JP2582567Y2 - トイレットペーパーホルダーの補助器具 - Google Patents
トイレットペーパーホルダーの補助器具Info
- Publication number
- JP2582567Y2 JP2582567Y2 JP4859892U JP4859892U JP2582567Y2 JP 2582567 Y2 JP2582567 Y2 JP 2582567Y2 JP 4859892 U JP4859892 U JP 4859892U JP 4859892 U JP4859892 U JP 4859892U JP 2582567 Y2 JP2582567 Y2 JP 2582567Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- toilet paper
- plate
- paper holder
- blade body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Knives (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は,トイレットペーパー
使用時の利便性を計るトイレットペーパーホルダーの補
助器具に関するものである。
使用時の利便性を計るトイレットペーパーホルダーの補
助器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,トイレットペーパーは使用時にギ
ザギザに切れて見苦しく垂れ下がることが多く,そのた
めミシン目を付けてその解決を計ったがミシン目は良く
見えず,かえって良く切れた場合にはペーパーホルダー
の押さえ板に密着して次のペーパーが取り出し難く,老
人にはかえって不便なこともあった。それでもっと簡単
にトイレットペーパーを扱える器具が要望されていた。
ザギザに切れて見苦しく垂れ下がることが多く,そのた
めミシン目を付けてその解決を計ったがミシン目は良く
見えず,かえって良く切れた場合にはペーパーホルダー
の押さえ板に密着して次のペーパーが取り出し難く,老
人にはかえって不便なこともあった。それでもっと簡単
にトイレットペーパーを扱える器具が要望されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来からあるトイレッ
トペーパーホルダーはトイレットペーパーを収納して順
次ペーパーを送りだすだけのものであるため,それだけ
ではトイレットペーパーの使い勝手が良いとは決して言
えない物であった。そこで新しく改良されたトイレット
ペーパーホルダー,もしくはそれを補助する器具が要望
されていた。トイレットペーパーを押さえ板できれいに
切ることは以外に難しく,そのためミシン目付きのペー
パーが登場したわけですが,老人にはミシン目が良く見
えないことが多いため適当な所で切ってしまい,まった
くミシン目が役に立っていないばかりか無理に切ってし
まうので,かえってギザギザになって垂れ下がり,まっ
たく見苦しい物となってしまいます。またペーパーがき
れいに切れた場合は押さえ板に密着してしまい切断面が
見え難く,そのため次のペーパーを取り出すため手で探
ったりするので非衛生的であるばかりか,指先で直ぐに
取り出せないことなど不便さを感じるものである。これ
は目や指先が年齢と共に衰えてくる老人にはなおさらの
ことである。さらにペーパーを切るためには必ず両手を
使わなくてはならないため,和式トイレなどではトイレ
ットペーパーホルダーの取り付け位置によっては体をひ
ねらなくてはならず,足の悪い人には苦痛をともなうこ
ともある。
トペーパーホルダーはトイレットペーパーを収納して順
次ペーパーを送りだすだけのものであるため,それだけ
ではトイレットペーパーの使い勝手が良いとは決して言
えない物であった。そこで新しく改良されたトイレット
ペーパーホルダー,もしくはそれを補助する器具が要望
されていた。トイレットペーパーを押さえ板できれいに
切ることは以外に難しく,そのためミシン目付きのペー
パーが登場したわけですが,老人にはミシン目が良く見
えないことが多いため適当な所で切ってしまい,まった
くミシン目が役に立っていないばかりか無理に切ってし
まうので,かえってギザギザになって垂れ下がり,まっ
たく見苦しい物となってしまいます。またペーパーがき
れいに切れた場合は押さえ板に密着してしまい切断面が
見え難く,そのため次のペーパーを取り出すため手で探
ったりするので非衛生的であるばかりか,指先で直ぐに
取り出せないことなど不便さを感じるものである。これ
は目や指先が年齢と共に衰えてくる老人にはなおさらの
ことである。さらにペーパーを切るためには必ず両手を
使わなくてはならないため,和式トイレなどではトイレ
ットペーパーホルダーの取り付け位置によっては体をひ
ねらなくてはならず,足の悪い人には苦痛をともなうこ
ともある。
【0004】
【問題を解決するための手段】台板(1)の正面上部に
作動板(2)上下動自在に両端で軸着し,刃部(3)に
スリット(4)を設けた刃本体(5)を作動板(2)の
下端に取り付ける。以上の如く構成されたトイレットペ
ーパーホルダーの補助器具。
作動板(2)上下動自在に両端で軸着し,刃部(3)に
スリット(4)を設けた刃本体(5)を作動板(2)の
下端に取り付ける。以上の如く構成されたトイレットペ
ーパーホルダーの補助器具。
【0005】
【作用】ペーパーを上方に引き上げることにより作動板
