JP2608806B2 - インクジェットプリンタにおけるレジストレーション調整装置 - Google Patents
インクジェットプリンタにおけるレジストレーション調整装置Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/07—Ink jet characterised by jet control
- B41J2/075—Ink jet characterised by jet control for many-valued deflection
- B41J2/095—Ink jet characterised by jet control for many-valued deflection electric field-control type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/02—Ink jet characterised by the jet generation process generating a continuous ink jet
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェットプリンタにおけるレジストレ
ーション調整装置に関し、特にインクジェットを噴射す
る複数のノズルを有し、各ノズルから噴射されたインク
ジェットを粒子化し粒子化されたインク粒子の帯電を制
御して回転ドラムに巻き付けられた記録媒体上に１点に
重なるように記録するインクジェットプリンタにおける
レジストレーション調整装置に関する。
ーション調整装置に関し、特にインクジェットを噴射す
る複数のノズルを有し、各ノズルから噴射されたインク
ジェットを粒子化し粒子化されたインク粒子の帯電を制
御して回転ドラムに巻き付けられた記録媒体上に１点に
重なるように記録するインクジェットプリンタにおける
レジストレーション調整装置に関する。
従来、この種のインクジェットプリンタに用いられる
連続噴射型インクジェット記録ヘッドは、例えば第９図
に示すように、インクを収納するインクボトル91と、イ
ンクを加圧して送り出すインクポンプ92と、インクを供
給するインクチューブ93と、極細径円径オリフィスを有
するノズル94と、ノズル94内のインクの電位を接地レベ
ルとするインク電極95と、ノズル94に装着されたピエゾ
振動子でなる振動子96と、振動子96に励振信号を与える
振動子駆動用発振器97と、ノズル94と同心の円形開口ま
たはスリット状の開口を有し画像データに対応してイン
クジェットの帯電を制御する制御信号が印加される制御
電極98と、制御電極98の前方に接地されて配置された接
地電極99と、接地電極99に装着されたナイフエッジ100
と、偏向用高圧DC電源（以下、単に偏向電源という）10
1と、偏向電源101が接続され接地電極99との間にインク
ジェット飛翔軸と直交する強電場を作り帯電インク粒子
を接地電極99側に偏向するための偏向電極102とを備え
て構成されている。なお、符号103は、記録媒体が巻き
付けられる回転ドラムを示す。
連続噴射型インクジェット記録ヘッドは、例えば第９図
に示すように、インクを収納するインクボトル91と、イ
ンクを加圧して送り出すインクポンプ92と、インクを供
給するインクチューブ93と、極細径円径オリフィスを有
するノズル94と、ノズル94内のインクの電位を接地レベ
ルとするインク電極95と、ノズル94に装着されたピエゾ
振動子でなる振動子96と、振動子96に励振信号を与える
振動子駆動用発振器97と、ノズル94と同心の円形開口ま
たはスリット状の開口を有し画像データに対応してイン
クジェットの帯電を制御する制御信号が印加される制御
電極98と、制御電極98の前方に接地されて配置された接
地電極99と、接地電極99に装着されたナイフエッジ100
と、偏向用高圧DC電源（以下、単に偏向電源という）10
1と、偏向電源101が接続され接地電極99との間にインク
ジェット飛翔軸と直交する強電場を作り帯電インク粒子
を接地電極99側に偏向するための偏向電極102とを備え
て構成されている。なお、符号103は、記録媒体が巻き
付けられる回転ドラムを示す。
カラーインクジェットプリンタなどのインクジェット
プリンタでは、第９図に示す連続噴射型インクジェット
記録ヘッドが独立に複数設けられており（ただし、接地
電極99,ナイフエッゾ100,偏向電源101および偏向電極10
2は共通）、各連続噴射型インクジェット記録ヘッドの
ノズル94が回転ドラム103の軸方向（以下、単にドラム
軸方向という）または回転ドラム103の円周方向（以
下、単にドラム円周方向という）にインライン状に配列
されている。
プリンタでは、第９図に示す連続噴射型インクジェット
記録ヘッドが独立に複数設けられており（ただし、接地
電極99,ナイフエッゾ100,偏向電源101および偏向電極10
2は共通）、各連続噴射型インクジェット記録ヘッドの
ノズル94が回転ドラム103の軸方向（以下、単にドラム
軸方向という）または回転ドラム103の円周方向（以
下、単にドラム円周方向という）にインライン状に配列
されている。
ところで、ノズル94ごとにインクジェット噴射軸（ノ
ズル軸）方向およびインクジェット流速が異なるので、
レジストレーション（刷り合わせ）を調整可能としてお
く必要があるが、インクジェット流速が異なる場合、各
インクジェットは制御電極98で同時に制御信号を受けて
も、回転ドラム面に到達するまでの飛翔時間が異なるた
めに位置ずれを生じる。
ズル軸）方向およびインクジェット流速が異なるので、
レジストレーション（刷り合わせ）を調整可能としてお
く必要があるが、インクジェット流速が異なる場合、各
インクジェットは制御電極98で同時に制御信号を受けて
も、回転ドラム面に到達するまでの飛翔時間が異なるた
めに位置ずれを生じる。
ノズル94がドラム軸方向にインライン状に配列されて
いる場合のレジストレーションの調整には、ドラム軸方
向の調整としてノズル94の機械的左右調整（ドラム軸方
向）とノズル94ごとの記録画素データの時間遅延調整
（ノズル間隔分）とがあり、ドラム円周方向の調整とし
てノズル94ごとの記録画素データの時間遅延調整があ
る。
いる場合のレジストレーションの調整には、ドラム軸方
向の調整としてノズル94の機械的左右調整（ドラム軸方
向）とノズル94ごとの記録画素データの時間遅延調整
（ノズル間隔分）とがあり、ドラム円周方向の調整とし
てノズル94ごとの記録画素データの時間遅延調整があ
る。
従来のドラム円周方向のレジストレーション調整装置
としては、以下の（１）および（２）がある。
としては、以下の（１）および（２）がある。
（１）Kent Bladh,Reportl,Dept.Electr.Meas.,Lund In
st.Tech.,p.112〜p.114（1982）.,特開昭62−225363号
公報等に開示されているレジストレーション調整装置で
は、４色（Ｃ（シアン）,M（マゼンタ）,Y（イエロ
ー）,BK（ブラック））独立に遅延時間の調整可能な遅
延回路を設ける。遅延回路は、Serial−In/Serial−Out
型のシフトレジスタと発振周波数の変更可能な発振器と
で構成され、発振器の出力をシフトレジスタのシフトク
ロックになるように接続する。シフトレジスタに画像デ
ータが入力されてから出力されるまでの時間（遅延時
間）は、発振器の出力周波数を変化させることによって
調整できる。
st.Tech.,p.112〜p.114（1982）.,特開昭62−225363号
公報等に開示されているレジストレーション調整装置で
は、４色（Ｃ（シアン）,M（マゼンタ）,Y（イエロ
ー）,BK（ブラック））独立に遅延時間の調整可能な遅
延回路を設ける。遅延回路は、Serial−In/Serial−Out
型のシフトレジスタと発振周波数の変更可能な発振器と
で構成され、発振器の出力をシフトレジスタのシフトク
ロックになるように接続する。シフトレジスタに画像デ
ータが入力されてから出力されるまでの時間（遅延時
間）は、発振器の出力周波数を変化させることによって
調整できる。
（２）特開昭62−33647号公報，特開昭62−68761号公報
等に開示されているレジストレーション調整装置では、
４色（C,M,Y,BK）独立にアドレスを変えて画像データの
書込みができるバッファメモリ（ラインバッファ）を設
け、各ノズルのずれに対応した分だけアドレスをずらし
て４色の画像データをバッファメモリに書き込み、読出
し（プリント）を同時に行うことによってノズルのずれ
を補正する。
等に開示されているレジストレーション調整装置では、
４色（C,M,Y,BK）独立にアドレスを変えて画像データの
書込みができるバッファメモリ（ラインバッファ）を設
け、各ノズルのずれに対応した分だけアドレスをずらし
て４色の画像データをバッファメモリに書き込み、読出
し（プリント）を同時に行うことによってノズルのずれ
を補正する。
上述した従来の（１）のレジストレーション調整装置
では、レジストレーション調整用分解能を高め調整範囲
を広くとろうとすると、発振周波数を高めビット数を大
きくしなければならない。したがって、ビット数が大き
