JP2598637Y2 - 柄付き刷子 - Google Patents
柄付き刷子Info
- Publication number
- JP2598637Y2 JP2598637Y2 JP1993069268U JP6926893U JP2598637Y2 JP 2598637 Y2 JP2598637 Y2 JP 2598637Y2 JP 1993069268 U JP1993069268 U JP 1993069268U JP 6926893 U JP6926893 U JP 6926893U JP 2598637 Y2 JP2598637 Y2 JP 2598637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- insertion portion
- flocking
- pipe
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Brushes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、柄付き刷子、特に、単
繊維群を植毛してなる摺擦部と柄とからなり、ボディブ
ラシ等に利用される柄付き刷子に関するものである。
繊維群を植毛してなる摺擦部と柄とからなり、ボディブ
ラシ等に利用される柄付き刷子に関するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】一般に、柄付きブラシは、木製又
は樹脂製の柄と、該柄の一端に設けられ且多数の単繊維
が植毛されている摺擦部とからなり、ボディブラシや浴
槽洗浄用ブラシ、又は車両洗浄用ブラシ等として利用さ
れている。これら柄付きブラシのうち、柄が木製で構成
されているものでは、高価で重い上に、主に水回りに使
用するものであるから、長期の使用によりカビが付着し
黒ずみ、腐食してくるという不都合がある。そこで、近
年、木製に替わって合成樹脂製のものが普及されてい
る。
は樹脂製の柄と、該柄の一端に設けられ且多数の単繊維
が植毛されている摺擦部とからなり、ボディブラシや浴
槽洗浄用ブラシ、又は車両洗浄用ブラシ等として利用さ
れている。これら柄付きブラシのうち、柄が木製で構成
されているものでは、高価で重い上に、主に水回りに使
用するものであるから、長期の使用によりカビが付着し
黒ずみ、腐食してくるという不都合がある。そこで、近
年、木製に替わって合成樹脂製のものが普及されてい
る。
【0003】しかしながら、合成樹脂製の柄では、熱に
弱く、又、柄が撓み易いので摺擦効果に欠けるという問
題がある。操作に適する太さでもって柄の剛性を高める
ようにすると、この不便が解消できるものの、この場合
には、柄の全体を中実にする必要があり、この形式のも
のでは木製品よりも重くなる。本考案は、『多数の単繊
維群が植毛されている摺擦部と、該摺擦部に連続する柄
とからなる柄付き刷子』において、軽量で且カビが付着
せず、熱や衝撃にも強く、さらには、植毛された単繊維
群が不用意に抜け落ちないようにすることを課題とす
る。 [請求項1の考案について]
弱く、又、柄が撓み易いので摺擦効果に欠けるという問
題がある。操作に適する太さでもって柄の剛性を高める
ようにすると、この不便が解消できるものの、この場合
には、柄の全体を中実にする必要があり、この形式のも
のでは木製品よりも重くなる。本考案は、『多数の単繊
維群が植毛されている摺擦部と、該摺擦部に連続する柄
とからなる柄付き刷子』において、軽量で且カビが付着
せず、熱や衝撃にも強く、さらには、植毛された単繊維
群が不用意に抜け落ちないようにすることを課題とす
る。 [請求項1の考案について]
【0004】
【技術的手段】上記課題を解決するための本考案の技術
的手段は、『前記摺擦部及び前記柄は、全体に防食用表
面処理が施されたアルミニウム製とし、前記柄は中空の
棒状に成型されるとともに、前記摺擦部は、薄肉略皿状
体の植毛基体と、前記植毛基体の開放部を閉塞する薄肉
の裏蓋とから構成され、前記植毛基体に、厚肉の突起部
を内方に多数突出するように設けると共に、前記突起部
に前記単繊維群を植毛させた』ことである。
的手段は、『前記摺擦部及び前記柄は、全体に防食用表
面処理が施されたアルミニウム製とし、前記柄は中空の
棒状に成型されるとともに、前記摺擦部は、薄肉略皿状
体の植毛基体と、前記植毛基体の開放部を閉塞する薄肉
の裏蓋とから構成され、前記植毛基体に、厚肉の突起部
を内方に多数突出するように設けると共に、前記突起部
に前記単繊維群を植毛させた』ことである。
【0005】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。薄肉の
