JP2592218B2 - Fddiステーション・バイパス装置 - Google Patents
Fddiステーション・バイパス装置Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/42—Loop networks
- H04L12/427—Loop networks with decentralised control
- H04L12/433—Loop networks with decentralised control with asynchronous transmission, e.g. token ring, register insertion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くはトークンベース
のツリー・リング・トポロジーを用いるローカル・エリ
ア・ネットワーク(LAN)に関し、特に、権利を制御
する集線装置を利用することによりそのようなネットワ
ークの動作を改善するための方法及び装置に関するもの
である。
のツリー・リング・トポロジーを用いるローカル・エリ
ア・ネットワーク(LAN)に関し、特に、権利を制御
する集線装置を利用することによりそのようなネットワ
ークの動作を改善するための方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】分散型コンピュータ・システムにおける
相互接続及び相互動作についての取り組みは、古くから
行われているが、今なお続けられている。近年、この課
題に対する多くの取り組みから、解決への最も有効な方
法は、タスクを相対的に独立ではあるが接続された断片
に構文解析(パージング)して、相当する標準の組に展
開することであるという結論が出されている。そして、
もし異なるシステムがそれらの対応するレベルにおける
標準に従うならば、それらのシステムは通信することが
できる。即ち、それらのシステムは、通信経路を確立す
るために他のレベルにおける標準の並列する対応関係に
依存する場合がある。開放型システム間相互接続(Open
Systems Interconnection:OSI)の基準モデルは、
この構想を反映したものである。
相互接続及び相互動作についての取り組みは、古くから
行われているが、今なお続けられている。近年、この課
題に対する多くの取り組みから、解決への最も有効な方
法は、タスクを相対的に独立ではあるが接続された断片
に構文解析(パージング)して、相当する標準の組に展
開することであるという結論が出されている。そして、
もし異なるシステムがそれらの対応するレベルにおける
標準に従うならば、それらのシステムは通信することが
できる。即ち、それらのシステムは、通信経路を確立す
るために他のレベルにおける標準の並列する対応関係に
依存する場合がある。開放型システム間相互接続(Open
Systems Interconnection:OSI)の基準モデルは、
この構想を反映したものである。
【0003】OSIモデルは7階層を規定する。即ち、
信号の機械的及び電気的特性を処理する物理的リンク層
から、ユーザへのファイル転送とネットワーク管理サー
ビスを行うアプリケーション層までである。OSIモデ
ル内のローカル・エリア・ネットワーク(LAN)標準
は、本発明の課題であり制約でもある。LANは、各装
置をLANの信号伝送媒体(例えば、電気的ケーブルや
光ファイバ)へ接続するためのトポロジー(例えば、リ
ングやバス)及び接続された装置による媒体へのアクセ
スを制御するためのプロトコル(例えば、トークンリン
グやタイムドトークン)によって特徴づけられる。
信号の機械的及び電気的特性を処理する物理的リンク層
から、ユーザへのファイル転送とネットワーク管理サー
ビスを行うアプリケーション層までである。OSIモデ
ル内のローカル・エリア・ネットワーク(LAN)標準
は、本発明の課題であり制約でもある。LANは、各装
置をLANの信号伝送媒体(例えば、電気的ケーブルや
光ファイバ)へ接続するためのトポロジー(例えば、リ
ングやバス)及び接続された装置による媒体へのアクセ
スを制御するためのプロトコル(例えば、トークンリン
グやタイムドトークン)によって特徴づけられる。
【0004】LANにおける通信容量は、伝送媒体によ
って制限され、さらに、トポロジー及び物理的レベルと
媒体アクセス制御レベルの双方における関連のプロトコ
ルによっても制限される。「帯域幅」は、LANの通信
容量の目安となり、普通、毎秒あたりのビット数で与え
られる。例えば、タイムドトークン・プロトコルを用い
たファイバオプティク分散データ・インターフェース
(FDDI)LANが100メガビット/秒(Mbp
s)であるとき、同軸ケーブルEthernetLAN
の帯域幅は、10Mbpsである。
って制限され、さらに、トポロジー及び物理的レベルと
媒体アクセス制御レベルの双方における関連のプロトコ
ルによっても制限される。「帯域幅」は、LANの通信
容量の目安となり、普通、毎秒あたりのビット数で与え
られる。例えば、タイムドトークン・プロトコルを用い
たファイバオプティク分散データ・インターフェース
(FDDI)LANが100メガビット/秒(Mbp
s)であるとき、同軸ケーブルEthernetLAN
の帯域幅は、10Mbpsである。
【0005】しかしながら、これらの数字は、名目上の
ものである。通常、LANに接続された装置による密集
した通信要求は、データの流れとデータの噴出とが不規
則に混ざり合ったものである。LANの容量は、ある時
には余裕があり、またある時には過負荷状態となること
がある。
ものである。通常、LANに接続された装置による密集
した通信要求は、データの流れとデータの噴出とが不規
則に混ざり合ったものである。LANの容量は、ある時
には余裕があり、またある時には過負荷状態となること
がある。
【0006】実質的に変化しないLAN集線装置に入出
する各フレームを、最小限の資産を利用して集線装置が
速やかに処理する手段を設けることができれば有益であ
る。このことは、LANステーションの「受信及び伝送
する権利」を選択的に制御できる手段により実現でき
る。従って、ステーションの、またはステーション・グ
ループの「受信する権利」、及びその(またはそれら
の)「伝送する権利」を分離し且つ制御可能な装置が必
要である。
する各フレームを、最小限の資産を利用して集線装置が
速やかに処理する手段を設けることができれば有益であ
る。このことは、LANステーションの「受信及び伝送
する権利」を選択的に制御できる手段により実現でき
る。従って、ステーションの、またはステーション・グ
ループの「受信する権利」、及びその(またはそれら
の)「伝送する権利」を分離し且つ制御可能な装置が必
要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、トー
クンベースのツリー・リングLAN上のステーション・
グループに対して、外部ステーションから伝送されたフ
レームの内、そのメンバシップ・グループ内に宛先を有
するフレームのみを送ることを保証することである。さ
らに本発明の目的は、外部ステーションに対して、外部
ステーション内に宛先を有するフレームのみを送ること
である。さらに本発明の目的は、1つのグループ内の宛
先に伝送されるフレームが、そのグループ内のステーシ
ョンのみを通ることである。さらに本発明の目的は、フ
レームがその宛先に到達するために不要なステーション
を通過させないことによって、ステーション・グループ
のワークロードを著しく低減することである。さらに本
発明の目的は、主リングの信頼性を増し、無事に伝送す
る確率を向上させることである。さらに本発明の目的
は、ローカル処理のためのステーション利用度を向上さ
せることである。さらに本発明の目的は、フレームがそ
の宛先に到着する平均時間を短縮することである。さら
に本発明の目的は、実際のトークン循環時間(Token Ro
tation Time:TRT)を短縮することである。
クンベースのツリー・リングLAN上のステーション・
グループに対して、外部ステーションから伝送されたフ
レームの内、そのメンバシップ・グループ内に宛先を有
するフレームのみを送ることを保証することである。さ
らに本発明の目的は、外部ステーションに対して、外部
ステーション内に宛先を有するフレームのみを送ること
である。さらに本発明の目的は、1つのグループ内の宛
先に伝送されるフレームが、そのグループ内のステーシ
ョンのみを通ることである。さらに本発明の目的は、フ
レームがその宛先に到達するために不要なステーション
を通過させないことによって、ステーション・グループ
のワークロードを著しく低減することである。さらに本
発明の目的は、主リングの信頼性を増し、無事に伝送す
る確率を向上させることである。さらに本発明の目的
は、ローカル処理のためのステーション利用度を向上さ
せることである。さらに本発明の目的は、フレームがそ
の宛先に到着する平均時間を短縮することである。さら
に本発明の目的は、実際のトークン循環時間(Token Ro
tation Time:TRT)を短縮することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、権利制御用
集線装置(rights controlling concentrator:RC
C)によって、LAN構成要素(ステーション、集線装
置、MAU等)がそれらを通過する必要の無いフレーム
については、それを「受信する権利」及び/または「伝
送する権利」を選択的に保留する手段が与えられる。R
CCは、これらのフレームがこれらのLAN構成要素を
回避する(バイパスする)ことを可能にするものであ
る。特に以下の場合がある。 1)外部構成要素からのフレームが、RCCのメンバシ
ップ内のいずれの構成要素に対してもアドレス指定され
ていない場合、RCCは、そのフレームがそのメンバシ
ップを通り越してスキッピングするようにし、そのフレ
ームをリング上に返し続ける。 2)フレームが、RCCの背面の特定のMポートにある
いずれの構成要素にもアドレス指定されていない場合、
RCCは、そのフレームがこのMポートをホッピングす
るようにする。 3)RCCのメンバシップの構成要素からのフレーム
が、いずれの外部構成要素にもアドレス指定されていな
