JP2585939B2 - 破砕装置 - Google Patents
破砕装置Info
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- JP2585939B2 JP2585939B2 JP5010368A JP1036893A JP2585939B2 JP 2585939 B2 JP2585939 B2 JP 2585939B2 JP 5010368 A JP5010368 A JP 5010368A JP 1036893 A JP1036893 A JP 1036893A JP 2585939 B2 JP2585939 B2 JP 2585939B2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/96—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
- E02F3/965—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of metal-cutting or concrete-crushing implements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D17/00—Shearing machines or shearing devices cutting by blades pivoted on a single axis
- B23D17/02—Shearing machines or shearing devices cutting by blades pivoted on a single axis characterised by drives or gearings therefor
- B23D17/06—Shearing machines or shearing devices cutting by blades pivoted on a single axis characterised by drives or gearings therefor actuated by fluid or gas pressure
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G23/00—Working measures on existing buildings
- E04G23/08—Wrecking of buildings
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- E04G23/08—Wrecking of buildings
- E04G2023/086—Wrecking of buildings of tanks, reservoirs or the like
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
- Shovels (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーショベル等のア
ームの先端に取り付けて鉄骨または鉄筋コンクリート等
の老朽建造物を低騒音下で破砕解体するために使用され
る破砕装置に関するものである。
ームの先端に取り付けて鉄骨または鉄筋コンクリート等
の老朽建造物を低騒音下で破砕解体するために使用され
る破砕装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の破砕装置として、一対の
回動アームの中間部を保持枠体に枢着し、後端間に連結
した油圧シリンダを伸縮操作することにより、先端間で
コンクリート等を挟圧破砕させ、かつ、保持枠体を介し
て全体を取り付けブラケットに油圧モータで旋回させ得
るように取り付けたものが公知である(例えば、特公昭
58−30990号公報ご参照)。また、油圧モータを
使用せず、保持枠体を取り付けブラケットに旋回可能で
ブレーキ機構により自由旋回を制限するようにした方式
も特開平2−232470号公報で提案されている。
回動アームの中間部を保持枠体に枢着し、後端間に連結
した油圧シリンダを伸縮操作することにより、先端間で
コンクリート等を挟圧破砕させ、かつ、保持枠体を介し
て全体を取り付けブラケットに油圧モータで旋回させ得
るように取り付けたものが公知である(例えば、特公昭
58−30990号公報ご参照)。また、油圧モータを
使用せず、保持枠体を取り付けブラケットに旋回可能で
ブレーキ機構により自由旋回を制限するようにした方式
も特開平2−232470号公報で提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の破砕装置は、そ
れぞれに利点を備えているが、各作業現場毎に異なる種
々な作業を1台の破砕装置で遂行させることに制約があ
った。
れぞれに利点を備えているが、各作業現場毎に異なる種
々な作業を1台の破砕装置で遂行させることに制約があ
った。
【0004】本発明の目的は、上記の制約をなくし、作
業性を向上させた破砕装置を提供することにある。
業性を向上させた破砕装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、パワーショベル本体のアームの先端に起
伏回動操作可能に取り付けられた取り付けブラケット
と、取り付けブラケットに旋回可能に装着された保持枠
体と、取り付けブラケットに取り付け可能に構成され
た、保持枠体を正逆旋回駆動するための油圧モータと、
取り付けブラケットに取り付け可能に構成された、保持
枠体の旋回を制限する旋回ブレーキ機構と、一対の対称
な略L型形状をなし、その略中間位置を保持枠体に所定
距離オフセットさせて別々の枢軸により開閉回動可能に
枢着し、この枢着点から先端迄の長さ(a)と該枢着点
から後端迄の長さ(b)とをa≦bとし、かつ上記2つ
の枢軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点
(先端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先
までの垂直距離(h)に対してH≦2hとした一対の回
動アームと、一対の回動アームの後端間に連結したアー
ム開閉用の単一の油圧シリンダまたは一対の回動アーム
の後端と保持枠体との間に連結した2個の油圧シリンダ
