JP2607649Y2 - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JP2607649Y2 JP2607649Y2 JP1993062648U JP6264893U JP2607649Y2 JP 2607649 Y2 JP2607649 Y2 JP 2607649Y2 JP 1993062648 U JP1993062648 U JP 1993062648U JP 6264893 U JP6264893 U JP 6264893U JP 2607649 Y2 JP2607649 Y2 JP 2607649Y2
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- Japan
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- socket
- sleeve
- ball
- hole
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Description
継手に関するものであり、更に詳しくは、外観が同じで
ありながら内径寸法が異なったり、又は、内部を流れる
流体が異なる流体の場合にプラグとソケットとが互いに
誤接続されることがないようにした管継手に関するもの
である。
とソケットとを接続して使用する管継手では、従来よ
り、管継手の製造コストを低下させるために例えば同一
外径形状でありながら、プラグやソケットへの接続管の
取付ネジ部の内径寸法のみを異ならせ、これによって様
々な使用箇所に適合できる管継手を構成している。この
ような管継手は、製品そのものに内径を表示する印が施
されてはいるが、目立たないため、外観が同一で内径寸
法が異なる管継手を一か所において複数使用している場
合、組合わせるべきプラグとソケットとを簡単に判別す
ることが困難である。
一時に多数の管継手を使用するときであり、プラグとソ
ケットとの接続部の形状が同一であって互換性があるこ
とから、誤って接続管径の異なるもの同志を接続してし
てしまう可能性があり、これによって流体抵抗の増大
や、或いは流量損失を招いたりすると言う問題がある。
また、異なる流体(特に薬品等)が流れる複数の管路の
途中に、互換性のあるプラグやソケットを使用していた
り、あるいは、表示が明確に印されていないプラグやソ
ケットを使用した場合には、異なる流体管同志を誤って
接続してしてしまう可能性があり、これによって流体の
混合や化学反応等を引き起こし重大な事故となる可能性
がある。
ケットが混在状態に置かれていると、どれが所望の内径
サイズのものであるのか、或いは接続すべき流体のもの
であるのか区別がつかず、外観だけでは非常に判別しに
くいという欠点があった。このため本出願人は、先に、
外観だけでは非常に判別しにくい管継手であっても誤接
続を防止できる管継手を提案した(実公平5−8396
号)。
図6(イ)はプラグP、図6(ロ)はソケットSの夫々
上側半分を断面図とした側面図であり、これらプラグP
とソケットSとは周知のようにプラグPがソケットSに
嵌合されて一組として使用される構成となっている。図
中、51はソケット本体であり、このソケット本体の外
周面にはストップリング52を介してストッパー53が
固定されており、また該ストッパー53及びソケット本
体51上を摺動可能にスリーブ54が設けられている。
スリーブ54とストッパー53の間にはコイル状のスリ
ーブスプリング55が介設されており、スリーブ54の
内周の中間部にはソケット本体51に設けたテーパ穴5
1aにボール57を押し込む突部56が形成されてい
る。ここで図面の状態からスリーブ54をスプリング5
5に抗して左方に移動させると、突部56がボール57
の位置から外れ、ボール57は穴51aから上方に移動
できるようになる。図中、58はバックアップリング、
59はOリング、60はバルブである。
0はスプリングホルダー61との間に配置された蛇腹状
のスプリング62により常時は図中右方に付勢され、ソ
ケット本体51に設けられたシート51bとの間に形成
される流路を閉じている。また、前記スプリングホルダ
ー61は、蛇腹状スプリング62の付勢力によりソケッ
