JP2581615Y2 - 二次元運動装置 - Google Patents
二次元運動装置Info
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- JP2581615Y2 JP2581615Y2 JP9393U JP9393U JP2581615Y2 JP 2581615 Y2 JP2581615 Y2 JP 2581615Y2 JP 9393 U JP9393 U JP 9393U JP 9393 U JP9393 U JP 9393U JP 2581615 Y2 JP2581615 Y2 JP 2581615Y2
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スライダがX軸,Y軸
方向に移動する二次元運動装置に関する。
方向に移動する二次元運動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スライダがX軸,Y軸方向へ移動する二
次元運動装置に係る先行例としては、例えば特開平1−
303359号公報(以下単に先行例と称す)がある。
次元運動装置に係る先行例としては、例えば特開平1−
303359号公報(以下単に先行例と称す)がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】先行例のごとき従来の
構成は、X軸方向に延伸した一対のボールネジとY軸方
向に延伸した一対のボールネジとを備えており、各ボー
ルネジに移動自在に螺合した各ナット部材によってX
軸,Y軸方向の両可動部材の両端部を支持した構成であ
る。
構成は、X軸方向に延伸した一対のボールネジとY軸方
向に延伸した一対のボールネジとを備えており、各ボー
ルネジに移動自在に螺合した各ナット部材によってX
軸,Y軸方向の両可動部材の両端部を支持した構成であ
る。
【0004】そして、上記両可動部材の立体交差部分に
移動自在に支持したスライダをX軸,Y軸方向へ移動す
る構成は、X軸,Y軸方向の各一対のボールネジをそれ
ぞれ同期回転する構成であるので、高価なボールネジの
数が多くかつ構成が比較的複雑であるという問題があ
る。
移動自在に支持したスライダをX軸,Y軸方向へ移動す
る構成は、X軸,Y軸方向の各一対のボールネジをそれ
ぞれ同期回転する構成であるので、高価なボールネジの
数が多くかつ構成が比較的複雑であるという問題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するために、本考案においては、第1の手段と
して、X軸方向へ延伸した一対のX軸ガイド部材にY軸
方向へ延伸したX軸方向可動部材をX軸方向へ移動自在
に設け、Y軸方向へ延伸した一対のY軸ガイド部材にX
軸方向へ延伸したY軸方向可動部材をY軸方向へ移動自
在に設け、上記X軸方向可動部材と上記Y軸方向可動部
材の立体交差部分にX軸方向及びY軸方向へ移動可能に
支持されたスライダを設けてなる二次元運動装置にし
て、適宜固定位置に揺動可能な一対の第1リンクの一端
部をそれぞれ連結し、かつ一方の第1リンクと他方の第
1リンクがほぼ平行になるように構成し、上記スライダ
に揺動可能な一対の第2リンクの一端部をそれぞれ連結
し、かつ一方の第2リンクと他方の第2リンクがほぼ平
行になるように構成し、上記一方の第1リンクの他端部
と上記一方の第2リンクの他端部を枢支連結し、上記他
方の第1リンクの他端部と上記他方の第2リンクの他端
部を枢支連結し、上記一方の第1リンクの他端部と上記
一方の第2リンクの他端部を枢支連結する連結部に連結
リンクの一端部を枢支連結し、上記他方の第1リンクの
他端部と他方の第2リンクの他端部を枢支連結する連結
部に上記連結リンクの他端部を枢支連結し、一方の第1
リンクの一端部と他方の第1リンクの一端部を結ぶ線及
び一方の第2リンクの一端部と他方の第2リンクの一端
部を結ぶ線が、上記連結リンクに対してほぼ平行になる
ように構成し、一対の第1アームのうちいずれかの第1
アームを前記適宜固定位置に対して揺動させる第1モー
タを設けると共に、一対の第2アームのうちいずれかの
第2アームを前記スライダに対して揺動させる第2モー
タを設けてなることを特徴とする。
点を解決するために、本考案においては、第1の手段と
して、X軸方向へ延伸した一対のX軸ガイド部材にY軸
方向へ延伸したX軸方向可動部材をX軸方向へ移動自在
に設け、Y軸方向へ延伸した一対のY軸ガイド部材にX
軸方向へ延伸したY軸方向可動部材をY軸方向へ移動自
在に設け、上記X軸方向可動部材と上記Y軸方向可動部
材の立体交差部分にX軸方向及びY軸方向へ移動可能に
支持されたスライダを設けてなる二次元運動装置にし
て、適宜固定位置に揺動可能な一対の第1リンクの一端
部をそれぞれ連結し、かつ一方の第1リンクと他方の第
1リンクがほぼ平行になるように構成し、上記スライダ
に揺動可能な一対の第2リンクの一端部をそれぞれ連結
し、かつ一方の第2リンクと他方の第2リンクがほぼ平
