JP2592094Y2 - 電気調理器 - Google Patents
電気調理器Info
- Publication number
- JP2592094Y2 JP2592094Y2 JP1991054335U JP5433591U JP2592094Y2 JP 2592094 Y2 JP2592094 Y2 JP 2592094Y2 JP 1991054335 U JP1991054335 U JP 1991054335U JP 5433591 U JP5433591 U JP 5433591U JP 2592094 Y2 JP2592094 Y2 JP 2592094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- cooking
- food
- section
- electric cooker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は調理器本体にヒータを設
け、該ヒータの上に当該ヒータからの伝導熱により調理
物を加熱調理する熱伝導性の良いプレートを載置してな
る電気調理器に関するものである。
け、該ヒータの上に当該ヒータからの伝導熱により調理
物を加熱調理する熱伝導性の良いプレートを載置してな
る電気調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気調理器の一例を図とともに説
明する。従来の電気調理器は図5に示すように、調理器
本体21の下部にヒータ22が配設され、該調理器本体
21の上部(該ヒータ22の上)に該ヒータ22からの
伝導熱により調理物を加熱調理する、熱伝導性の良いア
ルミで成型され表面にテフロン加工が施されたプレート
23が載置され、上記調理器本体21と上記ヒータ22
との間に遮熱板24が配設されていた。
明する。従来の電気調理器は図5に示すように、調理器
本体21の下部にヒータ22が配設され、該調理器本体
21の上部(該ヒータ22の上)に該ヒータ22からの
伝導熱により調理物を加熱調理する、熱伝導性の良いア
ルミで成型され表面にテフロン加工が施されたプレート
23が載置され、上記調理器本体21と上記ヒータ22
との間に遮熱板24が配設されていた。
【0003】上記調理器本体21の一端上側面には温度
調節用つまみ25が配設され、上記プレート23の下部
にサーミスタ(図示せず)が配設され、該サーミスタの
抵抗変化を図示しない制御部が検知して上記ヒータ22
への通電を制御し、上記温度調節用つまみ25で調節さ
れた温度に該プレート23の温度を調節していた。ま
た、図6に示すように、上記プレート23と上記ヒータ
22とを一体に形成したものもあった。
調節用つまみ25が配設され、上記プレート23の下部
にサーミスタ(図示せず)が配設され、該サーミスタの
抵抗変化を図示しない制御部が検知して上記ヒータ22
への通電を制御し、上記温度調節用つまみ25で調節さ
れた温度に該プレート23の温度を調節していた。ま
た、図6に示すように、上記プレート23と上記ヒータ
22とを一体に形成したものもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記構成の電気調理器
であれば、ヒータからの熱によりプレート全体が均一に
加熱されるようになっていたが、実際に使用する時には
加熱調理した調理物を食べていくよりプレート上におい
て加熱調理される調理物の方が多いため、調理物が加熱
されつづけ焼け過ぎてしまい、焦げ付いて食べれなくな
ることがあった。
であれば、ヒータからの熱によりプレート全体が均一に
加熱されるようになっていたが、実際に使用する時には
加熱調理した調理物を食べていくよりプレート上におい
て加熱調理される調理物の方が多いため、調理物が加熱
されつづけ焼け過ぎてしまい、焦げ付いて食べれなくな
ることがあった。
【0005】本考案の電気調理器は上記のような問題に
鑑みなされたもので、プレートの同一面において調理物
を加熱調理する部分と、保温する部分とを形成し、調理
物が長時間プレート上に置かれても焦げ付くことなく、
調理物を保温することができる電気調理器を提供するこ
とを目的とするものである。
鑑みなされたもので、プレートの同一面において調理物
を加熱調理する部分と、保温する部分とを形成し、調理
物が長時間プレート上に置かれても焦げ付くことなく、
