JP2615942B2 - データ出力制御装置 - Google Patents
データ出力制御装置Info
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- JP2615942B2 JP2615942B2 JP63289568A JP28956888A JP2615942B2 JP 2615942 B2 JP2615942 B2 JP 2615942B2 JP 63289568 A JP63289568 A JP 63289568A JP 28956888 A JP28956888 A JP 28956888A JP 2615942 B2 JP2615942 B2 JP 2615942B2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 7
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 2
- 241000277269 Oncorhynchus masou Species 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、種々のサイズの出力領域にデータを出力す
る装置に関する。
る装置に関する。
オフィスコピュータ等において、データを帳票などの
出力形式に合わせて出力するためには、システム設計の
時点で、帳票上におけるデータの出力位置の指定を行っ
ている。即ち、ユーザーが使用するプリンタ及び出力形
式に対応してデータの出力位置を示す座標をプログラム
によって記述している。
出力形式に合わせて出力するためには、システム設計の
時点で、帳票上におけるデータの出力位置の指定を行っ
ている。即ち、ユーザーが使用するプリンタ及び出力形
式に対応してデータの出力位置を示す座標をプログラム
によって記述している。
使用するプリンタや出力位置を変更するためには、プ
ログラムの修正が必要であり、ユーザーが自由に、しか
も簡単に変更することは出来なかった。また、いくつか
のプリンタに対応するようにシステム設計を行うもので
は、各々に対応したプログラムの作成が必要になり、そ
のための労力が大になり、なおかつ、ユーザーの自由度
は予め設計されている範囲内に限定される。
ログラムの修正が必要であり、ユーザーが自由に、しか
も簡単に変更することは出来なかった。また、いくつか
のプリンタに対応するようにシステム設計を行うもので
は、各々に対応したプログラムの作成が必要になり、そ
のための労力が大になり、なおかつ、ユーザーの自由度
は予め設計されている範囲内に限定される。
本発明の課題は、システム設計が容易で、しかもプロ
グラムを修正すること無く、種々のサイズの出力領域に
対する出力を可能にすることである。
グラムを修正すること無く、種々のサイズの出力領域に
対する出力を可能にすることである。
[問題点を解決するための手段] この発明の手段は次の通りである。
出力位置記憶手段1(第1図の機能ブロック図を参
照、以下同じ)は、所定の行数及び列数で区分された座
標上における出力データの出力位置を記憶する。
照、以下同じ)は、所定の行数及び列数で区分された座
標上における出力データの出力位置を記憶する。
用紙サイズ指定手段2は、前記出力データを出力する
印字用紙の用紙サイズを指定する。
印字用紙の用紙サイズを指定する。
変換手段3は、この用紙サイズ指定手段2で指定され
た用紙サイズに基づいて、前記出力データを前記指定さ
れた印字用紙に出力する際の出力領域を特定し、この特
定された出力領域のサイズに基づいて出力位置記憶手段
1に記憶された出力位置を、前記出力領域上における出
力位置に変換する。
た用紙サイズに基づいて、前記出力データを前記指定さ
れた印字用紙に出力する際の出力領域を特定し、この特
定された出力領域のサイズに基づいて出力位置記憶手段
1に記憶された出力位置を、前記出力領域上における出
力位置に変換する。
出力制御手段4は、この変換手段3で変換された出力
位置に前記出力データを出力させる。
位置に前記出力データを出力させる。
[作 用] この発明の手段の作用は次の通りである。
出力位置記憶手段1は、所定の行数及び列数で区分さ
れた座標上における出力データの出力位置を記憶し、用
紙サイズ指定手段2は、前記出力データを出力する印字
用紙の用紙サイズを指定すると、変換手段3は、この用
