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JP2588610B2 - 同期タッピング制御方法 - Google Patents

同期タッピング制御方法

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Publication number
JP2588610B2
JP2588610B2 JP1158878A JP15887889A JP2588610B2 JP 2588610 B2 JP2588610 B2 JP 2588610B2 JP 1158878 A JP1158878 A JP 1158878A JP 15887889 A JP15887889 A JP 15887889A JP 2588610 B2 JP2588610 B2 JP 2588610B2
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JP
Japan
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spindle
rotation angle
tap
angle position
tapping
Prior art date
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JP1158878A
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English (en)
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JPH0326415A (ja
Inventor
修 馬場
宏之 西川
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OOKUMA KK
Original Assignee
OOKUMA KK
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Publication date
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  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、数値制御(NC)工作機械で同期タッピング
を行なう場合の制御方法に関する。
(従来の技術) 第5図は従来の同期タッピング制御方法を実現するNC
装置の一例を示すブロック図であり、運転用メモリ2に
格納されている同期タッピング指令SAがプログラム解釈
部1に読出されて解釈され、送り軸・主軸目標値演算部
3にて送り軸の目標値SB及び主軸の目標値SCが求められ
て送り軸関数発生部5及び主軸関数発生部4にそれぞれ
送出される。主軸関数発生部4にて送り出された来た主
軸の目標値SCに従って主軸の指令値SDが求められ、主軸
位置制御部6に送出されて主軸モータ8が駆動制御され
る。同時に送り軸関数発生部5にて送出されて来た送り
軸の目標値SBに従って送り軸の指令値SEが求められ、送
り軸位置制御部7に送出されて送り軸モータ10が駆動制
御される。そして、主軸はパルスジェネレータ9により
位置フィードバック制御され、送り軸は検出器11により
位置フィードバック制御される。さらに、主軸の位置誤
差分SF,即ち主軸関数発生部4にて求められた指令値と
パルスジェネレータ9からの現在値との偏差が送り軸方
向単位換算部12にて主軸と送り軸との同期誤差の補正値
として送り軸方向の単位(長さ)に換算され、この換算
値と送り軸関数発生部5にて求められた指令値SEとの偏
差が求められるようになっている。
このような構成において、その動作例の第6図のフロ
ーチャートで説明すると、プログラム解釈部1は同期タ
ッピング中であるか否かを確認し(ステップS1)、同期
タッピング中である場合(PSYCNT=1)には同期タッピ
ング制御を行なう(ステップS4)。また、同期タッピン
グ中でない場合(PSYCNT=0)には同期タピング開始待
ちとして(ステップS2)、同期タッピング開始指令を検
出すると同期タッピング中(PSYCNT=1)とし(ステッ
プS3)、同期タッピング制御を行なう(ステップS4)。
そして、同期タッピング終了待ちとし(ステップS5)、
同期タッピング終了指令を検出すると同期タッピング中
をキャンセル(PSYCNT=0)し(ステップS6)、上述し
た動作を繰返す。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の同期タッピング制御方法において、主
軸の回転角度位置とタップの回転角度位置とはある差分
を持った相関関係にあるが、ホルダーにタップを任意の
タップ回転角度位置で装着することが可能であるため、
タップを交換する前後で上記差分が変化してしまう場合
がある。又、同期制御を開始してから被加工物の切込み
を開始するまでの送り軸の移動距離であるアプローチ距
離はタップのピッチと主軸回転数との積であるため、ア
プローチ距離を変化させたりピッチの異なるタップでタ
ッピングを行なうと主軸回転数が変化してしまう場合が
ある。従って、上述したいずれの場合もタッピング毎に
ねじ山の開始回転角度位置が変化してしまい、同一箇所
を再加工することが困難であった。
本発明は上述した事情から成されたものであり、本発
明の目的は、タッピング毎のねじ山の開始回転角度位置
を常に一定に保つことができる同期タッピング制御方法
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明はNC工作機械で同期タッピングを行なう場合の
制御方法に関するものであり、本発明の上記目的は、主
軸の角度である主軸回転角度位置とタップの角度である
タップ回転角度位置との相関関係をオフセット値として
設定し、検出した前記主軸回転角度位置と前記オフセッ
ト値とにより前記タップ回転角度位置を求め、求めたタ
ップ回転角度位置に前記主軸を停止させた後に、前記タ
ップ回転角度位置で前記主軸と送り軸とを同期制御して
タッピングを行なうようにすることによって達成され
る。また、主軸と送り軸との同期制御を開始してから被
加工物の切込みを開始するまでの前記送り軸の移動距離
であるアプローチ距離とタップのピッチとを指定し、前
記被加工物に切込みを開始するときのタップ回転角度位
置と前記アプローチ距離及び前記タップのピッチとによ
り前記主軸と前記送り軸との同期制御開始の際のタップ
回転角度位置を求め、求めたタップ回転角度位置に前記
