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JP2617986B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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Publication number
JP2617986B2
JP2617986B2 JP63095682A JP9568288A JP2617986B2 JP 2617986 B2 JP2617986 B2 JP 2617986B2 JP 63095682 A JP63095682 A JP 63095682A JP 9568288 A JP9568288 A JP 9568288A JP 2617986 B2 JP2617986 B2 JP 2617986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
histogram
processing
dither
matrix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63095682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01267782A (ja
Inventor
賢一郎 岡
勝 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP63095682A priority Critical patent/JP2617986B2/ja
Publication of JPH01267782A publication Critical patent/JPH01267782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2617986B2 publication Critical patent/JP2617986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は,画像処理方法,特に多値出力のできる画
像処理装置において多くの情報量を持つ画像を圧縮して
記憶するとともに,圧縮しないで処理した場合と同様な
効果を得ることができる画像処理方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 第5図および第6図は,例えば特開昭61−79370号公
報に記載された従来の中間調補正方法を示すもので,第
5図はヒストグラムの平滑化を説明し,第6図は平滑化
したヒストグラムに基づいてディザマトリックスを作成
する動作を説明する。
次に動作について説明する。
先ず,第5図(A)に示すように,入力画像の全画像
から画像濃度毎のヒストグラムを得るとともに,全画素
数Gを算出する。
次に,ヒストグラム平滑化後の階調表現を行うレベル
数Kを定め,各レベルに与える平均画素数G/Kを算出す
る。但し,上記レベル数Kとしては,最初の画素のレベ
ル数よりも少ない値に設定する必要がある。
以上の設定動作を行った後,最も低い濃度側から順
次,ヒストグラム量を加算してゆき,平均画素数G/Kに
最も近くなるまでの和を求める。但し,上記和は,平均
画素数G/K以上でも,以下でもよく,平均画素数G/Kとの
差が最も少なくなるものを選定する。
次いで,加算されていない部分のうち,最も低い濃度
側から順次,ヒストグラム量を加算してゆき,平均画素
数G/Kに最も近くなるまでの和を求め,以下,同様にし
て,最も高い濃度に達するまでヒストグラム量の加算動
作を行うことにより,第5図(B)に示すように,平滑
化したヒストグラムを得る。
以上の平均化したヒストグラムにおいて,各レベルの
境界となる濃度値を,第6図(A)に示す閾値順序マト
リックスに従って,濃度値の低いものから順に入れてゆ
き,第6図(B)に示すディザマトリックスを形成す
る。
その後は,ディザマトリックスの各数値を用いて各画
素を2値化することにより,多値記録装置を用いてヒス
トグラムの平滑化を行った場合と略同様の鮮明な画像
を,2値記録装置を用いて再生することができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の中間調補正方法を適用して画像出
力装置を構成した場合,入力画像信号からヒストグラム
を作成するので,画像メモリは原画像を元のまま記憶す
るので多くの記憶容量を必要とすることと,出力階調レ
ベル数は入力階調レベル数よりも少なく設定しなければ
ならないことから滑らかな中間調表現ができなくなるな
どの問題点があつた。
この発明は,かかる問題点を解決するためになされた