紙サイズ指定手段2で指定された用紙サイズに基づい
て、前記出力データを前記指定された印字用紙に出力す
る際の出力領域を特定し、この特定された出力領域のサ
イズに基づいて出力位置記憶手段1に記憶された出力位
置を、前記出力領域上における出力位置に変換し、出力
制御手段4は、この変換手段3で変換された出力位置に
前記出力データを出力させる。
れた座標上における出力データの出力位置を記憶し、用
紙サイズ指定手段2は、前記出力データを出力する印字
用紙の用紙サイズを指定すると、変換手段3は、この用
紙サイズ指定手段2で指定された用紙サイズに基づい
て、前記出力データを前記指定された印字用紙に出力す
る際の出力領域を特定し、この特定された出力領域のサ
イズに基づいて出力位置記憶手段1に記憶された出力位
置を、前記出力領域上における出力位置に変換し、出力
制御手段4は、この変換手段3で変換された出力位置に
前記出力データを出力させる。
したがって、出力データを出力する印字用紙の用紙サ
イズを指定するだけで、指定された用紙サイズに基づい
て出力領域の出力位置に出力データを出力させることが
できる。
イズを指定するだけで、指定された用紙サイズに基づい
て出力領域の出力位置に出力データを出力させることが
できる。
以下、一実施例を第2図乃至第8図を参照して説明す
る。
る。
まず、本実施例の原理について説明する。
第4図(a)、(b)は液晶プリンタ及びドットプリ
ンタの印字用紙20上の実印字有効領域21を示す図であ
り、同図(a)が液晶プリンタの場合、同図(b)がド
ットプリンタの場合を示している。尚、実印字有効領域
21はプリンタが印字可能な印字用紙20上の領域であり、
同図(a)、(b)で印字不可能な領域22を斜線で示し
ている。同図(a)に示すように液晶プリンタの場合、
印字用紙20の上端部、下端部、左端部及び右端部が印字
不可能であり、ドットプリンタの場合同図(b)に示す
ように印字用紙20の左端部及び右端部が印字不可能とな
っている。従って、同一サイズの印字用紙20に印字する
場合でもプリンタの種類によって実印字有効領域21の面
積が異なる。また、当然印字用紙20のサイズが異なれば
実印字有効領域21の面積は異なり、さらに同一のプリン
タで同一サイズの印字用紙20に印字する場合でも、用紙
の置く向き(縦向きに置くか、横向きに置くか)によっ
て実印字有効領域21の形状、あるいは形状及び面積は異
なってくる。
ンタの印字用紙20上の実印字有効領域21を示す図であ
り、同図(a)が液晶プリンタの場合、同図(b)がド
ットプリンタの場合を示している。尚、実印字有効領域
21はプリンタが印字可能な印字用紙20上の領域であり、
同図(a)、(b)で印字不可能な領域22を斜線で示し
ている。同図(a)に示すように液晶プリンタの場合、
印字用紙20の上端部、下端部、左端部及び右端部が印字
不可能であり、ドットプリンタの場合同図(b)に示す
ように印字用紙20の左端部及び右端部が印字不可能とな
っている。従って、同一サイズの印字用紙20に印字する
場合でもプリンタの種類によって実印字有効領域21の面
積が異なる。また、当然印字用紙20のサイズが異なれば
実印字有効領域21の面積は異なり、さらに同一のプリン
タで同一サイズの印字用紙20に印字する場合でも、用紙
の置く向き(縦向きに置くか、横向きに置くか)によっ
て実印字有効領域21の形状、あるいは形状及び面積は異
なってくる。
このため、本実施例ではます目座標なるものを設定す
る。このます目座標は、特定サイズの印字用紙を仮想的
に設定し、この用紙を任意の行数と列数によって分割す
ることにより得られる座標である。この仮想的な印字用
紙を以下、論理空間と称する。
る。このます目座標は、特定サイズの印字用紙を仮想的
に設定し、この用紙を任意の行数と列数によって分割す
ることにより得られる座標である。この仮想的な印字用
紙を以下、論理空間と称する。
第5図(a)、(b)は、まず目座標の構成を示す図
である。
である。
同図(a)に示す論理空間30を行数a、列数bで分解
することにより同図(b)に示すように論理空間30には
a×b個のます目が生成される。その生成された各ます
目を、同図(b)に示すように行と列で定義される(0,
0)〜(a−1,b−1)のます目座標で指定する。
することにより同図(b)に示すように論理空間30には
a×b個のます目が生成される。その生成された各ます
