JP2589560Y2 - 揺動遊戯装置 - Google Patents
揺動遊戯装置Info
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- JP2589560Y2 JP2589560Y2 JP1993006583U JP658393U JP2589560Y2 JP 2589560 Y2 JP2589560 Y2 JP 2589560Y2 JP 1993006583 U JP1993006583 U JP 1993006583U JP 658393 U JP658393 U JP 658393U JP 2589560 Y2 JP2589560 Y2 JP 2589560Y2
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- Japan
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、遊戯者が搭乗して遊
戯を楽しむ揺動機構を有するドライブ用の業務用揺動型
テレビゲーム機に関する。
戯を楽しむ揺動機構を有するドライブ用の業務用揺動型
テレビゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の操縦席を模し、操縦者の
操作に応じて画面が変化すると共に操縦席が揺動する揺
動型テレビケーム機としては実公平2−39510号が
あげられる。上記技術は、本体の前端部分を鉛直軸線の
まわりに回動可能に基台に枢着するとともに、該本体後
部の座席部分をモータにより左右に移動させるヨーイン
グ付与装置を設け、さらに前記座席の近傍に、前記基台
上に前記本体の前後軸線に関して対称に設けられ左右方
向に互いに反対向きに傾斜した斜面を有する一対の斜面
部材と、前記本体に設けられ該本体のヨーイング運動に
応じ前記斜面に沿って移動して該本体を前記前後軸線の
まわりにローリングさせる一対の従動部材とから成るロ
ーリング付与装置を設け、かつ前記ゲーム進行制御手段
からの入力に応じて前記モータの作動を制御するモータ
制御手段を設けたことを特徴とする動画表示遊戯機であ
る。
操作に応じて画面が変化すると共に操縦席が揺動する揺
動型テレビケーム機としては実公平2−39510号が
あげられる。上記技術は、本体の前端部分を鉛直軸線の
まわりに回動可能に基台に枢着するとともに、該本体後
部の座席部分をモータにより左右に移動させるヨーイン
グ付与装置を設け、さらに前記座席の近傍に、前記基台
上に前記本体の前後軸線に関して対称に設けられ左右方
向に互いに反対向きに傾斜した斜面を有する一対の斜面
部材と、前記本体に設けられ該本体のヨーイング運動に
応じ前記斜面に沿って移動して該本体を前記前後軸線の
まわりにローリングさせる一対の従動部材とから成るロ
ーリング付与装置を設け、かつ前記ゲーム進行制御手段
からの入力に応じて前記モータの作動を制御するモータ
制御手段を設けたことを特徴とする動画表示遊戯機であ
る。
【0003】上記動画表示遊戯機においては、遊戯者の
操縦操作に応じた画面が逐次画像表示手段により表示さ
れるとともに、操縦に応じて座席がヨーイングとローリ
ング運動が成され、実際の乗物に生ずる揺動、振動と同
様な揺動、振動が遊戯者の搭乗した本体に与えられる。
特にヨーイングに際して座席が単に向きを変えるだけで
なく左右に大きく振り出され、実際の車のドリフトの旋
回時に極めて近い感覚を体験できる動きが可能であっ
た。
操縦操作に応じた画面が逐次画像表示手段により表示さ
れるとともに、操縦に応じて座席がヨーイングとローリ
ング運動が成され、実際の乗物に生ずる揺動、振動と同
様な揺動、振動が遊戯者の搭乗した本体に与えられる。
特にヨーイングに際して座席が単に向きを変えるだけで
なく左右に大きく振り出され、実際の車のドリフトの旋
回時に極めて近い感覚を体験できる動きが可能であっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
車の運転ではこの動き以外ににもさまざまな動きがあ
り、特に車の加減速及び坂道の登り、下りの動きは上記
技術では模すことができなかった。そこで本考案ではこ