い場合、RCCは、そのフレームを主リング上に伝送し
ない。 4)RCCのメンバシップの全ての構成要素、もしくは
RCCの特定のMポートに接続された全ての構成要素が
「リッスンオンリ」である場合、RCCは、そのような
「リッスンオンリ」の構成要素をバイパスさせるため
に、適宜トークンフレームをスッキピングまたはホッピ
ングさせることができる。また同時に、疑似トークンフ
レームを「リッスンオンリ」構成要素に発してその「リ
ッスンオンリ」構成要素のタイミング要求を満足させ
る。 5)「リッスンオンリ」構成要素にも外部構成要素にも
アドレス指定された同報通信型のフレームにおけるフレ
ーム損失を防ぐために、RCCは、そのようなフレーム
を同時に双方のグループへ経路指定する。このことによ
って、リングの性能と信頼性を向上させ、且つフレーム
待ち時間、構成要素のタスク負荷及び実際のトークン循
環時間を短縮する。
集線装置(rights controlling concentrator:RC
C)によって、LAN構成要素(ステーション、集線装
置、MAU等)がそれらを通過する必要の無いフレーム
については、それを「受信する権利」及び/または「伝
送する権利」を選択的に保留する手段が与えられる。R
CCは、これらのフレームがこれらのLAN構成要素を
回避する(バイパスする)ことを可能にするものであ
る。特に以下の場合がある。 1)外部構成要素からのフレームが、RCCのメンバシ
ップ内のいずれの構成要素に対してもアドレス指定され
ていない場合、RCCは、そのフレームがそのメンバシ
ップを通り越してスキッピングするようにし、そのフレ
ームをリング上に返し続ける。 2)フレームが、RCCの背面の特定のMポートにある
いずれの構成要素にもアドレス指定されていない場合、
RCCは、そのフレームがこのMポートをホッピングす
るようにする。 3)RCCのメンバシップの構成要素からのフレーム
が、いずれの外部構成要素にもアドレス指定されていな
い場合、RCCは、そのフレームを主リング上に伝送し
ない。 4)RCCのメンバシップの全ての構成要素、もしくは
RCCの特定のMポートに接続された全ての構成要素が
「リッスンオンリ」である場合、RCCは、そのような
「リッスンオンリ」の構成要素をバイパスさせるため
に、適宜トークンフレームをスッキピングまたはホッピ
ングさせることができる。また同時に、疑似トークンフ
レームを「リッスンオンリ」構成要素に発してその「リ
ッスンオンリ」構成要素のタイミング要求を満足させ
る。 5)「リッスンオンリ」構成要素にも外部構成要素にも
アドレス指定された同報通信型のフレームにおけるフレ
ーム損失を防ぐために、RCCは、そのようなフレーム
を同時に双方のグループへ経路指定する。このことによ
って、リングの性能と信頼性を向上させ、且つフレーム
待ち時間、構成要素のタスク負荷及び実際のトークン循
環時間を短縮する。
【0009】
【実施例】本発明は、トークンベースのツリー・リング
・トポロジーを用いてローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)の実効的な能力を向上させるための方法及び
装置である。このトポロジーは、FDDI及びIBMの
トークンリング等の標準LANに使用されている技術レ
ベルを熟知している者には周知である。本発明の説明の
ために例としてFDDIを参照することが多いが、本発
明は、いずれのトークンベースのツリー・リング・トポ
ロジーにも同様に適用できる。本発明の目的のために、
図1を参照して以下の用語を定義する。
・トポロジーを用いてローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)の実効的な能力を向上させるための方法及び
装置である。このトポロジーは、FDDI及びIBMの
トークンリング等の標準LANに使用されている技術レ
ベルを熟知している者には周知である。本発明の説明の
ために例としてFDDIを参照することが多いが、本発
明は、いずれのトークンベースのツリー・リング・トポ
ロジーにも同様に適用できる。本発明の目的のために、
図1を参照して以下の用語を定義する。
【0010】集線装置前面:端末を接続する、集線装置
のAポート及びBポート(通常リング側)。 集線装置背面:端末を接続する、集線装置のMポート
(通常は非リング側)(例えば、DAC#Nに関連する
11及び12)。 集線装置メンバシップ:集線装置の背面に接続されるL
AN構成要素(例えば、ステーション、マルチステーシ
ョン・アクセス・ユニット(MAU)、他の集線装置か
らなるDAC#Nに関連する8)。 ポートXメンバシップ:共通Mポート、即ち、集線装置
の背面のポートX(例えば11及び12)を介して主リ
ングへ接続されるLAN構成要素。 外部(非メンバシップ)ステーション:特定の集線装置
の前面において、(主)リングへ接続される全てのLA
N構成要素(例えば、DAC#Nに関連する1)。従っ
て、特定の集線装置のメンバシップの外側にあると見な
される。これには別の集線装置を介して接続された全て
の構成要素が含まれる。 グループ:特定の記載に相当する1個もしくは複数個の
ステーション。 双接続ステーション(DAS):第1のリング4及び第
2のリング5の双方に取り付けられるステーション2。 単接続ステーション(SAS):1つのリングにのみ取
り付けられるステーション7。 双接続集線装置(DAC):第1のリング及び第2のリ
ングの双方に取り付けられる集線装置3。 単接続集線装置(SAC):1つのリングにのみ取り付
けられる集線装置6。 マルチステーション・アクセス・ユニット(MAU):
ステーションをリングに接続するアクセス収納ユニッ
ト。
のAポート及びBポート(通常リング側)。 集線装置背面:端末を接続する、集線装置のMポート
(通常は非リング側)(例えば、DAC#Nに関連する
11及び12)。 集線装置メンバシップ:集線装置の背面に接続されるL
AN構成要素(例えば、ステーション、マルチステーシ
ョン・アクセス・ユニット(MAU)、他の集線装置か
らなるDAC#Nに関連する8)。 ポートXメンバシップ:共通Mポート、即ち、集線装置
の背面のポートX(例えば11及び12)を介して主リ
ングへ接続されるLAN構成要素。 外部(非メンバシップ)ステーション:特定の集線装置
の前面において、(主)リングへ接続される全てのLA
N構成要素(例えば、DAC#Nに関連する1)。従っ
て、特定の集線装置のメンバシップの外側にあると見な
される。これには別の集線装置を介して接続された全て
の構成要素が含まれる。 グループ:特定の記載に相当する1個もしくは複数個の
ステーション。 双接続ステーション(DAS):第1のリング4及び第
2のリング5の双方に取り付けられるステーション2。 単接続ステーション(SAS):1つのリングにのみ取
り付けられるステーション7。 双接続集線装置(DAC):第1のリング及び第2のリ
ングの双方に取り付けられる集線装置3。 単接続集線装置(SAC):1つのリングにのみ取り付
けられる集線装置6。 マルチステーション・アクセス・ユニット(MAU):
ステーションをリングに接続するアクセス収納ユニッ
ト。
【0011】図1に示すように、トークンベースのツリ
ー・リング・トポロジーは、限定された数の単接続され
たステーション7もしくは双接続されたステーション2
を持つ主リング4、単接続された集線装置6もしくは双
接続された集線装置7、及び/またはマルチステーショ
ン・アクセス・ユニット等を有する。これらの要素のそ
れぞれは、直接主リングに接続された1つの入力と1つ
の出力を備えている。そのようなステーション、集線装
置もしくはMAUのそれぞれの入力は、ステーション間
の相互接続媒体(光ファイバ、同軸ケーブル、平行ケー
ブル等)により上流側のステーション、集線装置もしく
はMAUへ接続されている。それぞれの出力は、同様の
形で下流側のステーション、集線装置、もしくはMAU
へ接続されている。それによって、主リングのステーシ
ョン、集線装置、MAU等の全体が図1に示すような閉
じたリングを形成している。
ー・リング・トポロジーは、限定された数の単接続され
たステーション7もしくは双接続されたステーション2
を持つ主リング4、単接続された集線装置6もしくは双
接続された集線装置7、及び/またはマルチステーショ
ン・アクセス・ユニット等を有する。これらの要素のそ
れぞれは、直接主リングに接続された1つの入力と1つ
の出力を備えている。そのようなステーション、集線装
置もしくはMAUのそれぞれの入力は、ステーション間
の相互接続媒体(光ファイバ、同軸ケーブル、平行ケー
ブル等)により上流側のステーション、集線装置もしく
はMAUへ接続されている。それぞれの出力は、同様の
形で下流側のステーション、集線装置、もしくはMAU
へ接続されている。それによって、主リングのステーシ
ョン、集線装置、MAU等の全体が図1に示すような閉
じたリングを形成している。
【0012】ステーション、集線装置及びMAUを、第
2のそのようなリングで相互接続して2重リングネット
ワークを形成することがしばしば行われ、そうすること
で、冗長性により信頼性を向上させることができる。こ
の場合、一方のリング4を第1のリングと呼び、他方の
リング5を第2のリングと呼ぶ。第1のリングが破損し
た場合、第2のリングを第1のリングの破損した両端に
つなぎ、リング・トポロジーを維持する。本発明の特徴
は、2重リング態様に依存したり、関連したりするもの
ではない。いずれの例においても、実際に使用されるリ
ングは主リングと呼ばれる。
2のそのようなリングで相互接続して2重リングネット
ワークを形成することがしばしば行われ、そうすること
で、冗長性により信頼性を向上させることができる。こ
の場合、一方のリング4を第1のリングと呼び、他方の
リング5を第2のリングと呼ぶ。第1のリングが破損し
た場合、第2のリングを第1のリングの破損した両端に
つなぎ、リング・トポロジーを維持する。本発明の特徴
は、2重リング態様に依存したり、関連したりするもの
ではない。いずれの例においても、実際に使用されるリ
ングは主リングと呼ばれる。
【0013】ツリー・トポロジーは、集線装置を介して
LANをツリー状に拡張することにより得られる。集線
装置は、その前面においてその「A」ポート11及び