目を、同図(b)に示すように行と列で定義される(0,
0)〜(a−1,b−1)のます目座標で指定する。
本実施例では、印字データの印字位置指定はこのます
目座標により行い、実際にプリンタに印字する際はこの
論理空間30上のます目座標をプリンタの種類、印字用紙
のサイズ、印字用紙の向きによって定まる実印字有効領
域上の実座標に自動的に変換して、その実座標の位置に
印字する。
目座標により行い、実際にプリンタに印字する際はこの
論理空間30上のます目座標をプリンタの種類、印字用紙
のサイズ、印字用紙の向きによって定まる実印字有効領
域上の実座標に自動的に変換して、その実座標の位置に
印字する。
ここで、第6図に実印字有効領域21に設定される実座
標を示す。実座標系は、実印字有効領域21上の印字ドッ
ト位置を指定する座標系であり、実印字有効領域21の左
上隅のドット位置を原点(0,0)とする直交−XY座標系
となっている。従って、n1(横)×n2(横)ドット構成
の実印字有効領域21の右上隅のドット位置は(n1−1,
0)、左下隅のドット位置は(0,n2−1)、右下隅のド
ット位置は(n1−1,n2−1)となる。
標を示す。実座標系は、実印字有効領域21上の印字ドッ
ト位置を指定する座標系であり、実印字有効領域21の左
上隅のドット位置を原点(0,0)とする直交−XY座標系
となっている。従って、n1(横)×n2(横)ドット構成
の実印字有効領域21の右上隅のドット位置は(n1−1,
0)、左下隅のドット位置は(0,n2−1)、右下隅のド
ット位置は(n1−1,n2−1)となる。
次に以上のように構成されたます目座標を実座標へ変
換する方法を説明する。
換する方法を説明する。
第7図(a)〜(d)は、ます目座標から実印字有効
領域21上の実座標への変換の様子を示す図である。
領域21上の実座標への変換の様子を示す図である。
例えば、第7図(a)に示すように論理空間30が10
行、10例の10×10個のます目に分割されているとする。
この時、液晶プリンタで縦向きのA4サイズの用紙40に印
字する場合、その用紙40の実印字有効領域41を論理空間
30と同様に10×10個のます目41aに均等分割する。次
に、この均等分割されたます目41aのドットサイズすな
わち、横方向のドット数dx及び縦方向のドット数dyを求
め、このドット数dx、dyを基にます目座標に対応する実
座標を求める。すなわち、ます目座標が(x1,y1)であ
るとすると、x1にます目の横方向のドット数dxを掛ける
ことにより実印字有効領域41上のX座標x2が、y1にます
目縦方向のドット数dyを掛けることにより実印字有効領
域41上のY座標y2が求まる。このようにして、論理空間
30のます目座標(x1,y1)を実際の印字用紙の実座標(x
2,y2)へ変換し、その求められた実座標(x2,y2)の位
置にデータを印字する。
行、10例の10×10個のます目に分割されているとする。
この時、液晶プリンタで縦向きのA4サイズの用紙40に印
字する場合、その用紙40の実印字有効領域41を論理空間
30と同様に10×10個のます目41aに均等分割する。次
に、この均等分割されたます目41aのドットサイズすな
わち、横方向のドット数dx及び縦方向のドット数dyを求
め、このドット数dx、dyを基にます目座標に対応する実
座標を求める。すなわち、ます目座標が(x1,y1)であ
るとすると、x1にます目の横方向のドット数dxを掛ける
ことにより実印字有効領域41上のX座標x2が、y1にます
目縦方向のドット数dyを掛けることにより実印字有効領
域41上のY座標y2が求まる。このようにして、論理空間
30のます目座標(x1,y1)を実際の印字用紙の実座標(x
2,y2)へ変換し、その求められた実座標(x2,y2)の位
置にデータを印字する。
同様にして、横向きのB5判用紙50に液晶プリンタで印
字する場合、及び横向きのA3判用紙60にドットプリンタ
で印字する場合にも、上述の方法を用いてます目座標か
ら実座標への座標交換を行いその実座標の位置に印字す
る(第7図(b),(c)参照)。なお、第7図は、斜
線で示すます目座標上の座標が(2,2)の場合、実際の
用紙ではどの位置に印字されるかを示した図である。
字する場合、及び横向きのA3判用紙60にドットプリンタ
で印字する場合にも、上述の方法を用いてます目座標か
ら実座標への座標交換を行いその実座標の位置に印字す