行になるように構成し、上記一方の第1リンクの他端部
と上記一方の第2リンクの他端部を枢支連結し、上記他
方の第1リンクの他端部と上記他方の第2リンクの他端
部を枢支連結し、上記一方の第1リンクの他端部と上記
一方の第2リンクの他端部を枢支連結する連結部に連結
リンクの一端部を枢支連結し、上記他方の第1リンクの
他端部と他方の第2リンクの他端部を枢支連結する連結
部に上記連結リンクの他端部を枢支連結し、一方の第1
リンクの一端部と他方の第1リンクの一端部を結ぶ線及
び一方の第2リンクの一端部と他方の第2リンクの一端
部を結ぶ線が、上記連結リンクに対してほぼ平行になる
ように構成し、一対の第1アームのうちいずれかの第1
アームを前記適宜固定位置に対して揺動させる第1モー
タを設けると共に、一対の第2アームのうちいずれかの
第2アームを前記スライダに対して揺動させる第2モー
タを設けてなることを特徴とする。
【0006】第2の手段として、X軸方向へ延伸した一
対のX軸ガイド部材にY軸方向へ延伸したX軸方向可動
部材をX軸方向へ移動自在に設け、Y軸方向へ延伸した
一対のY軸ガイド部材にX軸方向へ延伸したY軸方向可
動部材をY軸方向へ移動自在に設け、上記X軸方向可動
部材とY軸方向可動部材の立体交差部分にX軸方向及び
Y軸方向へ移動可能に支持されたスライダを設けてなる
二次元運動装置にして、適宜固定位置に揺動可能な揺動
杆の基部を連結し、この揺動杆を上記適宜位置に対して
揺動させる第1モータを設け、上記スライダに第2モー
タを回転自在に装着し、この揺動杆の適宜位置を上記第
2モータに連動連結し、この第2モータと上記揺動杆と
の連結部分を揺動杆の長手方向へ移動可能に設け、適宜
固定位置に上記揺動杆と平行でかつ揺動自在な平行リン
クの基部を連結し、この平行リンクの適宜位置と前記ス
ライダとを連結し、上記スライダと上記平行リンクとの
連結部分を平行リンクの長手方向へ移動自在に設け、第
2モータと揺動杆との連結部分とスライダと平行リンク
との連結部分を結ぶ線が揺動杆の基部と平行リンクの基
部を結ぶ線に対してほぼ平行になるように構成してなる
ことを特徴とする。
対のX軸ガイド部材にY軸方向へ延伸したX軸方向可動
部材をX軸方向へ移動自在に設け、Y軸方向へ延伸した
一対のY軸ガイド部材にX軸方向へ延伸したY軸方向可
動部材をY軸方向へ移動自在に設け、上記X軸方向可動
部材とY軸方向可動部材の立体交差部分にX軸方向及び
Y軸方向へ移動可能に支持されたスライダを設けてなる
二次元運動装置にして、適宜固定位置に揺動可能な揺動
杆の基部を連結し、この揺動杆を上記適宜位置に対して
揺動させる第1モータを設け、上記スライダに第2モー
タを回転自在に装着し、この揺動杆の適宜位置を上記第
2モータに連動連結し、この第2モータと上記揺動杆と
の連結部分を揺動杆の長手方向へ移動可能に設け、適宜
固定位置に上記揺動杆と平行でかつ揺動自在な平行リン
クの基部を連結し、この平行リンクの適宜位置と前記ス
ライダとを連結し、上記スライダと上記平行リンクとの
連結部分を平行リンクの長手方向へ移動自在に設け、第
2モータと揺動杆との連結部分とスライダと平行リンク
との連結部分を結ぶ線が揺動杆の基部と平行リンクの基
部を結ぶ線に対してほぼ平行になるように構成してなる
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記第1の手段により、第1モータを駆動して
適宜の第1リンクを揺動駆動させて、一対の第1リンク
を揺動させると共に、第2モータを駆動して適宜の第2
リンクを揺動駆動させて、一対の第2リンクを揺動させ
る。これによって、X軸方向可動部材をX軸方向へ移動
することができ、かつY軸方向可動部材をY軸方向へ移
動することができる。したがって、上記両可動部材に支
持されたスライダをX軸方向及びY軸方向へ移動させる
ことができる。このとき、他方の第1,第2リンクはそ
れぞれ一方の第1,第2リンクに対して平行を保持しつ
つ、揺動する。
適宜の第1リンクを揺動駆動させて、一対の第1リンク
を揺動させると共に、第2モータを駆動して適宜の第2
リンクを揺動駆動させて、一対の第2リンクを揺動させ
る。これによって、X軸方向可動部材をX軸方向へ移動
することができ、かつY軸方向可動部材をY軸方向へ移
動することができる。したがって、上記両可動部材に支
持されたスライダをX軸方向及びY軸方向へ移動させる
ことができる。このとき、他方の第1,第2リンクはそ
れぞれ一方の第1,第2リンクに対して平行を保持しつ
つ、揺動する。
【0008】第2の手段により第1モータを駆動させて
揺動杆を適宜に揺動させると共に、第2モータを駆動さ
せて第2モータと上記揺動杆との連結部分を長手方向へ
移動させる。これによって、上記スライダを揺動杆に沿
って適宜に移動させて、X軸、Y軸方向へ移動させるこ
とができる。このとき、平行リンクは揺動杆に対して平
行を保持しつつ、揺動する。
揺動杆を適宜に揺動させると共に、第2モータを駆動さ
せて第2モータと上記揺動杆との連結部分を長手方向へ
