JP2598272B2 - 会議電話装置 - Google Patents
会議電話装置Info
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- JP2598272B2 JP2598272B2 JP62179902A JP17990287A JP2598272B2 JP 2598272 B2 JP2598272 B2 JP 2598272B2 JP 62179902 A JP62179902 A JP 62179902A JP 17990287 A JP17990287 A JP 17990287A JP 2598272 B2 JP2598272 B2 JP 2598272B2
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- Japan
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- loss
- microphones
- microphone
- signal level
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Description
【発明の詳細な説明】 (1) 発明の属する技術分野 本発明は、複数のマイクロホンと少なくとも一つのス
ピーカを用いて遠隔地の相手の会議通話を行なうことを
目的とした会議電話装置に関するものである。
ピーカを用いて遠隔地の相手の会議通話を行なうことを
目的とした会議電話装置に関するものである。
(2) 従来の技術とその問題点 複数のマイクロホンとスピーカを用いた従来の会議電
話装置について図面を用いて説明する。
話装置について図面を用いて説明する。
第1図は従来例の会議電話装置を示すブロック構成図
である。
である。
図においてマイクロホン1−1〜1−nから出力され
た送話信号は、マイクロホン毎に設けられたマイクロホ
ン増幅器3−1〜3−nで増幅され各マイクロホン毎に
設けられた可変損失回路14−1〜14−nを介して加算回
路4でミキシングされる。さらに、ミキシングされた送
話信号は可変損失回路5を経て送話出力増幅器9で通信
回路に挿入されるレベルまで増幅され、送話出力端子10
に至る。一方、通信回線から入力された受話信号は受話
入力端子13、可変損失回路6を経てスピーカ増幅器10で
増幅されスピーカ2から放音される。
た送話信号は、マイクロホン毎に設けられたマイクロホ
ン増幅器3−1〜3−nで増幅され各マイクロホン毎に
設けられた可変損失回路14−1〜14−nを介して加算回
路4でミキシングされる。さらに、ミキシングされた送
話信号は可変損失回路5を経て送話出力増幅器9で通信
回路に挿入されるレベルまで増幅され、送話出力端子10
に至る。一方、通信回線から入力された受話信号は受話
入力端子13、可変損失回路6を経てスピーカ増幅器10で
増幅されスピーカ2から放音される。
音声スイッチ制御回路11は整流平滑回路7,8で検出し
た送話信号レベル及び受話信号を比較し、可変損失回路
5,6に相反的に損失を挿入する。また、制御回路16は整
流平滑回路15で検出した各マイクロホン1−1〜1−n
の出力信号レベルに応じてマイクロホン毎に設けられた
可変損失回路14に挿入する損失量を制御する。例えば、
出力信号レベルの大きいマイクロホンを動作マイクロホ
ンとして選択した場合、選択したマイクロホンに対応し
て接続された可変損失回路14の損失は除去し、非選択マ
イクロホンに対応接続された可変損失回路14には損失を
挿入するように制御する。
た送話信号レベル及び受話信号を比較し、可変損失回路
5,6に相反的に損失を挿入する。また、制御回路16は整
流平滑回路15で検出した各マイクロホン1−1〜1−n
の出力信号レベルに応じてマイクロホン毎に設けられた
可変損失回路14に挿入する損失量を制御する。例えば、
出力信号レベルの大きいマイクロホンを動作マイクロホ
ンとして選択した場合、選択したマイクロホンに対応し
て接続された可変損失回路14の損失は除去し、非選択マ
イクロホンに対応接続された可変損失回路14には損失を
挿入するように制御する。
このように複数のマイクロホンの切替制御を行った場
合、次のような問題があった。会議用テーブルに複数の
マイクロホンとスピーカを設置した場合、各マイクロホ
ンとスピーカ間の音響結合量は各マイクロホンとスピー
カの位置関係によってそれぞれ異なる。従って、スピー
カから離れた位置に設置した音響結合量が小なるマイク
ロホンからスピーカのそばに設置した音響結合量大なる
マイクロホンに動作マイクロホンを切替えた場合、音響
結合量の増加によってハウリングを生ずることがあっ
た。
