JP2591243Y2 - シート - Google Patents
シートInfo
- Publication number
- JP2591243Y2 JP2591243Y2 JP1992079718U JP7971892U JP2591243Y2 JP 2591243 Y2 JP2591243 Y2 JP 2591243Y2 JP 1992079718 U JP1992079718 U JP 1992079718U JP 7971892 U JP7971892 U JP 7971892U JP 2591243 Y2 JP2591243 Y2 JP 2591243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- seat
- frame
- room
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は自動車の室内に連通し
ているトランクルームの前側に設置されているシートに
関するものである。
ているトランクルームの前側に設置されているシートに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図7に従来例を示す。図において(1)
は自動車の車体であり、背面にはバックドア(2) が取付
けられ、車内に連通しているトランクルーム(3) はトノ
ボード(4) で被覆され、該トランクルーム(3) の前側に
はリヤシート(5) が設置されている。該リヤシート(5)
は座部(6) と左右に分割された背もたれ部(7,8) とから
なり、該背もたれ部(7,8) は各々前倒れ可能にされてい
る。
は自動車の車体であり、背面にはバックドア(2) が取付
けられ、車内に連通しているトランクルーム(3) はトノ
ボード(4) で被覆され、該トランクルーム(3) の前側に
はリヤシート(5) が設置されている。該リヤシート(5)
は座部(6) と左右に分割された背もたれ部(7,8) とから
なり、該背もたれ部(7,8) は各々前倒れ可能にされてい
る。
【0003】 上記構成において、外側からトランクル
ーム(3) の荷物Lを出入れする時には、図7点線に示す
ようにバックドア(2) に上方に開き、室内側からトラン
クルーム(3) の荷物Lを出入れする時には、図7一点鎖
線に示すように背もたれ部(8) を前倒しする。
ーム(3) の荷物Lを出入れする時には、図7点線に示す
ようにバックドア(2) に上方に開き、室内側からトラン
クルーム(3) の荷物Lを出入れする時には、図7一点鎖
線に示すように背もたれ部(8) を前倒しする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
従来構成では、荷物Lを室内から出入れする時には背も
たれ部(8) を前倒しするので、シート(5) の前倒しした
背もたれ部(8) 側には人が着座することが出来ないと云
う問題点があった。
従来構成では、荷物Lを室内から出入れする時には背も
たれ部(8) を前倒しするので、シート(5) の前倒しした
背もたれ部(8) 側には人が着座することが出来ないと云
う問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、自動車のトランクルー
ム(13)の前側に設置されるシート(15)であって座部(16)
と背もたれ部(17,18) とからなり、背もたれ部(17,18)
を上部(19,20) と下部(21,22) とに分割し、該背もたれ
部(17,18) のロの字形 フレーム(17A,18A) の上辺に該上
部(19,20) のフレーム(19A,20A) の上縁を 上方に回動可
能に取付け、該背もたれ部(17,18) のロの字形フレーム
(17A,1 8A) の下辺に該下部(21,22) のフレーム(21A,22
A) の下縁を下方に回動可能 に取付けることによって、
上部(19,20) を跳ね上げてヘッドレストとし、ま た下部
(21,22) を座部(16)上に倒して上部(19,20) と下部(21,
22) との間に トランクルーム(13)と室内とを連絡する間
隙Sを形成することが出来るよう にしたシートを提供す
るものである。
題を解決するための手段として、自動車のトランクルー
ム(13)の前側に設置されるシート(15)であって座部(16)
と背もたれ部(17,18) とからなり、背もたれ部(17,18)
を上部(19,20) と下部(21,22) とに分割し、該背もたれ
部(17,18) のロの字形 フレーム(17A,18A) の上辺に該上
部(19,20) のフレーム(19A,20A) の上縁を 上方に回動可
能に取付け、該背もたれ部(17,18) のロの字形フレーム
(17A,1 8A) の下辺に該下部(21,22) のフレーム(21A,22
A) の下縁を下方に回動可能 に取付けることによって、
上部(19,20) を跳ね上げてヘッドレストとし、ま た下部
(21,22) を座部(16)上に倒して上部(19,20) と下部(21,
22) との間に トランクルーム(13)と室内とを連絡する間
隙Sを形成することが出来るよう にしたシートを提供す
るものである。
【0006】
【作用】 本考案においては、背もたれ部(17,18) のロ
の字形フレーム(1 7A,18A) の上辺に該上部(19,20) のフ
レーム(19A,20A) の上縁が上方に回動 可能に取付けられ