れらの車の加減速及び坂道の動きを模擬する機構を有す
る揺動遊戯装置を得ることにある。
車の運転ではこの動き以外ににもさまざまな動きがあ
り、特に車の加減速及び坂道の登り、下りの動きは上記
技術では模すことができなかった。そこで本考案ではこ
れらの車の加減速及び坂道の動きを模擬する機構を有す
る揺動遊戯装置を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願では、前後方向における中心位置より前方位置に
操作部及び映像表示部を有し、該中心位置より後方位置
に座席を有し、該前後方向に揺動する揺動部と、該座席
の下部近傍に設けられ、該中心位置より後方位置で該揺
動部を揺動可能に支持する支持部と、該揺動部の該中心
位置より前方位置に取り付けられた腕部によって、該揺
動部の前方部分を上下に駆動する駆動部と、該操作部か
らの操作信号に基づいて所定の制御プログラムを実行す
ることにより、該駆動部を駆動し、前記映像表示部に映
像を表示するゲーム制御部とを備えることを特徴とする
揺動遊戯装置が提供される。
に本願では、前後方向における中心位置より前方位置に
操作部及び映像表示部を有し、該中心位置より後方位置
に座席を有し、該前後方向に揺動する揺動部と、該座席
の下部近傍に設けられ、該中心位置より後方位置で該揺
動部を揺動可能に支持する支持部と、該揺動部の該中心
位置より前方位置に取り付けられた腕部によって、該揺
動部の前方部分を上下に駆動する駆動部と、該操作部か
らの操作信号に基づいて所定の制御プログラムを実行す
ることにより、該駆動部を駆動し、前記映像表示部に映
像を表示するゲーム制御部とを備えることを特徴とする
揺動遊戯装置が提供される。
【0006】
【作用】作用を説明すれば、ゲーム制御部により画像表
示部に道路等の映像が映し出され、座席に座った遊戯者
は操作部を操作し運転ゲームを行い、アクセルやブレー
キによる加減速時や、表示された道路等の登り下り等の
道路状況に応じて、ゲーム制御部から駆動部を駆動制御
する。これにより操作者の体重がかかっている揺動部の
座席下部の支持部を支点にして揺動部を駆動部にて上下
に揺動させる。よって、駆動部は基台に対して前方向や
後方向に傾動し、または前後に振動制御できるのであ
る。
示部に道路等の映像が映し出され、座席に座った遊戯者
は操作部を操作し運転ゲームを行い、アクセルやブレー
キによる加減速時や、表示された道路等の登り下り等の
道路状況に応じて、ゲーム制御部から駆動部を駆動制御
する。これにより操作者の体重がかかっている揺動部の
座席下部の支持部を支点にして揺動部を駆動部にて上下
に揺動させる。よって、駆動部は基台に対して前方向や
後方向に傾動し、または前後に振動制御できるのであ
る。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明
すると、図1は自動車運転ゲームを例にした揺動遊戯装
置の側面図である。本揺動遊戯装置は、自動車、列車、
トロッコ、航空機、船舶、宇宙船等の操縦を模した乗り
物運転ゲームに適している。
すると、図1は自動車運転ゲームを例にした揺動遊戯装
置の側面図である。本揺動遊戯装置は、自動車、列車、
トロッコ、航空機、船舶、宇宙船等の操縦を模した乗り
物運転ゲームに適している。
【0008】揺動部1は矩形の基台2に支持されてい
る。該揺動部1は揺動板3の上に座席4と、該座席4の
前方に映像表示部であるモニター5が座席4に表示面を
向けて取り付けられ、スピーカ6が近傍に設けてある。
モニター5には運転者の視点から見た道路映像が映し出
される。モニター5下にはハンドル7が設けられ、その
前方下方にはアクセル9、ブレーキ10が設けてある。
操作者は座席4に座って、モニター5に映る映像を見な
がら、操作部であるハンドル7、シフトレバー8、アク
セル9、ブレーキ10を操作するのである。
る。該揺動部1は揺動板3の上に座席4と、該座席4の
前方に映像表示部であるモニター5が座席4に表示面を
向けて取り付けられ、スピーカ6が近傍に設けてある。
モニター5には運転者の視点から見た道路映像が映し出
される。モニター5下にはハンドル7が設けられ、その
