JP2624938B2 - 銅触媒 - Google Patents
銅触媒Info
- Publication number
- JP2624938B2 JP2624938B2 JP5320101A JP32010193A JP2624938B2 JP 2624938 B2 JP2624938 B2 JP 2624938B2 JP 5320101 A JP5320101 A JP 5320101A JP 32010193 A JP32010193 A JP 32010193A JP 2624938 B2 JP2624938 B2 JP 2624938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- surface area
- oxide
- catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J37/00—Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
- B01J37/02—Impregnation, coating or precipitation
- B01J37/03—Precipitation; Co-precipitation
- B01J37/031—Precipitation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J23/00—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
- B01J23/70—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
- B01J23/76—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with metals, oxides or hydroxides provided for in groups B01J23/02 - B01J23/36
- B01J23/80—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper combined with metals, oxides or hydroxides provided for in groups B01J23/02 - B01J23/36 with zinc, cadmium or mercury
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J35/00—Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties
- B01J35/60—Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties characterised by their surface properties or porosity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J35/00—Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties
- B01J35/60—Catalysts, in general, characterised by their form or physical properties characterised by their surface properties or porosity
- B01J35/66—Pore distribution
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
- C07C29/132—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group
- C07C29/136—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH
- C07C29/14—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of a —CHO group
- C07C29/141—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of a —CHO group with hydrogen or hydrogen-containing gases
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化銅のほかに酸化亜
鉛と酸化アルミニウムを更に含有する新規な触媒及びそ
れの製造方法に関する。本触媒は、高い活性と高い選択
性を有するために、有機化合物を水素添加する場合、特
に不飽和又は飽和のアルデヒド、ケトン、カルボン酸又
はカルボン酸エステルを水素添加して飽和アルコールと
する場合に有用である。
鉛と酸化アルミニウムを更に含有する新規な触媒及びそ
れの製造方法に関する。本触媒は、高い活性と高い選択
性を有するために、有機化合物を水素添加する場合、特
に不飽和又は飽和のアルデヒド、ケトン、カルボン酸又
はカルボン酸エステルを水素添加して飽和アルコールと
する場合に有用である。
【0002】
【従来の技術】銅を含有する触媒は化学工業において広
範囲に使用されてきた。その触媒は、使用される所定の
分野に応じて、それが含有している成分および、その成
分が同じである場合には、定量的な組成において主に異
なっている。
範囲に使用されてきた。その触媒は、使用される所定の
分野に応じて、それが含有している成分および、その成
分が同じである場合には、定量的な組成において主に異
なっている。
【0003】とりわけ、酸化銅/酸化亜鉛/酸化アルミ
ニウム−触媒は低圧で一酸化炭素と水素からメタノール
を合成する近代的な方法の基礎となっている。例えば、
ドイツ特許出願公開第2056612号明細書には(C
uxZny)Al2(OH)16CO3・4H2O(式
中、x及びyは0.5乃至5.5の値を採ることがで
き、そしてxとyとの合計は6である)で表される混晶
系の化合物であるメタノール製造用の触媒が記載されて
いる。この所望の混晶は、硝酸銅、硝酸亜鉛及び硝酸ア
ルミニウムを含有する水溶液を、4.5乃至5.5のp
H−値において塩基性の反応性成分、例えば炭酸ナトリ
ウム水溶液と反応させることによって得られる。
ニウム−触媒は低圧で一酸化炭素と水素からメタノール
を合成する近代的な方法の基礎となっている。例えば、
ドイツ特許出願公開第2056612号明細書には(C
uxZny)Al2(OH)16CO3・4H2O(式
中、x及びyは0.5乃至5.5の値を採ることがで
き、そしてxとyとの合計は6である)で表される混晶
系の化合物であるメタノール製造用の触媒が記載されて
いる。この所望の混晶は、硝酸銅、硝酸亜鉛及び硝酸ア
ルミニウムを含有する水溶液を、4.5乃至5.5のp
H−値において塩基性の反応性成分、例えば炭酸ナトリ
ウム水溶液と反応させることによって得られる。
【0004】欧州特許出願公開第012568号明細書
に記載されている発明も同様に、メタノール合成用の酸