合、次のような問題があった。会議用テーブルに複数の
マイクロホンとスピーカを設置した場合、各マイクロホ
ンとスピーカ間の音響結合量は各マイクロホンとスピー
カの位置関係によってそれぞれ異なる。従って、スピー
カから離れた位置に設置した音響結合量が小なるマイク
ロホンからスピーカのそばに設置した音響結合量大なる
マイクロホンに動作マイクロホンを切替えた場合、音響
結合量の増加によってハウリングを生ずることがあっ
た。
(3) 発明の目的 本発明は、これらの欠点を除去するためのものであ
り、音響結合量が異なるマイクロホンの切替時に起るハ
ウリングを防止するとともに送話通話路及び受話通話路
に設けられた可変損失回路に挿入する損失量を適正化す
ることができる会議電話装置を提供することを目的とす
る。
り、音響結合量が異なるマイクロホンの切替時に起るハ
ウリングを防止するとともに送話通話路及び受話通話路
に設けられた可変損失回路に挿入する損失量を適正化す
ることができる会議電話装置を提供することを目的とす
る。
(4) 発明の構成及び作用の説明 以下図面により本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明の実施例を示すブロック構成図であ
る。
る。
第1図と同一部分については説明は省略する。第2図
において、整流平滑回路15で整流平滑された各マイクロ
ホンからの出力レベル,スピーカ端の受話信号レベル及
び加算回路4でミキシングされた送話信号レベルは、ア
ナログ−ディジタル変換器17でディジタル量に変換さ
れ、制御回路19で処理される。制御回路19は各マイクロ
ホン1−1〜1−nから出力された送話信号レベルに応
じて動作マイクロホンを選択し、選択されたマイクロホ
ンに対応して接続された可変損失回路14の損失は除去
し、非選択マイクロホンに対応して接続された可変損失
回路14には損失を挿入し送話信号を減衰する。従来例の
第1図でも説明したが、各マイクロホン1−1〜1−n
とスピーカ2の位置関係によって各マイクロホン1−1
〜1−nとスピーカ2間の音響結合量は異なるので、受
話信号レベルと各マイクロホン1−1〜1−nで収音さ
れ加算回路4でミキシングされた廻り込み信号レベルを
比較し演算処理して得られる全体の音響結合量αTも選
択されたマイクロホンによって異なってくる。そこで、
まず選択しうる全てのマイクロホン組合せについて全体
の音響結合量αTの測定を行なう。測定方法について以
下に述べる。
において、整流平滑回路15で整流平滑された各マイクロ
ホンからの出力レベル,スピーカ端の受話信号レベル及
び加算回路4でミキシングされた送話信号レベルは、ア
ナログ−ディジタル変換器17でディジタル量に変換さ
れ、制御回路19で処理される。制御回路19は各マイクロ
ホン1−1〜1−nから出力された送話信号レベルに応
じて動作マイクロホンを選択し、選択されたマイクロホ
ンに対応して接続された可変損失回路14の損失は除去
し、非選択マイクロホンに対応して接続された可変損失
回路14には損失を挿入し送話信号を減衰する。従来例の
第1図でも説明したが、各マイクロホン1−1〜1−n
とスピーカ2の位置関係によって各マイクロホン1−1
〜1−nとスピーカ2間の音響結合量は異なるので、受
話信号レベルと各マイクロホン1−1〜1−nで収音さ
れ加算回路4でミキシングされた廻り込み信号レベルを
比較し演算処理して得られる全体の音響結合量αTも選
択されたマイクロホンによって異なってくる。そこで、
まず選択しうる全てのマイクロホン組合せについて全体
の音響結合量αTの測定を行なう。測定方法について以
下に述べる。
受話通話路の損失が除去される受話状態では、スピー
カ2から放音さた受話信号は音響結合によって各マイク
ロホン1−1〜1−nから出力される。スピーカ端の受
話信号レベルをXRS,加算回路4でミキシングされた廻り
込み信号レベルをXTとすると全体の音響結合量αTは αT=XT−XRS 単位〔dB〕 で求めることができる。例えば、n本接続されたマイク
ロホン1−1〜1−nから2本のマイクロホンを選択す
る場合を考えてみると、選択マイクロホンの組合せは全
部でnC2通りあり、そのすべての組合わせについて音響
結合量αTを測定する。音響結合量の測定は受話状態で
行うが、制御回路19はすべての選択マイクロホン組合わ
せについて測定が完了するまで、積極的にマイクロホン
切替を行い短時間で測定が終了するように制御する。測
定結果はデータメモリに記憶する。
カ2から放音さた受話信号は音響結合によって各マイク
ロホン1−1〜1−nから出力される。スピーカ端の受
話信号レベルをXRS,加算回路4でミキシングされた廻り
込み信号レベルをXTとすると全体の音響結合量αTは αT=XT−XRS 単位〔dB〕 で求めることができる。例えば、n本接続されたマイク