く高速で動作可能な（例えば、数メガヘルツで動作する
数100〜数Ｋビット）シフトレジスタを必要とするが、
このようなシフトレジスタは高価であるばかりでなく入
手がきわめて困難である。そのため、ビット数の小さい
シフトレジスタを直列に接続して使用しなければならな
い。
では、レジストレーション調整用分解能を高め調整範囲
を広くとろうとすると、発振周波数を高めビット数を大
きくしなければならない。したがって、ビット数が大き
く高速で動作可能な（例えば、数メガヘルツで動作する
数100〜数Ｋビット）シフトレジスタを必要とするが、
このようなシフトレジスタは高価であるばかりでなく入
手がきわめて困難である。そのため、ビット数の小さい
シフトレジスタを直列に接続して使用しなければならな
い。
また、時間分解能は発振周波数分の１となるため、周
波数を変化させるとレジストレーション調整用分解能が
変化する。したがって、最低周波数時に必要なレジスト
レーション調整用分解能を確保する必要があるため、発
振周波数を高めて調整された場合には、不必要にレジス
トレーション調整用分解能が高くなる。
波数を変化させるとレジストレーション調整用分解能が
変化する。したがって、最低周波数時に必要なレジスト
レーション調整用分解能を確保する必要があるため、発
振周波数を高めて調整された場合には、不必要にレジス
トレーション調整用分解能が高くなる。
一方、従来の（２）のレジストレーション調整装置で
は、４色（C,M,Y,BK）の画像データは、アドレス単位で
ずらしてバッファメモリに書き込まれ、プリント時の読
出しは画素記録クロックに同期して読み出される。した
がって、レジストレーション調整用分解能は、画素記録
クロックの周波数の逆数であり、記録面では記録ドット
単位となるので、きわめて粗い。したがって、レジスト
レーション調整用分解能が粗すぎて高精細プリンタには
不向きである。
は、４色（C,M,Y,BK）の画像データは、アドレス単位で
ずらしてバッファメモリに書き込まれ、プリント時の読
出しは画素記録クロックに同期して読み出される。した
がって、レジストレーション調整用分解能は、画素記録
クロックの周波数の逆数であり、記録面では記録ドット
単位となるので、きわめて粗い。したがって、レジスト
レーション調整用分解能が粗すぎて高精細プリンタには
不向きである。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、記録画素ピッチに
比べて十分に細かにレジストレーション調整用分解能で
ドラム円周方向のレジストレーションの調整が可能で、
しかもインク粒子１個単位での記録制御が確実にできる
インクジェットプリンタにおけるレジストレーション調
整装置を提供することにある。
比べて十分に細かにレジストレーション調整用分解能で
ドラム円周方向のレジストレーションの調整が可能で、
しかもインク粒子１個単位での記録制御が確実にできる
インクジェットプリンタにおけるレジストレーション調
整装置を提供することにある。
本発明のインクジェットプリンタにおけるレジストレ
ーション調整装置は、インクジェットを噴射する複数の
ノズルを有し、各ノズルから噴射されたインクジェット
を粒子化し粒子化されたインク粒子の帯電を制御して回
転ドラムに巻き付けられた記録媒体上に１点に重なるよ
うに記録するインクジェットプリンタにおいて、前記回
転ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダの出力か
ら画素記録クロック（DCLK）を作るドットクロック発生
手段と、このドットクロック発生手段により作られた画
素記録クロック（DCLK）の周波数を逓倍してレジストレ
ーション調整用クロック（SCLK）を作る周波数逓倍手段
と、この周波数逓倍手段により作られたレジストレーシ
ョン調整用クロック（SCLK）を外部からの可変な指令デ
ータに応じた時間だけ前記シャフトエンコーダの原点パ
ルス（φＺ）から遅延したレジストレーション調整用ク
ロック（SCLK＊）を作るスタート位置遅延手段と、前記
ドットクロック発生手段により作られた画素記録クロッ
ク（DCLK）を前記スタート位置遅延手段により作られた
レジストレーション調整用クロック（SCLK＊）とインク
ジェット粒子化する励振クロック（PCLK）とに同期させ
た画素記録クロック（DCLK＊）を作る同期化手段と、こ
の同期化手段により作られた画素記録クロック（DCL
K＊）で読出しが制御されたラインバッファと、前記同
期化手段により作られた画素記録クロック（DCLK＊）か
ら所定時間遅延したロード信号（LOAD）を作る制御信号
発生手段と、この制御信号発生手段により作られたロー
ド信号（LOAD）で前記ラインバッファから読み出された
画像データがロードされロードされた画像データに対応
するパルス幅を有するパルス幅変調信号（PWMOUT）を出
力するパルス幅変調手段と、このパルス幅変調手段によ
り作られたパルス幅変調信号（PWMOUT）を電圧制御して
制御信号に変換する高圧スイッチング手段とを備えるこ
とを特徴とする。
ーション調整装置は、インクジェットを噴射する複数の
ノズルを有し、各ノズルから噴射されたインクジェット
を粒子化し粒子化されたインク粒子の帯電を制御して回
転ドラムに巻き付けられた記録媒体上に１点に重なるよ
うに記録するインクジェットプリンタにおいて、前記回
転ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダの出力か
ら画素記録クロック（DCLK）を作るドットクロック発生
手段と、このドットクロック発生手段により作られた画
素記録クロック（DCLK）の周波数を逓倍してレジストレ
ーション調整用クロック（SCLK）を作る周波数逓倍手段
と、この周波数逓倍手段により作られたレジストレーシ
ョン調整用クロック（SCLK）を外部からの可変な指令デ
ータに応じた時間だけ前記シャフトエンコーダの原点パ
ルス（φＺ）から遅延したレジストレーション調整用ク
ロック（SCLK＊）を作るスタート位置遅延手段と、前記
ドットクロック発生手段により作られた画素記録クロッ
ク（DCLK）を前記スタート位置遅延手段により作られた
レジストレーション調整用クロック（SCLK＊）とインク
ジェット粒子化する励振クロック（PCLK）とに同期させ
た画素記録クロック（DCLK＊）を作る同期化手段と、こ
の同期化手段により作られた画素記録クロック（DCL
K＊）で読出しが制御されたラインバッファと、前記同
期化手段により作られた画素記録クロック（DCLK＊）か
ら所定時間遅延したロード信号（LOAD）を作る制御信号
発生手段と、この制御信号発生手段により作られたロー
ド信号（LOAD）で前記ラインバッファから読み出された
画像データがロードされロードされた画像データに対応
するパルス幅を有するパルス幅変調信号（PWMOUT）を出
力するパルス幅変調手段と、このパルス幅変調手段によ
り作られたパルス幅変調信号（PWMOUT）を電圧制御して
制御信号に変換する高圧スイッチング手段とを備えるこ
とを特徴とする。
また、本発明のインクジェットプインタにおけるレジ
ストレーション調整装置はインクジェットを噴射する複
数のノズルを有し、各ノズルから噴射されたインクジェ
ットを粒子化し粒子化されたインク粒子の帯電を制御し
て回転ドラムに巻き付けられた記録媒体上に１点に重な
るように記録するインクジェットプリンタにおいて、前
記回転ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダの出
力から回転ドラムの円周を均等に分割するエンコーダク
ロック（ECLK）を作るエンコーダクロック発生手段と、
外部からの画素密度指令に基づいて前記エンコーダクロ
ック発生手段により作られたエンコーダクロック（ECL
K）から画素記録クロック（DCLK）を作るドットクロッ
ク発生手段と、前記エンコーダクロック発生手段により
作られたエンコーダクロック（ECLK）を逓倍あるいは分
周してレジストレーション調整用クロック（SCLK）を作
る周波数変換手段と、この周波数変換手段により作られ
たレジストレーション調整用クロック（SCLK）を外部か
らの可変な指令データに応じた時間だけ前記シャフトエ
ンコーダの原点パルス（φＺ）から遅延したレジストレ
ーション調整用クロック（SCLK＊）を作るスタート位置
遅延手段と、前記ドットクロック発生手段により作られ
た画素記録クロック（DCLK）を前記スタート位置遅延手
段により作られたレジストレーション調整用クロック
（SCLK＊）とインクジェットを粒子化する励振クロック
（PCLK）とに同期させた画素記録クロック（DCLK＊）を
作る同期化手段と、この同期化手段により作られた画素
記録クロック（DCLK＊）で読出しが制御されるラインバ
ッファと、前記同期化手段により作られた画素記録クロ
ック（DCLK＊）から所定時間遅延したロード信号（LOA
D）を作る制御信号発生手段と、この制御信号発生手段
により作られたロード信号（LOAD）で前記ラインバッフ
ァから読み出された画像データがロードされロードされ
た画像データに対応するパルス幅を有するパルス幅変調
信号（PWMOUT）を出力するパルス幅変調手段と、このパ
ルス幅変調手段により作られたパルス幅変調信号（PWMO
