JP2591184B2 - ドロップアウト検出回路 - Google Patents
ドロップアウト検出回路Info
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/02—Analogue recording or reproducing
- G11B20/025—Error detection or correction
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/87—Regeneration of colour television signals
- H04N9/88—Signal drop-out compensation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はドロップアウト検出回路に係り、特に記録信
号の欠落部分を正確に検出するドロップアウト検出回路
に関する。
号の欠落部分を正確に検出するドロップアウト検出回路
に関する。
従来の技術 従来、例えば光磁気ディスク等のように所定のデータ
が記録された記録媒体は、その表面層に損傷又は微片が
存在することがある。この場合、再生において該損傷箇
所又は微片箇所で記録信号レベルが瞬間的に一定レベル
以下となって記録データが欠落、すなわち、ドロップア
ウトする。このドロップアウトを正確に検出できれば、
その箇所に疑似的信号を代替させて記録データの連続性
を補償することができる。
が記録された記録媒体は、その表面層に損傷又は微片が
存在することがある。この場合、再生において該損傷箇
所又は微片箇所で記録信号レベルが瞬間的に一定レベル
以下となって記録データが欠落、すなわち、ドロップア
ウトする。このドロップアウトを正確に検出できれば、
その箇所に疑似的信号を代替させて記録データの連続性
を補償することができる。
第3図に、従来のドロップアウト検出回路の一例のブ
ロック図を示す。第3図において、端子20に入来する第
4図(A)のような、例えばFM信号等の被角度変調波信
号がコンパレータ21で基準電圧と比較され、第4図
(B)のような矩形波とされる。矩形波のFM信号は再ト
リガ単安定マルチバイブレータ(R−MM)22に入力さ
れ、その立上りのエッヂでパルスを出力するが、これら
が重複して第4図(C)のようなパルスを出力する。す
なわち、出力パルスはR−MM22の時間T(可変抵抗23に
より設定)を基に所定時間内にトリガされると出力Hレ
ベルの準安定状態を維持する。そして、第4図(A)の
破線のようなドロップアウトを生じて、第4図(B)の
コンパレータ21の出力が所定時間以上経過すると、第4
図(C)に示すような負極性パルスのドロップアウト検
出信号を生成して出力端子24より出力する。
ロック図を示す。第3図において、端子20に入来する第
4図(A)のような、例えばFM信号等の被角度変調波信
号がコンパレータ21で基準電圧と比較され、第4図
(B)のような矩形波とされる。矩形波のFM信号は再ト
リガ単安定マルチバイブレータ(R−MM)22に入力さ
れ、その立上りのエッヂでパルスを出力するが、これら
が重複して第4図(C)のようなパルスを出力する。す
なわち、出力パルスはR−MM22の時間T(可変抵抗23に
より設定)を基に所定時間内にトリガされると出力Hレ
ベルの準安定状態を維持する。そして、第4図(A)の
破線のようなドロップアウトを生じて、第4図(B)の
コンパレータ21の出力が所定時間以上経過すると、第4
図(C)に示すような負極性パルスのドロップアウト検
出信号を生成して出力端子24より出力する。
すなわち、R−MM22の時間Tは、FM信号1周期のドロ
ップアウトによる欠落を検出するためには、A<T<D
(AはFM信号の周期、Dはドロップアウトによる欠落部
の時間であり、D=2A)の条件を満足する必要がある。
この条件が満たされるように可変抵抗23を設定すると、
R−MM22にトリガが入力されなかったFM信号の欠落部分
が、ドロップアウト検出信号として出力されるものであ
る。
ップアウトによる欠落を検出するためには、A<T<D
(AはFM信号の周期、Dはドロップアウトによる欠落部
の時間であり、D=2A)の条件を満足する必要がある。
この条件が満たされるように可変抵抗23を設定すると、
R−MM22にトリガが入力されなかったFM信号の欠落部分
が、ドロップアウト検出信号として出力されるものであ
る。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記ドロップアウト検出回路は、温度変化に
