JP2625571B2 - オンラインシステムの試験方法 - Google Patents
オンラインシステムの試験方法Info
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Description
に、ホスト処理装置と端末装置とで処理を分散して実行
するオンラインシステムの端末装置からホスト処理装置
に対して、端末装置側からキー入力データによる問合せ
情報の送信を行い、その応答情報をホスト処理装置から
端末装置に受信するオンラインシステムにおいて、複数
の端末装置から同一の問合せを行った際、その応答とし
て、ホスト処理装置から各端末装置に送信される応答情
報の一致性を検証する試験方法に関するものである。
築して運用する場合のシステムの検証は、ハードウェア
装置の動作テスト,ソフトウェアのプログラム動作テス
トなどをテストを種々の形態で行ない、テスト結果が検
証される。このようなシステムの検証は、最終的には実
際にシステムを稼働させた状態で、その機能テストが行
なわれる。また、システムに機能を追加した場合、シス
テムの変更を行うためにプログラムを改造した場合など
では、既存の機能がそのまま正常に動作するかが検証さ
れなければならい。例えば、特開昭61−34640号公報に
記載の「プログラムの検査方法」のように、プログラム
の改造においては、従来の機能がそのまま満たされてい
るか否かを検証するため、同一データに対する改造前プ
ログラムと改造後プログラムのテスト結果の照合する検
査が行なわれる。
にも、ハードウェア装置の動作テストをも含めて、既在
の機能の動作確認などを行なわなければならない。例え
ば、オンラインシステムにおいて、変更前は端末制御装
置から直接に接続されている中央処理装置で処理を行う
構成となっているシステム構成を、変更後には中央処理
装置の負荷削減のため、端末制御装置で処理を行うよう
システム構成に変更した場合など、既存機能の一致性の
確認などを行なわなければならない。
は、プログラム以外のシステム構成の変更および機能は
同一であるが処理方式の変更による既存機能の一致性の
確認については配慮されておらず、システム構成の変更
時および処理方式の変更時にテスト結果を検証すること
は不可能である。
法については配慮がされておらず、テストデータ量が多
い場合には、入力作業に工数がかかる。比較すべきテス
トデータ入力に関しては、入力するデータ量が多い場
合、自動的にシミュレートして入力する機能を備えれば
よいが、これには、比較すべきデータを取得するため、
端末装置での手入力部分を疑似装置へ収集してテストを
行うような入力方法を用いて、より広範囲にテストを行
なわなければならない。
−217936号公報に開示される「オンライン試験方式」が
ある。
あらかじめ試験用のプログラムである交信シナリオデー
タを作成しておき、端末装置である各ワークステーショ
ンから試験シナリオ転送が指示されたならば、ホスト計
算機から交信シナリオデータと試験開始時間とを当該ワ
ークステーションに転送し、試験開始時間になったとき
に各ワークステーションの試験開始手段が交信シナリオ
データに基づいて試験を開始させる。
算機に逐次送信し、その応答としてホスト計算機から送
信されるデータをワークステーション上のファイルとし
て登録する。
ステーションからホスト計算機に転送してホスト計算機
にあらかじめ作成されている予測応答データと照合し、
オンラインプログラムに不正個所がないかを判定する。
「オンライン試験方式」には、端末装置から出力される
問い合わせ情報に対して行う処理を実現するための処理
体系、すなわち、ホスト処理装置と各端末装置との接続
形態が異なる場合に、それら異なる処理体系によって実
現される機能すなわち処理が同じものであるか否かを検
証ための技術手段が開示されていない。
態が異なる場合には、それら異なる処理体系によって実
現される機能すなわち処理が同じものであるか否かを検
証できるないと言う問題があった。
で行っていた処理を、処理内容を変更せずにホスト処理
装置、端末制御装置および端末装置でそれぞれ分散して
処理する、いわゆる、ホスト処理装置の負荷分散やダウ
ンサイジングを行った場合、端末装置も処理の一部を負
担するのが一般的であり、このために端末装置のプログ
ラムも変更されることになる。
イン試験方式」では、試験実行前にホスト処理装置から
端末装置であるワークステーションに転送される試験用
のプログラムすなわち試験シナリオデータは、前述する
ように端末装置自身が行った処理結果のデータである。
ジングを行うことによって、端末装置のプログラムを変
更した場合、試験シナリオデータの変更およびその検証
を行わなければならないと言う問題があった。
イン試験方式」では、各端末装置に対応する試験用のプ
ログラムである交信シナリオデータをホスト計算機上に
それぞれ作成しておく必要があるので、オンラインシス
