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JP2622256B2 - カードによる商品予約取引方法 - Google Patents

カードによる商品予約取引方法

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Publication number
JP2622256B2
JP2622256B2 JP12077287A JP12077287A JP2622256B2 JP 2622256 B2 JP2622256 B2 JP 2622256B2 JP 12077287 A JP12077287 A JP 12077287A JP 12077287 A JP12077287 A JP 12077287A JP 2622256 B2 JP2622256 B2 JP 2622256B2
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JP
Japan
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card
reservation
product
data
commodity
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JP12077287A
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English (en)
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JPS63285695A (ja
Inventor
詳二 ▲吉▼川
武尚 秋津
Original Assignee
グローリー工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by グローリー工業株式会社 filed Critical グローリー工業株式会社
Priority to JP12077287A priority Critical patent/JP2622256B2/ja
Publication of JPS63285695A publication Critical patent/JPS63285695A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、会員カードを用いて商品の予約購入又は
販売をする際に、この予約購入又は販売の証として代金
と引換えに商品カードを自動的に発行すると共に、会員
カードに必要データを常に所定回数まで記録するように
し、またキャンセルも容易にできる安価カードによる商
品予約取引方法に関する。
(技術的背景と解決すべき問題点) 従来より予約で商品を購入するために、利用者が通信
販売を行なうデパートや商店等に電話をかけて商品の予
約をしたり、最近ではビデオテックス(双方向画像通信
システム)を利用した予約システムが普及している。
このような予約システムにおいて商品を入手するため
には、利用者は予約後指定期日までに所定の窓口に出向
いて代金、すなわち現金や金融機関が発行しているキャ
ッシュカード又は信販会社が発行しているクレジットカ
ードで決済することと引換えに、予約した商品を入手す
るようになっている。ところが、このような予約システ
ムにおいては、利用者はその都度、指定期日までに所定
の窓口に出向いて代金と商品を引換えなければならず、
かと言って出向かなければ折角の商品予約がキャンセル
されてしまうため、利用者にとって大きな負担となって
いる。そして、特に多忙な時は行けなくて、又引換えを
忘れたりして折角の予約がキャンセルされてしまうとい
うような問題点がある。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであ
り、この発明の目的は、商品購入の予約をとる際に、予
約と同時にその場で代金の支払いを完了することができ
ると共に、予約のキャンセルも容易にできるカードによ
る商品予約取引方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この発明は、商品購入を予約する者の個人データ及び
過去の取引データを会員カードに記憶させておき、前記
会員カードを使用して予約購入を行うカードによる商品
予約取引方法に関するもので、この発明の上記目的は、
商品の予約購入取引指定時、前記会員カードを予約販売
装置に挿入すると共に、選択した商品の代金を複数の支
払方法の中から選択して支払い、取引完了時には前記会