と、一対の回動アームの中間より先端側の内側面の対向
部に着脱可能に装着されたロングカッター用刃物台と、
上記ロングカッター用刃物台と交換可能なショートカッ
ター用刃物台と、一対の回動アームの先端部内側面の対
向部に着脱可能に装着された大割り用アタッチメント
と、上記大割り用アタッチメントと交換可能な小割り用
アタッチメントとを具備し、前記取り付けブラケットに
油圧モータまたは旋回ブレーキ機構を選択的に取り付け
たことを特徴とするものである。
め、本発明は、パワーショベル本体のアームの先端に起
伏回動操作可能に取り付けられた取り付けブラケット
と、取り付けブラケットに旋回可能に装着された保持枠
体と、取り付けブラケットに取り付け可能に構成され
た、保持枠体を正逆旋回駆動するための油圧モータと、
取り付けブラケットに取り付け可能に構成された、保持
枠体の旋回を制限する旋回ブレーキ機構と、一対の対称
な略L型形状をなし、その略中間位置を保持枠体に所定
距離オフセットさせて別々の枢軸により開閉回動可能に
枢着し、この枢着点から先端迄の長さ(a)と該枢着点
から後端迄の長さ(b)とをa≦bとし、かつ上記2つ
の枢軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点
(先端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先
までの垂直距離(h)に対してH≦2hとした一対の回
動アームと、一対の回動アームの後端間に連結したアー
ム開閉用の単一の油圧シリンダまたは一対の回動アーム
の後端と保持枠体との間に連結した2個の油圧シリンダ
と、一対の回動アームの中間より先端側の内側面の対向
部に着脱可能に装着されたロングカッター用刃物台と、
上記ロングカッター用刃物台と交換可能なショートカッ
ター用刃物台と、一対の回動アームの先端部内側面の対
向部に着脱可能に装着された大割り用アタッチメント
と、上記大割り用アタッチメントと交換可能な小割り用
アタッチメントとを具備し、前記取り付けブラケットに
油圧モータまたは旋回ブレーキ機構を選択的に取り付け
たことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明は、保持枠体を正逆旋回駆動
するための油圧モ−タを取り付けブラケットに設置した
ものであり、或いは保持枠体の旋回を制限する旋回ブレ
−キ機構を取り付けブラケットに設置したものである。
さらには、本発明は、上記油圧シリンダを複数段のテレ
スコピックシリンダ構造とし、開閉動作の迅速化を図っ
ている。
するための油圧モ−タを取り付けブラケットに設置した
ものであり、或いは保持枠体の旋回を制限する旋回ブレ
−キ機構を取り付けブラケットに設置したものである。
さらには、本発明は、上記油圧シリンダを複数段のテレ
スコピックシリンダ構造とし、開閉動作の迅速化を図っ
ている。
【0007】
【作用】油圧シリンダに油圧を供給して伸縮させると、
一対の回動アームは、枢軸の回りで開閉動作し、鉄骨ま
たは鉄筋コンクリート等の解体物の破砕、ショートカッ
ターによる鉄筋等の切断、ロングカッターによるH型鋼
等の鉄骨の切断、先端部装着用アタッチメントとなる大
割り用アタッチメントによるコンクリート等の大割り、
及び小割り用アタッチメントによるコンクリート等の小
割り等の各作業を実施することができる。
一対の回動アームは、枢軸の回りで開閉動作し、鉄骨ま
たは鉄筋コンクリート等の解体物の破砕、ショートカッ
ターによる鉄筋等の切断、ロングカッターによるH型鋼
等の鉄骨の切断、先端部装着用アタッチメントとなる大
割り用アタッチメントによるコンクリート等の大割り、
及び小割り用アタッチメントによるコンクリート等の小
割り等の各作業を実施することができる。
【0008】旋回ブレーキ機構と油圧モータとは、破砕
機の大きさ作業現場等の状況によって、何れかを交換装
着すればよく、旋回ブレーキ機構を装着した場合では、
破砕対象物を一対の回動アームで挟み、挟圧するに従い
対象物に直角に破砕作用が働くよう旋回ブレーキ機構の
ブレーキ力に抗して一対の回動アームが旋回し、無理な
力が一対の回動アームに作用することを防止させること
ができる。また、油圧モータを装着した場合では、一対
の回動アームの向きの変更を油圧力で行なわせることが
できる。
機の大きさ作業現場等の状況によって、何れかを交換装
着すればよく、旋回ブレーキ機構を装着した場合では、
破砕対象物を一対の回動アームで挟み、挟圧するに従い
対象物に直角に破砕作用が働くよう旋回ブレーキ機構の
ブレーキ力に抗して一対の回動アームが旋回し、無理な
力が一対の回動アームに作用することを防止させること
ができる。また、油圧モータを装着した場合では、一対
の回動アームの向きの変更を油圧力で行なわせることが
できる。
【0009】また、一対の回動アームの枢着点から先端
迄の長さ(a)と該枢着点から後端迄の長さ(b)とを
a≦bとしてあるため、油圧シリンダの加圧力をテコ比
で増大させて大きな破砕力を比較的小さな油圧シリンダ
でも達成できる。
迄の長さ(a)と該枢着点から後端迄の長さ(b)とを
a≦bとしてあるため、油圧シリンダの加圧力をテコ比
で増大させて大きな破砕力を比較的小さな油圧シリンダ
でも達成できる。
【0010】そして、一対の回動アームを、対称な略L
型形状としてあるため、先端部の開口幅を大きくでき、
初期破砕力を大きくできると共に、余肉を無くして軽量
化が図れる。
型形状としてあるため、先端部の開口幅を大きくでき、
初期破砕力を大きくできると共に、余肉を無くして軽量
化が図れる。
【0011】さらに、上記一対の回動アームの2つの枢
軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点(先
端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先まで
の垂直距離(h)に対してH≦2hとしたから、一対の
回動アームの閉動作によって、鉄筋、鉄骨等の切断を確
実に行なわせることができる。
軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点(先
端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先まで
の垂直距離(h)に対してH≦2hとしたから、一対の
回動アームの閉動作によって、鉄筋、鉄骨等の切断を確
実に行なわせることができる。