調理物を保温することができる電気調理器を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために本考案の電気調理器は、ヒータからの伝導熱
により調理物を加熱調理する熱伝導性の良いプレートを
調理器本体に載置してなる電気調理器において、該プレ
ートの中央部に温度の高い調理物を加熱調理するための
調理部を形成するとともに、該調理部の全周囲にわたっ
て厚さを薄くすることにより該調理部より温度の低くし
て調理物を保温する保温部を形成し、該プレートの調理
部と保温部との境界に該調理部と保温部とを区別する凸
部を設け、該保温部と対向するように該調理器本体側に
該プレートの載置を検出するプレート検出スイッチを設
けている。
するために本考案の電気調理器は、ヒータからの伝導熱
により調理物を加熱調理する熱伝導性の良いプレートを
調理器本体に載置してなる電気調理器において、該プレ
ートの中央部に温度の高い調理物を加熱調理するための
調理部を形成するとともに、該調理部の全周囲にわたっ
て厚さを薄くすることにより該調理部より温度の低くし
て調理物を保温する保温部を形成し、該プレートの調理
部と保温部との境界に該調理部と保温部とを区別する凸
部を設け、該保温部と対向するように該調理器本体側に
該プレートの載置を検出するプレート検出スイッチを設
けている。
【0007】
【作用】上記構成の電気調理器は、ヒータに通電を行い
プレートを加熱して中央部分で調理物の加熱調理を行
い、この中央部で加熱調理された調理物を外周部分の保
温部に置きかえて保温を行う。
プレートを加熱して中央部分で調理物の加熱調理を行
い、この中央部で加熱調理された調理物を外周部分の保
温部に置きかえて保温を行う。
【0008】このとき、凸部により中央部の加熱調理を
行う部分と保温部との境界が明確になっており、中央部
と保温部とを容易に区別することができ調理物を誤って
保温部以外の所に置くことはない。
行う部分と保温部との境界が明確になっており、中央部
と保温部とを容易に区別することができ調理物を誤って
保温部以外の所に置くことはない。
【0009】
【実施例】本考案の電気調理器の一実施例を図1乃至図
3とともに説明する。本考案の電気調理器は、調理器本
体1と、該調理器本体1の上部に載置されたプレート2
と、該プレート2を覆う蓋3とから構成されている。該
調理器本体1は、調理器本体1の下部に、上記プレート
の中央部に位置するようにヒータ4を配設し、該調理器
本体1の上部(該ヒータ4の上)に、該ヒータ4からの
伝導熱により調理物を加熱調理する、熱伝導性の良いア
ルミで成型し表面にテフロン加工を施した上記プレート
2を載置し、上記調理器本体1と上記ヒータ4との間に
遮熱板5を配設して構成している。
3とともに説明する。本考案の電気調理器は、調理器本
体1と、該調理器本体1の上部に載置されたプレート2
と、該プレート2を覆う蓋3とから構成されている。該
調理器本体1は、調理器本体1の下部に、上記プレート
の中央部に位置するようにヒータ4を配設し、該調理器
本体1の上部(該ヒータ4の上)に、該ヒータ4からの
伝導熱により調理物を加熱調理する、熱伝導性の良いア
ルミで成型し表面にテフロン加工を施した上記プレート
2を載置し、上記調理器本体1と上記ヒータ4との間に
遮熱板5を配設して構成している。
【0010】該プレート2は中央部を調理物を加熱調理
するための調理部6とし、該プレートの外周部近傍(5
〜10cm)部分の厚さを薄くして熱伝導率を低減させ
て、該調理部6より温度の低い保温部7を形成し、該調
理部6と保温部7との上面境界に当該調理部6と保温部
7とを区別する凸部8を形成している。
するための調理部6とし、該プレートの外周部近傍(5
〜10cm)部分の厚さを薄くして熱伝導率を低減させ
て、該調理部6より温度の低い保温部7を形成し、該調
理部6と保温部7との上面境界に当該調理部6と保温部
7とを区別する凸部8を形成している。
【0011】そして、プレート2の上面隅部に調理物の
加熱調理時に使用する時の余分な油を溜めておく油溝9
を形成している。
加熱調理時に使用する時の余分な油を溜めておく油溝9
を形成している。
【0012】また、上記調理器本体1に上記プレート2
の保温部7に対向して、当該プレート2の載置を検出す
るプレート検出スイッチ10を設け、該調理器本体1の
一端上部に操作部11を設けている。この操作部11
は、上記ヒータ4の温度を検知する温度センサ12と温
度調節用つまみ13とから構成され、該温度調節用つま
み13で調節した温度に上記プレート2の温度を制御す