員カードに取引内容を記録して返却すると共に商品カー
ドを発行し、商品の予約取消取引指定時、前記会員カー
ド及び前記商品カードを前記予約販売装置に挿入し、前
記商品カードの発行時に選択指定された商品代金支払方
法に応じて商品代金を返却し、商品の予約購入を取消す
ようにすることによって達成される。
(発明の作用) この発明のカードによる商品予約取引方法では、この
予約購入システムに参画しているデパート等の商品の購
入予約をとるために、キャプテンセンター,銀行センタ
ー,クレジット会社センター又はプライベート・ビデオ
テックス等を介してオンライン接続されている予約販売
装置に所定の会員カードを挿入することにより、上記商
品の代金支払いと引換えに予約できるようになってい
る。そして、この予約の証として、この予約データが記
録された商品カードが予約販売装置から自動的に発行さ
れるようになっている。これと共に会員カードにも必要
なデータを記録するようにし、商品の予約取消取引指定
時には、会員カードと商品カードの記録データを基に、
現金,キャッシュカード,クレジットカードなど上記商
品カード発行時に選択指定された商品代金支払方法に応
じて予約商品代金の返却処理を行うようにしている。
(発明の実施例) 第1図はこの発明に用いる予約販売装置1の外観を示
す斜視図であり、前面パネル面の左側上部には、操作方
法等を表示すると共に、その画面上に触れることにより
各種データ等の入力を可能とするタッチパネルのCRT表
示装置10が設けられている。また、右側上部には、紙幣
投入口11,硬貨投入口12と、会員及び商品カードを発行
すると共にキャンセル(精算)の際に商品カードや会員
カードも挿入・排出されるカード発行挿入口17とが設け
られている。また、予約商品の代金支払いの際にキャッ
シュカードやクレジットカードを挿入するためのカード
挿入口18が設けられている。さらに、パネル面の下部に
は、支払われた代金の領収証となるレシートが発行され
るレシート放出口13や、つり銭を返却する硬貨投出口1
4,紙幣投出口15が設けられている。そして、これら紙幣
投入口11,硬貨投入口12,レシート放出口,硬貨投出口1
4,紙幣投入口15,カード発行挿入口17及びカード挿入口1
8には、利用者に位置及び操作順を知らせるためにLED
(発光ダイオード)等が点灯するガイダンス表示器110,
120,130,140,150,170,180がそれぞれ設けらている。な
お、予約販売装置1の前面パネル面におけるこれら各装
置は任意の配列に組替えることもでき、また複数のパネ
ル面に分けて配列することもできる。
ここにおいて、予約販売装置1より発行される会員カ
ード及び商品カードは、第4図に示すように従来広く利
用されているキャッシュカード(クイックカード,バン
クカード等)と同じような紙葉状の矩形の形状をしてい
る。ここでは、同一構造のため、商品カード2について
説明する。商品カード2には、データを書込んだり読取
ったりするための磁気ストライプMSが表面の一部に層設
されている。また、商品カード2は例えば硬質な紙でで
きている基板上にも形成されており、各商品カード2に
固有の特性を書込むための特性エリアCPが表面の所定位
置に一条設けられている。この商品カード2の特性エリ
アCPの特性データは、例えば本出願人による特開昭61−
139498号や特願昭61−55894号で開示されるように、基
板上部に設けられている特性エリアCPの表面に第1及び
第2のバーコードとして印刷(プレス印刷)されてお
り、第1のバーコードは商品カード2の製造時に1枚毎
に異なる2値化パターンを、特定の保磁力を有する磁性
材料を含んだインクで基板上に層設され、各商品カード
2に固有の特性データとして形成されている。また、第
2のバーコードは第1のバーコードと同様に基板上に層
設されるものであるが、第1のバーコードよりは高い
(又は低い)保磁力の磁性材料を含んだインクで層設さ
れており、この第2のバーコードは全てのカードに共通
の2値化パターンで所定位置に設けられている。第1の
バーコード及び第2のバーコードが印刷された特性エリ
アCPの上には、不透明で非磁性材料で成るマスク帯が被
覆されており、使用者や第3者にはマスク帯の下にバー
コードがあることが認識できないようになっている。こ
のマスク帯は基板の全面を被うように設けられていても
よく、その表面に適当な絵や写真,文字が印刷されてい
てもよい。
このような構造の商品カード2又は会員カードの特性
データは、商品購入又はキャンセル時に第1図乃至第3
図に示すような予約販売装置1の特性検知装置16等によ
って読取られる。また、発行時に各カード毎に形成され
たバーコード帯から磁気的に読取られ、その特性データ