ト本体51の内周に固定されたリング62に押し付けら
れている。しかし、後述するプラグPがソケットSに係
合し、バルブ60の端面60aがプラグPのバルブの端
面によって押されると、バルブ60が蛇腹状スプリング
62の付勢力に抗して図中左方に移動し、ソケット本体
51に設けられたシート51bとの間が開き、流体はバ
ルブ60に形成された孔60bを通って流れる。
続を防止するために、ソケット内径あるいは使用流体を
示す表示部材63あるいは64が設けられている。前記
表示部材63はソケット本体51の先端部に設けられて
おり、例えば内径部が6角形、8角形等の多角形をして
おり、後述するプラグPの外周にも同様に6角形、8角
形等の多角形表示部材が形成され、両者の表示部材の形
状が合致しない限りプラグPとソケットSとは接続でき
ないようになっている。また、表示部材64は色により
ソケット内径や内部を流れる流体等を区別表示できるよ
うになっている。
いて説明すると、71はプラグ本体であり、このプラグ
本体71内に収納されたバルブ72はスプリングホルダ
ー73との間に配置された蛇腹状のスプリング74によ
り常時は図中左方に付勢され、プラグ本体71に設けら
れたシート75に押し付けられ流路を閉じている。ま
た、前記スプリングホルダー73は、プラグ本体71の
内周に固定されたリング76に蛇腹状スプリング74の
付勢力により押し付けられている。更にプラグPにはソ
ケットSとの誤接続を防止するために、外周にプラグ内
径あるいは使用流体を示す表示部材77あるいは78が
設けられている。前記表示部材77は例えば前記ソケッ
トSの表示部材63の6角形、8角形等と対応するよう
に、外形部が6角形、8角形等の多角形をしており、前
記するソケットSの表示部材の6角形、8角形等が合致
しない限りプラグPとソケットSとは接続できないよう
になっている。また、表示部材78は色によりソケット
内径あるいは使用流体等を表示できるようになってい
る。
示部材が一致すると、図6(ロ)のプラグPが、図6
(イ)のソケットSの穴65内に更に深く嵌合され、プ
ラグPのバルブ72の端面72aがソケットSのバルブ
60の端面60aを押圧してバルブが開かれ、流体はバ
ルブ72に形成された孔72bを通って流れるようにな
っている。これと同時に、ボール57がプラグPに形成
した凹部79に嵌合して、プラグPが抜け出さないよう
になり、流路が連通される。なお、表示部材が着色した
ものである場合には、プラグPとソケットSに着色した
同色のものを取り出し、前述と同様に接続することがで
きる。
は、複数のプラグ及びソケットが混在状態であっても、
互いに嵌合できる形状の表示部材が設けてあるため、仮
に誤った組合せのプラグPとソケットSとを嵌合しよう
としても、両者は嵌合することができず、誤った組合せ
の嵌合を確実に回避することができる。
ような管継手では、誤接続を確実に防止できるが、以下
のような不都合があることが判明した。即ち、上記例の
管継手では、プラグおよびソケットに設けた表示部材が
プラグあるいはソケット本体と一体に固定して取付けら
れている。このため、形状によって内径や流体を表示す
る表示部材の場合には、両者を嵌合するためには表示部
材の位置合わせが必要となる。しかし、通常、プラグと
ソケットとは夫々配管に回転不能に取付けられているた
め、表示部材の位置合わせをしようとすると配管を回転
さなければならない場合が生じる。また、配管を回転さ
せることが困難な時には、予めプラグの表示部材とソケ
ットの表示部材の位置が合致するようにプラグとソケッ
トを配管に接続して置く必要があるため、工事の手間が
大変である。
やソケットが混在状態におかれている中から、誤って内
径寸法あるいは使用流体の異なるプラグとソケットとを
選択し、これらを接続しようとした場合、同一内径寸法
あるいは異なる流体管同志が接続できないようにすると
ともに、配管を回転さなくともプラグとソケットに設け
られた識別部材の位置合わせが容易にでき、両者を間違
いなく簡単に接続できる管継手を提供することを目的と
する。
グとソケットとが互いに連結されて1組を構成する管継
手であって、前記ソケットにはプラグ挿入部に夫々内径
形状の異なる識別部を有する識別部材が回転可能に形成