前方下方にはアクセル9、ブレーキ10が設けてある。
操作者は座席4に座って、モニター5に映る映像を見な
がら、操作部であるハンドル7、シフトレバー8、アク
セル9、ブレーキ10を操作するのである。
【0009】座席4の左右の下方の揺動板3には其々に
支え板11、11を垂下させ、基台2には該支え板1
1、11間に挟まれる位置に軸承部12を設けてある。
該支え板11、11と軸承部12には横軸13が左右方
向に貫通し、揺動板3が貴台2に対して前後に揺動する
支点を構成する。即ち、支え板11と軸承部12と横軸
13とにより、支点となる支持部が構成される。揺動機
構が図1乃至図3に示され説明すると、揺動板3の前方
下側中央部には腕部材14が垂下されている。該腕部材
14の下方の基台2内部にはベルクランク15が基台に
固定された支持柱16に回動自在に軸支され、該ベルク
ランク15の一端には該腕部材14が軸支される。ベル
クランク15の他端には、ロッド17が軸支され、該ロ
ッド17の先にはモータ18の回転軸18aに固着した
クランク19に軸支されている。モータ18は基台2に
取り付けられている。
支え板11、11を垂下させ、基台2には該支え板1
1、11間に挟まれる位置に軸承部12を設けてある。
該支え板11、11と軸承部12には横軸13が左右方
向に貫通し、揺動板3が貴台2に対して前後に揺動する
支点を構成する。即ち、支え板11と軸承部12と横軸
13とにより、支点となる支持部が構成される。揺動機
構が図1乃至図3に示され説明すると、揺動板3の前方
下側中央部には腕部材14が垂下されている。該腕部材
14の下方の基台2内部にはベルクランク15が基台に
固定された支持柱16に回動自在に軸支され、該ベルク
ランク15の一端には該腕部材14が軸支される。ベル
クランク15の他端には、ロッド17が軸支され、該ロ
ッド17の先にはモータ18の回転軸18aに固着した
クランク19に軸支されている。モータ18は基台2に
取り付けられている。
【0010】図2は揺動遊戯装置の後面図である。基台
2内の右側に取り付けたモータ18の回転軸18aに固
着したクランク19の先端にロッド17が軸支されてい
る。図示していないが該ロッド17の他端にベルクラン
クが設けられ、ベルクランクは座板下部に固着された腕
部材に軸支されている。また揺動板3には座席4が固着
してあり、該座席4の下側の揺動板裏には、左右に支え
板11、11を垂下させ、該支え板11、11間には軸
承部12を基台に設けてある。該支え板11、11と軸
承部12には横軸13が左右方向に貫通している。座席
4の下部に軸承部12を設けることにより、遊戯者の体
重を該軸承部12で受けるのである。
2内の右側に取り付けたモータ18の回転軸18aに固
着したクランク19の先端にロッド17が軸支されてい
る。図示していないが該ロッド17の他端にベルクラン
クが設けられ、ベルクランクは座板下部に固着された腕
部材に軸支されている。また揺動板3には座席4が固着
してあり、該座席4の下側の揺動板裏には、左右に支え
板11、11を垂下させ、該支え板11、11間には軸
承部12を基台に設けてある。該支え板11、11と軸
承部12には横軸13が左右方向に貫通している。座席
4の下部に軸承部12を設けることにより、遊戯者の体
重を該軸承部12で受けるのである。
【0011】図3には揺動機構の駆動部の斜視図を示
す。モータ18の回転軸18aが回動することにより、
回転軸18aに固着したクランク19が回動し、ロッド
17を前後に振る。するとベルクランク15が支軸15
aを中心に前後に振れる。するとベルクランク15の他
端の長良穴15bに軸支される腕部材14が上下に動き
揺動板3を上下に振るのである。モータ18は半回転さ
せて正回転、逆回転を行なうことができ、其々揺動板3
を上下方向に振るのである。この回動制御は遊戯者の運
転情報及びゲームの進行状況に応じて行なわれる。
す。モータ18の回転軸18aが回動することにより、
回転軸18aに固着したクランク19が回動し、ロッド
17を前後に振る。するとベルクランク15が支軸15
aを中心に前後に振れる。するとベルクランク15の他