「B」ポート12を介して主リングに接続されている。
この集線装置の目的は、他のステーション及び/または
他の集線装置を取り付ける主リング・バッファとして機
能することである。これらの取付けは、この集線装置の
背面のMポートにおいてなされる。ある集線装置を別の
集線装置の背面に接続することによって、木の枝のよう
な外観が与えられる。一旦接続されると、直接主リング
上に常駐するステーションであれ、1もしくは複数の集
線装置を介して接続されたステーションであれ、全ての
ステーションは1つのLANリングを形成する。ツリー
・リング・トポロジーにより、引き続いてネットワーク
のセットアップ・アルゴリズムが実行される。全てのス
テーションが電気的に直列に接続されているため、上流
側の隣のステーションを介して送られる全てのリング伝
送をその下流側の隣のステーションが受信し、反復する
ことができる。
LANをツリー状に拡張することにより得られる。集線
装置は、その前面においてその「A」ポート11及び
「B」ポート12を介して主リングに接続されている。
この集線装置の目的は、他のステーション及び/または
他の集線装置を取り付ける主リング・バッファとして機
能することである。これらの取付けは、この集線装置の
背面のMポートにおいてなされる。ある集線装置を別の
集線装置の背面に接続することによって、木の枝のよう
な外観が与えられる。一旦接続されると、直接主リング
上に常駐するステーションであれ、1もしくは複数の集
線装置を介して接続されたステーションであれ、全ての
ステーションは1つのLANリングを形成する。ツリー
・リング・トポロジーにより、引き続いてネットワーク
のセットアップ・アルゴリズムが実行される。全てのス
テーションが電気的に直列に接続されているため、上流
側の隣のステーションを介して送られる全てのリング伝
送をその下流側の隣のステーションが受信し、反復する
ことができる。
【0014】全ての伝送は、フレームの形でリングを循
環する。各ステーションは、これら全ての伝送をモニタ
し、処理し、そしてその下流側の隣に対してそれを反復
する。各ステーションは、フレームの受信ビットを確定
することにより自身が宛先ステーションである全てのフ
レームの受信を複写し認知する。各ステーションは、リ
ング・トークンを受信し確保したときは、リング上にそ
のフレームを伝送することができる。フレームは通常、
それらを発信したステーションにより最終的に受信され
たときは、リングから取り除かれる。フレームが伝送し
てそれを発信したステーションに戻って来る間の時間
を、トークン循環時間またはTRTと呼んでいる。これ
には、フレームを発信したステーションが、それが宛先
ステーションに受信され認知されたことを確かめること
ができる役割もある。
環する。各ステーションは、これら全ての伝送をモニタ
し、処理し、そしてその下流側の隣に対してそれを反復
する。各ステーションは、フレームの受信ビットを確定
することにより自身が宛先ステーションである全てのフ
レームの受信を複写し認知する。各ステーションは、リ
ング・トークンを受信し確保したときは、リング上にそ
のフレームを伝送することができる。フレームは通常、
それらを発信したステーションにより最終的に受信され
たときは、リングから取り除かれる。フレームが伝送し
てそれを発信したステーションに戻って来る間の時間
を、トークン循環時間またはTRTと呼んでいる。これ
には、フレームを発信したステーションが、それが宛先
ステーションに受信され認知されたことを確かめること
ができる役割もある。
【0015】ツリー・リング・トポロジー動作の直列性
のために、全ての情報フレームをネットワーク中の各ス
テーション毎に送ることが必要である。即ち、各ステー
ションにおいて、各フレームが受信され、処理され、そ
してリング上に再伝送されなければならない。従って、
そのフレームは発信元ステーションと宛先ステーション
のみに関係するのにも拘らず、全てのステーションが、
各フレーム毎に大量のタスクを実行しなければならな
い。
のために、全ての情報フレームをネットワーク中の各ス
テーション毎に送ることが必要である。即ち、各ステー
ションにおいて、各フレームが受信され、処理され、そ
してリング上に再伝送されなければならない。従って、
そのフレームは発信元ステーションと宛先ステーション
のみに関係するのにも拘らず、全てのステーションが、
各フレーム毎に大量のタスクを実行しなければならな
い。
【0016】通常このプロセスは、しばしば非常に長い
相互接続媒体を介しネットワークに沿ってメッセージ・
フレームを確実に送れる点では、ネットワーク性能にと
って有益である。フレームがステーションを通過する毎
に、発信元ステーションから宛先ステーションへの経路
に従ってさらに伝送し続けるために、そのフレームは補
強される。しかしながら、集線装置もしくはMAUが2
つ以上のステーションをリングへ相互接続するために使
用されている場合、このプロセスはしばしば、消費時間
とステーション利用の両面において無駄である。例え
ば、集線装置のメンバシップ8上に無いステーションか
ら発信し、且つそのようなステーションを宛先とする全
てのフレームについては、それらのフレームをステーシ
ョンを接続した全ての集線装置の背面を通して送っても
何も得るところがない。これらのフレームは、最善の場
合でも、実質的に同じネットワークポイントにおいて入
ったときと同じ形で何も得ずにその集線装置を出て、目
標とする宛先ステーションへ向かうことになる。同様
に、集線装置のメンバシップ8上にあるステーションか
ら発信し、且つそのようなステーションを宛先とするフ
レームについては、集線装置前面から出発して、多数の
無関係な外部ステーション1を通って通常長い伝送を行
った後にその集線装置前面に帰って来ることには何の利
益もない。そして最終的にそのフレームは、入ったとき
と実質的に同じネットワークポイントにおいて何ら変更
されることなくその集線装置を出ていくことになる。
相互接続媒体を介しネットワークに沿ってメッセージ・
フレームを確実に送れる点では、ネットワーク性能にと
って有益である。フレームがステーションを通過する毎
に、発信元ステーションから宛先ステーションへの経路
に従ってさらに伝送し続けるために、そのフレームは補
強される。しかしながら、集線装置もしくはMAUが2
つ以上のステーションをリングへ相互接続するために使
用されている場合、このプロセスはしばしば、消費時間
とステーション利用の両面において無駄である。例え
ば、集線装置のメンバシップ8上に無いステーションか
ら発信し、且つそのようなステーションを宛先とする全
てのフレームについては、それらのフレームをステーシ
ョンを接続した全ての集線装置の背面を通して送っても
何も得るところがない。これらのフレームは、最善の場
合でも、実質的に同じネットワークポイントにおいて入
ったときと同じ形で何も得ずにその集線装置を出て、目
標とする宛先ステーションへ向かうことになる。同様
に、集線装置のメンバシップ8上にあるステーションか
ら発信し、且つそのようなステーションを宛先とするフ
レームについては、集線装置前面から出発して、多数の
無関係な外部ステーション1を通って通常長い伝送を行
った後にその集線装置前面に帰って来ることには何の利
益もない。そして最終的にそのフレームは、入ったとき
と実質的に同じネットワークポイントにおいて何ら変更
されることなくその集線装置を出ていくことになる。
【0017】無関係なステーションを通してこれらのフ
レームを渡していく無駄に加え、このことは、フレーム
を発信元ステーションから宛先ステーションへ伝送する
信頼性を一般的に低下させる。なぜなら、無関係なステ
ーションによる不必要なフレーム処理が、それら全ての
無関係なステーションの信頼性(ビット・エラーまたは
BER)の影響をそのフレームに及ぼすからである。そ
れは、これらの無関係なステーションがこれらのフレー
ムを不必要に処理し、解析し、反復することが原因であ
る。さらにそれによって、これらのフレームが発信元か
ら出て宛先へ到達して戻って来るまでに要する伝送時間
(または待ち時間)が増加する。これらは全て、ステー
ションもしくはステーション・グループが、本質的にそ
れらに無関係なフレームを不必要に受信することによる
結果である。さらに、集線装置の背面がリッスン(受
信、処理及び反復)のみを必要とし、トーク(伝送)を
必要としないステーションから構成され、もしくは構成
するように意図的に作られている場合、それらを通して
主リングトークンを渡すことは無駄であり且つ性能を低
下させる。
レームを渡していく無駄に加え、このことは、フレーム
を発信元ステーションから宛先ステーションへ伝送する
信頼性を一般的に低下させる。なぜなら、無関係なステ
ーションによる不必要なフレーム処理が、それら全ての
無関係なステーションの信頼性(ビット・エラーまたは
BER)の影響をそのフレームに及ぼすからである。そ
れは、これらの無関係なステーションがこれらのフレー
ムを不必要に処理し、解析し、反復することが原因であ
る。さらにそれによって、これらのフレームが発信元か
ら出て宛先へ到達して戻って来るまでに要する伝送時間
(または待ち時間)が増加する。これらは全て、ステー
ションもしくはステーション・グループが、本質的にそ
れらに無関係なフレームを不必要に受信することによる
結果である。さらに、集線装置の背面がリッスン(受
信、処理及び反復)のみを必要とし、トーク(伝送)を
必要としないステーションから構成され、もしくは構成
するように意図的に作られている場合、それらを通して
主リングトークンを渡すことは無駄であり且つ性能を低
下させる。
【0018】本発明は、権利制御用集線装置(right co
ntrolling concentrator)、RCCから構成される。そ
の構成要素は、1つもしくは複数のステーション・グル
ープの「受信する権利」と「伝送する権利」を別々に制
御し、制限し、及び/または利用可能にすることを総合
的に行っている。従って、「受信する権利」を制御する
ことによってRCCは、特定のフレームに関係する特定
のステーションの特権及び/または拘束を制御する。同
様に、「伝送する権利」を制御することによって、1つ
もしくは複数のステーション・グループの伝送における
特権及び/または拘束を制御する。