テムに異機種の端末装置が接続されている場合には、た
とえ試験内容が同じ場合であっても、端末装置の機種に
対応する交信シナリオデータすなわち試験プログラムを
ホスト処理装置上に作成しておかなければならないと言
う問題があった。
である。
形態が異なることに起因する端末装置の出力の相違に係
わらず、同一の処理によって実現される機能が一致して
いるか否かを容易に検証することが可能なオンラインシ
ステムの試験方法を提供することである。
ホスト処理装置の負荷分散やダウンサイジング等に伴
い、ホスト処理装置と端末装置との間の接続形態の変更
を行った際にも、試験用のデータおよび試験手順を変更
前と変更後とで実現される機能が一致しているか否かを
容易に検証することが可能なオンラインシステムの試験
方法を提供することである。
概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
態により接続される第1の端末装置と、前記ホスト処理
装置と前記第1の形態とは異なる第2の形態で接続され
る第2の端末装置とを有し、前記第1および第2の端末
装置から出力される問い合わせに対して所定の処理を行
い、該所定の処理の結果として前記第1および第2の端
末装置に応答情報を返却するごとく構成されるオンライ
ンシステムの試験方法であって、前記ホスト処理装置が
予め作成された試験用のデータをキー入力データに変換
して前記第1および第2の端末装置に転送するステップ
と、前記第1および第2の端末装置が受信したキー入力
データに基づいて、それぞれ問い合わせ情報を出力する
ステップと、前記第1および第2の端末装置が自己の出
力した問い合わせ情報に対する処理結果である応答情報
を受信するステップと、前記第1および第2の端末装置
がそれぞれ前記応答情報を前記ホスト処理装置に転送す
るステップと、前記ホスト処理装置が前記第1の端末装
置から転送された応答情報と前記第2の端末装置から転
送された応答情報とを比較し、該比較結果を所定の装置
に出力するステップとを備える。
験方法において、前記ホスト処理装置は、オンラインシ
ステムを構成する第1の信号経路とは異なる第2の信号
経路で前記キー入力データを前記第1および第2の端末
装置に転送する。
ンシステムの試験方法において、前記ホスト処理装置
は、前記第1および第2の端末装置に対して同一のキー
入力データを与えて、前記応答情報の同一性の検証を行
う。
装置に予め作成されている試験用データを第1および第
2の端末装置に転送する際にキー入力データに変換し、
第1および第2の端末装置がこのキー入力データを各々
に接続される入力装置からの入力として、このキー入力
データに基づく所定の処理を実行し問い合わせ情報を出
力することにより、異なる接続形態である第1および第
2の接続形態に依存することなく、試験用データを変換
したキー入力データに基づいた処理の実行を第1および
第2の端末装置に行わせることができる。
情報は、第1および第2のホスト処理装置が収集した
後、この応答情報に比較して所定の装置に出力すること
により、異なる接続形態である第1および第2の接続形
態に依存することなく、第1および第2の端末装置が得
た処理結果の判定が行える。
法では、第1および第2の接続形態が異なる、すなわ
ち、第1および第2の端末装置の割り当てられる処理の
分担が異なることに起因して端末装置からの出力が異な
っている場合であっても、所定の処理によって実現され
る機能が一致するものであるか否かを容易に検証できる
という作用効果を奏する。
ている場合であっても、処理内容が同一であるならば、
その処理によって実現される機能が一致しているか否か
を容易に検証できるので、たとえば、既存のオンライン
システムのホスト処理装置と端末装置との間に新たに中
間処理装置を追加し、この中間処理装置に処理の一部を
分担させるための処理プログラムを持たせ、ホスト処理
装置、中間処理装置および端末装置の3台で既存の処理
を実行させる場合等のように、ホスト処理装置の負荷分
散やダウンサイジング等のために、所定の処理で実現す
る機能は変更せずにオンラインシステムのハード構成お
よびプログラム構成(ソフト構成)を変更した場合であ
っても、試験用のデータおよび試験手順を変更すること
なく、変更前と変更後とで実現される機能が一致してい
るか否かを容易に検証できるという作用効果を奏する。
で、前述するように、オンラインシステムのハードもし
くはソフトの構成を変更した場合であっても、たとえ
ば、変更前の応答情報をホスト情報処理装置上にファイ
ルとして格納しておき、変更後に行った試験の応答情報
と比較するという容易な方法のみで、オンラインシステ
ムが実現する機能に変更がないかを検証できるという作
用効果を奏する。
する。
テムの構成を示すブロック図である。第1図において、
1は中央処理装置、2は端末制御コンピュータ、3は第
