JP2589203B2 - Agc回路 - Google Patents
Agc回路Info
- Publication number
- JP2589203B2 JP2589203B2 JP2171851A JP17185190A JP2589203B2 JP 2589203 B2 JP2589203 B2 JP 2589203B2 JP 2171851 A JP2171851 A JP 2171851A JP 17185190 A JP17185190 A JP 17185190A JP 2589203 B2 JP2589203 B2 JP 2589203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- agc
- level
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばFMラジオ受信機に用いられるAGC回
路に係り、特に局部発振信号によるAGC動作への影響を
排除できるAGC回路に関するものである。
路に係り、特に局部発振信号によるAGC動作への影響を
排除できるAGC回路に関するものである。
[従来の技術] 第5図は従来のAGC回路の一例を示す等価回路ブロッ
ク図である。このAGC回路は、周波数変換器の出力信号
レベルを検出してAGCを行うもので、昭和63年3月1日
付で発行された「'88三洋半導体データブック、カーオ
ーディオ用バイポーラ集積回路編(CQ出版社)」第124
〜136頁に記載されている。
ク図である。このAGC回路は、周波数変換器の出力信号
レベルを検出してAGCを行うもので、昭和63年3月1日
付で発行された「'88三洋半導体データブック、カーオ
ーディオ用バイポーラ集積回路編(CQ出版社)」第124
〜136頁に記載されている。
第5図において、10はAGC回路(AGC)で、例えばIC12
上に集積されてている。14はアンテナ回路(ANT)で、R
F増幅機16の第1ゲートおよびアンテナ入力減衰器(AT
T)であるピンダイオード18に接続されている。20は周
波数変換器(MIX)で、RF増幅器16を介してアンテナ信
号が入力されると共に、局部発振器(OSC)22からバッ
ファ(buffer)24を介して局部発振信号が入力されてい
る。26はレベル検波器で、MIX20の出力信号であるIF信
号のレベルを検出する。検出された信号レベルは、AGC1
0に入力されている。
上に集積されてている。14はアンテナ回路(ANT)で、R
F増幅機16の第1ゲートおよびアンテナ入力減衰器(AT
T)であるピンダイオード18に接続されている。20は周
波数変換器(MIX)で、RF増幅器16を介してアンテナ信
号が入力されると共に、局部発振器(OSC)22からバッ
ファ(buffer)24を介して局部発振信号が入力されてい
る。26はレベル検波器で、MIX20の出力信号であるIF信
号のレベルを検出する。検出された信号レベルは、AGC1
0に入力されている。
AGC10は、上記信号レベルが所定レベル以上になった
場合にAGC信号を発生する。AGC信号は、IC12のピンお
よびピンを介して各々ピンダイオード18、RF増幅器16
の第2ゲートに印加されて、アンテナ信号およびMIX入
力信号のレベルが減衰される。このように、AGC10は、
そのAGC信号によりMIX20の出力レベルを一定にするよう
機能する。
場合にAGC信号を発生する。AGC信号は、IC12のピンお
よびピンを介して各々ピンダイオード18、RF増幅器16
の第2ゲートに印加されて、アンテナ信号およびMIX入
力信号のレベルが減衰される。このように、AGC10は、
そのAGC信号によりMIX20の出力レベルを一定にするよう
機能する。
この場合、MIX入力周波数とAGCオンレベル(AGC感
度)との関係は、第6図のようになる。第6図に示すよ
うに、中心周波数(Δf=0)に対して離調度Δfが大
きい周波数ほどAGC感度が低くなる。
度)との関係は、第6図のようになる。第6図に示すよ
うに、中心周波数(Δf=0)に対して離調度Δfが大
きい周波数ほどAGC感度が低くなる。
仮にAGCがないと、ANT入力およびMIX入力レベルが大
きくなった時、例えばTr等の非直線性によってIM(相互
変調)周波数、すなわち3次歪高調波が発生し、妨害特
性が悪化する。そこでAGCにより、ANT入力およびMIX入
力を減衰させ、歪の発生を抑えて妨害特性を改善してい
るわけである。
きくなった時、例えばTr等の非直線性によってIM(相互
