JP2600447Y2 - 生ごみ脱水機 - Google Patents
生ごみ脱水機Info
- Publication number
- JP2600447Y2 JP2600447Y2 JP1993040152U JP4015293U JP2600447Y2 JP 2600447 Y2 JP2600447 Y2 JP 2600447Y2 JP 1993040152 U JP1993040152 U JP 1993040152U JP 4015293 U JP4015293 U JP 4015293U JP 2600447 Y2 JP2600447 Y2 JP 2600447Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dewatering
- basket
- garbage
- shaft
- joint shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B9/00—Drives specially designed for centrifuges; Arrangement or disposition of transmission gearing; Suspending or balancing rotary bowls
- B04B9/08—Arrangement or disposition of transmission gearing ; Couplings; Brakes
- B04B2009/085—Locking means between drive shaft and rotor
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、台所の流し台の排水口
に取り付けられる生ごみ脱水機に関する。詳しくは、遠
心脱水式の生ごみ脱水機に関する。さらに詳しくは、脱
水カゴと駆動軸との連結構造を改良した生ごみ脱水機に
関する。
に取り付けられる生ごみ脱水機に関する。詳しくは、遠
心脱水式の生ごみ脱水機に関する。さらに詳しくは、脱
水カゴと駆動軸との連結構造を改良した生ごみ脱水機に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の生ごみ脱水機は、流し台の底面
部の排水口に対し筒軸方向を上下方向にして取り付けら
れる筒状ケースと、該ケース内に設置された回転脱水カ
ゴと、該脱水カゴを回転させるモータとを備えている。
部の排水口に対し筒軸方向を上下方向にして取り付けら
れる筒状ケースと、該ケース内に設置された回転脱水カ
ゴと、該脱水カゴを回転させるモータとを備えている。
【0003】第11,12図を参照して、従来の生ごみ
脱水機における脱水カゴと駆動軸との連結構造について
説明する。なお、第11図は同構造を示す縦断面図、第
12図は第11図のXII −XII 線に沿う断面図である。
脱水機における脱水カゴと駆動軸との連結構造について
説明する。なお、第11図は同構造を示す縦断面図、第
12図は第11図のXII −XII 線に沿う断面図である。
【0004】モータ(図示略)によって回転される駆動
軸10が鉛直方向に立設されている。なお、この駆動軸
10は、モータの回転軸であるか、又はこの回転軸に連
結された継手軸である。この駆動軸10の上部側面に
は、上下方向に凸スプライン12が設けられ、駆動軸1
0の上端部の外周面には雄ねじが設けられている。
軸10が鉛直方向に立設されている。なお、この駆動軸
10は、モータの回転軸であるか、又はこの回転軸に連
結された継手軸である。この駆動軸10の上部側面に
は、上下方向に凸スプライン12が設けられ、駆動軸1
0の上端部の外周面には雄ねじが設けられている。
【0005】脱水カゴ14の底部には貫通孔16が設け
られ、この貫通孔16の内周面には、上下方向に凹スプ
ライン18が設けられている。
られ、この貫通孔16の内周面には、上下方向に凹スプ
ライン18が設けられている。
【0006】上端の雄ねじ部分が脱水カゴ12内の底部
上面から突出するように駆動軸10を貫通孔16に挿入
し、ナット20を該雄ねじ部分に螺じ込むことにより、
駆動軸10と脱水カゴ14とが連結、固定される。スプ
ライン12,18同志が係合することにより、駆動軸1
0の回転力が確実に脱水カゴ14に伝達される。
上面から突出するように駆動軸10を貫通孔16に挿入
し、ナット20を該雄ねじ部分に螺じ込むことにより、
駆動軸10と脱水カゴ14とが連結、固定される。スプ
ライン12,18同志が係合することにより、駆動軸1
0の回転力が確実に脱水カゴ14に伝達される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記の如く脱水カゴと