ているので、該上部(19,20) を跳ね上げてヘッドレスト
と して使用することが出来る。また該背もたれ部(17,1
8) のロの字形フレーム (17A,18A) の下辺に下部(21,22)
のフレーム(21A,22A) の下縁が下方に回動 可能に取付
けられているので、該下部(21,22) を座部(16)上に倒す
ことが出 来る。そして該上部(19,20) と該下部(21,22)
との間に間隙Sが形成される 。該間隙Sからは人がシー
ト(15)に着座したまゝで荷物Lの出入れが出来る。
の字形フレーム(1 7A,18A) の上辺に該上部(19,20) のフ
レーム(19A,20A) の上縁が上方に回動 可能に取付けられ
ているので、該上部(19,20) を跳ね上げてヘッドレスト
と して使用することが出来る。また該背もたれ部(17,1
8) のロの字形フレーム (17A,18A) の下辺に下部(21,22)
のフレーム(21A,22A) の下縁が下方に回動 可能に取付
けられているので、該下部(21,22) を座部(16)上に倒す
ことが出 来る。そして該上部(19,20) と該下部(21,22)
との間に間隙Sが形成される 。該間隙Sからは人がシー
ト(15)に着座したまゝで荷物Lの出入れが出来る。
【0007】
【実施例】 本考案を図1〜図6に示す一実施例によっ
て説明すれば、自動車の車体(11)の背面には上下開閉式
のバックドア(12)が取付けられており、トランクルーム
(13)はトノボード(14)で被覆され、該トランクルーム(1
3)の前側にはリヤシート(15)が設置されている。該リヤ
シート(15)は座部(16)と左右に分割された背もたれ部(1
7,18) とからなり、該背もたれ部(17,18) は各々上部(1
9,20) と下部(21,22) とに分割されている。
て説明すれば、自動車の車体(11)の背面には上下開閉式
のバックドア(12)が取付けられており、トランクルーム
(13)はトノボード(14)で被覆され、該トランクルーム(1
3)の前側にはリヤシート(15)が設置されている。該リヤ
シート(15)は座部(16)と左右に分割された背もたれ部(1
7,18) とからなり、該背もたれ部(17,18) は各々上部(1
9,20) と下部(21,22) とに分割されている。
【0008】 図5に示すように上記背もたれ部(17,1
8) のロの字形フレーム(17A,18A) の上辺(17B,18B) に
は上部(19,20) のフレーム(19A,20A)の上縁が回動可能
に取付けられ、下辺(17C,18C) には下部(21,22) のフレ
ーム(21A,22A) が回動可能に取付けられ、このようにし
て該背もたれ部(17,18) の上部(19,20) は上方に跳ね上
げ可能に取付けられ、下部(21,22) は前倒れ可能に取付
けられている。
8) のロの字形フレーム(17A,18A) の上辺(17B,18B) に
は上部(19,20) のフレーム(19A,20A)の上縁が回動可能
に取付けられ、下辺(17C,18C) には下部(21,22) のフレ
ーム(21A,22A) が回動可能に取付けられ、このようにし
て該背もたれ部(17,18) の上部(19,20) は上方に跳ね上
げ可能に取付けられ、下部(21,22) は前倒れ可能に取付
けられている。
【0009】 そして該フレーム(19A,20A, 21A,22A)に
は夫々図6に示すようにワイヤ(24)に操作される回動片
(25)に連絡しブラケット(26)に支持される係止ピン(27)
からなるロック(23)が設けられ、該ロック(23)のピン(2
7)を、フレーム(17A,18A) の上辺(17B,18B) および下辺
(17C,18C) 、そしてフレーム(19A,20A, 21A,22A)の係止
孔(28,29) に貫通させることによって該フレーム(19A,2
0A, 21A,22A)は夫々回動をロックされる。
は夫々図6に示すようにワイヤ(24)に操作される回動片
(25)に連絡しブラケット(26)に支持される係止ピン(27)
からなるロック(23)が設けられ、該ロック(23)のピン(2
7)を、フレーム(17A,18A) の上辺(17B,18B) および下辺
(17C,18C) 、そしてフレーム(19A,20A, 21A,22A)の係止
孔(28,29) に貫通させることによって該フレーム(19A,2
0A, 21A,22A)は夫々回動をロックされる。
【0010】 上記構成において、室内からトランクル
ーム(13)の荷物Lを取出す時には、図1に示す通常状態
から背もたれ部(17,18) のいづれか一方または両方の上
部(19,20) のロック(23)を解除して該上部(19,20) を図
2に示すように上方に跳ね上げて背もたれ部(17,18) に
間隙Sを形成するか、図3に示すように背もたれ部(17,
18) のいづれか一方または両方の上部(19,20) のロック
(23)を解除して該上部(19,20) を上方に跳ね上げかつ下
部(21,22) のロック(23)を解除して該下部(21,22) を座
部(16)上に倒して背もたれ部(17,18) に間隙Sを形成す
るか、または図4に示すように背もたれ部(17,18) の一
方または両方を全体的に前倒しするかによって室内にト
ランクルーム(13)を開放する。この場合トノボード(14)
は上方に跳ね上げておく。な お該上部(19,20) を跳ね上