る(第7図(b),(c)参照)。なお、第7図は、斜
線で示すます目座標上の座標が(2,2)の場合、実際の
用紙ではどの位置に印字されるかを示した図である。
ます目座標は、予め定められた大きさの仮想的な印字
用紙を行数と列数によって均等なます目に分解すること
によって得られる論理座標であり、この論理座標はあら
ゆるサイズの印字用紙の実印字有効領域に対する実座標
に変換できる。
用紙を行数と列数によって均等なます目に分解すること
によって得られる論理座標であり、この論理座標はあら
ゆるサイズの印字用紙の実印字有効領域に対する実座標
に変換できる。
次に第2図は、上記原理により印字出力を行う一実施
例のシステム構成図である。同図においてCPU11は、シ
ステム全体の制御を行う中央処理装置でありRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)12内に格納されたプログラム
を実行してシステム全体の制御を行う。RAM12は伝票処
理プログラム、帳票出力プログラム等の各種アプリケー
ションプログラムやオペレーティングシステムからなる
システムプログラムを格納すると共に、CPU11が伝票処
理プログラムや帳票出力プログラム等のプログラムを実
行する際に必要となる定数データや変数データを記憶す
るための領域を有している。RAM12の詳しい内部構成は
後述する。次に、フロッピィディスク(FD)13は前記シ
ステムプログラムが記憶されたシステムフロッピィや、
帳票ファイル等が格納されるデータフロッピィ等であ
る。さらに、キーボード14は帳票出力等の各種コマンド
や、伝票データの入力、及び帳票出力を行うプリンタの
種類、印字用紙サイズ、印字用紙の向き等の設定データ
を入力するためのデータ入力装置であり、キーボード14
から入力されたコマンドやデータは、CPU11に送信され
る。CPU11はコマンドを入力するとそのコマンドに対応
するプログラムをRAM12から読み出して、コマンドに対
応する処理を実行する。次にCRT(Cathode Ray Tube)1
5は、キーボード14から入力されるコマンドや伝票デー
タ及びフロッピィディスク13に格納された帳票ファイル
の内容等を表示する表示装置である。またプリンタ16
は、帳票出力等を行う液晶プリンタ、ドットプリンタ等
の印字装置である。
例のシステム構成図である。同図においてCPU11は、シ
ステム全体の制御を行う中央処理装置でありRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)12内に格納されたプログラム
を実行してシステム全体の制御を行う。RAM12は伝票処
理プログラム、帳票出力プログラム等の各種アプリケー
ションプログラムやオペレーティングシステムからなる
システムプログラムを格納すると共に、CPU11が伝票処
理プログラムや帳票出力プログラム等のプログラムを実
行する際に必要となる定数データや変数データを記憶す
るための領域を有している。RAM12の詳しい内部構成は
後述する。次に、フロッピィディスク(FD)13は前記シ
ステムプログラムが記憶されたシステムフロッピィや、
帳票ファイル等が格納されるデータフロッピィ等であ
る。さらに、キーボード14は帳票出力等の各種コマンド
や、伝票データの入力、及び帳票出力を行うプリンタの
種類、印字用紙サイズ、印字用紙の向き等の設定データ
を入力するためのデータ入力装置であり、キーボード14
から入力されたコマンドやデータは、CPU11に送信され
る。CPU11はコマンドを入力するとそのコマンドに対応
するプログラムをRAM12から読み出して、コマンドに対
応する処理を実行する。次にCRT(Cathode Ray Tube)1
5は、キーボード14から入力されるコマンドや伝票デー
タ及びフロッピィディスク13に格納された帳票ファイル
の内容等を表示する表示装置である。またプリンタ16
は、帳票出力等を行う液晶プリンタ、ドットプリンタ等
の印字装置である。
次に第3図(a)は、前記RAM12の主要部の構成図で
ある。まず、プログラム格納領域12aは、オペレーティ
ングシステムや伝票処理プログラム、帳票出力プログラ
ム等のアプリケーションプログラムから成るシステムプ
ログラムを格納する領域であり、CPU11はキーボード14
からコマンドが入力されるとそのコマンドに対応したア
プリケーションプログラムをこのプログラム格納領域12