【0012】また、本発明は、一対の回動アームを、対
称な略L型形状とすることと、上記一対の回動アームを
2個の油圧シリンダで開閉動作させることとを組合せた
場合では、一対の回動アームの最大開口時、油圧シリン
ダの伸縮方向(油圧力の作用方向)が、一対の回動アー
ムの後端に対して略接線方向となるため、油圧シリンダ
の油圧力を殆ど全部、一対の回動アームの初期破砕力と
して作用させることができる。即ち、単一の油圧シリン
ダの場合に比べて2個の油圧シリンダを使用する場合の
方が、油圧シリンダの油圧力を破砕力に有効に作用させ
ることができる。
称な略L型形状とすることと、上記一対の回動アームを
2個の油圧シリンダで開閉動作させることとを組合せた
場合では、一対の回動アームの最大開口時、油圧シリン
ダの伸縮方向(油圧力の作用方向)が、一対の回動アー
ムの後端に対して略接線方向となるため、油圧シリンダ
の油圧力を殆ど全部、一対の回動アームの初期破砕力と
して作用させることができる。即ち、単一の油圧シリン
ダの場合に比べて2個の油圧シリンダを使用する場合の
方が、油圧シリンダの油圧力を破砕力に有効に作用させ
ることができる。
【0013】そして、上記油圧シリンダを複数段のテレ
スコピックシリンダ構造とすることにより、一対の回動
アームの閉動作時、ピストン有効断面積の大きい順に動
作するため、大きい破砕力が要求される破砕初期の段階
では、大きい破砕力を発揮させ、破砕の進行と共に破砕
力を段階的に縮小変化させることができ、かつ、閉鎖速
度は、段階的に増大させることができる。一方、一対の
回動アームの開放動作時では、上記と逆順序で動作し、
開放復帰速度が向上する。従って、破砕動作のサイクル
タイムを短縮することができる。
スコピックシリンダ構造とすることにより、一対の回動
アームの閉動作時、ピストン有効断面積の大きい順に動
作するため、大きい破砕力が要求される破砕初期の段階
では、大きい破砕力を発揮させ、破砕の進行と共に破砕
力を段階的に縮小変化させることができ、かつ、閉鎖速
度は、段階的に増大させることができる。一方、一対の
回動アームの開放動作時では、上記と逆順序で動作し、
開放復帰速度が向上する。従って、破砕動作のサイクル
タイムを短縮することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明に係る破砕装置をパワーショベ
ルに装着した概略側面図であって、(A)はパワーショ
ベル本体、(B)はアーム、(C)は破砕装置を示す。
ルに装着した概略側面図であって、(A)はパワーショ
ベル本体、(B)はアーム、(C)は破砕装置を示す。
【0015】破砕装置(C)は、図2の(A)(B)に
示すように、一対の回動アーム(1)(1)を保持枠体
(2)に単一の油圧シリンダ(3)の伸縮動作で開閉動
作する如く枢着し、或いは、図3の(A)(B)に示す
ように、一対の回動アーム(1)(1)を保持枠体
(2)に別々の油圧シリンダ(3)(3)の伸縮動作で
開閉動作する如く枢着してある。別々の油圧シリンダ
(3)(3)を使用する場合では、図3の(C)に示す
ように、破砕サイクルタイムを減少させるよう複数段の
テレスコピックシリンダ構造を採用するのが好ましい。
なお、単一の油圧シリンダ(3)を使用する場合でも、
複数段のテレスコピックシリンダ構造を採用してもよ
い。
示すように、一対の回動アーム(1)(1)を保持枠体
(2)に単一の油圧シリンダ(3)の伸縮動作で開閉動
作する如く枢着し、或いは、図3の(A)(B)に示す
ように、一対の回動アーム(1)(1)を保持枠体
(2)に別々の油圧シリンダ(3)(3)の伸縮動作で
開閉動作する如く枢着してある。別々の油圧シリンダ
(3)(3)を使用する場合では、図3の(C)に示す
ように、破砕サイクルタイムを減少させるよう複数段の
テレスコピックシリンダ構造を採用するのが好ましい。
なお、単一の油圧シリンダ(3)を使用する場合でも、
複数段のテレスコピックシリンダ構造を採用してもよ
い。
【0016】一対の回動アーム(1)(1)は、余肉を
無くしてできるだけコンパクトで軽い構造とし、かつ、
先端部の開口幅を大きくし、しかも、開口部に大きな力
が掛かるようにするために、対称な略L型形状となし、
その略中間位置を保持枠体(2)に所定距離オフセット
させて別々の枢軸(4)(4)によって対称的に枢着す
る。上記回動アーム(1)の枢軸(4)から先端までの
長さ(a)と枢軸(4)から後端までの長さ(b)とは
a≦bとしてある。また、枢軸(4)(4)のオフセッ
ト量(H)は、回動アーム(1)の枢着点と先端作用点
(先端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先
までの垂直距離(h)に対してH≦2hとする。
無くしてできるだけコンパクトで軽い構造とし、かつ、
先端部の開口幅を大きくし、しかも、開口部に大きな力
が掛かるようにするために、対称な略L型形状となし、
その略中間位置を保持枠体(2)に所定距離オフセット
させて別々の枢軸(4)(4)によって対称的に枢着す
る。上記回動アーム(1)の枢軸(4)から先端までの
長さ(a)と枢軸(4)から後端までの長さ(b)とは
a≦bとしてある。また、枢軸(4)(4)のオフセッ
ト量(H)は、回動アーム(1)の枢着点と先端作用点
(先端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先
までの垂直距離(h)に対してH≦2hとする。
【0017】保持枠体(2)は、後部から前方に向けて
2股に分かれており、その先端部間で回動アーム(1)
(1)を枢軸(4)(4)を介して開閉動作可能に枢着
してある。保持枠体(2)の後部は、旋回座軸受(5)
を介して取り付けブラケット(6)に自由旋回可能に装
着してある。この取り付けブラケット(6)は、パワー
ショベル本体(A)のアーム(B)の先端に起伏回動可
能にピンで連結されている。
2股に分かれており、その先端部間で回動アーム(1)
(1)を枢軸(4)(4)を介して開閉動作可能に枢着
してある。保持枠体(2)の後部は、旋回座軸受(5)
を介して取り付けブラケット(6)に自由旋回可能に装
着してある。この取り付けブラケット(6)は、パワー
ショベル本体(A)のアーム(B)の先端に起伏回動可
能にピンで連結されている。
【0018】保持枠体(2)の後端には、図4の(A)
及び図5に示すように、内歯車をもつリングギア(7)
が一体的に固着され、このリングギア(7)に噛合する