移動させる。これによって、上記スライダを揺動杆に沿
って適宜に移動させて、X軸、Y軸方向へ移動させるこ
とができる。このとき、平行リンクは揺動杆に対して平
行を保持しつつ、揺動する。
【0009】
【実施例】図1を参照するに、第1実施例に係る二次元
運動装置1は、4角形状に配置した複数の支持ブロック
3を備えており、各支持ブロック3には、X軸方向(図
1において左右方向)に延伸した平行な一対のX軸ガイ
ド部材5の一端部又は他端部が支持されていると共に、
Y軸方向(図1において上下方向)に延伸した平行な一
対のY軸ガイド部材7の一端部又は他端部が支持されて
いる。
運動装置1は、4角形状に配置した複数の支持ブロック
3を備えており、各支持ブロック3には、X軸方向(図
1において左右方向)に延伸した平行な一対のX軸ガイ
ド部材5の一端部又は他端部が支持されていると共に、
Y軸方向(図1において上下方向)に延伸した平行な一
対のY軸ガイド部材7の一端部又は他端部が支持されて
いる。
【0010】上記各X軸ガイド部材5にはそれぞれX軸
可動台9がX軸方向へ移動自在に支持されており、一対
のX軸可動台9にはY軸方向に延伸したX軸方向可動部
材11の両端部が支持されている。同様に、前記各Y軸
ガイド部材7にはそれぞれY軸可動台13がY軸方向へ
移動自在に支持されており、一対のY軸可動台13には
X軸方向に延伸したY軸方向可動部材15の両端部が支
持されている。ここで、X軸方向可動部材11の高さ位
置はY軸方向可動部材15の高さ位置よりも高い(図4
参照)。
可動台9がX軸方向へ移動自在に支持されており、一対
のX軸可動台9にはY軸方向に延伸したX軸方向可動部
材11の両端部が支持されている。同様に、前記各Y軸
ガイド部材7にはそれぞれY軸可動台13がY軸方向へ
移動自在に支持されており、一対のY軸可動台13には
X軸方向に延伸したY軸方向可動部材15の両端部が支
持されている。ここで、X軸方向可動部材11の高さ位
置はY軸方向可動部材15の高さ位置よりも高い(図4
参照)。
【0011】前記X軸方向可動部材11とY軸方向可動
部材15は互いに立体交差しており、この立体交差の部
分には、前記X軸方向可動部材11に対してY軸方向へ
移動可能に支持され、かつY軸方向可動部材15に対し
てX軸方向へ移動可能に支持されたスライダ17が設け
られている。このスライダ17には、例えばロボットハ
ンドのごとき適宜のハンド装置(図示省略)が上下動可
能に装着されている。
部材15は互いに立体交差しており、この立体交差の部
分には、前記X軸方向可動部材11に対してY軸方向へ
移動可能に支持され、かつY軸方向可動部材15に対し
てX軸方向へ移動可能に支持されたスライダ17が設け
られている。このスライダ17には、例えばロボットハ
ンドのごとき適宜のハンド装置(図示省略)が上下動可
能に装着されている。
【0012】次に、前記スライダ17をX軸方向及びY
軸方向へ移動し位置決めするための装置について説明す
ると、適宜の固定位置、本実施例においては適宜の支持
ブロック3上には第1サーボモータM1が装着してあ
り、この第1サーボモータM1には水平方向へ揺動可能
な第1駆動リンク19の一端が設けてある。
軸方向へ移動し位置決めするための装置について説明す
ると、適宜の固定位置、本実施例においては適宜の支持
ブロック3上には第1サーボモータM1が装着してあ
り、この第1サーボモータM1には水平方向へ揺動可能
な第1駆動リンク19の一端が設けてある。
【0013】また、前記スライダ17には、図4に示す
ように、第2サーボモータM2が装着してあると共に第
2駆動リンク21の一端部が固定軸23を介して水平方
向に揺動自在に支持されている。この第2駆動リンク2
1と上記第2サーボモータM2に連結した減速機25の
出力軸27はボルト等を介して一体的に連結してある。
そして、前記第1駆動リンク19の他端部と第2駆動リ
ンク21の他端部はヒンジピン29を介して枢支連結し
てある。
ように、第2サーボモータM2が装着してあると共に第
2駆動リンク21の一端部が固定軸23を介して水平方
向に揺動自在に支持されている。この第2駆動リンク2
1と上記第2サーボモータM2に連結した減速機25の
出力軸27はボルト等を介して一体的に連結してある。
そして、前記第1駆動リンク19の他端部と第2駆動リ
ンク21の他端部はヒンジピン29を介して枢支連結し
てある。
【0014】適宜の支持ブロック3には水平方向へ揺動
自在な第1従動リンク31の一端部がヒンジピン33を
介して設けてあり、この第1従動リンク31は第1駆動
リンク19に対してほぼ平行である。また、上記スライ
ダ17には水平方向へ揺動自在な第2従動リンク35の
一端部がヒンジピン37を介して設けてあり、この第2
従動リンク35は第2駆動リンク21に対してほぼ平行
である。そして、第1従動リンク31の他端部と第2従
動リンク35の他端部はヒンジピン39を介して枢支連
結してあり、第1駆動リンク19の他端部と第2駆動リ
ンク21の他端部を枢支連結する前記ヒンジピン29に
