して線
形に関係することである。すなわち、1次モードの電場
E1に線形に関係する。このことを理解するため、導波
路セクションからの出力強度I1を考える。基本モード
(Y字分岐の頂点における場E0)および1次モード
(頂点における場E1)が強め合って干渉する(例え
ば、セクション13.4において)場合、出力強度は I1=(E0+E1)2=E0 2+2E0E1+E1 2 によって与えられる。
【0030】一方、モードが弱め合って干渉する(例え
ば、セクション13.5において)場合、出力強度I3
は I3=(E0−E1)2=E0 2−2E0E1+E1 2 によって与えられる。差(I1−I3)が差動増幅器16
で光検出器PD1とPD3の出力を比較することによっ
て生成される場合、その結果は、etが4E0E1に比例
することになる。従って、etはE1に線形に関係し、す
なわち、ミストラッキングに線形に関係する。
ば、セクション13.5において)場合、出力強度I3
は I3=(E0−E1)2=E0 2−2E0E1+E1 2 によって与えられる。差(I1−I3)が差動増幅器16
で光検出器PD1とPD3の出力を比較することによっ
て生成される場合、その結果は、etが4E0E1に比例
することになる。従って、etはE1に線形に関係し、す
なわち、ミストラッキングに線形に関係する。
【0031】これまでの説明は、トラッキング機能が所
定トラック上に光線を集光することによって実行される
ことを仮定しているが、本発明の技術思想を離れること
なく、光線は、トラック間の溝上に集光されることも同
等に可能である。
定トラック上に光線を集光することによって実行される
ことを仮定しているが、本発明の技術思想を離れること
なく、光線は、トラック間の溝上に集光されることも同
等に可能である。
【0032】[集光機能] 図1および3に示すように、レンズ集光機能を実行する
ため、導波路構造体20は複数の照射器/受容器導波路
12.2、13.2および14.2を有する。これらの
照射器/受容器導波路12.2、13.2および14.
2は、それぞれ、ディスク40上の異なるスポット上に
複数の離間した光線60.1、60.2および60.3
を向きづける。
ため、導波路構造体20は複数の照射器/受容器導波路
12.2、13.2および14.2を有する。これらの
照射器/受容器導波路12.2、13.2および14.
2は、それぞれ、ディスク40上の異なるスポット上に
複数の離間した光線60.1、60.2および60.3
を向きづける。
【0033】読み出し、書き込みまたは消去機能を実行
する第1(データ)光線60.1は、ディスクの平面4
4上に(例えば、図2で、金属膜48の上面上に)正確
に集光され、第2光線60.2は、第1光線がレンズに
よって結合された点よりわずかに近い(例えば10μ
m)点にある平面45上に集光され、第3光線60.3
は、第1光線がレンズによって結合された点よりわずか
に遠い(例えば10μm)点にある平面46上に集光さ
れる。ディスク40が回転すると、ディスクと導波路構
造体20の間の距離が所定の基準距離に等しい場合、第
2光線60.2および第3光線60.3はそれぞれ対応
する照射器/受容器導波路13.2および14.2へ反
射され結合される。反射された光線はそれぞれ側導波路
13および14を通って、フォトダイオードPD1、P
D3およびPD2、PD4へ伝播する。光電流出力が差
動増幅器18で比較され、誤差信号efが生成される。
第1光線60.1がディスク上に正確に集光されている
場合には誤差信号は生成されない。
する第1(データ)光線60.1は、ディスクの平面4
4上に(例えば、図2で、金属膜48の上面上に)正確
に集光され、第2光線60.2は、第1光線がレンズに
よって結合された点よりわずかに近い(例えば10μ
m)点にある平面45上に集光され、第3光線60.3
は、第1光線がレンズによって結合された点よりわずか
に遠い(例えば10μm)点にある平面46上に集光さ
れる。ディスク40が回転すると、ディスクと導波路構
造体20の間の距離が所定の基準距離に等しい場合、第
2光線60.2および第3光線60.3はそれぞれ対応
する照射器/受容器導波路13.2および14.2へ反