(2)に取り付けられた刃本体(5)がペーパーに接触
して停止位置まで移動し,さらに斜め上方に引き上げる
ことにより切ることができる。切断後は刃本体(5)の
スリット(4)の部分にペーパーがからみつき作動板
(2)と共に元の位置まで落下し,ペーパー本体と刃本
体(5)との間に垂るみをつくりだす。
(2)に取り付けられた刃本体(5)がペーパーに接触
して停止位置まで移動し,さらに斜め上方に引き上げる
ことにより切ることができる。切断後は刃本体(5)の
スリット(4)の部分にペーパーがからみつき作動板
(2)と共に元の位置まで落下し,ペーパー本体と刃本
体(5)との間に垂るみをつくりだす。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明すれ
ば,第3図に示す如く下面がトイレットペーパーホルダ
ーの押さえ板にそう形状の台板(1)の正面上部に軸受
(6)を成型し,作動板(2)の上部両端に軸(7)を
成型して作動板(2)を台板(1)によって上下動自在
に軸支させる。作動板(2)の下端には山形状の連続し
た刃部(3)の中程に若干のスリット(4)を設けた刃
本体(5)を取り付ける。上記の如く構成して,両面テ
ープなどで本体をトイレットペーパーホルダーの押さえ
板に取り付けると,ペーパーを上方へ引き上げることに
より作動板(2)に取り付けられた刃本体(5)がペー
パーに接触し,作動板(2)が停止位置まで移動しペー
パーを切断できる状態になる。さらにペーパーを斜め上
方へ引き上げることにより切断し,それと同時にペーパ
ーは刃本体(5)のスリット(4)にからみつき作動板
(2)と共に元の位置まで落下し,ペーパーの本体と刃
本体(5)の間に垂るみをつくりだすことができる。ま
た他の実施例として第5図に示す如く,台板(1)の正
面上部に凹部(8)を成型し、作動板(2)の上部両端
に凸部(9)を成型して枢着することもできる。また,
第7図に示す如く,台板(1)の正面上部に案内孔(1
0)を設け,作動板(2)の上部両端にフック(11)
を設けてもよい。さらに,第8図に示す如く,合成樹脂
素材などで台板(1)と作動板(2)を一体成型し,そ
の弾力を利用した蝶着部(12)を設け,上下動自在に
する。なお,台板(1)に軸(7),もしくは凸部
(9),作動板(2)に軸受け(6),もしくは凹部
(8)を成型しても良く,また,別に制作した軸受け
(6),もしくは凹部(8),軸(7),もしくは凸部
(9)を取り付けて良いことは言うまでも無い。つぎ
に,第9図に示す刃本体(5)のスリット(4)の形状
は直線的なものだけではなく,三角形,円形,半円形,
菱形,矢印形,一部突起形,三日月形,いな妻形,鍵
形,にすることもできる。第10図に示す,刃本体
(5)のスリット(4)の位置と方向は先端に近い部分
中程,根元の部分と設けて良く,根元に設ける場合はそ
の部分が刃の形状をしていなくても良いことは言うまで
も無い。スリット(4)の形状,位置,方向,数などは
これだけに限定されるものではなく任意のものでよい。
また,ごく細く2本のスリット(4)を設け,のこ刃の
ようにその部分を折り曲げて引き出し突起状にしても良
い。また刃本体(5)の制作時にバリ状の突起を最初か
ら設けても良い。さらに,刃本体(5)の中に複数のス
リット(4)を組み合わせても自由である。
ば,第3図に示す如く下面がトイレットペーパーホルダ
ーの押さえ板にそう形状の台板(1)の正面上部に軸受
(6)を成型し,作動板(2)の上部両端に軸(7)を
成型して作動板(2)を台板(1)によって上下動自在
に軸支させる。作動板(2)の下端には山形状の連続し
た刃部(3)の中程に若干のスリット(4)を設けた刃
本体(5)を取り付ける。上記の如く構成して,両面テ
ープなどで本体をトイレットペーパーホルダーの押さえ
板に取り付けると,ペーパーを上方へ引き上げることに
より作動板(2)に取り付けられた刃本体(5)がペー
パーに接触し,作動板(2)が停止位置まで移動しペー
パーを切断できる状態になる。さらにペーパーを斜め上
方へ引き上げることにより切断し,それと同時にペーパ
ーは刃本体(5)のスリット(4)にからみつき作動板
(2)と共に元の位置まで落下し,ペーパーの本体と刃
本体(5)の間に垂るみをつくりだすことができる。ま
た他の実施例として第5図に示す如く,台板(1)の正
面上部に凹部(8)を成型し、作動板(2)の上部両端
に凸部(9)を成型して枢着することもできる。また,
第7図に示す如く,台板(1)の正面上部に案内孔(1
0)を設け,作動板(2)の上部両端にフック(11)
を設けてもよい。さらに,第8図に示す如く,合成樹脂
素材などで台板(1)と作動板(2)を一体成型し,そ
の弾力を利用した蝶着部(12)を設け,上下動自在に
する。なお,台板(1)に軸(7),もしくは凸部
(9),作動板(2)に軸受け(6),もしくは凹部
(8)を成型しても良く,また,別に制作した軸受け
(6),もしくは凹部(8),軸(7),もしくは凸部
(9)を取り付けて良いことは言うまでも無い。つぎ
に,第9図に示す刃本体(5)のスリット(4)の形状
は直線的なものだけではなく,三角形,円形,半円形,
菱形,矢印形,一部突起形,三日月形,いな妻形,鍵
形,にすることもできる。第10図に示す,刃本体
(5)のスリット(4)の位置と方向は先端に近い部分
中程,根元の部分と設けて良く,根元に設ける場合はそ
の部分が刃の形状をしていなくても良いことは言うまで