駆動軸とを連結してなる生ごみ脱水機においては、次の
〜 のような問題があった。
駆動軸とを連結してなる生ごみ脱水機においては、次の
〜 のような問題があった。
【0008】 脱水カゴ14を固定するためにナット
20を締め付けることが必要である。従って、該カゴ1
4の着脱の際には必ずナット20の回転作業が必要であ
り、作業が煩瑣である。
20を締め付けることが必要である。従って、該カゴ1
4の着脱の際には必ずナット20の回転作業が必要であ
り、作業が煩瑣である。
【0009】 ナット20が脱水カゴ14の底部に位
置するので、ゴミ収集袋(図示略)が該カゴ14内にセ
ットされていると、ナット20の締め付けや取り外しが
行なえない。従って、脱水カゴ14を駆動軸10に着脱
するに際しては、必らずゴミ収集袋を脱水カゴ14から
抜いておく必要があり、作業が面倒であった。また、ゴ
ミ収集袋を外してあることを忘れ、ゴミ収集袋を脱水カ
ゴ14にセットしないままゴミを脱水カゴ14に投入す
る可能性もある。この場合は、手作業にてゴミを該カゴ
14内から除去したのちでなければナット20を回すこ
とができない。
置するので、ゴミ収集袋(図示略)が該カゴ14内にセ
ットされていると、ナット20の締め付けや取り外しが
行なえない。従って、脱水カゴ14を駆動軸10に着脱
するに際しては、必らずゴミ収集袋を脱水カゴ14から
抜いておく必要があり、作業が面倒であった。また、ゴ
ミ収集袋を外してあることを忘れ、ゴミ収集袋を脱水カ
ゴ14にセットしないままゴミを脱水カゴ14に投入す
る可能性もある。この場合は、手作業にてゴミを該カゴ
14内から除去したのちでなければナット20を回すこ
とができない。
【0010】 駆動軸10の上端部についた汚れがカ
バーナット20の内部に溜まり易く、不衛生である。
バーナット20の内部に溜まり易く、不衛生である。
【0011】 脱水カゴ14を外してから再度駆動軸
10に連結させる際に、該駆動軸10にゴミ等が付着し
たままであると、スプライン12,18同志の間にゴミ
等が挟まって嵌合の阻害要因となる。
10に連結させる際に、該駆動軸10にゴミ等が付着し
たままであると、スプライン12,18同志の間にゴミ
等が挟まって嵌合の阻害要因となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案の生ごみ脱水機
は、流し台の底面部の排水口に対し筒軸方向を上下方向
にして取り付けられる筒状ケースと、該ケース内に設置
された回転脱水カゴと、該脱水カゴの下側に配置され
た、該脱水カゴを回転駆動するモータとを備えてなる生
ごみ脱水機において、該脱水カゴの底部にボス部を設け
ると共に、該ボス部に該脱水カゴと同軸状に貫通孔を設
け、前記モータの回転軸又は該回転軸に固着された継手
軸を該貫通孔に嵌合させたことを特徴とするものであ
る。
は、流し台の底面部の排水口に対し筒軸方向を上下方向
にして取り付けられる筒状ケースと、該ケース内に設置
された回転脱水カゴと、該脱水カゴの下側に配置され
た、該脱水カゴを回転駆動するモータとを備えてなる生
ごみ脱水機において、該脱水カゴの底部にボス部を設け
ると共に、該ボス部に該脱水カゴと同軸状に貫通孔を設
け、前記モータの回転軸又は該回転軸に固着された継手
軸を該貫通孔に嵌合させたことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】本考案の生ごみ脱水機においては、脱水カゴと
モータの回転軸、もしくは該脱水カゴと該モータの回転
軸に固着された継手軸との接続部の構成を、貫通孔と該
貫通孔に嵌合する回転軸又は継手軸としたので、脱着と
もにカゴを上下に抜き差しするだけとなる。
モータの回転軸、もしくは該脱水カゴと該モータの回転
軸に固着された継手軸との接続部の構成を、貫通孔と該
貫通孔に嵌合する回転軸又は継手軸としたので、脱着と
もにカゴを上下に抜き差しするだけとなる。
【0014】また、カゴの脱着が簡単に行なえるので、
該脱水カゴへのゴミ収集袋の脱着作業も容易になる。
該脱水カゴへのゴミ収集袋の脱着作業も容易になる。
【0015】さらに、ゴミ収集袋を外してあることを忘
れ、ゴミ収集袋を脱水カゴにセットしないままゴミを脱
水カゴに投入してしまった際も、脱水カゴを脱水機外に
抜き出すことによって、ゴミを脱水カゴから簡単に取り
出せる。
れ、ゴミ収集袋を脱水カゴにセットしないままゴミを脱
水カゴに投入してしまった際も、脱水カゴを脱水機外に
抜き出すことによって、ゴミを脱水カゴから簡単に取り
出せる。
【0016】
【実施例】本考案の生ごみ脱水機の実施例について図面
を参照して説明する。第1図は第1の実施例に係る生ご