化銅/酸化亜鉛/酸化アルミニウム−触媒に関する。こ
の触媒は2.8乃至3.8のCu/Zn−原子比及び8
乃至12重量%のAl2O3−含有率を有することを特
徴としている。この触媒を製造するためには、酸化アル
ミニウム成分、殊にコロイド状に分散した酸化アルミニ
ウム又は水酸化アルミニウムの存在下に、アルカリ反応
性物質、例えばアルカリ金属炭酸塩又は炭酸アンモニウ
ムを用いて銅と亜鉛を、その水溶液から共沈澱させる。
還元されていな い触媒中では、細孔の20乃至40%が
1.0乃至3.75nmの半径を有し、そして細孔の6
0乃至80%が3.75nmよりも大きい半径を有す
る。
に記載されている発明も同様に、メタノール合成用の酸
化銅/酸化亜鉛/酸化アルミニウム−触媒に関する。こ
の触媒は2.8乃至3.8のCu/Zn−原子比及び8
乃至12重量%のAl2O3−含有率を有することを特
徴としている。この触媒を製造するためには、酸化アル
ミニウム成分、殊にコロイド状に分散した酸化アルミニ
ウム又は水酸化アルミニウムの存在下に、アルカリ反応
性物質、例えばアルカリ金属炭酸塩又は炭酸アンモニウ
ムを用いて銅と亜鉛を、その水溶液から共沈澱させる。
還元されていな い触媒中では、細孔の20乃至40%が
1.0乃至3.75nmの半径を有し、そして細孔の6
0乃至80%が3.75nmよりも大きい半径を有す
る。
【0005】上記の物質組成を有する触媒の別な使用分
野は有機化合物の水素添加の分野である。この種の反応
に対しては、CuO/ZnO/Al2O3−触媒の使用
が、最近生態学的な理由から避けられており、そして文
献に記載されていて工業的に導入されている多様なニッ
ケル触媒と競合している銅/クロム酸化物−触媒(アド
キンス触媒として知られている)に取って替わってい
る。
野は有機化合物の水素添加の分野である。この種の反応
に対しては、CuO/ZnO/Al2O3−触媒の使用
が、最近生態学的な理由から避けられており、そして文
献に記載されていて工業的に導入されている多様なニッ
ケル触媒と競合している銅/クロム酸化物−触媒(アド
キンス触媒として知られている)に取って替わってい
る。
【0006】細孔容積の少なくとも約80%までが約8
0オングストローム(8nm)よりも大きい直径を有す
る細孔で構成されている、酸化銅、酸化亜鉛及び酸化ア
ルミニウムを基体としている水素添加触媒は、欧州特許
第0424061号の発明の主題となっている。好まし
い実施態様によれば、触媒粉末は少なくとも70m2/
gの表面積を有し、平均粒径は約8乃至約28μmであ
り、そして銅対亜鉛の原子比は約0.2乃至約5.5で
ある。この触媒を製造するためには、一方では銅塩と亜
鉛塩を含有し、他方では塩基性アルミニウム塩(例えば
アルミン酸ナトリウム)と塩基性沈澱剤(例えば炭酸ナ
トリウム)を含有する2種の水溶液を調製する。得られ
る混合物のpH−値が少なくとも約7となる様な比率
で、この2種の溶液を互いに同時に混合する。沈殿した
固体を引き続き濾別し、そして焼成する。この触媒はア
ルデヒド、ケトン、カルボン酸及びカルボン酸エステル
の水素添加に使用される。
0オングストローム(8nm)よりも大きい直径を有す
る細孔で構成されている、酸化銅、酸化亜鉛及び酸化ア
ルミニウムを基体としている水素添加触媒は、欧州特許
第0424061号の発明の主題となっている。好まし
い実施態様によれば、触媒粉末は少なくとも70m2/
gの表面積を有し、平均粒径は約8乃至約28μmであ
り、そして銅対亜鉛の原子比は約0.2乃至約5.5で
ある。この触媒を製造するためには、一方では銅塩と亜
鉛塩を含有し、他方では塩基性アルミニウム塩(例えば
アルミン酸ナトリウム)と塩基性沈澱剤(例えば炭酸ナ
トリウム)を含有する2種の水溶液を調製する。得られ
る混合物のpH−値が少なくとも約7となる様な比率
で、この2種の溶液を互いに同時に混合する。沈殿した
固体を引き続き濾別し、そして焼成する。この触媒はア
ルデヒド、ケトン、カルボン酸及びカルボン酸エステル
の水素添加に使用される。
【0007】酸化銅、酸化亜鉛及び酸化アルミニウムを
含有する公知の触媒は、とりわけ特定の反応、例えばメ
タノール合成又は有機化合物の水素添加を目的として、
しばしば開発されてきた。それにも拘かわらず、この触
媒は他の化学反応にも使用できるが、その場合には必ず
しも最上の結果を導くとは限らない。同じ反応を遂行す
る別々の方法でさえ、他と著しく異なった触媒を用意し
なければならない場合がある。例えば、固定された触媒
上で、あるいは基体中に懸濁されている触媒上でガス状
又は液状にある同一の反応成分を反応させるには、特別
に適合させられた触媒が要求されることが、経験によっ
て示されてきた。これについては、大きな規模で実施さ
れるプロセスでは、転化率の向上又は1%の10分の2
か3程度の選択率の改善でも重要な経済的利益をもたら
すことができることを忘れてはならない。
含有する公知の触媒は、とりわけ特定の反応、例えばメ
タノール合成又は有機化合物の水素添加を目的として、
しばしば開発されてきた。それにも拘かわらず、この触
媒は他の化学反応にも使用できるが、その場合には必ず
しも最上の結果を導くとは限らない。同じ反応を遂行す
る別々の方法でさえ、他と著しく異なった触媒を用意し
なければならない場合がある。例えば、固定された触媒
上で、あるいは基体中に懸濁されている触媒上でガス状
又は液状にある同一の反応成分を反応させるには、特別
に適合させられた触媒が要求されることが、経験によっ
て示されてきた。これについては、大きな規模で実施さ
れるプロセスでは、転化率の向上又は1%の10分の2
か3程度の選択率の改善でも重要な経済的利益をもたら
すことができることを忘れてはならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、この種の触
媒については、特定の方法又はそれを幾分変えた方法に
おいてできるだけ広い範囲にわたる反応条件の下で使用
できるか、又はできるだけ高い触媒性能を発揮すること
ができる触媒の出現が要望されており、本発明はこのよ
うな触媒を提供することを目的としている。
媒については、特定の方法又はそれを幾分変えた方法に
おいてできるだけ広い範囲にわたる反応条件の下で使用
できるか、又はできるだけ高い触媒性能を発揮すること
ができる触媒の出現が要望されており、本発明はこのよ
うな触媒を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、酸化銅10
0重量部当たり40乃至130重量部の酸化亜鉛、2乃
至50重量部の酸化アルミニウム及び1乃至4重量部の
酸化ナトリウムを含有し、そして50乃至100m2/
gの全表面積(BET法により測定)を有し、その全表
面積のうちの75乃至95%が9乃至1,000nmの
半径を有する細孔から形成され、そしてこの全表面積の
残部が9nmよりも小さい半径を有する細孔から形成さ
れている、有機化合物を水素添加するための触媒、によ
って解決される。
0重量部当たり40乃至130重量部の酸化亜鉛、2乃
至50重量部の酸化アルミニウム及び1乃至4重量部の
酸化ナトリウムを含有し、そして50乃至100m2/
gの全表面積(BET法により測定)を有し、その全表
面積のうちの75乃至95%が9乃至1,000nmの
半径を有する細孔から形成され、そしてこの全表面積の