UT）を電圧制御して制御信号に変換する高圧スイッチン
グ手段とを備えることを特徴とする。
ストレーション調整装置はインクジェットを噴射する複
数のノズルを有し、各ノズルから噴射されたインクジェ
ットを粒子化し粒子化されたインク粒子の帯電を制御し
て回転ドラムに巻き付けられた記録媒体上に１点に重な
るように記録するインクジェットプリンタにおいて、前
記回転ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダの出
力から回転ドラムの円周を均等に分割するエンコーダク
ロック（ECLK）を作るエンコーダクロック発生手段と、
外部からの画素密度指令に基づいて前記エンコーダクロ
ック発生手段により作られたエンコーダクロック（ECL
K）から画素記録クロック（DCLK）を作るドットクロッ
ク発生手段と、前記エンコーダクロック発生手段により
作られたエンコーダクロック（ECLK）を逓倍あるいは分
周してレジストレーション調整用クロック（SCLK）を作
る周波数変換手段と、この周波数変換手段により作られ
たレジストレーション調整用クロック（SCLK）を外部か
らの可変な指令データに応じた時間だけ前記シャフトエ
ンコーダの原点パルス（φＺ）から遅延したレジストレ
ーション調整用クロック（SCLK＊）を作るスタート位置
遅延手段と、前記ドットクロック発生手段により作られ
た画素記録クロック（DCLK）を前記スタート位置遅延手
段により作られたレジストレーション調整用クロック
（SCLK＊）とインクジェットを粒子化する励振クロック
（PCLK）とに同期させた画素記録クロック（DCLK＊）を
作る同期化手段と、この同期化手段により作られた画素
記録クロック（DCLK＊）で読出しが制御されるラインバ
ッファと、前記同期化手段により作られた画素記録クロ
ック（DCLK＊）から所定時間遅延したロード信号（LOA
D）を作る制御信号発生手段と、この制御信号発生手段
により作られたロード信号（LOAD）で前記ラインバッフ
ァから読み出された画像データがロードされロードされ
た画像データに対応するパルス幅を有するパルス幅変調
信号（PWMOUT）を出力するパルス幅変調手段と、このパ
ルス幅変調手段により作られたパルス幅変調信号（PWMO
UT）を電圧制御して制御信号に変換する高圧スイッチン
グ手段とを備えることを特徴とする。
本発明のインクジェットプリンタにおけるレジストレ
ーション調整装置では、ドットクロック発生手段が回転
ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダの出力から
画素記録クロック（DCLK）を作り、周波数逓倍手段がド
ットクロック発生手段により作られた画素記録クロック
（DCLK）の周波数を逓倍してレジストレーション調整用
クロック（SCLK）を作り、スタート位置遅延手段が周波
数逓倍手段により作られたレジストレーション調整用ク
ロック（SCLK）を外部からの可変な指令データに応じた
時間だけシャフトエンコーダの原点パルス（φＺ）から
遅延したレジストレーション調整用クロック（SCLK＊）
を作り、同期化手段がドットクロック発生手段により作
られた画素記録クロック（DCLK）をスタート位置遅延手
段により作られたレジストレーション調整用クロック
（SCLK＊）とインクジェットを粒子化する励振クロック
（PCLK）とに同期させた画素記録クロック（DCLK＊）を
作り、ラインバッファが同期化手段により作られた画素
記録クロック（DCLK＊）で読出しが制御され、制御信号
発生手段が同期化手段により作られた画素記録クロック
（DCLK＊）から所定時間遅延したロード信号（LOAD）を
作り、パルス幅変調手段が制御信号発生手段により作ら
れたロード信号（LOAD）でラインバッファから読み出さ
れた画像データがロードされロードされた画像データに
対応するパルス幅を有するパルス幅変調信号（PWMOUT）
を出力し、高圧スイッチング手段がパルス幅変調手段に
より作られたパルス幅変調信号（PWMOUT）を電圧制御し
て制御信号に変換する。
ーション調整装置では、ドットクロック発生手段が回転
ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダの出力から
画素記録クロック（DCLK）を作り、周波数逓倍手段がド
ットクロック発生手段により作られた画素記録クロック
（DCLK）の周波数を逓倍してレジストレーション調整用
クロック（SCLK）を作り、スタート位置遅延手段が周波
数逓倍手段により作られたレジストレーション調整用ク
ロック（SCLK）を外部からの可変な指令データに応じた
時間だけシャフトエンコーダの原点パルス（φＺ）から
遅延したレジストレーション調整用クロック（SCLK＊）
を作り、同期化手段がドットクロック発生手段により作
られた画素記録クロック（DCLK）をスタート位置遅延手
段により作られたレジストレーション調整用クロック
（SCLK＊）とインクジェットを粒子化する励振クロック
（PCLK）とに同期させた画素記録クロック（DCLK＊）を
作り、ラインバッファが同期化手段により作られた画素
記録クロック（DCLK＊）で読出しが制御され、制御信号
発生手段が同期化手段により作られた画素記録クロック
（DCLK＊）から所定時間遅延したロード信号（LOAD）を
作り、パルス幅変調手段が制御信号発生手段により作ら
れたロード信号（LOAD）でラインバッファから読み出さ
れた画像データがロードされロードされた画像データに
対応するパルス幅を有するパルス幅変調信号（PWMOUT）
を出力し、高圧スイッチング手段がパルス幅変調手段に
より作られたパルス幅変調信号（PWMOUT）を電圧制御し
て制御信号に変換する。
また、本発明のインクジェットプリンタにおけるレジ
ストレーション調整装置では、エンコーダクロック発生
手段が回転ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダ
の出力から回転ドラムの円周を均等に分割するエンコー
ダクロック（ECLK）を作り、ドットクロック発生手段が
外部からの画素密度指令に基づいてエンコーダクロック
発生手段により作られたエンコーダクロック（ECLK）か
ら画素記録クロック（DCLK）を作り、周波数変換手段が
エンコーダクロック発生手段により作られたエンコーダ
クロック（ECLK）を逓倍あるいは分周してレジストレー
ション調整用クロック（SCLK）を作り、スタート位置遅
延手段が周波数変換手段により作られたレジストレーシ
ョン調整用クロック（SCLK）を外部からの可変な指令デ
ータに応じた時間だけシャフトエンコーダの原点パルス
（φＺ）から遅延したレジストレーション調整用クロッ
ク（SCLK＊）を作り、同期化手段がドットクロック発生
手段により作られた画素記録クロック（DCLK）をスター
ト位置遅延手段により作られたレジストレーション調整
用クロック（SCLK＊）とインクジェットを粒子化する励
振クロック（PCLK）とに同期させた画素記録クロック
（DCLK＊）を作り、ラインバッファが同期化手段により
作られた画素記録クロック（DCLK＊）で読出しが制御さ
れ、制御信号発生手段が同期化手段により作られた画素
記録クロック（DCLK＊）から所定時間遅延したロード信
号（LOAD）を作り、パルス幅変調手段が制御信号発生手
段により作られたロード信号（LOAD）でラインバッファ
から読み出された画像データがロードされロードされた
画像データに対応するパルス幅を有するパルス幅変調信
号（PWMOUT）を出力し、高圧スイッチング手段がパルス
幅変調手段により作られたパルス幅変調信号（PWMOUT）
を電圧制御して制御信号に変換する。
ストレーション調整装置では、エンコーダクロック発生
手段が回転ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダ
の出力から回転ドラムの円周を均等に分割するエンコー
ダクロック（ECLK）を作り、ドットクロック発生手段が
外部からの画素密度指令に基づいてエンコーダクロック
発生手段により作られたエンコーダクロック（ECLK）か
ら画素記録クロック（DCLK）を作り、周波数変換手段が
エンコーダクロック発生手段により作られたエンコーダ
クロック（ECLK）を逓倍あるいは分周してレジストレー
ション調整用クロック（SCLK）を作り、スタート位置遅
延手段が周波数変換手段により作られたレジストレーシ
ョン調整用クロック（SCLK）を外部からの可変な指令デ
ータに応じた時間だけシャフトエンコーダの原点パルス
（φＺ）から遅延したレジストレーション調整用クロッ
ク（SCLK＊）を作り、同期化手段がドットクロック発生
手段により作られた画素記録クロック（DCLK）をスター
ト位置遅延手段により作られたレジストレーション調整
用クロック（SCLK＊）とインクジェットを粒子化する励
振クロック（PCLK）とに同期させた画素記録クロック
（DCLK＊）を作り、ラインバッファが同期化手段により
作られた画素記録クロック（DCLK＊）で読出しが制御さ
れ、制御信号発生手段が同期化手段により作られた画素
記録クロック（DCLK＊）から所定時間遅延したロード信