は連結リンク41の一端部が連結してあると共に、第1
従動リンク31の他端部と第2従動リンク35の他端部
を枢支連結する前記ヒンジピン39には上記連結リンク
41の他端部が連結してある(図5参照)。
自在な第1従動リンク31の一端部がヒンジピン33を
介して設けてあり、この第1従動リンク31は第1駆動
リンク19に対してほぼ平行である。また、上記スライ
ダ17には水平方向へ揺動自在な第2従動リンク35の
一端部がヒンジピン37を介して設けてあり、この第2
従動リンク35は第2駆動リンク21に対してほぼ平行
である。そして、第1従動リンク31の他端部と第2従
動リンク35の他端部はヒンジピン39を介して枢支連
結してあり、第1駆動リンク19の他端部と第2駆動リ
ンク21の他端部を枢支連結する前記ヒンジピン29に
は連結リンク41の一端部が連結してあると共に、第1
従動リンク31の他端部と第2従動リンク35の他端部
を枢支連結する前記ヒンジピン39には上記連結リンク
41の他端部が連結してある(図5参照)。
【0015】上記第1駆動リンク19の一端部と第1従
動リンク31の一端部を結ぶ線、換言すれば第1モータ
M1の出力軸とヒンジピン33を結ぶ線は上記連結リン
ク41に対してほぼ平行であり、上記第2駆動リンク2
1の一端部と第2従動リンク35の一端部を結ぶ線、換
言すれば減速機25の出力軸27とヒンジピン37を結
ぶ線は上記連結リンク41に対してほぼ平行である。し
たがって、第1駆動リンク19、第1従動リンク31、
上記連結リンク41、適宜の支柱3における第1駆動リ
ンク19の一端部と第1従動リンク31の一端部の間の
部分とによって第1平行リンク装置43が形成されると
共に、第2駆動リンク21、第2従動リンク35、連結
リンク41、スライダ17における第2駆動リンク21
の一端部と第2従動リンク35の一端部の間の部分によ
って第2平行リンク装置45が形成される。
動リンク31の一端部を結ぶ線、換言すれば第1モータ
M1の出力軸とヒンジピン33を結ぶ線は上記連結リン
ク41に対してほぼ平行であり、上記第2駆動リンク2
1の一端部と第2従動リンク35の一端部を結ぶ線、換
言すれば減速機25の出力軸27とヒンジピン37を結
ぶ線は上記連結リンク41に対してほぼ平行である。し
たがって、第1駆動リンク19、第1従動リンク31、
上記連結リンク41、適宜の支柱3における第1駆動リ
ンク19の一端部と第1従動リンク31の一端部の間の
部分とによって第1平行リンク装置43が形成されると
共に、第2駆動リンク21、第2従動リンク35、連結
リンク41、スライダ17における第2駆動リンク21
の一端部と第2従動リンク35の一端部の間の部分によ
って第2平行リンク装置45が形成される。
【0016】上記構成により、第2サーボモータM2を
駆動させない状態において、第1サーボモータM1を駆
動して第1駆動リンク19を揺動させると、第1駆動リ
ンク19の他端部はX軸方向及びY軸方向に変位する。
このとき、第1従動リンク31は第1駆動リンク19に
対して平行を保持しつつ、水平方向へ揺動する。この第
1駆動リンク19の他端部のX軸,Y軸方向への変位
は、X軸方向可動部材11がX軸方向へ移動し、かつY
軸方向可動部材15がY軸方向へ移動することによって
吸収される。そして、スライダ17は、上記X軸方向可
動部材11とY軸方向可動部材15との立体交差位置が
変位することにより、その変位に応じてX軸,Y軸方向
へ移動することとなる。
駆動させない状態において、第1サーボモータM1を駆
動して第1駆動リンク19を揺動させると、第1駆動リ
ンク19の他端部はX軸方向及びY軸方向に変位する。
このとき、第1従動リンク31は第1駆動リンク19に
対して平行を保持しつつ、水平方向へ揺動する。この第
1駆動リンク19の他端部のX軸,Y軸方向への変位
は、X軸方向可動部材11がX軸方向へ移動し、かつY
軸方向可動部材15がY軸方向へ移動することによって
吸収される。そして、スライダ17は、上記X軸方向可
動部材11とY軸方向可動部材15との立体交差位置が
変位することにより、その変位に応じてX軸,Y軸方向
へ移動することとなる。
【0017】同様に、第1サーボモータM1を駆動させ
ない状態において、第2サーボモータM2を駆動する
と、第2駆動リンク21が固定軸23を中心として揺動
する傾向になる。一方、第2駆動リンク21の他端部は
第1駆動リンク19の他端部に枢支連結してある。した
がって、第2駆動リンク21はヒンジピン37を中心と
して固定軸23側が相対的に揺動されることとなり、第
2サーボモータM2を駆動することによってもスライダ
17をX軸,Y軸方向へ変位せしめることができるもの
である。このとき、第2従動リンク35に第2駆動リン
ク19に対して平行を保持しつつ、水平方向へ揺動す
る。
ない状態において、第2サーボモータM2を駆動する
と、第2駆動リンク21が固定軸23を中心として揺動
する傾向になる。一方、第2駆動リンク21の他端部は
第1駆動リンク19の他端部に枢支連結してある。した