ロホン1−1〜1−nから2本のマイクロホンを選択す
る場合を考えてみると、選択マイクロホンの組合せは全
部でnC2通りあり、そのすべての組合わせについて音響
結合量αTを測定する。音響結合量の測定は受話状態で
行うが、制御回路19はすべての選択マイクロホン組合わ
せについて測定が完了するまで、積極的にマイクロホン
切替を行い短時間で測定が終了するように制御する。測
定結果はデータメモリに記憶する。
前記音響結合量測定終了後は選択マイクロホンを切替
る毎に選択マイクロホン組合わせに対応した音響結合量
データをメモリから読み出し、同データを音声スイッチ
制御回路11aに伝送する。また、測定終了後の受話状態
では現在選択されているマイクロホン組合わせの音響結
合量を再測定し、前記測定データを更新する。
る毎に選択マイクロホン組合わせに対応した音響結合量
データをメモリから読み出し、同データを音声スイッチ
制御回路11aに伝送する。また、測定終了後の受話状態
では現在選択されているマイクロホン組合わせの音響結
合量を再測定し、前記測定データを更新する。
制御回路11aでは、伝送された音響結合量データを基
に可変損失回路5,6がハウリング余裕量を考慮して定ま
る必要最小限の損失量をもつようにする。
に可変損失回路5,6がハウリング余裕量を考慮して定ま
る必要最小限の損失量をもつようにする。
例えば、音響結合量の大きなマイクロホンが選択され
た場合には可変損失回路5,6に挿入する損失量を増加
し、逆に音響結合量が小さいマイクロホンが選択された
場合には同損失回路の損失量を減少するように制御す
る。
た場合には可変損失回路5,6に挿入する損失量を増加
し、逆に音響結合量が小さいマイクロホンが選択された
場合には同損失回路の損失量を減少するように制御す
る。
尚、実施例で示した音声スイッチ制御回路11a及び制
御回路19はマイクロコンピュータを用いることにより、
以上説明した制御動作を容易に実現することができる。
第3図は、この場合の1例を示すフローチャートであ
る。ここで、Nは選択されるマイクロホンの線数であ
る。ここで、制御動作がスタートすると、選択するマイ
クロホンの本数iが「1」の場合から測定を開始する
(S1)。次に、その選択されているマイクロホンが「送
話」であるか否かをチェックする(S2)。送話中であれ
ば、各マイクロホンの出力信号レベルに応じてマイクロ
ホンの選択・切替を行い(S3)、送話中でなければ、S3
のステップをパスして次に進む。次に、スピーカ2とそ
のマイクロホンとの間の音響結合量(簡略化のため「音
結量」と図示してある)の測定が終了したかを確認し
(S4)、iがNに達しない測定進行中はNOであるから次
のステップS5で「受話」か否かをチェックする。YESで
あれば、次に選択マイクロホン組合せCiの音響結合量を
測定する(S6)。その測定が終了すると(S7)、次に測
定した組合せCiの音響結合量データをデータメモリにス
トアする(S8)。次に、選択するマイクロホンの本数i
をi+1に変更する(S9)。すなわち、i=1から始め
られるので、i=2となる。次のステップで、マイクロ
ホン組合せCiに対応するマイクロホンの選択切替を行う
(S10)。以下、同様の動作を選択するマイクロホンの
本数(i)を順次1本づつ増加させて行うために、ステ
ップS2に戻るルートをとる。
御回路19はマイクロコンピュータを用いることにより、
以上説明した制御動作を容易に実現することができる。
第3図は、この場合の1例を示すフローチャートであ
る。ここで、Nは選択されるマイクロホンの線数であ
る。ここで、制御動作がスタートすると、選択するマイ
クロホンの本数iが「1」の場合から測定を開始する
(S1)。次に、その選択されているマイクロホンが「送
話」であるか否かをチェックする(S2)。送話中であれ
ば、各マイクロホンの出力信号レベルに応じてマイクロ
ホンの選択・切替を行い(S3)、送話中でなければ、S3
のステップをパスして次に進む。次に、スピーカ2とそ
のマイクロホンとの間の音響結合量(簡略化のため「音
結量」と図示してある)の測定が終了したかを確認し
(S4)、iがNに達しない測定進行中はNOであるから次
のステップS5で「受話」か否かをチェックする。YESで
あれば、次に選択マイクロホン組合せCiの音響結合量を
測定する(S6)。その測定が終了すると(S7)、次に測
定した組合せCiの音響結合量データをデータメモリにス
トアする(S8)。次に、選択するマイクロホンの本数i
をi+1に変更する(S9)。すなわち、i=1から始め
られるので、i=2となる。次のステップで、マイクロ
ホン組合せCiに対応するマイクロホンの選択切替を行う
