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JP2591378Y2 - 作業機の角度検出センサ取付構造 - Google Patents

作業機の角度検出センサ取付構造

Info

Publication number
JP2591378Y2
JP2591378Y2 JP1993041244U JP4124493U JP2591378Y2 JP 2591378 Y2 JP2591378 Y2 JP 2591378Y2 JP 1993041244 U JP1993041244 U JP 1993041244U JP 4124493 U JP4124493 U JP 4124493U JP 2591378 Y2 JP2591378 Y2 JP 2591378Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection sensor
angle detection
mounting structure
work machine
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993041244U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH078457U (ja
Inventor
讓 松本
健 熊沢
博之 石見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP1993041244U priority Critical patent/JP2591378Y2/ja
Publication of JPH078457U publication Critical patent/JPH078457U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2591378Y2 publication Critical patent/JP2591378Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は油圧パワーショベル等の
作業機械の、作業機の相対揺動角度を検出する角度検出
センサの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の油圧パワーショベルの作業
機の側面図であり、図5は平面図である。ブーム1の先
端にはアーム2がピン3によって回動自在に軸着されて
おり、アームシリンダ4により作動されるようになって
いる。5はバケット、6はバケットシリンダである。ア
ーム2にはブーム1とアーム2との相対揺動角を検出す
るために角度検出センサ40が装着され、角度検出セン
サ40のレバー46とブーム1とはリンク47により連
結されている。
【0003】図6は角度検出センサ40の断面図であ
り、ケース41には角度センサ42が装着され、ボルト
43でアーム2の外面に締着されている。ケース41に
は軸44が装着され、一端は角度センサ42の回転軸4
5と連結しており、他端にはレバー46が装着されてい
る。ブーム1に対してアーム2が揺動すると角度検出セ
ンサ40の軸44はリンク47を介して回転し、角度セ
ンサ42を回転させて揺動角を検出する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば角度検出センサ40はアーム2の外面に装着
されているため、作業中に障害物に接触して破損するこ
とがある。たとえば、図7に示すような矢板50の内側
を掘削するような場合、矢板50に接した部分をバケッ
ト5により掘削しようとすると角度検出センサ40はB
部が矢板50に接触し、破損するという問題がある。
【0005】本考案は上記の問題点に着目してなされた
もので、作業中等に外部の障害物に接触、破損するおそ
れのない作業機の角度検出センサ取付構造を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
考案に係る作業機の角度検出センサ取付構造の第1考案
は、車体に順次回動可能に連結される第1部材及び第2
部材からなる作業機と、第1、第2部材間の相対回動角
を検出する角度検出センサとを備えた作業機の角度検出
センサ取付構造において、前記第2部材の左右の側壁間
を横断して貫通する孔と、前記孔に挿入され、かつ、前
記第2部材の左右の側壁に外周を固着されたパイプとを
有し、前記第1、第2部材間の相対回動角を第1、第2
部材の外壁間に設けたリンク機構を介して検出する角度
検出センサの本体を前記パイプに収納した構成としたも
のである。第2考案は、第1考案の構成において、前記
角度検出センサの本体を、前記パイプに着脱自在に収納
した構成としたものである。
【0007】
【作用】上記第1考案の構成によれば、前記第2部材の
左右の側壁間を横断して貫通する孔に挿入され、第2部
材の左右の側壁に外周を固着されたパイプに角度検出セ
ンサの本体を収納したので、角度検出センサは第2部材
の外部に突出することはなく、したがって、作業中等に
角度検出センサを外部の障害物に接触させる恐れはない
とともに第2部材の強度を向上できる。 また、第2考案
の構成によれば、角度センサ本体をパイプに着脱自在に
収納したので、組立性が向上する。
【0008】
【実施例】以下に本考案に係る作業機の角度検出センサ
取付構造の実施例について図面を参照して説明する。図
1は油圧パワーショベルの作業機の第1部材であるブー
と第2部材であるアームとの連結部の側面図であ
り、図2は平面図である。ブーム1の先端にはアーム2
がピン3によって回動自在に軸着されている。4はアー
シリンダである。アーム2に装着された角度検出セン
サ10のレバー24と、ブーム1に装着されたブラケッ
ト25とはリンク26により連結されている。
【0009】図3は図1のA−A断面を示し、アーム2
には筒状部材であるパイプ7が横断して貫通した状態に
溶着されており、パイプ7の周囲には環状座8が溶着さ
れている。角度検出センサ10のケース11には、ポテ
ンショメータ12とエンコーダ13とが接続された状態
で装着されている。ボス21を有するふた20はボルト
22によりパイプ7の一方の側の環状座8に締着されて
おり、ふた20にはプレート14がボルト15により締
着され、プレート14には角度検出センサ10のケース
11がボルト16により締着されている。ふた20のボ
ス21には軸23が嵌入され、一端はポテンショメータ
12の回転軸17と連結しており、他端にはレバー24
が取着されていてブーム1に装着されたブラケット25
とはピン27によりリンク26を介して連結されてい
る。パイプ7の他方の側の環状座8にはふた30がボル
ト22により締着されており、ふた30の中央からはポ
テンショメータ12およびエンコーダ13からの配線3
1が取り出されている。したがって、角度検出センサ1
0はアーム2の側面から突出しない。アーム2がブーム
1に対して揺動すると軸23はリンク26を介して回転
し、ボテンショメータ12は変位を電圧に変換し、エン
コーダ13は電圧をパルスに変換して変位角度を検出す
る。
【0010】
【考案の効果】以上説明したごとく、本考案は油圧パワ
ーショベルのアームに貫通するパイプを溶着し、パイプ
に角度検出センサを内設し、外部に取り出した角度検出
センサの軸に取着したレバーとブームとをリンクを介し
て連結したため、アームが揺動すれば角度検出センサは
リンクを介して回転し、揺動角を検出する。また、角度
検出センサはアーム外部に突出しないため、作業中等に
外部の障害物に接触して損傷するおそれのない作業機の
角度検出センサ取付構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の角度検出センサを装着した作業機の側
面図である。
【図2】本考案の角度検出センサを装着した作業機の平
面図である。
【図3】本考案の角度検出センサ装着部の断面図であ
る。
【図4】従来の角度検出センサを装着した作業機の側面
図である。
【図5】従来の角度検出センサを装着した作業機の平面
図である。
【図6】従来の角度検出センサ装着部の断面図である。
【図7】従来の角度検出センサが作業中に障害物に接触
した場合の説明図である。
【符号の説明】
1 ブーム 23 軸 2 アーム 24 レバ
ー 7 パイプ 25 ブラ
ケット 10 角度検出センサ 26 リン
ク 11 ケース 12 ポテンショメータ 13 エンコーダ 14 プレート 20、30 ふた 21 ボス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−173562(JP,U) 実願 平2−45978号(実開 平4− 4213号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/26 E02F 3/38 G01B 21/22