げた状態では該上部(19,20) をヘッドレストとし て使用
することも出来る。
ーム(13)の荷物Lを取出す時には、図1に示す通常状態
から背もたれ部(17,18) のいづれか一方または両方の上
部(19,20) のロック(23)を解除して該上部(19,20) を図
2に示すように上方に跳ね上げて背もたれ部(17,18) に
間隙Sを形成するか、図3に示すように背もたれ部(17,
18) のいづれか一方または両方の上部(19,20) のロック
(23)を解除して該上部(19,20) を上方に跳ね上げかつ下
部(21,22) のロック(23)を解除して該下部(21,22) を座
部(16)上に倒して背もたれ部(17,18) に間隙Sを形成す
るか、または図4に示すように背もたれ部(17,18) の一
方または両方を全体的に前倒しするかによって室内にト
ランクルーム(13)を開放する。この場合トノボード(14)
は上方に跳ね上げておく。な お該上部(19,20) を跳ね上
げた状態では該上部(19,20) をヘッドレストとし て使用
することも出来る。
【0011】 上記三通りのトランクルーム(13)の開放
様式において、図2に示すシート(15)の背もたれ部(17,
18) の一方または両方の上部(19,20) を上方に回動させ
た場合にはそのまゝ人が着座出来る。
様式において、図2に示すシート(15)の背もたれ部(17,
18) の一方または両方の上部(19,20) を上方に回動させ
た場合にはそのまゝ人が着座出来る。
【0012】 本実施例以外、本考案の目的を達成する
にはシートの背もたれ部の上部のみが上方へ回動可能に
なるようにすればよい。
にはシートの背もたれ部の上部のみが上方へ回動可能に
なるようにすればよい。
【0013】
【考案の効果】 したがって本考案においては、トラン
クルームの前側に設置されたシートから、人が着座した
まゝで室内からトランクルームの荷物の出入れを行なう
ことが出来る。
クルームの前側に設置されたシートから、人が着座した
まゝで室内からトランクルームの荷物の出入れを行なう
ことが出来る。
図1〜図6は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】 シート通常状態の車内後部斜視図
【図2】 背もたれ部上部上方回動状態の車内後部斜視
図
図
【図3】 背もたれ部上部上方回動下部前倒し状態の車
内後部斜視図
内後部斜視図
【図4】 背もたれ部前倒し状態の車内後部斜視図
【図5】 背もたれ部フレーム構造斜視図
【図6】 背もたれ部ロック構造斜視図
【図7】 従来の車内後部説明斜視図
11 自動車車体 13 トランクルーム 15 リヤシート 16 座部 17,18 背もたれ部 19,20 上部 21,22 下部 L 荷物 S 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 2/00 - 2/54
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のトランクルームの前側に設置され
るシートであって座部と背もたれ部とからなり、背もた
れ部を上部と下部とに分割し、該背も たれ部のロの字形
フレームの上辺に該上部のフレームの上縁を上方に回動
可 能に取付け、該背もたれ部のロの字形フレームの下辺
に該下部のフレームの 下縁を下方に回動可能に取付ける
ことによって、上部を跳ね上げてヘッドレ ストとし、ま
た下部を座部上に倒して上部と下部との間にトランクル
ームと 室内とを連絡する間隙を形成することが出来るよ
うにしたことを特徴とするシート
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992079718U JP2591243Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992079718U JP2591243Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636950U JPH0636950U (ja) | 1994-05-17 |
JP2591243Y2 true JP2591243Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=13697986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992079718U Expired - Lifetime JP2591243Y2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591243Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5250188B2 (ja) * | 2006-08-25 | 2013-07-31 | 日産ライトトラック株式会社 | キャブのシート構造 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP1992079718U patent/JP2591243Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636950U (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981208 |