ピニオン(8)が取り付けブラケット(6)にピニオン
軸(9)を介して回転可能に軸承されている。
及び図5に示すように、内歯車をもつリングギア(7)
が一体的に固着され、このリングギア(7)に噛合する
ピニオン(8)が取り付けブラケット(6)にピニオン
軸(9)を介して回転可能に軸承されている。
【0019】ピニオン軸(9)には、保持枠体(2)の
自由旋回を制限する旋回ブレーキ機構(D)または保持
枠体(2)を正逆旋回駆動するための油圧モータ(E)
かが着脱交換可能に装着してある。
自由旋回を制限する旋回ブレーキ機構(D)または保持
枠体(2)を正逆旋回駆動するための油圧モータ(E)
かが着脱交換可能に装着してある。
【0020】先ず、旋回ブレーキ機構(D)は、図4の
(A)に示すように、ピニオン軸(9)の後端上にキー
嵌合されたハブ(10)と、このハブ(10)上にブッ
シュ(11a)を介して遊嵌され、かつ、取り付けブラ
ケット(6)に固着された軸受フランジ(11)に係止
されたディスク(12)と、ディスク(12)の両側に
配置した摩擦板(13)と、摩擦板(13)にプレート
(14)を介して圧接力を加えるコイルスプリング(1
5)と、ピニオン軸(9)の後端上に螺合され、圧接プ
レート(17)を介してコイルスプリング(15)の圧
接力を調節する調節ボルト(16)とからなり、全体を
カバー(18)で被覆させてなるものである。通常で
は、取り付けブラケット(6)に固着された軸受フラン
ジ(11)に係止させたディスク(12)に摩擦板(1
3)(13)を介してハブ(10)のフランジ部(10
a)をコイルスプリング(15)の圧接力で挟圧させ、
ピニオン軸(9)の回転を制限する。これにより、リン
グギア(7)の回転が制限され、保持枠体(2)の自由
旋回が制限される。従って、旋回ブレーキ機構(D)
は、保持枠体(2)の自由旋回を制限するトルクリミッ
タとなるもので、その制限トルクは、調節ボルト(1
6)により外部から自由に設定変更することができる。
(A)に示すように、ピニオン軸(9)の後端上にキー
嵌合されたハブ(10)と、このハブ(10)上にブッ
シュ(11a)を介して遊嵌され、かつ、取り付けブラ
ケット(6)に固着された軸受フランジ(11)に係止
されたディスク(12)と、ディスク(12)の両側に
配置した摩擦板(13)と、摩擦板(13)にプレート
(14)を介して圧接力を加えるコイルスプリング(1
5)と、ピニオン軸(9)の後端上に螺合され、圧接プ
レート(17)を介してコイルスプリング(15)の圧
接力を調節する調節ボルト(16)とからなり、全体を
カバー(18)で被覆させてなるものである。通常で
は、取り付けブラケット(6)に固着された軸受フラン
ジ(11)に係止させたディスク(12)に摩擦板(1
3)(13)を介してハブ(10)のフランジ部(10
a)をコイルスプリング(15)の圧接力で挟圧させ、
ピニオン軸(9)の回転を制限する。これにより、リン
グギア(7)の回転が制限され、保持枠体(2)の自由
旋回が制限される。従って、旋回ブレーキ機構(D)
は、保持枠体(2)の自由旋回を制限するトルクリミッ
タとなるもので、その制限トルクは、調節ボルト(1
6)により外部から自由に設定変更することができる。
【0021】油圧モータ(E)は、ピニオン軸(9)を
含めて旋回ブレーキ機構(D)全体を軸受フランジ(1
1)と共に取り付けブラケット(6)から抜き取って、
その後に、図5に示すように、油圧モータ(E)を固着
し、その出力軸(19)の先端にピニオン(8)を固着
するものである。
含めて旋回ブレーキ機構(D)全体を軸受フランジ(1
1)と共に取り付けブラケット(6)から抜き取って、
その後に、図5に示すように、油圧モータ(E)を固着
し、その出力軸(19)の先端にピニオン(8)を固着
するものである。
【0022】取り付けブラケット(6)と保持枠体
(2)の後端との間には、図4の(A)及び図5に示す
ように、油圧配管接続用のスイベルジョイント(22)
が軸承され、このスイベルジョイント(22)の設置位
置は、取り付けブラケット(6)に対する保持枠体
(2)の旋回中心位置としてある。
(2)の後端との間には、図4の(A)及び図5に示す
ように、油圧配管接続用のスイベルジョイント(22)
が軸承され、このスイベルジョイント(22)の設置位
置は、取り付けブラケット(6)に対する保持枠体
(2)の旋回中心位置としてある。
【0023】油圧パワーユニットは、パワーショベル本
体(A)に装備され、かつ、パワーショベル本体(A)
のエンジンによって駆動される。そして、油圧パワーユ
ニットで発生させた油圧力は、油圧配管によって、パワ
ーショベル本体(A)のアーム(B)の起伏シリンダ及
びアーム(B)の先端の取り付けブラケット(6)の起
伏シリンダ並びにアーム(B)の先端を経由して上記ス
イベルジョイント(22)に導かれる。このスイベルジ
ョイント(22)から一対の回動アーム(1)(1)の
開閉用油圧シリンダ(3)と油圧モータ(E)とに油圧
配管が分岐接続され、これらの油圧配管の途中には、方
向切り替え電磁弁が夫々設置され、これら方向切り替え
電磁弁は、パワーショベル本体(A)の運転席から遠隔
操作可能とされる。
体(A)に装備され、かつ、パワーショベル本体(A)
のエンジンによって駆動される。そして、油圧パワーユ
ニットで発生させた油圧力は、油圧配管によって、パワ
ーショベル本体(A)のアーム(B)の起伏シリンダ及
びアーム(B)の先端の取り付けブラケット(6)の起
伏シリンダ並びにアーム(B)の先端を経由して上記ス
イベルジョイント(22)に導かれる。このスイベルジ
ョイント(22)から一対の回動アーム(1)(1)の
開閉用油圧シリンダ(3)と油圧モータ(E)とに油圧
配管が分岐接続され、これらの油圧配管の途中には、方
向切り替え電磁弁が夫々設置され、これら方向切り替え
電磁弁は、パワーショベル本体(A)の運転席から遠隔
操作可能とされる。
【0024】一対の回動アーム(1)(1)の枢軸
(4)(4)の近傍で、かつ、両枢軸(4)(4)から
等距離の位置の両回動アーム(1)(1)の一部に、図
4の(B)(C)に示すように、略半円弧状の凹部(1
a)(1a)を対向して形成し、両凹部(1a)(1
a)に円形の同調ピン(23)を抱持させ、これによっ
て、一方の回動アーム(1)が回動するとき、その凹部
(1a)によって同調ピン(23)が枢軸(4)の回り
を移動し、これによって、他方の凹部(1a)を介して
他方の回動アーム(1)が枢軸(4)を中心として同一