より、R−MM22の時間Tが変化し、また、FM信号の周波
数が変動する(例えばFM信号周波数5.2MHz〜6.7MHzで約
25%,8MHz〜10MHzで約20%)。従って、R−MM22の時間
Tを、上記の条件(A<T<D)を満足するように設定
することが困難であるという問題があった。
より、R−MM22の時間Tが変化し、また、FM信号の周波
数が変動する(例えばFM信号周波数5.2MHz〜6.7MHzで約
25%,8MHz〜10MHzで約20%)。従って、R−MM22の時間
Tを、上記の条件(A<T<D)を満足するように設定
することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、温
度変化や周波数変動に無関係に正確なドロップアウト検
出信号を得るドロップアウト検出回路を提供することを
目的とする。
度変化や周波数変動に無関係に正確なドロップアウト検
出信号を得るドロップアウト検出回路を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、ドロップアウト
検出信号を発生させるパルス発生手段を2段とすること
に着目し、また別に、パルス発生手段にフィードバック
手段を設けて出力パルスのデューティ比を一定にさせる
ことに着目して、以下のように構成したものである。
検出信号を発生させるパルス発生手段を2段とすること
に着目し、また別に、パルス発生手段にフィードバック
手段を設けて出力パルスのデューティ比を一定にさせる
ことに着目して、以下のように構成したものである。
情報記録媒体から再生された記録信号を矩形波に整形
し、該矩形波の周期が所定時間を越えたとき該記録信号
のドロップアウトを検出するドロップアウト検出回路に
おいて、前記矩形波の立上りより所定時間第1のパルス
を出力する第1のパルス発生手段と、該矩形波の立下り
より所定時間第2のパルスを出力する第2のパルス発生
手段と、前記第1のパルス発生手段で発生された第1の
パルスを前記第1のパルス発生手段にフィードバックさ
せて、前記第1のパルスを所定のデューティー比に設定
する第1のフィードバック手段と、前記第2のパルス発
生手段で発生された第2のパルスを前記第2のパルス発
生手段にフィードバックさせて、前記第2のパルスを所
定のデューティー比に設定する第2のフィードバック手
段と、前記第1のパルス発生手段からの第1のパルス及
び該第2のパルス発生手段からの第2のパルスの周期が
所定時間を超えたとき前記記録信号のドロップアウト検
出信号を出力する論理手段と、を有するように構成す
る。
し、該矩形波の周期が所定時間を越えたとき該記録信号
のドロップアウトを検出するドロップアウト検出回路に
おいて、前記矩形波の立上りより所定時間第1のパルス
を出力する第1のパルス発生手段と、該矩形波の立下り
より所定時間第2のパルスを出力する第2のパルス発生
手段と、前記第1のパルス発生手段で発生された第1の
パルスを前記第1のパルス発生手段にフィードバックさ
せて、前記第1のパルスを所定のデューティー比に設定
する第1のフィードバック手段と、前記第2のパルス発
生手段で発生された第2のパルスを前記第2のパルス発
生手段にフィードバックさせて、前記第2のパルスを所
定のデューティー比に設定する第2のフィードバック手
段と、前記第1のパルス発生手段からの第1のパルス及
び該第2のパルス発生手段からの第2のパルスの周期が
所定時間を超えたとき前記記録信号のドロップアウト検
出信号を出力する論理手段と、を有するように構成す
る。
また、情報記録媒体から再生された記録信号を矩形波
に整形し、該矩形波の周期が所定時間を越えたとき該記
録信号のドロップアウトを検出するドロップ検出回路に
おいて、前記矩形波の周期が所定時間を越えたときに前
記記録信号のドロップアウト検出信号を出力するパルス
発生手段と、該パルス発生手段の出力パルスにより、該
パルス発生手段にフィードバックさせて、該出力パルス
を所定のデューティー比に設定するフィードバック手段
と、を有するように構成する。
に整形し、該矩形波の周期が所定時間を越えたとき該記
録信号のドロップアウトを検出するドロップ検出回路に
おいて、前記矩形波の周期が所定時間を越えたときに前
記記録信号のドロップアウト検出信号を出力するパルス
発生手段と、該パルス発生手段の出力パルスにより、該
パルス発生手段にフィードバックさせて、該出力パルス
を所定のデューティー比に設定するフィードバック手段