1の端末制御装置、4は第1の端末装置、5は第1の表
示入力装置、6はシミュレータ、7はシミュレータ6で
生成するキー入力データ(問合せ情報のテキストデー
タ)、8は第2の端末制御装置、9は第2の端末装置、
10は第2の表示入力装置である。また、11はシミュレー
タ6から端末装置4に接続された第1のテスト信号回
線、12はシミュレータ6から端末装置9に接続された第
2のテスト信号回線である。
ト処理を行う中央処理装置1および端末制御コンピュー
タ2に、第1の端末制御装置3を介して第1の端末装置
4が接続され、また、ホスト処理を行う中央処理装置1
に直接に第2の端末制御装置8を介して第2の端末装置
9が接続されたシステム構成となっている。端末制御コ
ンピュータ2はホスト処理の一部の処理を行う処理装置
であり、特に介在しなくてもよい装置であるが、このシ
ステム構成では、中央処理装置1の負荷を軽減させて、
第1の端末装置4に対応する応答性能を高めるために設
けられている。したがって、ここでのシステム構成で
は、第1の端末装置4に対するホスト処理は、中央処理
装置1および端末制御コンピュータ2が処理を行い、第
2の端末装置9に対するホスト処理は、中央処理装置1
が直接に処理を行う。
システムにおいて、各々の端末装置に対するホスト処理
は、システム構成の相違や、システム構成の変更によ
り、端末装置が接続される信号パスによって、異なるハ
ードウェア装置によって行なわれる場合がある。このた
め、端末装置を新たにシステムに接続してシステム変更
を行った場合などでは、実際のシステムの稼働状態にお
いてシステム動作のテスト結果の検証が行なわれなけれ
ばならない。この例のオンラインシステムでは、システ
ム動作のテスト結果の検証はシミュレータ6の制御によ
り行なわれる。
は、テスト対象となっている第1の端末装置4および第
2の端末装置9との間をそれぞれ第1のテスト信号回線
11および第2のテスト信号回線12によって接続される。
シミュレータ6は自己のテストデータテーブル(図示せ
ず)上に格納してある各端末装置におけるキー入力操作
のデータに対応するキー入力データ(問合せコード)7
を1データずつ読み込み、それぞれ第1のテスト信号回
線11および第2のテスト信号回線12を介して、同時にテ
スト対象の第1の端末装置4および第2端末装置9に対
して、当該キー入力データ7を送信する。
11を介して受信した第1の端末装置4は、あたかもオペ
レータ操作による手動のキー入力があったかのように、
ホスト処理を行う中央処理装置1および端末制御コンピ
ュータ2に対し、第1の端末制御装置3を介して当該キ
ー入力データ7を送信(問合せ)する。これにより、中
央処理装置1および端末制御コンピュータ2は、第1の
端末装置4から受信したデータに基づき、応答処理を行
い、画面表示情報の応答情報を作成し、逆の経路で第1
の端末制御装置3を介して、第1の端末装置4に応答情
報(画面表示情報)を送信する。第1の端末装置4は応
答情報を受信すると、応答情報をもとに画面表示情報を
作成し、画面表示バッファに画面表示情報を格納して表
示入力装置5の表示画面に表示する。このとき、第1の
端末装置4は、シミュレータ6に対して第1のテスト信
号回線11を介して、応答情報の受信連絡を行う。
に、第1の端末装置4に対してREADコマンドを発行し、
第1の端末装置4の内部に格納されている画面表示情報
(応答情報)を読み取る指示を送信する。これにより、
第1の端末装置4は画面表示情報(応答情報)をそのま
ま第1のテスト信号回線11を介して、シミュレータ6に
送信する。
表示情報(応答情報)をテスト信号回線の単位(テスト
対象の端末装置単位)に応答情報データファイルに出力
して格納し、後に応答情報データファイルのデータを基
準値と比較する。1つのテキスト(問合せコード;キー
入力データ)に関し、上述の処理が終了した後、次のテ
ストデータとなるテキストに関して同様の処理を行い、
テストデータテーブル上に格納してある最後のテストデ
ータのテキストに関する処理が終了するまで繰り返す。
装置に対して送信するキー入力データに対して、正常に
動作しているオンラインシステムのホスト処理(応答処
理)の結果、該当する端末装置が受信することになる応
答情報の画面表示情報である。
よって予め計算しておき、その結果を図示しない基準値
用のデータ格納バッファ等に格納しておく。
タ格納バッファからこの基準値を読み出し、各端末装置
4,9から得られる画面表示情報と比較することにより、
テストができる。
準値とを比較する時にシミュレータ6が基準値を計算し
てもよいことは言うまでもない。
端末装置に与えてその応答情報の画面表示情報を収集す
る処理は、オンラインシステムに接続される他の端末装
置、すなわち、第2の端末装置9についても同様に行
う。この第2の端末装置9に対しては、第2のテスト信
号回線12を用いて同様の処理を行う。第2の端末装置9