がって、第2駆動リンク21はヒンジピン37を中心と
して固定軸23側が相対的に揺動されることとなり、第
2サーボモータM2を駆動することによってもスライダ
17をX軸,Y軸方向へ変位せしめることができるもの
である。このとき、第2従動リンク35に第2駆動リン
ク19に対して平行を保持しつつ、水平方向へ揺動す
る。
【0018】よって、前記第1,第2サーボモータM
1,M2を適宜に駆動することにより広範囲に亘ってス
ライダ17をX軸,Y軸方向へ移動し位置決めすること
ができる。なお、スライダ17がX軸方向、Y軸方向へ
移動する場合に、第1駆動リンク19と第2駆動リンク
21によってなす角θは、図2に示すような最小角θm
inと図3に示すような最大角θmaxの間で変位す
る。
1,M2を適宜に駆動することにより広範囲に亘ってス
ライダ17をX軸,Y軸方向へ移動し位置決めすること
ができる。なお、スライダ17がX軸方向、Y軸方向へ
移動する場合に、第1駆動リンク19と第2駆動リンク
21によってなす角θは、図2に示すような最小角θm
inと図3に示すような最大角θmaxの間で変位す
る。
【0019】第1実施例によれば、スライダ17をX軸
方向、Y軸方向へ移動させるための構成が簡単であり、
安価に二次元運動装置1を製作し得る。
方向、Y軸方向へ移動させるための構成が簡単であり、
安価に二次元運動装置1を製作し得る。
【0020】また、第1実施例による二次元運動装置1
は、第1駆動リンク19に対して平行な第1従動リンク
31、第2駆動リンク21に対して平行な第2従動リン
ク35、連結リンク41を適宜に設けて構成したことに
より、スライダ17を移動させるために第1,第2駆動
リンク19,21、第1,第2従動リンク31,35、
連結リンク41等を備えてなる平行リンク装置43,4
5を一定の剛性に保ちつつ、第1,第2駆動リンク1
9,21の軽量化を図ることができる。したがって、第
1,第2駆動リンク19,21及び第1,第2従動リン
ク31,35の自重による撓みを極力押えて、スライダ
17の精密な移動位置決めを行うことができると共に、
第1,第2駆動リンク19,21を揺動させるときに生
じるモーメントを小さくすることができサーボモータM
1,M2の負荷を小さくすることができる。
は、第1駆動リンク19に対して平行な第1従動リンク
31、第2駆動リンク21に対して平行な第2従動リン
ク35、連結リンク41を適宜に設けて構成したことに
より、スライダ17を移動させるために第1,第2駆動
リンク19,21、第1,第2従動リンク31,35、
連結リンク41等を備えてなる平行リンク装置43,4
5を一定の剛性に保ちつつ、第1,第2駆動リンク1
9,21の軽量化を図ることができる。したがって、第
1,第2駆動リンク19,21及び第1,第2従動リン
ク31,35の自重による撓みを極力押えて、スライダ
17の精密な移動位置決めを行うことができると共に、
第1,第2駆動リンク19,21を揺動させるときに生
じるモーメントを小さくすることができサーボモータM
1,M2の負荷を小さくすることができる。
【0021】なお、一対の第1リンク19,31のうち
一方の第1リンク19を第1サーボモータM1に連動連
結する代わりに、他方の第1リンク31を第1サーボモ
ータM1に連動連結しても差し支えない。同様に、一対
の第2リンク21,35のうち一方の第2リンク21を
第2サーボモータM2に連動連結する代わりに、他方の
第2リンク35を第2サーボモータM2に連動連結して
も差し支えない。
一方の第1リンク19を第1サーボモータM1に連動連
結する代わりに、他方の第1リンク31を第1サーボモ
ータM1に連動連結しても差し支えない。同様に、一対
の第2リンク21,35のうち一方の第2リンク21を
第2サーボモータM2に連動連結する代わりに、他方の
第2リンク35を第2サーボモータM2に連動連結して
も差し支えない。
【0022】次に、第2実施例について図6、図7を参
照して説明する。
照して説明する。
【0023】第2実施例に係る二次元運動装置47は、
第1実施例に係る二次元運動装置1と同様にX軸方向及
びY軸方向へ移動可能なスライダ17を備えているが、
このスライダ17をX軸方向、Y軸方向へ移動させるた
めの装置が第1実施例に係る二次元運動装置1と異な
る。以下、第2実施例に係る二次元運動装置47の構成
における第1実施例に係る二次元運動装置1と異なる部
分について説明する。
第1実施例に係る二次元運動装置1と同様にX軸方向及
びY軸方向へ移動可能なスライダ17を備えているが、
このスライダ17をX軸方向、Y軸方向へ移動させるた
めの装置が第1実施例に係る二次元運動装置1と異な
る。以下、第2実施例に係る二次元運動装置47の構成
における第1実施例に係る二次元運動装置1と異なる部
分について説明する。
【0024】前記スライダ17をX軸、Y軸方向に移動
するために、適宜固定位置、本実施例においては適宜の
支持ブロック3には水平方向へ揺動可能な揺動杆49の
一端部が設けてあり、上記支持ブロック3には、上記揺