aから読み出して実行する。
ある。まず、プログラム格納領域12aは、オペレーティ
ングシステムや伝票処理プログラム、帳票出力プログラ
ム等のアプリケーションプログラムから成るシステムプ
ログラムを格納する領域であり、CPU11はキーボード14
からコマンドが入力されるとそのコマンドに対応したア
プリケーションプログラムをこのプログラム格納領域12
aから読み出して実行する。
次に行数格納域12b、列数格納域12cはそれぞれ前述し
たます目座標(第5図参照)の行数と列数を格納する領
域であり、ユーザーがキーボード14から入力した行数デ
ータ、列数データを格納する。また、プリンタ種記憶域
12dはシステムに接続されているプリンタ16の種類(例
えば、液晶プリンタ、ドットプリンタ等)を記憶する領
域、用紙サイズ記憶域12eは印字用紙のサイズ(A4判で
あるかB5判であるか、B4判でであるか等)を記憶する領
域、用紙向き記憶域12fはプリンタ16にセットした用紙
の置く向きが、縦向きであるか横向きであるかを記憶す
る領域であり、ユーザーがキーボード14からキー操作に
より入力することによりプリンタ種別データ、用紙サイ
ズデータ、用紙向きデータがそれぞれの領域に格納され
る。さらに領域12iは出力データの印字位置を仮想的な
印字用紙に対応して示すます目座標(x1,y1)、領域12j
は前記ます目座標を実際の用紙上の印字位置に変換した
座標(x2,y2)を記憶する領域であり、また領域12kは、
ます目座標上での印字ピッチ(p1)を記憶する領域であ
り領域12lは実際に印字する際の用紙上の印字ピッチ(p
2)を記憶する領域である。また、領域12mは印字用紙の
実印字有効領域の横方向の総ドット数n1、縦方向の総ド
ット数n2を記憶する領域であり、ユーザーがキーボード
14を介して指定したプリンタ種別、用紙サイズ、用紙向
きに基づいてCPU11が自動的にセットする。領域12nは論
理空間上のます目を実際の印字用紙の実印字有効領域の
ます目に変換した際における横方向のドット数(dx)、
縦方向のドット数(dy)を記憶する領域であり、CPU11
により算出されてセットされる。さらに出力データ記憶
域12gはフロッピィディスク13から読み出された印字用
の帳票ファイル等の印字データを複数個格納する領域で
ある。
たます目座標(第5図参照)の行数と列数を格納する領
域であり、ユーザーがキーボード14から入力した行数デ
ータ、列数データを格納する。また、プリンタ種記憶域
12dはシステムに接続されているプリンタ16の種類(例
えば、液晶プリンタ、ドットプリンタ等)を記憶する領
域、用紙サイズ記憶域12eは印字用紙のサイズ(A4判で
あるかB5判であるか、B4判でであるか等)を記憶する領
域、用紙向き記憶域12fはプリンタ16にセットした用紙
の置く向きが、縦向きであるか横向きであるかを記憶す
る領域であり、ユーザーがキーボード14からキー操作に
より入力することによりプリンタ種別データ、用紙サイ
ズデータ、用紙向きデータがそれぞれの領域に格納され
る。さらに領域12iは出力データの印字位置を仮想的な
印字用紙に対応して示すます目座標(x1,y1)、領域12j
は前記ます目座標を実際の用紙上の印字位置に変換した
座標(x2,y2)を記憶する領域であり、また領域12kは、
ます目座標上での印字ピッチ(p1)を記憶する領域であ
り領域12lは実際に印字する際の用紙上の印字ピッチ(p
2)を記憶する領域である。また、領域12mは印字用紙の
実印字有効領域の横方向の総ドット数n1、縦方向の総ド
ット数n2を記憶する領域であり、ユーザーがキーボード
14を介して指定したプリンタ種別、用紙サイズ、用紙向
きに基づいてCPU11が自動的にセットする。領域12nは論
理空間上のます目を実際の印字用紙の実印字有効領域の
ます目に変換した際における横方向のドット数(dx)、
縦方向のドット数(dy)を記憶する領域であり、CPU11
により算出されてセットされる。さらに出力データ記憶
域12gはフロッピィディスク13から読み出された印字用
の帳票ファイル等の印字データを複数個格納する領域で
ある。
また、前記フロッピィディスク(FD)13の各ファイル
には、複数のワードで構成されるレコードが多数記憶さ
れているが、この各ワードの印字位置は予め定められた
大きさの仮想的な印字用紙に対するます目座標で設定さ