み脱水機を示す全体縦断面図、第2図及び第3図は第1
の実施例における回転軸と脱水カゴとの接続部の構造を
示す斜視図及び断面図である。
を参照して説明する。第1図は第1の実施例に係る生ご
み脱水機を示す全体縦断面図、第2図及び第3図は第1
の実施例における回転軸と脱水カゴとの接続部の構造を
示す斜視図及び断面図である。
【0017】この生ごみ脱水機は、円筒状のケース22
と、該ケース22内に配置された脱水カゴ24と、該カ
ゴ24を回転駆動させるためのモータ26とを備えてい
る。
と、該ケース22内に配置された脱水カゴ24と、該カ
ゴ24を回転駆動させるためのモータ26とを備えてい
る。
【0018】ケース22内にモータ26を保持するため
のハウジング28が挿入されている。このハウジング2
8は円筒形状であり、モータ26はその下部に取り付け
られている。
のハウジング28が挿入されている。このハウジング2
8は円筒形状であり、モータ26はその下部に取り付け
られている。
【0019】モータ26の回転軸(ロータシャフト)2
6aは、鉛直上方に延在されている。該回転軸26aの
上端はフライホイール30を介して継手軸32に連結さ
れている。このフライホイール30は、ビス34,36
によって回転軸26a及び継手軸32の双方に固定され
ており、双方の軸26a,32を同軸的に連結するジョ
イントとしての機能をも有している。なお、継手軸32
はベアリング38,40を介してハウジング28の上部
に枢支され、鉛直上下方向に延在している。
6aは、鉛直上方に延在されている。該回転軸26aの
上端はフライホイール30を介して継手軸32に連結さ
れている。このフライホイール30は、ビス34,36
によって回転軸26a及び継手軸32の双方に固定され
ており、双方の軸26a,32を同軸的に連結するジョ
イントとしての機能をも有している。なお、継手軸32
はベアリング38,40を介してハウジング28の上部
に枢支され、鉛直上下方向に延在している。
【0020】脱水カゴ24の底部24bに、上方に向か
って細径となるテーパ孔42が設けられている。該テー
パ孔42は該脱水カゴを貫通する貫通孔である。該脱水
カゴ24の該テーパ孔42の周囲には比較的厚肉で強度
保持用のボス部44が設けられている。該ボス部44の
下端面には放射状の溝46が複本条設けられている。
って細径となるテーパ孔42が設けられている。該テー
パ孔42は該脱水カゴを貫通する貫通孔である。該脱水
カゴ24の該テーパ孔42の周囲には比較的厚肉で強度
保持用のボス部44が設けられている。該ボス部44の
下端面には放射状の溝46が複本条設けられている。
【0021】継手軸32の頭部は前記テーパ孔42と係
合するテーパ形となっており、該継手軸32のテーパ面
の根元部には放射方向に突出する2本のピン48が設け
られている。該ピン48は、前記脱水カゴ24の下面の
溝46に係合し、モータ26の回転を該脱水カゴ24に
伝達する。なお、継手軸32がテーパ孔42に嵌合され
た際に、継手軸32の上端がテーパ孔42の上端から若
干突出するよう該継手軸32及びテーパ孔42が構成さ
れている。また、第1図の50は生ゴミの投入口、52
は該投入口に着脱自在に装着された蓋、54は脱水排水
の流出口を示す。
合するテーパ形となっており、該継手軸32のテーパ面
の根元部には放射方向に突出する2本のピン48が設け
られている。該ピン48は、前記脱水カゴ24の下面の
溝46に係合し、モータ26の回転を該脱水カゴ24に
伝達する。なお、継手軸32がテーパ孔42に嵌合され
た際に、継手軸32の上端がテーパ孔42の上端から若
干突出するよう該継手軸32及びテーパ孔42が構成さ
れている。また、第1図の50は生ゴミの投入口、52
は該投入口に着脱自在に装着された蓋、54は脱水排水
の流出口を示す。
【0022】このように構成された生ごみ脱水機におい
ては、ケース22の上部のフランジ部22fがシンクの
排水口(図示略)の上縁部に係止されるようにして設置
される。この生ごみ脱水機の脱水カゴ24に対し生ゴミ
が投入され、蓋52が装着される。蓋52にはマグネッ
ト56が設けられ、ケース22の上縁にはリードスイッ
チ(図示略)が設けられている。該蓋52が該ケース2
2に装着されるとマグネット56によってこのリードス
イッチがONとなり、モータ26が起動されて生ゴミが
遠心脱水される。脱水された水は流出口54から排出さ
れる。
ては、ケース22の上部のフランジ部22fがシンクの
排水口(図示略)の上縁部に係止されるようにして設置
される。この生ごみ脱水機の脱水カゴ24に対し生ゴミ
が投入され、蓋52が装着される。蓋52にはマグネッ
ト56が設けられ、ケース22の上縁にはリードスイッ
チ(図示略)が設けられている。該蓋52が該ケース2