に対する処理は、シミュレータ6が前述の第1の端末装
置4に対する処理と同時に、第2のテスト信号回線12を
用いて同様にして行い、テストデータのテキストに対す
る第2の端末装置9の応答情報の画像表示情報を応答情
報データファイルに収集する処理を行い、後に応答情報
データファイルのデータを基準値と比較する。第2の端
末装置9は端末制御装置8を介して直接に中央処理装置
1と接続されており、ホスト処理は中央処理装置1が単
独で行う。したがって、第2の端末装置9に対する応答
情報は中央処理装置1がテキストのキー入力データから
作成し、第2の端末制御装置8を介して、第2の端末装
置9に返送されることになる。これにより、オンライン
システムにおける各端末装置に対するホスト処理装置側
のシステム構成の相違は、各々の端末装置の側からのテ
ストデータの入力および当該端末装置で受信される応答
情報のテスト結果を検証することにより、テスト結果に
反映される。
図である。第2図において、21は端末装置、22は第1の
データ送受信回路、23は第2のデータ受信回路、24は第
1のデータ格納バッファ、25は第2のデータ格納バッフ
ァ、26はマイクロプロセッサ、27は画面表示用バッフ
ァ、28は表示制御回路、29は表示入力装置である。ここ
での端末装置21には、オンラインシステムのホスト処理
装置との間の接続のための本来の信号経路の第1のデー
タ送受信回路22および第1のデータ格納バッファ24に加
えて、テスト処理を行うシミュレータとの間の接続のた
めの信号経路として第2のデータ送受信回路23および第
2のデータ格納バッファ25が設けられている。第1のデ
ータ送受信回路22は、第1のデータ格納バッファ24を介
してマイクロプロセッサ26に接続され、第2のデータ送
受信回路23は、第2のデータ格納バッファ25を介してマ
イクロプロセッサ26に接続される。マイクロプロセッサ
26は端末装置の全体の処理および制御を行い、画像表示
用バッファ27および表示制御回路28を介して表示入力装
置29を制御する。
は、シミュレータに接続されているテスト信号回線に接
続される。シミュレータからのテストデータは、第2の
データ送受信回路23で受信され、第2のデータ格納バッ
ファ25に格納される。テストデータが第2のデータ格納
バッファ25に格納されると、マイクロプロセッサ26は、
データ格納バッファ25に格納されたテストデータを、端
末装置21に対して手入力されたキー入力データの形式に
変換して、画面表示用バッファ27に格納する。画面表示
用バッファ27に格納されたキー入力データは、マイクロ
プロセッサ26の送信制御により第1のデータ格納バッフ
ァ24を介して第1のデータ送受信回路22を通して端末制
御装置に送信される。その結果、得られる端末制御装置
からの応答情報は第1のデータ送受信回路22を通して、
第1のデータ格納バッファ24に格納される。第1のデー
タ格納バッファ24に格納された応答情報のデータは、マ
イクロプロセッサ26により画面表示するデータ形式の画
面表示情報に変換され、画面表示用バッファ27に格納さ
れて、表示制御回路28を介して表示入力装置29の表示画
面に表示される。と同時に第2のデータ格納バッファ25
および第2のデータ送受信回路23のパスを通してシミュ
レータに応答情報の受信を連絡する。その後、受信連絡
を受けて、シミュレータが応答情報を収集するため、シ
ミュレータからREADコマンドが発行されると、これを受
けて、端末装置21のマイクプロセッサ26は画面表示用バ
ッファ27に格納してある画面表示情報を、第2のデータ
格納バッファ25および第2のデータ送受信回路23を介し
てシミュレータに送信する。
端末装置のテスト結果検証処理を示すフローチャートで
ある。
いて、テストデータのテキストの未処理データがあるか
否かを判定する。未処理データがなければ、処理を終了
し、未処理データがあれば、処理をステップ31に進め
て、1つのテストデータを端末装置に送信する。端末装
置側では、ステップ32でテストデータを受信すると、次
のステップ33でテストデータをキー入力データとしてホ
スト側に問合せ連絡を行い。次にステップ34でホスト側
から応答情報を受信すると、次のステップ35で応答情報
をもとに画面表示情報を作成する。次に、ステップ36で
シミュレータ側に画面表示情報の作成完了を送信する。
シミュレータ側ではこれを受けてステップ37において、
端末装置からの応答情報受信による画面表示情報の作成
完了を受信し、次にステップ38で端末装置側に対してRE
ADコマンドを発行する。これにより、端末装置側ではス
テップ39で画面表示情報をシミュレータ側にデータ送信
する。シミュレータの側では、この端末装置側からのデ
ータ送信を受けて、ステップ40で応答情報の画面表示情
報を受信して、応答情報データファイルに出力する。そ
して再びステップ30に戻って、未処理データがあるか否