が磁気ストライプMSに記録されている。さらに会員カー
ド又は商品カードを発行した予約センター番号も磁気ス
トライプMSに記録されており、発行される際には予約内
容,商品カード番号,支払代金,代金支払方法(現金,
キャッシュカード,クレジットカード),予約番号,発
行日付,履歴コード等が記録される。そして、商品カー
ド2の表面上部には、当該商品カード2の名称(この例
では“ABCデパート商品カード”)を予め印刷しておく
名称欄KNが設けられている。その下方には、この商品カ
ード2を発行した発行機番号を表示する発行コードエリ
アMNと、発行の連番を表示する連番欄CNと、発行日付を
印字する発行日エリアMDとが設けられている。会員カー
ドでは更新の有無を示し、商品カードではキャンセルの
有無を示す履歴コードエリアEEが設けられている。そし
て、商品カード2の裏面には、第6図に示すように予約
商品のメーカー,商品名,型式名,価格が印字されてい
ると共に、購入日,購入者名及び会員番号が印字されて
いる。
また、会員カードの磁気ストライプMSには、固定情報
として住所,氏名,性別,年齢,会員コード等が記憶さ
れ、可変情報として購入品コード,金額,個数,購入年
月日,サービス点数等が記憶される。そして、会員カー
ドの裏面には、第5図に示すように会員番号,氏名,有
効期限が印字されると共に、所定スペースの記録欄PCに
予約順に予約コードRN,サービス点数の累計値SAが予約
日と共に、例えば10回分だけ印字できるようになってい
る。なお、この商品カード2や会員カードにおけるこれ
ら印字,記入欄等は、任意の配列に組替えることもで
き、表裏を入替えて自由配列することもできる。
そして、この発明のカードによる商品予約取引方法に
より所望商品の予約をとるために、利用者が予約センタ
ー等に設置されている予約販売装置1のCRT表示装置10
に表示される操作案内等を確認しながら、カード発行挿
入口17に予め不要されている会員カードを挿入して正規
の会員カードであれば商品購入の操作をすることがで
き、CRT表示装置10のタッチパネル画面を操作して商品
購入の予約を行なうことになる。そして、CRT表示装置1
0に表示される予約代金に応じて紙幣投入口11,硬貨投入
口12から現金を投入するか、又はカード挿入口18からキ
ャッシュカード,クレジットカードを挿入すると、上記
会員カードで予約した内容が発行すべき商品カードの予
約エリアに、発行日が発行日エリアMD等にそれぞれ印字
され、磁気ストライプMSに予約内容,発行日,支払金
額,連番号等が記録されると共に、特性エリアCPの特性
が記録された商品カードが予約販売装置のカード発行挿
入口17から発行される。ここにおいて、商品カード番号
は、予約販売装置1から商品カードが発行される毎に自
動的に連番で付けられる。
第2図は予約販売装置1の商品カード発行・読取部の
概略構成を示す図であり、第3図はその制御系を示すブ
ロック構成図である。以下に、第2図および第3図を参
照してその詳細について説明する。
予約販売装置1は、この予約カードシステムに参画し
ているキャプテンセンター,銀行センター,クレジット
会社センター又はプライベート・ビデオテックス等のセ
ンター95を介してオンライン接続、又は通信衛星を介し
てデータ通信可能に接続されており、データ入出力イン
ターフェース93を介して通信されるようになっている。
そこで、利用者が上記参画システムで商品購入の予約
をとるために予約販売装置1を用いると、ビデオディス
ク97又はビデオテープ等に記録されている各商品の予約
注文データ,この予約販売装置1の操作方法及び予約方
法等がCRT表示装置10に表示される。利用者はその表示
に従ってCRT表示装置10のタッチパネルを操作して希望
の予約項目を入力すると、ビデオディスク97からの情報
やデータ入出力インタフェース93を介してのデータ通信
により、希望する商品の予約がとれるか否かの確認がで
き、希望する予約ができるとその商品代金がCRT表示装
置10に記載されて入金を要求される。そこで、利用者が
例えば硬貨投入口11又は紙幣投入口12に貨幣を投入する
と、貨幣識別装置111でその投入金額が識別される。そ
して、カード収納部30に整列されて積層されている未使
用のカード2Aは、カード収納部30の下端部に配設されて
いるカード取出機構60により1枚ずつ取出され、繰り出
されたカード2Aは複数個のローラ対及びこれに巻回され
た2組のベルト対で成り、モータ等で駆動されるカード
搬送装置40に取込まれる。この搬送装置40の前端には、
データのチェック時に異常が検出されたカード2Bを収納
箱31に取込むために搬送路を切換えるゲート41が設けら