変調)周波数、すなわち3次歪高調波が発生し、妨害特
性が悪化する。そこでAGCにより、ANT入力およびMIX入
力を減衰させ、歪の発生を抑えて妨害特性を改善してい
るわけである。
また、離調度Δfが大きい場合の妨害特性を改善する
ために、AGC検出部、すなわちレベル検波器26への入力
をMIX入力とする場合がある。
ために、AGC検出部、すなわちレベル検波器26への入力
をMIX入力とする場合がある。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来技術において、MIX出力からAGC信号を発
生させる場合には、中心周波数に対して大きな電界強度
を有する隣接局があると、第6図に示した特性によっ
て、AGC10は隣接局に対してAGC信号を発生させてしま
い、本来所望の同調(中心)周波数が減衰され、聴こえ
難くなってしまうという問題があった。
生させる場合には、中心周波数に対して大きな電界強度
を有する隣接局があると、第6図に示した特性によっ
て、AGC10は隣接局に対してAGC信号を発生させてしま
い、本来所望の同調(中心)周波数が減衰され、聴こえ
難くなってしまうという問題があった。
また、MIX入力に基づいてAGC信号を発生させる場合に
は、局部発振信号によってAGC回路が誤動差するという
問題がある。すなわち、FMフロントエンドには、局部発
振器22およびバッファ24からなる局部発振回路があり、
その信号レベルは300mVrms〜1VrmsとMIX入力レベルに比
較して極めて大きい。また、局部発振信号の周波数も50
MHz〜120MHzと高周波であり、MIX入力信号と近い帯域の
周波数である。このため、GND、Vcc、あるいは空中伝播
等によって、局部発振信号がAGC回路に入力され、この
局部発振信号レベルによって誤ったAGC信号が発生する
危険があった。
は、局部発振信号によってAGC回路が誤動差するという
問題がある。すなわち、FMフロントエンドには、局部発
振器22およびバッファ24からなる局部発振回路があり、
その信号レベルは300mVrms〜1VrmsとMIX入力レベルに比
較して極めて大きい。また、局部発振信号の周波数も50
MHz〜120MHzと高周波であり、MIX入力信号と近い帯域の
周波数である。このため、GND、Vcc、あるいは空中伝播
等によって、局部発振信号がAGC回路に入力され、この
局部発振信号レベルによって誤ったAGC信号が発生する
危険があった。
従って、MIX入力レベルを検出してAGCをかける場合、
AGCの感度を下げる必要かあるが、感度を下げることに
より、特に離調度Δfが小さい周波数に対する妨害(排
除)特性が低下するという新たな弊害が発生する。
AGCの感度を下げる必要かあるが、感度を下げることに
より、特に離調度Δfが小さい周波数に対する妨害(排
除)特性が低下するという新たな弊害が発生する。
本発明は、上記した従来技術の課題を解決するために
なされたのもであり、その目的は、局部発振信号の影響
によるAGC回路の誤動作を防ぎ、かつ所望同調信号に対
して最適なAGC量を設定することができるAGC回路を提供
することにある。
なされたのもであり、その目的は、局部発振信号の影響
によるAGC回路の誤動作を防ぎ、かつ所望同調信号に対
して最適なAGC量を設定することができるAGC回路を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明に係る周波数変換器
の信号レベルを検出し、前記信号レベルに応じたAGC信
号を発生してFMラジオ受信機のRF増幅回路の利得制御を
行うAGC回路は、周波数変換器の出力信号である中間周
波数信号に対して、少なくとも局部発振信号の周波数以
上の信号を遮断するフィルタ回路と、所定の中心周波数
に対する離調度が小さいほど前記中間周波数信号に対し
て高い検出感度を有するレベル検波回路であって、前記
フィルタ回路により帯域制限された前記中間周波数信号
のレベルを検出する第1のレベル検波回路と、中心周波
数に対する離調度にかかわらず前記周波数変換器への入
力信号に対して一定の検出感度を有するレベル検波回路
であって、前記周波数変換器への入力信号のレベルを検
出する第2レベル検波回路と、第1および第2のレベル
検波信号を加算して前記AGC信号を規定する合成信号を
出力する加算回路と、を含む。さらに、中心周波数に対
する離調度が所定以上の範囲においては、第2のレベル
検波回路の検出感度が、第1レベル検波回路の検出感度
よりも高くなるように設定されていることを特徴とす
