JP2585713Y2 - 空気調和機の配管固定具 - Google Patents
空気調和機の配管固定具Info
- Publication number
- JP2585713Y2 JP2585713Y2 JP1992000360U JP36092U JP2585713Y2 JP 2585713 Y2 JP2585713 Y2 JP 2585713Y2 JP 1992000360 U JP1992000360 U JP 1992000360U JP 36092 U JP36092 U JP 36092U JP 2585713 Y2 JP2585713 Y2 JP 2585713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- fixture
- bending
- air conditioner
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、配管曲げ機能を有する
空気調和機の配管固定具に関する。
空気調和機の配管固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機たる室内機を据付け
る際、ケーシング内の配管を外部へ曲げながら引き出し
て、室外機からの配管と接続する作業が必要である。従
来、この作業は、据付け現場において、ケーシングに固
定具で固定された配管から固定具を取外した後、配管が
偏平につぶれないように曲げながら引き出して、再び配
管を固定具で固定するとともに、この配管を室外機から
の配管と接続することによって行なわれる。
る際、ケーシング内の配管を外部へ曲げながら引き出し
て、室外機からの配管と接続する作業が必要である。従
来、この作業は、据付け現場において、ケーシングに固
定具で固定された配管から固定具を取外した後、配管が
偏平につぶれないように曲げながら引き出して、再び配
管を固定具で固定するとともに、この配管を室外機から
の配管と接続することによって行なわれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記固定具を
用いた従来の方法では、据付け現場で固定具の取外しと
再取付け作業が必要となるうえ、配管が偏平につぶれな
いように曲げる作業に熟練を必要とする。また、固定具
の取外しと再取付けおよび配管の曲げという煩雑な作業
のために、配管スペースを広くとる必要があり、それ
故、据付けスペースも広くなる等の問題があった。
用いた従来の方法では、据付け現場で固定具の取外しと
再取付け作業が必要となるうえ、配管が偏平につぶれな
いように曲げる作業に熟練を必要とする。また、固定具
の取外しと再取付けおよび配管の曲げという煩雑な作業
のために、配管スペースを広くとる必要があり、それ
故、据付けスペースも広くなる等の問題があった。
【0004】そこで、本考案の目的は、固定具の取外し
と再取付け作業が不要で、配管の曲げ作業も狭いスペー
スで簡単かつ確実に行なえる空気調和機の配管固定具を
提供することにある。
と再取付け作業が不要で、配管の曲げ作業も狭いスペー
スで簡単かつ確実に行なえる空気調和機の配管固定具を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の空気調和機の配管固定具は、図1に例示す
るように、空気調和機のケーシング10に取付けられ
て、配管11をケーシング10に固定する配管固定部1
2aと、この配管固定部12aの開口の両側に配管11
の曲げ方向に湾曲して連なる配管曲げ部12b,12b
とを一体的に有することを特徴とする。
に、本考案の空気調和機の配管固定具は、図1に例示す
るように、空気調和機のケーシング10に取付けられ
て、配管11をケーシング10に固定する配管固定部1
2aと、この配管固定部12aの開口の両側に配管11
の曲げ方向に湾曲して連なる配管曲げ部12b,12b
とを一体的に有することを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案の配管固定具によれば、配管11の曲げ
作業に際しては、固定具12を取外さないで、配管11
を固定具12の配管固定部12aの開口の両側に連なる
配管曲げ部12b,12bのどちらかにあてがいながら
曲げると、治具となる配管曲げ部12bにより配管11
がガイドされて、偏平につぶれないように曲げることが
できる。これにより、固定具12の取外しと再取付け作
業が不要となり、作業性が向上する。また、熟練者でな
くても配管11を上記開口のどちら側へも簡単かつ確実
に曲げることができるから、この点からも作業性が向上
し、便利である。さらに、固定具12の取外しと再取付
け作業が不要で、配管の曲げ作業も簡単に行なえるの
で、配管スペースが狭くてもよく、据付けスペースも狭
くできる。
作業に際しては、固定具12を取外さないで、配管11
を固定具12の配管固定部12aの開口の両側に連なる
配管曲げ部12b,12bのどちらかにあてがいながら
曲げると、治具となる配管曲げ部12bにより配管11
がガイドされて、偏平につぶれないように曲げることが
できる。これにより、固定具12の取外しと再取付け作
