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JP2598230Y2 - 脱気包装装置 - Google Patents

脱気包装装置

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Publication number
JP2598230Y2
JP2598230Y2 JP1992023166U JP2316692U JP2598230Y2 JP 2598230 Y2 JP2598230 Y2 JP 2598230Y2 JP 1992023166 U JP1992023166 U JP 1992023166U JP 2316692 U JP2316692 U JP 2316692U JP 2598230 Y2 JP2598230 Y2 JP 2598230Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
switch
belt
cross
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992023166U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0575106U (ja
Inventor
辿 菅
Original Assignee
茨木精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 茨木精機株式会社 filed Critical 茨木精機株式会社
Priority to JP1992023166U priority Critical patent/JP2598230Y2/ja
Publication of JPH0575106U publication Critical patent/JPH0575106U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2598230Y2 publication Critical patent/JP2598230Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Vacuum Packaging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、帯状のフイルムを被包
装物の周囲で端から順次筒状に丸めると共に、前記筒状
フイルム内の空気をノズルの吸引でもって排除しかつ密
封して製袋する脱気包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平57−63002号公報には図4
に示すように細長いパイプ製ノズル1に沿って多数の商
品2を搬送する一方、帯状のフイルム3を前記各商品2
と同速で移送しながら該フイルム3を商品の周囲で筒状
に丸めると共に、筒状フイルムの両側の合わせ目を気密
に溶着し、さらに前記ノズル1によってフイルム内の空
気を吸引して脱気するようにした包装装置を開示してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前記の包
装装置では、フイルム内の空気を吸引することにより前
後の被包装物の間でフイルムに収縮現象が起こり、空気
排除のない部分の間隔4よりも、脱気された部分の間隔
5が小さくなる。この結果フイルムにしわが発生し、こ
のしわの部分を熱溶着することになるので、気密性も悪
いし、商品価値も低下する。そこで本考案はフイルムを
収縮させない包装装置を提供するようにしたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するために、多数の被包装物を等間隔でフイルム製筒
器に供給する機構と、帯状のフイルムを前記製筒器に送
り込み当該製筒器において前記被包装物の周囲に巻きつ
くようにフイルムを筒状化する機構と、包み込まれた各
被包装物の間で筒状フイルムを熱溶着するクロスシール
機構と、筒状フイルム内を経て先端を前記クロスシール
機構の近傍に開口した吸気ノズルとからなる包装機にお
いて、前記吸気ノズルの吸引源に電磁開閉弁34を設
け、該電磁開閉弁の電源回路に開閉器36を介設する一
方、前記フイルムの移送方向に向かって前記クロスシー
ル機構のすぐ後方下側に、前記フイルムと同速で回転す
る商品搭載用のコンベヤ19を設けると共に、該コンベ
ヤの上方に高摩擦性材料によって形成した商品押えベル
ト20を設置する一方、フイルムよりやや高速で回転す
る間欠モータ29と前記押えベルト20とを該押えベル
ト側からの入力で空回りする構造のワンウエイクラッチ
41を会して連結し、さらに前記間欠モータ29の電源
回路に、前記開閉器36と同調開閉する第二の開閉器4
3を設けて構成したものである。
【0005】
【作用】多数の被包装物は等間隔でフイルム製筒器に供
給され、該製筒器でチューブ化されるフイルム内には前
記各被包装物が配列される。一方クロスシール機構は前
記各被包装物間でチューブ状のフイルムを熱溶着する。
しかし前記クロスシール機構の近傍には吸気ノズルを開
口しフイルム内の空気を吸引するようにしているので、
チューブ状フイルム内部の空気はシールの前に外部に排
除される。かかる包装機において前記吸気ノズルに電磁
開閉弁34を設けると共に、該電磁開閉弁の電源回路に
開閉器36を介設し、該開閉器の作用で電磁開閉弁36
を操作し、クロスシール機構がフイルムを溶着する直前
に一時期だけ脱気作用を行うようにしている。一方前記
フイルム移送方向に向かって前記クロスシール機構の直
後方下側にフイルムと同速で回転する商品搭載用のコン
ベヤ19を、また該コンベヤ上方に高摩擦材料の押えベ
ルト20をそれぞれ設け、コンベヤと押えベルトとで前
記被包装物を挟持して移送するようにしている。前記押
えベルト20は、該押えベルト側からの入力で空回りす
る構造のワンウエイクラッチ41を介して間欠モータ2
9に連結しているので、通常はコンベヤ19の回転で押
えベルト20を空回りさせて被包装物を移送するが、フ
イルム速度よりやや高速な間欠モータ29が駆動すると
きは、ワンウエイクラッチ41の結合により高摩擦の押
えベルト20が被包装物を高速移動させ、フイルムにテ
ンションを加える。この場合間欠モータ29の電源回路
に設けた第二の開閉器43は前記電磁開閉弁操作用の開
閉器36と同調開閉する構成であるから、ノズルがフイ
ルム内の空気を脱気するとき、押えベルト20も高速で
回転してフイルムにテンションを加え、かかる状態のフ
イルムに対してクロスシール機構が熱を加えるのであ
る。
【0006】
【実施例】図1において機構10は、コンベヤでもって
多数の被包装物11を製筒器12に向かって等間隔に供