略皿状に成型された植毛基体の開放部を薄肉の裏蓋で被
覆させることにより、薄肉中空の摺擦部が構成され、そ
の内方に厚肉の突起部が多数突出する態様となる。前記
突起部に、例えば、外方に開放する小孔を深く形成して
おけば、前記小孔に単繊維群を植毛することができる。
前記摺擦部に、中空の柄を結合させることにより、全体
に、防食用表面処理が施されたアルミニウム製の薄肉中
空の柄付き刷子が完成することとなる。これにより、全
体に軽量となる上に、カビや錆び等が付着せず、熱や衝
撃にも強いものとなる。又、柄が不用意に撓むこともな
い上に処分時には、構成部分の全部又は大部分をリサイ
クルに利用することができる。さらに、前記植毛基体の
うち、前記単繊維群が植毛される部分は厚肉の突起部を
多数突設させる構成としたから、単繊維群は前記突起部
で確実に保持されることとなる。
略皿状に成型された植毛基体の開放部を薄肉の裏蓋で被
覆させることにより、薄肉中空の摺擦部が構成され、そ
の内方に厚肉の突起部が多数突出する態様となる。前記
突起部に、例えば、外方に開放する小孔を深く形成して
おけば、前記小孔に単繊維群を植毛することができる。
前記摺擦部に、中空の柄を結合させることにより、全体
に、防食用表面処理が施されたアルミニウム製の薄肉中
空の柄付き刷子が完成することとなる。これにより、全
体に軽量となる上に、カビや錆び等が付着せず、熱や衝
撃にも強いものとなる。又、柄が不用意に撓むこともな
い上に処分時には、構成部分の全部又は大部分をリサイ
クルに利用することができる。さらに、前記植毛基体の
うち、前記単繊維群が植毛される部分は厚肉の突起部を
多数突設させる構成としたから、単繊維群は前記突起部
で確実に保持されることとなる。
【0006】
【効果】柄付き刷子全体が軽量となるから使い勝手が良
く、又、アルミニウムの鍛造により成型することができ
るから、安価に且容易に製造することができる。又、水
回りに使用しても、最も乾燥しにくい植毛基体にもカビ
や錆び等が付着することがないから、長期にわたって清
潔に使用することができるとともに、熱によって変形す
ることもないので、熱湯によって消毒又は洗浄すること
ができる。又、柄が不用意に撓むことがないので、洗浄
効果が向上する。さらに、前記植毛基体に植毛される単
繊維群は、前記植毛基体に形成された厚肉の突起部に確
実に植毛されることとなるため、単繊維群は不容易に抜
け落ちる不都合がない。さらには、処分時においては、
アルミニウム製の空き缶等と共にリサイクルに回せるの
で、ゴミを軽減できるとともに環境保全にも貢献できる
こととなる。
く、又、アルミニウムの鍛造により成型することができ
るから、安価に且容易に製造することができる。又、水
回りに使用しても、最も乾燥しにくい植毛基体にもカビ
や錆び等が付着することがないから、長期にわたって清
潔に使用することができるとともに、熱によって変形す
ることもないので、熱湯によって消毒又は洗浄すること
ができる。又、柄が不用意に撓むことがないので、洗浄
効果が向上する。さらに、前記植毛基体に植毛される単
繊維群は、前記植毛基体に形成された厚肉の突起部に確
実に植毛されることとなるため、単繊維群は不容易に抜
け落ちる不都合がない。さらには、処分時においては、
アルミニウム製の空き缶等と共にリサイクルに回せるの
で、ゴミを軽減できるとともに環境保全にも貢献できる
こととなる。
【0007】[請求項2の考案について] 請求項2の考案のものは、請求項1において、『前記植
毛基体の一端から断面略半円状の第1の挿入部を側方へ
突出させ、前記裏蓋の一端から断面略半円状の第2の挿
入部を前記第1の挿入部に対向するように側方へ突出さ
せ、前記植毛基体の前記第1の挿入部と、前記裏蓋の前
記第2の挿入部とは共に前記柄内に密嵌状態に挿入可能
とした』ものであり、植毛基体の開放部に裏蓋を閉塞さ
せると、前記植毛基体の第1の挿入部と前記裏蓋の第2
の挿入部とが同じ方向に突出する態様となる。前記第1
の挿入部と、前記第2の挿入部とを共に前記柄内に密嵌
状態に差し込むだけで、柄付き刷子が完成するから、全
体にアルミニウムの中空体からなる柄付き刷子の製造が
容易となる。
毛基体の一端から断面略半円状の第1の挿入部を側方へ
突出させ、前記裏蓋の一端から断面略半円状の第2の挿
入部を前記第1の挿入部に対向するように側方へ突出さ
せ、前記植毛基体の前記第1の挿入部と、前記裏蓋の前
記第2の挿入部とは共に前記柄内に密嵌状態に挿入可能
とした』ものであり、植毛基体の開放部に裏蓋を閉塞さ
せると、前記植毛基体の第1の挿入部と前記裏蓋の第2
の挿入部とが同じ方向に突出する態様となる。前記第1
の挿入部と、前記第2の挿入部とを共に前記柄内に密嵌