もので,入力画像信号よりも少ない記憶容量の画像メモ
リで十分であるとともに,出力階調レベル数が入力階調
レベル数と同じにして滑らかな中間調出力ができ,かつ
原画像に適応して最適なコントラストの出力画像を得る
ことができる中間調補正方法,また一般的に画像を圧縮
しても圧縮しないで元のデータに処理した場合と同様の
効果を持つ画像処理方法を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る画像処理方法は,入力画像に対して多
値ディザ処理する第1のステップと、多値ディザ処理さ
れたデータに対し画像処理を行う第2のステップと、画
像処理の結果を上記入力画像と同一の階調レベル数の出
力画像に変換する第3のステップとからなるものであ
る。
[作用] この発明においては,画像メモリにデータを記憶する
前の段階で多値ディザ処理を行うことから画像メモリの
記憶容量を削減し,かつデータが圧縮されてもディザ処
理なので視覚的には画質が劣化したと感じないで各種画
像処理を行い得る。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例による画像処理方法の手
順を示す図である。図において,(1)は入力画像,
(2)は多値ディザ処理,(3)は画像メモリ,(4)
はヒストグラム,(5)は累積分布曲線,(6)は中間
調補正,(7)出力画像である。ここでは,入力画像
(1)が8ビット/画素(256階調)のものを2×2の6
4値ディザ処理を行う場合を示している。
次に,この実施例の動作を説明する。
まず,8ビット/画素の入力画像(1)は,第2図に示
されるような閾値を配置した64段の例えば組織的なディ
ザマトリックスを用いて64値ディザ処理(2)を行い,6
ビット/画素のデータに圧縮し,画像メモリ(3)に記
憶する。ディザ法では,閾値はマトリックスの座標情報
のみによって定まる。2×2のマトリックスの場合,マ
トリックス内の左上の閾値は画像の奇数ライン中の奇数
番目の画素に作用し,マトリックス内の右上の閾値は画
像の奇数ライン中の偶数番目の画素に作用し,マトリッ
クス内の左下の閾値は画像の偶数ライン中の奇数番目の
画素に作用し,マトリックス内の右下の閾値は画像の偶
数ライン中の偶数番目の画素に作用する。仮にマトリッ
クスの中で入力画像(1)の信号レベルが一定の場合,
第1図のディザ処理(2)後の信号がどう変化するかが
第3図に示されている。第3図において,まず0の一定
レベル入力の場合,第2図の64段のディザマトリックス
の中でどの閾値を超えることができないので処理後は, である。1の一定レベル入力に対しては,第2図の第1
段のディザマトリックス中の閾値0だけを超え,処理後
は, となる。2の一定レベル入力に対しては,第2図の第1
段のディザマトリックス中の閾値0と1を超え,処理後
は, となる。以下同様に考えることができ,ある画素が第n
段のディザマトリックス中の閾値を超えていれば,処理
後にはnに変換される。一般的にmの一定レベル入力に
対しては,第(m+3)/4段(小数点以下は切り捨て
る)までのマトリックスに及び,処理後は, (小数点以下は切り捨てる)となる。最高レベルの255
の一定レベル入力に対しては,処理後は, となる。このように2×2の64値ディザ法では1画素だ
けでは0〜63までの64値記録しかできないが,2×2のマ
トリックスで構成される4画素単位で考えた場合,疑似
的に256階調記録を行うことができる。
第1図において,入力画像(1)の左上隅の4画素の
データを すると,2×2の64値ディザ処理(2)により (小数点以下は切り捨てる)に変換され,画像メモリ
(3)に記憶される。画像メモリ(3)から読出された
データは,続いて中間調補正(6)により出力画像に変
換される。
次に,中間調補正(6)の方法について説明する。
中間調補正のための変換関数は,ディザ処理(2)で
ディザ化したデータのヒストグラム(4)を作成し,そ
の累積分布曲線(5)を利用して得る。ディザ化したデ
ータのヒストグラム(4)は従来例のように全画素から
作成しても良いが,全画素中の10%以下の画素を走査線
単位あるいは列単位で効率的にサンプリングすれば,こ
れから作成したヒストグラム(4)を画像全体のヒスト
グラム(4)とほぼ同一の傾向を抽出でき,推定値とし
て代用できる。処理時間の短縮を考えれば,このほうが
効果的である。次に,ヒストグラム(4)から求めた累
積分布曲線(5)を利用して中間調補正関数を算出す
る。第1図に示す例は,累積分布曲線(5)をそのまま
中間調補正関数f(I)とした場合で,ディザ化信号レ
ベル(I)は,中間調補正(6)により出力信号レベル
f(I)に変換される。画像メモリ(3)の左上隅の4
画素は,中間調補正(6)により に変換される。