れており、カード搬送装置40の中途部には、搬送されて
来るカード2Aを光学的に検知して、印字のために所定位
置に停止するための印字停止位置検知センサ83が設けら
れており、その後段にカード2Aの所定位置に所要データ
を印字するプリンタ50が設けられており、プリンタ50に
よる印字時には搬送装置40は停止されるようになってい
る。そして、その後段には、制御装置で処理されたデー
タを磁気ストライプMSに書込むためのライトヘッド72
と、データチェック時には磁気ストライプMSに書込まれ
ているデータを読取るためのリードヘッド71とが設けら
れている。リードヘッド71は磁気ストライプデータ読取
回路73を、ライトヘッド72は書込回路74を介して、それ
ぞれバスライン99によりCPU90等と接続されている。な
お、リードヘッド71とライトヘッド72とはリード・ライ
ト兼用の磁気ヘッドでもよく、その配設位置もプリンタ
50の前段に設けてもよい。さらに、カード搬送装置40の
他端部には、バーコード帯から会員カード又は商品カー
ドに固有の特性を磁気的に読取るための特性検知装置70
が設けられており、この特性検知装置70は特開昭61−13
9498号に示す検出方法を利用している。また、特性検知
装置70の位置にカードが搬送されて来たことを光学的に
検知するための特性読取検知センサ82が設けられてお
り、搬送装置40の端部はカード発行挿入口17に達してい
る。カード発行挿入口17の内側には、この予約販売装置
1が作動中に他のカード等の誤挿入されないように閉口
しておくためのシャッタ19が設けられており、搬送され
て来る又は挿入される商品カード等を光学的に検出する
ための挿入・検出検知センサ81が設けられている。
そして、利用者が発行された商品カードの予約をキャ
ンセルするためにその精算を求める場合は、その商品カ
ードをカード発行挿入口17に挿入すると挿入・搬出検知
センサ81で検知され、カード搬送装置40が発行の時とは
逆に駆動されて内部に取込まれ、特性検知装置70による
特性検知,必要なデータの読取り及び書込みや印字等が
行なわれる。その後、ゲート切換装置43によりゲート41
が図示破線で示す位置に切換えられて搬送されて来るキ
ャンセル済の商品カード2Bを当接させて収納箱31に落下
させ、順次重積して保留すると共に、既に取込まれてい
る会員カードに第5図に示す如く既に印字されているデ
ータ上にキャンセル処理の印字CAを行なって返却し、現
金での精算を実施する場合は、貨幣投出装置112により
硬貨投出口14及び紙幣投出口15から精算金額の払い戻し
が行われる。また、口座振込み又は取消し等によるキャ
ンセルは、データ入出力インタフェース93を介して所定
の口座等に対して振込み又は取消しが実施される。
一方、第3図のブロック構成図においてCPU90が全体
の制御を行なうようになっており、ROM91には後述する
動作プログラムが格納されており、RAM92には、係員に
よりタッチパネルや図示しないキーボード等で予め設定
され、予約販売装置1に記憶されている発行店コード,
販売装置番号等の管理データと、バスライン99で接続さ
れている各装置からの予約内容,支払い金額,支払方法
等のデータが記憶され、必要時に読出されて処理される
ようになっている。また、図示しないカレンダ装置によ
り日付が計時されており、会員及び商品カードの発行日
が記録・印字されるようになっている。RAM92に記憶さ
れるデータは、バスライン99を介してフロッピディスク
98に記録されたり、データ入出力インタフェース93から
予約センターのデータ管理装置に出力されるようになっ
てる。
このような予約販売装置1を用いた商品購入方法及び
キャンセル(精算)の方法について、第7図(A)〜
(C)のフローチャート並びに第8図(A)〜(J)及
び第9図(A)〜(C)の表示画面例を参照して説明す
る。
待機状態の予約販売装置1のCRT表示装置10の画面上
には、例えば第8図(A)に示すような案内が表示され
ており、予め付与されている会員カードをカード発行挿
入口17から挿入すると(ステップS1)、会員カードの記
憶データや前述のバーコード等が読取られて真偽チェッ
クされる(ステップS2,S3)。真でない会員カードの場
合には返却又は係員呼出しとなり(ステップS4,S5)、
真の場合には第8図(B)で示すようになメニュー画面
が表示される(ステップS6)。そこで、利用者が利用し
ようとするメニューを、このCRT画面の指示に従いタッ
チパネル画面に触れることにより選択する(ステップS
7)。そして、例えば利用者が商品の予約購入“1"を選
択すると(ステップS8)、先ず磁気ストライプMSに更新
のコードが記録されて更新済みとなっており利用できる