残部が9nmよりも小さい半径を有する細孔から形成さ
れている、有機化合物を水素添加するための触媒、によ
って解決される。
【0010】本発明の触媒は、定性的にこれと同一か又
はこれに類似している組成を有する触媒と比べて、明ら
かに高い活性及び選択性を有する。本触媒は水素添加触
媒として特に有用であって、例えば、飽和又は不飽和の
アルデヒド、カルボン酸又はカルボン酸エステルを水素
添加して飽和アルコールとする上で極めて首尾よく使用
されることが証明された。
はこれに類似している組成を有する触媒と比べて、明ら
かに高い活性及び選択性を有する。本触媒は水素添加触
媒として特に有用であって、例えば、飽和又は不飽和の
アルデヒド、カルボン酸又はカルボン酸エステルを水素
添加して飽和アルコールとする上で極めて首尾よく使用
されることが証明された。
【0011】好ましくは、本触媒は、酸化銅100重量
部当たり40乃至100、特に45乃至80重量部の酸
化亜鉛、4乃至30、特に4乃至20重量部の酸化アル
ミニウム及び1.5乃至3重量部の酸化ナトリウムを含
有する。本触媒は、場合によ り、マンガン、モリブデ
ン、バナジウム、ジルコニウム及び/又はアルカリ土類
金属のような、更に別の金属を含有する。これらの金属
の含有量は、100重量部のCnO当たりの酸化物、す
なわちMnO、MoO3、V2O5、ZrO2及びMe
O(ここでMeはアルカリ土類金属を意味する)として
計算して、0.5乃至8、好ましくは1乃至6、特に2
乃至4重量部である。金属酸化物について与えられた上
記の量は、触媒の分析に関する説明においてしか与えら
れていないものである。しかしながら、それらの金属酸
化物は、例えば、実際にNa2Oとして存在するナトリ
ウムおよび実際に化合物Al2O3の形で存在するアル
ミニウムの意味で構成物質を示しているものではない。
部当たり40乃至100、特に45乃至80重量部の酸
化亜鉛、4乃至30、特に4乃至20重量部の酸化アル
ミニウム及び1.5乃至3重量部の酸化ナトリウムを含
有する。本触媒は、場合によ り、マンガン、モリブデ
ン、バナジウム、ジルコニウム及び/又はアルカリ土類
金属のような、更に別の金属を含有する。これらの金属
の含有量は、100重量部のCnO当たりの酸化物、す
なわちMnO、MoO3、V2O5、ZrO2及びMe
O(ここでMeはアルカリ土類金属を意味する)として
計算して、0.5乃至8、好ましくは1乃至6、特に2
乃至4重量部である。金属酸化物について与えられた上
記の量は、触媒の分析に関する説明においてしか与えら
れていないものである。しかしながら、それらの金属酸
化物は、例えば、実際にNa2Oとして存在するナトリ
ウムおよび実際に化合物Al2O3の形で存在するアル
ミニウムの意味で構成物質を示しているものではない。
【0012】構成物質のほかに、この新規な触媒は全表
面積も特徴としている。全表面積はBET−法における
窒素の吸着量によって測定される。焼成された状態にあ
る、すなわち350乃至480℃、好ましくは400乃
至460℃で3乃至10時間加熱した後の本発明触媒は
50乃至100m 2 /g、特に60乃至80m2/gの
表面積を有する。
面積も特徴としている。全表面積はBET−法における
窒素の吸着量によって測定される。焼成された状態にあ
る、すなわち350乃至480℃、好ましくは400乃
至460℃で3乃至10時間加熱した後の本発明触媒は
50乃至100m 2 /g、特に60乃至80m2/gの
表面積を有する。
【0013】この新規な触媒は更に特定の細孔構造も特
徴としている。9乃至1,000nmの半径を有する細
孔は全表面積のうちの75乃至95%を形成する割合を
占めており、全表面積のうちのその残部は9nmよりも
小さい半径を有する細孔で形成されている。好ましくは
9乃至1,000nmの半径を有する細孔の割合は全表
面積の80乃至90%であり、そして9nmよりも小さ
い半径を有する細孔の割合は全表面積の10乃至20%
である。全表面積の55乃至85%が15乃至1,00
0nmの半径を有する細孔で形成され、全表面積の5乃
至25%が9乃至15nm未満の半径を有する細孔で形
成され、そして全表面積の10乃至20%が9nmより
も小さい半径を有する細孔で形成されている触媒が特に
有用である。上記の細孔寸法はまた、焼成された触媒に
も関係している。
徴としている。9乃至1,000nmの半径を有する細
孔は全表面積のうちの75乃至95%を形成する割合を
占めており、全表面積のうちのその残部は9nmよりも
小さい半径を有する細孔で形成されている。好ましくは
9乃至1,000nmの半径を有する細孔の割合は全表
面積の80乃至90%であり、そして9nmよりも小さ
い半径を有する細孔の割合は全表面積の10乃至20%
である。全表面積の55乃至85%が15乃至1,00
0nmの半径を有する細孔で形成され、全表面積の5乃
至25%が9乃至15nm未満の半径を有する細孔で形
成され、そして全表面積の10乃至20%が9nmより
も小さい半径を有する細孔で形成されている触媒が特に
有用である。上記の細孔寸法はまた、焼成された触媒に
も関係している。
【0014】細孔半径の分布は、相互の適用範囲が補足
される2つの方法によって測定される。約30nmの大
きさまでの小さな半径の分布は、C.Pierce,
J.Phys.Chem.57(1953),第149
頁以下に示されるケルビン−式を用いてN2−脱着等温
の評価により求められる。約4nm乃至約0.1mmの
細孔半径はH.L.Ritter及びL.C.Drak
e著、Ind.Eng.Chem.analyt.第1
7版(1945),782に記載されているような水銀
浸透法によって測定される。
される2つの方法によって測定される。約30nmの大
きさまでの小さな半径の分布は、C.Pierce,
J.Phys.Chem.57(1953),第149
頁以下に示されるケルビン−式を用いてN2−脱着等温
の評価により求められる。約4nm乃至約0.1mmの
細孔半径はH.L.Ritter及びL.C.Drak
e著、Ind.Eng.Chem.analyt.第1
7版(1945),782に記載されているような水銀
浸透法によって測定される。
【0015】上記の寸法及び寸法分布を有する細孔は、
触媒前駆物質、すなわち50乃至95℃において乾燥さ
れるが、未だ焼成されていない生成物において高いCO
2−含有率(炭酸塩の形で)を生じさせることによって
形成させることができる。この前駆物質は酸化銅100
重量部当たり32乃至45、好ましくは36乃至40重
量部のCO2を含有するのが有利であることが判明し
た。
触媒前駆物質、すなわち50乃至95℃において乾燥さ
れるが、未だ焼成されていない生成物において高いCO
2−含有率(炭酸塩の形で)を生じさせることによって
形成させることができる。この前駆物質は酸化銅100
重量部当たり32乃至45、好ましくは36乃至40重
量部のCO2を含有するのが有利であることが判明し
た。
【0016】この新規な触媒は、基本的には通常の方法
により、例えば、触媒前駆物質で有利であると認識され
る高いCO2−含有率を保証する条件下で水溶液から成
分を沈澱させることによって製造することができる。特
に好適な方法は、アルミニウム塩溶液をアルカリ金属炭
酸塩又はアルカリ金属炭酸水素塩の溶液と反応させ、そ