る。そして、上記蓋3はガラスで形成され、その両側に
把手14を設けた構成しており、該蓋3は調理物の調理
時に上記調理器本体1の上部に上記プレート2を覆うよ
うに取り付けて、加熱調理時に油等が飛散するのを防止
するものである。
の保温部7に対向して、当該プレート2の載置を検出す
るプレート検出スイッチ10を設け、該調理器本体1の
一端上部に操作部11を設けている。この操作部11
は、上記ヒータ4の温度を検知する温度センサ12と温
度調節用つまみ13とから構成され、該温度調節用つま
み13で調節した温度に上記プレート2の温度を制御す
る。そして、上記蓋3はガラスで形成され、その両側に
把手14を設けた構成しており、該蓋3は調理物の調理
時に上記調理器本体1の上部に上記プレート2を覆うよ
うに取り付けて、加熱調理時に油等が飛散するのを防止
するものである。
【0013】上記構成の電気調理器の動作を説明する。
まず、調理器本体1にプレート2を載置するとプレート
検出スイッチ10が該プレート2の載置を検出したオン
し、操作部11の温度調節用つまみ13で温度を設定し
てヒータ4への通電を図示しない制御部により行い、該
プレート2を加熱する。
まず、調理器本体1にプレート2を載置するとプレート
検出スイッチ10が該プレート2の載置を検出したオン
し、操作部11の温度調節用つまみ13で温度を設定し
てヒータ4への通電を図示しない制御部により行い、該
プレート2を加熱する。
【0014】この時、該ヒータ4の温度を温度センサ1
2で検知し、この温度センサ12の検知結果により上記
制御部が上記ヒータ4への通電を制御して上記プレート
2の温度を設定温度に保持する。上記プレート2の温度
が設定温度になると該プレート2の調理部6に調理物を
載せ蓋3を取り付けて加熱調理を開始する。
2で検知し、この温度センサ12の検知結果により上記
制御部が上記ヒータ4への通電を制御して上記プレート
2の温度を設定温度に保持する。上記プレート2の温度
が設定温度になると該プレート2の調理部6に調理物を
載せ蓋3を取り付けて加熱調理を開始する。
【0015】そして、上記プレート2の熱により加熱調
理された調理物をとって食事を始めるが、加熱調理され
た調理物を一度に食べることはできないため、上記プレ
ート2の保温部7に加熱調理された調理物を置いて保温
を行う。この保温部7は中央部の調理部6よりも温度が
低いので調理物が加熱されすぎて焦げ付いて食べれなく
なるということはない。このとき、凸部9により調理部
6と保温部7との境界(区別)が明確になっているた
め、調理物を誤って調理部6において焦げつかすことが
ないようにしている。
理された調理物をとって食事を始めるが、加熱調理され
た調理物を一度に食べることはできないため、上記プレ
ート2の保温部7に加熱調理された調理物を置いて保温
を行う。この保温部7は中央部の調理部6よりも温度が
低いので調理物が加熱されすぎて焦げ付いて食べれなく
なるということはない。このとき、凸部9により調理部
6と保温部7との境界(区別)が明確になっているた
め、調理物を誤って調理部6において焦げつかすことが
ないようにしている。
【0016】また、上記の電気調理器ではプレート2と
ヒータ4を別体として構成したが、図4に示すようにプ
レート2とヒータ4とを一体に構成してもよい。
ヒータ4を別体として構成したが、図4に示すようにプ
レート2とヒータ4とを一体に構成してもよい。
【0017】
【考案の効果】本考案の電気調理器は、プレートの外周
部に保温部を形成しているので、プレートの中央部で加
熱調理された調理物をこの保温部に置くことにより、調
理物を焦げ付かすことなく調理物の保温を行うことがで
きる。
部に保温部を形成しているので、プレートの中央部で加
熱調理された調理物をこの保温部に置くことにより、調
理物を焦げ付かすことなく調理物の保温を行うことがで
きる。
【0018】また、調理物の保温を行うときに凸部によ
り中央部の加熱調理部分と外周部の保温部とが明確に区
別されているので、調理物を置き誤って調理物を焦げ付
かせでしまうということを確実に防止することができ
る。そのうえ、調理部の全周にわたって厚さを薄くする
ことにより該調理部より温度の低くして調理物を保温す
る保温部を形成したことにより、保温部の熱容量が小さ
くなり、これによって保温部が高温となることがなくな
るので、使用中に最も接触し易いプレートの最外周部の
温度が高温になることがなくなり、最外周の何れの箇所
に不用意に接触しても火傷をすることがなく、安全性の