2に装着されるとマグネット56によってこのリードス
イッチがONとなり、モータ26が起動されて生ゴミが
遠心脱水される。脱水された水は流出口54から排出さ
れる。
【0023】本実施例の生ごみ脱水機においては、継手
軸32と脱水カゴ24の接続部は、テーパ形の軸をテー
パ孔42に係合させる構成としているので、該脱水カゴ
24は該継手軸32に対してガタなく接続される。ま
た、該テーパ孔42を貫通孔としているため、前記継手
軸32に脱水カゴ24を装着する際に、係合部のゴミや
汚れは該継手軸32によって該脱水カゴ24内面に押し
出され、前記テーパ孔42の内面に残留することが防止
されるようになる。
軸32と脱水カゴ24の接続部は、テーパ形の軸をテー
パ孔42に係合させる構成としているので、該脱水カゴ
24は該継手軸32に対してガタなく接続される。ま
た、該テーパ孔42を貫通孔としているため、前記継手
軸32に脱水カゴ24を装着する際に、係合部のゴミや
汚れは該継手軸32によって該脱水カゴ24内面に押し
出され、前記テーパ孔42の内面に残留することが防止
されるようになる。
【0024】また、該脱水カゴ24の脱着は継手軸32
に対して該脱水カゴ24を上下に抜き差しするだけとな
る。従って、該脱水カゴ24へのゴミ収集袋の脱着作業
も容易になる。また、ゴミ収集袋を該脱水カゴ24に装
着し忘れた状態でゴミを該脱水カゴ24に投入した場合
でも、該脱水カゴ24を生ごみ脱水機から取り外すこと
によって、該ゴミの取り出し及びゴミ収集袋の再装着が
簡単且つ確実に行なえるようになる。
に対して該脱水カゴ24を上下に抜き差しするだけとな
る。従って、該脱水カゴ24へのゴミ収集袋の脱着作業
も容易になる。また、ゴミ収集袋を該脱水カゴ24に装
着し忘れた状態でゴミを該脱水カゴ24に投入した場合
でも、該脱水カゴ24を生ごみ脱水機から取り外すこと
によって、該ゴミの取り出し及びゴミ収集袋の再装着が
簡単且つ確実に行なえるようになる。
【0025】第4図は、本考案の第2の実施例に係る生
ごみ脱水機の要部斜視図である。本実施例においては、
脱水カゴ24底面のボス部44下端面に、係合部とし
て、傘歯車状の波状面56が設けられている。継手軸3
2のピン48は該波状面56の凹条に係合してモータ2
6の回転を脱水カゴ24aに伝達する。第1〜3図の実
施例では、ピン48を溝46に係合させるために、脱水
カゴ24を自転方向に回してピン48と溝46との位置
合わせが必要となるが、本実施例では、脱水カゴ24A
をケース22内に落し込むと、ピン30がそのまま、波
状面56の凹条に係合する。
ごみ脱水機の要部斜視図である。本実施例においては、
脱水カゴ24底面のボス部44下端面に、係合部とし
て、傘歯車状の波状面56が設けられている。継手軸3
2のピン48は該波状面56の凹条に係合してモータ2
6の回転を脱水カゴ24aに伝達する。第1〜3図の実
施例では、ピン48を溝46に係合させるために、脱水
カゴ24を自転方向に回してピン48と溝46との位置
合わせが必要となるが、本実施例では、脱水カゴ24A
をケース22内に落し込むと、ピン30がそのまま、波
状面56の凹条に係合する。
【0026】第5図は本考案の第3の実施例に係る生ご
み脱水機に用いられる継手軸32Bの斜視図、第6図は
本考案の第4の実施例に係る生ごみ脱水機に用いられる
継手軸32Cの斜視図である。
み脱水機に用いられる継手軸32Bの斜視図、第6図は
本考案の第4の実施例に係る生ごみ脱水機に用いられる
継手軸32Cの斜視図である。
【0027】第5,6図に示される継手軸32b,32
cは、それぞれ、上記第2実施例の波状面56に係合を
有した脱水カゴ24B,24Cのテーパ孔に係合される
構成のものとなっている。継手軸32bは多数本(本実
施例では6本)のピン48を有している。継手軸32c
は、そのテーパ面の根元部に、鍔部58が設けられてお
り、この鍔部58の上面には、前記波状面30と噛合す
る波状面60が設けられている。
cは、それぞれ、上記第2実施例の波状面56に係合を
有した脱水カゴ24B,24Cのテーパ孔に係合される
構成のものとなっている。継手軸32bは多数本(本実
施例では6本)のピン48を有している。継手軸32c
は、そのテーパ面の根元部に、鍔部58が設けられてお
り、この鍔部58の上面には、前記波状面30と噛合す
る波状面60が設けられている。
【0028】第7,8図は本考案の第5の実施例に係る
生ごみ脱水機に用いられる継手軸32dの斜視図と断面
図、第9,10図は本考案の第6の実施例に係る生ごみ
脱水機に用いられる継手軸32eの斜視図と断面図であ
る。継手軸32dは正八角形断面を有するテーパ状の継
手軸であり、継手軸32eは外周面にスプライン加工が