角度だけ同調して回動せしめられる。この同調回動機構
は、1本シリンダ方式の場合にのみ採用するものであ
る。なお、1本シリンダ方式で複数段のテレスコピック
シリンダ構造を採用する場合にも、上記同調回動機構を
採用するのが好ましい。
(4)(4)の近傍で、かつ、両枢軸(4)(4)から
等距離の位置の両回動アーム(1)(1)の一部に、図
4の(B)(C)に示すように、略半円弧状の凹部(1
a)(1a)を対向して形成し、両凹部(1a)(1
a)に円形の同調ピン(23)を抱持させ、これによっ
て、一方の回動アーム(1)が回動するとき、その凹部
(1a)によって同調ピン(23)が枢軸(4)の回り
を移動し、これによって、他方の凹部(1a)を介して
他方の回動アーム(1)が枢軸(4)を中心として同一
角度だけ同調して回動せしめられる。この同調回動機構
は、1本シリンダ方式の場合にのみ採用するものであ
る。なお、1本シリンダ方式で複数段のテレスコピック
シリンダ構造を採用する場合にも、上記同調回動機構を
採用するのが好ましい。
【0025】次に、一対の回動アーム(1)(1)の中
間より先端側の内側面の対向部に図6の(A)〜(J)
及び図7の(A)〜(L)に示すように、長短の鉄骨、
鉄筋切断用アタッチメントとなるロングカッター用刃物
台(24)と、クラッシャー(25)を先端側に一体に
配したショートカッター用刃物台(26)とを着脱交換
可能に装着するための取り付け凹部(1b)を形成し、
さらに、一対の回動アーム(1)(1)の先端部内側面
の対向部に先端部装着用アタッチメントとなる大割り用
アタッチメント(27)及び小割り用アタッチメント
(28)を着脱交換可能に装着するための凹部(1c)
を形成している。
間より先端側の内側面の対向部に図6の(A)〜(J)
及び図7の(A)〜(L)に示すように、長短の鉄骨、
鉄筋切断用アタッチメントとなるロングカッター用刃物
台(24)と、クラッシャー(25)を先端側に一体に
配したショートカッター用刃物台(26)とを着脱交換
可能に装着するための取り付け凹部(1b)を形成し、
さらに、一対の回動アーム(1)(1)の先端部内側面
の対向部に先端部装着用アタッチメントとなる大割り用
アタッチメント(27)及び小割り用アタッチメント
(28)を着脱交換可能に装着するための凹部(1c)
を形成している。
【0026】ロングカッター用刃物台(24)は、図6
の(D)(E)及び図7の(I)に示すように、断面L
型をなし、背面に形成した複数(例えば、3個)の位置
決め突起(24a)を回動アーム(1)の凹部(1b)
の位置決め孔(1e)に嵌合して位置決めし、この状態
でロングカッター用刃物台(24)を回動アーム(1)
の凹部(1b)に複数本(例えば、6本)のボルト(2
9)で取り付けるようにしてあり、このロングカッター
用刃物台(24)の前面側に全長に亘ってロングカッタ
ー(30)を複数本のボルト(31)で取り付けるため
の取り付け台部(24b)が形成してある。
の(D)(E)及び図7の(I)に示すように、断面L
型をなし、背面に形成した複数(例えば、3個)の位置
決め突起(24a)を回動アーム(1)の凹部(1b)
の位置決め孔(1e)に嵌合して位置決めし、この状態
でロングカッター用刃物台(24)を回動アーム(1)
の凹部(1b)に複数本(例えば、6本)のボルト(2
9)で取り付けるようにしてあり、このロングカッター
用刃物台(24)の前面側に全長に亘ってロングカッタ
ー(30)を複数本のボルト(31)で取り付けるため
の取り付け台部(24b)が形成してある。
【0027】ショートカッター用刃物台(26)は、図
6の(H)〜(J)及び図7の(J)に示すように、全
長がロングカッター用刃物台(24)と同一長さとさ
れ、背面に形成した複数(例えば、3個)の位置決め突
起(26a)を回動アーム(1)の凹部(1b)の位置
決め孔(1e)に嵌合して位置決めし、この状態でショ
ートカッター用刃物台(26)を回動アーム(1)の凹
部(1b)に複数本(例えば、6本)のボルト(29)
で取り付けるようにしてあり、このショートカッター用
刃物台(26)の先端側にはクラッシャー(25)が形
成してあり、後端側にはショートカッター(32)を複
数本のボルト(33)で取り付けるためのL型取り付け
台部(26b)が形成してある。
6の(H)〜(J)及び図7の(J)に示すように、全
長がロングカッター用刃物台(24)と同一長さとさ
れ、背面に形成した複数(例えば、3個)の位置決め突
起(26a)を回動アーム(1)の凹部(1b)の位置
決め孔(1e)に嵌合して位置決めし、この状態でショ
ートカッター用刃物台(26)を回動アーム(1)の凹
部(1b)に複数本(例えば、6本)のボルト(29)
で取り付けるようにしてあり、このショートカッター用
刃物台(26)の先端側にはクラッシャー(25)が形
成してあり、後端側にはショートカッター(32)を複
数本のボルト(33)で取り付けるためのL型取り付け
台部(26b)が形成してある。
【0028】一対の回動アーム(1)(1)に取り付け
られる刃物は、互いに食違い状に開閉動作して鉄骨や鉄
筋を剪断するような位置関係に取り付けられるものであ
る。しかし、クラッシャー(25)は、互いに対向させ
てコンクリート等の解体物を食い千切るように破砕する
ように構成されている。
られる刃物は、互いに食違い状に開閉動作して鉄骨や鉄
筋を剪断するような位置関係に取り付けられるものであ
る。しかし、クラッシャー(25)は、互いに対向させ
てコンクリート等の解体物を食い千切るように破砕する
ように構成されている。
【0029】先端部装着用アタッチメントとなる大割り
用アタッチメント(27)は、図7の(A)〜(D)及
び(K)に示すように、先端面に解体物を大割りするた
めの単一の突起(27a)を有し、その背面は、回動ア
ーム(1)の凹部(1c)に相補的に嵌合する凸円弧状
(27b)としてあり、さらに、背面側の両側に背面側
へ延びる取り付け脚部(27c)(27c)を一体に有
し、この取り付け脚部(27c)(27c)を回動アー
ム(1)の先端の両側面間に嵌合してボルト(34)と
ナット(35)とで取り付けるようにしている。なお、
回動アーム(1)の先端及び取り付け脚部(27c)
(27c)にはボルト孔(1d)(27d)(27d)
が形成されており、さらに、一方の取り付け脚部(27
c)には、ボルト(34)の頭部に嵌合して回り止めを
行なわせる回り止めプレート(36)の嵌合凹部(27