か否かを判断し(ステップS9)、更新済みのカードであ
る場合は新規購入不可を表示して(ステップS10)、当
該会員カードを返却して上記ステップS1にリターンす
る。そして、更新されていない利用可能なカードである
場合は第8図(C)に示すような商品購入のメニューが
画面上に表示される(ステップS12)。そこで、例えば
利用者が家庭電化製品“1"を指定すると第8図(D)に
示す予約画面となり、ここで例えばビデオ“2"を指定す
ると同図(E)に示す予約画面となり、この中から所望
のメーカーを選択すると(ステップS20,S21)、同図
(F)に示すような予約内容が表示される(ステップS2
2)。
そこで、画面の確認ボタンを指示すると予約内容がセ
ンター95に仮予約され(ステップS23)、第7図(B)
に示す代金支払のフローチャートA(ステップS100)に
進み、利用者は例えば“現金",“キャッシュカード",
“クレジットカード”の中から希望する支払方法を選択
する(ステップS101)。ここにおいて、例えば“現金”
での支払を選択すると(ステップS102)、第8図(H)
に示すような表示案内に従って、紙幣投入口11,硬貨投
入口12から現金を投入する(ステップS103)。商品購入
予約分の現金が投入されると第8図(I)に示すような
確認画面が表示され、この表示内容がOKであれば画面内
の発行ボタンを押し、つり銭があれば硬貨投出口14,紙
幣投出口15から返却されて支払処理が終了する(ステッ
プS104,S106)。一方、上記ステップS102において、利
用者がキャッシュカードでの支払を希望しカード挿入口
18からキャッシュカードを挿入すると(ステップS10
7)、このカードに記録されている口座番号をリードヘ
ッドで読取り、インタフェース93を介してその口座の預
金残高が確認される(ステップS108)。そして、その予
約分の金額が上記口座から引落し処理され(ステップS1
09)、カード挿入口18からキャッシュカードが返却され
て支払処理が終了する(ステップS110)。また、上記ス
テップS102において、利用者がクレジットカードでの支
払を希望しカード挿入口18からクレジットカードを挿入
すると(ステップS111)、このカードに記録されている
口座番号をリードヘッドで読取り、インタフェース93を
介してそのカードの信用が確認され、キャッシュカード
と同様に予約分の金額が自己口座から引落し処理さ(ス
テップS109)、カード挿入口18からクレジットカードが
返却されて支払い処理が終了する(ステップS110)。
このようにして商品購入の予約代金支払処理を終了す
ると、次の利用者が間違ってカードや貨幣を投入しない
ように、紙幣投入口11,硬貨投入口12,カード発行挿入口
17及びカード挿入口18をシャッタ19等により閉口する
(ステップS24)。そして、既に挿入されている会員カ
ードの利用回数を検出し、その利用回数が所定回数(例
えば10回)以下であるか否かを判定する(ステップS2
5)。これは会員カードの記録欄PCのスペースが限られ
ているため、商品を購入しても記録可能な否かを判断
し、記録欄PCのスペースを有効に利用するためである。
利用回数が所定回数に達していない場合は、商品予約に
関する必要データを磁気ストライプMSに記録すると共
に、第5図に示す如く日付、予約コードRN及びサービス
点数の累計値SAを1ラインに印字し(ステップS26)、
会員カードを返却する(ステップS27)。また、会員カ
ードの利用回数が所定回数に達している場合は当該会員
カードの所定位置に“VOID"等の更新を示す情報を印字
すると共に、履歴コードエリアEEに更新のコードを印字
すると共に磁気ストライプMSにも記録し(ステップS3
0)、新しいカード2Aをカード収納部30から1枚繰り出
し(ステップS31)、磁気ストライプMSに旧会員カード
から読出したデータを記録すると共に、カード所定位置
にプリンタ50で日付,予約コードRN及びサービス点数の
累計値SAを1ラインで印字し(ステップS32)、新旧の
2枚の会員カードをカード発行挿入口17から発行する
(ステップS33)。
この後、更に商品カードを発行するためにカード収納
部30から未使用のカード2Aを1枚取り出し(ステップS3
4)、カード搬送装置40を駆動して搬送し、印字停止位
置検知センサ83がこのカード2Aを検出すると停止し、プ
リンタ50により発行日,予約内容,支払金額,支払方法
等を第6図に示す如く印字する。その後、搬送を再開し
て特性読取検知センサ82が検出すると、この商品カード
2Aに固有の特性データを読取り、搬送装置40を逆転して
商品カード2Aを戻し、磁気ストライプMSに各データと共