射され結合される。反射された光線はそれぞれ側導波路
13および14を通って、フォトダイオードPD1、P
D3およびPD2、PD4へ伝播する。光電流出力が差
動増幅器18で比較され、誤差信号efが生成される。
第1光線60.1がディスク上に正確に集光されている
場合には誤差信号は生成されない。
【0034】しかし、ディスクと導波路構造体の間の距
離が変動する(例えば、ディスクが「波打つ」)場合、
ディスクから照射器/受容器導波路13.2および1
4.2に反射されてくる光量は異なる。この状況下で
は、データ光線60.1はディスク上に正確に集光され
ず、制御器70によってy方向にレンズを再位置決め
し、データ光線を焦点へ移動するため、誤差信号efが
差動増幅器18によって生成される。
離が変動する(例えば、ディスクが「波打つ」)場合、
ディスクから照射器/受容器導波路13.2および1
4.2に反射されてくる光量は異なる。この状況下で
は、データ光線60.1はディスク上に正確に集光され
ず、制御器70によってy方向にレンズを再位置決め
し、データ光線を焦点へ移動するため、誤差信号efが
差動増幅器18によって生成される。
【0035】光電流のさまざまな組合せが比較されてe
fが生成される。出力導波路セクション13.4および
14.4のみを使用すると、ef=(1−2)であり、
セクション13.5および14.5のみを使用すると、
ef=(3−4)であり、4つのセクションをすべて使
用すると、ef=(1+3)−(2+4)である。ただ
し、整数1〜4はそれぞれ光検出器PD1〜PD4に対
応する。最後の場合は、efがトラッキングに依存しな
いため、多くのアプリケーションに対して好ましい。
fが生成される。出力導波路セクション13.4および
14.4のみを使用すると、ef=(1−2)であり、
セクション13.5および14.5のみを使用すると、
ef=(3−4)であり、4つのセクションをすべて使
用すると、ef=(1+3)−(2+4)である。ただ
し、整数1〜4はそれぞれ光検出器PD1〜PD4に対
応する。最後の場合は、efがトラッキングに依存しな
いため、多くのアプリケーションに対して好ましい。
【0036】特に、照射器/受容器導波路12.2、1
3.2および14.2を伝播する光線は、ディスク40
からの異なる光学距離で終端する導波路の端面から自由
空間へ放出される。すなわち、この場合は、構造体20
のエッジ21から放出される。3つの光線が同一の媒質
中を伝播する場合は、物理距離は光学距離に等しい。従
って、例えば、中央導波路12.2はエッジ21から物
理距離dで終端するが、一方の側導波路13.2はエッ
ジ21から物理距離(d+Δ)で終端し、他方の側導波
路14.2は物理距離(d−Δ)で終端する。ただし、
例えばΔ=10μmである。
3.2および14.2を伝播する光線は、ディスク40
からの異なる光学距離で終端する導波路の端面から自由
空間へ放出される。すなわち、この場合は、構造体20
のエッジ21から放出される。3つの光線が同一の媒質
中を伝播する場合は、物理距離は光学距離に等しい。従
って、例えば、中央導波路12.2はエッジ21から物
理距離dで終端するが、一方の側導波路13.2はエッ
ジ21から物理距離(d+Δ)で終端し、他方の側導波
路14.2は物理距離(d−Δ)で終端する。ただし、
例えばΔ=10μmである。
【0037】ディスクからの反射光は同一の導波路に結
合される。結合される光パワーは、ディスクのy座標の
関数として、ディスクの平面44が焦点にある場合に最
大値を有する。導波路13.2および14.2はディス
クから異なる距離で終端されているため、導波路12.
2からの光が平面44に集光されている場合、一方はデ
ィスクの平面44の上に集光され、他方はその下に集光
される。結果として、ディスクが「波打つ」場合、導波
路13.2および14.2に反射されてくる光量は変動
し、光検出器によって受信される光パワーは差動増幅器
18で誤差信号efを生成し、y方向のレンズ位置を調
整する。
合される。結合される光パワーは、ディスクのy座標の
関数として、ディスクの平面44が焦点にある場合に最
大値を有する。導波路13.2および14.2はディス
クから異なる距離で終端されているため、導波路12.