なお,上記実施例では中間調補正関数は累積分布曲線
(5)をそのまま用いたが,累積分布曲線(5)とリニ
アな特性との間の特性をとる曲線を用いてもよい。
第4図はその場合の例を示したものである。第4図に
おいて,第4図(a)のようなヒストグラム(4)を持
つ画像からは,第4図(b)の中で累積分布曲線(5)
のような累積分布曲線を求めることができる。この画像
の例は,入力信号レベルが低レベル側に分布が集中して
いる。この場合,累積分布曲線(5)は低レベル側で傾
きが大きくなるので,これをそのまま中間調補正関数
(9)として利用すると,低レベル側に多くの階調が割
り当てられ,急激な濃度変化となる。そこで,累積分布
曲線(5)とリニアな特性(8)との間の特性をとるよ
うな曲線(9a),(9b),(9c)を考え,これを中間調
補正関数として利用することにより極端な濃度変化が起
こらない補正が行える。ここで,中間調補正関数(9)
が累積分布曲線(5)に近いほど補正強度が強く,(9
a)→(9b)→(9c)の順に弱くなる。この補正強度は
固定にしても良いが,スイッチ等を用いて設定手段とす
ることが考えられる。
また,上記実施例では64段の2×2のディザマトリッ
クスを第2図のように構成したが,閾値の配置方法はこ
れに限定されない。
さらに,上記実施例では入力画像(1)が8ビット/
画素,多値ディザ処理(2)が2×2のディザマトリッ
クスで64値,画像メモリ(3)への入力が6ビット/画
素としたが,以上の数値は別の値であってもよく,上記
実施例と同様な効果を奏する。
さらに,上記実施例ではデータ圧縮後に中間調補正を
行う場合を示したが,他の画像処理,例えば色変換,色
補正,輪郭強調あるいはこれらを組み合わせた画像処理
などを行っても圧縮する前の元のデータに処理を行った
場合と比較しても視覚的に劣化を感じさせない効果が得
られる。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり,画像メモリにデータ
を記憶する前の段階で多値ディザ処理を行うようにし
(例えば,1画素8ビットのデータを6ビットに削減し)
たので,画像メモリの記憶容量を25%削減でき,装置が
安価にできる効果がある。また,多値記憶を行い出力階
調レベル数が入力階調レベル数に同じにして滑らかな中
間調出力ができ、かつヒストグラムから求めた累積分布
曲線を利用して中間調補正を行えば原画に適応したコン
トラストの良い画像が出力できる効果がある。中間調補
正以外の画像処理を行っても,ディザ処理で視覚特性を
劣化させることなく圧縮された画像データを対象とする
ので,圧縮しない元のデータに画像処理を行った場合と
同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による画像処理の手順を示
す図,第2図はこの発明の一実施例による2×2の64値
ディザマトリックスの閾値を示す図,第3図は一定レベ
ル入力に対するディザ処理後のデータ変化を示す図,第
4図は累積分布曲線とリニアな特性との間の特性を中間
調補正関数とする説明図,第5図は従来の中間調補正方
法に関しヒストグラムの平滑化を説明する図,第6図は
従来の中間調補正方法に関し平滑化したヒストグラムに
基づいてディザマトリックスを作成する動作を説明する
図である。 図において,(1)……入力画像,(2)……多値ディ
ザ処理,(3)……画像メモリ,(4)……ヒストグラ
ム,(5)……累積分布曲線,(6)……中間調補正,
(7)……出力画像である。 なお,各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像に対して多値ディザ処理する第1
    のステップと、 多値ディザ処理されたデータに対し画像処理を行う第2
    のステップと、 画像処理の結果を上記入力画像と同一の階調レベル数の
    出力画像に変換する第3のステップと からなる画像処理方法。
JP63095682A 1988-04-20 1988-04-20 画像処理方法 Expired - Lifetime JP2617986B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2871438B2 (ja) * 1993-12-22 1999-03-17 日本電気株式会社 グラフィックス表示処理装置
JP2861890B2 (ja) * 1995-09-28 1999-02-24 日本電気株式会社 カラー画像表示装置

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JPH01267782A (ja) 1989-10-25

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