に読取った特性データを記録する(ステップS35)。次
に、シャッタ19等を開口して紙幣投入口11,硬貨投入口1
2及びカード挿入口17を開口すると共に(ステップS3
6)、カード搬送装置40を再び逆転してカード発行挿入
口17より予約内容等を記録した商品カード2Aを発行する
(ステップS37)。この時、表示画面は第8図(J)の
ようになる。この後、上記管理データ及び投入金額,つ
り銭等のデータを合わせてフロッピディスク98に記録、
またはインタフェース98を介して予約センターのデータ
管理装置に出力する(ステップS38)。そして、上記ス
テップS1に戻り次の利用者に備える。
一方、上記ステップS7及びS8において、利用度が一度
予約した内容をキャンセルするために“2.キャンセル”
を選択した場合(ステップS13)、第7図(C)に示す
処理ステップS200に進む。この場合、先ず自分に供与さ
れている会員カードをカード発行挿入口17に挿入し、そ
の記録データを読取ってセンター95と通信することによ
って真偽チェックを行なう(ステップS231,S232)。こ
の真偽チェックで偽と判定された場合には、当該会員カ
ードを返却するか係員を呼び出し(ステップS233,S23
4)、真と判定されるとCRT表示画面10には第9図(A)
に示すようなキャンセル案内が表示され、その案内に従
って利用者はカード発行挿入口17に予約内容が記録され
た発行済の商品カードを挿入する(ステップS201)。な
お、挿入された会員カードは図示しない保留部に保留さ
れている。カード発行挿入口17の内側に設けられた挿入
搬出検知センサ81が挿入された商品カードの先端を検知
すると、カード搬送装置40が逆方向に駆動されて商品カ
ードを内部に取込む搬送を行う。この搬送途中におい
て、商品カードの特性エリアCPの特性データが読取られ
ると共に、磁気ストライプMSに書込まれている管理デー
タ及び発行日,支払金額,支払方法等の各種データが読
取られる(ステップS202)。そして、特性エリアCPから
読取った特性データと、磁気ストライプMSから読取った
特性データとの比較、上記読取った商品カード番号が発
行済の番号であるか等により、商品カードの真偽がチェ
ックされる(ステップS203)。挿入された商品カードが
“真”であれば(ステップS204)、磁気ストライプMSに
書込まれている予約内容を第9図(B)の如くCRT画面1
0に挿入すると共に(ステップS206)、この予約内容に
ついて利用者の確認を求める(ステップS207)。ここ
で、利用者の確認が得られると、インタフェース93を介
して予約先の予約取消し処理を行う(ステップS208)。
そこで、商品カードが発行された際の代金支払方法に応
じ、以下のような返金処理がなされる(ステップS20
9)。
すなわち、代金支払方法が“現金”であった場合、支
払代金に対して必要な手数料等の処理をした残額が貨幣
投出装置112により貨幣投出口14,紙幣投出口15より返却
される(ステップS210)。また、代金支払方法が“キャ
ッシュカード”であった場合、CRT表示画面10により利
用者に対して、“現金で精算するか、キャッシュカード
の口座に振込むか”を選択させる(ステップS211)。そ
して、現金での精算を希望するなら、上記ステップS210
に進み現金を返却する。上記ステップS211において、口
座振込みを希望するなら利用者にタッチパネルから口座
番号を入力させるか、またはカード挿入口18にキャッシ
ュカードを挿入せせてその口座番号を読込み(ステップ
S212)、インタフェース93を介してその口座に返却代金
を振込む(ステップS213)。さらに、上記代金支払方法
が“クレジットカード”であった場合、その支払金額が
既に引落し済であるか否かをチェックし(ステップS21
4)、未だ引落し済でなければ利用者にタッチパネルか
ら口座番号を入力させるか、またはカード挿入口18にク
レジットカードを挿入させてその口座番号を読込み(ス
テップS218)、インタフェース93を介してその口座に対
する引落しを停止させると共に、そのための引落し中止
のデータ処理を行う(ステップS219)。一方、上記ステ
ップ214において既に引落し済であるならば、CRT表示画
面10により利用者に対して、“現金で精算するか、クレ
ジットカードの口座に振込むか”を選択させる(ステッ
プS215)。現金での精算を希望するならステップS210に
進み現金を返却する。上記ステップS215において口座振
込みを希望するなら、利用者にタッチパネルから口座番
号を入力させるか、またはカード挿入口18にクレジット
カードを挿入させてその口座番号を読込み(ステップS2
16)、インタフェース93を介してその口座に返却代金を