れと同時にではあるがしかし別々に、銅塩及び亜鉛塩を
含有する溶液と、アルカリ金属炭酸塩又はアルカリ金属
炭酸水素塩の溶液とを攪拌しながら80乃至100℃に
おいて加えることによって水酸化アルミニウムの懸濁液
を形成させ、固体を濾別し、洗浄し、50乃至95℃で
乾燥させ、ついで350乃至480℃において焼成する
ことからなる。アルミニウム塩、銅塩及び亜鉛塩として
は、無機酸又は有機酸からも誘導される、水に易溶性の
化合物、例えばハロゲン化物、硫酸塩又は酢酸塩が使用
される。溶解度が大きいこと、化学的に不活性であこと
及び陰イオンが比較的容易に除去できること、並びに概
して入手が容易であるところから、硝酸塩が好ましい。
沈澱剤としてはアルカリ金属炭酸塩及び/又はアルカリ
金属炭酸水素塩、特にナトリウム塩が使用される。溶液
中における塩の濃度は広範囲に及ぶことができる。アル
ミニウム塩溶液は、アルミニウムの溶液1リットル当た
り20乃至100g、好ましくは30乃至90g、特に
40乃至80gのAl2O3に相当する量でアルミニウ
ム塩を含有する。
により、例えば、触媒前駆物質で有利であると認識され
る高いCO2−含有率を保証する条件下で水溶液から成
分を沈澱させることによって製造することができる。特
に好適な方法は、アルミニウム塩溶液をアルカリ金属炭
酸塩又はアルカリ金属炭酸水素塩の溶液と反応させ、そ
れと同時にではあるがしかし別々に、銅塩及び亜鉛塩を
含有する溶液と、アルカリ金属炭酸塩又はアルカリ金属
炭酸水素塩の溶液とを攪拌しながら80乃至100℃に
おいて加えることによって水酸化アルミニウムの懸濁液
を形成させ、固体を濾別し、洗浄し、50乃至95℃で
乾燥させ、ついで350乃至480℃において焼成する
ことからなる。アルミニウム塩、銅塩及び亜鉛塩として
は、無機酸又は有機酸からも誘導される、水に易溶性の
化合物、例えばハロゲン化物、硫酸塩又は酢酸塩が使用
される。溶解度が大きいこと、化学的に不活性であこと
及び陰イオンが比較的容易に除去できること、並びに概
して入手が容易であるところから、硝酸塩が好ましい。
沈澱剤としてはアルカリ金属炭酸塩及び/又はアルカリ
金属炭酸水素塩、特にナトリウム塩が使用される。溶液
中における塩の濃度は広範囲に及ぶことができる。アル
ミニウム塩溶液は、アルミニウムの溶液1リットル当た
り20乃至100g、好ましくは30乃至90g、特に
40乃至80gのAl2O3に相当する量でアルミニウ
ム塩を含有する。
【0017】その統合溶液中の銅及び亜鉛の濃度は溶液
1リットル当たり10乃至100gのCu及び5乃至8
0gのZnである。沈澱剤として好ましい炭酸ナトリウ
ムは有利には1リットル当たり50乃至150gのNa
2CO3を含有する溶液の形で使用されるが、これより
も低い炭酸ナトリウム濃度も除外されない。
1リットル当たり10乃至100gのCu及び5乃至8
0gのZnである。沈澱剤として好ましい炭酸ナトリウ
ムは有利には1リットル当たり50乃至150gのNa
2CO3を含有する溶液の形で使用されるが、これより
も低い炭酸ナトリウム濃度も除外されない。
【0018】水酸化アルミニウムを沈澱させるため、2
0乃至100℃、好ましくは30乃至80℃の温度を有
するアルカリ金属炭酸塩及び/又はアルカリ金属炭酸水
素塩の溶液中に、20乃至90℃の温度にあるアルミニ
ウム塩溶液を激しく攪拌しながら2乃至10分で流入さ
せる。アルミニウム塩対沈澱剤の量比は、反応が完了し
た後に懸濁液のpH−値が6.5乃至8.5となるよう
に選択される。引き続いて懸濁液の温度を80乃至10
0℃、好ましくは90乃至98℃に調整し、そして激し
く攪拌しながら10乃至30分間にわたり、80乃至1
00℃、好ましくは90乃至98℃にそれぞれ加熱され
ているアルカリ金属炭酸塩及び/又はアルカリ金属炭酸
水素塩の溶液と、銅塩溶液/亜鉛塩溶液とを同時に、し
かし別々に添加する。両方の溶液の流入量は、沈降懸濁
液のpH−値が7.5乃至8.0の範囲内で一定に保た
れるように相互に調整される。両方の溶液の添加が完了
したらすぐ、懸濁液を濾過する。濾過残留物を洗浄し、
50乃至95℃で乾燥し、引き続いて350乃至480
℃、好ましくは400乃至460℃において焼成する。
例えば押出し又はタブレット成形によるような材料の成
形は、乾燥前又は焼成後に行うことができる。触媒は1
30乃至200℃、好ましくは150乃至180℃にお
ける還元により活性化される。還元は別の反応器中で実
施されるか、あるいは水素添加反応器中で直接実施され
る。
0乃至100℃、好ましくは30乃至80℃の温度を有
するアルカリ金属炭酸塩及び/又はアルカリ金属炭酸水
素塩の溶液中に、20乃至90℃の温度にあるアルミニ
ウム塩溶液を激しく攪拌しながら2乃至10分で流入さ
せる。アルミニウム塩対沈澱剤の量比は、反応が完了し
た後に懸濁液のpH−値が6.5乃至8.5となるよう
に選択される。引き続いて懸濁液の温度を80乃至10
0℃、好ましくは90乃至98℃に調整し、そして激し
く攪拌しながら10乃至30分間にわたり、80乃至1
00℃、好ましくは90乃至98℃にそれぞれ加熱され
ているアルカリ金属炭酸塩及び/又はアルカリ金属炭酸
水素塩の溶液と、銅塩溶液/亜鉛塩溶液とを同時に、し
かし別々に添加する。両方の溶液の流入量は、沈降懸濁
液のpH−値が7.5乃至8.0の範囲内で一定に保た
れるように相互に調整される。両方の溶液の添加が完了
したらすぐ、懸濁液を濾過する。濾過残留物を洗浄し、
50乃至95℃で乾燥し、引き続いて350乃至480
℃、好ましくは400乃至460℃において焼成する。
例えば押出し又はタブレット成形によるような材料の成
形は、乾燥前又は焼成後に行うことができる。触媒は1
30乃至200℃、好ましくは150乃至180℃にお
ける還元により活性化される。還元は別の反応器中で実
施されるか、あるいは水素添加反応器中で直接実施され
る。
【0019】この新規な触媒は有機化合物を水素添加す
るために、好ましくは不飽和又は飽和のアルデヒド、ケ
トン、カルボン酸又はカルボン酸エステルを水素添加す
るために有効に使用される。本触媒は不飽和及び飽和の
アルデヒドを気相で水素添加する場合特に有用であるこ
とが証明された。
るために、好ましくは不飽和又は飽和のアルデヒド、ケ
トン、カルボン酸又はカルボン酸エステルを水素添加す
るために有効に使用される。本触媒は不飽和及び飽和の
アルデヒドを気相で水素添加する場合特に有用であるこ
とが証明された。
【0020】
【実施例】以下の実施例によって本発明を説明するが、
これらの実施例は決して本発明を限定するものではな
い。 例 1: 触媒の製造 5.5リットルの水に580gの炭酸ナトリウムを溶か
して70℃に加熱した溶液中に、3リットルの水に92
5gのAl(NO3)3・9H2Oを溶かして室温に保
たれている溶液を、激しく攪拌しながら3分間で流入さ
せる。これに続いて攪拌しながら、得られた懸濁液の温
度を約10分間で95℃に上昇させ、そして10リット
ルの水に2249.2gのCu(NO3)2・3H2O
と1775.4gのZn(NO3)2・6H2Oを溶か
して95℃に加熱されている溶液と、18リットルの水
に2340gのNa2CO3 を溶かして同様に95℃に
加熱されている溶液とを、15分間にわたって同時に、
しかし別々に加える。この反応中に、沈降懸濁液を7.