動杆49を揺動させるための第1サーボモータM1が装
着してある。
するために、適宜固定位置、本実施例においては適宜の
支持ブロック3には水平方向へ揺動可能な揺動杆49の
一端部が設けてあり、上記支持ブロック3には、上記揺
動杆49を揺動させるための第1サーボモータM1が装
着してある。
【0025】そして、上記揺動杆49に沿って前記スラ
イダ17を移動させるために、スライダ17の上面には
回転軸51を介して回転台53が回転自在に設けてあ
り、この回転台53には、揺動杆49に長手方向に延伸
して設けた案内部55に沿って移動される被案内部57
が設けられている。また、上記回転台53には第2サー
ボモータM2が装着してあり、この第2サーボモータM
2によって回転されるピニオン59は、前記揺動杆49
に長手方向に延伸して設けたラック61に噛合してあ
る。
イダ17を移動させるために、スライダ17の上面には
回転軸51を介して回転台53が回転自在に設けてあ
り、この回転台53には、揺動杆49に長手方向に延伸
して設けた案内部55に沿って移動される被案内部57
が設けられている。また、上記回転台53には第2サー
ボモータM2が装着してあり、この第2サーボモータM
2によって回転されるピニオン59は、前記揺動杆49
に長手方向に延伸して設けたラック61に噛合してあ
る。
【0026】なお、揺動杆49に沿って前記回転台53
を移動する構成としては、揺動杆49にボールネジを設
け、回転台53に備えたナット部材を上記ボールネジに
相対的に移動可能に螺着して、ボールネジ又はナット部
材の少なくとも一方を回転する構成とすることも可能で
ある。また、例えば揺動杆49をロッド状となし、回転
台53を円筒状となして、円筒状リニアモータの構成と
することも可能である。
を移動する構成としては、揺動杆49にボールネジを設
け、回転台53に備えたナット部材を上記ボールネジに
相対的に移動可能に螺着して、ボールネジ又はナット部
材の少なくとも一方を回転する構成とすることも可能で
ある。また、例えば揺動杆49をロッド状となし、回転
台53を円筒状となして、円筒状リニアモータの構成と
することも可能である。
【0027】上記適宜の支持ブロック3には上記揺動杆
49に対して平行な平行リンク63の基部がヒンジピン
65を介して設けてあり、この平行リンク63は水平方
向へ揺動自在である。上記平行リンク63の適宜位置は
スライダ17に設けた回転軸受67により平行リンク6
3の長手方向へ移動自在に支持されており、回転軸受6
7はスライダ17に対して回転自在に支持されている。
49に対して平行な平行リンク63の基部がヒンジピン
65を介して設けてあり、この平行リンク63は水平方
向へ揺動自在である。上記平行リンク63の適宜位置は
スライダ17に設けた回転軸受67により平行リンク6
3の長手方向へ移動自在に支持されており、回転軸受6
7はスライダ17に対して回転自在に支持されている。
【0028】上記構成により、第2サーボモータM2を
駆動することにより、回転台53が揺動杆49に沿って
移動されることとなるので、回転台53に連結したスラ
イダ17も同方向へ移動されることとなる。この際、ス
ライダ17はX軸,Y軸方向の両可動部材11,15に
支持されているので、上記スライダ17が揺動杆49に
沿って移動することによりX軸,Y軸方向の位置変化
は、前記両可動部材11,15が相対的に移動すること
によって対応される。
駆動することにより、回転台53が揺動杆49に沿って
移動されることとなるので、回転台53に連結したスラ
イダ17も同方向へ移動されることとなる。この際、ス
ライダ17はX軸,Y軸方向の両可動部材11,15に
支持されているので、上記スライダ17が揺動杆49に
沿って移動することによりX軸,Y軸方向の位置変化
は、前記両可動部材11,15が相対的に移動すること
によって対応される。
【0029】また、第1サーボモータM1を適宜に駆動
して揺動杆49を適宜に揺動することにより、前記スラ
イダ17はX軸,Y軸方向に位置変化する。このとき、
平行リンク63は揺動杆49に対して平行を保持しつ
つ、揺動する。
して揺動杆49を適宜に揺動することにより、前記スラ
イダ17はX軸,Y軸方向に位置変化する。このとき、
平行リンク63は揺動杆49に対して平行を保持しつ
つ、揺動する。
【0030】したがって、第1,第2のサーボモータM
1,M2を適宜に制御することにより、スライダ17を
X軸,Y軸方向へ移動することができ、所望位置へ移動
決めすることができる。
1,M2を適宜に制御することにより、スライダ17を
X軸,Y軸方向へ移動することができ、所望位置へ移動
決めすることができる。
【0031】以上の第2実施例によれば、スライダ17
をX軸方向、Y軸方向へ移動させるための構成が簡単で
あり、安価に二次元運動装置47を製作し得る。
をX軸方向、Y軸方向へ移動させるための構成が簡単で
あり、安価に二次元運動装置47を製作し得る。
【0032】また、第2実施例に係る二次元運動装置1