状態に差し込むだけで、柄付き刷子が完成するから、全
体にアルミニウムの中空体からなる柄付き刷子の製造が
容易となる。
【0008】
【実施例】次に、上記した本考案の実施例を図面に従っ
て詳述する。本考案実施例の柄付き刷子は、ボディブラ
シに実施したもので、植毛基体(10)と植毛基体(1
0)の裏面を閉塞させる裏蓋(12)とからなる摺擦部
(1)、及び、前記摺擦部(1)に連結させる中空のパ
イプからなる柄(2)は、すべてアルミニウムの鍛造に
よって成型されるものとする。図1は、その分解斜視図
であり、図2は摺擦部(1)の断面図である。
て詳述する。本考案実施例の柄付き刷子は、ボディブラ
シに実施したもので、植毛基体(10)と植毛基体(1
0)の裏面を閉塞させる裏蓋(12)とからなる摺擦部
(1)、及び、前記摺擦部(1)に連結させる中空のパ
イプからなる柄(2)は、すべてアルミニウムの鍛造に
よって成型されるものとする。図1は、その分解斜視図
であり、図2は摺擦部(1)の断面図である。
【0009】植毛基体(10)は、図2に示すように、
下方開放の略皿状体の頂面に厚肉の突起部(11)が内
方に多数突出するように設けられていると共に、その開
放端部の一端から、下方開放の断面半円状の挿入部(1
0a)が側方に突出する形状に成型されており、前記突
起部(11)に形成した小孔に単繊維群(13)を植毛
させる構成である。そして、その下方開放部は、同図に
示すように、前記植毛基体(10)の外周形状に略一致
する形状の薄肉の裏蓋(12)によって閉塞され、植毛
基体(10)の開放端部を同図に示すように内側に屈曲
させるようにカシメることにより、中空の摺擦部(1)
が構成される。裏蓋(12)からは、前記挿入部(10
a)と同方向に上方開放の断面半円状の挿入部(12
a)が突出しており、植毛基体(10)の下方開放部を
裏蓋(12)で閉塞させたときに、前記挿入部(10
a)の下方開放端と挿入部(12a)の上方開放端が接
触するように両者の寸法は設定されている。よって、挿
入部(10a)と挿入部(12a)の開放部相互が対向
するように両者を結合させた状態で、前記パイプ状の柄
(2)内に差し込むと、柄(2)及び摺擦部(1)が共
にアルミニウム製の中空体からなる柄付き刷子が完成す
ることとなる。前記柄(2)は、伸縮自在に構成される
ものとする。
下方開放の略皿状体の頂面に厚肉の突起部(11)が内
方に多数突出するように設けられていると共に、その開
放端部の一端から、下方開放の断面半円状の挿入部(1
0a)が側方に突出する形状に成型されており、前記突
起部(11)に形成した小孔に単繊維群(13)を植毛
させる構成である。そして、その下方開放部は、同図に
示すように、前記植毛基体(10)の外周形状に略一致
する形状の薄肉の裏蓋(12)によって閉塞され、植毛
基体(10)の開放端部を同図に示すように内側に屈曲
させるようにカシメることにより、中空の摺擦部(1)
が構成される。裏蓋(12)からは、前記挿入部(10
a)と同方向に上方開放の断面半円状の挿入部(12
a)が突出しており、植毛基体(10)の下方開放部を
裏蓋(12)で閉塞させたときに、前記挿入部(10
a)の下方開放端と挿入部(12a)の上方開放端が接
触するように両者の寸法は設定されている。よって、挿
入部(10a)と挿入部(12a)の開放部相互が対向
するように両者を結合させた状態で、前記パイプ状の柄
(2)内に差し込むと、柄(2)及び摺擦部(1)が共
にアルミニウム製の中空体からなる柄付き刷子が完成す
ることとなる。前記柄(2)は、伸縮自在に構成される
ものとする。
【0010】この実施例の柄(2)は図1に示すよう
に、第1パイプ(21)と、該第1パイプ(21)に伸
縮自在に連結される第2パイプ(22)とから構成され
ており、前記第1パイプ(21)は、挿入部(10a)
と挿入部(12a)の結合体の外径に略一致する内径を
有するパイプであり、前記結合体に強制的に外嵌させる
ことにより、摺擦部(1)に抜け止め状態に連結される
こととなる。又、場合によっては接着剤又は溶接によっ
て固定する。
に、第1パイプ(21)と、該第1パイプ(21)に伸
縮自在に連結される第2パイプ(22)とから構成され
ており、前記第1パイプ(21)は、挿入部(10a)
と挿入部(12a)の結合体の外径に略一致する内径を
有するパイプであり、前記結合体に強制的に外嵌させる
ことにより、摺擦部(1)に抜け止め状態に連結される
こととなる。又、場合によっては接着剤又は溶接によっ
て固定する。
【0011】一方、第2パイプ(22)は、前記第1パイプ
(21)とほぼ同じ長さのパイプであり、前記第1パイプ(2
1)内に内挿自在であるとともにその一端に設けられてい