と、を有するように構成する。
作用 本発明は第1及び第2のパルス発生手段で、それぞれ
記録信号の整形された矩形波を入力し、第1のパルス発
生手段では立上りで、また第2のパルス発生手段では立
下りで第1及び第2のパルスを発生させてドロップアウ
トを検出している。従って、ドロップアウトの検出速度
が速くなり、また半サイクルのドロップアウトも検出す
ることができることから、検出能力が向上する。これに
より、温度変化や記録信号の周波数変動に影響されなく
なり、正確なドロップアウト検出信号が得られる。
記録信号の整形された矩形波を入力し、第1のパルス発
生手段では立上りで、また第2のパルス発生手段では立
下りで第1及び第2のパルスを発生させてドロップアウ
トを検出している。従って、ドロップアウトの検出速度
が速くなり、また半サイクルのドロップアウトも検出す
ることができることから、検出能力が向上する。これに
より、温度変化や記録信号の周波数変動に影響されなく
なり、正確なドロップアウト検出信号が得られる。
一方、パルス発生手段の出力パルスをフィードバック
手段により一定のデューティー比にすべく設定してい
る。これにより、ドロップアウト検出信号のデューティ
ー比は常に一定となり、温度変化や記録信号の周波数変
動に影響されずにパルス発生手段における出力パルスの
時間幅を適正な値にすることができ、該時間幅の無調整
化が可能となる。
手段により一定のデューティー比にすべく設定してい
る。これにより、ドロップアウト検出信号のデューティ
ー比は常に一定となり、温度変化や記録信号の周波数変
動に影響されずにパルス発生手段における出力パルスの
時間幅を適正な値にすることができ、該時間幅の無調整
化が可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明のドロップアウト検出回路の回路図で
ある。第1図において、ドロップアウト検出回路1は、
入力端子2より情報記録媒体の記録信号である被角度変
調された、例えばFM信号がコンパレータ3の反転入力端
子に入力される。コンパレータ3の非反転入力端子は抵
抗R1を介して接地されている。また、コンパレータ3の
出力は、帰還回路を構成するコンデンサC1及び抵抗R2を
介して非反転入力端子に帰還されると共に、第1のパル
ス発生手段である再トリガ単安定マルチバイブレータ
(R−MM)4及び第2のパルス発生手段であるR−MM5
に入力される。このR−MM4は入力波形の立上りのタイ
ミングで第1のパルスを出力し、R−MM5は入力波形の
立下りのタイミングで第2のパルスを出力する。そし
て、R−MM4の第1の出力パルス及びR−MM5の第2の出
力パルスは論理手段であるアンドゲート回路6にそれぞ
れ入力され、アンドゲート回路6より出力端子7にドロ
ップアウト検出信号を出力する。
ある。第1図において、ドロップアウト検出回路1は、
入力端子2より情報記録媒体の記録信号である被角度変
調された、例えばFM信号がコンパレータ3の反転入力端
子に入力される。コンパレータ3の非反転入力端子は抵
抗R1を介して接地されている。また、コンパレータ3の
出力は、帰還回路を構成するコンデンサC1及び抵抗R2を
介して非反転入力端子に帰還されると共に、第1のパル
ス発生手段である再トリガ単安定マルチバイブレータ
(R−MM)4及び第2のパルス発生手段であるR−MM5
に入力される。このR−MM4は入力波形の立上りのタイ
ミングで第1のパルスを出力し、R−MM5は入力波形の
立下りのタイミングで第2のパルスを出力する。そし
て、R−MM4の第1の出力パルス及びR−MM5の第2の出
力パルスは論理手段であるアンドゲート回路6にそれぞ
れ入力され、アンドゲート回路6より出力端子7にドロ
ップアウト検出信号を出力する。
一方、R−MM4の出力パルスは積分回路8を介してコ
ンパレータ9の非反転入力端子に入力され、反転入力端
子に入力される基準電圧E1と比較される。コンパレータ
9の出力はトランジスタTr1のコレクタ電流を制御し、
R−MM4の時間幅設定端子に電源Vより抵抗R3を介して
信号が供給される。この積分回路8及びコンパレータ9
によりフィードバック手段を構成する。また、同様に、
R−MM5の出力パルスが積分回路10を介してコンパレー
タ11の非反転入力端子に入力され、反転入力端子に入力
される基準電圧E1とを比較してトランジスタTr2を駆動
する。そして、R−MM5の時間幅設定端子に電源Vより
抵抗R4を介して信号が供給される。なお、積分回路10及
びコンパレータ11でフィードバック手段を構成する。