業が不要となり、作業性が向上する。また、熟練者でな
くても配管11を上記開口のどちら側へも簡単かつ確実
に曲げることができるから、この点からも作業性が向上
し、便利である。さらに、固定具12の取外しと再取付
け作業が不要で、配管の曲げ作業も簡単に行なえるの
で、配管スペースが狭くてもよく、据付けスペースも狭
くできる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例により詳細に説
明する。図1に示すように、空気調和機の室内機のケー
シング10内には、室外機からの配管を接続するための
配管11が固定具12で固定されている。
明する。図1に示すように、空気調和機の室内機のケー
シング10内には、室外機からの配管を接続するための
配管11が固定具12で固定されている。
【0008】この固定具12は、配管11をケーシング
10に固定する断面四角形状の配管固定部12aと、後
述する配管曲げ部12bとを一体的に有している。この
固定具12は、ケーシング10のパネルをプレスで打ち
出したものでも良いし、別部品の断面四角形状の部材を
ケーシング10のパネルにねじ等で固定したものでも良
い。
10に固定する断面四角形状の配管固定部12aと、後
述する配管曲げ部12bとを一体的に有している。この
固定具12は、ケーシング10のパネルをプレスで打ち
出したものでも良いし、別部品の断面四角形状の部材を
ケーシング10のパネルにねじ等で固定したものでも良
い。
【0009】上記配管11は、室内機の製造工場では、
実線で示すように、ケーシング10の長手方向に平行と
なるように固定具12で固定されている。そして、据付
け現場では、二点鎖線で示すように、ケーシング10の
外部へ例えば右方向に曲げながら引き出して、室外機か
らの配管と接続する。
実線で示すように、ケーシング10の長手方向に平行と
なるように固定具12で固定されている。そして、据付
け現場では、二点鎖線で示すように、ケーシング10の
外部へ例えば右方向に曲げながら引き出して、室外機か
らの配管と接続する。
【0010】上記固定具12には、配管固定部12aの
開口の両側に配管11の曲げ方向に湾曲して連なる配管
曲げ部12b,12bが一体的に設けられている。この
配管曲げ部12bの湾曲(アール)は、配管11の直径や
曲げ角度等により適宜に設定する。この配管曲げ部12
bもプレスで簡単に同時形成できる。
開口の両側に配管11の曲げ方向に湾曲して連なる配管
曲げ部12b,12bが一体的に設けられている。この
配管曲げ部12bの湾曲(アール)は、配管11の直径や
曲げ角度等により適宜に設定する。この配管曲げ部12
bもプレスで簡単に同時形成できる。
【0011】上記構成であれば、据付け現場で配管11
の曲げ作業を行なうには、固定具12を取外さないで、
配管11を固定具12の配管曲げ部12bにあてがいな
がら、配管11を手等で曲げると、配管曲げ部12bが
治具となり、配管曲げ部12bに配管11がガイドされ
て、大きな曲げ力を加えても配管が偏平につぶれないよ
うに曲げることができる。従って、配管曲げ部12bの
ない従来例の固定具をつけたままで曲げた場合よりも、
大きな角度に曲げることができ、配管11の突出寸法も
長くなって、配管の接続作業も容易になるとともに、配
管固定部12aの開口の左右どちらの方向にも曲げるこ
とができて便利である。
の曲げ作業を行なうには、固定具12を取外さないで、
配管11を固定具12の配管曲げ部12bにあてがいな
がら、配管11を手等で曲げると、配管曲げ部12bが
治具となり、配管曲げ部12bに配管11がガイドされ
て、大きな曲げ力を加えても配管が偏平につぶれないよ
うに曲げることができる。従って、配管曲げ部12bの
ない従来例の固定具をつけたままで曲げた場合よりも、
大きな角度に曲げることができ、配管11の突出寸法も
長くなって、配管の接続作業も容易になるとともに、配
管固定部12aの開口の左右どちらの方向にも曲げるこ
とができて便利である。
【0012】これにより、熟練者でなくても配管11を
簡単かつ確実に曲げることができ、しかも従来のような
固定具12の取外しと再取付け作業が不要になることか
ら、作業性が格段に向上する。また、固定具12の取外
しと再取付け作業が不要で、配管11の曲げ作業も簡単
に行なえることから、配管スペースが狭くとも良く、室
内機の据付けスペースを狭くできる。
簡単かつ確実に曲げることができ、しかも従来のような
固定具12の取外しと再取付け作業が不要になることか
ら、作業性が格段に向上する。また、固定具12の取外
しと再取付け作業が不要で、配管11の曲げ作業も簡単
に行なえることから、配管スペースが狭くとも良く、室
内機の据付けスペースを狭くできる。
【0013】上記実施例では、配管固定具12が断面四
角形状であったが、断面半円形状(U字管形状)であって
も良い。
角形状であったが、断面半円形状(U字管形状)であって
も良い。
【0014】また、図1では、L字状の配管11の基部
が、配管固定部12aの両側に配管曲げ部12b,12
bをもつ固定具12で固定されているので、曲げモーメ
ントの腕の長さが長くなってより小さい力で配管11を