る伸縮固定具(3) によって、第2パイプ(22)を第1パイ
プ(21)内から所望の長さ突出させた状態で抜け止め状態
に固定することができる。この伸縮固定具(3) として
は、公知の手段が採用可能であり、例えば、図3,図4
に示す伸縮固定具(3) では、第2パイプ(22)の一端から
第1パイプ(21)側へ突出状態に内嵌固定され且その表面
の一部に斜めに切り欠かれた切欠(30)が形成されている
挿入軸(31)と、該切欠(30)内に嵌め込まれる補助具(33)
とからなるもので、伸縮固定具(3) を第1パイプ(21)内
に挿入させた時に、前記切欠(30)内に嵌め込まれた補助
具(33)の外周面が前記第1パイプ(21)の内周面に接触す
るようにその寸法関係は設定されている。尚、前記挿入
軸(31)の自由端側には、前記第2パイプ(22)の外径に一
致する外径を有する補助環(32)が固定されており、第1
パイプ(21)内に嵌め込まれた状態における伸縮固定具
(3) の姿勢を安定させている。
(21)とほぼ同じ長さのパイプであり、前記第1パイプ(2
1)内に内挿自在であるとともにその一端に設けられてい
る伸縮固定具(3) によって、第2パイプ(22)を第1パイ
プ(21)内から所望の長さ突出させた状態で抜け止め状態
に固定することができる。この伸縮固定具(3) として
は、公知の手段が採用可能であり、例えば、図3,図4
に示す伸縮固定具(3) では、第2パイプ(22)の一端から
第1パイプ(21)側へ突出状態に内嵌固定され且その表面
の一部に斜めに切り欠かれた切欠(30)が形成されている
挿入軸(31)と、該切欠(30)内に嵌め込まれる補助具(33)
とからなるもので、伸縮固定具(3) を第1パイプ(21)内
に挿入させた時に、前記切欠(30)内に嵌め込まれた補助
具(33)の外周面が前記第1パイプ(21)の内周面に接触す
るようにその寸法関係は設定されている。尚、前記挿入
軸(31)の自由端側には、前記第2パイプ(22)の外径に一
致する外径を有する補助環(32)が固定されており、第1
パイプ(21)内に嵌め込まれた状態における伸縮固定具
(3) の姿勢を安定させている。
【0012】第2パイプ(22)及びこれの外径に一致する
外径の前記補助環(32)は、第1パイプ(21)内に内挿自在
であるから、長い柄(2) が必要な場合は、第2パイプ(2
2)における伸縮固定具(3) が固定されている側の一端を
第1パイプ(21)内に僅かに内挿させて、第1パイプ(21)
及び第2パイプ(22)をそれぞれ逆方向に回動させる。図
面に示したものでは、第2パイプ(22)は図4の矢印(A)
の方向に、第1パイプ(21)は同図の矢印(B) の方向にそ
れぞれ回転させることにより、補助具(33)が、伸縮固定
具(3) における挿入軸(31)の外周面と第1パイプ(21)の
内周面との間隙の僅かな方へ強制的に移動せしめられる
こととなり、これにより、補助具(33)は、挿入軸(31)の
外周面と第1パイプ(21)の内周面との間に摩擦係合状態
に固定されることとなる。これにより、第2パイプ(22)
は第1パイプ(21)に内挿されたまま抜け止め状態で固定
されることとなる。
外径の前記補助環(32)は、第1パイプ(21)内に内挿自在
であるから、長い柄(2) が必要な場合は、第2パイプ(2
2)における伸縮固定具(3) が固定されている側の一端を
第1パイプ(21)内に僅かに内挿させて、第1パイプ(21)
及び第2パイプ(22)をそれぞれ逆方向に回動させる。図
面に示したものでは、第2パイプ(22)は図4の矢印(A)
の方向に、第1パイプ(21)は同図の矢印(B) の方向にそ
れぞれ回転させることにより、補助具(33)が、伸縮固定
具(3) における挿入軸(31)の外周面と第1パイプ(21)の
内周面との間隙の僅かな方へ強制的に移動せしめられる
こととなり、これにより、補助具(33)は、挿入軸(31)の
外周面と第1パイプ(21)の内周面との間に摩擦係合状態
に固定されることとなる。これにより、第2パイプ(22)
は第1パイプ(21)に内挿されたまま抜け止め状態で固定
されることとなる。
【0013】逆に、短い柄(2) が必要な場合には、第
1,第2パイプ(21)(22)を上記とは逆に相対回動させて
上記摩擦係合を解き、第2パイプ(22)を第1パイプ(21)
内に深く挿入して、上記と同様の操作によって伸縮固定
具(3) によって固定させれば良い。このように、柄の長
さが伸縮固定自在となるから、ボディブラシ等に利用し
た場合には、使い勝手が良い。
1,第2パイプ(21)(22)を上記とは逆に相対回動させて
上記摩擦係合を解き、第2パイプ(22)を第1パイプ(21)
内に深く挿入して、上記と同様の操作によって伸縮固定