(S10)。以下、同様の動作を選択するマイクロホンの
本数(i)を順次1本づつ増加させて行うために、ステ
ップS2に戻るルートをとる。
かくして、選択するマイクロホンの本数iがマイクロ
ホンの総数Nを越えると、ステップS4でYESとなり、ス
テップS11に進み、選択マイクロホン切替有りかをチェ
ックする(S11)。切替がない(NO)ときには、次に
「受話」か否かをチェックする(S12)。YESであれば、
現在選択されているマイクロホン組合せの音響結合量を
再測定する(S13)。この再測定が終了すると(S14)、
音響結合量データメモリの内容を更新する(S15)。
ホンの総数Nを越えると、ステップS4でYESとなり、ス
テップS11に進み、選択マイクロホン切替有りかをチェ
ックする(S11)。切替がない(NO)ときには、次に
「受話」か否かをチェックする(S12)。YESであれば、
現在選択されているマイクロホン組合せの音響結合量を
再測定する(S13)。この再測定が終了すると(S14)、
音響結合量データメモリの内容を更新する(S15)。
ステップS11で選択マイクロホンの切替があった(YE
S)のときには、新選択マイクロホンの音響結合量デー
タを制御回路11aに伝送する(S16)。
S)のときには、新選択マイクロホンの音響結合量デー
タを制御回路11aに伝送する(S16)。
ステップS5でNOのとき、データS7でNOのとき、ステッ
プS12でNOのとき及びステップS14でNOのときには、ルー
プをとる。
プS12でNOのとき及びステップS14でNOのときには、ルー
プをとる。
第4図は整流平滑回路15の構成例を示すもので、入出
力を対応して複数の回路15−1,15−2,15−nより構成さ
れている。各回路は同様の回路構成を有しているので、
15−1の回路についてのみ回路構成を示している。ここ
で、15−1aは入力端子、15−1bは対数圧縮増幅器、15−
1cは整流ダイオード、15−1d,15−1eは抵抗器、15−1f
はコンデンサ、15−1gは出力端子である。回路動作は、
入力信号の対数圧縮を行う以外は通常の整流平滑動作で
あるから詳細な説明は省略する。
力を対応して複数の回路15−1,15−2,15−nより構成さ
れている。各回路は同様の回路構成を有しているので、
15−1の回路についてのみ回路構成を示している。ここ
で、15−1aは入力端子、15−1bは対数圧縮増幅器、15−
1cは整流ダイオード、15−1d,15−1eは抵抗器、15−1f
はコンデンサ、15−1gは出力端子である。回路動作は、
入力信号の対数圧縮を行う以外は通常の整流平滑動作で
あるから詳細な説明は省略する。
(5) 発明の効果 本発明は、以上説明したように、選択したマイクロホ
ンの音響結合量に応じて受話通話路,送話通話路に設け
られた可変損失回路に挿入する損失量を最適化するため
ハウリングを防止できるとともに前記可変損失回路に必
要以上の損失の挿入を避けることができるので損失挿入
に伴う話頭,話尾切断を軽減できる利点がある。
ンの音響結合量に応じて受話通話路,送話通話路に設け
られた可変損失回路に挿入する損失量を最適化するため
ハウリングを防止できるとともに前記可変損失回路に必
要以上の損失の挿入を避けることができるので損失挿入
に伴う話頭,話尾切断を軽減できる利点がある。
第1図は従来の会議電話装置を示すブロック構成図、第
2図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第3図
は本発明に用いられる制御動作例を示すフローチャー
ト、第4図は本発明に用いられる整流平滑回路の1例を
示す回路図である。 1−1〜1−n……マイクロホン、2……スピーカ、3,
9,10……増幅器、4……加算回路、5,6,14−1〜14−n
……可変損失回路、7,8,15……整流平滑回路、11,11a…
…音声スイッチ制御回路、12……送話出力端子、13……
受話入力端子、16,19……制御回路。 17……アナログ−ディジタル変換器。
2図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第3図
は本発明に用いられる制御動作例を示すフローチャー
ト、第4図は本発明に用いられる整流平滑回路の1例を
示す回路図である。 1−1〜1−n……マイクロホン、2……スピーカ、3,
9,10……増幅器、4……加算回路、5,6,14−1〜14−n
……可変損失回路、7,8,15……整流平滑回路、11,11a…
…音声スイッチ制御回路、12……送話出力端子、13……