e)が形成され、この凹部(27e)に回り止めプレー
ト(36)がボルト(37)で固着される。上記大割り
用アタッチメント(27)は、一対の回動アーム(1)
(1)の先端部に互いに対向して取り付けられ、解体物
を大割りする場合に使用される。
用アタッチメント(27)は、図7の(A)〜(D)及
び(K)に示すように、先端面に解体物を大割りするた
めの単一の突起(27a)を有し、その背面は、回動ア
ーム(1)の凹部(1c)に相補的に嵌合する凸円弧状
(27b)としてあり、さらに、背面側の両側に背面側
へ延びる取り付け脚部(27c)(27c)を一体に有
し、この取り付け脚部(27c)(27c)を回動アー
ム(1)の先端の両側面間に嵌合してボルト(34)と
ナット(35)とで取り付けるようにしている。なお、
回動アーム(1)の先端及び取り付け脚部(27c)
(27c)にはボルト孔(1d)(27d)(27d)
が形成されており、さらに、一方の取り付け脚部(27
c)には、ボルト(34)の頭部に嵌合して回り止めを
行なわせる回り止めプレート(36)の嵌合凹部(27
e)が形成され、この凹部(27e)に回り止めプレー
ト(36)がボルト(37)で固着される。上記大割り
用アタッチメント(27)は、一対の回動アーム(1)
(1)の先端部に互いに対向して取り付けられ、解体物
を大割りする場合に使用される。
【0030】また、もう一方の先端部装着用アタッチメ
ントとなる小割り用アタッチメント(28)は、図7の
(E)〜(H)及び(L)に示すように、先端面が複数
の小分割された凸部(28a)を有し、その背面(28
b)は、回動アーム(1)の凹部(1c)に相補的に嵌
合する凸円弧状としてあり、さらに、背面側の両側に背
面側へ延びる取り付け脚部(28c)(28c)を一体
に有し、この取り付け脚部(28c)(28c)を回動
アーム(1)の先端の両側面間に嵌合してボルト(3
4)とナット(35)とで取り付けるようにしている。
なお、回動アーム(1)の先端及び取り付け脚部(28
c)(28c)にはボルト孔(1d)(28d)(28
d)が形成されており、さらに、一方の取り付け脚部
(28c)には、ボルト(34)の頭部に嵌合して回り
止めを行なわせる回り止めプレート(36)の嵌合凹部
(28e)が形成され、この凹部(28e)に回り止め
プレート(36)がボルト(37)で固着される。上記
小割り用アタッチメント(28)は、一対の回動アーム
(1)(1)の先端部に互いに対向して取り付けられ、
コンクリート等の解体物を小割りする場合に使用され
る。
ントとなる小割り用アタッチメント(28)は、図7の
(E)〜(H)及び(L)に示すように、先端面が複数
の小分割された凸部(28a)を有し、その背面(28
b)は、回動アーム(1)の凹部(1c)に相補的に嵌
合する凸円弧状としてあり、さらに、背面側の両側に背
面側へ延びる取り付け脚部(28c)(28c)を一体
に有し、この取り付け脚部(28c)(28c)を回動
アーム(1)の先端の両側面間に嵌合してボルト(3
4)とナット(35)とで取り付けるようにしている。
なお、回動アーム(1)の先端及び取り付け脚部(28
c)(28c)にはボルト孔(1d)(28d)(28
d)が形成されており、さらに、一方の取り付け脚部
(28c)には、ボルト(34)の頭部に嵌合して回り
止めを行なわせる回り止めプレート(36)の嵌合凹部
(28e)が形成され、この凹部(28e)に回り止め
プレート(36)がボルト(37)で固着される。上記
小割り用アタッチメント(28)は、一対の回動アーム
(1)(1)の先端部に互いに対向して取り付けられ、
コンクリート等の解体物を小割りする場合に使用され
る。
【0031】本発明は、以上の構成からなり、次に動作
の一例を説明する。先ず、パワーショベル本体(A)を
操作してアーム(B)及び破砕装置(C)を動作させ
る。
の一例を説明する。先ず、パワーショベル本体(A)を
操作してアーム(B)及び破砕装置(C)を動作させ
る。
【0032】この動作に必要な動力源は、パワーショベ
ル本体(A)のエンジンによって駆動される油圧パワー
ユニットから取り出され、夫々運転席の操作レバーまた
は操作ボタンにより操作される。
ル本体(A)のエンジンによって駆動される油圧パワー
ユニットから取り出され、夫々運転席の操作レバーまた
は操作ボタンにより操作される。
【0033】破砕装置(C)の油圧シリンダ(3)に
は、パワーショベル本体(A)側からアーム(B)に沿
った配管を経て取り付けブラケット(6)のスイベルジ
ョイント(22)を介して油圧配管が接続される。2本
シリンダ方式の場合は、2つの油圧シリンダ(3)
(3)を並列接続で油圧供給源に接続する。
は、パワーショベル本体(A)側からアーム(B)に沿
った配管を経て取り付けブラケット(6)のスイベルジ
ョイント(22)を介して油圧配管が接続される。2本
シリンダ方式の場合は、2つの油圧シリンダ(3)
(3)を並列接続で油圧供給源に接続する。
【0034】油圧シリンダ(3)に油圧を供給して伸縮
させると、一対の回動アーム(1)(1)は、枢軸
(4)(4)の回りで開閉動作し、アタッチメント(2
7)(28)による最大寸法物の破砕、ショートカッタ
ー(32)による鉄筋等の切断、ロングカッター(3
0)によるH型鋼等の鉄骨の切断、クラッシャー(2
5)によるコンクリート等の小割り等の各作業を実施す
ることができる。
させると、一対の回動アーム(1)(1)は、枢軸
(4)(4)の回りで開閉動作し、アタッチメント(2
7)(28)による最大寸法物の破砕、ショートカッタ
ー(32)による鉄筋等の切断、ロングカッター(3
0)によるH型鋼等の鉄骨の切断、クラッシャー(2
5)によるコンクリート等の小割り等の各作業を実施す
ることができる。
【0035】旋回ブレーキ機構(D)と油圧モータ
(E)とは、ピニオン軸(9)の後端に着脱交換可能に
装着したことによって、作業現場等の状況によって、何
れかを交換装着すればよく、旋回ブレーキ機構(D)を
装着した場合では、破砕対象物を一対の回動アーム
(1)(1)で挟圧破砕する際、その反力の大きさに応
じて旋回ブレーキ機構(D)のブレーキ力に抗して一対
の回動アーム(1)(1)が旋回し、無理な力が一対の
回動アーム(1)(1)に作用することを防止させるこ
とができる。また、油圧モータ(E)を装着した場合で
は、一対の回動アーム(1)(1)の向きの変更を油圧
力で行なわせることができる。そして、一対の回動アー
ム(1)(1)で破砕対象物を挟圧破砕する際、油圧モ