号（LOAD）を作り、パルス幅変調手段が制御信号発生手
段により作られたロード信号（LOAD）でラインバッファ
から読み出された画像データがロードされロードされた
画像データに対応するパルス幅を有するパルス幅変調信
号（PWMOUT）を出力し、高圧スイッチング手段がパルス
幅変調手段により作られたパルス幅変調信号（PWMOUT）
を電圧制御して制御信号に変換する。
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
＜第１実施例＞ 第１図は、本発明の第１実施例に係るインクジェット
プリンタにおけるレジストレーション調整装置の要部を
示す構成図である。本実施例のインクジェットプリンタ
におけるレジストレーション調整装置は、連続噴射型イ
ンクジェット記録ヘッドと、振動子駆動系回路部と、制
御信号系回路部とから、その主要部が構成されている。
プリンタにおけるレジストレーション調整装置の要部を
示す構成図である。本実施例のインクジェットプリンタ
におけるレジストレーション調整装置は、連続噴射型イ
ンクジェット記録ヘッドと、振動子駆動系回路部と、制
御信号系回路部とから、その主要部が構成されている。
連続噴射型インクジェット記録ヘッドは、極細径円径
オリフィスを有するノズル１と、ノズル１内のインクの
電位を接地レベルとするインク電極２と、ノズル１に装
着されたピエゾ振動子でなる振動子３と、ノズル１と同
心の円形開口またはスリット状の開口を有し画像データ
に対応してインクジェットの帯電を制御する制御信号が
印加される制御電極４と、制御電極４の前方に接地され
て配置された接地電極５と、接地電極５に装着されたナ
イフエッジ６と、偏向電源E1と、偏向電源E1が接続され
接地電極５との間にインクジェット飛翔軸と直交する強
電場を作り帯電インク粒子を接地電極５側に偏向するた
めの偏向電極７とを備えて構成されている。
オリフィスを有するノズル１と、ノズル１内のインクの
電位を接地レベルとするインク電極２と、ノズル１に装
着されたピエゾ振動子でなる振動子３と、ノズル１と同
心の円形開口またはスリット状の開口を有し画像データ
に対応してインクジェットの帯電を制御する制御信号が
印加される制御電極４と、制御電極４の前方に接地され
て配置された接地電極５と、接地電極５に装着されたナ
イフエッジ６と、偏向電源E1と、偏向電源E1が接続され
接地電極５との間にインクジェット飛翔軸と直交する強
電場を作り帯電インク粒子を接地電極５側に偏向するた
めの偏向電極７とを備えて構成されている。
振動子駆動系回路部は、基準クロックCLKを発生する
基準発振器CGと、基準クロックCLKを分周して励振クロ
ックPCLKを出力する分周器FD（分周比Ｎ（正整数））
と、励振クロックPCLKを入力し励振クロックPCLKの１周
期を基準クロックCLKによって２π/Nずつ遅延させた出
力を作成しそのいずれかを出力する位相調整器PAと、位
相調整器PAの出力を増幅して振動子３を駆動する振動子
ドライバVDとから構成されている。振動子駆動用周波数
は、励振クロックPCLKの周波数と同一になる。
基準発振器CGと、基準クロックCLKを分周して励振クロ
ックPCLKを出力する分周器FD（分周比Ｎ（正整数））
と、励振クロックPCLKを入力し励振クロックPCLKの１周
期を基準クロックCLKによって２π/Nずつ遅延させた出
力を作成しそのいずれかを出力する位相調整器PAと、位
相調整器PAの出力を増幅して振動子３を駆動する振動子
ドライバVDとから構成されている。振動子駆動用周波数
は、励振クロックPCLKの周波数と同一になる。
制御信号系回路部は、シャフトエンコーダ（図示せ
ず）の出力（以下、単にシャフトエンコーダ出力とい
う）φＡおよびφＢ（２相出力の場合）から画素記録ク
ロックDCLKを作成するドットクロック発生器DCGと、画
素記録クロックDCLKを入力しその整数倍の周波数を有す
るレジストレーション調整用クロックSCLKを作成する周
波数逓倍器FMと、レジストレーション調整用クロックSC
LKをエンコーダ出力φＺ（原点パルス）からMPU（図示
せず）から入力されるスタート位置遅延データに基づく
一定時間だ遅延したレジストレーション調整用クロック
SCLK＊を作成するスタート位置遅延回路SDと、画素記録
クロックDCLKを入力しレジストレーション調整用クロッ
クSCLK＊と励振クロックPCLKとに立上りエッジおよび立
下りエッジが同期した画素記録クロックDCLK＊を作成す
る同期化回路SCと、MPUの制御で画像データが書き込ま
れ画素記録クロックDCLK＊に同期して画像データが読み
出される回転ドラム（図示せず）の１回転分の記憶容量
をもったラインバッファLBと、画素記録クロックDCLK＊
から一定時間遅延されたロード信号LOADを作成する制御
信号発生器CSGと、ロード信号LOADでラインバッファLB
から出力された画像データがロードされロードされた画
像データに比例したパルス幅を有するパルス幅変調信号
PWMOUTを作成するパルス幅変調器PWMと、パルス幅変調
信号PWMOUTを電圧増幅し制御電極４に印加される制御信
号を作成する高圧スイッチHVSとから構成されている。
ず）の出力（以下、単にシャフトエンコーダ出力とい
う）φＡおよびφＢ（２相出力の場合）から画素記録ク
ロックDCLKを作成するドットクロック発生器DCGと、画
素記録クロックDCLKを入力しその整数倍の周波数を有す
るレジストレーション調整用クロックSCLKを作成する周
波数逓倍器FMと、レジストレーション調整用クロックSC
LKをエンコーダ出力φＺ（原点パルス）からMPU（図示
せず）から入力されるスタート位置遅延データに基づく
一定時間だ遅延したレジストレーション調整用クロック
SCLK＊を作成するスタート位置遅延回路SDと、画素記録
クロックDCLKを入力しレジストレーション調整用クロッ
クSCLK＊と励振クロックPCLKとに立上りエッジおよび立
下りエッジが同期した画素記録クロックDCLK＊を作成す
る同期化回路SCと、MPUの制御で画像データが書き込ま
れ画素記録クロックDCLK＊に同期して画像データが読み
出される回転ドラム（図示せず）の１回転分の記憶容量
をもったラインバッファLBと、画素記録クロックDCLK＊
から一定時間遅延されたロード信号LOADを作成する制御
信号発生器CSGと、ロード信号LOADでラインバッファLB
から出力された画像データがロードされロードされた画
像データに比例したパルス幅を有するパルス幅変調信号
PWMOUTを作成するパルス幅変調器PWMと、パルス幅変調
信号PWMOUTを電圧増幅し制御電極４に印加される制御信
号を作成する高圧スイッチHVSとから構成されている。
なお、第１図は、ノズル１本（１色）分に関するレジ
ストレーション調整装置を示す図であり、カラーインク
ジェットプリンタには、４本（C,M,Y,BK）分または３本
（C,M,Y）分独立に搭載されている。ただし、基準発振
器CGおよびドットクロック発生器DCGは共通である。ま
た、偏向電源E1,偏向電極7,接地電極５およびナイフエ
ッジ６は共通でもよい。
ストレーション調整装置を示す図であり、カラーインク
ジェットプリンタには、４本（C,M,Y,BK）分または３本
（C,M,Y）分独立に搭載されている。ただし、基準発振
器CGおよびドットクロック発生器DCGは共通である。ま
た、偏向電源E1,偏向電極7,接地電極５およびナイフエ
ッジ６は共通でもよい。
周波数逓倍器FMは、例えば第２図に示すように、画素
記録クロックDCLKを基準信号とし、それに位相ロックさ
れ画素記録クロックDCLKのＭ倍の周波数を有するレジス
トレーション調整用クロックSCLKを作成するPLL（Phase
−Locked−Loop）で構成される。すなわち、周波数逓倍
器FMは、位相比較器（φ/D）21と、低域通過フィルタ
（LPF）22と、電圧制御発振器（VCM）23と、分周器（÷
Ｍ）24（分周比Ｍ（正整数））とから構成される。
記録クロックDCLKを基準信号とし、それに位相ロックさ
れ画素記録クロックDCLKのＭ倍の周波数を有するレジス
トレーション調整用クロックSCLKを作成するPLL（Phase
−Locked−Loop）で構成される。すなわち、周波数逓倍
器FMは、位相比較器（φ/D）21と、低域通過フィルタ
（LPF）22と、電圧制御発振器（VCM）23と、分周器（÷
Ｍ）24（分周比Ｍ（正整数））とから構成される。
スタート位置遅延回路SDは、例えば第３図（ａ）に示
すように、プリセット減算カウンタ31と、遅延型フリッ
プフロップ32と、インバータ33と、アンドゲート34とか
ら構成される。このスタート位置遅延回路SDでは、第３
図（ｂ）に示すように、シャフトエンコーダ出力φＺ
（原点パルス）で遅延時間に比例するスタート位置遅延
データがプリセット減算カウンタ31にロードされ、レジ
ストレーション調整用クロックSCLKで減算される。プリ
セット減算カウンタ31のカウントが“ALL ZERO"になっ
たときに遅延型フリップフロップ32で立上り信号GATEPU
LSEを作成し、アンドゲート34で立上り信号GATEPULSEと
レジストレーション調整用クロックSCLKとの論理積をと
ればレジストレーション調整用クロックSCLK＊が作成さ
れる。