れる。即ち、ファイル内のレコードの各ワードNo.に対
応づけて、このワードNo.(例えば、レコードの先頭か
らのワード番号)で示されるワードデータの印字位置を
示すます目座標(x1,y1)及び仮想的な印字用紙上にお
ける印字ピッチP1をキーボード14より予め設定し、RAM1
2内の領域(図示省略)に記憶する。
には、複数のワードで構成されるレコードが多数記憶さ
れているが、この各ワードの印字位置は予め定められた
大きさの仮想的な印字用紙に対するます目座標で設定さ
れる。即ち、ファイル内のレコードの各ワードNo.に対
応づけて、このワードNo.(例えば、レコードの先頭か
らのワード番号)で示されるワードデータの印字位置を
示すます目座標(x1,y1)及び仮想的な印字用紙上にお
ける印字ピッチP1をキーボード14より予め設定し、RAM1
2内の領域(図示省略)に記憶する。
さらにRAM12内には、用紙サイズ(A5判、B5判、B4判
等)とその用紙サイズのドット数を対応して記憶してい
るドットサイズ変換テーブル12hが設けられており、CPU
11はこのドットサイズ変換テーブル12hを参照すること
により、指定された用紙サイズのドット数を求める。
等)とその用紙サイズのドット数を対応して記憶してい
るドットサイズ変換テーブル12hが設けられており、CPU
11はこのドットサイズ変換テーブル12hを参照すること
により、指定された用紙サイズのドット数を求める。
次に以上のように構成された本実施例の動作を説明す
る。
る。
本実施例においては、キーボード14からコマンド入力
により伝票処理プログラムを起動して伝票データを入力
することにより帳票ファイルが自動的に作成され、その
作成された帳票ファイルはキーボード14からファイルセ
ーブコマンドを入力することによりフロッピィディスク
13に保存される。
により伝票処理プログラムを起動して伝票データを入力
することにより帳票ファイルが自動的に作成され、その
作成された帳票ファイルはキーボード14からファイルセ
ーブコマンドを入力することによりフロッピィディスク
13に保存される。
次に、上記帳票ファイルをプリンタ16により印字出力
しようとする場合には、まず、キーボード14からシステ
ムに接続されているプリンタ16の種類、そのプリンタ16
にセットしている用紙のサイズ及び用紙の置く向きを入
力する。キーボード14から入力したプリンタ16の種類、
用紙のサイズ、用紙の向きはCPU11を介して、それぞれR
AM12のプリンタ種別記憶域12d、用紙サイズ記憶域12e、
用紙向き記憶域12fに記憶される。
しようとする場合には、まず、キーボード14からシステ
ムに接続されているプリンタ16の種類、そのプリンタ16
にセットしている用紙のサイズ及び用紙の置く向きを入
力する。キーボード14から入力したプリンタ16の種類、
用紙のサイズ、用紙の向きはCPU11を介して、それぞれR
AM12のプリンタ種別記憶域12d、用紙サイズ記憶域12e、
用紙向き記憶域12fに記憶される。
次にキーボード14から、文書ファイル名を指定して印
字指令コマンドを入力すると、CPU11はDAM12内のプログ
ラム格納域12aに格納された帳票出力プログラムを実行
して帳票ファイルの内容をプリンタ16を介して印字出力
する。帳票出力プログラムは、帳票ファイルから1レコ
ードづつ読み出し、このレコードを出力データ記憶域に
格納し、このレコードのワードNo.と対応して記憶され
ているます目座標(x1,y1)をRAM12内の領域12iへ、ま
す目座標上での印字ピッチP1をRAM12内の領域12kへ格納
する。
字指令コマンドを入力すると、CPU11はDAM12内のプログ
ラム格納域12aに格納された帳票出力プログラムを実行
して帳票ファイルの内容をプリンタ16を介して印字出力
する。帳票出力プログラムは、帳票ファイルから1レコ
ードづつ読み出し、このレコードを出力データ記憶域に
格納し、このレコードのワードNo.と対応して記憶され
ているます目座標(x1,y1)をRAM12内の領域12iへ、ま
す目座標上での印字ピッチP1をRAM12内の領域12kへ格納
する。
第8図は、続いてCPU11が帳票出力プログラムを実行
して行う印字動作を説明するフローチャートである。
して行う印字動作を説明するフローチャートである。
まず、RAM12内のプリンタ種別記憶領域12d、用紙サイ
ズ領域12e、用紙向き領域12fから、それぞれ接続されて