振込む(ステップS217)。この時、第9図(C)の如く
表示される。
以上のような返金処理が終了すると、当該商品カード
にプリンタ50により「精算済」を示す記号等を印字する
と共に、磁気ストライプMSにもライトヘッド72によりオ
ールゼロを書込み(ステップS220)、ゲート切換装置43
を駆動してゲート14を切換え、収納箱31に精算済の商品
カードを回収する(ステップS211)。それと共に、会員
カードにはキャンセルした商品の印字データについてキ
ャンセルフラグを記録し、印字も第5図のライン印字CA
の如く抹消し、CPU90を介して予約取消し等のデータ処
理を実施して返却する(ステップS222)。そして、これ
らのデータをフロッピディスク98に記録すると共に、デ
ータ入出力インタフェース93を介して予約センタのデー
タ管理装置にデータを出力する(ステップS223)。この
ようなキャンセル処理が行った後に上記ステップS1に戻
り、次の利用者に備える。
(発明の変形例) 上述の実施例において、会員及び商品カードの基板材
料として紙の例を示したがこれに限定されるものでな
く、例えば合成樹脂等、非磁性体であれば何でもよい。
また、予約販売装置へのデータ入力方法として、CRT表
示画面上のタッチセンサに触れることにより入力する例
を示したが、別にキーボード等を設けて入力するように
してもよい。そしてまた、予約登録手続きを予約代金支
払後に行なう例を示したが、予約内容入力後なら代金支
払前に行なってもよい。
(発明の効果) 以上のようにこの発明のカードによる商品予約取引方
法によれば、利用者は予約販売装置の表示画面の案内に
従って必要な事項を入力するだけでその場で商品購入の
予約ができると共に、現金,キャッシュカード,クレジ
ットカードなど複数の支払方法の中から所望の支払方法
を選択して代金の支払いを予約と同時に完了することが
でき、後日指定窓口まで出向く必要がなく、商品受取時
には商品カードを窓口へ持って行くだけで現金を出すこ
となく予約商品を受取ることができる。また、予約され
る側にとっても商品カード発行と同時に予約代金を受収
でき、後日キャンセルされた際にも、その損害を最小限
でくいとめることができる。さらに、利用者にとっても
一度予約しておきながら都合が悪くなった時等、その場
で代金も返却されて容易にキャンセルできる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に用いる予約販売装置の外観を示す斜
視図、第2図は予約販売装置のカード発行・読取部の概
略構成を示す図、第3図はその制御部の概略を示すブロ
ック構成図、第4図はこの発明に用いる商品カードの一
例を示す表面図、第5図は会員カードの印字例を示す
図、第6図は商品カードの印字例を示す図、第7図は
(A)〜(C)はこの発明の動作例を示すフローチャー
ト、第8図(A)〜(J)及び第9図(A)〜(C)は
予約販売装置のCRT表示画面の表示例を示す図である。 1……予約販売装置、2,2A,2B……カード、10……CRT表
示装置、11……紙幣投入口、12……硬貨投入口、13……
レシート放出口、14……硬貨放出口、15……紙幣投出
口、16……特性検知装置、17……カード発行挿入口、40
……カード搬送装置、41……ゲート、50……プリンタ、
60……カード取出し機構、71……リードヘッド、72……
ライトヘッド80,81,82,83……検知センサ、90……CPU、
91……ROM、92……RAM、93……データ入出力インタフェ
ース、99……バスライン、111……貨幣識別装置、112…
…貨幣投出装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品購入を予約する者の個人データ及び過
    去の取引データを会員カードに記憶させておき、前記会
    員カードを使用して予約購入を行うカードによる商品予
    約取引方法において、商品の予約購入取引指定時、前記
    会員カードを予約販売装置に挿入すると共に、選択した
    商品の代金を複数の支払方法の中から選択して支払い、
    取引完了時には前記会員カードに取引内容を記録して返
    却すると共に商品カードを発行し、商品の予約取消取引
    指定時、前記会員カード及び前記商品カードを前記予約
    販売装置に挿入し、前記商品カードの発行時に選択指定
    された商品代金支払方法に応じて商品代金を返却し、商
    品の予約購入を取消すようにしたことを特徴とする商品
    予約取引方法。
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