施された継手軸である。
生ごみ脱水機に用いられる継手軸32dの斜視図と断面
図、第9,10図は本考案の第6の実施例に係る生ごみ
脱水機に用いられる継手軸32eの斜視図と断面図であ
る。継手軸32dは正八角形断面を有するテーパ状の継
手軸であり、継手軸32eは外周面にスプライン加工が
施された継手軸である。
【0029】該継手軸32d,32eが係合する脱水カ
ゴ24D、24Eの軸心線上に設けられる嵌合孔の断面
形状は、それぞれ第8,10図に示される形状となって
いる。従って、共に滑ること無く継手軸の回転力を脱水
カゴに伝達可能であるので、上述した第1〜4の実施例
の如き継手軸に設けられたピンもしくは波状面と、脱水
カゴ下面のボス部に設けられた溝もしくは波状面とが係
合する必要がない。
ゴ24D、24Eの軸心線上に設けられる嵌合孔の断面
形状は、それぞれ第8,10図に示される形状となって
いる。従って、共に滑ること無く継手軸の回転力を脱水
カゴに伝達可能であるので、上述した第1〜4の実施例
の如き継手軸に設けられたピンもしくは波状面と、脱水
カゴ下面のボス部に設けられた溝もしくは波状面とが係
合する必要がない。
【0030】上記実施例では継手軸が用いられている
が、本考案では継手軸を省略し、モータの回転軸(ロー
タシャフト)を直接に脱水カゴのテーパ孔に係合させる
よう構成しても良い。
が、本考案では継手軸を省略し、モータの回転軸(ロー
タシャフト)を直接に脱水カゴのテーパ孔に係合させる
よう構成しても良い。
【0031】本考案の生ごみ脱水機の回転軸又は継手軸
と脱水カゴの貫通孔の形状は、モータ26の回転を確実
に脱水カゴ24に伝達可能であれば良く、図示以外の形
状としても良いことは明らかである。
と脱水カゴの貫通孔の形状は、モータ26の回転を確実
に脱水カゴ24に伝達可能であれば良く、図示以外の形
状としても良いことは明らかである。
【0032】
【考案の効果】本考案の生ごみ脱水機によれば、脱水カ
ゴとモータの回転軸又は該回転軸に固着された継手軸と
の接続部には、脱水カゴを該回転軸等に固定するための
ナット等のネジ部材が用いられていない。従って、ゴミ
袋の有無を問わず脱水カゴの着脱が容易に行なえ、ゴミ
収集袋のセットや保守点検、洗浄等の作業性が向上す
る。
ゴとモータの回転軸又は該回転軸に固着された継手軸と
の接続部には、脱水カゴを該回転軸等に固定するための
ナット等のネジ部材が用いられていない。従って、ゴミ
袋の有無を問わず脱水カゴの着脱が容易に行なえ、ゴミ
収集袋のセットや保守点検、洗浄等の作業性が向上す
る。
【0033】また、貫通孔であるために、前記回転軸も
しくは継手軸に脱水カゴを装着する際に、嵌合面のゴミ
や汚れは該回転軸もしくは継手軸によってカゴ内面に押
し出され、貫通孔内面に挟み込まれることがない。従っ
て、脱水カゴと回転軸もしくは継手軸との嵌合は、常に
ガタが無く行なうことが可能である。
しくは継手軸に脱水カゴを装着する際に、嵌合面のゴミ
や汚れは該回転軸もしくは継手軸によってカゴ内面に押
し出され、貫通孔内面に挟み込まれることがない。従っ
て、脱水カゴと回転軸もしくは継手軸との嵌合は、常に
ガタが無く行なうことが可能である。
【図1】本考案の第1の実施例に係る生ごみ脱水機の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】第1の実施例の要部斜視図である。
【図3】第1の実施例の要部縦断面図である。
【図4】第2の実施例の要部斜視図である。
【図5】第3の実施例における回転軸の斜視図である。
【図6】第4の実施例における回転軸の斜視図である。
【図7】第5の実施例における回転軸の斜視図である。
【図8】図7の回転軸の断面形状である。
【図9】第6の実施例における回転軸の斜視図である。
【図10】図9の回転軸の断面形状である。
【図11】従来例の生ごみ脱水機の要部縦断面図であ
る。
る。
【図12】第11図のXII−XII線部の断面図である。
10 駆動軸 14,24,24A 脱水カゴ 22 ケース 26 モータ 42 テーパ孔 44 ボス部 46 溝 48 ピン 56,60 波状面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 和子 東京都北区東十条6−10−15 (72)考案者 恩田 邦夫 埼玉県浦和市大字三室54−28 (56)参考文献 実開 昭49−5550(JP,U) 実開 平2−48142(JP,U) 実公 昭40−12373(JP,Y1) 実公 昭9−294(JP,Y1) 実公 昭47−2234(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B04B 3/00 B04B 9/08 B65F 1/00 102 E03C 1/26