いるプリンタの種類、用紙サイズ、用紙の向きを読み出
して、ドットサイズ変換テーブル12hを参照しながら印
字用紙上の実印字有効領域のドット数を求め、実印字有
効領域の横方向の総ドット数n1及び縦方向の総ドット数
n2を記憶域12mに記憶する処理を行う(処理S1)。次に
行数記憶域12b、列数記憶域12cに記憶されたます目座標
の行数と、列数を読み出し、記憶域12mに格納された縦
方向の総ドット数n2を行数で、同じく記憶域12mに格納
された横方向の総ドット数n1を列数で除算することによ
り、実印字有効領域上の1ますのドットサイズdx×dyを
求める。求めた1ますの横方向のドット数dx及び縦方向
のドット数dyは記憶域12nへ記憶する(処理S2)。続け
て、処理S2で求めた横方向のドット数dxに領域12iに記
憶されている横方向(X方向)のます目座標x1を掛けて
実印字領域上の印字開始位置の横方向のドット座標x2、
縦方向のドット数(Y方向)dyに領域12iに記憶されて
いる縦方向のます目座標y1を掛けて実印字有効領域上の
印字開始位置の縦方向のドット座標y2を算出し、その算
出した横方向のドット座標x2、縦方向のドット座標y2を
領域12jへ格納する(処理S3)。さらに、領域12kから論
理空間上の印字ピッチP1を読み出し、その印字ピッチP1
に領域12nに格納されている実印字有効領域上のます目
の横方向のドット数dxを掛けて実際に用紙に印字する際
の印字ピッチP2を求め領域12lに記憶する(処理S4)。
ズ領域12e、用紙向き領域12fから、それぞれ接続されて
いるプリンタの種類、用紙サイズ、用紙の向きを読み出
して、ドットサイズ変換テーブル12hを参照しながら印
字用紙上の実印字有効領域のドット数を求め、実印字有
効領域の横方向の総ドット数n1及び縦方向の総ドット数
n2を記憶域12mに記憶する処理を行う(処理S1)。次に
行数記憶域12b、列数記憶域12cに記憶されたます目座標
の行数と、列数を読み出し、記憶域12mに格納された縦
方向の総ドット数n2を行数で、同じく記憶域12mに格納
された横方向の総ドット数n1を列数で除算することによ
り、実印字有効領域上の1ますのドットサイズdx×dyを
求める。求めた1ますの横方向のドット数dx及び縦方向
のドット数dyは記憶域12nへ記憶する(処理S2)。続け
て、処理S2で求めた横方向のドット数dxに領域12iに記
憶されている横方向(X方向)のます目座標x1を掛けて
実印字領域上の印字開始位置の横方向のドット座標x2、
縦方向のドット数(Y方向)dyに領域12iに記憶されて
いる縦方向のます目座標y1を掛けて実印字有効領域上の
印字開始位置の縦方向のドット座標y2を算出し、その算
出した横方向のドット座標x2、縦方向のドット座標y2を
領域12jへ格納する(処理S3)。さらに、領域12kから論
理空間上の印字ピッチP1を読み出し、その印字ピッチP1
に領域12nに格納されている実印字有効領域上のます目
の横方向のドット数dxを掛けて実際に用紙に印字する際
の印字ピッチP2を求め領域12lに記憶する(処理S4)。
そして、実印字有効領域上のドット座標(x2,y2)か
らピッチP2でプリンタ16を介し用紙上に1ワードの項目
データを印字する(処理S5)。
らピッチP2でプリンタ16を介し用紙上に1ワードの項目
データを印字する(処理S5)。
なお、残りの他のワードについては上記処理S3〜S5を
繰り返し行い、帳票出力を終了する。
繰り返し行い、帳票出力を終了する。
[発明の効果] 本発明によれば、出力データを出力する印字用紙の用
紙サイズを指定するだけで、指定された用紙サイズに基
づいた出力領域の出力位置に出力データを出力させるこ
とができる。
紙サイズを指定するだけで、指定された用紙サイズに基
づいた出力領域の出力位置に出力データを出力させるこ
とができる。
第1図は本発明の機能ブロック図、 第2図は本発明の一実施例のシステム構成図、 第3図はRAM12の内部構成図、 第4図(a),(b)は液晶プリンタ及びドットプリン
タの実印字有効領域を示す図、 第5図(a),(b)はます目座標の構成を示す図、 第6図は実印字領域に設定される実座標系を示す図、 第7図はます目座標から実印字有効領域上の実座標への
変換の様子を示す図、 第8図は実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。 11……CPU、 12……RAM、 13……フロッピィディスク、 14……キーボード、 15……CRT、 16……プリンタ.