給する。製筒器後方に設けた上下一対のベルト13,1
4は、その回転力で帯状のフイルム15を製筒器12を
通して引っ張り帯状フイルムを筒状化16する。この結
果筒状フイルム16内には多数の被包装物11を等間隔
で配列して移送できる。前記ベルト13,14の後方に
一対のクロスシール機構17,18を設け、該クロスシ
ール機構後方下側にフイルムと同速で回転するベルトコ
ンベヤ19を、また同じ上側に高摩擦材料によって形成
したエンドレス状の押えベルト20をプーリ21,22
に支持してそれぞれ配置している。図2に示すように前
記対のクロスシール機構17,18は、門型のフレーム
23に形成した長穴24,25に沿って接離作用を行う
ものであり、またフレーム23に固定したブラケット2
6に係合するハンドルねじ棒27に可動フレーム28を
係合し、該可動フレームに前記押えベルト20を回転自
在に支持すると共に、押えベルト20のプーリ軸を間欠
モータ29とチエン30を介して連結している。
【0007】一方、一端に真空ポンプ31を連結する吸
気ノズル32を製筒器12内に配置すると共に、該吸気
ノズルの先端33を前記クロスシール機構17,18の
近傍開口し、さらに前記ノズルの途中に介設した電磁開
閉弁34の電源回路35に開閉器36を設けている。ま
た図3のように前記間欠モータ29と押えベルト20と
を結ぶ動力伝達系の途中に、芯軸37に設けた爪38を
外輪39の内部のギヤ40に係合した構成したワンウエ
イクラッチ41を介設すると共に、前記間欠モータ29
の電気回路42に第二開閉器43を設け、電磁開閉弁の
開閉器36と第二開閉器43とが同調作用するごとくし
ている。
【0008】そこで図1において対のクロスシール機構
17,18でフイルムを挟圧する直前に開閉器36を閉
じると、真空ポンプ31の吸引力がノズル32を介して
フイルム内に作用し、チューブフイルム内の空気が排除
される。前記開閉器36と第二開閉器43は同調作用し
て間欠モータ29を駆動するが、該間欠モータ29の回
転速度はフイルムの移動速度よりやや高速に設定してい
るため、間欠モータ29の回転動力はワンウエイクラッ
チ41を介して押えベルト20に伝わり、高摩擦材料に
よって形成した押えベルト20はフイルムを引っ張って
テンションを加える。この結果引っ張りを加えたフイル
ムをクロスシール機構17,18は挟圧して溶着する。
両開閉器36,42の作用時間はごく短い間であり、通
常は真空吸引力及び間欠モータ29の回転を停止してい
るので、この場合は押えベルト20からの入力でワンウ
エイクラッチ41は空回りするので、コンベヤ19はフ
イルムにテンションを加えることなく被包装物を移送す
る。
【0009】
【効果】本考案は、吸気ノズルによる真空吸引と同時に
押えベルトを回転させフイルムにテンションを加え、か
かる状態でフイルムにクロスシールを行うことができる
から、従来真空吸引によってフイルムが収縮していたの
が、フイルムにしわを形成することなく加熱シールする
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体の側面図。
【図2】 前図の部分的な説明図。
【図3】 前図の作用説明図。
【図4】 従来例の説明図。
【符号の説明】
10…供給機構、 12…製筒器、 17,18…クロ
スシール機構、 20青さえベルト、 29…間欠モー
タ、 32…吸気ノズル、 36開閉器、 43…第二
開閉器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の被包装物を等間隔でフイルム製筒
    器に供給する機構と、帯状のフイルムを前記製筒器に送
    り込み当該製筒器において前記被包装物の周囲に巻きつ
    くようにフイルムを筒状化する機構と、包み込まれた各
    被包装物の間で筒状フイルムを熱溶着するクロスシール
    機構と、筒状フイルム内を経て先端を前記クロスシール
    機構の近傍に開口した吸気ノズルとからなる包装機にお
    いて、前記吸気ノズルの吸引源に電磁開閉弁34を設
    け、該電磁開閉弁の電源回路に開閉器36を介設する一
    方、前記フイルムの移送方向に向かって前記クロスシー
    ル機構のすぐ後方下側に、前記フイルムと同速で回転す
    る商品搭載用のコンベヤ19を設けると共に、該コンベ
    ヤの上方に高摩擦性材料によって形成した商品押えベル
    ト20を設置する一方、フイルムよりやや高速で回転す
    る間欠モータ29と前記押えベルト20とを該押えベル
    ト側からの入力で空回りする構造のワンウエイクラッチ
    41を介して連結し、さらに前記間欠モータ29の電源
    回路に、前記開閉器36と同調開閉する第二の開閉器4
    3を設けてなる脱気包装装置。
JP1992023166U 1992-03-17 1992-03-17 脱気包装装置 Expired - Lifetime JP2598230Y2 (ja)

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JP1992023166U JP2598230Y2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 脱気包装装置

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JP1992023166U JP2598230Y2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 脱気包装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0575106U JPH0575106U (ja) 1993-10-12
JP2598230Y2 true JP2598230Y2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=12103042

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JP1992023166U Expired - Lifetime JP2598230Y2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 脱気包装装置

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Also Published As

Publication number Publication date
JPH0575106U (ja) 1993-10-12

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