端の長良穴15bに軸支される腕部材14が上下に動き
揺動板3を上下に振るのである。モータ18は半回転さ
せて正回転、逆回転を行なうことができ、其々揺動板3
を上下方向に振るのである。この回動制御は遊戯者の運
転情報及びゲームの進行状況に応じて行なわれる。
【0012】図4には揺動遊戯装置の揺動機構が効果を
発生するモニターの映像の一例を示す。モニター5には
運転者の視点から見た道路映像がリアルタイムで変化
し、(A)は坂道の上り坂を表し、(B)は下り坂を表
わし、(C)はデコボコの悪路を表している。
発生するモニターの映像の一例を示す。モニター5には
運転者の視点から見た道路映像がリアルタイムで変化
し、(A)は坂道の上り坂を表し、(B)は下り坂を表
わし、(C)はデコボコの悪路を表している。
【0013】図5には揺動遊戯装置の制御系のブロック
図を示す。遊戯者が見る画像はゲーム制御部20で生成
し、モニター5に映像信号として送られ映し出される。
遊戯者が操作するハンドル7、シフトレバー8、アクセ
ル9、ブレーキ10は其々の動きをデジタル信号に置き
換えて、ゲーム制御部20に入力される。ゲーム制御部
20ではROMやビデオディスク等の記憶媒体に貯えら
れた様々な映像情報を、制御プログラムに沿って引き出
してハンドル等の入力信号による動画情報をモニター5
に送り映像として映し出す。これにより、遊戯者の操作
情報をゲーム制御部20に送り、該ゲーム制御部20で
は映像情報を操作情報より時々刻々と変化させ、映像情
報をモニター5に送ると同時にスピーカ6に音信号を発
し、さらにモーター駆動信号をモータ制御部21に発す
るのである。
図を示す。遊戯者が見る画像はゲーム制御部20で生成
し、モニター5に映像信号として送られ映し出される。
遊戯者が操作するハンドル7、シフトレバー8、アクセ
ル9、ブレーキ10は其々の動きをデジタル信号に置き
換えて、ゲーム制御部20に入力される。ゲーム制御部
20ではROMやビデオディスク等の記憶媒体に貯えら
れた様々な映像情報を、制御プログラムに沿って引き出
してハンドル等の入力信号による動画情報をモニター5
に送り映像として映し出す。これにより、遊戯者の操作
情報をゲーム制御部20に送り、該ゲーム制御部20で
は映像情報を操作情報より時々刻々と変化させ、映像情
報をモニター5に送ると同時にスピーカ6に音信号を発
し、さらにモーター駆動信号をモータ制御部21に発す
るのである。
【0014】該モータ制御部21では、ベルクランク1
4の回転軸あるいはモータの回転軸に設けたエンコーダ
ー22とリミットスイッチ23により揺動板3の傾き状
態を検出し、モーター駆動信号をモータ駆動部24に出
力する。該モータ駆動部24ではモータ18を駆動し揺
動板3を傾ける。揺動板3が前下がりに傾くと、座席4
に乗っている遊戯者は前つのりになり減速感を得る。ま
た揺動板を後下に傾けると、遊戯者は後方に傾き加速感
を得る。さらに、モータ18を小刻みに反復回動させる
ことにより、揺動板3を上下に反復微動させて悪路の感
覚を出すことができる。
4の回転軸あるいはモータの回転軸に設けたエンコーダ
ー22とリミットスイッチ23により揺動板3の傾き状
態を検出し、モーター駆動信号をモータ駆動部24に出
力する。該モータ駆動部24ではモータ18を駆動し揺
動板3を傾ける。揺動板3が前下がりに傾くと、座席4
に乗っている遊戯者は前つのりになり減速感を得る。ま
た揺動板を後下に傾けると、遊戯者は後方に傾き加速感
を得る。さらに、モータ18を小刻みに反復回動させる
ことにより、揺動板3を上下に反復微動させて悪路の感
覚を出すことができる。
【0015】図6には、駆動部の概略フローチャートを
示す。遊戯者がゲーム中において、モニター5に映し出
される運転者の視点から見た道路の映像が刻々変化して
いる。現在の揺動板の状態をエンコーダー22、リミッ
トスイッチ23で検出し、通常は揺動板3を水平位置に
しておく(ステップ1)。遊戯者がアクセル9をめいっ
ぱい踏み込んで急加速した場合や、あるいは図3の
(A)に示すごとく道が上り坂になった場合等に現在の
揺動板位置より前上がりになると判断されると(ステッ