は、揺動杆49に対して平行な平行リンク63を適宜に
設けて構成したことにより、スライダ17を移動させる
ための揺動杆49、平行リンク63を備えてなるリンク
装置を一定の剛性に保ちつつ、揺動杆49の軽量化を図
ることができる。したがって、揺動杆49の自重による
撓みを極力押えて、スライダ17の精密な移動位置決め
を行うことができると共に、揺動杆49を揺動させると
きに生じるモーメントを小さくすることができ、サーボ
モータM1,M2の負荷を小さくすることができる。
は、揺動杆49に対して平行な平行リンク63を適宜に
設けて構成したことにより、スライダ17を移動させる
ための揺動杆49、平行リンク63を備えてなるリンク
装置を一定の剛性に保ちつつ、揺動杆49の軽量化を図
ることができる。したがって、揺動杆49の自重による
撓みを極力押えて、スライダ17の精密な移動位置決め
を行うことができると共に、揺動杆49を揺動させると
きに生じるモーメントを小さくすることができ、サーボ
モータM1,M2の負荷を小さくすることができる。
【0033】なお、本考案は、前述のごとき実施例の説
明に限ることなく、適宜の変更を行うことによりその他
種々の態様で実施可能である。
明に限ることなく、適宜の変更を行うことによりその他
種々の態様で実施可能である。
【0034】
【考案の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、本考案に係る第1の手段、第2の手段によ
れば、スライダをX軸方向、Y軸方向へ移動させるため
の構成が簡単であり、安価に二次元運動装置を製作し得
る。
れるように、本考案に係る第1の手段、第2の手段によ
れば、スライダをX軸方向、Y軸方向へ移動させるため
の構成が簡単であり、安価に二次元運動装置を製作し得
る。
【0035】また、本考案の第1の手段によれば、ほぼ
平行な一対の第1リンク、ほぼ平行な一対の第2リン
ク、連結リンクを適宜に設けて構成したことにより、ス
ライダを移動させるために一対の第1リンク、一対の第
2リンク、連結リンクを備えてなる平行リンク装置を一
定の剛性に保ちつつ、第1,第2リンクの軽量化を図る
ことができる。したがって、第1,第2リンク、リンク
の自重による撓みを極力押えて、スライダの精密な移動
位置決めを行うことができると共に、第1,第2リンク
を揺動させるときに生じるモーメントを小さくすること
ができ、モータの負荷を小さくすることができる。
平行な一対の第1リンク、ほぼ平行な一対の第2リン
ク、連結リンクを適宜に設けて構成したことにより、ス
ライダを移動させるために一対の第1リンク、一対の第
2リンク、連結リンクを備えてなる平行リンク装置を一
定の剛性に保ちつつ、第1,第2リンクの軽量化を図る
ことができる。したがって、第1,第2リンク、リンク
の自重による撓みを極力押えて、スライダの精密な移動
位置決めを行うことができると共に、第1,第2リンク
を揺動させるときに生じるモーメントを小さくすること
ができ、モータの負荷を小さくすることができる。
【0036】本考案の第2の手段によれば、揺動杆に対
して平行な平行リンクを適宜に設けて構成したことによ
り、スライダを移動させるために揺動杆、平行リンクを
備えてなる平行リンク装置を一定の剛性に保ちつつ、揺
動杆の軽量化を図ることができる。したがって、揺動杆
の自重による撓みを極力押えて、スライダの精密な移動
位置決めを行うことができると共に、揺動杆を揺動させ
るときに生じるモーメントを小さくすることができ、モ
ータの負荷を小さくすることができる。
して平行な平行リンクを適宜に設けて構成したことによ
り、スライダを移動させるために揺動杆、平行リンクを
備えてなる平行リンク装置を一定の剛性に保ちつつ、揺
動杆の軽量化を図ることができる。したがって、揺動杆
の自重による撓みを極力押えて、スライダの精密な移動
位置決めを行うことができると共に、揺動杆を揺動させ
るときに生じるモーメントを小さくすることができ、モ
ータの負荷を小さくすることができる。
【図1】第1実施例に係る二次元運動装置の平面図であ
る。
る。
【図2】第1実施例の作用説明図である。
【図3】第1実施例の作用説明図である。
【図4】図1におけるIV−IV線に沿った図である。
【図5】連結リンクの部分拡大図である。
【図6】第2実施例に係る二次元運動装置の平面図であ
る。
る。
【図7】図6におけるVII −VII 線に沿った図である。
1 二次元運動装置 5 X軸ガイド部材 7 Y軸ガイド部材 11 X軸方向可動部材 15 Y軸方向可動部材 17 スライダ 19 第1駆動リンク 21 第2駆動リンク 31 第1従動リンク 35 第2従動リンク 41 連結リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 21/10
Claims (2)
- 【請求項1】 X軸方向へ延伸した一対のX軸ガイド部
材にY軸方向へ延伸したX軸方向可動部材をX軸方向へ
移動自在に設け、Y軸方向へ延伸した一対のY軸ガイド
部材にX軸方向へ延伸したY軸方向可動部材をY軸方向
へ移動自在に設け、上記X軸方向可動部材と上記Y軸方
向可動部材の立体交差部分にX軸方向及びY軸方向へ移
動可能に支持されたスライダを設けてなる二次元運動装
置にして、適宜固定位置に揺動可能な一対の第1リンク
の一端部をそれぞれ連結し、かつ一方の第1リンクと他
方の第1リンクがほぼ平行になるように構成し、上記ス
ライダに揺動可能な一対の第2リンクの一端部をそれぞ
れ連結し、かつ一方の第2リンクと他方の第2リンクが
ほぼ平行になるように構成し、上記一方の第1リンクの
他端部と上記一方の第2リンクの他端部を枢支連結し、
上記他方の第1リンクの他端部と上記他方の第2リンク
の他端部を枢支連結し、上記一方の第1リンクの他端部
と上記一方の第2リンクの他端部を枢支連結する連結部
に連結リンクの一端部を枢支連結し、上記他方の第1リ
ンクの他端部と他方の第2リンクの他端部を枢支連結す
る連結部に上記連結リンクの他端部を枢支連結し、一方
の第1リンクの一端部と他方の第1リンクの一端部を結
ぶ線及び一方の第2リンクの一端部と他方の第2リンク
の一端部を結ぶ線が、上記連結リンクに対してほぼ平行
になるように構成し、一対の第1アームのうちいずれか
の第1アームを前記適宜固定位置に対して揺動させる第
1モータを設けると共に、一対の第2アームのうちいず
れかの第2アームを前記スライダに対して揺動させる第
2モータを設けてなることを特徴とする二次元運動装
置。 - 【請求項2】 X軸方向へ延伸した一対のX軸ガイド部
材にY軸方向へ延伸したX軸方向可動部材をX軸方向へ
移動自在に設け、Y軸方向へ延伸した一対のY軸ガイド
部材にX軸方向へ延伸したY軸方向可動部材をY軸方向
へ移動自在に設け、上記X軸方向可動部材とY軸方向可
動部材の立体交差部分にX軸方向及びY軸方向へ移動可
能に支持されたスライダを設けてなる二次元運動装置に
して、適宜固定位置に揺動可能な揺動杆の基部を連結
し、この揺動杆を上記適宜位置に対して揺動させる第1
モータを設け、上記スライダに第2モータを回転自在に
装着し、この揺動杆の適宜位置を上記第2モータに連動
連結し、この第2モータと上記揺動杆との連結部分を揺
動杆の長手方向へ移動可能に設け、適宜固定位置に上記
揺動杆と平行でかつ揺動自在な平行リンクの基部を連結
し、この平行リンクの適宜位置と前記スライダとを連結
し、上記スライダと上記平行リンクとの連結部分を平行
リンクの長手方向へ移動自在に設け、第2モータと揺動
杆との連結部分とスライダと平行リンクとの連結部分を
結ぶ線が揺動杆の基部と平行リンクの基部を結ぶ線に対
してほぼ平行になるように構成してなることを特徴とす
る二次元運動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9393U JP2581615Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 二次元運動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9393U JP2581615Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 二次元運動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654952U JPH0654952U (ja) | 1994-07-26 |
JP2581615Y2 true JP2581615Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=11464503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9393U Expired - Lifetime JP2581615Y2 (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 二次元運動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581615Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052193A (ja) * | 2005-12-27 | 2009-03-12 | Komatsu Ltd | 回転防止装置 |
CN107157162A (zh) * | 2017-07-17 | 2017-09-15 | 杜胜坚 | 一种平台式高位物品取放装置和货架 |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP9393U patent/JP2581615Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0654952U (ja) | 1994-07-26 |
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