も無い。スリット(4)の形状,位置,方向,数などは
これだけに限定されるものではなく任意のものでよい。
また,ごく細く2本のスリット(4)を設け,のこ刃の
ようにその部分を折り曲げて引き出し突起状にしても良
い。また刃本体(5)の制作時にバリ状の突起を最初か
ら設けても良い。さらに,刃本体(5)の中に複数のス
リット(4)を組み合わせても自由である。
【0007】
【効果】以上述べたように本考案をトイレットペーパー
ホルダーの押さえ板に両面テープなどで取り付けること
によって,ペーパーを片手で簡単に切ることができると
同時にペーパーが刃本体(5)にからみついて落下する
ことによってペーパーの切断面が見えにくく,きれいな
ペーパーの面を提供すると共に生じる垂るみにより,ペ
ーパーの引き出しが非常に容易になり,何回でも繰り返
せる優れた効果がある。
ホルダーの押さえ板に両面テープなどで取り付けること
によって,ペーパーを片手で簡単に切ることができると
同時にペーパーが刃本体(5)にからみついて落下する
ことによってペーパーの切断面が見えにくく,きれいな
ペーパーの面を提供すると共に生じる垂るみにより,ペ
ーパーの引き出しが非常に容易になり,何回でも繰り返
せる優れた効果がある。
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の刃本体の正面図である。
【図3】本考案の図1のA〜A線の断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す側面図である。
【図5】本考案の図4のB〜B線の断面図である。
【図6】本考案の他の実施例を示す正面図である。
【図7】本考案の図6のC〜C線の断面図である。
【図8】本考案の図6の内部機構の異なるC〜C線の断
面図である。
面図である。
【図9】本考案の刃本体の他の実施例を拡大して示す正
面図である。
面図である。
【図10】本考案の刃本体の他の実施例を拡大して示す
正面図である。
正面図である。
【図11】本考案の使用状態を示す斜視図である
【図12】本考案のトイレットペーパー切断前の状態を
示す図である
示す図である
【図13】本考案のトイレットペーパー切断後の状態を
示す図である
示す図である
1 台板 2 作動板 3 刃部 4 スリット
5 刃本体 6 軸受け 7 軸 8 凹部 9 凸部 1
0 案内孔 11 フック 12 蝶着部
5 刃本体 6 軸受け 7 軸 8 凹部 9 凸部 1
0 案内孔 11 フック 12 蝶着部
Claims (1)
- 【請求項1】下面がトイレットペーパーホルダーの押さ
え板に沿う形状の台板(1)と該台板の正面上部両端に
上下動自在に軸着した作動板(2)と、該作動板の下端
に取り付けた、刃部(3)にスリット(4)を設けた刃
本体(5)とを有するトイレットペーパーホルダーの補
助器具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4859892U JP2582567Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | トイレットペーパーホルダーの補助器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4859892U JP2582567Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | トイレットペーパーホルダーの補助器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595392U JPH0595392U (ja) | 1993-12-27 |
JP2582567Y2 true JP2582567Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=12807852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4859892U Expired - Lifetime JP2582567Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | トイレットペーパーホルダーの補助器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582567Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040235520A1 (en) | 2003-05-20 | 2004-11-25 | Cadiz Jonathan Jay | Enhanced telephony computer user interface allowing user interaction and control of a telephone using a personal computer |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4859892U patent/JP2582567Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595392U (ja) | 1993-12-27 |
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