具(3) によって固定させれば良い。このように、柄の長
さが伸縮固定自在となるから、ボディブラシ等に利用し
た場合には、使い勝手が良い。
【0014】図5に示すものは、植毛基体(10)をカ
シメ止めするための他の例を示すものである。この実施
例の植毛基体(10)の内部構造は、上記した第1実施
例のものと同一とし、その外周面には、溝(14)が刻
設されているものとする。このものでは、前記植毛基体
(10)を、上方開放のアルミニウム製の保持体(2
0)内に収容させるとともに保持体(20)の開放端部
を内側に屈曲させて、前記溝(14)内に嵌め込む。こ
れにより、植毛基体(10)は、保持体(20)にカシ
メ止めされることとなり、植毛基体(10)と保持体
(20)とからなる摺擦部(1)が構成される。
シメ止めするための他の例を示すものである。この実施
例の植毛基体(10)の内部構造は、上記した第1実施
例のものと同一とし、その外周面には、溝(14)が刻
設されているものとする。このものでは、前記植毛基体
(10)を、上方開放のアルミニウム製の保持体(2
0)内に収容させるとともに保持体(20)の開放端部
を内側に屈曲させて、前記溝(14)内に嵌め込む。こ
れにより、植毛基体(10)は、保持体(20)にカシ
メ止めされることとなり、植毛基体(10)と保持体
(20)とからなる摺擦部(1)が構成される。
【図1】本考案実施例の分解斜視図。
【図2】摺擦部(1) の断面図。
【図3】伸縮固定具(3) の拡大斜視図。
【図4】伸縮固定具(3) の使用状態を示す拡大断面図。
【図5】他の実施例の説明図。
(1) ・・・摺擦部 (10)・・・植毛基体 (2) ・・・柄 (20)・・・保持体
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の単繊維群が植毛されている摺擦部
と、該摺擦部に速続する柄とからなる柄付き刷子におい
て、前記摺擦部及び前記柄は、全体に防食用表面処理が
施されたアルミニウム製とし、前記柄は中空の棒状に成
型されるとともに、前記摺擦部は、薄肉略皿状体の植毛
基体と、前記植毛基体の開放部を閉塞する薄肉の裏蓋と
から構成され、前記植毛基体に、厚肉の突起部を内方に
多数突出するように設けると共に、前記突起部に前記単
繊維群を植毛させることを特徴とする柄付き刷子。 - 【請求項2】 前記植毛基体の一端から断面略半円状の
第1の挿入部を側方へ突出させ、前記裏蓋の一端から断
面略半円状の第2の挿入部を前記第1の挿入部に対向す
るように側方へ突出させ、前記植毛基体の前記第1の挿
入部と、前記裏蓋の前記第2の挿入部とは共に前記柄内
に密嵌状態に挿入可能とした請求項1に記載の柄付き刷
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069268U JP2598637Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 柄付き刷子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069268U JP2598637Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 柄付き刷子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736748U JPH0736748U (ja) | 1995-07-11 |
JP2598637Y2 true JP2598637Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=13397774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993069268U Expired - Lifetime JP2598637Y2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 柄付き刷子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598637Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP1993069268U patent/JP2598637Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0736748U (ja) | 1995-07-11 |
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