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に順次回動可能に連結される第1部
    材及び第2部材からなる作業機と、第1、第2部材間の
    相対回動角を検出する角度検出センサとを備えた作業機
    の角度検出センサ取付構造において、前記第2部材の左
    右の側壁間を横断して貫通する孔と、前記孔に挿入さ
    れ、かつ、前記第2部材の左右の側壁に外周を固着され
    たパイプとを有し、前記第1、第2部材間の相対回動角
    を第1、第2部材の外壁間に設けたリンク機構を介して
    検出する角度検出センサの本体を前記パイプに収納した
    ことを特徴とする作業機の角度検出センサ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記角度検出センサの本体を、前記パイ
    プに着脱自在に収納したことを特徴とする請求項1記載
    の作業機の角度検出センサ取付構造。
JP1993041244U 1993-06-30 1993-06-30 作業機の角度検出センサ取付構造 Expired - Lifetime JP2591378Y2 (ja)

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JPH078457U JPH078457U (ja) 1995-02-07
JP2591378Y2 true JP2591378Y2 (ja) 1999-03-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006336409A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 角度計の故障判定装置
JP5453205B2 (ja) * 2010-09-14 2014-03-26 日立建機株式会社 作業機械
JP2020153132A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 日立建機株式会社 油圧ショベル
CN114739346B (zh) * 2022-04-06 2024-08-09 湖南中联重科智能高空作业机械有限公司 臂架角度检测装置及工程机械设备

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JPH078457U (ja) 1995-02-07

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