かを判定し、未処理データがなくなるまでステップ31か
らの処理を繰り返し行う。
比較処理する処理フローを示すブロック図である。
置にテストデータのキー入力データをセットし、ホスト
処理装置からの応答情報を収集して応答情報データファ
イル13に格納した後、応答情報データファイル13内の応
答情報をテスト信号回線単位(端末装置単位)に分類し
て、応答情報コンペアのため#0データファイル14およ
び#1データファイル15に分割する。次に分割した#0
データファイル14および#1データファイル15をコンペ
アプログラム16によって比較し、不一致情報をコンペア
結果リスト17として出力する。
証を行うため、端末装置から中央処理装置までの機器構
成に依存することなく、どの端末装置からでもテストデ
ータのキー入力データ与えて入力し、端末装置側が当該
キー入力データを中央処理装置側に送出して、各端末装
置に応答された情報の結果を検証することができる。
#0データファイル14と#1データファイル15とが不一
致であるという結果が出力された場合には、不一致とな
った個所と前述する基準値の該当する個所とを比較する
ことにより、テスト結果の検証ができる。また、作業者
が分割したデータファイルを参照し、その判定を行うこ
とにより、テスト結果の検証を行ってもよい。
は、コンペア結果リスト17には、3つのコンペア結果が
得られることになるので、異常がある端末装置が1台の
場合には、コンペア結果リスト17から容易に特定できる
ことはいうまでもない。
りテスト結果の検証処理を行う他のオンラインシステム
の構成例を示す図である。第5図において、1は中央処
理装置、6はシミュレータである。シミュレータ6はキ
ー入力データ(問合せ情報のテキストデータ)7を生成
して、テスト信号回線11,12を介して、システム動作の
テストを行う端末装置を送出する。これらは第1図で説
明したものと同様なものがあるが、ここでのオンライン
システムに接続される端末装置52はクラスタ型のもので
あり、端末制御装置51を介して中央処理装置1に接続さ
れている。また、他の形態でオンラインシステム接続さ
れる端末装置54は、スタンドアロン型のものであり、直
接に中央処理装置1に接続されている。なお、端末装置
52および端末装置54には、それぞれ表示入力装置53およ
び表示入力装置55が接続されている。
続されたオンラインシステムにおいて、各々の端末装置
に対するホスト処理が中央処理装置で処理される形態に
関係なく、シミュレータ6によりオンラインシステムに
接続された各端末装置にテストデータのキー入力データ
を与えて、各端末装置からの疑似的なキー入力操作に応
答するホスト処理(中央処理装置の処理)の各応答情報
を検証するテスト結果検証の処理が行える。
システムのシステム動作のテスト結果検証処理では、以
下に記載されているような効果を奏する。
びテスト結果の照合をシミュレータにより行えるので、
テスト作業およびテスト結果の検証作業効率が向上でき
る。
することなく、どの端末装置からでもテストが実施でき
るので、各端末装置に応答される応答情報の一致性を実
環境のもとで検証できる。
の確認のみならず、構成変更および処理方式の変更など
による既存機能の一致性の確認がシステム動作により自
動的に実現できる。
端末装置内で作成される画面表示情報をコンペアするこ
とにより、最終的に画面表示情報が同じであれば、それ
までの処理過程(処理方式,データの内容)が異ってい
ても、その相違を意識することなく、テストを行うこと
ができる。
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことは言うまでもない。
って得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。
端末装置との接続形態が異なることに起因する端末装置
の出力の相違に係わらず、同一の処理によって実現され
る機能が一致しているか否かを容易に検証できる。
負荷分散やダウンサイジング等に伴い、ホスト処理装置
と端末装置との間の接続形態の変更を行った際にも、試
験用のデータおよび試験手順を変更前と変更後とで実現
される機能が一致しているか否かを容易に検証できる。
ムの構成を示すブロック図、 第2図は、端末装置の内部構成を示す要部のブロック
図、 第3図は、シミュレータによるオンラインシスシムの端
末装置のテスト結果検証処理を示すフローチャート、 第4図は、シミュレータが収集した応答情報データを比
較処理する処理フローを示すブロック図、 第5図は、中央処理装置内に設けたシミュレータにより
テスト結果の検証処理を行う他のオンラインシステムの
構成例を示す図である。 図中、1……中央処理装置、2……端末制御コンピュー
タ、3……第1の端末制御装置、4……第1の端末装
置、5……第1の表示入力装置、6……シミュレータ、
7……キー入力データ(問合せ情報のテキストデー