る。
の信号レベルを検出し、前記信号レベルに応じたAGC信
号を発生してFMラジオ受信機のRF増幅回路の利得制御を
行うAGC回路は、周波数変換器の出力信号である中間周
波数信号に対して、少なくとも局部発振信号の周波数以
上の信号を遮断するフィルタ回路と、所定の中心周波数
に対する離調度が小さいほど前記中間周波数信号に対し
て高い検出感度を有するレベル検波回路であって、前記
フィルタ回路により帯域制限された前記中間周波数信号
のレベルを検出する第1のレベル検波回路と、中心周波
数に対する離調度にかかわらず前記周波数変換器への入
力信号に対して一定の検出感度を有するレベル検波回路
であって、前記周波数変換器への入力信号のレベルを検
出する第2レベル検波回路と、第1および第2のレベル
検波信号を加算して前記AGC信号を規定する合成信号を
出力する加算回路と、を含む。さらに、中心周波数に対
する離調度が所定以上の範囲においては、第2のレベル
検波回路の検出感度が、第1レベル検波回路の検出感度
よりも高くなるように設定されていることを特徴とす
る。
[作用] 上記構成を有する本発明のAGC回路によれば、中心周
波数に近い隣接妨害局に対しては、第1のAGC信号によ
り検出感度を設定することができ、近接妨害局の電界強
度が高い場合に発生するイメージ周波数信号(IM信号)
を効果的に抑制することができる。
波数に近い隣接妨害局に対しては、第1のAGC信号によ
り検出感度を設定することができ、近接妨害局の電界強
度が高い場合に発生するイメージ周波数信号(IM信号)
を効果的に抑制することができる。
また、所定以上の離調度を有する隣接妨害局に対して
は、第2のレベル検波信号により一定な検出感度を設定
することができ、AGCのかけ過ぎによる中心周波数の過
度の感度抑圧を防止することができる。
は、第2のレベル検波信号により一定な検出感度を設定
することができ、AGCのかけ過ぎによる中心周波数の過
度の感度抑圧を防止することができる。
さらに、周波数変換器からの出力信号(中間周波数信
号)をフィルタ回路でフィルタリングすることにより、
この出力信号から局部発振信号の周波数以上の信号を遮
断してこれを第1のレベル検波回路の入力としている。
このため、第2のレベル検波回路の検出感度だけでな
く、フィルタ回路によるフィルタリングによっても局部
発振信号によるAGC回路の誤動作が防止される。
号)をフィルタ回路でフィルタリングすることにより、
この出力信号から局部発振信号の周波数以上の信号を遮
断してこれを第1のレベル検波回路の入力としている。
このため、第2のレベル検波回路の検出感度だけでな
く、フィルタ回路によるフィルタリングによっても局部
発振信号によるAGC回路の誤動作が防止される。
一方で、IF検波前の中間周波数信号に基づいて第1の
レベル検波回路がレベル検波を行うことにより、レベル
検波の対象となる中間周波数信号に多少の妨害信号が含
まれることとなり、検波出力のレベルがこの妨害信号に
よって上昇することから、この妨害信号をAGC回路で抑
圧することが可能となっている。
レベル検波回路がレベル検波を行うことにより、レベル
検波の対象となる中間周波数信号に多少の妨害信号が含
まれることとなり、検波出力のレベルがこの妨害信号に
よって上昇することから、この妨害信号をAGC回路で抑
圧することが可能となっている。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明に係るAGC回路の一実施例を示す回路
ブロック図である。なお、第5図と同一または相当部分
には同じ符号を付して説明は省略する。
ブロック図である。なお、第5図と同一または相当部分
には同じ符号を付して説明は省略する。
第1図において、30は本発明の特徴的構成要素である
フィルタ回路(ローパスフィルタ)で、遮断周波数を決
定する抵抗R1およびコンデンサC1にて構成されている。
フィルタ回路30は、MIX20の出力信号ライン中の50MHz以
上の信号を遮断するもので、局部発振信号(50MHz〜120
MHz程度)を遮断する。なお、本発明のAGC回路をIC化し
た場合は、ストレー容量(寄生容量)CSが発生するが、
このストレー容量CSによって遮断周波数が決定される。
フィルタ回路(ローパスフィルタ)で、遮断周波数を決
定する抵抗R1およびコンデンサC1にて構成されている。
フィルタ回路30は、MIX20の出力信号ライン中の50MHz以
上の信号を遮断するもので、局部発振信号(50MHz〜120
