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JP2586593Y2 - 冷凍・冷蔵ショーケースのキャノピーランプによる店舗内装の照射構造 - Google Patents

冷凍・冷蔵ショーケースのキャノピーランプによる店舗内装の照射構造

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Publication number
JP2586593Y2
JP2586593Y2 JP576593U JP576593U JP2586593Y2 JP 2586593 Y2 JP2586593 Y2 JP 2586593Y2 JP 576593 U JP576593 U JP 576593U JP 576593 U JP576593 U JP 576593U JP 2586593 Y2 JP2586593 Y2 JP 2586593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canopy
interior
lamp
showcase
store
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP576593U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0659785U (ja
Inventor
秀典 高橋
秀夫 宮内
Original Assignee
中野冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中野冷機株式会社 filed Critical 中野冷機株式会社
Priority to JP576593U priority Critical patent/JP2586593Y2/ja
Publication of JPH0659785U publication Critical patent/JPH0659785U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2586593Y2 publication Critical patent/JP2586593Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷凍・冷蔵ショーケー
スの上方に配置される下り壁やメッセージボード等の店
舗内装の照射構造に関し、詳しくはショーケースの天井
部前端にキャノピーランプを備えた冷凍・冷蔵ショーケ
ースにおいて、該キャノピーランプを、庫内照明と内装
照明の双方に兼用するとともに、内装照明を有色光と
た照射構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどの食品販売店で
は、冷蔵食品や生鮮食品等の陳列に、冷凍・冷蔵ショー
ケースが用いられている。この冷凍・冷蔵ショーケース
は、通常、店舗の壁面に沿って配列され、その上方には
下り壁やメッセージボードが取り付けられている。そし
て、ここに陳列商品や種々のメッセージを表示してい
る。
【0003】ところで、従来の冷凍・冷蔵ショーケース
においては、前記メッセージ等の内装部分を見やすくす
るために、ショーケース天井部前端のキャノピー上部に
内装照射用ランプを設け、これで前記メッセージ等の内
装部分を照射するようにするのが一般的である。
【0004】図4はこの従来の照射構造を示すもので、
ショーケースの天井部21の前端はキャノピー22で覆
われ、その下部にはキャノピーランプ23が配置されて
いる。また、キャノピー22の上部には内装照射用ラン
プ24が配置され、その前面には照明カバー25を設け
ている。そして、このキャノピーランプ23の光をキャ
ノピー天板22aで反射して庫内を均一に照射するとと
もに、天井から垂下した下り壁26等の内装を内装照明
用ランプ24で照射するようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記の従来構造では、
庫内の照明と内装の照明とを別個に設けている関係上、
その分工事費及び消費電力が嵩むこととなっていた。し
かも、内装照明用ランプはキャノピーの上側で、かつ照
明カバーの裏側に配置されているため、着脱が不便で、
メンテナンスが面倒であるという問題もあった。
【0006】本考案は、上記実情に鑑みなされたもの
で、キャノピーランプに内装照明を兼用させて従来の内
装照明用ランプを廃止し、工事費及び消費電力の削減を
図るとともに、ランプのメンテナンスも容易に行うこと
のできる冷凍・冷蔵ショーケースのキャノピーランプに
よる店舗内装の照射構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のキャノピーラン
プによる店舗内装の照射構造は、上記目的を達成するた
め、ショーケースの天井部前端に庫内を照射するキャノ
ピーランプを配置し、該キャノピーランプの前方及び上
方をキャノピーで覆ってなる冷凍・冷蔵ショーケースに
おいて、前記キャノピーのキャノピーランプ上方位置に
開口を設け、ショーケース上方に配置した下り壁やメッ
セージボード等の店舗内装を前記キャノピーランプで照
射可能とするとともに、キャノピーランプの上部にガラ
スや透明樹脂等からなるカラーフィルタを取り付け、内
装側の照射光を有色光としたことを特徴としている。
【0008】
【作 用】このように構成することにより、キャノピー
ランプからの光は、ショーケース庫内を照射できるとと
もに、一部はキャノピー開口を通ってショーケース上方
に配置した下り壁やメッセージボード等の店舗内装を照
できるとともに、キャノピーランプの上部にカラーフ
ィルタを取り付けたので、庫内側を通常のランプ色、内
装側をカラーフィルムによる所望の有彩色とすることが
でき、色の変化を持たせることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案をオープンショーケースに適用
した一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。図1
はオープンショーケースの全体構造を示す一部断面側面
図、図2は照射構造の要部を示す側面図、図3は同じく
斜視図である。
【0010】まず図1において、食品等の商品を低温に
保って収納・陳列するオープンショーケース1は、前面
が開放されており、上部の天井部2a、背面を覆う背面