2からの光が平面44に集光されている場合、一方はデ
ィスクの平面44の上に集光され、他方はその下に集光
される。結果として、ディスクが「波打つ」場合、導波
路13.2および14.2に反射されてくる光量は変動
し、光検出器によって受信される光パワーは差動増幅器
18で誤差信号efを生成し、y方向のレンズ位置を調
整する。
【0038】[データ出力] 図2に示すように、データは一般的に、トラック間で
(例えば、トラック間の溝内の金属膜48(例えばAl
膜)に形成された穴47によって)反射率を変調するこ
とによって光ディスク(例えばCD−ROMやWORM
ディスク)に記憶される。穴の有無は書き込みサイクル
中に挿入されたデータの論理状態を定義し、変調された
反射率は、ディスクから反射され導波路構造体20に結
合される光線の強度を変調する。反射光線によって運搬
されるデータを読み出すには、光検出器出力のうちのい
ずれか、または望ましくは4つの出力すべてが、出力回
路22に結合される。
(例えば、トラック間の溝内の金属膜48(例えばAl
膜)に形成された穴47によって)反射率を変調するこ
とによって光ディスク(例えばCD−ROMやWORM
ディスク)に記憶される。穴の有無は書き込みサイクル
中に挿入されたデータの論理状態を定義し、変調された
反射率は、ディスクから反射され導波路構造体20に結
合される光線の強度を変調する。反射光線によって運搬
されるデータを読み出すには、光検出器出力のうちのい
ずれか、または望ましくは4つの出力すべてが、出力回
路22に結合される。
【0039】しかし、光磁気ディスクの場合、データの
論理状態は、ディスク上に形成された光磁気膜(すなわ
ち、金属膜48ではなく)中の局所磁化の方向に対応す
る。直線偏光(構造体20の主表面に対して45゜の偏
光が望ましい)が膜に入射すると、反射光の偏光面は局
所磁化の方向(上または下)に依存して回転方向に応じ
てわずかに(例えば0.5゜〜1.0゜)回転する。
論理状態は、ディスク上に形成された光磁気膜(すなわ
ち、金属膜48ではなく)中の局所磁化の方向に対応す
る。直線偏光(構造体20の主表面に対して45゜の偏
光が望ましい)が膜に入射すると、反射光の偏光面は局
所磁化の方向(上または下)に依存して回転方向に応じ
てわずかに(例えば0.5゜〜1.0゜)回転する。
【0040】このようなディスクの出力を読み出すに
は、反射光線のTEおよびTM偏光が分離された後に比
較されなければならない。この分離は、図4に示すよう
に、偏光分離器82(米国特許第4,998,793号
(発明者:C.H.ヘンリー他)に記載された型のもの
が望ましい)によって実現される。導波路のうちの1つ
(例えば12)における反射信号は、導波路81および
方向性光結合器80を介して分離器82に入力される。
分離器82の2つの出力導波路84および86はそれぞ
れ光検出器PD5およびPD6へTEおよびTM成分を
伝播する。光電流出力を比較することによって読み出さ
れた論理状態が決定される。
は、反射光線のTEおよびTM偏光が分離された後に比
較されなければならない。この分離は、図4に示すよう
に、偏光分離器82(米国特許第4,998,793号
(発明者:C.H.ヘンリー他)に記載された型のもの
が望ましい)によって実現される。導波路のうちの1つ
(例えば12)における反射信号は、導波路81および
方向性光結合器80を介して分離器82に入力される。
分離器82の2つの出力導波路84および86はそれぞ
れ光検出器PD5およびPD6へTEおよびTM成分を
伝播する。光電流出力を比較することによって読み出さ
れた論理状態が決定される。
【0041】以上の説明は本発明の単なる例示であり、
さまざまな変形が可能である。特に、図1の非球面レン
ズ50は離散要素として図示されているが、これは離散
要素の組合せでもよく、また、図5に示すように、導波
路構造体のエッジ21に形成された集積レンズ要素(例
えば、回折制限レンズ、高NAレンズ)51でもよい。
後者の場合、もちろん、位置制御器は、トラッキングま
たは集光機能を実行するため、構造体20の位置を制御
するように適合される。
さまざまな変形が可能である。特に、図1の非球面レン
ズ50は離散要素として図示されているが、これは離散
要素の組合せでもよく、また、図5に示すように、導波
路構造体のエッジ21に形成された集積レンズ要素(例
えば、回折制限レンズ、高NAレンズ)51でもよい。
後者の場合、もちろん、位置制御器は、トラッキングま
たは集光機能を実行するため、構造体20の位置を制御
するように適合される。
【0042】上記の導波路構造体(チップ)は、一般的
に非常に小型(例えば長さ15mm、幅3mm)であ
り、非常に軽量(例えば0.2g)である。実際、光ヘ
ッド全体(導波路構造体、離散レンズおよびアクチュエ
ータ)はほんの約1〜2gであり、従来技術の多くの欠
点なしに、実現可能アクセス時間を約20msecにす
ることができる。