されており、前記プラグの外周には前記識別部と対応す
る位置に夫々ソケット側の識別部の内径形状に合致する
外径形状を有する識別部が形成されており、前記ソケッ
トの識別部材とプラグの外周に形成した識別部の外径形
状が合致するプラグのみが前記ソケット内に挿入可能と
なるように構成したことを特徴とするものであり、これ
を課題解決の手段とするものである。
ら同色の識別部、あるいは突起と溝のなす角度が同一の
プラグとソケットを取り出す。そして、スリーブ2を回
転させつつスリーブ2の切欠位置とプラグの突起に形成
した識別部とを一致させ、コイルスプリング5に抗して
左方に移動させプラグPを挿入するとボール7がプラグ
Pに形成した凹部29に嵌合する。次いで、スリーブ2
より手を放すと、スプリング5によりスリーブ2が押し
戻され、ボール7が突起6によって押され、プラグPは
抜け出さなくなる。
aがプラグPのバルブ22の端面22aによって押され
ると、バルブ10が蛇腹状スプリング12の付勢力に抗
して図中左方に移動し、ソケット本体1に設けられたシ
ート1bとの間が開き、流体はバルブ10に形成された
孔10bを通って流れる。また、プラグP側でも、バル
ブ22の端面22aがソケットSのバルブ10の端面1
0aによって押されるため、バルブ22が開かれ、流体
はバルブ22に形成された孔22bを通って流れる。
と、図1はソケットSの上側半分を断面図とした側面図
であり、図3はソケットSの上側半分を断面図とした側
面図である。そしてこれらプラグPとソケットSとは周
知のようにプラグPがソケットSに嵌合されて一組とし
て使用される構成となっており、プラグPとソケットS
は耐薬品性を持たせるために、耐薬品性を有する材質た
とえばテフロン、ステンレス等を使用して形成されてい
る。また、シール用Oリングについてもテフロンコーテ
ィング等の加工がしてある。以下ソケットSおよびプラ
グPの構成に付いてそれぞれ説明する。
本体の外周面には識別部材を兼ねたスリーブ4が回転自
在、且つ、摺動可能に設けられており、このスリーブ4
の内周面にはほぼ中央部から左右に小径部4aと大径部
4bとが形成されている。該大径部4bの一端にはスト
ップリング2が嵌着されており、該ストップリング2が
ソケット本体1の外周に形成された突出部3の一端に係
止して該ソケット本体1からのスリーブ4の脱落が防止
されている。またスリーブ4には内周の大径部4bに嵌
挿されたコイルスプリング5がソケット本体1の突出部
3の一端と小径部4aの端部とに係合して介設されてお
り、スリーブ4は前記コイルスプリング5の付勢力によ
って常時は図示位置を保持できるようになっている。そ
して、スリーブ4の内周の小径部4aの一端にはボール
押え部6とボール逃げ部6aとが隣接して形成されてお
り、このボール押え部6によってソケット本体1に形成
したテーパ孔1aに遊嵌したボール7が外径方向に突出
しないようになっている。ここで図面の状態からスリー
ブ4をコイルスプリング5に抗して左方に移動させる
と、ボール押え部6がボール7の位置から外れ、ボール
逃げ溝6aの位置にボール7がくるので該ボール7はテ
ーパ孔1aから外径方向に移動できるようになる。さら
に、ソケット本体1の先端にはテーパ孔1a近傍からテ
ーパ部16を有する小径部18が形成され、そのテーパ
部16とボール逃げ溝6aのアテーパ部17とが係止し
てボール7とボール逃げ溝6aとが一致するように構成
されている。このテーパ部16とテーパ部17との係止
によってスリーブ4が必要以上に後退するのを阻止して
いる。
続を防止するための識別部がプラグ挿入用開口端部に形
成されている。この識別部は、ソケット本体1の端部か
ら突出しているスリーブ4の内周面に形成されており、
図2(イ)に示すように所定の角度(図では90度)を
なす位置に二つの溝M1、M2から構成されている。前
記各溝がなす角度は内径、使用流体によってその角度が
決められており、また、前記溝の一方(図では上側)に
は、プラグP側の識別部との位置合わせが容易にできる
よう図2(ロ)に示すように切欠13が形成されてい
る。このため、ソケットとプラグとを接続する場合に
は、ソケット側に形成された前記溝の角度θと、後述す