ntrolling concentrator)、RCCから構成される。そ
の構成要素は、1つもしくは複数のステーション・グル
ープの「受信する権利」と「伝送する権利」を別々に制
御し、制限し、及び/または利用可能にすることを総合
的に行っている。従って、「受信する権利」を制御する
ことによってRCCは、特定のフレームに関係する特定
のステーションの特権及び/または拘束を制御する。同
様に、「伝送する権利」を制御することによって、1つ
もしくは複数のステーション・グループの伝送における
特権及び/または拘束を制御する。
【0019】さらに、LAN性能の効率はトークン循環
時間とリング待ち時間に関連する。これらはどちらも、
情報及びトークンフレームの移送距離と経路に影響され
る。従って、「受信及び伝送する権利」の知的制御と制
限により、多数のフレームについてのフレーム移送距離
が短縮されるためにLANの性能が向上する。
時間とリング待ち時間に関連する。これらはどちらも、
情報及びトークンフレームの移送距離と経路に影響され
る。従って、「受信及び伝送する権利」の知的制御と制
限により、多数のフレームについてのフレーム移送距離
が短縮されるためにLANの性能が向上する。
【0020】本発明はLANの集線装置であるRCCに
対して、次のことを確実に行う手段を提供するものであ
る。即ち、フレームの発信元または宛先がメンバシップ
8内にある場合にのみ、そのメンバシップ8が「受信す
る権利」を認められて外部ステーション1から伝送され
たそのフレームを送られ、また、発信元ステーションが
外部ステーション1内のステーションのみである場合の
ように、フレームが外部ステーション1内の発信元アド
レスまたは宛先アドレスを有する場合にのみ、外部ステ
ーション1が「受信する権利」を認められてメンバシッ
プ8により伝送されたそのフレームを送られる。そうす
ることによって、RCCは、特定のステーション・グル
ープを経路として通しても何も得るところが無いとみな
したフレームについては、そのステーション・グループ
を回避させるようにする。
対して、次のことを確実に行う手段を提供するものであ
る。即ち、フレームの発信元または宛先がメンバシップ
8内にある場合にのみ、そのメンバシップ8が「受信す
る権利」を認められて外部ステーション1から伝送され
たそのフレームを送られ、また、発信元ステーションが
外部ステーション1内のステーションのみである場合の
ように、フレームが外部ステーション1内の発信元アド
レスまたは宛先アドレスを有する場合にのみ、外部ステ
ーション1が「受信する権利」を認められてメンバシッ
プ8により伝送されたそのフレームを送られる。そうす
ることによって、RCCは、特定のステーション・グル
ープを経路として通しても何も得るところが無いとみな
したフレームについては、そのステーション・グループ
を回避させるようにする。
【0021】同様に、主リングトークンフレームは通
常、「伝送する権利」をステーションに与えるものであ
るが、伝送する権利を要求し且つ認められたステーショ
ン(もしくはステーション・グループ)に対してのみ、
RCCによって送られる。従ってRCCは、フレームを
「受信する権利」及び「伝送する権利」の双方を制御す
る。
常、「伝送する権利」をステーションに与えるものであ
るが、伝送する権利を要求し且つ認められたステーショ
ン(もしくはステーション・グループ)に対してのみ、
RCCによって送られる。従ってRCCは、フレームを
「受信する権利」及び「伝送する権利」の双方を制御す
る。
【0022】本発明の実施例の1つとしては、全てのス
テーションが継続的に通常の「伝送する権利」を与えら
れている(即ち、トークンが保留されていない)ように
RCC装置が機能するものである。しかしながらこの装
置は、ステーションもしくはステーション・グループが
通信が到着する宛先ステーション、即ち伝送ステーショ
ンの目的地を保有していないと見なした場合、その伝送
を「受信する権利」をこれらのステーションに対して知
能的に保留する。
テーションが継続的に通常の「伝送する権利」を与えら
れている(即ち、トークンが保留されていない)ように
RCC装置が機能するものである。しかしながらこの装
置は、ステーションもしくはステーション・グループが
通信が到着する宛先ステーション、即ち伝送ステーショ
ンの目的地を保有していないと見なした場合、その伝送
を「受信する権利」をこれらのステーションに対して知
能的に保留する。
【0023】本発明の別の実施例においては、この装置
は、ステーションもしくはステーション・グループに対
して「伝送する権利」を保留する(即ち、トークンが保
留されている)ように機能する。この結果、リングトー
クンをより速く循環させ、「伝送する権利」を必要とし
ないステーションを飛ばしてスキッピングさせることが
できる。スキッピングの利用は、リング上のステーショ
ン・グループのメンバシップの状況に依存する。例え
ば、何らかの「受信する権利」のみを与えられていると
見なされたステーションに対して実行される。RCC
は、これらのステーションに対してトークンが保留され
るようにする。いくつかの例において、フレーム損失を
防ぐためにこのトークンが用いられている場合は、特別
な対策をしなければならない。トークンのバイパスによ
り生じるフレーム損失は、RCCが失われる可能性のあ
るフレームをそのメンバシップと外部装置の双方に対し
て同時に経路指定することによって防止される。さらに
同時経路指定は、FDDILANにおいても、「リッス
ンオンリ」ステーションにおけるトークン待ちを満足さ
せるために利用される。そうしない場合、それらのTR
Tタイマは時間切れのままになり、リングに障害がある
ことを宣言する。
は、ステーションもしくはステーション・グループに対
して「伝送する権利」を保留する(即ち、トークンが保
留されている)ように機能する。この結果、リングトー
クンをより速く循環させ、「伝送する権利」を必要とし
ないステーションを飛ばしてスキッピングさせることが
できる。スキッピングの利用は、リング上のステーショ
ン・グループのメンバシップの状況に依存する。例え
ば、何らかの「受信する権利」のみを与えられていると
見なされたステーションに対して実行される。RCC
は、これらのステーションに対してトークンが保留され
るようにする。いくつかの例において、フレーム損失を
防ぐためにこのトークンが用いられている場合は、特別
な対策をしなければならない。トークンのバイパスによ
り生じるフレーム損失は、RCCが失われる可能性のあ
るフレームをそのメンバシップと外部装置の双方に対し
て同時に経路指定することによって防止される。さらに
同時経路指定は、FDDILANにおいても、「リッス
ンオンリ」ステーションにおけるトークン待ちを満足さ
せるために利用される。そうしない場合、それらのTR
Tタイマは時間切れのままになり、リングに障害がある
ことを宣言する。
【0024】好適例においては、RCC装置は、1つも
しくは複数のグループの「受信する権利」と「伝送する
権利」を制御するために機能し、それによって、リング
性能を強化する。RCCは、ステーション・グループが
通信の到着する宛先ステーション、即ち伝送ステーショ
ンの目的地を保有していないと見なした場合、その伝送
を「受信する権利」をそれらのステーションに対して知
能的に保留する。さらにRCCは、ステーション・グル
ープに対して「伝送する権利」を保留する(即ち、トー
クンが保留される)ように機能する。
しくは複数のグループの「受信する権利」と「伝送する
権利」を制御するために機能し、それによって、リング
性能を強化する。RCCは、ステーション・グループが
通信の到着する宛先ステーション、即ち伝送ステーショ
ンの目的地を保有していないと見なした場合、その伝送
を「受信する権利」をそれらのステーションに対して知
能的に保留する。さらにRCCは、ステーション・グル
ープに対して「伝送する権利」を保留する(即ち、トー
クンが保留される)ように機能する。
【0025】RCCは、以下に記載するスキッピング方
法及び/またはホッピング方法によってこれらの機能を
実行する。RCCは、本発明の機能を実行するために総
合的に動作する次のエレメントからなる。 1.図2、符号15の「メンバシップバイパス制御装
置」(Membership Bypass Controller:MBC)。 2.図2、符号20の「バックボーンバイパス制御装
置」(Backbone BypassController:BBC)。 3.図2及び図3、符号13の「Mポートバイパス回
路」(M-Port Bypass Circuit:MPBC)。 4.図5、符号14の「コンテンション調停及び制御」
(Contention Arbitrator and Control:CAC)。
法及び/またはホッピング方法によってこれらの機能を
実行する。RCCは、本発明の機能を実行するために総
合的に動作する次のエレメントからなる。 1.図2、符号15の「メンバシップバイパス制御装
置」(Membership Bypass Controller:MBC)。 2.図2、符号20の「バックボーンバイパス制御装
置」(Backbone BypassController:BBC)。 3.図2及び図3、符号13の「Mポートバイパス回
路」(M-Port Bypass Circuit:MPBC)。 4.図5、符号14の「コンテンション調停及び制御」
(Contention Arbitrator and Control:CAC)。
【0026】上記1.及び2.のエレメント、即ち、
「メンバシップバイパス制御装置」(MBC)15及び
「バックボーンバイパス制御装置」(BBC)20は、
以降に記載するように、本発明により強化される各性能
を得るために必要である。MBC15及びBBC20
は、独立したハードウェア及びソフトウェアのいずれに
よっても可能である。
「メンバシップバイパス制御装置」(MBC)15及び
「バックボーンバイパス制御装置」(BBC)20は、
以降に記載するように、本発明により強化される各性能
を得るために必要である。MBC15及びBBC20
は、独立したハードウェア及びソフトウェアのいずれに
よっても可能である。
【0027】メンバシップバイパス制御装置(MB
C):図2を参照すると、「メンバシップバイパス制御
装置」(MBC)15は、外部ステーション1から入っ