タの実印字有効領域を示す図、 第5図(a),(b)はます目座標の構成を示す図、 第6図は実印字領域に設定される実座標系を示す図、 第7図はます目座標から実印字有効領域上の実座標への
変換の様子を示す図、 第8図は実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。 11……CPU、 12……RAM、 13……フロッピィディスク、 14……キーボード、 15……CRT、 16……プリンタ.
Claims (1)
- 【請求項1】所定の行数及び列数で区分された座標上に
おける出力データの出力位置を記憶する出力位置記憶手
段と、 前記出力データを出力する印字用紙の用紙サイズを指定
する用紙サイズ指定手段と、 この用紙サイズ指定手段で指定された用紙サイズに基づ
いて、前記出力データを前記指定された印字用紙に出力
する際の出力領域を特定し、この特定された出力領域の
サイズに基づいて前記出力位置記憶手段に記憶された出
力位置を、前記出力領域上における出力位置に変換する
変換手段と、 この変換手段で変換された出力位置に前記出力データを
出力させる出力制御手段と を具備することを特徴とするデータ出力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63289568A JP2615942B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | データ出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63289568A JP2615942B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | データ出力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152087A JPH01152087A (ja) | 1989-06-14 |
JP2615942B2 true JP2615942B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=17744914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63289568A Expired - Lifetime JP2615942B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | データ出力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2615942B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2845380B2 (ja) * | 1990-01-19 | 1999-01-13 | キヤノン株式会社 | 印刷装置及びその制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899834A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-14 | Hitachi Ltd | 帳票作成方法 |
JPS59214944A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | Hitachi Ltd | 図形出力端末装置 |
JPH0623950B2 (ja) * | 1985-05-31 | 1994-03-30 | カシオ計算機株式会社 | 印字制御装置 |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP63289568A patent/JP2615942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01152087A (ja) | 1989-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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