るプラグ側に形成した突起の角度θが一致しない場合に
は、プラグPとソケットSとは接続できないようになっ
ている。また、ソケットの外周適宜位置には必要に応じ
てソケット内径あるいは使用流体等を区別できる色別の
識別部材が取り付けられている。
はスプリングホルダー11との間に配置された蛇腹状の
スプリング12により常時は図中右方に付勢され、ソケ
ット本体1に設けられたシート1bとの間に形成される
流路19を閉じている。また、前記スプリングホルダー
11は、蛇腹状スプリング12の付勢力によりソケット
本体1の内周に固定されたリング14に押し付けられて
いる。しかし、後述するプラグPがソケットSに係合
し、バルブ10の端面10aがプラグPのバルブの端面
によって押されると、バルブ10が蛇腹状スプリング1
2の付勢力に抗して図中左方に移動し、ソケット本体1
に設けられたシート1bとの間が開き、流体はバルブ1
0に形成された孔10bを通って流れるようになってい
る。図中、8はバックアップリングでOリング9を嵌挿
する溝を構成している。1cはスパナ掛け、1dは配管
接続用のネジ部である。
について説明すると、21はプラグ本体であり、このプ
ラグ本体21の外周には、ソケットSとの誤接続を防止
するための識別部が形成されている。この識別部はプラ
グ本体の外周に嵌着したリングTに所定の角度θ2(図
では90度)をなす位置に形成された突起T1、T2に
よって構成されており、該突起T1、T2は対応するソ
ケット側に形成された二つの溝M1、M2に嵌合するよ
うな角度をもって構成されている。前記突起がなす角度
は内径、使用流体によってその角度が決められており、
また、前記突起の一方(図では上側)には、ソケットS
側の切欠13と合致する位置にポンチマークあるいは色
彩等を印すとよい。
接続する時には、スリーブ2に形成した切欠13とプラ
グP側の突起のポンチマークとを一致させやすく、ソケ
ットS側に形成された前記溝M1、M2内に、プラグP
側に形成した突起T1、T2を挿入しながら接続するこ
とができる。また、仮にソケットS側の溝M1、M2が
なす角度θ1とプラグP側の突起T1、T2がなす角度
θ2が一致しない場合には、前記突起T1、T2がスリ
ーブ2の先端面に係止して、プラグPとソケットSとは
接続することができない。このとき、プラグPの先端が
ソケット本体1のプラグ挿入孔15内に侵入するがソケ
ット側の流路19およびプラグ側の流路30を開くこと
はない。また、プラグの外周適宜位置には必要に応じて
プラグ内径あるいは使用流体等を区別できる色別の識別
部材が取り付けられている。
は、スプリングホルダー23との間に配置された蛇腹状
のスプリング24により常時は図中左方に付勢され、プ
ラグ本体21に設けられたシート25に押し付けられ流
路30を閉じている。前記スプリングホルダー23は、
蛇腹状スプリング24の付勢力によりプラグ本体21の
内周に固定されたリング26に押し付けられている。
別部の溝と突起のなす角度が一致し、図3のプラグP
が、図1のソケットSのプラグ挿入孔15内に更に深く
嵌合されると、プラグPのバルブ22の端面22aがソ
ケットSのバルブ10の端面10aを押圧してバルブが
開かれ、流体はバルブ22に形成された孔22bを通っ
て流れるようになっている。図中、27はOリング、2
1cはスパナ掛け、21dは配管接続用のネジ部であ
る。
明をする。図1のソケットSのプラグ挿入孔15に図3
プラグPを係合させるには、先ず混在状態にあるプラグ
PとソケットS群の中から同色の識別部、あるいは突起
と溝のなす角度が同一のプラグとソケットを取り出す。
なお、色による識別部と溝または突起による識別部の両
方をそれぞれプラグとソケットに設けた場合には、混在
状態にある中から、先ず、同色のプラグとソケットとを
捜し出すことにより対応するプラグとソケットとを簡単
に見つけだすことができる。そして、スリーブ2を回転
させつつスリーブ2の切欠位置とプラグの突起に形成し
たポンチマークとを一致させ、該スリーブ2をコイルス
プリング5に抗して左方に移動させ、プラグPを挿入す
る。この時、ソケット側の溝がなす角度とプラグ側の突
起がなす角度が一致しているため、プラグPがソケット
Sに深く嵌合する。これと同時に、ボール7がプラグP