ンパレータ9の非反転入力端子に入力され、反転入力端
子に入力される基準電圧E1と比較される。コンパレータ
9の出力はトランジスタTr1のコレクタ電流を制御し、
R−MM4の時間幅設定端子に電源Vより抵抗R3を介して
信号が供給される。この積分回路8及びコンパレータ9
によりフィードバック手段を構成する。また、同様に、
R−MM5の出力パルスが積分回路10を介してコンパレー
タ11の非反転入力端子に入力され、反転入力端子に入力
される基準電圧E1とを比較してトランジスタTr2を駆動
する。そして、R−MM5の時間幅設定端子に電源Vより
抵抗R4を介して信号が供給される。なお、積分回路10及
びコンパレータ11でフィードバック手段を構成する。
次に、上記ドロップアウト検出回路1の動作を第2図
のタイムチャートにより説明する。
のタイムチャートにより説明する。
まず、入力端子2よりFM信号がコンパレータ3に入力
し(第2図(A))、ゼロクロス検出により矩形波に整
形される(第2図(B))。このとき、コンパレータ3
からの出力波形がコンデンサC1及び抵抗R2の帰還回路に
より、FM信号のドロップアウトによる欠落部分(第2図
(A))のDの破線部分)が中心(ゼロレベル)付近に
低下した場合に、ゼロクロス検出が防止される。すなわ
ち、立上りしきい値と立下りしきい値にヒステリシスを
設定して、ゼロレベル付近の低下でゼロクロス検出を行
わないようにしている。これにより、ドロップアウト部
分がゼロレベル付近に低下しても、確実にドロップアウ
トを検出することができる。
し(第2図(A))、ゼロクロス検出により矩形波に整
形される(第2図(B))。このとき、コンパレータ3
からの出力波形がコンデンサC1及び抵抗R2の帰還回路に
より、FM信号のドロップアウトによる欠落部分(第2図
(A))のDの破線部分)が中心(ゼロレベル)付近に
低下した場合に、ゼロクロス検出が防止される。すなわ
ち、立上りしきい値と立下りしきい値にヒステリシスを
設定して、ゼロレベル付近の低下でゼロクロス検出を行
わないようにしている。これにより、ドロップアウト部
分がゼロレベル付近に低下しても、確実にドロップアウ
トを検出することができる。
つぎに、コンパレータ3の矩形波の出力パルス(第2
図(B))は、R−MM4及びR−MM5に入力(トリガー)
される。R−MM4では入力パルスの立上りで第1のパル
スを所定時間出力(第2図(C))する。また、R−MM
5では入力パルスの立下りで第2のパルスを所定時間出
力する(第2図(D))。これらR−MM4及びR−MM5の
出力パルスの時間幅は時間幅設定端子によって制御さ
れ、後述するフィードバック手段で設定されるが、フィ
ードバック手段に限られず第3図のような可変抵抗によ
っても設定可能である。すなわち、第2図(C)(D)
より、この場合の出力パルスの時間幅Tは、FM信号の1
周期をA,ドロップアウトによる欠落部の時間をDとする
と、A/2<T<D(=1.5A)の条件を満たすように設定
される。そして、R−MM4及びR−MM5の出力パルスはア
ンドゲート回路6に入力され、R−MM4及びR−MM5にト
リガーされない部分(第2図(A)のD部分)がドロッ
プアウト検出信号として出力端子7より出力される(第
2図(E))。
図(B))は、R−MM4及びR−MM5に入力(トリガー)
される。R−MM4では入力パルスの立上りで第1のパル
スを所定時間出力(第2図(C))する。また、R−MM
5では入力パルスの立下りで第2のパルスを所定時間出
力する(第2図(D))。これらR−MM4及びR−MM5の
出力パルスの時間幅は時間幅設定端子によって制御さ
れ、後述するフィードバック手段で設定されるが、フィ
ードバック手段に限られず第3図のような可変抵抗によ
っても設定可能である。すなわち、第2図(C)(D)
より、この場合の出力パルスの時間幅Tは、FM信号の1
周期をA,ドロップアウトによる欠落部の時間をDとする
と、A/2<T<D(=1.5A)の条件を満たすように設定
される。そして、R−MM4及びR−MM5の出力パルスはア
ンドゲート回路6に入力され、R−MM4及びR−MM5にト
リガーされない部分(第2図(A)のD部分)がドロッ
プアウト検出信号として出力端子7より出力される(第
2図(E))。
すなわち、R−MM4及びR−MM5の出力パルスの時間幅
Tを上記条件に設定すると、FM信号が正常な場合はR−
MM4及びR−MM5の時間幅Tの出力パルス(負論理)が互
いに重複しており、アンドゲート回路6からはドロップ
