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JP2634716B2 - 建物ユニット - Google Patents

建物ユニット

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Publication number
JP2634716B2
JP2634716B2 JP27478091A JP27478091A JP2634716B2 JP 2634716 B2 JP2634716 B2 JP 2634716B2 JP 27478091 A JP27478091 A JP 27478091A JP 27478091 A JP27478091 A JP 27478091A JP 2634716 B2 JP2634716 B2 JP 2634716B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building unit
roof
building
pillars
short
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27478091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586650A (ja
Inventor
廣久 徳成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP27478091A priority Critical patent/JP2634716B2/ja
Publication of JPH0586650A publication Critical patent/JPH0586650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2634716B2 publication Critical patent/JP2634716B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物ユニットに関す
る。詳しくは、屋根パネルの一部を傾斜状屋根部に形成
した、いわゆる、五角形状の建物ユニットに関する。
【0002】
【背景技術】ユニット工法で用いられる住宅などの建物
ユニットとして、矩形状の床パネルと、この床パネルの
四隅に立設された4本の柱と、これら柱の上端部間に掛
け渡されかつ平面からみて矩形状の屋根パネルとから略
直方体形状に形成された通常のボックス状建物ユニット
が知られている。また、建築法上の北側斜線制限などに
対応できるように、屋根パネルの一部を傾斜状屋根部に
形成した、いわゆる、五角形状の建物ユニットも知られ
ている。
【0003】例えば、図7に示すように、矩形状に枠組
みされた床パネル2の片方の妻側(短辺側)に2本の短
寸柱3A,3Bを、他の片方の妻側(短辺側)に2本の
長寸柱4A,4Bをそれぞれ立設し、これらの柱3A,
3B、4A,4Bの上端部間に平坦状屋根部5Aおよび
傾斜状屋根部5Bを有する屋根パネル5を掛け渡した、
つまり、平坦状屋根部5Aを長寸柱4A,4B側にかつ
傾斜状屋根部5Bを短寸柱3A,3B側に位置するよう
に掛け渡した、五角形状の建物ユニット1Bが知られて
いる。
【0004】また、図8に示すように、矩形状に枠組み
された床パネル2の片方の桁側(長辺側)に2本の短寸
柱3A,3Bを、他の片方の桁側(長辺側)に2本の長
寸柱4A,4Bをそれぞれ立設し、これらの柱3A,3
B、4A,4Bの上端部間に平坦状屋根部5Aおよび傾
斜状屋根部5Bを有する屋根パネル5を掛け渡した、つ
まり、平坦状屋根部5Aを長寸柱4A,4B側にかつ傾
斜状屋根部5Bを短寸柱3A,3B側に位置するように
掛け渡した、五角形状の建物ユニット1Cが知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の五角
形状の建物ユニット1B,1Cでは、敷地などの関係に
よって、長辺および短辺の角部を北側へ向けて配置しな
ければならない場合、北側斜線制限に対応できない場合
が生じる。例えば、図9および図10に示すように、通
常の建物ユニット1Aと組み合わせて、建物ユニット1
B,1Cの長辺および短辺の角部を北側Nへ向けて配置
しなければならない場合、長辺側または短辺側が北側斜
線制限にかかってしまうという問題が残る。
【0006】また、上記2種類の建物ユニット1B,1
Cを組み合わせて北側斜線制限に対応しようとしても、
北側の角部にはいずれかの建物ユニット1B,1Cが位
置することになるから、結局、これらの建物ユニット1
B,1Cでは、敷地などの関係によって配置方向が図9
または図10の状態に制約された場合、全ての部分を北
側斜線制限にかからないようにすることは実際上困難で
ある。
【0007】ここに、本発明の目的は、このような従来
の問題を解消し、配置に制約されることなく、北側斜線
制限に対応することができる建物ユニットを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の建物
ユニットは、矩形状の床パネル、この床パネルの四隅
に立設された4本の柱およびこれら柱の上端部間に掛け
渡されかつ平面からみて矩形状の屋根パネルを含み、
略直方体形状に形成された建物ユニットにおいて、4本
の柱のうち3本の柱を残りの柱よりも短寸にかつ互いに
同寸に形成するとともに、これらの短寸の柱間を結ぶ前
記屋根パネルの互いに隣接する2辺側を傾斜状屋根部と
し、それ以外の部分を平坦状屋根部としたことを特徴と
する。
【0009】
【作用】複数の建物ユニットを集合させてユニット建物
を建てる場合、北側の角部に、互いに隣接する2つの傾
斜状屋根部に挟まれた角部を北側へ向けて配置する。す
ると、長辺側および短辺側が共に北側斜線制限にかかる
ことがなくなるから、配置に制約されることなく、北側
斜線制限に対応することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。なお、これらの図の説明に当たって、前
述した図7〜図10と同一構成要件については、同一符
号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
【0011】図5はユニット建物の平面を示している。
同ユニット建物は、前記通常の建物ユニット1Aと、前