ータ(E)の給油路と排油路との間をブレーキ弁を介し
て連通させておくことによって、一対の回動アーム
(1)(1)に無理な力が作用したとき、上記ブレーキ
弁を開放させて一対の回動アーム(1)(1)を旋回さ
せ、無理な力を逃がすことができる。
(E)とは、ピニオン軸(9)の後端に着脱交換可能に
装着したことによって、作業現場等の状況によって、何
れかを交換装着すればよく、旋回ブレーキ機構(D)を
装着した場合では、破砕対象物を一対の回動アーム
(1)(1)で挟圧破砕する際、その反力の大きさに応
じて旋回ブレーキ機構(D)のブレーキ力に抗して一対
の回動アーム(1)(1)が旋回し、無理な力が一対の
回動アーム(1)(1)に作用することを防止させるこ
とができる。また、油圧モータ(E)を装着した場合で
は、一対の回動アーム(1)(1)の向きの変更を油圧
力で行なわせることができる。そして、一対の回動アー
ム(1)(1)で破砕対象物を挟圧破砕する際、油圧モ
ータ(E)の給油路と排油路との間をブレーキ弁を介し
て連通させておくことによって、一対の回動アーム
(1)(1)に無理な力が作用したとき、上記ブレーキ
弁を開放させて一対の回動アーム(1)(1)を旋回さ
せ、無理な力を逃がすことができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、鉄骨、鉄筋コンクリー
ト等の解体物の切断、破砕、該解体物に含まれる鉄筋、
鉄骨等の切断、コンクリート等の大割り及び小割り等の
各作業を1台の機械で実施することができる。
ト等の解体物の切断、破砕、該解体物に含まれる鉄筋、
鉄骨等の切断、コンクリート等の大割り及び小割り等の
各作業を1台の機械で実施することができる。
【0037】しかも、旋回ブレーキ機構と油圧モータと
は、作業現場等の状況によって、何れかを交換装着すれ
ばよく、旋回ブレーキ機構を装着した場合では、破砕対
象物を一対の回動アームで挟圧破砕する際、その反力の
大きさに応じて旋回ブレーキ機構のブレーキ力に抗して
一対の回動アームが旋回し、無理な力が一対の回動アー
ムに作用することを防止させることができる。また、油
圧モータを装着した場合では、一対の回動アームの向き
の変更を油圧力で行なわせることができる。
は、作業現場等の状況によって、何れかを交換装着すれ
ばよく、旋回ブレーキ機構を装着した場合では、破砕対
象物を一対の回動アームで挟圧破砕する際、その反力の
大きさに応じて旋回ブレーキ機構のブレーキ力に抗して
一対の回動アームが旋回し、無理な力が一対の回動アー
ムに作用することを防止させることができる。また、油
圧モータを装着した場合では、一対の回動アームの向き
の変更を油圧力で行なわせることができる。
【0038】また、一対の回動アームの枢着点から先端
迄の長さ(a)と該枢着点から後端迄の長さ(b)とを
a≦bとしてあるため、油圧シリンダの加圧力をテコ比
で増大させて大きな破砕力を発生させることができる。
迄の長さ(a)と該枢着点から後端迄の長さ(b)とを
a≦bとしてあるため、油圧シリンダの加圧力をテコ比
で増大させて大きな破砕力を発生させることができる。
【0039】また、テレスコピックシリンダをアーム開
閉用に使用する時には、最大開口幅において必要な最大
破砕力を油圧シリンダの最大油圧面積にて発揮でき、開
口幅が縮小するにつれて油圧面積は段階的に縮小する
が、切断破砕力は、旋回中心に近付くのでアームの押し
力が減少しても必要にして十分な切断破砕力は得られ
る。しかも、戻り行程では油圧ポンプの吐出量が一定と
すると、早い開口行程で次の動作に移れて、作業サイク
ルタイムを短縮できる効果がある。
閉用に使用する時には、最大開口幅において必要な最大
破砕力を油圧シリンダの最大油圧面積にて発揮でき、開
口幅が縮小するにつれて油圧面積は段階的に縮小する
が、切断破砕力は、旋回中心に近付くのでアームの押し
力が減少しても必要にして十分な切断破砕力は得られ
る。しかも、戻り行程では油圧ポンプの吐出量が一定と
すると、早い開口行程で次の動作に移れて、作業サイク
ルタイムを短縮できる効果がある。
【0040】そして、一対の回動アームを、対称な略L
型形状としてあるため、先端部の開口幅を大きくでき、
しかも、余肉を無くして軽量化が図れる。
型形状としてあるため、先端部の開口幅を大きくでき、
しかも、余肉を無くして軽量化が図れる。
【0041】さらに、上記一対の回動アームの2つの枢
軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点(先
端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先まで
の垂直距離(h)に対してH≦2hとしたから、一対の
回動アームの閉動作によって、鉄筋、鉄骨等の切断を確
実に行なわせることができる。
軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点(先
端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先まで
の垂直距離(h)に対してH≦2hとしたから、一対の
回動アームの閉動作によって、鉄筋、鉄骨等の切断を確
実に行なわせることができる。
【図1】本発明に係る破砕装置をパワーショベルに装着
した概略側面図。
した概略側面図。
【図2】(A)は本発明の破砕装置の第1の実施例を示
す平面図、(B)はその側面図。
す平面図、(B)はその側面図。
【図3】(A)は本発明の破砕装置の第2の実施例を示
す平面図、(B)はその側面図、(C)は油圧シリンダ
の第2の実施例における他の構成を示す概略縦断面図。
す平面図、(B)はその側面図、(C)は油圧シリンダ
の第2の実施例における他の構成を示す概略縦断面図。
【図4】(A)は旋回ブレーキ機構の一例を示す拡大縦
断側面図、(B)は同調回動機構の一例を示す要部拡大
横断平面図、(C)はその縦断側面図。
断側面図、(B)は同調回動機構の一例を示す要部拡大
横断平面図、(C)はその縦断側面図。
【図5】油圧モータによる旋回駆動機構の一例を示す拡
大縦断側面図。
大縦断側面図。
【図6】(A)は回動アーム単体の側面図、(B)はそ
の展開底面図、(C)はロングカッター用刃物台の背面
図、(D)はその側面図、(E)はその端面図、(F)
はロングカッターの平面図、(G)はその断面図、
(H)はショートカッター用刃物台の背面図、(I)は
その側面図、(J)はショートカッターの平面図。