に形成した凹部29に嵌合する。次いで、スリーブ2よ
り手を放すと、コイルスプリング5によりスリーブ2が
押し戻され、ボール7がボール押え部6によって押さ
れ、プラグPは抜け出さなくなる。
即ち、ソケット側のバルブ10の端面10aがプラグP
のバルブ22の端面22aによって押されると、バルブ
10が蛇腹状スプリング12の付勢力に抗して図中左方
に移動し、ソケット本体1に設けられたシート1bとの
間が開き、流体はバルブ10に形成された孔10bを通
って流れる。また、プラグP側でも、バルブ22の端面
22aがソケットSのバルブ10の端面10aによって
押されるため、バルブ22が開かれ、流体はバルブ22
に形成された孔22bを通って流れる(図5参照)。
回転可能に取り付けたスリーブに、ソケットの内径寸法
あるいは使用流体を表示する互いになす角度が異なる二
つの溝を形成し、またプラグ側には内径寸法あるいは使
用流体を表示する互いになす角度が異なる二つの突起を
形成し、両者が合致しない限りソケットとプラグを接続
出来ないようにしている。またソケットとプラグとを接
続する際に、スリーブを回転させるだけで、スリーブの
溝とプラグの突起とを位置合わせすることができ、配管
への取り付け状態とは関係なくソケットとプラグとを接
続することができる。さらに、スリーブの溝の一方に切
欠を設け、また、プラグ側の前記切欠きと対応した突起
には印を形成したため、溝と突起の位置合わせを容易に
することができる。即ち、溝と突起が二つであるため、
どの溝とどの突起とを合わせることによりソケットとプ
ラグとを結合できるかの判断を容易にすることができ
る。
が回転不能となっており、ソケット側のスリーブが回転
可能となっており、スリーブを回転することにより、プ
ラグの識別部とスリーブの識別部との位置合わせを行う
ようになっているが、実施例とは逆にプラグ側の識別部
を回転可能とし、ソケット側のスリーブを回転不能とし
たり、あるいは両識別部を回転可能とすることもでき
る。さらに、識別部も溝と突起に限らず多角形としても
よいし、ソケット側を突起とし、プラグ側を溝とするこ
ともできる。また本考案は、その精神または主要な特徴
から逸脱することなく他の色々な形で実施することが
で、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、
限定的に解釈してはならない。
ば、ソケット本体に回転可能に取り付けたスリーブに、
ソケットの内径寸法あるいは使用流体を判別することが
できる互いになす角度が異なる二つの溝を形成し、また
プラグ側には内径寸法あるいは使用流体を判別すること
ができる互いになす角度が異なる二つの突起を形成し、
両者が合致しない限りソケットとプラグが連結出来ない
ようにしたため、従来の管継手に見られるような外径を
見ただけでは内径寸法が分らず、或いはどの流体用のも
のか分らないソケットとプラグを接続し、後から互いの
内径寸法が異なっていることに気がついたり、管継手と
して不完全な使用状態となったり、シールが不完全なま
ま使用したり、異なる流体が混合してしまうなどの事故
を防止することができる。またソケットとプラグとを接
続する際に、識別部を回転させるだけで、スリーブの溝
とプラグの突起とを位置合わせすることができ、配管へ
の取り付け状態とは関係なくソケットとプラグとを接続
することができる。等々の優れた効果を奏することがで
きる。
ある。
図である。
る。
との接続状態を示す上側半分を断面図とした側面図であ
る。
上側半分を断面図とした側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 相互に挿入連結されるプラグPとソケッ
トSからなる管継手であって、 ソケットSは、貫通孔を有するソケット本体1と、該ソ
ケット本体1の貫通孔内に設定され同貫通孔の開閉を行
うためのバルブ10と、該ソケット本体1の外側に同心
状に、軸線方向で摺動可能で且つ中心軸線を中心に回転
可能に設定されたスリーブ4と、該スリーブ4に設けら
れた識別部M1,M2とを有し、 プラグPは、ソケット本体1の貫通孔内に挿入されるプ
ラグ本体21と、該プラグ本体21に設けられソケット
本体の貫通孔に連通される貫通孔と、該プラグ本体21