受話入力端子、16,19……制御回路。 17……アナログ−ディジタル変換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 及川 弘 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日 本電信電話株式会社複合通信研究所内 (72)発明者 西野 正和 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日 本電信電話株式会社複合通信研究所内 (72)発明者 飛田 瑞広 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日 本電信電話株式会社複合通信研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−116268(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数のマイクロホンと少なくとも一つのス
ピーカを用いて通信回路を介し遠隔地の相手と会議通話
を行なうように構成され、前記スピーカを前記複数のマ
イクロホンの各々との間の音響結合に起因するハウリン
グを防止するために、前記通話回路の送話通話路及び受
話通話路に具備した第1の可変損失回路と、送話信号レ
ベルと受話信号レベルを比較して前記可変損失回路に挿
入する損失量を制御する第1の制御回路とからなる音声
スイッチ回路を備えた会議電話装置において、 前記複数のマイクロホンの各々から出力される送話信号
レベルを減衰させるための前記複数のマイクロホンに対
してそれぞれ設けられた複数の第2の可変損失回路と、
該複数の第2の可変損失回路を通過した送話信号を加算
する加算回路と、前記複数のマイクロホンの各々から出
力される送話信号レベル及び前記通信回路から入力され
る受話信号レベルを検出する検出回路と、該検出回路で
検出した前記送話信号レベルに応じて前記第2の可変損
失回路の損失量を制御する第2の制御回路とを備え、該
第2の制御回路は、通話開始直後の受話状態で選択され
る該複数のマイクロホンのうちのいずれかの一つ又は複
数を選択する全ての組合せについて前記スピーカから放
音される信号で該スピーカと該マイクロホン間の音響結
合量を測定したデータをメモリに記憶させる第1の手段
と、前記選択された該マイクロホンを切替える度毎に該
第1の手段で測定した前記音響結合量のデータを前記第
1の制御回路に伝送する第2の手段とを備え、前記第1
の制御回路には、前記第2の制御回路から伝送された前
記音響結合量のデータにより前記第1の可変損失回路に
挿入する損失量がハウリング余裕量を考慮して定まる必
要最小限の損失量を持つように該挿入する損失量を加減
制御する第3の手段を備えたことを特徴とする会議電話
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62179902A JP2598272B2 (ja) | 1987-07-21 | 1987-07-21 | 会議電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62179902A JP2598272B2 (ja) | 1987-07-21 | 1987-07-21 | 会議電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6424666A JPS6424666A (en) | 1989-01-26 |
JP2598272B2 true JP2598272B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16073900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62179902A Expired - Lifetime JP2598272B2 (ja) | 1987-07-21 | 1987-07-21 | 会議電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598272B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60116268A (ja) * | 1983-11-26 | 1985-06-22 | Nec Corp | 会議電話装置 |
-
1987
- 1987-07-21 JP JP62179902A patent/JP2598272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6424666A (en) | 1989-01-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109 Year of fee payment: 11 |