5乃至8.0のpH−値に維持する。引き続いて、この
懸濁液を更に2分間攪拌してから、濾過する。80リッ
トルの水で濾過残留物を80分間連続的に洗浄し、そし
て押出し又は噴霧乾燥により成形した後、水分含有量が
5%未満となるまで、100℃以下で乾燥させる。
これらの実施例は決して本発明を限定するものではな
い。 例 1: 触媒の製造 5.5リットルの水に580gの炭酸ナトリウムを溶か
して70℃に加熱した溶液中に、3リットルの水に92
5gのAl(NO3)3・9H2Oを溶かして室温に保
たれている溶液を、激しく攪拌しながら3分間で流入さ
せる。これに続いて攪拌しながら、得られた懸濁液の温
度を約10分間で95℃に上昇させ、そして10リット
ルの水に2249.2gのCu(NO3)2・3H2O
と1775.4gのZn(NO3)2・6H2Oを溶か
して95℃に加熱されている溶液と、18リットルの水
に2340gのNa2CO3 を溶かして同様に95℃に
加熱されている溶液とを、15分間にわたって同時に、
しかし別々に加える。この反応中に、沈降懸濁液を7.
5乃至8.0のpH−値に維持する。引き続いて、この
懸濁液を更に2分間攪拌してから、濾過する。80リッ
トルの水で濾過残留物を80分間連続的に洗浄し、そし
て押出し又は噴霧乾燥により成形した後、水分含有量が
5%未満となるまで、100℃以下で乾燥させる。
【0021】乾燥していて未だ焼成されていない触媒前
駆物質は、38.8重量%のCuO(31重量%のC
u)と、100重量部のCuOに付き65重量部のZn
O、17重量部のAl2O3、2.0重量部のNa2O
及び38.6重量部のCO2を含有する。
駆物質は、38.8重量%のCuO(31重量%のC
u)と、100重量部のCuOに付き65重量部のZn
O、17重量部のAl2O3、2.0重量部のNa2O
及び38.6重量部のCO2を含有する。
【0022】次の工程において、この前駆物質を窒素又
は空気の流れ(200リットル/時の流速)の中で43
0℃に加熱し、そしてこの温度を更に3時間保持する。
その結果焼成された生成物は、51重量%のCuOと、
100重量部のCuOに付き65重量部のZnO、17
重量部のAl2O3、2.0重量部のNa2O及び1.
5重量部のCO2を含有する。これは68m2/gの全
表面積(BET法により測定)を有し、この表面積の8
4%は、9nmよりも大きい半径を有する細孔から形成
されており、そして16%は9nmよりも小さい半径を
有する細孔から形成されている。
は空気の流れ(200リットル/時の流速)の中で43
0℃に加熱し、そしてこの温度を更に3時間保持する。
その結果焼成された生成物は、51重量%のCuOと、
100重量部のCuOに付き65重量部のZnO、17
重量部のAl2O3、2.0重量部のNa2O及び1.
5重量部のCO2を含有する。これは68m2/gの全
表面積(BET法により測定)を有し、この表面積の8
4%は、9nmよりも大きい半径を有する細孔から形成
されており、そして16%は9nmよりも小さい半径を
有する細孔から形成されている。
【0023】この焼成された生成物は、押出成形又はタ
ブレット成形された形で固定床触媒として使用すること
ができる。 例 2: n−ブチルアルデヒドの水素添加 例1で製造されて、タブレットに成形されている250
mlの触媒を、もはや水が生じなくなるまで、攪拌式反
応器中で、3容量%のH2を含有する400リットル/
時のH2−/N2−混合物を用いて、160℃において
還元する。ついで、145℃及び0.3MPaのゲージ
圧において毎時250mlの蒸気状n−ブチルアルデヒ
ドと710リットルの水素からなる混合物を触媒上に通
す。過剰の水素を再び流通させる。
ブレット成形された形で固定床触媒として使用すること
ができる。 例 2: n−ブチルアルデヒドの水素添加 例1で製造されて、タブレットに成形されている250
mlの触媒を、もはや水が生じなくなるまで、攪拌式反
応器中で、3容量%のH2を含有する400リットル/
時のH2−/N2−混合物を用いて、160℃において
還元する。ついで、145℃及び0.3MPaのゲージ
圧において毎時250mlの蒸気状n−ブチルアルデヒ
ドと710リットルの水素からなる混合物を触媒上に通
す。過剰の水素を再び流通させる。
【0024】水素添加生成物は、ガスクロマトグラフィ
ー分析によって測定された下記の組成を有する。 n−ブタノール 99.8 重量% n−ブチルアルデヒド < 0.05 重量% 酪酸−ブチルエステル < 0.05 重量% 2−エチルヘキサノール < 0.05 重量% ジ−n−ブチルエーテル ≦10.0 重量% 本発明の触媒を使用する場合に、従来技術に比べて副生
成物が極めて僅かしか生じないということは、注目に値
する。 例 3: 2−エチルヘキセナールの水素添加 例1で製造され、そしてタブレット成形された3リット
ルの触媒を例2のようにして還元する。ついで145℃
及び50kPaのゲージ圧において、1500ml/時
の2−エチルヘキセナール(液状)と、4.4Nm3/
時(標準状態における体積)の水素との蒸気状混合物を
触媒上に通す。出発材料及び反応生成物は、ガスクロマ
トグラフィー分析によって測定された下記の組成を有す
る。 出 発 材 料 反 応 生 成 物 (重量%) (重量%) C7−/C8−炭化水素 ≦ 0.1 ≦ 0.1 n−/i−ブタナール 3〜4 − n−/i−ブタノール 0.5〜1.5 3.5〜4.5 2−エチルヘキセナール 90〜91.5 ≦ 0.1 2−エチルヘキサナール 約 1 0.2〜0.3 2−エチルヘキサノール 3.5〜4.5 95〜97 高沸点成分(例えば、アセ 2〜3 0.5〜0.8 タール、ジオール) 例 4(比較例): n−ブチルアルデヒドの水素添加 この例においては従来技術の触媒を使用する。この触媒
は、47.5重量%のCuと、100重量部のCuOに
付き49.5重量部のZnO、8.4重量部のAl2O
3及び0.12重量部のNa2Oを含有する。その全面
積(BET法により測定)は128m2/gであり、そ
の表面積の85%は15nmよりも小さいか、又は15
nmに等しい半径を有する細孔から形成されている。
ー分析によって測定された下記の組成を有する。 n−ブタノール 99.8 重量% n−ブチルアルデヒド < 0.05 重量% 酪酸−ブチルエステル < 0.05 重量% 2−エチルヘキサノール < 0.05 重量% ジ−n−ブチルエーテル ≦10.0 重量% 本発明の触媒を使用する場合に、従来技術に比べて副生
成物が極めて僅かしか生じないということは、注目に値
する。 例 3: 2−エチルヘキセナールの水素添加 例1で製造され、そしてタブレット成形された3リット
ルの触媒を例2のようにして還元する。ついで145℃
及び50kPaのゲージ圧において、1500ml/時
の2−エチルヘキセナール(液状)と、4.4Nm3/
時(標準状態における体積)の水素との蒸気状混合物を
触媒上に通す。出発材料及び反応生成物は、ガスクロマ
トグラフィー分析によって測定された下記の組成を有す
る。 出 発 材 料 反 応 生 成 物 (重量%) (重量%) C7−/C8−炭化水素 ≦ 0.1 ≦ 0.1 n−/i−ブタナール 3〜4 − n−/i−ブタノール 0.5〜1.5 3.5〜4.5 2−エチルヘキセナール 90〜91.5 ≦ 0.1 2−エチルヘキサナール 約 1 0.2〜0.3 2−エチルヘキサノール 3.5〜4.5 95〜97 高沸点成分(例えば、アセ 2〜3 0.5〜0.8 タール、ジオール) 例 4(比較例): n−ブチルアルデヒドの水素添加 この例においては従来技術の触媒を使用する。この触媒
は、47.5重量%のCuと、100重量部のCuOに
付き49.5重量部のZnO、8.4重量部のAl2O
3及び0.12重量部のNa2Oを含有する。その全面
積(BET法により測定)は128m2/gであり、そ
の表面積の85%は15nmよりも小さいか、又は15
nmに等しい半径を有する細孔から形成されている。
【0025】タブレット成形された250mlの触媒を
例2で述べたようにして、攪拌式反応器で還元する。つ
いで145℃及び0.3MPaのゲージ圧において、2
50ml/時のn−ブチルアルデヒド(液状)と、71
0リットルの水素との蒸気状混合物を触媒上に通す。過
剰の水素を再び流通させる。
例2で述べたようにして、攪拌式反応器で還元する。つ
いで145℃及び0.3MPaのゲージ圧において、2
50ml/時のn−ブチルアルデヒド(液状)と、71
0リットルの水素との蒸気状混合物を触媒上に通す。過
剰の水素を再び流通させる。
【0026】水素添加生成物は、ガスクロマトグラフィ