プ2)、ゲーム制御部20からモータ制御部21にモー
タ制御信号が送られ、モータ制御部21ではモータ駆動
部24に駆動信号を発し、モータ18を駆動させて(ス
テップ3)、揺動板3を前上がりに上げる。揺動板3が
極限まで上がるとリミットスイッチ23が検出し、検出
信号がモータ制御部21に送られ、該モータ制御部21
ではモータ駆動部24に停止信号を発し、モータを停止
させて、ステップ6に進む。
示す。遊戯者がゲーム中において、モニター5に映し出
される運転者の視点から見た道路の映像が刻々変化して
いる。現在の揺動板の状態をエンコーダー22、リミッ
トスイッチ23で検出し、通常は揺動板3を水平位置に
しておく(ステップ1)。遊戯者がアクセル9をめいっ
ぱい踏み込んで急加速した場合や、あるいは図3の
(A)に示すごとく道が上り坂になった場合等に現在の
揺動板位置より前上がりになると判断されると(ステッ
プ2)、ゲーム制御部20からモータ制御部21にモー
タ制御信号が送られ、モータ制御部21ではモータ駆動
部24に駆動信号を発し、モータ18を駆動させて(ス
テップ3)、揺動板3を前上がりに上げる。揺動板3が
極限まで上がるとリミットスイッチ23が検出し、検出
信号がモータ制御部21に送られ、該モータ制御部21
ではモータ駆動部24に停止信号を発し、モータを停止
させて、ステップ6に進む。
【0016】もし、ステップ2で急加速や道路が上り坂
でなければ次のステップ4に進む。ステップ4では遊戯
者がブレーキ10をめいっぱい踏み込んで急減速した
か、あるいは図3の(B)に示すごとく道が下り坂にな
ったかで現在の揺動板3の位置が前下がりになるかどう
かをみて、もしそうであればモータ18を逆回転させ
(ステップ5)、揺動板3を前下がりに下げ、揺動板を
極限まで下げてモータ18を停止する。
でなければ次のステップ4に進む。ステップ4では遊戯
者がブレーキ10をめいっぱい踏み込んで急減速した
か、あるいは図3の(B)に示すごとく道が下り坂にな
ったかで現在の揺動板3の位置が前下がりになるかどう
かをみて、もしそうであればモータ18を逆回転させ
(ステップ5)、揺動板3を前下がりに下げ、揺動板を
極限まで下げてモータ18を停止する。
【0017】もし、ステップ4で急減速や道路が下り坂
でなければステップ6に進む。ステップ6ではモニター
5の道路映像が図3(C)に示すごとくデコボコ状態等
の悪路であるかどうかをみて、もしそうであるならばモ
ータ18を小刻みに正逆転の連続回動をさせる(ステッ
プ7)。そうでなければステップ2に戻り、次にゲーム
制御部20から送られてくるモータ制御信号に対応す
る。
でなければステップ6に進む。ステップ6ではモニター
5の道路映像が図3(C)に示すごとくデコボコ状態等
の悪路であるかどうかをみて、もしそうであるならばモ
ータ18を小刻みに正逆転の連続回動をさせる(ステッ
プ7)。そうでなければステップ2に戻り、次にゲーム
制御部20から送られてくるモータ制御信号に対応す
る。
【0018】本考案の効果を述べると、運転ゲームにお
いて操作者のアクセルやブレーキによる加減速の感覚
や、あるいは道路等の登り下りによる動きを模擬でき
る。さらに従来のドリフト又はカーブでの横方向の加速
度の発生構造に上記構成を加えることで、前後方向の加
速度を模擬できて、より実車に近い感覚を出すことがで
きる。特に揺動部の座席下部を支持部としてあるので、
遊戯者の体重を該支持部で受けて支点とするので、気候
的に重荷重がかからずに揺動することができる。また揺
動板を小刻みに前後に揺らすことで悪路の感覚も模擬で
き、車の加減速や坂道の上り、下りの動きを出すことが
可能となった。
いて操作者のアクセルやブレーキによる加減速の感覚
や、あるいは道路等の登り下りによる動きを模擬でき
る。さらに従来のドリフト又はカーブでの横方向の加速
度の発生構造に上記構成を加えることで、前後方向の加
速度を模擬できて、より実車に近い感覚を出すことがで
きる。特に揺動部の座席下部を支持部としてあるので、
遊戯者の体重を該支持部で受けて支点とするので、気候
的に重荷重がかからずに揺動することができる。また揺
動板を小刻みに前後に揺らすことで悪路の感覚も模擬で