の貫通孔内に設定され同貫通孔の開閉を行うためのバル
ブ22と、プラグ本体21の外周面に設けられた識別部
T1,T2とを有し、 プラグPとソケットSには、プラグ本体1がソケット本
体1の貫通孔内に所定長さだけ挿入されて連結完了位置
にされたときに、当該プラグとソケットとを相互施錠す
るための施錠手段7,29が設けられており、 ソケットSの識別部M1,M2とプラグPの識別部T
1,T2は、相互に対応する形状を有しており、その対
応する形状の識別部を備えるプラグPとソケットSとの
相互連結をするときにのみ、当該プラグ本体21がソケ
ット本体1の貫通孔内へ挿入されるのを許容するような
ものとされており、 ソケット本体1は、プラグPが連結される側の前端部
と、その反対側の後端部とを有しており、スリーブ4が
当該ソケット本体1の前端部の外周に設定されており、
その前端部がソケット本体21の前端部よりも前方に延
出しており、スリーブ4の識別部M1,M2が当該スリ
ーブの内周面の前端部から軸線方向後方に延びる溝M
1,M2とされ、プラグ本体の識別部が、プラグ本体の
ソケット本体の貫通孔への挿入の際に、上記溝M1,M
2に通される突起T1,T2とされており、スリーブの
前端縁には溝M1,M2と軸線方向で一致して、突起T
1,T2の先端部を受入れ当該溝に案内するための切欠
13を有していることを特徴とする管継手。 - 【請求項2】 ソケットSは、スリーブ4を前方へ付勢
するスプリング5を有しており、施錠手段が、ソケット
本体の前端部に半径方向で貫通するように形成されたテ
ーパ孔1a内に設定され半径方向で変位可能なボール7
と、プラグ本体21の外周面に形成され、当該プラグ本
体21が連結完了位置に挿入されたときに該ボール7が
半径方向内方に変位して嵌合するのを許容する凹部29
と、スリーブ4の内周面に形成され、凹部29に嵌合し
たボール7に係合して、同ボールが半径方向外方へ変位
して凹部29から外れるのを阻止するボール押え部6と
を有し、スリーブの内周面には、スリーブ4がスプリン
グ5に抗して後方へ動かされた状態でボール7の半径方
向外側への変位を許容するボール逃げ部6aが設けら
れ、プラグ本体21が上記連結完了位置まで挿入される
際にボール7が該プラグ本体によって半径方向外方へ変
位されるのを許容するようになされており、半径方向外
方に位置決めされたボールはスプリング5がスリーブを
前方へ押し戻すのを阻止すると共に、プラグ本体21が
上記連結完了位置まで挿入されると凹部29に嵌合さ
れ、それにより、ボール押え部6が当該ボール7に係合
する位置までスリーブ4がスプリングにより前方へで押
し戻されるのを許容するようにしてあることを特徴とす
る請求項1に記載の管継手。
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JP1993062648U JP2607649Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 管継手 |
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JP1993062648U JP2607649Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 管継手 |
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JPH0732284U JPH0732284U (ja) | 1995-06-16 |
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Family
ID=13206366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1993062648U Expired - Lifetime JP2607649Y2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2607649Y2 (ja) |
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