Claims (1)
- 【請求項1】 流し台の底面部の排水口に対し筒軸方向
を上下方向にして取り付けられる筒状ケースと、該ケー
ス内に設置された回転脱水カゴと、該脱水カゴの下側に
配置された、該脱水カゴを回転駆動するモータとを備え
てなる生ごみ脱水機において、 該脱水カゴの底部にボス部を設けると共に、該ボス部に
該脱水カゴと同軸状に貫通孔を設け、 前記モータの回転軸又は該回転軸に固着された継手軸を
該貫通孔に嵌合させたことを特徴とする生ごみ脱水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040152U JP2600447Y2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 生ごみ脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040152U JP2600447Y2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 生ごみ脱水機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079444U JPH079444U (ja) | 1995-02-10 |
JP2600447Y2 true JP2600447Y2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=12572799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993040152U Expired - Lifetime JP2600447Y2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 生ごみ脱水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600447Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010131706A1 (ja) | 2009-05-15 | 2010-11-18 | ローム株式会社 | 半導体装置 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP1993040152U patent/JP2600447Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH079444U (ja) | 1995-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20030036546A (ko) | 드럼식 세탁기 | |
JP2600447Y2 (ja) | 生ごみ脱水機 | |
US2279878A (en) | Washing machine | |
JPS62130265U (ja) | ||
JPH079445U (ja) | 生ごみ脱水機 | |
JPH0720369U (ja) | 生ごみ脱水機 | |
JP3233132B2 (ja) | ジューサー | |
JP2561683Y2 (ja) | 生ごみ脱水機 | |
CN213305138U (zh) | 具有润滑结构的制冷电机端盖结构 | |
CN219129577U (zh) | 一种膨胀式固定转子结构及离心机 | |
CN217661812U (zh) | 一种用于食品检验的分液过滤装置 | |
JPS5937101B2 (ja) | ジユ−サ−ミキサ− | |
CN218419707U (zh) | 清洁设备水汽分离装置、污水箱和清洁设备 | |
JP2561682Y2 (ja) | 生ごみ脱水機 | |
JPH0340359Y2 (ja) | ||
CN212702477U (zh) | 一种高速低温离心机 | |
JPS5814943Y2 (ja) | 脱水兼用洗濯機 | |
JPH0322549U (ja) | ||
JPS62133996A (ja) | 一槽式脱水洗濯機 | |
JPS637702Y2 (ja) | ||
JP2600820Y2 (ja) | 生ごみ脱水機 | |
JPS588225Y2 (ja) | 洗濯機の撹拌翼支持装置 | |
GB2162089A (en) | Apparatus for attaching a garbage crusher to a sink | |
JPS605904Y2 (ja) | 脱水洗濯機 | |
JPS5927771Y2 (ja) | 回転ブラシ清掃機 |