アウト検出信号は出力されない。一方、FM信号にドロッ
プアウトにより欠落部分(第2図(A)の破線部分)が
生じると、R−MM4及びR−MM5にはトリガーされない部
分が生じて出力パルスが時間幅Tで重複しない部分が発
生する。この部分がアンドゲート回路6よりドロップア
ウト検出信号として出力されるものである。
Tを上記条件に設定すると、FM信号が正常な場合はR−
MM4及びR−MM5の時間幅Tの出力パルス(負論理)が互
いに重複しており、アンドゲート回路6からはドロップ
アウト検出信号は出力されない。一方、FM信号にドロッ
プアウトにより欠落部分(第2図(A)の破線部分)が
生じると、R−MM4及びR−MM5にはトリガーされない部
分が生じて出力パルスが時間幅Tで重複しない部分が発
生する。この部分がアンドゲート回路6よりドロップア
ウト検出信号として出力されるものである。
このように、2段のR−MM4及びR−MM5によりそれぞ
れ立上り及び立下りで時間幅Tのパルスを出力させてド
ロップ検出信号を得ることができることから、温度変化
やFM信号の周波数の変動によっても時間幅Tの設定に影
響を受けることがなく、ドロップアウトを確実に検出す
ることができる。また、ドロップアウトした直後にドロ
ップアウト検出信号が得られることから(第2図
(E),第4図(C)参照)、ドロップアウトの検出速
度が速くなる。さらに、時間幅T(A/2<T<1.5A)は
従来の時間幅T(A<T<2A)より小さく設定できるこ
とから、従来が1サイクル以上のドロップアウトの検出
しかできなかったのに対し、本発明は半サイクル以上の
ドロップアウトの検出が可能となり、検出能力が向上す
る。
れ立上り及び立下りで時間幅Tのパルスを出力させてド
ロップ検出信号を得ることができることから、温度変化
やFM信号の周波数の変動によっても時間幅Tの設定に影
響を受けることがなく、ドロップアウトを確実に検出す
ることができる。また、ドロップアウトした直後にドロ
ップアウト検出信号が得られることから(第2図
(E),第4図(C)参照)、ドロップアウトの検出速
度が速くなる。さらに、時間幅T(A/2<T<1.5A)は
従来の時間幅T(A<T<2A)より小さく設定できるこ
とから、従来が1サイクル以上のドロップアウトの検出
しかできなかったのに対し、本発明は半サイクル以上の
ドロップアウトの検出が可能となり、検出能力が向上す
る。
一方、本実施例においては、R−MM4及びR−MM5には
フィードバック手段が設けられている。すなわち、R−
MM4の出力パルスは、積分回路8により平滑されてコン
パレータ9に入力され、基準電圧E1と比較される。基準
電圧E1は、例えばR−MM4の出力パルスの波高値の1/4の
電圧に設定され、R−MM4の出力パルスのデューティ比
が3:1(負のパルス幅が3)に設定される。これによ
り、R−MM4の出力パルスの立上りから基準電圧E1を越
えるとコンパレータ9の出力電圧が減少し、それに伴な
いトランジスタのコレクタ電流が減少し、R−MM4内の
コンデンサ(図示せず)の充電時間を遅らせることによ
り、出力パルスを時間幅Tで立下らせる。すなわち、積
分回路8によりR−MM4の出力パルスのデューティ比が
決定する。この場合、R−MM4の出力パルスのデューテ
ィ比が3:1より広い(例えば、4:1)ときにはE1の電圧が
高くなってコンパレータ9の出力電圧が増加し、これに
伴うコレクタ電流の増加に応じてデューティ比が3:1に
なるようにR−MM4にフィードバックする。一方、デュ
ーティ比が3:1より狭い(例えば2:1)ときはE1の電圧が
低くなってコンパレータ9の出力電圧が減少し、それに
伴うコレクタ電流の減少に応じてデューティ比が3:1に
なるようにR−MM4にフィードバックするものである。
なお、上記のことはR−MM5の場合も同様に設定され動
作する。
フィードバック手段が設けられている。すなわち、R−
MM4の出力パルスは、積分回路8により平滑されてコン
パレータ9に入力され、基準電圧E1と比較される。基準
電圧E1は、例えばR−MM4の出力パルスの波高値の1/4の
電圧に設定され、R−MM4の出力パルスのデューティ比
が3:1(負のパルス幅が3)に設定される。これによ
り、R−MM4の出力パルスの立上りから基準電圧E1を越
えるとコンパレータ9の出力電圧が減少し、それに伴な
いトランジスタのコレクタ電流が減少し、R−MM4内の
コンデンサ(図示せず)の充電時間を遅らせることによ
り、出力パルスを時間幅Tで立下らせる。すなわち、積
分回路8によりR−MM4の出力パルスのデューティ比が