MHz程度)を遮断する。なお、本発明のAGC回路をIC化し
た場合は、ストレー容量(寄生容量)CSが発生するが、
このストレー容量CSによって遮断周波数が決定される。
32は本発明の第2の特徴的構成要素である第1のレベ
ル検波回路で、第2図に示すように所定の中心周波数、
例えばIF周波数fIに対する離調度Δfに応じて低下する
検出感度を有している。第1のレベル検波回路32は、上
記検出感度に従ってフィルタ回路30により帯域制限され
たMIX20の出力信号レベルを検出する。
ル検波回路で、第2図に示すように所定の中心周波数、
例えばIF周波数fIに対する離調度Δfに応じて低下する
検出感度を有している。第1のレベル検波回路32は、上
記検出感度に従ってフィルタ回路30により帯域制限され
たMIX20の出力信号レベルを検出する。
34は本発明の第3の特徴的構成要素である第2のレベ
ル検波回路で、第3図に示すように、中心周波数、例え
ば同調周波数に対する離調度にかかわらず一定の検出感
度を有している。第2のレベル検波回路34は、上記検出
感度に従ってMIX20の入力信号レベルを検出する。第2
のレベル検波回路34には60MHz〜110MHz程度の高周波が
入力されるため、レベル検波回路34の周波数特性は少な
くとも110MHz程度まで延びている必要がある。この周波
数帯域は、前述した局部発振信号(50MHz〜120MHz)と
同帯域のため、局部発振信号の飛込みにより第2のレベ
ル検波信号が不適切となり、AGC10が誤動作する危険性
がある。このため、本実施例では、第2のレベル検波回
路34におけるAGC感度(検出感度)を決定するコンデン
サC2の容量をC1<C2としてAGC感度を抑えている。このA
GC感度は、素子のバラツキや温度特性等を含め、上記誤
動作が発生しない値に設定されていることは勿論、従来
技術で説明したIM信号を排除できる値に設定されてい
る。
ル検波回路で、第3図に示すように、中心周波数、例え
ば同調周波数に対する離調度にかかわらず一定の検出感
度を有している。第2のレベル検波回路34は、上記検出
感度に従ってMIX20の入力信号レベルを検出する。第2
のレベル検波回路34には60MHz〜110MHz程度の高周波が
入力されるため、レベル検波回路34の周波数特性は少な
くとも110MHz程度まで延びている必要がある。この周波
数帯域は、前述した局部発振信号(50MHz〜120MHz)と
同帯域のため、局部発振信号の飛込みにより第2のレベ
ル検波信号が不適切となり、AGC10が誤動作する危険性
がある。このため、本実施例では、第2のレベル検波回
路34におけるAGC感度(検出感度)を決定するコンデン
サC2の容量をC1<C2としてAGC感度を抑えている。このA
GC感度は、素子のバラツキや温度特性等を含め、上記誤
動作が発生しない値に設定されていることは勿論、従来
技術で説明したIM信号を排除できる値に設定されてい
る。
36は本発明の第4の特徴的構成要素である加算回路
で、第1および第2のレベル検波信号を加算してAGC回
路10から出力されるAGC信号を規定する合成信号を出力
する。なお、38はオフセット回路で、加算回路36から出
力される合成信号電流値のオフセット量を決定しAGC電
流IAGCをAGC回路10に入力する。
で、第1および第2のレベル検波信号を加算してAGC回
路10から出力されるAGC信号を規定する合成信号を出力
する。なお、38はオフセット回路で、加算回路36から出
力される合成信号電流値のオフセット量を決定しAGC電
流IAGCをAGC回路10に入力する。
上記AGC電流IAGCにより規定されるAGC信号中心周波数
に対するAGCオンレベルとの関係を第4図に示す。すな
わち第4図に示すように、上記構成を有する本発明のAG
C回路においては、まず、ローパスフィルタによって50M
Hz(〜120MHz)以上の局部発振信号を取り除いたうえ
で、第1のレベル検波回路によりその信号レベルすなわ
ち第1のレベル検波信号を出力する。
に対するAGCオンレベルとの関係を第4図に示す。すな
わち第4図に示すように、上記構成を有する本発明のAG
C回路においては、まず、ローパスフィルタによって50M
Hz(〜120MHz)以上の局部発振信号を取り除いたうえ
で、第1のレベル検波回路によりその信号レベルすなわ
ち第1のレベル検波信号を出力する。
一方、第2のレベル検波回路により、MIX20の入力信
号レベルすなわち第2のレベル検波信号を出力する。
号レベルすなわち第2のレベル検波信号を出力する。
そして、第1および第2のレベル検波信号を加算回路