ー分析によって測定された下記の組成を有する。 n−ブタノール 99.5〜99.6 重量% n−ブチルアルデヒド 0.2〜 0.3 重量% 酪酸−ブチルエステル 約 0.02 重量% ジ−n−ブチルエーテル 約 100 重量ppm
ー分析によって測定された下記の組成を有する。 n−ブタノール 99.5〜99.6 重量% n−ブチルアルデヒド 0.2〜 0.3 重量% 酪酸−ブチルエステル 約 0.02 重量% ジ−n−ブチルエーテル 約 100 重量ppm
【0027】
【発明の効果】以上述べた説明から明らかなように、本
発明によれば、有機化合物の水素添加方法において広範
囲にわたる反応条件の下で使用することができ、しかも
その方法に用いた場合に副生物を極めて僅かしか生じな
い、活性が高く、かつ選択性に優れた触媒が提供され
る。
発明によれば、有機化合物の水素添加方法において広範
囲にわたる反応条件の下で使用することができ、しかも
その方法に用いた場合に副生物を極めて僅かしか生じな
い、活性が高く、かつ選択性に優れた触媒が提供され
る。
Claims (12)
- 【請求項1】 酸化銅100重量部当たり、40乃至1
30重量部の酸化亜鉛、2乃至50重量部の酸化アルミ
ニウム及び1乃至4重量部の酸化ナトリウムを含有し、
そして50乃至100m2/gの全表面積(BET法に
より測定)を有し、その全表面積のうちの75乃至95
%が9乃至1,000nmの半径を有する細孔から形成
され、そしてこの全表面積の残部が9nmよりも小さい
半径を有する細孔から形成されている、有機化合物を水
素添加するための触媒。 - 【請求項2】 酸化銅100重量部当たり、40乃至1
00重量部の酸化亜鉛、4乃至30重量部の酸化アルミ
ニウム及び1.5乃至3重量部の酸化ナトリウムを含有
する請求項1記載の触媒。 - 【請求項3】 酸化銅100重量部当たり45乃至80
重量部の酸化亜鉛、4乃至20重量部の酸化アルミニウ
ム及び1.5乃至3重量部の酸化ナトリウムを含有する
請求項2記載の触媒。 - 【請求項4】 マンガン、モリブデン、バナジウム、ジ
ルコニウム及び/又はアルカリ土類金属を酸化銅100
重量部当たり0.5乃至8重量部(この重量はそれぞれ
MnO、MoO3、V2O5、ZrO2、MeOとして
算出され、ここでMeはアルカリ土類金属を意味してい
る)を含有する、請求項1乃至3のいずれか1項記載の
触媒。 - 【請求項5】 マンガン、モリブデン、バナジウム、ジ
ルコニウム及び/又はアルカリ土類金属を酸化銅100
重量部当たり1乃至6重量部(この重量はそれぞれMn
O、MoO3、V2O5、ZrO2、MeOとして算出
され、ここでMeはアルカリ土類金属を意味している)
を含有する、請求項4記載の触媒。 - 【請求項6】 マンガン、モリブデン、バナジウム、ジ
ルコニウム及び/又はアルカリ土類金属を酸化銅100
重量部当たり2乃至4重量部(この重量はそれぞれMn
O、MoO3、V2O5、ZrO2、MeOとして算出
され、ここでMeはアルカリ土類金属を意味している)
を含有する、請求項5記載の触媒。 - 【請求項7】 60乃至80m2/g(BET法により
測定)の表面積を有する請求項1乃至6のいずれか1項
記載の触媒。 - 【請求項8】 全表面積のうちの80乃至90%が9乃
至1,000nmの半径を有する細孔から形成され、そ
して全表面積のうちの10乃至20%が9nmよりも小
さい半径を有する細孔から形成されている、請求項1乃
至7のいずれか1項記載の触媒。 - 【請求項9】 全表面積のうちの55乃至85%が15
乃至1,000nmの半径を有する細孔から形成され、
全表面積のうちの5乃至25%が9乃至15nmよりも
小さい半径を有する細孔から形成され、そして全表面積
のうちの10乃至20%が9nmよりも小さい半径を有
する細孔から形成されている、請求項1乃至8のいずれ
か1項記載の触媒。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項記載の
触媒を製造する方法において、アルミニウム塩溶液をア
ルカリ金属炭酸塩及び/又はアルカリ金属炭酸水素塩の
溶液と反応させることによって水酸化アルミニウムの懸
濁液を形成させ、それと同時にではあるがしかし別々
に、80乃至100℃に加熱されている銅塩及び亜鉛塩
を含有する溶液と、80乃至100℃に加熱されている
アルカリ金属炭酸塩又はアルカリ金属炭酸水素塩の溶液
とを、沈降懸濁液中で7.5乃至8.0のpH−値を維
持しながら攪拌下に加え、固体を濾別し、洗浄し、50
乃至95℃において乾燥させ、ついで350乃至480
℃で焼成することを特徴とする方法。 - 【請求項11】 反応が完了した後に懸濁液のpH−値
が6.5乃至8.5となるような量で、20乃至100
℃の温度を有するアルカリ金属炭酸塩及び/又はアルカ
リ金属炭酸水素塩の溶液に、20乃至90℃の温度を有
するアルミニウム塩溶液を激しく攪拌しながら加えるこ
とによって水酸化アルミニウム懸濁液が調製される請求
項10記載の製造方法。 - 【請求項12】 不飽和又は飽和のアルデヒド、ケト
ン、カルボン酸又はカルボン酸エステルを水素添加して
飽和アルコールとするための、請求項1乃至9のいずれ
か1項記載の触媒。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4244273A DE4244273A1 (de) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | Kupferkatalysator |
DE4244273:7 | 1992-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07116518A JPH07116518A (ja) | 1995-05-09 |
JP2624938B2 true JP2624938B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=6476667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5320101A Expired - Fee Related JP2624938B2 (ja) | 1992-12-28 | 1993-12-20 | 銅触媒 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5453412A (ja) |
EP (1) | EP0604792B1 (ja) |
JP (1) | JP2624938B2 (ja) |
DE (2) | DE4244273A1 (ja) |
SG (1) | SG44832A1 (ja) |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5663458A (en) * | 1994-12-02 | 1997-09-02 | Sumitomo Chemical Company, Limited. | Process for producing α-phenylethyl alcohol |
EP0868943B1 (en) * | 1997-03-31 | 2002-10-30 | Director-General Of The Agency Of Industrial Science And Technology | Copper, zinc and aluminium based catalyst for methanol synthesis and reforming |
SG66476A1 (en) * | 1997-07-14 | 1999-07-20 | Sumitomo Chemical Co | Process for producing alpha-phenylethyl alcohol |
CN1122567C (zh) * | 1998-03-26 | 2003-10-01 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 合成气合成乙醇的方法 |
DE19942895A1 (de) * | 1999-09-08 | 2001-03-15 | Basf Ag | Katalysator und Verfahren zur Hydrierung von Carbonylverbindungen |
CN1101262C (zh) * | 1999-09-29 | 2003-02-12 | 中国石油化工集团公司 | 一种含铜催化剂的制备方法 |
US20020009414A1 (en) * | 1999-10-25 | 2002-01-24 | Moser William R. | Method of preparing compounds using cavitation and compounds formed therefrom |