曲げることができる。また、突出寸法Wも長くなって、
作業性が向上する。なお、本考案の配管固定具は、図1
に示す位置や方向に限らず、ケーシングの任意の位置お
よび方向に設けることができる。
が、配管固定部12aの両側に配管曲げ部12b,12
bをもつ固定具12で固定されているので、曲げモーメ
ントの腕の長さが長くなってより小さい力で配管11を
曲げることができる。また、突出寸法Wも長くなって、
作業性が向上する。なお、本考案の配管固定具は、図1
に示す位置や方向に限らず、ケーシングの任意の位置お
よび方向に設けることができる。
【0015】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案の
空気調和機の配管固定具は、配管をケーシングに固定す
べくケーシングに取付けられる配管固定部の開口の両側
に、配管の曲げ方向に湾曲して連なる配管曲げ部を一体
的に設けたものであるから、配管を配管曲げ部にあてが
いながら曲げると、配管を偏平につぶれないように曲げ
ることができる。従って、従来のような固定具の取外し
と再取付け作業が不要となり、熟練者でなくても配管を
簡単かつ確実に大きな角度で、しかも上記開口のどちら
側にも曲げることができるので、配管の曲げおよび接続
の作業性および利便性が向上する。また、固定具の取外
しと再取付け作業が不要で、配管の曲げ作業も簡単に行
なえることから、配管スペースが狭くてもよく、据付け
スペースを狭くできる。
空気調和機の配管固定具は、配管をケーシングに固定す
べくケーシングに取付けられる配管固定部の開口の両側
に、配管の曲げ方向に湾曲して連なる配管曲げ部を一体
的に設けたものであるから、配管を配管曲げ部にあてが
いながら曲げると、配管を偏平につぶれないように曲げ
ることができる。従って、従来のような固定具の取外し
と再取付け作業が不要となり、熟練者でなくても配管を
簡単かつ確実に大きな角度で、しかも上記開口のどちら
側にも曲げることができるので、配管の曲げおよび接続
の作業性および利便性が向上する。また、固定具の取外
しと再取付け作業が不要で、配管の曲げ作業も簡単に行
なえることから、配管スペースが狭くてもよく、据付け
スペースを狭くできる。
【図1】 本考案の配管固定具を取付けたケーシングの
平面図である。
平面図である。
10…ケーシング、11…配管、12…固定具、12a
…配管固定部、12b…配管曲げ部。
…配管固定部、12b…配管曲げ部。
Claims (1)
- 【請求項1】 空気調和機のケーシング(10)に取付け
られて、配管(11)をケーシング(10)に固定する配管
固定部(12a)と、この配管固定部(12a)の開口の両
側に配管(11)の曲げ方向に湾曲して連なる配管曲げ部
(12b,12b)とを一体的に有することを特徴とする
空気調和機の配管固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000360U JP2585713Y2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 空気調和機の配管固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992000360U JP2585713Y2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 空気調和機の配管固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557570U JPH0557570U (ja) | 1993-07-30 |
JP2585713Y2 true JP2585713Y2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=11471643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992000360U Expired - Lifetime JP2585713Y2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | 空気調和機の配管固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585713Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2552237B1 (ja) * | 1983-09-16 | 1986-10-17 | Cables De Lyon Geoffroy Delore |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP1992000360U patent/JP2585713Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0557570U (ja) | 1993-07-30 |
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