の展開底面図、(C)はロングカッター用刃物台の背面
図、(D)はその側面図、(E)はその端面図、(F)
はロングカッターの平面図、(G)はその断面図、
(H)はショートカッター用刃物台の背面図、(I)は
その側面図、(J)はショートカッターの平面図。
【図7】(A)は大割り用アタッチメントの左側面図、
(B)はその中央縦断側面図、(C)はその正面図、
(D)はその右側面図、(E)は小割り用アタッチメン
トの左側面図、(F)はその中央縦断側面図、(G)は
その正面図、(H)はその右側面図、(I)はロングカ
ッター用刃物台の取り付け要領を示す分解斜視図、
(J)はショートカッター用刃物台の取り付け要領を示
す分解斜視図、(K)は大割り用アタッチメントの取り
付け要領を示す分解斜視図、(L)は小割り用アタッチ
メントの取り付け要領を示す分解斜視図。
(B)はその中央縦断側面図、(C)はその正面図、
(D)はその右側面図、(E)は小割り用アタッチメン
トの左側面図、(F)はその中央縦断側面図、(G)は
その正面図、(H)はその右側面図、(I)はロングカ
ッター用刃物台の取り付け要領を示す分解斜視図、
(J)はショートカッター用刃物台の取り付け要領を示
す分解斜視図、(K)は大割り用アタッチメントの取り
付け要領を示す分解斜視図、(L)は小割り用アタッチ
メントの取り付け要領を示す分解斜視図。
A パワーショベル本体 B アーム C 破砕装置 D 旋回ブレーキ機構 E 油圧モータ 1 回動アーム 2 保持枠体 3 油圧シリンダ 4 枢軸 6 取り付けブラケット 24 ロングカッター用刃物台 26 ショートカッター用刃物台 27 大割り用アタッチメント 28 小割り用アタッチメント 30 ロングカッター 32 ショートカッター
Claims (4)
- 【請求項1】 パワーショベル本体のアームの先端に起
伏回動操作可能に取り付けられた取り付けブラケット
と、取り付けブラケットに旋回可能に装着された保持枠
体と、取り付けブラケットに取り付け可能に構成され
た、保持枠体を正逆旋回駆動するための油圧モータと、
取り付けブラケットに取り付け可能に構成された、保持
枠体の旋回を制限する旋回ブレーキ機構と、一対の対称
な略L型形状をなし、その略中間位置を保持枠体に所定
距離オフセットさせて別々の枢軸により開閉回動可能に
枢着し、この枢着点から先端迄の長さ(a)と該枢着点
から後端迄の長さ(b)とをa≦bとし、かつ上記2つ
の枢軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点
(先端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先
までの垂直距離(h)に対してH≦2hとした一対の回
動アームと、一対の回動アームの後端間に連結したアー
ム開閉用の単一の油圧シリンダまたは一対の回動アーム
の後端と保持枠体との間に連結した2個の油圧シリンダ
と、一対の回動アームの中間より先端側の内側面の対向
部に着脱可能に装着されたロングカッター用刃物台と、
上記ロングカッター用刃物台と交換可能なショートカッ
ター用刃物台と、一対の回動アームの先端部内側面の対
向部に着脱可能に装着された大割り用アタッチメント
と、上記大割り用アタッチメントと交換可能な小割り用
アタッチメントとを具備し、前記取り付けブラケットに
油圧モータまたは旋回ブレーキ機構を選択的に取り付け
たことを特徴とする破砕装置。 - 【請求項2】 パワーショベル本体のアームの先端に起
伏回動操作可能に取り付けられた取り付けブラケット
と、取り付けブラケットに旋回可能に装着された保持枠
体と、取り付けブラケットに取り付けられた、保持枠体
を正逆旋回駆動するための油圧モータと、一対の対称な
略L型形状をなし、その略中間位置を保持枠体に所定距
離オフセットさせて別々の枢軸により開閉回動可能に枢
着し、この枢着点から先端迄の長さ(a)と該枢着点か
ら後端迄の長さ(b)とをa≦bとし、かつ上記2つの
枢軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点
(先端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先
までの垂直距離(h)に対してH≦2hとした一対の回
動アームと、一対の回動アームの後端間に連結したアー
ム開閉用の単一の油圧シリンダまたは一対の回動アーム
の後端と保持枠体との間に連結した2個の油圧シリンダ
と、一対の回動アームの中間より先端側の内側面の対向
部に着脱可能に装着されたロングカッター用刃物台と、
上記ロングカッター用刃物台と交換可能なショートカッ
ター用刃物台と、一対の回動アームの先端部内側面の対
向部に着脱可能に装着された大割り用アタッチメント
と、上記大割り用アタッチメントと交換可能な小割り用
アタッチメントとを具備したことを特徴とする破砕装
置。 - 【請求項3】 パワーショベル本体のアームの先端に起
伏回動操作可能に取り付けられた取り付けブラケット
と、取り付けブラケットに旋回可能に装着された保持枠
体と、取り付けブラケットに取り付けられた、保持枠体
の旋回を制限する旋回ブレーキ機構と、一対の対称な略
L型形状をなし、その略中間位置を保持枠体に所定距離
オフセットさせて別々の枢軸により開閉回動可能に枢着
し、この枢着点から先端迄の長さ(a)と該枢着点から
後端迄の長さ(b)とをa≦bとし、かつ上記2つの枢
軸のオフセット量(H)を上記枢着点と先端作用点(先
端アタッチメントの装着点)とを結ぶ直線から刃先まで
の垂直距離(h)に対してH≦2hとした一対の回動ア
ームと、一対の回動アームの後端間に連結したアーム開
閉用の単一の油圧シリンダまたは一対の回動アームの後
端と保持枠体との間に連結した2個の油圧シリンダと、
一対の回動アームの中間より先端側の内側面の対向部に
着脱可能に装着されたロングカッター用刃物台と、上記
ロングカッター用刃物台と交換可能なショートカッター
用刃物台と、一対の回動アームの先端部内側面の対向部
に着脱可能に装着された大割り用アタッチメントと、上
記大割り用アタッチメントと交換可能な小割り用アタッ
チメントとを具備したことを特徴とする破砕装置。 - 【請求項4】 油圧シリンダを複数段のテレスコピック
シリンダ構造としたことを特徴とする請求項1ないし3
のいずれかに記載の破砕装置。
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