部2b、下部の底面部2c、前面下部を覆う下部前面部
2d及び両側面を覆う側面部(図示せず)に、断熱材2
eを充填して、ケーシング2が一体に形成され、これら
各部と内部パネル3との間に冷気を循環させるダクト4
が設けられている。
【0011】前記ケーシング2の上部先端位置には、内
部パネルの天板3aに、冷気をエアカーテンとして下方
に整流して吹き出すハニカム状の吐出口5が設けられ、
その前側には防露ヒータ等を内蔵したノジング部6が形
成されている。吐出口5から庫内下方に吹き出された冷
気は、下部前面部2dの後部に開口する吸込口7からダ
クト4内に導かれる。また、下部のダクト4内には前記
吸込口7から取り入れた空気を送風するファン(図示せ
ず)と、該ファンから送られた空気を冷却する蒸発器
(図示せず)が設けられ、冷気はファンによりダクト4
内を通って吐出口5から吹き出され、この冷気の循環に
よって、オープンショーケース1内の陳列棚8,8・・・
に載置された商品を冷却している。
【0012】このようなオープンショーケース1は、店
舗内において、通常その壁面に沿って横並びに配列さ
れ、またオープンショーケース1の先端上方には、図3
に詳細を示すように、下り壁15やメッセージボード1
6等の店舗内装が配置され、ここに陳列商品の商品名1
7や商品図形18を表示したり、各種のメッセージを表
示している。
【0013】そして、図2及び図3に詳細を示すよう
に、ケーシング天井部2aの前端はキャノピー9で覆わ
れていて、その下部に蛍光灯等からなるキャノピーラン
プ10,10が横方向に前後並列に配設され、このキャ
ノピーランプ10,10の光をキャノピー天板9aで反
射して庫内を均一に照らすようにしている。
【0014】このキャノピー9は、上記後側のキャノピ
ーランプ10の上方部分が開口され、該開口部11の前
側には前記キャノピー天板9aに連なる反射板9bが形
成され、また後側にはノジング部6に連なる反射板6a
が形成されている。そして、キャノピーランプ10の上
部には、ガラスや透明樹脂等からなるカラーフィルタ
(図示せず)を取り付け、内装側の照射光を有色光とし
ている。従って、キャノピーランプ10からの光は、開
口11を通って反射板9b,6aで反射されて、下り壁
11やメッセージボード16等の店舗内装に均一に照射
される。また、同一光源(キャノピーランプ10)で、
庫内側は通常のランプ色、内装側は任意の色合いの光で
照射することができて、変化を持たせることができる。
これにより、同一光源でも、店舗内の内装側の照射を様
々な色合いに変えることができて、店舗環境を変化させ
ることができる。
【0015】このように本考案によれば、店舗内装を照
射する内装照射用ランプを設けなくとも、キャノピーラ
ンプ10で下り壁15等の内装を有色光で照射すること
ができるので、キャノピー部のランプを効率よく使用す
ることができ、別個のランプを設けない分工事費の削減
や消費電力の削減を図ることができる。また、キャノピ
ーランプ10のみのメンテナンスだけで済むため、メン
テナンスが容易である。
【0016】なお、本実施例においては、本考案をオー
プンショーケースに適用した例を示したが、ショーケー
スの天井部前端にキャノピーランプを備えた冷凍・冷蔵
ショーケースであれば、他のタイプのショーケースでも
適用可能である。
【0017】
【考案の効果】本考案は以上のように構成したので、
ャノピーランプに内装照明を兼用させることができ、キ
ャノピーランプを効率よく使用できるとともに、従来の
内装照明用ランプを廃止した分、工事費や消費電力の削
減を図ることができる。また、従来の内装照明用ランプ
はキャノピーの上側で、かつ照明カバーの裏側に配置さ
れていた関係で着脱が不便でメンテナンスが面倒であっ
たが、本考案においてはキャノピーランプのメンテナン
スだけで済むため、メンテナンスも容易である。
【0018】また、本考案は、キャノピーランプの上部
にガラスや透明樹脂等からなるカラーフィルタを取り付
けて、内装側の照射光を有色光としたので、同一光源
で、庫内側は通常のランプ色、内装側は任意の色合いの
光で照射することができ、店舗環境に変化を持たせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したオープンショーケースの全体
構造を示す一部断面側面図である。
【図2】同じく照射構造の要部を示す側面図である。
【図3】同じく斜視図である。
【図4】従来の照射構造を示す側面図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケース 2 ケーシング 3 内部パネル 4 ダクト 5 吐出口 6 ノジング部 7 吸込口 8 陳列棚 9 キャノピー 10 キャノピーランプ 11 開口部 15 下り壁 16 メッセージボード 17 商品名 18 商品図形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 27/00 A47F 11/06 A47F 11/10 G09F 9/00 330

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショーケースの天井部前端に庫内を照射
    するキャノピーランプを配置し、該キャノピーランプの
    前方及び上方をキャノピーで覆ってなる冷凍・冷蔵ショ
    ーケースにおいて、前記キャノピーのキャノピーランプ
    上方位置に開口を設け、ショーケース上方に配置した下
    り壁やメッセージボード等の店舗内装を前記キャノピー
    ランプで照射可能とするとともに、前記キャノピーラン
    プの上部にガラスや透明樹脂等からなるカラーフィルタ
    を取り付け、店舗内装側の照射光を有色光としたことを
    特徴とする冷凍・冷蔵ショーケースのキャノピーランプ
    による店舗内装の照射構造。
JP576593U 1993-01-27 1993-01-27 冷凍・冷蔵ショーケースのキャノピーランプによる店舗内装の照射構造 Expired - Lifetime JP2586593Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0659785U JPH0659785U (ja) 1994-08-19
JP2586593Y2 true JP2586593Y2 (ja) 1998-12-09

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