すように、プリセット減算カウンタ31と、遅延型フリッ
プフロップ32と、インバータ33と、アンドゲート34とか
ら構成される。このスタート位置遅延回路SDでは、第３
図（ｂ）に示すように、シャフトエンコーダ出力φＺ
（原点パルス）で遅延時間に比例するスタート位置遅延
データがプリセット減算カウンタ31にロードされ、レジ
ストレーション調整用クロックSCLKで減算される。プリ
セット減算カウンタ31のカウントが“ALL ZERO"になっ
たときに遅延型フリップフロップ32で立上り信号GATEPU
LSEを作成し、アンドゲート34で立上り信号GATEPULSEと
レジストレーション調整用クロックSCLKとの論理積をと
ればレジストレーション調整用クロックSCLK＊が作成さ
れる。
同期化回路SCは、例えば第４図（ａ）に示すように、
２つの遅延型フリップフロップ41および42で構成され
る。この同期化回路SCでは、第４図（ｂ）に示すよう
に、立上りと立下りとがそれぞれレジストレーション調
整用クロックSCLK＊の立上りと励振クロックPCLKの立上
りとに同期した画素記録クロックDCLK＊が作成される。
２つの遅延型フリップフロップ41および42で構成され
る。この同期化回路SCでは、第４図（ｂ）に示すよう
に、立上りと立下りとがそれぞれレジストレーション調
整用クロックSCLK＊の立上りと励振クロックPCLKの立上
りとに同期した画素記録クロックDCLK＊が作成される。
ラインバッファLBは、例えばRAM（Random Access Mem
ory）またはFIFO（First−In First−Out）メモリを用
いて構成される。
ory）またはFIFO（First−In First−Out）メモリを用
いて構成される。
（１）RAMを用いた場合、例えば第５図に示すように、
ラインバッファLBは、RAM51と、読出しアドレスバッフ
ァ52と、書込みアドレスバッファ53と、読出アドレス発
生器54と、書込みデータバッファ55と、読出しデータバ
ッファ56とから構成される。このラインバッファLBで
は、MPUから書込みデータバッファ55を介してRAM51に書
き込まれた画像データは、読出しアドレス発生器54によ
り画素記録クロックDCLK＊（READ）をカウントして作成
されたアドレス信号（画素記録クロックDCLK＊でアドレ
スがインクリメントされる）で読出しアドレスバッファ
52を介してRAM51のアドレスが指定され、そのアドレス
の画像データがRAM51から読出しデータバッファ56に読
み出される。各アドレスバッファおよびデータバッファ
の開閉は、MPUによって制御される。
ラインバッファLBは、RAM51と、読出しアドレスバッフ
ァ52と、書込みアドレスバッファ53と、読出アドレス発
生器54と、書込みデータバッファ55と、読出しデータバ
ッファ56とから構成される。このラインバッファLBで
は、MPUから書込みデータバッファ55を介してRAM51に書
き込まれた画像データは、読出しアドレス発生器54によ
り画素記録クロックDCLK＊（READ）をカウントして作成
されたアドレス信号（画素記録クロックDCLK＊でアドレ
スがインクリメントされる）で読出しアドレスバッファ
52を介してRAM51のアドレスが指定され、そのアドレス
の画像データがRAM51から読出しデータバッファ56に読
み出される。各アドレスバッファおよびデータバッファ
の開閉は、MPUによって制御される。
（２）FIFOメモリ61に用いた場合、例えば第６図に示す
ように、アドレスを指定する必要がないので、MPUによ
って書き込まれた画像データは、画素記録クロックDCLK
＊（READ）によって書き込まれた順序に従って読み出さ
れる。
ように、アドレスを指定する必要がないので、MPUによ
って書き込まれた画像データは、画素記録クロックDCLK
＊（READ）によって書き込まれた順序に従って読み出さ
れる。
なお、各ノズル１ごとに２個のラインバッファLBがあ
り、各ラインバッファLBに対して回転ドラムの１回転ご
とに書込みと読出しとが交互に行われる。すなわち、一
方のラインバッファLBが書き込まれているときには、他
方のラインバッファLBは読み出されている。
り、各ラインバッファLBに対して回転ドラムの１回転ご
とに書込みと読出しとが交互に行われる。すなわち、一
方のラインバッファLBが書き込まれているときには、他
方のラインバッファLBは読み出されている。
制御信号発生器CSGは、例えば第７図（ａ）に示すよ
うに、画素記録クロックDCLK＊を基準とする２つの遅延
回路で構成される。各遅延回路は、単安定マルチバイブ
レータ71および72と、コンデンサC1およびC2と、抵抗R1
およびR2とから構成される。この制御信号発生器CSGで
は、第７図（ｂ）に示すように、画素記録クロックDCLK
＊の立上りからロード信号LOADまでの遅延時間は、画素
記録クロックDCLK＊で読み出されたラインバッファLBの
画像データが出力データバス上に確定されるまでの時間
に設定される。
うに、画素記録クロックDCLK＊を基準とする２つの遅延
回路で構成される。各遅延回路は、単安定マルチバイブ
レータ71および72と、コンデンサC1およびC2と、抵抗R1
およびR2とから構成される。この制御信号発生器CSGで
は、第７図（ｂ）に示すように、画素記録クロックDCLK
＊の立上りからロード信号LOADまでの遅延時間は、画素
記録クロックDCLK＊で読み出されたラインバッファLBの
画像データが出力データバス上に確定されるまでの時間
に設定される。
パルス幅変調器PWMは、例えば第７図（ａ）に示すよ
うに、２つの遅延型フリップフロップ73および74と、プ
リセット減算カウンタ75とから構成される。このパルス
幅変調器PWMでは、第７図（ｂ）に示すように、励振ク
ロックPCLKとロード信号LOADとが一般に非同期であるの
で、まず遅延型フリップフロップ73でロード信号LOADを
励振クロックPCLKに同期させ、ロード信号LOAD＊を作
る。次に、ロード信号LOAD＊をプリセット減算カウンタ
75に画像データのロード信号として入力するとともに、
遅延型フリップフロップ74に入力し、その立上りでパル
ス幅変調信号PWMOUTを立ち上げる。しかる後、画像デー
タが励振クロックPCLKで減算カウントされ、プリセット
減算カウンタ75のカウントが“ALL ZERO"になると立下
り信号ALLZEROが出力され、それによって遅延型フリッ
プフロップ74の出力、すなわちパルス幅変調信号PWMOUT
が立ち下がり、パルス幅への変換が終了する。
うに、２つの遅延型フリップフロップ73および74と、プ
リセット減算カウンタ75とから構成される。このパルス
幅変調器PWMでは、第７図（ｂ）に示すように、励振ク
ロックPCLKとロード信号LOADとが一般に非同期であるの
で、まず遅延型フリップフロップ73でロード信号LOADを
励振クロックPCLKに同期させ、ロード信号LOAD＊を作
る。次に、ロード信号LOAD＊をプリセット減算カウンタ
75に画像データのロード信号として入力するとともに、
遅延型フリップフロップ74に入力し、その立上りでパル
ス幅変調信号PWMOUTを立ち上げる。しかる後、画像デー
タが励振クロックPCLKで減算カウントされ、プリセット
減算カウンタ75のカウントが“ALL ZERO"になると立下
り信号ALLZEROが出力され、それによって遅延型フリッ
プフロップ74の出力、すなわちパルス幅変調信号PWMOUT
が立ち下がり、パルス幅への変換が終了する。
次に、このように構成された第１実施例のインクジェ
ットプリンタにおけるレジストレーション調整装置の動
作について説明する。
ットプリンタにおけるレジストレーション調整装置の動
作について説明する。
ドットクロック発生器DCGは、回転ドラムの軸に連結
されたシャフトエンコーダの出力から画素記録クロック
DCLKを作成する。
されたシャフトエンコーダの出力から画素記録クロック
DCLKを作成する。
周波数逓倍器FMは、画素記録クロックDCLKの周波数を
逓倍してレジストレーション調整用クロックSCLKを作成
する。
逓倍してレジストレーション調整用クロックSCLKを作成
する。
一方、ドラム円周方向のレジストレーションが得られ
るように適当な方法で各ノズル１ごとに測定されたスタ
ート位置遅延データがMPUから各ノズル１対応のスター
ト位置遅延回路SDにロードされる。
るように適当な方法で各ノズル１ごとに測定されたスタ
ート位置遅延データがMPUから各ノズル１対応のスター
ト位置遅延回路SDにロードされる。
スタート位置遅延回路SDは、シャフトエンコーダの原
点パルス（φＺ）を基準としスタート位置遅延データに
対応しレジストレーション調整用分解能が記録画素ピッ
チ/Mに相当する時間精度でレジストレーション調整用ク
ロックSCLKを遅延したレジストレーション調整用クロッ
クSCLK＊を作成する。
点パルス（φＺ）を基準としスタート位置遅延データに
対応しレジストレーション調整用分解能が記録画素ピッ
チ/Mに相当する時間精度でレジストレーション調整用ク
ロックSCLKを遅延したレジストレーション調整用クロッ
クSCLK＊を作成する。
同期化回路SCは、励振クロックPCLK,レジストレーシ