主軸を停止させた後に、前記タップ回転角度位置で前記
主軸と前記送り軸とを同期制御してタッピングを行なう
ようにすることによって達成される。
(作用) 本発明の同期タッピング制御方法は、所定のタップ回
転角度位置を求め、求めたタップ回転角度位置に主軸を
停止させてから主軸と送り軸との同期制御を開始してい
るので、タッピング毎のねじ山の開始回転角度位置を常
に一定に保つことができる。
(実施例) 第1図は本発明の同期タッピング制御方法を実現する
NC装置の一例を第5図に対応させて示すブロック図であ
り、同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。こ
のNC装置は、主軸と送り軸との同期制御開始の際のタッ
プ回転角度位置を一定方向とするために、主軸の角度で
ある主軸回転角度位置とタップの角度であるタップ回転
角度位置との相対関係のオフセット値がオフセット設定
処理部17を介してオフセット格納メモリ18に格納され
る。そして、第2図に示すようにオフセット処理部19に
てパルスジェネレータ9からの主軸回転角度位置SPがオ
フセット格納メモリ18からのオフセット値SOでオフセッ
トされてタップ回転角度位置SQに変換され、主軸定位置
停止制御部13,切換回路16及び主軸位置制御部6に送出
される。また、被加工物に切込みを開始する際のタップ
回転角度位置を一定方向とするために、主軸定位置停止
位置決定部20にてプログラム解釈部1からの被加工物に
切込みを開始するときのタップ回転角度位置と指定され
たアプローチ距離及びタップのピッチでなる指令SRとに
より主軸と送り軸との同期制御開始の際のタップ回転角
度位置SSが求められ、主軸定位置停止制御部13に送出さ
れる。同時に、主軸定位置停止シーケンスの設定指令SH
がプログラム解釈部1から各切換回路14,15,16に送出さ
れる。主軸定位置停止位置決定部20からの上記タップ回
転角度位置SSと切換回路14からの同期タッピング指令SA
とにより主軸定位置停止動作指令SIが、主軸定位置停止
制御部13にて求められ、切換回路15を介して主軸位置制
御部6に送出されて、上記タップ回転角度位置SSに主軸
定位置停止動作が行なわれる。そして、上記オフセット
処理部19からのタップ回転角度位置SQにより、主軸定位
置停止動作終了信号SJが主軸定位置停止制御部13からプ
ログラム解釈部1に送出され、同期タッピング制御シー
ケンスの設定指令SKが各切換回路14,15,16に送出される
ようになっている。
従来の同期タッピング制御方法によると例えば第3図
に示すようにねじ山の開始回転角度位置がタッピング毎
にずれていたのに対し、本発明の同期タッピング制御方
法によれば第4図に示すようにタッピング毎のねじ山の
開始回転角度位置を一定に保つことができる。
(発明の効果) 以上のように本発明の同期タッピング制御方法によれ
ば、タッピング毎のねじ山の開始回転角度位置を常に一
定に保つことができるので、タップ交換した場合や同一
箇所の再加工の場合にプログラムを変更する必要が無く
なり、大幅な時間短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の同期タッピング制御方法を実現するNC
装置の別の一例を示すブロック図、第2図はその方法に
よるオフセットの一例を示す図、第3図は従来の同期タ
ッピング制御方法によるタッピング例を示す断面図、第
4図は本発明の同期タッピング制御方法によるタッピン
グ例を示す断面図、第5図は従来の同期タッピング制御
方法を実現するNC装置の一例を示すブロック図、第6図
はその動作例を説明するフローチャートである。 1……プログラム解釈部、2……運転用メモリ、3……
送り軸・主軸目標値演算部、4……主軸関数発生部、5
……送り軸関数発生部、6……主軸位置制御部、7……
送り軸位置制御部、8……主軸モータ、9……パルスジ
ェネレータ、10……送り軸モータ、11……検出器、12…
…送り軸方向単位換算部、13……主軸定位置停止制御
部、14,15,16……切換回路、17……オフセット設定処理
部、18……オフセット格納メモリ、19……オフセット処
理部、20……主軸定位置停止位置決定部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸の角度である主軸回転角度位置とタッ
    プの角度であるタップ回転角度位置との相関関係をオフ
    セット値として設定し、検出した前記主軸回転角度位置
    と前記オフセット値とにより前記タップ回転角度位置を
    求め、求めたタップ回転角度位置に前記主軸を停止させ
    た後に、前記タップ回転角度位置で前記主軸と送り軸と
    を同期制御してタッピングを行なうようにしたことを特
    徴とする同期タッピング制御方法。
  2. 【請求項2】主軸と送り軸との同期制御を開始してから
    被加工物の切込みを開始するまでの前記送り軸の移動距
    離であるアプローチ距離とタップのピッチとを指定し、
    前記被加工物に切込みを開始するときのタップ回転角度
    位置と前記アプローチ距離及び前記タップのピッチとに
    より前記主軸と前記送り軸との同期制御開始の際のタッ
    プ回転角度位置を求め、求めたタップ回転角度位置に前
    記主軸を停止させた後に、前記タップ回転角度位置で前
    記主軸と前記送り軸とを同期制御してタッピングを行な
    うようにしたことを特徴とする同期タッピング制御方
    法。
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JPH0326415A JPH0326415A (ja) 1991-02-05
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3229070B2 (ja) * 1993-06-01 2001-11-12 三菱電機株式会社 多数決回路及び制御ユニット及び多数決用半導体集積回路
KR100461258B1 (ko) * 2002-06-04 2004-12-10 기아자동차주식회사 차량의 디퍼렌셜케이스 보링가공용 고정장치
JP6493673B2 (ja) * 2015-04-27 2019-04-03 三菱自動車工業株式会社 加工方法
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JPH0326415A (ja) 1991-02-05

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