US20070066480A1 (en) * | 1999-10-25 | 2007-03-22 | Moser William R | Method of preparing compounds using cavitation and compounds formed therefrom |
US6844292B1 (en) * | 2000-04-19 | 2005-01-18 | Osaka Gas Co., Ltd. | Method for preparing catalyst for reforming methanol |
DE10061553A1 (de) | 2000-12-11 | 2002-06-13 | Basf Ag | Poröser Katalysator für die Hydrierung von Maleinsäureanhydrid zu Tetrahydrofuran |
DE10124962A1 (de) * | 2001-05-21 | 2002-12-05 | Basf Ag | Katalysatoren für die Reinigung von Ethylen |
DE10207443A1 (de) * | 2002-02-22 | 2003-09-04 | Bayer Ag | Verfahren und Katalysator zur Herstellung von Alkoholen |
DE10313702A1 (de) * | 2003-03-27 | 2004-10-07 | Basf Ag | Katalysator und Verfahren zur Hydrierung von Carbonylverbindungen |
DE10328955B4 (de) * | 2003-06-27 | 2008-07-24 | Elmotec Statomat Vertriebs Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Formen von Wellenwicklungen für Rotor- und Statorblechpakete elektrischer Maschinen |
DE10328956A1 (de) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Elmotec Statomat Vertriebs Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Einführen von Wellenwicklungen in Rotor- und Statorblechpakete elektrischer Maschinen |
EP1879833A4 (en) * | 2005-05-02 | 2009-09-30 | Symyx Technologies Inc | METAL OR METAL OXIDE MATERIALS WITH A HIGH ACTIVE SURFACE AND METHODS OF MAKING SAME |
KR101384407B1 (ko) * | 2006-07-17 | 2014-04-10 | 바스프 에스이 | 구리 및 아연을 포함하는 촉매의 존재하에 불포화 탄화수소를 수소화하는 방법 |
US7964114B2 (en) * | 2007-12-17 | 2011-06-21 | Sud-Chemie Inc. | Iron-based water gas shift catalyst |
US20110263910A1 (en) * | 2008-07-31 | 2011-10-27 | Celanese International Corporation | Copper Catalysts for Making Ethanol from Acetic Acid |
EP2357037A1 (de) * | 2010-02-17 | 2011-08-17 | LANXESS Deutschland GmbH | Verfahren zur Herstellung von mechanisch stabilen Katalysatorformkörpern |
US8581010B2 (en) * | 2011-05-04 | 2013-11-12 | John E. Stauffer | Formation of ethanol from methanol |
TWI564072B (zh) * | 2011-11-09 | 2017-01-01 | China Petrochemical Technology Co Ltd | Hydrogenation catalyst and preparation method thereof |
US9295978B2 (en) | 2012-02-15 | 2016-03-29 | Basf Corporation | Catalyst and method for the direct synthesis of dimethyl ether from synthesis gas |
DE102013113724A1 (de) | 2013-12-09 | 2015-06-11 | Oxea Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Pentanderivaten und Derivaten alpha, beta-ungesättigter Decenale aus Propylen |
CN104128181A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-11-05 | 昆明理工大学 | 一种催化剂的制备方法及应用 |
US9545619B2 (en) | 2014-12-04 | 2017-01-17 | Clariant Corporation | Catalyst materials for hydrogenating olefins and shifting carbon monoxide |
US10493397B2 (en) | 2015-07-14 | 2019-12-03 | John E. Stauffer | Carbon dioxide recovery |
US10293304B2 (en) | 2015-07-14 | 2019-05-21 | John E. Stauffer | Carbon dioxide recovery using an absorption column in combination with osmotic filters |
US10040737B2 (en) | 2015-07-14 | 2018-08-07 | John E. Stauffer | Methanol production from methane and carbon dioxide |
CN106000408B (zh) * | 2016-05-13 | 2018-04-24 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种醛气相加氢催化剂的制备方法 |
CN106582660B (zh) * | 2016-12-05 | 2019-04-23 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种醛加氢制备醇的催化剂的制备方法 |
GB202110527D0 (en) * | 2021-07-22 | 2021-09-08 | Johnson Matthey Plc | Copper-containing hydrogenation catalysts |
WO2024081921A2 (en) * | 2022-10-13 | 2024-04-18 | Viridis Chemical, Llc | Selective hydrogenation of aldehydes and ketones in ester solutions over copper-based catalysts & a system and method for ethyl acetate production |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2846614C3 (de) * | 1978-10-26 | 1982-05-19 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur Herstellung von Methanol |