に非常に小型(例えば長さ15mm、幅3mm)であ
り、非常に軽量(例えば0.2g)である。実際、光ヘ
ッド全体(導波路構造体、離散レンズおよびアクチュエ
ータ)はほんの約1〜2gであり、従来技術の多くの欠
点なしに、実現可能アクセス時間を約20msecにす
ることができる。
【0043】さらに、本発明の装置は、集光またはトラ
ッキング機能を実行する際に、システムが正確に集光ま
たはトラッキングする場合に導波路出力が完全に平衡す
ることを要しない。すなわち、小さい不平衡は、各光検
出器出力に付随する前置増幅器によって電気的に補償さ
れる。
ッキング機能を実行する際に、システムが正確に集光ま
たはトラッキングする場合に導波路出力が完全に平衡す
ることを要しない。すなわち、小さい不平衡は、各光検
出器出力に付随する前置増幅器によって電気的に補償さ
れる。
【0044】最後に、導波路構造体は、他の設計でも実
現可能である。すなわち、図6で、構造体90は、中央
導波路92、ならびに、光検出器PD1、PD3および
PD2、PD4にそれぞれ結合された側導波路93およ
び94を有する。照射器/受容器導波路は92.2、9
3.2および94.2である。さまざまな方向性結合器
は明らかであり、番号付けしない。干渉セクション9
2.6(Y字分岐)は中央導波路92に含まれる。しか
し、この設計はより好ましいものとはいえない。その理
由は、中央導波路92にY字分岐が存在することによ
り、レーザによって発生された基本モードのみを有する
光線が、構造体90の反対側の照射器/受容器導波路か
ら放出されるときまでに、非導波モード成分をも有する
ことになる可能性があるためである。
現可能である。すなわち、図6で、構造体90は、中央
導波路92、ならびに、光検出器PD1、PD3および
PD2、PD4にそれぞれ結合された側導波路93およ
び94を有する。照射器/受容器導波路は92.2、9
3.2および94.2である。さまざまな方向性結合器
は明らかであり、番号付けしない。干渉セクション9
2.6(Y字分岐)は中央導波路92に含まれる。しか
し、この設計はより好ましいものとはいえない。その理
由は、中央導波路92にY字分岐が存在することによ
り、レーザによって発生された基本モードのみを有する
光線が、構造体90の反対側の照射器/受容器導波路か
ら放出されるときまでに、非導波モード成分をも有する
ことになる可能性があるためである。
【0045】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、比
較的低コストで製造可能な、低質量、高速アクセス時間
の光ヘッドが実現される。
較的低コストで製造可能な、低質量、高速アクセス時間
の光ヘッドが実現される。
【図1】本発明の一実施例による光ディスク装置の概略
平面図である。
平面図である。
【図2】例示的な光ディスクの概略断面図である。
【図3】図1の導波路構造体の拡大平面図である。
【図4】本発明のもう1つの実施例による光磁気ディス
クとともに使用する他の導波路構造体の平面図である。
クとともに使用する他の導波路構造体の平面図である。
【図5】本発明のさらにもう1つの実施例による集積レ
ンズを有する導波路構造体のエッジの概略平面図であ
る。
ンズを有する導波路構造体のエッジの概略平面図であ
る。
【図6】本発明のさらにもう1つの実施例による他の導
波路構造体の概略平面図である。
波路構造体の概略平面図である。
10 光ディスク装置 12 中央導波路 12.0 単一モードセクション 12.1 テーパセクション 12.2 多モードセクション 13 側導波路 13.0 方向性結合器 13.1 テーパセクション 13.2 単一モード導波路セクション 13.3 テーパセクション 13.4 単一モード導波路 13.5 単一モード導波路 13.6 Y字分岐 14 側導波路 14.0 方向性結合器 14.1 テーパセクション 14.2 単一モード導波路セクション 14.3 テーパセクション 14.4 単一モード導波路 14.5 単一モード導波路 14.6 Y字分岐 16 差動増幅器 18 差動増幅器 20 集積光導波路構造体 21 エッジ 22 データ出力回路 24 データ入力回路 26 レーザダイオード 28 光ファイバ 30 光ディスク回転手段 40 光ディスク 41 トラック 42 溝 43 トラック 47 穴 48 金属膜 50 レンズ 51 集積レンズ要素 60 光線 60.1 光線 60.2 光線 60.3 光線 70 位置制御器 80 方向性光結合器 81 導波路 82 偏光分離器 84 出力導波路 86 出力導波路 90 構造体 92 中央導波路 92.2 照射器/受容器導波路 92.6 干渉セクション 93 側導波路 93.2 照射器/受容器導波路 94 側導波路 94.2 照射器/受容器導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルドルフ エフ.カザリノフ アメリカ合衆国 08836 ニュージャー ジー マーティンズヴィル、サマセット カウンティー、スタングル ロード 603