て来る全てのフレームをモニタし、各フレームの発信元
と宛先を判断する。MBCは、そのメンバシップ8に受
信する権利を与えてフレームの経路指定を行う。そうし
ない場合は、端末16から端末22へ行くメンバシップ
バイパス21を経路指定することによって、そのフレー
ムを保留してメンバシップ8をバイパスさせる。
C):図2を参照すると、「メンバシップバイパス制御
装置」(MBC)15は、外部ステーション1から入っ
て来る全てのフレームをモニタし、各フレームの発信元
と宛先を判断する。MBCは、そのメンバシップ8に受
信する権利を与えてフレームの経路指定を行う。そうし
ない場合は、端末16から端末22へ行くメンバシップ
バイパス21を経路指定することによって、そのフレー
ムを保留してメンバシップ8をバイパスさせる。
【0028】MBC15が主リングトークンフレームを
検知したとき、そのメンバシップ8が全て「リッスンオ
ンリ」ステーションからなる場合、MBCはそのメンバ
シップ8に対して伝送する権利を保留する。MBC15
は、疑似トークンフレームをそのメンバシップに送っ
て、メンバシップ8内のタイマ要求を満足させることに
よってこれを実行する。疑似トークンは主リングトーク
ンとは電気的に独立しているが、リッスンオンリ・ステ
ーションに対しては、ステーション間の「伝送する権
利」を与えない。従って疑似トークンは、主リングトー
クンと競争する第2のトークンと考える(あるいは混同
する)べきではない。疑似トークンは、主リングトーク
ンがリッスンオンリ・ステーションへは送られないのと
同様に、外部ステーション1へは送られない。この疑似
トークンは、バックボーンバイパス制御装置20に到達
して検知された時点でネットワークから取り除かれる。
通常これは、フレーム損失とはならない。なぜなら外部
ステーション1を宛先とする全てのフレームは、常に主
リングトークンより先行しており、既にメンバシップバ
イパス21上へ経路指定されているからである。リッス
ンオンリのメンバシップ8及び外部ステーション1の双
方のステーションを宛先とする同報通信型のフレーム
は、フレーム損失を防ぐために双方のグループ(1及び
8)に同時に経路指定される。
検知したとき、そのメンバシップ8が全て「リッスンオ
ンリ」ステーションからなる場合、MBCはそのメンバ
シップ8に対して伝送する権利を保留する。MBC15
は、疑似トークンフレームをそのメンバシップに送っ
て、メンバシップ8内のタイマ要求を満足させることに
よってこれを実行する。疑似トークンは主リングトーク
ンとは電気的に独立しているが、リッスンオンリ・ステ
ーションに対しては、ステーション間の「伝送する権
利」を与えない。従って疑似トークンは、主リングトー
クンと競争する第2のトークンと考える(あるいは混同
する)べきではない。疑似トークンは、主リングトーク
ンがリッスンオンリ・ステーションへは送られないのと
同様に、外部ステーション1へは送られない。この疑似
トークンは、バックボーンバイパス制御装置20に到達
して検知された時点でネットワークから取り除かれる。
通常これは、フレーム損失とはならない。なぜなら外部
ステーション1を宛先とする全てのフレームは、常に主
リングトークンより先行しており、既にメンバシップバ
イパス21上へ経路指定されているからである。リッス
ンオンリのメンバシップ8及び外部ステーション1の双
方のステーションを宛先とする同報通信型のフレーム
は、フレーム損失を防ぐために双方のグループ(1及び
8)に同時に経路指定される。
【0029】バックボーンバイパス(BBC):本発明
の第2のエレメントは、「バックボーンバイパス制御装
置」(BBC)20である。BBC20は、RCCのメ
ンバシップ8から受信する全てのフレームを端末19に
おいて受信する。BBCは、各フレームの発信元及び宛
先のアドレスを判断する。そして、フレームの発信元ま
たは宛先ステーションアドレスが外部ステーション1内
のステーションである場合にのみ、外部ステーション1
へ「受信する権利」を与えて、フレームを端末19から
端末22へ経路指定する。そうでない場合、外部バイパ
ス18を介して端末19から端末17へ経路指定するこ
とによって、そのフレームを保留して外部ステーション
1をバイパスさせる。
の第2のエレメントは、「バックボーンバイパス制御装
置」(BBC)20である。BBC20は、RCCのメ
ンバシップ8から受信する全てのフレームを端末19に
おいて受信する。BBCは、各フレームの発信元及び宛
先のアドレスを判断する。そして、フレームの発信元ま
たは宛先ステーションアドレスが外部ステーション1内
のステーションである場合にのみ、外部ステーション1
へ「受信する権利」を与えて、フレームを端末19から
端末22へ経路指定する。そうでない場合、外部バイパ
ス18を介して端末19から端末17へ経路指定するこ
とによって、そのフレームを保留して外部ステーション
1をバイパスさせる。
【0030】スキッピング及びホッピング:RCCの全
メンバに対して「権利を制御された」バイパス(または
バイパスしない)機能を制限するために、メンバシップ
バイパス21を利用することを「スキッピング」とい
う。スキッピングは、図2に示すようにメンバシップバ
イパス21によって実行される。多数の連続するフレー
ムは、同じ発信元と宛先アドレスに関連することが普通
である。従って、一旦スキッピングが呼び出されると、
非常に長い時間呼び出し続けられるのが一般的である。
この間、RCCのメンバシップ8はローカル・モードで
動作し続けられる(または動作し始める)。このローカ
ル・モードは、MBCが集線装置のメンバシップ8へ送
られる必要があるフレームを認識した場合にのみ終了す
ることを要する。
メンバに対して「権利を制御された」バイパス(または
バイパスしない)機能を制限するために、メンバシップ
バイパス21を利用することを「スキッピング」とい
う。スキッピングは、図2に示すようにメンバシップバ
イパス21によって実行される。多数の連続するフレー
ムは、同じ発信元と宛先アドレスに関連することが普通
である。従って、一旦スキッピングが呼び出されると、
非常に長い時間呼び出し続けられるのが一般的である。
この間、RCCのメンバシップ8はローカル・モードで
動作し続けられる(または動作し始める)。このローカ
ル・モードは、MBCが集線装置のメンバシップ8へ送
られる必要があるフレームを認識した場合にのみ終了す
ることを要する。
【0031】スキッピングの代わりに、部分的にメンバ
シップ8をバイパスして「受信及び伝送する権利」を制
御可能にすることを「ホッピング」という。ホッピング
は、本発明の第3のエレメントによって実行される機能
である。即ち、図2及び図3に示した「Mポートバイア
ス回路」(MPBC)13であり、以下に記載する。
シップ8をバイパスして「受信及び伝送する権利」を制
御可能にすることを「ホッピング」という。ホッピング
は、本発明の第3のエレメントによって実行される機能
である。即ち、図2及び図3に示した「Mポートバイア
ス回路」(MPBC)13であり、以下に記載する。
【0032】Mポートバイパス回路(MPBC):「M
ポートバイパス回路」(MPBC)13は、ホッピング
機能を実行する。その中には、特定のMポートバイパス
用のスイッチが設けられている。MPBC13は、RC
Cの各Mポートに挿入することができる。ホッピングに
よって、RCCの1または複数のMポートを選択的にバ
イパスすることができる。ホッピングは、全体的なメン
バシップバイパス21を使用する代わりのものとして、
MBC15の制御下で実行される。例えば、ホッピング
においてMBPC13は、特定のMポート、例えば図3
のMポート「1」以外のメンバシップ8を全てバイパス
するために呼び出すことができる。この例においては、
Mポート「1」のみが、外部ステーションから入って来
るフレームを「受信する権利」を認められる。これらの
フレームは、MBC15が発信元もしくは宛先アドレス
としてMポート「1」のメンバシップ内にあるステーシ
ョンを見いだすことで判断される。メンバシップ8の残
りのメンバは、ローカル・リングの中で協同的に、動作
しまたは動作し続けることができる。ホッピングは、任
意の数のMポートの組合せに対しても実行可能である。
例えば、外部ステーション1からのフレームを、(1も
しくは複数の)選択されたMポートに対してのみ「受信
する権利」を認めて送ることができる。
ポートバイパス回路」(MPBC)13は、ホッピング
機能を実行する。その中には、特定のMポートバイパス
用のスイッチが設けられている。MPBC13は、RC
Cの各Mポートに挿入することができる。ホッピングに
よって、RCCの1または複数のMポートを選択的にバ
イパスすることができる。ホッピングは、全体的なメン
バシップバイパス21を使用する代わりのものとして、
MBC15の制御下で実行される。例えば、ホッピング
においてMBPC13は、特定のMポート、例えば図3
のMポート「1」以外のメンバシップ8を全てバイパス
するために呼び出すことができる。この例においては、
Mポート「1」のみが、外部ステーションから入って来
るフレームを「受信する権利」を認められる。これらの
フレームは、MBC15が発信元もしくは宛先アドレス
としてMポート「1」のメンバシップ内にあるステーシ
ョンを見いだすことで判断される。メンバシップ8の残
りのメンバは、ローカル・リングの中で協同的に、動作
しまたは動作し続けることができる。ホッピングは、任
意の数のMポートの組合せに対しても実行可能である。
例えば、外部ステーション1からのフレームを、(1も
しくは複数の)選択されたMポートに対してのみ「受信
する権利」を認めて送ることができる。
【0033】MPBC13の基本的回路は、図4に示さ
れている。MPBC13は、ホッピングを行う実施例に
おいてのみ必要なものである。これによってMBC15
は、RCCの特定のMポート9またはMポートの組合せ
に対して「受信及び伝送する権利」を制御することがで
きる。その後フレームは、ポートチャネル24を介して
Mポートへ、またはMPBC13のバイパスチャネル2
3を介してMポートバイアスへといずれかに経路指定さ
れる。
れている。MPBC13は、ホッピングを行う実施例に
おいてのみ必要なものである。これによってMBC15