36で加算した信号すなわち合成信号を、オフセット回路
38を介してAGC回路10に印加し、RF増幅回路16の利得制
御のためのAGC信号が発生される。
36で加算した信号すなわち合成信号を、オフセット回路
38を介してAGC回路10に印加し、RF増幅回路16の利得制
御のためのAGC信号が発生される。
ここで、中心周波数に近い隣接妨害局に対しては、第
1のレベル検波回路32の検出感度が高く設定されている
ので、効果的に減衰させることができ、近接妨害局によ
って発生するIM信号を効果的に抑制することができる。
1のレベル検波回路32の検出感度が高く設定されている
ので、効果的に減衰させることができ、近接妨害局によ
って発生するIM信号を効果的に抑制することができる。
一方、所定以上の離調度を有する隣接妨害局に対して
は、第2のレベル検波回路34の検出感度が一定に設定さ
れているので、AGCのかけ過ぎによる中心周波数の過度
の感度抑圧を防止することができる。
は、第2のレベル検波回路34の検出感度が一定に設定さ
れているので、AGCのかけ過ぎによる中心周波数の過度
の感度抑圧を防止することができる。
このようにある離調度(例えば、第4図ではΔf=±
1MHz程度に設定している)を境に検出感度特性が変わる
ので、適切なAGC量を設定することができる。
1MHz程度に設定している)を境に検出感度特性が変わる
ので、適切なAGC量を設定することができる。
そして、本実施例において、局部発振信号の影響は、
50MHz以上の信号をカットするローパスフィルタを配置
すること、第2のレベル検波回路の一定な検出感度を、
離調時に第1のレベル検波回路の検出感度よりも高くす
ることによって排除される。
50MHz以上の信号をカットするローパスフィルタを配置
すること、第2のレベル検波回路の一定な検出感度を、
離調時に第1のレベル検波回路の検出感度よりも高くす
ることによって排除される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のAGC回路によれば、局部
発振信号のAGC回路への混入を防止したうえで、所定離
調度を境にレベル検波の検出感度特性に変化を設けたの
で、局部発振信号によるAGC回路の誤動作を防ぎ、かつ
所望受信信号に対して最適なAGC量を設定することがで
きる。さらに、復調前の信号を用いて第1のレベル検波
信号を得ているため、中心周波数からの離調度が比較的
大きい範囲内においても、高い隣接妨害排除特性を有す
る。
発振信号のAGC回路への混入を防止したうえで、所定離
調度を境にレベル検波の検出感度特性に変化を設けたの
で、局部発振信号によるAGC回路の誤動作を防ぎ、かつ
所望受信信号に対して最適なAGC量を設定することがで
きる。さらに、復調前の信号を用いて第1のレベル検波
信号を得ているため、中心周波数からの離調度が比較的
大きい範囲内においても、高い隣接妨害排除特性を有す
る。
第1図は本発明に係るAGC回路の一実施例を示す回路ブ
ロック図、 第2図は第1のレベル検波回路におけるAGC感度特性
図、 第3図は第2のレベル検波回路におけるAGC感度特性
図、 第4図は本発明によるAGC感度特性図、 第5図は従来のAGC回路の一例を示す等価回路ブロック
図、 第6図は従来例におけるAGC感度特性図である。 10……AGC回路(16RF増幅器) 20……周波数変換器 30……フィルタ回路 32……第1のレベル検波回路 34……第2のレベル検波回路 36……加算回路
ロック図、 第2図は第1のレベル検波回路におけるAGC感度特性
図、 第3図は第2のレベル検波回路におけるAGC感度特性
図、 第4図は本発明によるAGC感度特性図、 第5図は従来のAGC回路の一例を示す等価回路ブロック
図、 第6図は従来例におけるAGC感度特性図である。 10……AGC回路(16RF増幅器) 20……周波数変換器 30……フィルタ回路 32……第1のレベル検波回路 34……第2のレベル検波回路 36……加算回路
Claims (1)
- 【請求項1】周波数変換器の信号レベルを検出し、前記
信号レベルに応じたAGC信号を発生してFMラジオ受信機
のRF増幅回路の利得制御を行うAGC回路において、 前記周波数変換器の出力信号である中間周波数信号に対
して、少なくとも局部発振信号の周波数以上の信号を遮
断するフィルタ回路と、 所定の中心周波数に対する離調度が小さいほど前記中間
周波数信号に対して高い検出感度を有するレベル検波回
路であって、前記フィルタ回路により帯域制限された前
記中間周波数信号のレベルを検出する第1のレベル検波
回路と、 中心周波数に対する離調度にかかわらず前記周波数変換
器への入力信号に対して一定の検出感度を有するレベル
検波回路であって、前記周波数変換器への入力信号のレ
ベルを検出する第2のレベル検波回路と、 第1および第2のレベル検波信号を加算して前記AGC信
号を規定する合成信号を出力する加算回路と、を含み、 中心周波数に対する離調度が所定以上の範囲において
は、第2のレベル検波回路の前記検出感度が、第1レベ
ル検波回路の前記検出感度よりも高くなるように設定さ
れていることを特徴とするAGC回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171851A JP2589203B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | Agc回路 |
EP91110655A EP0464669B1 (en) | 1990-06-29 | 1991-06-27 | AGC circuit for radio receiver |
DE69126373T DE69126373T2 (de) | 1990-06-29 | 1991-06-27 | Automatische Verstärkungsregelung für einen Radioempfänger |
US07/723,077 US5339453A (en) | 1990-06-29 | 1991-06-28 | AGC circuit for radio receiver having AGC sensitivity compensated by if output signal |
KR1019910010924A KR0156937B1 (ko) | 1990-06-29 | 1991-06-28 | 라디오 수신기의 agc회로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2171851A JP2589203B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | Agc回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0461505A JPH0461505A (ja) | 1992-02-27 |
JP2589203B2 true JP2589203B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=15930954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2171851A Expired - Lifetime JP2589203B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | Agc回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589203B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6046887B2 (ja) * | 1978-11-24 | 1985-10-18 | 三洋電機株式会社 | Agc回路 |
JPS59111410A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 感度自動切換装置 |
JPS59212038A (ja) * | 1983-05-18 | 1984-11-30 | Pioneer Electronic Corp | 受信装置 |
JPS6137621U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-08 | アルプス電気株式会社 | 受信機のagc回路 |
JPS6150354U (ja) * | 1984-09-03 | 1986-04-04 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2171851A patent/JP2589203B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461505A (ja) | 1992-02-27 |
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