ョン調整用クロックSCLK＊および画素記録クロックDCLK
を入力し、画素記録クロックDCLKをスタート位置遅延デ
ータ分だけ遅延ししかも励振クロックPCLK、すなわちイ
ンク粒子の発生に同期させた画素記録クロックDCLK＊を
作成する。
ョン調整用クロックSCLK＊および画素記録クロックDCLK
を入力し、画素記録クロックDCLKをスタート位置遅延デ
ータ分だけ遅延ししかも励振クロックPCLK、すなわちイ
ンク粒子の発生に同期させた画素記録クロックDCLK＊を
作成する。
この画素記録クロックDCLK＊でラインバッファLBに書
き込まれていた画像データが読み出される。
き込まれていた画像データが読み出される。
また、制御信号発生器CSGは、画素記録クロックDCLK
＊から所定時間遅延したロード信号LOADを作成する。
＊から所定時間遅延したロード信号LOADを作成する。
パルス幅変調器PWMは、ラインバッファLBから読み出
された画像データをロード信号LOADでロードし、励振ク
ロックPCLKに同期しロードされた画像データを対応する
パルス幅を有するパルス幅変調信号PWMOUTを作成する。
された画像データをロード信号LOADでロードし、励振ク
ロックPCLKに同期しロードされた画像データを対応する
パルス幅を有するパルス幅変調信号PWMOUTを作成する。
高圧スイッチHVSは、パルス幅変調信号PWMOUTを電圧
制御してインク粒子の帯電制御信号に変換する。
制御してインク粒子の帯電制御信号に変換する。
既述したように、第１実施例のレジストレーション調
整装置では、レジストレーション調整用分解能は、記録
画素ピッチの整数分の１である。例えば、記録画素ピッ
チ1/16mm（画素密度400dpi）、Ｍ＝６（周波数逓倍器FM
の逓倍比）とすると、約10μｍの精度でレジストレーシ
ョンの調整ができる。記録画素ピッチが変われば、レジ
ストレーション調整用分解能も変化する。
整装置では、レジストレーション調整用分解能は、記録
画素ピッチの整数分の１である。例えば、記録画素ピッ
チ1/16mm（画素密度400dpi）、Ｍ＝６（周波数逓倍器FM
の逓倍比）とすると、約10μｍの精度でレジストレーシ
ョンの調整ができる。記録画素ピッチが変われば、レジ
ストレーション調整用分解能も変化する。
また、周波数逓倍器FMをPLLを構成し、分周器24（第
５図参照）にプログラマブルカウンタを用いてMPUでそ
の分周比を設定できるようにすれば、レジストレーショ
ン調整用分解能を可変に設定できる。なお、MPUばかり
でなく、DIPスイッチ等からの入力で周波数逓倍器FMの
分周比を変えても同様のことが行える。
５図参照）にプログラマブルカウンタを用いてMPUでそ
の分周比を設定できるようにすれば、レジストレーショ
ン調整用分解能を可変に設定できる。なお、MPUばかり
でなく、DIPスイッチ等からの入力で周波数逓倍器FMの
分周比を変えても同様のことが行える。
＜第２実施例＞ 第８図は、本発明の第２実施例に係るインクジェット
プリンタにおけるレジストレーション調整装置の要部を
示す回路ブロック図である。本実施例のインクジェット
プリンタにおけるレジストレーション調整装置は、シャ
フトエンコーダ出力φＡおよびφＢ（２相の場合）から
回転ドラムの１回転当たり常に一定のパルス数を有する
エンコーダクロックECLKを出力するエンコーダクロック
発生器ECGと、エンコーダクロックECLKを入力しMPUから
の画素密度指令に基づいて可変な画素記録クロックDCLK
を出力するドットクロック発生器DCGと、エンコーダク
ロックECLKを入力しそれを逓倍または分周してレジスト
レーション調整用クロックSCLKを作成する周波数変換器
FCとを含んで構成されている。なお、第８図は、シャフ
トエンコーダ出力φＡおよびφＢ（２相の場合）から画
素記録クロックDCLKとレジストレーション調整用クロッ
クSCLKとを作成する部分のみを示したブロック図であ
り、他の部分は第１図に示した第１実施例のインクジェ
ットプリンタのレジストレーション調整装置と同様に構
成されている。
プリンタにおけるレジストレーション調整装置の要部を
示す回路ブロック図である。本実施例のインクジェット
プリンタにおけるレジストレーション調整装置は、シャ
フトエンコーダ出力φＡおよびφＢ（２相の場合）から
回転ドラムの１回転当たり常に一定のパルス数を有する
エンコーダクロックECLKを出力するエンコーダクロック
発生器ECGと、エンコーダクロックECLKを入力しMPUから
の画素密度指令に基づいて可変な画素記録クロックDCLK
を出力するドットクロック発生器DCGと、エンコーダク
ロックECLKを入力しそれを逓倍または分周してレジスト
レーション調整用クロックSCLKを作成する周波数変換器
FCとを含んで構成されている。なお、第８図は、シャフ
トエンコーダ出力φＡおよびφＢ（２相の場合）から画
素記録クロックDCLKとレジストレーション調整用クロッ
クSCLKとを作成する部分のみを示したブロック図であ
り、他の部分は第１図に示した第１実施例のインクジェ
ットプリンタのレジストレーション調整装置と同様に構
成されている。
このように構成された第２実施例のインクジェットプ
リンタのレジストレーション調整装置では、エンコーダ
クロック発生器ECGは、回転ドラムの軸に連結されたシ
ャフトエンコーダの出力から回転ドラムの円周を均等に
分割するエンコーダクロックECLKを作成する。
リンタのレジストレーション調整装置では、エンコーダ
クロック発生器ECGは、回転ドラムの軸に連結されたシ
ャフトエンコーダの出力から回転ドラムの円周を均等に
分割するエンコーダクロックECLKを作成する。
ドットクロック発生器DCGは、MPUからの画素密度指令
に基づいてエンコーダクロックECLKから画素記録クロッ
クDCLKを作成する。
に基づいてエンコーダクロックECLKから画素記録クロッ
クDCLKを作成する。
周波数変換器FCは、エンコーダクロックECLKを逓倍あ
るいは分周してレジストレーション調整用クロックSCLK
を作成する。
るいは分周してレジストレーション調整用クロックSCLK
を作成する。
この第２実施例のインクジェットプリンタのレジスト
レーション調整装置では、第１図に示した第１実施例の
インクジェットプリンタのレジストレーション調整装置
ではレジストレーション調整用分解能が画素記録クロッ
クDCLKによって決まる記録画素ピッチに比例して変化し
たのに対して、レジストレーション調整用分解能が常に
一定値に保たれる。すなわち、レジストレーション調整
用クロックSCLKは、回転ドラムの円周を均等に分割する
エンコーダクロックECLKを逓倍あるいは分周して作成さ
れるので、必要なレジストレーション調整用分解能が常
に一定値として得られるように決められる。
レーション調整装置では、第１図に示した第１実施例の
インクジェットプリンタのレジストレーション調整装置
ではレジストレーション調整用分解能が画素記録クロッ
クDCLKによって決まる記録画素ピッチに比例して変化し
たのに対して、レジストレーション調整用分解能が常に
一定値に保たれる。すなわち、レジストレーション調整
用クロックSCLKは、回転ドラムの円周を均等に分割する
エンコーダクロックECLKを逓倍あるいは分周して作成さ
れるので、必要なレジストレーション調整用分解能が常
に一定値として得られるように決められる。
なお、上記各実施例では、連続噴射型インクジェット
記録ヘッドを用いるインクジェットプリンタに本発明を
適用した場合について説明したが、例えばオンデマンド
型インクジェット記録プリンタ，レーザビームプリン
タ，銀塩プリンタ等の他のプリンタにおけるレジストレ
ーション調整装置にも本発明が同様に適用可能であるこ
とはいうまでもない。
記録ヘッドを用いるインクジェットプリンタに本発明を
適用した場合について説明したが、例えばオンデマンド
型インクジェット記録プリンタ，レーザビームプリン
タ，銀塩プリンタ等の他のプリンタにおけるレジストレ
ーション調整装置にも本発明が同様に適用可能であるこ
とはいうまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、画素記録クロ
ックDCLKまたはエンコーダクロックECLKを基準にして作
成した画素記録クロックDCLKより周波数の高いレジスト
レーション調整用クロックSCLKを用いて各ノズルのドラ
ム円周方向のレジストレーションの調整を行うことによ
り、きわめて分解能の高い調整ができるという効果があ
る。
ックDCLKまたはエンコーダクロックECLKを基準にして作
成した画素記録クロックDCLKより周波数の高いレジスト
レーション調整用クロックSCLKを用いて各ノズルのドラ
ム円周方向のレジストレーションの調整を行うことによ
り、きわめて分解能の高い調整ができるという効果があ
る。
また、レジストレーション調整用クロックSCLKで各ノ
ズルの記録ヘッド位置が重なるように調整された帯電制
御信号はさらにインクジェットからの粒子化を支配する
振動子駆動用の励振クロックPCLKに同期しているので、
インク粒子１個単位での制御ができ、高精細記録が可能
になるという効果がある。
ズルの記録ヘッド位置が重なるように調整された帯電制
御信号はさらにインクジェットからの粒子化を支配する