は、RCCの特定のMポート9またはMポートの組合せ
に対して「受信及び伝送する権利」を制御することがで
きる。その後フレームは、ポートチャネル24を介して
Mポートへ、またはMPBC13のバイパスチャネル2
3を介してMポートバイアスへといずれかに経路指定さ
れる。
【0034】スキッピングのみを行うか、あるいはホッ
ピングも行うかの判断は、MBC15に手動によりまた
は自動的に設定された方針による。例えば、外部ステー
ション1と最近非常に頻繁に(またはそれほど頻繁では
ない)情報交換していた履歴を有するMポート9に対し
て、ホッピングを不能にする(または可能にする)こと
もできる。
ピングも行うかの判断は、MBC15に手動によりまた
は自動的に設定された方針による。例えば、外部ステー
ション1と最近非常に頻繁に(またはそれほど頻繁では
ない)情報交換していた履歴を有するMポート9に対し
て、ホッピングを不能にする(または可能にする)こと
もできる。
【0035】コンテンション調停及び制御(CAC):
本発明の第4のエレメントは、図2及び図5に示すコン
テンション調停及び制御(CAC)14である。CAC
14は、MBC15とBBC20間のフレームの流れ
(フロー)を調停する。フロー・コンテンションは、2
つの発信元が同じリング経路上にフレームを伝送しよう
とするときに生じる。これは、MBC15及びBBC2
0の双方への入力において起きる可能性がある。CAC
14の動作は、例えば、スキッピングもしくはホッピン
グのいずれかが開始されたとき、外部ステーション1に
対し、継続した遅延の無いリング動作を行う最優先の権
利を与えるようなことである。別の例として、発信元か
ら宛先への伝送を、宛先から発信元への伝送よりも優先
させるようにしてもよい。これは、通常コンテンション
がその宛先ステーションへグループ間伝送される途中の
フレームと、確認のために発信されたステーションへ戻
ろうとするフレームの間でのみ生じることから、特に考
慮されたものである。
本発明の第4のエレメントは、図2及び図5に示すコン
テンション調停及び制御(CAC)14である。CAC
14は、MBC15とBBC20間のフレームの流れ
(フロー)を調停する。フロー・コンテンションは、2
つの発信元が同じリング経路上にフレームを伝送しよう
とするときに生じる。これは、MBC15及びBBC2
0の双方への入力において起きる可能性がある。CAC
14の動作は、例えば、スキッピングもしくはホッピン
グのいずれかが開始されたとき、外部ステーション1に
対し、継続した遅延の無いリング動作を行う最優先の権
利を与えるようなことである。別の例として、発信元か
ら宛先への伝送を、宛先から発信元への伝送よりも優先
させるようにしてもよい。これは、通常コンテンション
がその宛先ステーションへグループ間伝送される途中の
フレームと、確認のために発信されたステーションへ戻
ろうとするフレームの間でのみ生じることから、特に考
慮されたものである。
【0036】図5の好適例においては、CAC14は、
以下のような方法によって外部ステーション1からのフ
レームへ優先権を与えている。CAC14が無い場合の
コンテンションの一例として、MBC15が端末17に
おいて、ライン25を介して外部ステーション1からフ
レームを受信すると同時に、ライン27を介してBBC
20からも、そのメンバシップ8へ送るフレームを受信
する場合がある。MBC15が、これらの双方の要求に
同時に応じることができないのは明かである。従って、
これらの発信元からのフレームの内、一方は送られ、他
の一方は失われることになる。CAC14は、ライン2
6を介したMBC15からのBUSY_FLAG1信号
をモニタリングすることによってこの経路コンテンショ
ンを解消する。MBC15は、そのメンバシップ8へ送
るフレームがある場合は必ずライン26上のBUSY_
FLAG1をアクティブにする。CAC14は、MBC
15からのアクティブのBUSY_FLAG1を検知す
ると、BBC20からライン27を介して受信したフレ
ームをバッファ30に一時的に記憶する。そうすること
によって、ライン26上のBUSY_FLAG1信号が
非アクティブになるまでMBC15への伝送を遅らせ
る。バッファ30記憶装置は、通常の動作状態における
BBC20からのフレームを一時的に記憶するために十
分な大きさである。バッファ30がデータの噴出のため
にオーバフローしそうな場合、CACはBBC20に対
してバッファのRECEIVE_OVERFLOW_F
LAG信号をライン29を介して出す。BBC20は、
RECEIVE_OVERFLOW_FLAGを受信し
ている間、その全てのフレームをライン31を介して外
部ステーション1に経路指定し、一時的に「権利を制限
された」バイパス機能を無視する。ライン29を介した
RECEIVE_OVERFLOW_FLAGが非アク
ティブになると、BBC20はその通常の「権利の制
御」及びバイパス機能の実行を再開する。優先権を持つ
主リングフレームがMBC15に届いたとき、MBC1
5がライン27を介したメンバシップ8からのフレーム
の処理中であった場合、MBC15はそのフレームをラ
イン26を介してバッファ30へ回す。バッファ30が
ライン26からフレームを受け取っている間、CAC1
4は、ライン27を介して端末17に送られているフレ
ームの終わりを探した後、RECEIVE_OVERF
OW_FLAGを出すことによってそれ以降のフレーム
を外部ステーション1へ回避させ、BBC20の外部バ
イパス機能と、BBC20がメンバシップ8から受信す
るフレームに関するCAC14のバッファ機能の双方を
一時的に無視する。
以下のような方法によって外部ステーション1からのフ
レームへ優先権を与えている。CAC14が無い場合の
コンテンションの一例として、MBC15が端末17に
おいて、ライン25を介して外部ステーション1からフ
レームを受信すると同時に、ライン27を介してBBC
20からも、そのメンバシップ8へ送るフレームを受信
する場合がある。MBC15が、これらの双方の要求に
同時に応じることができないのは明かである。従って、
これらの発信元からのフレームの内、一方は送られ、他
の一方は失われることになる。CAC14は、ライン2
6を介したMBC15からのBUSY_FLAG1信号
をモニタリングすることによってこの経路コンテンショ
ンを解消する。MBC15は、そのメンバシップ8へ送
るフレームがある場合は必ずライン26上のBUSY_
FLAG1をアクティブにする。CAC14は、MBC
15からのアクティブのBUSY_FLAG1を検知す
ると、BBC20からライン27を介して受信したフレ
ームをバッファ30に一時的に記憶する。そうすること
によって、ライン26上のBUSY_FLAG1信号が
非アクティブになるまでMBC15への伝送を遅らせ
る。バッファ30記憶装置は、通常の動作状態における
BBC20からのフレームを一時的に記憶するために十
分な大きさである。バッファ30がデータの噴出のため
にオーバフローしそうな場合、CACはBBC20に対
してバッファのRECEIVE_OVERFLOW_F
LAG信号をライン29を介して出す。BBC20は、
RECEIVE_OVERFLOW_FLAGを受信し
ている間、その全てのフレームをライン31を介して外
部ステーション1に経路指定し、一時的に「権利を制限
された」バイパス機能を無視する。ライン29を介した
RECEIVE_OVERFLOW_FLAGが非アク
ティブになると、BBC20はその通常の「権利の制
御」及びバイパス機能の実行を再開する。優先権を持つ
主リングフレームがMBC15に届いたとき、MBC1
5がライン27を介したメンバシップ8からのフレーム
の処理中であった場合、MBC15はそのフレームをラ
イン26を介してバッファ30へ回す。バッファ30が
ライン26からフレームを受け取っている間、CAC1
4は、ライン27を介して端末17に送られているフレ
ームの終わりを探した後、RECEIVE_OVERF
OW_FLAGを出すことによってそれ以降のフレーム
を外部ステーション1へ回避させ、BBC20の外部バ
イパス機能と、BBC20がメンバシップ8から受信す
るフレームに関するCAC14のバッファ機能の双方を
一時的に無視する。
【0037】CAC14が無い場合に生じ得る別のコン
テンションとしては、BBC20が端末22において、
ライン31を介してそのメンバシップ8からフレームを
受信すると同時に、ライン32を介してMBC15から
も、その外部ステーション1へ送るフレームを受信する
場合がある。BBC20が、これらの双方の要求に同時
に応じることができないのは明かである。従って、これ
らの発信元からのフレームの内、一方は送られ、他の一
方は失われることになる。CAC14は、ライン26を
介したMBC15からのBUSY_FLAG2信号をモ
ニタリングすることによってこの経路コンテンションを
解消する。MBC15は、外部ステーション1へ送るフ
レームがある場合は必ずライン26上のBUSY_FL
AG2をアクティブにする。CAC14は、MBC15
からのアクティブのBUSY_FLAG1を検知する
と、BBC20からライン31を介して受信したフレー
ムをバッファ30に一時的に記憶する。そうすることに
よって、ライン26上のBUSY_FLAG2信号が非
アクティブになるまで外部ステーション1への伝送を遅
らせる。バッファ30は、ライン26上のBUSY_F
LAG2信号が非アクティブであることを検知した後に
のみ、外部ステーション1へ伝送するためにこれらのフ
レームを解放してBBC20へ返す。バッファ30記憶
装置は、通常の動作状態におけるBBC20からのフレ
ームを一時的に記憶するために十分な大きさである。バ
ッファ30がデータの噴出のためにオーバフローしそう
な場合、CACはMBC15に対してバッファのTRA
NSMIT_OVERFLOW_FLAG信号をライン
26を介して出す。MBC15は、TRANSMIT_
OVERFLOW_FLAGを受信している間、その全
てのフレームをライン25を介してメンバシップ8に経
路指定し、一時的に「権利を制限された」バイパス機能
を無視する。ライン26を介したTRANSMIT_O
VERFLOW_FLAGが非アクティブになると、M
BC15はその通常の「権利の制御」及びバイパス機能
の実行を再開する。
テンションとしては、BBC20が端末22において、
ライン31を介してそのメンバシップ8からフレームを
受信すると同時に、ライン32を介してMBC15から
も、その外部ステーション1へ送るフレームを受信する
場合がある。BBC20が、これらの双方の要求に同時
に応じることができないのは明かである。従って、これ
らの発信元からのフレームの内、一方は送られ、他の一
方は失われることになる。CAC14は、ライン26を
介したMBC15からのBUSY_FLAG2信号をモ
ニタリングすることによってこの経路コンテンションを
解消する。MBC15は、外部ステーション1へ送るフ
レームがある場合は必ずライン26上のBUSY_FL
AG2をアクティブにする。CAC14は、MBC15
からのアクティブのBUSY_FLAG1を検知する
と、BBC20からライン31を介して受信したフレー
ムをバッファ30に一時的に記憶する。そうすることに
よって、ライン26上のBUSY_FLAG2信号が非
アクティブになるまで外部ステーション1への伝送を遅
らせる。バッファ30は、ライン26上のBUSY_F
LAG2信号が非アクティブであることを検知した後に
のみ、外部ステーション1へ伝送するためにこれらのフ
レームを解放してBBC20へ返す。バッファ30記憶
装置は、通常の動作状態におけるBBC20からのフレ
ームを一時的に記憶するために十分な大きさである。バ
ッファ30がデータの噴出のためにオーバフローしそう
な場合、CACはMBC15に対してバッファのTRA
NSMIT_OVERFLOW_FLAG信号をライン
26を介して出す。MBC15は、TRANSMIT_
OVERFLOW_FLAGを受信している間、その全
てのフレームをライン25を介してメンバシップ8に経
路指定し、一時的に「権利を制限された」バイパス機能
を無視する。ライン26を介したTRANSMIT_O
VERFLOW_FLAGが非アクティブになると、M
BC15はその通常の「権利の制御」及びバイパス機能
の実行を再開する。
【0038】マルチプル権利制御用集線装置:単一のR
CC10を設けたネットワークが、図6に示されてい
る。典型的な構成では、図7に示すように多数のRCC
10を用いることがある。実際に、ネットワーク中の全
ての集線装置をRCCとし、本明細書に記載した特長を
最大限に得ることができるであろう。RCC10を単一
で取り付ける方法、または2重に取り付ける方法のいず
れの構成も可能である。従って、RCCをSAC6もし
くはDAC3の代わりに用いることもできる。本発明の
新規性は、特定の接続方法に係るものではない。
CC10を設けたネットワークが、図6に示されてい
る。典型的な構成では、図7に示すように多数のRCC
10を用いることがある。実際に、ネットワーク中の全
ての集線装置をRCCとし、本明細書に記載した特長を
最大限に得ることができるであろう。RCC10を単一
で取り付ける方法、または2重に取り付ける方法のいず
れの構成も可能である。従って、RCCをSAC6もし
くはDAC3の代わりに用いることもできる。本発明の
新規性は、特定の接続方法に係るものではない。
【0039】
【発明の効果】本発明では、権利制御用集線装置(RC
C)を用いることにより、LAN構成要素(ステーショ
ン、集線装置、MAU等)がそれらを通過する必要の無
いフレームについては、それを「受信する権利」及び/
または「伝送する権利」を選択的に保留する手段が与え
られ、その結果ネットワーク動作が改善される。
C)を用いることにより、LAN構成要素(ステーショ
ン、集線装置、MAU等)がそれらを通過する必要の無
いフレームについては、それを「受信する権利」及び/
または「伝送する権利」を選択的に保留する手段が与え
られ、その結果ネットワーク動作が改善される。
【図1】典型的なFDDIネットワークのブロック図で
ある。
ある。
【図2】権利制御用集線装置(RCC)のブロック図で
ある。
ある。
【図3】Mポート1への、及びMポート1からのホッピ
ングを示す図である。
ングを示す図である。
【図4】Mポートバイパス回路(MPBC)のブロック
図である。
図である。
【図5】コンテンション調停及び制御(CAC)エレメ
ントの動作を示すブロック図である。
ントの動作を示すブロック図である。
【図6】1個のRCCとM個のメンバシップを有する、
N個のステーションからなるネットワークを示す図であ
る。
N個のステーションからなるネットワークを示す図であ
る。
【図7】多数のRCCを有する、N個のステーションか
らなるネットワークを示す図である。
らなるネットワークを示す図である。
1 外部ステーション 2 双接続ステーション(DAS) 3 双接続集線装置(DAC) 4 主リング 6 単接続集線装置(SAC) 7 単接続ステーション(SAS) 8 集線装置メンバシップ 10 RCC 11 「A」ポート 12 「B」ポート 13 Mポートバイパス回路(MPBC) 14 コンテンション調停及び制御(CAC) 15 メンバシップバイパス制御装置(MBC) 16、17、19、22 端末 18 外部バイパス 20 バックボーンバイパス制御装置(BBC) 21 メンバシップ・バイパス 30 バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニオ・ルイズ アメリカ合衆国10598 ニューヨーク州、 ヨークタウン・ハイツ、アーバー・レイ ン 3160 (72)発明者 マーク・フーバート・ウィレビーク−レ メーア アメリカ合衆国10549 ニューヨーク州、 マウント・キスコ、ディプロマット・ド ライブ、アパートメントシックスシー 200 (56)参考文献 特開 昭57−99842(JP,A) 特開 昭59−62245(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】複数のツリー・ノードを有するツリー・リ
ング・トポロジー及びトークンベースのプロトコルに従
うローカル・エリア・ネットワークであって、前記ツリ
ー・ノードのそれぞれが、 入力用の「A」ポートと出力用の「B」ポートとを有す
る前面と、 それぞれがネットワーク・エレメント又は下位のツリー
・ノードに接続される、ネットワーク・エレメントの接
続用の複数の「M」ポートを有する背面であって、 各
前記ツリー・ノード内の前記「M」ポートは直列に接続
されることにより前記ネットワーク中の全てのネットワ
ーク・エレメントを直列に接続してトポロジー的リング
を形成し、 前記プロトコルが前記リングを回って伝送されるパケッ
トにより前記ネットワーク・エレメント間の通信を管理
する手段と、 前記プロトコルに従い、「受信する権利」と「送信する
権利」を分離し且つこれらの権利を独立に制御する分離
・制御手段であって、 前記ネットワーク・エレメントのいずれもが前記パケッ
トの通信相手をサポートしていない場合、前記ツリー・
ノードを通る各前記パケットは、前記前面、前記背面、
又は1もしくは複数の前記背面の前記「M」ポートをバ
イパスするように切り換え可能とされる分離・制御手段
とを有するローカル・エリア・ネットワーク。 - 【請求項2】前記分離・制御手段が、 前記ネットワーク上で伝送するために、前記パケットを
データ・パケットとトークン・パケットとに分離する手
段と、 前記前面をバイパスするために、前記背面から前記パケ
ットを切り換えるバックボーン・バイパス制御装置(B
BC)と、 前記背面をバイパスするために、前記前面から前記パケ
ットを切り換えるメンバシップ・バイパス制御装置(M
BC)と、 前記MBCの制御の下、前記パケットに、対応する
「M」ポートに接続された前記ネットワーク・エレメン
トをバイパスさせる、前記「M」ポートの各々にある
「M」ポート・バイパス回路(MPBC)と、 同時に前記BBC又は前記MBCに経路指定されたパケ
ット間の競合を解消し且つ前記パケットの損失を防止す
るコンテンション調停及び制御(CAC)エレメントと
をさらに有する請求項1記載のローカル・エリア・ネッ
トワーク。 - 【請求項3】複数のツリーとステーションとを有する、
ツリーのトークンリング・ネットワーク上のパケットに
最短経路を指定可能にする方法であって、多数の前記ス
テーションのそれぞれが前記ツリーの1つを介して前記
ネットワークに接続されており、 前記ネットワーク上で伝送するために、データ・パケッ
トとトークン・パケットとに分離するステップと、 伝送する権利を与えられた前記ネットワークの各ステー
ションを介して、前記トークン・パケットを経路指定す
るステップと、 前記データ・パケットが前記ツリーのステーションの1
つにアドレス指定されていることによって前記ツリーが
前記データ・パケットを受信する権利を与えられている
場合にのみ、前記ネットワークの前記ツリーの前記ステ
ーションを介して、前記データ・パケットを経路指定す
るステップと、 前記データ・パケットが前記ツリーのステーションのい
ずれにもアドレス指定されていない場合に受信する権利
を保留して、前記ツリーの前記ステーションをバイパス
するために前記データ・パケットを経路指定するステッ
プと、 前記ツリーのステーションの前記伝送する権利と前記受
信する権利とをホッピングによって別々に制御するステ
ップと、 優先権設定に従って前記リング上のパケット間のコンテ
ンションを調停するステップとを含む最短経路指定方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US997798 | 1992-12-29 | ||
US07/997,798 US5379291A (en) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | Apparatus for fiber distributed data interface dynamic station bypass via skipping and hopping |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06237256A JPH06237256A (ja) | 1994-08-23 |
JP2592218B2 true JP2592218B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=25544409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5283161A Expired - Lifetime JP2592218B2 (ja) | 1992-12-29 | 1993-11-12 | Fddiステーション・バイパス装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5379291A (ja) |
EP (1) | EP0607546A3 (ja) |
JP (1) | JP2592218B2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4133385A1 (de) * | 1991-10-09 | 1993-04-15 | Philips Patentverwaltung | Hierarchisches netzmanagementsystem |
JPH07225745A (ja) * | 1994-02-09 | 1995-08-22 | Canon Inc | 情報処理装置及びアービトレーション方法 |
US5546378A (en) * | 1994-07-21 | 1996-08-13 | Newbridge Networks Corporation | Fault tolerant FDDI wiring hub |
US5802312A (en) * | 1994-09-27 | 1998-09-01 | Research In Motion Limited | System for transmitting data files between computers in a wireless environment utilizing a file transfer agent executing on host system |
US5566178A (en) * | 1994-12-22 | 1996-10-15 | International Business Machines Corporation | Method and system for improving the performance of a token ring network |
US5617422A (en) * | 1995-08-10 | 1997-04-01 | Mci Communications Corp. | High speed interface in a telecommunications network |
US5754549A (en) * | 1995-12-05 | 1998-05-19 | International Business Machines Corporation | Inexpensive two-way communications switch |
US6510151B1 (en) * | 1996-09-19 | 2003-01-21 | Enterasys Networks, Inc. | Packet filtering in connection-based switching networks |
US5978379A (en) | 1997-01-23 | 1999-11-02 | Gadzoox Networks, Inc. | Fiber channel learning bridge, learning half bridge, and protocol |
JPH11110315A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-04-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信装置 |
US6587884B1 (en) * | 1997-09-10 | 2003-07-01 | Schneider Automation, Inc. | Dual ethernet protocol stack for maximum speed access to a programmable logic controller (PLC) |
US7430171B2 (en) * | 1998-11-19 | 2008-09-30 | Broadcom Corporation | Fibre channel arbitrated loop bufferless switch circuitry to increase bandwidth without significant increase in cost |
US6847617B2 (en) * | 2001-03-26 | 2005-01-25 | Intel Corporation | Systems for interchip communication |
US20030061389A1 (en) * | 2001-09-26 | 2003-03-27 | Sam Mazza | Multi-token totally ordered group communication protocol |
US7383354B2 (en) * | 2002-02-12 | 2008-06-03 | Fujitsu Limited | Spatial reuse and multi-point interconnection in bridge-interconnected ring networks |
US7184395B2 (en) * | 2003-03-18 | 2007-02-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Providing reconditioned signals at a plurality of ports |
US20060110952A1 (en) * | 2004-11-22 | 2006-05-25 | Borkar Shekhar Y | Systems for interchip communication |
US8594110B2 (en) | 2008-01-11 | 2013-11-26 | Mosaid Technologies Incorporated | Ring-of-clusters network topologies |
DE112008004243B4 (de) * | 2008-12-25 | 2017-10-19 | Mitsubishi Electric Corp. | Kommunikationsverwaltungsvorrichtung, Kommunikationsknoten und Kommunikationssystem, und Datenkommnunikationsverfahren |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799842A (en) * | 1980-12-13 | 1982-06-21 | Toshiba Corp | Data transmission system |
JPS5962245A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | Canon Inc | ロ−カルエリアネツトワ−ク |
JP2539457B2 (ja) * | 1987-10-02 | 1996-10-02 | 株式会社日立製作所 | リング集線装置 |
GB8818368D0 (en) * | 1988-08-02 | 1988-09-07 | Digital Equipment Corp | Network transit prevention |
US4991172A (en) * | 1988-10-28 | 1991-02-05 | International Business Machines Corporation | Design of a high speed packet switching node |
US5051985A (en) * | 1988-10-28 | 1991-09-24 | International Business Machines Corporation | Contention resolution in a communications ring |
US5210749A (en) * | 1990-05-29 | 1993-05-11 | Advanced Micro Devices, Inc. | Configuration of srams as logical fifos for transmit and receive of packet data |
GB2248369B (en) * | 1990-09-25 | 1994-08-10 | Uken | A computer apparatus for high-speed access to data |
US5241540A (en) * | 1991-07-31 | 1993-08-31 | International Business Machines Corporation | Reverse ordered control information transmission |
-
1992
- 1992-12-29 US US07/997,798 patent/US5379291A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-11-12 JP JP5283161A patent/JP2592218B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-03 EP EP93119515A patent/EP0607546A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0607546A3 (en) | 1995-08-23 |
EP0607546A2 (en) | 1994-07-27 |
JPH06237256A (ja) | 1994-08-23 |
US5379291A (en) | 1995-01-03 |
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