決定する。この場合、R−MM4の出力パルスのデューテ
ィ比が3:1より広い(例えば、4:1)ときにはE1の電圧が
高くなってコンパレータ9の出力電圧が増加し、これに
伴うコレクタ電流の増加に応じてデューティ比が3:1に
なるようにR−MM4にフィードバックする。一方、デュ
ーティ比が3:1より狭い(例えば2:1)ときはE1の電圧が
低くなってコンパレータ9の出力電圧が減少し、それに
伴うコレクタ電流の減少に応じてデューティ比が3:1に
なるようにR−MM4にフィードバックするものである。
なお、上記のことはR−MM5の場合も同様に設定され動
作する。
なお、上記フィードバック手段は、本実施例では2段
のパルス発生手段に設けているが、ドロップアウト検出
回路を一つのパルス発生手段で構成してフィードバック
手段を設けても同様である。
のパルス発生手段に設けているが、ドロップアウト検出
回路を一つのパルス発生手段で構成してフィードバック
手段を設けても同様である。
このように、フィードバック手段を設けてR−MM4及
びR−MM5の出力パルスのデューティ比を一定にするこ
とにより、FM信号の周波数変動や温度変化に影響される
ことなく、該出力パルスの時間幅(T)を適正な値に容
易に設定することができる。すなわち、無調整化するこ
とができると共に、正確なドロップアウト検出信号を得
ることができる。
びR−MM5の出力パルスのデューティ比を一定にするこ
とにより、FM信号の周波数変動や温度変化に影響される
ことなく、該出力パルスの時間幅(T)を適正な値に容
易に設定することができる。すなわち、無調整化するこ
とができると共に、正確なドロップアウト検出信号を得
ることができる。
なお、上記実施例は、コンパレータ3に帰還回路を設
け、パルス発生手段を2段とし、パルス発生手段にフィ
ードバック手段を設けた場合を示しているが、それぞれ
単独で設けてもよく、それぞれ独立した効果を有するも
のである。
け、パルス発生手段を2段とし、パルス発生手段にフィ
ードバック手段を設けた場合を示しているが、それぞれ
単独で設けてもよく、それぞれ独立した効果を有するも
のである。
発明の効果 ドロップアウトを検出するパルス発生手段を第1及び
第2のパルス発生手段で構成し、第1及び第2のパルス
発生手段に第1及び第2のパルス発生手段で発生した第
1及び第2のパルスでフィードバックをかける第1及び
第2のフィードバック手段を設けることにより、第1及
び第2のパルス発生手段は検出時の温度や記録信号周波
数によらず一定のデューティ比の第1及び第2のパルス
を発生させることができるため、温度変化や記録信号の
周波数変動に影響を受けることなく正確なドロップアウ
ト検出信号を得ることができる。
第2のパルス発生手段で構成し、第1及び第2のパルス
発生手段に第1及び第2のパルス発生手段で発生した第
1及び第2のパルスでフィードバックをかける第1及び
第2のフィードバック手段を設けることにより、第1及
び第2のパルス発生手段は検出時の温度や記録信号周波
数によらず一定のデューティ比の第1及び第2のパルス
を発生させることができるため、温度変化や記録信号の
周波数変動に影響を受けることなく正確なドロップアウ
ト検出信号を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は第1図に
おけるタイミングチャート、第3図は従来のドロップア
ウト検出回路のブロック図、第4図は第3図におけるタ
イミングチャートである。 1…ドロップアウト検出回路、2…入力端子、3,9,11…
コンパレータ、4,5…アンドゲート回路、7…出力端
子、8,10…積分回路。
おけるタイミングチャート、第3図は従来のドロップア
ウト検出回路のブロック図、第4図は第3図におけるタ
イミングチャートである。 1…ドロップアウト検出回路、2…入力端子、3,9,11…
コンパレータ、4,5…アンドゲート回路、7…出力端
子、8,10…積分回路。
Claims (1)
- 【請求項1】情報記録媒体から再生された記録信号を矩
形波に整形し、該矩形波の周期が所定時間を越えたとき
該記録信号のドロップアウトを検出するドロップアウト
検出回路において、 前記矩形波の立上りより所定時間第1のパルスを出力す
る第1のパルス発生手段と、 前記矩形波の立下りより所定時間第2のパルスを出力す
る第2のパルス発生手段と、 前記第1のパルス発生手段で発生された第1のパルスを
前記第1のパルス発生手段にフィードバックさせて、前
記第1のパルスを所定のデューティー比に設定する第1