ZA831987B (en) * | 1982-03-26 | 1984-04-25 | Davy Mckee London | Process for the production of ethanol |
US4477594A (en) * | 1982-12-16 | 1984-10-16 | Chem Systems, Inc. | Process for the synthesis of aliphatic alcohol-containing mixtures |
DE3317725A1 (de) * | 1983-05-16 | 1984-11-22 | Süd-Chemie AG, 8000 München | Katalysator fuer die methanolsynthese |
DE3403491A1 (de) * | 1984-02-02 | 1985-08-14 | Süd-Chemie AG, 8000 München | Katalysator zur synthese von methanol und hoehere alkohole enthaltenden alkoholgemischen |
GB8610196D0 (en) * | 1986-04-25 | 1986-05-29 | Ici Plc | Sulphur compounds removal |
DE3837308A1 (de) * | 1988-11-03 | 1990-05-10 | Basf Ag | Kupferhaltiger katalysator zur tieftemperaturkonvertierung |
US5155086A (en) * | 1989-09-12 | 1992-10-13 | Engelhard Corporation | Hydrogenation catalyst, process for preparing and process of using said catalyst |
CA2026275C (en) * | 1989-10-17 | 2000-12-05 | Deepak S. Thakur | Hydrogenation catalyst, process for preparing and process of using said catalyst |
DE4127318A1 (de) * | 1991-08-17 | 1993-02-18 | Hoechst Ag | Kupfer-zinkoxid-aluminiumoxid enthaltende katalysatoren |
-
1992
- 1992-12-28 DE DE4244273A patent/DE4244273A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-12-07 EP EP93119666A patent/EP0604792B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-07 DE DE59302266T patent/DE59302266D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-07 SG SG1996008371A patent/SG44832A1/en unknown
- 1993-12-20 JP JP5320101A patent/JP2624938B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-22 US US08/172,049 patent/US5453412A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-03-17 US US08/407,754 patent/US5569792A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07116518A (ja) | 1995-05-09 |
EP0604792A1 (de) | 1994-07-06 |
DE4244273A1 (de) | 1994-06-30 |
EP0604792B1 (de) | 1996-04-17 |
US5569792A (en) | 1996-10-29 |
SG44832A1 (en) | 1997-12-19 |
DE59302266D1 (de) | 1996-05-23 |
US5453412A (en) | 1995-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2624938B2 (ja) | 銅触媒 | |
US5302569A (en) | Copper/zinc oxide/aluminum oxide-containing catalysts | |
KR100453095B1 (ko) | 구리/크롬촉매용도에적합한크롬비함유촉매의제조방법및이것의용도 | |
JP4062647B2 (ja) | メタノールをスチーム改質するための触媒 | |
US5243095A (en) | Hydrogenation catalyst, process for preparing and process for using said catalyst | |
US4535071A (en) | Catalyst for methanol synthesis and method of preparing the catalyst | |
EP0482753B1 (en) | Methanol synthesis catalyst | |
US5155086A (en) | Hydrogenation catalyst, process for preparing and process of using said catalyst | |
US5345005A (en) | Hydrogenation catalyst, process for preparing and process of using said catalyst | |
RU2564670C2 (ru) | Наноразмерный катализатор на основе меди, способ его получения и способ получения спирта гидрированием карбоновой кислоты с его использованием | |
EP0152809B1 (de) | Katalysator zur Synthese von Methanol und höhere Alkohole enthaltenden Alkoholgemischen | |
EP0522669B1 (en) | Process for preparing hydrogenation catalysts | |
US20090048355A1 (en) | PRODUCTION OF Cu/Zn/Al CATALYSTS VIA THE FORMATE ROUTE | |
JP3118565B2 (ja) | メタノール合成用触媒及びメタノールの合成方法 | |
CA2570915A1 (en) | Moulded catalyst bodies and method for hydrogenation of carbonyl compounds | |
CA2469531C (en) | Catalyst for methanol synthesis | |
JPH064551B2 (ja) | アルコールの一段階製造法 | |
JP2000512261A (ja) | メタノールの製造方法およびそのための触媒 | |
US5347056A (en) | Process for producing unsaturated alcohols | |
KR20030061428A (ko) | 말레산 무수물을 테트라히드로푸란으로 수소첨가하기 위한다공성 촉매 | |
JP2813770B2 (ja) | エタノールの製造方法 | |
JP7509900B2 (ja) | 優れた水及び酸安定性を有するクロムフリー水素化触媒 | |
JP3510406B2 (ja) | メタノール合成触媒 | |
CN119176774A (zh) | N-烷基咔唑的合成方法 | |
JPS609492B2 (ja) | ジグリコ−ル酸の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970121 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |