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JP2590286B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JP2590286B2
JP2590286B2 JP2061715A JP6171590A JP2590286B2 JP 2590286 B2 JP2590286 B2 JP 2590286B2 JP 2061715 A JP2061715 A JP 2061715A JP 6171590 A JP6171590 A JP 6171590A JP 2590286 B2 JP2590286 B2 JP 2590286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor motor
set time
main winding
phase control
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2061715A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03265492A (ja
Inventor
弘一 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP2061715A priority Critical patent/JP2590286B2/ja
Publication of JPH03265492A publication Critical patent/JPH03265492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2590286B2 publication Critical patent/JP2590286B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、単相誘導電動機から成るコンプレッサモー
タを備えた冷蔵庫に関する。
(従来の技術) 従来、冷蔵庫においては、コンプレッサモータとして
単相誘導電動機を用いており、そして起動コンデンサを
備えたものがある。今、第5図には電気的構成を示して
いる。交流電源1に対して、電子制御部2、除霜リレー
接点3、除霜ヒータ4、温度ヒューズ5、庫内灯6、冷
蔵室ドアスイッチ7、冷却制御リレー接点8、冷却ファ
ンモータ9、冷凍室ドアスイッチ10、起動コンデンサ1
1、正特性サーミスタ12、コンプレッサモータ13、過負
荷リレー14を図示のように接続している。
特に、主巻線13aと補助巻線13bとを有するコンプレッ
サモータ13において、補助巻線13bには起動コンデンサ1
1とサーミスタ12とを直列に接続しており、起動時に
は、主巻線13aと、起動コンデサ11およびサーミスタ12
を含めた補助巻線13bとに電流を通電し、その後定常運
転となると正特性サーミスタ12の高抵抗化によって、主
巻線13a側に専ら電流を流すようにし、もってコンプレ
ッサモータ13の起動特性の向上を図っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構成では、コンプレッサモー
タ13の起動後の定常運転中でも電流が流れるため、定常
運転時の効率が悪いと共に、電力を無駄に消費する問題
があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的は、コンプレッサモータの起動特性の向上を図り得
ることはもとより、電力消費の改善を図ることができ、
さらには、回路構成のコンパクト化が容易となる冷蔵庫
を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、単相誘導電動機から成るコンプレッサモー
タを備えたものにおいて、半導体スイッチング素子を備
え位相制御によりコンプレッサモータの主巻線に印加す
る電圧を低下させる位相制御回路と、半導体スイッチン
グ素子を備え前記コンプレッサモータの補助巻線を通断
電するスイッチ回路と、前記コンプレッサモータの起動
開始時から設定時間をカウントするタイマ手段と、この
タイマ手段による前記設定時間が経過するまでは前記主
巻線に交流電源電圧を印加し前記設定時間の経過に基づ
き前記主巻線に対する印加電圧を低下させるように前記
位相制御回路を制御する位相制御回路制御手段と、前記
タイマ手段による前記設定時間が経過するまでは前記補
助巻線に通電し前記設定時間の経過に基づき該補助巻線
を断電するように前記スイッチ回路を制御するスイッチ
回路制御手段とを備えたところに特徴を有する。
(作用) コンプレッサモータが起動される場合、タイマ手段
が、その起動開始時から設定時間をカウントする。そし
て、位相制御回路制御手段が、このタイマ手段の前記設
定時間が経過するまではコンプレッサモータの主巻線に
電源電圧を印加し、また、スイッチ回路制御手段が、タ
イマ手段による前記設定時間が経過するまでは前記補助
巻線に通電する。従って、起動時には主巻線を補助巻線
とに電源電圧が印加されるから、起動特性が向上する。
そしてタイマ手段における設定時間が経過し定常運転時
になると、位相制御回路制御手段が、主巻線に対する印
加電圧を低くし、なおかつスイッチ回路制御手段が補助
巻線を断電する。従って定常運転時に電力を必要以上に
消費することがなく、消費電力の無駄がなくなる。
そして、半導体スイッチング素子を備えた位相制御回
路およびスイッチ制御回路によってそれぞれ電圧制御お
よび通断電制御を行なうから、複数の抵抗とリレーを備
えリレーによって抵抗値を変えて電流制限を図る構成
や、リレーによって通断電を行なう構成に比べて、回路
構成のコンパクト化が容易であり、製造性および組立性
の向上が図れる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき第1図ないし第4図を
参照しながら説明する。
まず、第1図において、交流電源21には電源ライン2
2,23がそれぞれ接続されており、この電源ライン22,23
間には、電子制御部24、ゲートターンオフトライアック
25と除霜ヒータ26と温度ヒューズ27とから成る直列回
路、庫内灯28と冷蔵室ドアスイッチ29の接点a−cとを
接続した直列回路がそれぞれ並列に接続されている。さ
らに、コンプレッサモータ30がトライアック31,32、起
動コンデンサ33、過負荷リレー34を図示のように介して
電源ライン22,23間に接続されている。特に、半導体ス
イッチング素子であるトライアック31は、前記電子制御
部24が備えたゲートトリガ回路(図示せず)と共に、位
相制御回路35を構成しており、このトライアック31はコ
ンプレッサモータ30の主巻線30aと電源ライン22との間
に接続されている。また、別の半導体スイッチング素子
であるトライアック32は、電源ライン22とコンプレッサ
モータ30の補助巻線30bとの間に起動コンデンサ33を介
して接続されており、電子制御部22が備えたゲート駆動
回路(図示せず)と共にスイッチ回路36を構成してい
る。なお、トライアック31と主巻線30aとの共通接続点
と前記冷蔵室ドアスイッチ29の固定接点bとの間には冷
却ファンモータ37が冷凍室ドアスイッチ38を介して接続
されている。
ここで、前記電子制御部24は、上述したゲートトリガ
回路およびゲート駆動回路を備える他に、ソフトタイマ
によるタイマ手段、位相制御回路制御手段およびスイッ
チ回路制御手段として機能するマイクロコンピュータを
備えて構成されている。
各機能について述べる。例えば冷凍室温度が上昇して
図示しない温度検出回路からコンプレッサオン信号Sc
(第2図(a)参照)が電子制御部24に与えられると、
タイマ手段が設定時間tについてカウントを開始すると
共に、位相制御回路制御手段が、トライアック31をその
導通角がπ(180゜)となるようにすなわち電圧のゼロ
クロスからの制御角がゼロとなるように制御し、また、
スイッチ回路制御手段が、トライアック32をオンする。
この結果、コンプレッサモータ30の主巻線30aには第3
図(a)で示すように電源電圧がそのまま印加されると
ともに、同図(b)に示すように電流もこれに応じて流
れる。また補助巻線30bにも第3図(c)で示すように
電源電圧がそのまま印加される。しかして、タイマ手段
による設定時間tが経過すると、その時点で、位相制御
回路制御手段が、第4図(a)で示すようにトライアッ
ク31をその導通角がπより小となるように、すなわち電
圧のゼロクロス位相に対する制御角が大きくなるように
制御し、また、スイッチ回路制御手段が、トライアック
32をオフする。この結果、コンプレッサモータ310の主
巻線30aに印加される電圧は第2図(c)で示したよう
に起動時の電圧より低下し、主巻線30aに流れる電流も
第4図(b)に示すように電流もこれに応じて流れる。
また補助巻線30bは第2図(d)で示すように断電され
る。
このように本実施例によれば、起動時には主巻線30a
と補助巻線30bとに電源電圧を印加するから、起動特性
の向上を図ることができる。そしてタイマ手段における
設定時間が経過し定常運転時になると、主巻線30aに対
する印加電圧を低くし、なおかつ補助巻線30bを断電す
るから、定常運転時に電力を必要以上に消費することが
なく、消費電力の無駄がなくなる。
そして、半導体スイッチング素子であるところのトラ
イアック31を備えた位相制御回路35によって主巻線30a
に対する電圧制御を行ない、また、半導体スイッチング
素子であるところのトライアック32を備えたスイッチ制
御回路36によって補助巻線60bに対する通断電制御を行
なうから、複数の抵抗とリレーを備えリレーによって抵
抗値を変えて電流制限を図る構成や、リレーによって通
断電を行なう構成に比べて、回路構成にコンパクト化が
容易であり、製造性および組立性の向上が図れる。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、単相誘導電
動機から成るコンプレッサモータを備えたものにおい
て、半導体スイッチング素子を備え位相制御によりコン
プレッサモータの主巻線に印加する電圧を低下させる位
相制御回路と、半導体スイッチング素子を備え前記コン
プレッサモータの補助巻線を通断電するスイッチ回路
と、前記コンプレッサモータの起動開始時から設定時間
をカウントするタイマ手段と、このタイマ手段による前
記設定時間が経過するまでは前記主巻前に交流電源電圧
を印加し前記設定時間の経過に基づき前記主巻線に対す
る印加電圧を低下させるように前記位相制御回路を制御
する位相制御回路制御手段と、前記タイマ手段による前
記設定時間が経過するまでは前記補助巻線に通電し前記
設定時間の経過に基づき該補助巻線を断電するように前
記スイッチ回路を制御するスイッチ回路制御手段とを備
えたことを特徴とするものであり、これにて、コンプレ
ッサモータの起動特性の向上を図り得ることはもとよ
り、電力消費の低減を図ることができ、さらには、回路
構成のコンパクト化を容易となし得て製造性および組立
性の向上を図ることができる等の、優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は電気的構成を示す図、第2図は各部の動作を示
すための波形図、第3図および第4図は作用説明のため
の電圧波形および電流波形を示す図である。第5図は従
来例を示す第1図相当図である。 図面中、21は交流電源、24は電子制御部(タイマ手段、
位相制御回路制御手段、スイッチ回路制御手段)、30は
コンプレッサモータ、30aは主巻線、30bは補助巻線、3
1,32はトライアック(半導体スイッチング素子)、35は
位相制御回路、36はスイッチ回路を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単相誘導電動機から成るコンプレッサモー
    タを備えたものにおいて、半導体スイッチング素子を備
    え位相制御によりコンプレッサモータの主巻線に印加す
    る電圧を低下させる位相制御回路と、半導体スイッチン
    グ素子を備え前記コンプレッサモータの補助巻線を通断
    電するスイッチ回路と、前記コンプレッサモータの起動
    開始時から設定時間をカウントするタイマ手段と、この
    タイマ手段による前記設定時間が経過するまでは前記主
    巻線に交流電源電圧を印加し前記設定時間の経過に基づ
    き前記主巻線に対する印加電圧を低下させるように前記
    位相制御回路を制御する位相制御回路制御手段と、前記
    タイマ手段による前記設定時間が経過するまでは前記補
    助巻線に通電し前記設定時間の経過に基づき該補助巻線
    を断電するように前記スイッチ回路を制御するスイッチ
    回路制御手段とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
JP2061715A 1990-03-13 1990-03-13 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2590286B2 (ja)

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JP7473121B2 (ja) * 2020-02-07 2024-04-23 株式会社荏原製作所 単相誘導電動機
CN116918241A (zh) * 2021-03-10 2023-10-20 株式会社开道 单相感应电机的控制方法、控制装置及电动链滑车

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