振動子駆動用の励振クロックPCLKに同期しているので、
インク粒子１個単位での制御ができ、高精細記録が可能
になるという効果がある。
さらに、レジストレーション調整用クロックSCLKを画
素記録クロックDCLKから作れば、画素記録クロックDCLK
が変化してもレジストレーション調整用分解能はドット
ピッチ単位で常に一定になる、すなわちレジストレーシ
ョン調整用分解能＝ドットピッチ/M（M:定数（正整
数））となる効果がある。
素記録クロックDCLKから作れば、画素記録クロックDCLK
が変化してもレジストレーション調整用分解能はドット
ピッチ単位で常に一定になる、すなわちレジストレーシ
ョン調整用分解能＝ドットピッチ/M（M:定数（正整
数））となる効果がある。
さらにまた、レジストレーション調整用クロックSCLK
をエンコーダクロックECLKから作れば、画素記録クロッ
クDCLKが変化してもレジストレーション調整用分解能
は、ドットピッチに依存せずに常に一定になる効果があ
る。
をエンコーダクロックECLKから作れば、画素記録クロッ
クDCLKが変化してもレジストレーション調整用分解能
は、ドットピッチに依存せずに常に一定になる効果があ
る。
また、MPUまたはDIPスイッチ等からの入力によってレ
ジストレーション調整用分解能を可変に指定することも
可能であるという効果がある。
ジストレーション調整用分解能を可変に指定することも
可能であるという効果がある。
第１図は本発明の第１実施例に係るインクジェットプリ
ンタにおけるレジストレーション調整装置の主要部を示
す構成図、 第２図は第１図中の周波数逓倍器の一例であるPLLの回
路ブロック図、 第３図（ａ）および（ｂ）は第１図中のスタート位置遅
延回路の一例を示す回路ブロック図およびその動作例を
示すタイミングチャート、 第４図（ａ）および（ｂ）は第１図中の同期化回路の一
例を示す回路ブロックおよびその動作例を示すタイミン
グチャート、 第５図は第１図中のラインバッファにRAMを用いた場合
の回路ブロック図、 第６図は第１図中のラインバッファにFIFOを用いた場合
の回路ブロック図、 第７図（ａ）および（ｂ）は第１図中の制御信号発生器
およびパルス幅変調器の一例を示す回路ブロックおよび
それらの動作例を示すタイミングチャート、 第８図は本発明の第２実施例か係るインクジェットプリ
ンタにおけるレジストレーション調整装置の要部を示す
回路ブロック図、 第９図は連続噴射型インクジェット記録ヘッドの一例を
示す構成図である。 図において、 １……ノズル、２……インク電極、３……振動子、４…
…制御電極、５……接地電極、６……ナイフエッジ、７
……偏向電極、CG……基準発振器、CLK……基準クロッ
ク、CSG……制御信号発生器、DCG……ドットクロック発
生器、DCLK,DCLK＊……画素記録クロック、ECG……エン
コーダクロック発生器、E1……偏向電源、FC……周波数
変換器、FD……分周器、FM……周波数逓倍器、HVS……
高圧スイッチ、LB……ラインバッファ、LOAD……ロード
信号、PA……位相調整器、PCLK……励振クロック、PWM
……パルス幅変調器、PWMOUT……パルス幅変調信号、SC
……同期化回路、SCLK,SCLK＊……レジストレーション
調整用クロック、SD……スタート位置遅延回路、VD……
振動子ドライバ、φA,φＢ……エンコーダ出力、φＺ…
…エンコーダ出力（原点パルス）である。
ンタにおけるレジストレーション調整装置の主要部を示
す構成図、 第２図は第１図中の周波数逓倍器の一例であるPLLの回
路ブロック図、 第３図（ａ）および（ｂ）は第１図中のスタート位置遅
延回路の一例を示す回路ブロック図およびその動作例を
示すタイミングチャート、 第４図（ａ）および（ｂ）は第１図中の同期化回路の一
例を示す回路ブロックおよびその動作例を示すタイミン
グチャート、 第５図は第１図中のラインバッファにRAMを用いた場合
の回路ブロック図、 第６図は第１図中のラインバッファにFIFOを用いた場合
の回路ブロック図、 第７図（ａ）および（ｂ）は第１図中の制御信号発生器
およびパルス幅変調器の一例を示す回路ブロックおよび
それらの動作例を示すタイミングチャート、 第８図は本発明の第２実施例か係るインクジェットプリ
ンタにおけるレジストレーション調整装置の要部を示す
回路ブロック図、 第９図は連続噴射型インクジェット記録ヘッドの一例を
示す構成図である。 図において、 １……ノズル、２……インク電極、３……振動子、４…
…制御電極、５……接地電極、６……ナイフエッジ、７
……偏向電極、CG……基準発振器、CLK……基準クロッ
ク、CSG……制御信号発生器、DCG……ドットクロック発
生器、DCLK,DCLK＊……画素記録クロック、ECG……エン
コーダクロック発生器、E1……偏向電源、FC……周波数
変換器、FD……分周器、FM……周波数逓倍器、HVS……
高圧スイッチ、LB……ラインバッファ、LOAD……ロード
信号、PA……位相調整器、PCLK……励振クロック、PWM
……パルス幅変調器、PWMOUT……パルス幅変調信号、SC
……同期化回路、SCLK,SCLK＊……レジストレーション
調整用クロック、SD……スタート位置遅延回路、VD……
振動子ドライバ、φA,φＢ……エンコーダ出力、φＺ…
…エンコーダ出力（原点パルス）である。
Claims (4)
- 【請求項１】インクジェットを噴射する複数のノズルを
有し、各ノズルから噴射されたインクジェットを粒子化
し粒子化されたインク粒子の帯電を制御して回転ドラム
に巻き付けられた記録媒体上に１点に重なるように記録
するインクジェットプリンタにおいて、 前記回転ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダの
出力から画素記録クロック（DCLK）を作るドットクロッ
ク発生手段と、 このドットクロック発生手段により作られた画素記録ク
ロック（DCLK）の周波数を逓倍してレジストレーション
調整用クロック（SCLK）を作る周波数逓倍手段と、 この周波数逓倍手段により作られたレジストレーション
調整用クロック（SCLK）を外部からの可変な指令データ
に応じた時間だけ前記シャフトエンコーダの原点パルス
（φＺ）から遅延したレジストレーション調整用クロッ
ク（SCLK＊）を作るスタート位置遅延手段と、 前記ドットクロック発生手段により作られた画素記録ク
ロック（DCLK）を前記スタート位置遅延手段により作ら
れたレジストレーション調整用クロック（SCLK＊）とイ
ンクジェットを粒子化する励振クロック（PCLK）とに同
期させた画素記録クロック（DCLK＊）を作る同期化手段
と、 この同期化手段により作られた画素記録クロック（DCLK
＊）で読出しが制御されたラインバッファと、 前記同期化手段により作られた画素記録クロック（DCLK
＊）から所定時間遅延したロード信号（LOAD）を作る制
御信号発生手段と、 この制御信号発生手段により作られたロード信号（LOA
D）で前記ラインバッファから読み出された画像データ
がロードされロードされた画像データに対応するパルス
幅を有するパルス幅変調信号（PWMOUT）を出力するパル
ス幅変調手段と、 このパルス幅変調手段により作られたパルス幅変調信号
（PWMOUT）を電圧制御して制御信号に変換する高圧スイ
ッチング手段と を備えることを特徴とするインクジェットプリンタにお
けるレジストレーション調整装置。 - 【請求項２】前記周波数逓倍手段の逓倍比が外部から可
変に設定可能で、それによってレジストレーション調整
用分解能が可変にできる請求項１記載のインクジェット
プリンタにおけるレジストレーション調整装置。 - 【請求項３】インクジェットを噴射する複数のノズルを
有し、各ノズルから噴射されたインクジェットを粒子化
し粒子化されたインク粒子の帯電を制御して回転ドラム
に巻き付けられた記録媒体上に１点に重なるように記録
するインクジェットプリンタにおいて、 前記回転ドラムの軸に連結されたシャフトエンコーダの
出力から回転ドラムの円周を均等に分割するエンコーダ
クロック（ECLK）を作るエンコーダクロック発生手段
と、 外部からの画素密度指令に基づいて前記エンコーダクロ
ック発生手段により作られたエンコーダクロック（ECL
K）から画素記録クロック（DCLK）を作るドットクロッ
ク発生手段と、 前記エンコーダクロック発生手段により作られたエンコ
ーダクロック（ECLK）を逓倍あるいは分周してレジスト
レーション調整用クロック（SCLK）を作る周波数変換手
段と、 この周波数変換手段により作られたレジストレーション
調整用クロック（SCLK）を外部からの可変な指令データ
に応じた時間だけ前記シャフトエンコーダの原点パルス
（φＺ）から遅延したレジストレーション調整用クロッ
ク（SCLK＊）を作るスタート位置遅延手段と、 前記ドットクロック発生手段により作られた画素記録ク
ロック（DCLK）を前記スタート位置遅延手段により作ら
れたレジストレーション調整用クロック（SCLK＊）とイ
ンクジェットを粒子化する励振クロック（PCLK）とに同
期させた画素記録クロック（DCLK＊）を作る同期化手段
と、 この同期化手段により作られた画素記録クロック（DCLK
＊）で読出しが制御されるラインバッファと、 前記同期化手段により作られた画素記録クロック（DCLK
＊）から所定時間遅延したロード信号（LOAD）を作る制
御信号発生手段と、 この制御信号発生手段により作られたロード信号（LOA
D）で前記ラインバッファから読み出された画像データ
がロードされロードされた画像データに対応するパルス
幅を有するパルス幅変調信号（PWMOUT）を出力するパル
ス幅変調手段と、 このパルス幅変調手段により作られたパルス幅変調信号
（PWMOUT）を電圧制御して制御信号に変換する高圧スイ
ッチング手段と を備えることを特徴とするインクジェットプリンタにお
けるレジストレーション調整装置。 - 【請求項４】前記周波数変換手段の逓倍比あるいは分周
比が外部から可変に設定可能で、それによってレジスト
レーション調整用分解能が可変にできる請求項３記載の
インクジェットプリンタにおけるレジストレーション調
整装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2332335A JP2608806B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | インクジェットプリンタにおけるレジストレーション調整装置 |
| US07/798,198 US5450111A (en) | 1990-11-29 | 1991-11-26 | Ink jet recording apparatus having drop-registration adjusting system |
| DE19914139191 DE4139191C2 (de) | 1990-11-29 | 1991-11-28 | Tintenstrahlschreiber mit kontinuierlichem Strahl |
| GB9412174A GB2277394B (en) | 1990-11-29 | 1991-11-29 | Ink jet recording apparatus |
| GB9125474A GB2251710B (en) | 1990-11-29 | 1991-11-29 | Ink jet recording apparatus |
| US08/339,153 US5583552A (en) | 1990-11-29 | 1994-11-10 | Optimum phase determination based on the detected jet current |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2332335A JP2608806B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | インクジェットプリンタにおけるレジストレーション調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04201263A JPH04201263A (ja) | 1992-07-22 |
| JP2608806B2 true JP2608806B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=18253815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2332335A Expired - Lifetime JP2608806B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | インクジェットプリンタにおけるレジストレーション調整装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5450111A (ja) |
| JP (1) | JP2608806B2 (ja) |
| GB (1) | GB2251710B (ja) |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5801732A (en) * | 1994-09-23 | 1998-09-01 | Dataproducts Corporation | Piezo impulse ink jet pulse delay to reduce mechanical and fluidic cross-talk |
| JP3344153B2 (ja) * | 1995-04-25 | 2002-11-11 | 富士ゼロックス株式会社 | インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法 |
| US7237872B1 (en) | 1995-05-02 | 2007-07-03 | Fujifilm Dimatrix, Inc. | High resolution multicolor ink jet printer |
| US5940101A (en) * | 1996-07-08 | 1999-08-17 | Silver Seiko, Ltd. | Method and apparatus for determining optimum ink drop formation-frequency in an ink jet printer |
| JPH10146972A (ja) * | 1996-11-18 | 1998-06-02 | Silver Seiko Ltd | 連続噴射型インクジェット記録装置 |
| GB9626706D0 (en) * | 1996-12-23 | 1997-02-12 | Domino Printing Sciences Plc | Comtinuous ink jet print head control |
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| JP4766626B2 (ja) * | 1999-06-04 | 2011-09-07 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録ヘッド、及びインクジェット記録装置 |
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| TW495809B (en) | 2000-02-28 | 2002-07-21 | Semiconductor Energy Lab | Thin film forming device, thin film forming method, and self-light emitting device |
| TW495812B (en) * | 2000-03-06 | 2002-07-21 | Semiconductor Energy Lab | Thin film forming device, method of forming a thin film, and self-light-emitting device |
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| JP2023044520A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | キオクシア株式会社 | 信号処理回路および受信装置 |
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| JPS5441329B2 (ja) * | 1973-05-30 | 1979-12-07 | ||
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1990
- 1990-11-29 JP JP2332335A patent/JP2608806B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-11-26 US US07/798,198 patent/US5450111A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-29 GB GB9125474A patent/GB2251710B/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-11-10 US US08/339,153 patent/US5583552A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
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| US5583552A (en) | 1996-12-10 |
| GB2251710A (en) | 1992-07-15 |
| GB9125474D0 (en) | 1992-01-29 |
| GB2251710B (en) | 1995-05-24 |
| US5450111A (en) | 1995-09-12 |
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