記五角形状の建物ユニット1Bおよび建物ユニット1C
と、本実施例の建物ユニット1Dとが互いに集合されて
建てられている。なお、これら建物ユニットの配置は、
南側角部に建物ユニット1Aが、北側角部に本実施例の
建物ユニット1Dが対角的に配置され、これらの間に建
物ユニット1Bおよび建物ユニット1Cが配置されてい
る。
【0012】本実施例の建物ユニット1Dは、図1〜図
3に示す如く、矩形板状の床パネル2の四隅に立設され
4本の柱のうち3本の柱3A,3B,3Cが残りの柱
4Aよりも短寸にかつ互いに同寸に形成されている。ま
た、これらの短寸柱3A〜3C間を結ぶ前記矩形板状の
屋根パネル5の互いに隣接する2辺側、つまり短辺およ
び長辺側が互いに同じ勾配を有する傾斜状屋根部5B,
5Cにそれぞれ形成され、それ以外に部分が平坦状屋根
部5Aに形成されている。
【0013】具体的には、図4に示す如く、前記柱4A
の上端を一角隅部とする矩形状の枠体6(建物ユニット
1Dの長辺および短辺よりそれぞれ短い矩形状の枠体)
と、この枠体6の残る3つの角隅部と各短寸柱3A,3
B,3Cの上端とを傾斜状に連結する3本の傾斜梁7
A,7B,7Cとから屋根フレームが形成され、この屋
根フレームに屋根材8A,8B,8Cが取り付けられて
平坦状屋根部Aおよび傾斜状屋根部5B,5Cが形成
されている。なお、9B,9Cは3本の短寸柱3A,3
B,3Cの上端間を連結する梁である。
【0014】このような構成であるから、図5に示すユ
ニット建物を建てる場合、南側に通常の建物ユニット1
Aを、北側に建物ユニット1Dを対角的に配置するとと
もに、これらの間に建物ユニット1Bおよび建物ユニッ
ト1Cを配置する。この際、建物ユニット1Dについて
は、隣接する2つの傾斜状屋根部5B,5Cの角部が北
側Nを向くように配置する。また、建物ユニット1Bに
ついては西側にかつ傾斜状屋根部5Bが外側を向くよう
に配置し、建物ユニット1Cについては東側でかつ傾斜
状屋根部5Cが外側を向くように配置する。
【0015】このようにすると、北側に向く建物ユニッ
ト1B,1C,1Dの全ての短辺および長辺が傾斜状屋
根部5B,5Cに形成されているから、全ての部分につ
いて北側斜線制限にかかることがない。
【0016】従って、本実施例によれば、屋根パネル5
の互いに隣接する2辺側をそれぞれ傾斜状屋根部5B,
5Cに形成したので、長辺および短辺の角部が北側へむ
くように建物ユニット1Dを配置しなければならない場
合でも、長辺側および短辺側が共に北側斜線制限にかか
ることがなくなるから、配置に制約されることなく、北
側斜線制限に対応することができる。
【0017】なお、屋根パネル5のフレーム構造として
は、上記実施例の構造に限られるものでなく、例えば、
図6の構造でもよい。これは、矩形状の枠体6の角隅部
のうち、長寸柱4Aと対角位置の角隅部から梁9B,9
Cに向かって各傾斜梁7A,7Cと平行に2本の傾斜梁
7B−1,7B−2を設けた点が、図4の構造に比べ異
なる構造である。このようにすると、図4の構造に比
べ、短寸柱3Bの上端に集合する梁の本数が少なくなる
から、つまり、3本から2本に減らすことができるか
ら、この部分の加工を楽にできる利点がある。
【0018】
【発明の効果】以上の通り、本発明の建物ユニットによ
れば、屋根パネルの互いに隣接する2辺側を傾斜状屋根
部に形成したので、北側の角部に、互いに隣接する2つ
の傾斜状屋根部の角部を北側へ向けて配置しても長辺側
および短辺側が共に北側斜線制限にかかることがなくな
るから、配置に制約されることなく、北側斜線制限に対
応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物ユニットの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の III−III 線断面図である。
【図4】図1のフレーム構造を示す斜視図である。
【図5】図1の建物ユニットを用いて建てたユニット建
物を示す平面図である。
【図6】他のフレーム構造を示す斜視図である。
【図7】従来の五角形状の建物ユニットの外観を示す斜
視図である。
【図8】従来の他の五角形状の建物ユニットの外観を示
す斜視図である。
【図9】図7の建物ユニットを用いて建てたユニット建
物を示す平面図である。
【図10】図8の建物ユニットを用いて建てたユニット
住宅を示す平面図である。
【符号の説明】
1D 建物ユニット 2 床パネル 3A,3B,3C 短寸柱 4A 長寸柱 5 屋根パネル 5A 平坦状屋根部 5B,5C 傾斜状屋根部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の床パネル、この床パネルの四
    隅に立設された4本の柱およびこれら柱の上端部間に掛
    け渡されかつ平面からみて矩形状の屋根パネルを含
    み、略直方体形状に形成された建物ユニットにおいて、
    4本の柱のうち3本の柱を残りの柱よりも短寸にかつ互
    いに同寸に形成するとともに、これらの短寸の柱間を結
    ぶ前記屋根パネルの互いに隣接する2辺側を傾斜状屋根
    部とし、それ以外の部分を平坦状屋根部としたことを特
    徴とする建物ユニット。
JP27478091A 1991-09-25 1991-09-25 建物ユニット Expired - Lifetime JP2634716B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP27478091A JP2634716B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 建物ユニット

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JP27478091A JP2634716B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 建物ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0586650A JPH0586650A (ja) 1993-04-06
JP2634716B2 true JP2634716B2 (ja) 1997-07-30

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