高い電気調理器を簡単な構成で確実に得ることができ
る。さらに、プレート検出スイッチに対向するプレート
の保温部の熱容量が小さく高温となることがないので、
調理中にプレート検出スイッチが高温となることも防止
できる。
り中央部の加熱調理部分と外周部の保温部とが明確に区
別されているので、調理物を置き誤って調理物を焦げ付
かせでしまうということを確実に防止することができ
る。そのうえ、調理部の全周にわたって厚さを薄くする
ことにより該調理部より温度の低くして調理物を保温す
る保温部を形成したことにより、保温部の熱容量が小さ
くなり、これによって保温部が高温となることがなくな
るので、使用中に最も接触し易いプレートの最外周部の
温度が高温になることがなくなり、最外周の何れの箇所
に不用意に接触しても火傷をすることがなく、安全性の
高い電気調理器を簡単な構成で確実に得ることができ
る。さらに、プレート検出スイッチに対向するプレート
の保温部の熱容量が小さく高温となることがないので、
調理中にプレート検出スイッチが高温となることも防止
できる。
【図1】本考案の電気調理器の一実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案の電気調理器の分解斜視図である。
【図3】本考案の電気調理器の断面図である。
【図4】本考案の電気調理器の他の実施例を示す断面図
である。
である。
【図5】従来の電気調理器の一例を示す断面図である。
【図6】従来の電気調理器の他の例を示す断面図であ
る。
る。
1 調理器本体 2 プレート 3 蓋 4 ヒータ 6 調理部 7 保温部 8 凸部 12 温度センサ 13 温度調節用つまみ
Claims (1)
- 【請求項1】 ヒータからの伝導熱により調理物を加熱
調理する熱伝導性の良いプレートを調理器本体に載置し
てなる電気調理器において、 該プレートの中央部に温度の高い調理物を加熱調理する
ための調理部を形成するとともに、該調理部の全周囲に
わたって厚さを薄くすることにより該調理部より温度の
低くして調理物を保温する保温部を形成し、該プレート
の調理部と保温部との境界に該調理部と保温部とを区別
する凸部を設け、該保温部と対向するように該調理器本
体側に該プレートの載置を検出するプレート検出スイッ
チを設けたことを特徴とする電気調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054335U JP2592094Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 電気調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991054335U JP2592094Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 電気調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059438U JPH059438U (ja) | 1993-02-09 |
JP2592094Y2 true JP2592094Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=12967736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991054335U Expired - Lifetime JP2592094Y2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 電気調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592094Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5414223Y2 (ja) * | 1974-08-17 | 1979-06-13 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP1991054335U patent/JP2592094Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH059438U (ja) | 1993-02-09 |
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