Claims (7)
- 【請求項1】 光ディスクから情報を読み出し、光ディ
スクに情報を書き込み、または、光ディスクの情報を消
去する光ヘッドを有する光ディスク装置において、この
光ヘッドが集積光導波路構造体からなり、この集積光導
波路構造体が、 基本モードおよび1次モードの両方を伝搬させることが
可能な照射器兼受容器として働く第1導波路と、 第1導波路に結合され、入射光のうちの少なくとも1つ
が選択されたトラックを正確にトラッキングしている程
度を表す光信号を発生するモード干渉セクションとから
なり、 光ヘッドが正確にトラッキングしていない場合、第1導
波路から放出された少なくとも1つの光線が基本モード
および1次モードとしてこの導波路に反射され、これら
のモードはモード干渉セクションで相互に干渉し、ミス
トラッキングの程度を表す前記光信号を発生することを
特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 前記ディスクが同心円状のリッジを有
し、光ヘッドが正確にトラッキングしていない場合、前
記光線が前記選択されたトラックに対応するリッジ上に
非対称に位置することを特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項3】 前記モード干渉セクションは、第1導波
路に結合される入力導波路、および、1対の出力導波路
を有し、出力導波路のうちの一方では前記モードが強め
合って干渉し、他方では弱め合って干渉することを特徴
とする請求項1の装置。 - 【請求項4】 前記光ヘッドは、前記ディスク上への入
射光を集光する集光手段からなり、該集光手段はレンズ
を有することを特徴とする請求項1、2または3の装
置。 - 【請求項5】 前記レンズが前記構造体に統合された部
分であることを特徴とする請求項4の装置。 - 【請求項6】 前記光ヘッドの前記集積導波路構造体が
さらに、照射器兼受容器として働く第2および第3導波
路からなり、 前記入射光線が放出される第1、第2および第3導波路
は、前記ディスクから異なる光学距離に位置し、第1導
波路からの光線が前記レンズを通して前記ディスクのあ
る平面上に正確に集光している場合、第2および第3導
波路からの光線が前記レンズを通してそれぞれ、第1導
波路の出射光が前記レンズによって結合された点よりわ
ずかに近い点および遠い点に集光され、 第2および第3導波路はフィードバック手段に結合さ
れ、 前記ディスクから構造体までの距離が変動すると、前記
ディスクから第2および第3導波路に反射されてくる光
量が等しくなくなり、第1導波路が前記ディスク上に正
確に集光するように、前記ディスクに対して前記レンズ
を再位置決めするために、フィードバック手段によって
誤差信号が発生されることを特徴とする請求項4の装
置。 - 【請求項7】 光ディスクから情報を読み出し、光ディ
スクに情報を書き込み、または、光ディスクの情報を消
去する光ヘッドを有する光ディスク装置において、この
光ヘッドが集積光導波路構造体からなり、この集積光導
波路構造体が、 基本モードおよび1次モードの両方を伝搬させることが
可能な照射器兼受容器として働く第1導波路と、 第1導波路に結合され、入射光のうちの少なくとも1つ
が選択されたトラックを正確にトラッキングしている程
度を表す光信号を発生するモード干渉セクションと、 第1導波路内の前記光信号をフィードバック手段に結合
する導波路手段とからなり、 光ヘッドが正確にトラッキングしていない場合、第1導
波路から放出された少なくとも1つの光線が基本モード
および1次モードとしてこの導波路に反射され、これら
のモードはモード干渉セクションで相互に干渉して、ミ
ストラッキングの程度を表す前記光信号を発生し、 照射器兼受容器として働く第2および第3導波路が第1
導波路に隣接して位置し、第2および第3導波路の端面
は前記ディスクから異なる光学距離に位置し、 第1導波路は前記ディスクのある平面上に正確に集光
し、第2導波路は、第1導波路の出射光が前記レンズに
よって結合された点よりわずかに近い点に集光し、第3
導波路は、第1導波路の出射光が前記レンズによって結
合された点よりわずかに遠い点に集光し、 ディスクから構造体までの距離が所定の基準距離に対応
する場合は、前記ディスクから反射される光線が第2お
よび第3導波路にほぼ等しいパワーで入り、ディスクか
ら構造体までの距離が前記所定基準距離からはずれる場
合は、第2および第3導波路に等しくないパワーが入
り、前記光線の間のパワー差が、第1導波路が前記ディ
スクに集光していない程度を表し、 前記導波路手段が第2および第3導波路内の前記光線を
フィードバック手段に結合することを特徴とする光ディ
スク装置。
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