タ)、8……第2の端末制御装置、9……第2の端末装
置、10……第2の表示入力装置、11……第1のテスト信
号回線、12……第2のテスト信号回線、21……端末装
置、22……第1のデータ送受信回路、23……第2のデー
タ送受信回路、24……第1のデータ格納バッファ、25…
…第2のデータ格納バッファ、26……マイクロプロセッ
サ、27……画面表示用バッファ、28……表示制御回路、
29……表示入力装置、51……端末制御装置、52……端末
装置(クラスタ型)、53……表示入力装置、54……端末
装置(スタンドアロン型)、55……表示入力装置。
Claims (3)
- 【請求項1】ホスト処理装置と、該ホスト処理装置と第
1の形態により接続される第1の端末装置と、前記ホス
ト処理装置と前記第1の形態とは異なる第2の形態で接
続される第2の端末装置とを有し、前記第1および第2
の端末装置から出力される問い合わせに対して所定の処
理を行い、該所定の処理の結果として前記第1および第
2の端末装置に応答情報を返却するごとく構成されるオ
ンラインシステムの試験方法であって、 前記ホスト処理装置が予め作成された試験用のデータを
キー入力データに変換して前記第1および第2の端末装
置に転送するステップと、前記第1および第2の端末装
置が受信したキー入力データに基づいて、それぞれ問い
合わせ情報を出力するステップと、前記第1および第2
の端末装置が自己の出力した問い合わせ情報に対する処
理結果である応答情報を受信するステップと、前記第1
および第2の端末装置がそれぞれ前記応答情報を前記ホ
スト処理装置に転送するステップと、前記ホスト処理装
置が前記第1の端末装置から転送された応答情報と前記
第2の端末装置から転送された応答情報とを比較し、該
比較結果を所定の装置に出力するステップとを備えるこ
とを特徴とするオンラインシステムの試験方法。 - 【請求項2】前記ホスト処理装置は、オンラインシステ
ムを構成する第1の信号経路とは異なる第2の信号経路
で前記キー入力データを前記第1および第2の端末装置
に転送することを特徴とする請求項1に記載のオンライ
ンシステムの試験方法。 - 【請求項3】前記ホスト処理装置は、前記第1および第
2の端末装置に対して同一のキー入力データを与えて、
前記応答情報の同一性の検証を行うことを特徴とする請
求項1もしくは請求項2に記載のオンラインシステムの
試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2278311A JP2625571B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | オンラインシステムの試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2278311A JP2625571B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | オンラインシステムの試験方法 |
Publications (2)
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---|---|
JPH04152450A JPH04152450A (ja) | 1992-05-26 |
JP2625571B2 true JP2625571B2 (ja) | 1997-07-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2278311A Expired - Lifetime JP2625571B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | オンラインシステムの試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625571B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5920343U (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-07 | 横河電機株式会社 | 図形処理装置のタ−ミナル |
JPH02217936A (ja) * | 1989-02-20 | 1990-08-30 | Nec Corp | オンライン試験方式 |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP2278311A patent/JP2625571B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH04152450A (ja) | 1992-05-26 |
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