き、車の加減速や坂道の上り、下りの動きを出すことが
可能となった。
【図1】自動車運転ゲームを例にした揺動遊戯装置の側
面図である。
面図である。
【図2】揺動遊戯装置の後面図である。
【図3】揺動機構の駆動部の斜視図である。
【図4】揺動遊戯装置の揺動機構が効果を発生するモニ
ターの映像の一例である。
ターの映像の一例である。
【図5】揺動遊戯装置の制御系のブロック図である。
【図6】駆動部の概略フローチャートである。
1…揺動部 2…基台 3…揺動板 4…座席 5…モニター 6…スピーカ 7…ハンドル 8…シフトレバー 9…アクセル 10…ブレーキ 11…支え板 12…軸承部 13…横軸 14…腕部材 15…ベルクランク 16…支持柱 17…ロッド 18…モータ 19…クランク 20…ゲーム制御部 21…モータ制御部 22…エンコーダ 23…リミットスイッチ 24…モータ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 9/22,9/24 A63G 31/02
Claims (1)
- 【請求項1】前後方向における中心位置より前方位置に
操作部及び映像表示部を有し、該中心位置より後方位置
に座席を有し、該前後方向に揺動する揺動部と、 該座
席の下部近傍に設けられ、該中心位置より後方位置で該
揺動部を揺動可能に支持する支持部と、 該揺動部の該中心位置より前方位置に取り付けられた腕
部によって、該揺動部の前方部分を上下に駆動する駆動
部と、 該操作部からの操作信号に基づいて所定の制御プログラ
ムを実行することにより、該駆動部を駆動し、前記映像
表示部に映像を表示するゲーム制御部とを備えることを
特徴とする揺動遊戯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993006583U JP2589560Y2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 揺動遊戯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993006583U JP2589560Y2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 揺動遊戯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658992U JPH0658992U (ja) | 1994-08-16 |
JP2589560Y2 true JP2589560Y2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=11642356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993006583U Expired - Fee Related JP2589560Y2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 揺動遊戯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589560Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649108B2 (ja) * | 1986-04-21 | 1994-06-29 | 建治 三村 | 空間ゲ−ム機 |
JP2955333B2 (ja) * | 1990-07-12 | 1999-10-04 | 株式会社ナムコ | 映像表示型プレーヤ搭乗装置及びこれを用いた映像体感型ゲーム装置 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1993006583U patent/JP2589560Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0658992U (ja) | 1994-08-16 |
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