のフィードバック手段と、 前記第2のパルス発生手段で発生された第2のパルスを
前記第2のパルス発生手段にフィードバックさせて、前
記第2のパルスを所定のデューティー比に設定する第2
のフィードバック手段と、 前記第1のパルス発生手段からの前記第1のパルス及び
前記第2のパルス発生手段からの前記第2のパルスの周
期が所定時間を超えたとき前記記録信号のドロップアウ
ト検出信号を出力する論理手段とを有することを特徴と
するドロップアウト検出回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1248859A JP2591184B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | ドロップアウト検出回路 |
US07/585,600 US5117193A (en) | 1989-09-25 | 1990-09-20 | Drop-out detection circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1248859A JP2591184B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | ドロップアウト検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03113869A JPH03113869A (ja) | 1991-05-15 |
JP2591184B2 true JP2591184B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=17184489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1248859A Expired - Fee Related JP2591184B2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | ドロップアウト検出回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5117193A (ja) |
JP (1) | JP2591184B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0165251B1 (ko) * | 1992-10-22 | 1999-03-20 | 윤종용 | 주파수 드롭아우트 검출회로 및 방법 |
DE19755164B4 (de) * | 1996-12-18 | 2012-01-05 | Siemens Ag | Leistungsstufe eines Verstärkers/Senders |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3947873A (en) * | 1974-09-19 | 1976-03-30 | Basf Aktiengesellschaft | Method and circuit for detecting and compensating for drop-out and distortion of frequency modulated video signals |
JPS52119309A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Drop-out detecting circuit |
JPS62245571A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | ドロツプアウト検出回路 |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP1248859A patent/JP2591184B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-09-20 US US07/585,600 patent/US5117193A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5117193A (en) | 1992-05-26 |
JPH03113869A (ja) | 1991-05-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |