JP2581094B2 - 感光性樹脂組成物 - Google Patents
感光性樹脂組成物Info
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/038—Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は第3級窒素原子含有ジエン系共重合体を用い
た感光性樹脂組成物に関する。更に詳しくは現像液とし
て水あるいは水系現像液を用いることが可能であり、か
つ水性インキに対して十分な耐性を有するフレキソ印刷
版を与え得る感光性樹脂組成物に関するものである。
た感光性樹脂組成物に関する。更に詳しくは現像液とし
て水あるいは水系現像液を用いることが可能であり、か
つ水性インキに対して十分な耐性を有するフレキソ印刷
版を与え得る感光性樹脂組成物に関するものである。
[従来の技術] 従来フレキソ印刷版用感光性樹脂組成物としては、1,
2−ポリブタジエンを基材とするもの,スチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体を基材とするもの、
液状の不飽和ポリエステルを基材とするもの、カルボキ
シル基含有ポリマーを基材とするものなどが知られてい
る。ところが、1,2−ポリブタジエンやスチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体を基材とするものは
現像液としてハロゲン系有機溶剤を用いなければなら
ず、安全、衛生上好ましくない。また液状の不飽和ポリ
エステルを基材とするものは、液状であるため、固形に
比べ使用の際不便である。またカルボキシル基含有ポリ
マーを基材とするものは現像にアルカリ水を使用し、か
つ十分なアルカリ水溶性を確保するためにはカルボキシ
ル基含量を高めねばならず、このため、ポリマーのガラ
ス転移点が高くなり、弾性の不足および耐水性の不足を
きたすという問題があった。また、アミノ基含有共重合
体を用い、酸の存在下で水系現像液を用いて現像するこ
とが可能であるが、通常の線状ポリマーの場合、分子量
が高過ぎると水現像性が大巾に低下してしまう。逆に水
現像性を上げるために分子量を小さくすると感光性不飽
和単量体を配合した場合、低粘度となり固形板タイプの
感光性樹脂組成物とすることが不可能となる。また低分
子量でもポリマーのガラス転移点を高くし、ポリマー自
体を硬くすれば固形性は向上する。ところが、フレキソ
印刷版として必要な高弾性、柔軟性が著しく損なわれ
る。すなわち、易現像性と固形性、弾性の両立が極めて
困難であった。
2−ポリブタジエンを基材とするもの,スチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体を基材とするもの、
液状の不飽和ポリエステルを基材とするもの、カルボキ
シル基含有ポリマーを基材とするものなどが知られてい
る。ところが、1,2−ポリブタジエンやスチレン−イソ
プレン−スチレンブロック共重合体を基材とするものは
現像液としてハロゲン系有機溶剤を用いなければなら
ず、安全、衛生上好ましくない。また液状の不飽和ポリ
エステルを基材とするものは、液状であるため、固形に
比べ使用の際不便である。またカルボキシル基含有ポリ
マーを基材とするものは現像にアルカリ水を使用し、か
つ十分なアルカリ水溶性を確保するためにはカルボキシ
ル基含量を高めねばならず、このため、ポリマーのガラ
ス転移点が高くなり、弾性の不足および耐水性の不足を
きたすという問題があった。また、アミノ基含有共重合
体を用い、酸の存在下で水系現像液を用いて現像するこ
とが可能であるが、通常の線状ポリマーの場合、分子量
が高過ぎると水現像性が大巾に低下してしまう。逆に水
現像性を上げるために分子量を小さくすると感光性不飽
和単量体を配合した場合、低粘度となり固形板タイプの
感光性樹脂組成物とすることが不可能となる。また低分
子量でもポリマーのガラス転移点を高くし、ポリマー自
体を硬くすれば固形性は向上する。ところが、フレキソ
印刷版として必要な高弾性、柔軟性が著しく損なわれ
る。すなわち、易現像性と固形性、弾性の両立が極めて
困難であった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は水系現像液で現像可能であり、かつ水性イン
キに対する十分な耐性を有し、かつフレキソ印刷に使用
できる十分な弾性と柔軟性を有する固形板タイプの感光
性樹脂組成物を提供することを目的とする。
キに対する十分な耐性を有し、かつフレキソ印刷に使用
できる十分な弾性と柔軟性を有する固形板タイプの感光
性樹脂組成物を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは従来の技術的課題を鋭意検討した結果、
部分的に架橋された、アミノ基含有ジエン系共重合体を
基材とした感光性樹脂組成物を用いることにより上記課
題が解決されることを見出し本発明に至った。
部分的に架橋された、アミノ基含有ジエン系共重合体を
基材とした感光性樹脂組成物を用いることにより上記課
題が解決されることを見出し本発明に至った。
すなわち、第3級窒素原子は酸の存在下に4級化し、
イオン化することにより、水溶性となることは公知であ
る。ところが、線状ポリマーでは上述のように、分子量
が高いと、この水溶性が充分に得られない問題があっ
た。本発明者らは、この点について鋭意検討を重ねた結
果、多官能性ビニル化合物を共重合させ、部分架橋化さ
せることにより上記問題が解決されることがわかった。
イオン化することにより、水溶性となることは公知であ
る。ところが、線状ポリマーでは上述のように、分子量
が高いと、この水溶性が充分に得られない問題があっ
た。本発明者らは、この点について鋭意検討を重ねた結
果、多官能性ビニル化合物を共重合させ、部分架橋化さ
せることにより上記問題が解決されることがわかった。
すなわち部分架橋化させることによりポリマーは線状
とならず球状となる。この球状構造は感光性不飽和単量
体と混合後も保持され、このため現像の際にはこの球状
構造のまま再分散されてゆくことを利用したものであ
る。球状構造のまま再分散するため、高分子量となって
も現像性が低下しないのである。また線状高分子に比し
て現像の際、水との接触面積が極端に小さくなるため、
親水性基の量を少なくできる。このため光硬化後の耐水
性も大きく改良されるのである。かつジエン系単量体を
共重合させることによりフレキソ印刷版として重要な弾
性、柔軟性も確保されるのである。
とならず球状となる。この球状構造は感光性不飽和単量
体と混合後も保持され、このため現像の際にはこの球状
構造のまま再分散されてゆくことを利用したものであ
る。球状構造のまま再分散するため、高分子量となって
も現像性が低下しないのである。また線状高分子に比し
て現像の際、水との接触面積が極端に小さくなるため、
親水性基の量を少なくできる。このため光硬化後の耐水
性も大きく改良されるのである。かつジエン系単量体を
共重合させることによりフレキソ印刷版として重要な弾
性、柔軟性も確保されるのである。
このような思想のもとに、(A)共役ジエン系単量体
20〜90モル%、(B)第3級窒素原子を有するα,β−
エチレン性不飽和単量体1〜60モル%、(C)多官能性
ビニル化合物0.1〜10モル%、(D)(B)以外のモノ
オレフィン系不飽和化合物5〜80モル%(ただし、
(A)+(B)+(C)+(D)=100モル%)からな
る第3級窒素原子含有ジエン系共重合体(I)、光重合
性不飽和単量体(II)、および光重合開始剤(III)を
含有することを特徴とする感光性樹脂組成物を見出だし
たものである。
20〜90モル%、(B)第3級窒素原子を有するα,β−
エチレン性不飽和単量体1〜60モル%、(C)多官能性
ビニル化合物0.1〜10モル%、(D)(B)以外のモノ
オレフィン系不飽和化合物5〜80モル%(ただし、
(A)+(B)+(C)+(D)=100モル%)からな
る第3級窒素原子含有ジエン系共重合体(I)、光重合
性不飽和単量体(II)、および光重合開始剤(III)を
含有することを特徴とする感光性樹脂組成物を見出だし
たものである。
本発明の共重合体を構成する共役ジエン成分単位
(A)の共役ジエン単量体としては、1,3−ブタジエ
ン、イソプレン、クロロプレン、1,3−ペンタジエンな
どが挙げられる。
(A)の共役ジエン単量体としては、1,3−ブタジエ
ン、イソプレン、クロロプレン、1,3−ペンタジエンな
どが挙げられる。
(A)成分の含有量は20モル%未満ではゴム弾性が劣
り、90モル%を超えると、組成物の加工性、現像性が劣
ってくる。好ましい範囲は30〜80モル%である。
り、90モル%を超えると、組成物の加工性、現像性が劣
ってくる。好ましい範囲は30〜80モル%である。
本発明の共重合体を構成する第3級窒素原子を有する
α,β−エチレン性不飽和単量体(B)としては、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリルアミド等挙げられる。
α,β−エチレン性不飽和単量体(B)としては、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピ
ル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリルアミド等挙げられる。
(B)成分の含有量は1モル%未満では充分な現像性
が得られず、60モル%を超えると耐水性が低下する。好
ましい範囲は3〜40モル%である。
が得られず、60モル%を超えると耐水性が低下する。好
ましい範囲は3〜40モル%である。
本発明の共重合体を構成する多官能性ビニル化合物成
分単位(C)の多官能性ビニル化合物単量体としては、
エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコ
ールジアクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
クリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、
プロピレングリコールジアクリレートなどの多価アクリ
ル酸エステルのほか、ジビニルベンゼン、トリビニルベ
ンゼンなどが挙げられる。
分単位(C)の多官能性ビニル化合物単量体としては、
エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコ
ールジアクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
クリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、
プロピレングリコールジアクリレートなどの多価アクリ
ル酸エステルのほか、ジビニルベンゼン、トリビニルベ
ンゼンなどが挙げられる。
(C)成分の含有量は0.1モル%未満では透明性、加
工性、表面平滑性、現像性が劣り、10モル%を超える
と、光硬化後の強度の低下が著しい。好ましい範囲は0.
5〜7モル%である。
工性、表面平滑性、現像性が劣り、10モル%を超える
と、光硬化後の強度の低下が著しい。好ましい範囲は0.
5〜7モル%である。
本発明の共重合体を構成する(B)以外のモノオレフ
ィン系不飽和化合物成分単位(D)のモノオレフィン系
不飽和化合物単量体としては、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n−ブチルアクリレート、α−エチ
ルヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、
ドデシルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、
エトキシエチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレ
ート、シアノエチルアクリレート、あるいはこれらのメ
タクリレートで代表されるアクリル酸エステルのほか、
スチレン、アクリロニトリル、フッ化ビニリデン、塩化
ビニルなどが挙げられ、目的に応じて単独または併用し
て用いられる。
ィン系不飽和化合物成分単位(D)のモノオレフィン系
不飽和化合物単量体としては、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n−ブチルアクリレート、α−エチ
ルヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、
ドデシルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、
エトキシエチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレ
ート、シアノエチルアクリレート、あるいはこれらのメ
タクリレートで代表されるアクリル酸エステルのほか、
スチレン、アクリロニトリル、フッ化ビニリデン、塩化
ビニルなどが挙げられ、目的に応じて単独または併用し
て用いられる。
(D)成分の含有量は5〜80モル%であり、5モル%
未満では加工性が劣り、80モル%を超えると相対的に他
の成分が小さくなり過ぎ、弾性や水現像性の低下をもた
らす。好ましい範囲は10〜60モル%である。
未満では加工性が劣り、80モル%を超えると相対的に他
の成分が小さくなり過ぎ、弾性や水現像性の低下をもた
らす。好ましい範囲は10〜60モル%である。
また、共重合体(I)のムーニー粘度は10〜150が好
ましい。ムーニー粘度が10未満では組成物とした場合の
固形性が劣り、150を超えると、加工性が低下する傾向
がある。より好ましくは、20〜120である。
ましい。ムーニー粘度が10未満では組成物とした場合の
固形性が劣り、150を超えると、加工性が低下する傾向
がある。より好ましくは、20〜120である。
かかる共重合体は、前記(A)〜(D)の各成分を構
成する単量体を所定量、例えば共役ジエン単量体(A)
30〜90重量%、好ましくは40〜90重量%、(B)第3級
窒素原子を有するα,β−エチレン性不飽和単量体2〜
70重量%、好ましくは5〜50重量%、多官能性ビニル化
合物単量体(C)0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜7重
量%、および(B)以外のモノオレフィン系不飽和化合
物単量体(D)5〜65重量%、好ましくは10〜50重量%
(ただし、(A)+(B)+(C)+(D)=100重量
%)の割合で含む混合物を水性媒体中、あるいは有機溶
媒中などでラジカル重合させることによって得られる。
成する単量体を所定量、例えば共役ジエン単量体(A)
30〜90重量%、好ましくは40〜90重量%、(B)第3級
窒素原子を有するα,β−エチレン性不飽和単量体2〜
70重量%、好ましくは5〜50重量%、多官能性ビニル化
合物単量体(C)0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜7重
量%、および(B)以外のモノオレフィン系不飽和化合
物単量体(D)5〜65重量%、好ましくは10〜50重量%
(ただし、(A)+(B)+(C)+(D)=100重量
%)の割合で含む混合物を水性媒体中、あるいは有機溶
媒中などでラジカル重合させることによって得られる。
分子量の調節には、分子量調節剤を用いる。
その使用量は、単量体100g当たりに0.1〜5gが好まし
い。各単量体やラジカル重合開始剤などの重合薬剤は、
反応開始剤に全量添加してもよいし、反応開始後任意に
分けて添加してもよい。
い。各単量体やラジカル重合開始剤などの重合薬剤は、
反応開始剤に全量添加してもよいし、反応開始後任意に
分けて添加してもよい。
重合は、0〜50℃において酸素を除去した反応器中で
行われるが、反応途中で温度や撹拌などの操作条件を任
意に変更することができる。重合方式は、連続式、回分
式のいずれも可能である。
行われるが、反応途中で温度や撹拌などの操作条件を任
意に変更することができる。重合方式は、連続式、回分
式のいずれも可能である。
ラジカル重合開始剤としては、ベンゾイルペルオキシ
ド、クメンハイドロペルオキシド、パラメタンハイドロ
ペルオキシド、ラウロイルペルオキシドなどの有機過酸
化物、アゾビスイソブチルジニトリルで代表されるシア
ゾ化合物、過硫酸カリウムで代表される無機化合物、有
機化合物−硫酸鉄の組み合わせに代表されるレドックス
系触媒などが用いられる。分子量調節剤としては、t−
ドデシルメルカプタン、ジアルキルキサントゲンジスル
フィドなどが用いられる。
ド、クメンハイドロペルオキシド、パラメタンハイドロ
ペルオキシド、ラウロイルペルオキシドなどの有機過酸
化物、アゾビスイソブチルジニトリルで代表されるシア
ゾ化合物、過硫酸カリウムで代表される無機化合物、有
機化合物−硫酸鉄の組み合わせに代表されるレドックス
系触媒などが用いられる。分子量調節剤としては、t−
ドデシルメルカプタン、ジアルキルキサントゲンジスル
フィドなどが用いられる。
本発明の共重合体は、共役ジエン単量体に由来する残
存二重結合が紫外線などの活性光線の作用により三次元
架橋し溶剤に不溶化するものであるが、該共重合体を用
いて感光性樹脂組成物を作製する場合には、この共重合
体(I)に、分子中に少なくとも1つのエチレン性不飽
和基を含む光重合性不飽和単量体(II)、および光重合
開始剤(III)を添加すると、架橋反応が促進され、架
橋反応後得られた刷版などの機械的強度が大幅に向上す
る。
存二重結合が紫外線などの活性光線の作用により三次元
架橋し溶剤に不溶化するものであるが、該共重合体を用
いて感光性樹脂組成物を作製する場合には、この共重合
体(I)に、分子中に少なくとも1つのエチレン性不飽
和基を含む光重合性不飽和単量体(II)、および光重合
開始剤(III)を添加すると、架橋反応が促進され、架
橋反応後得られた刷版などの機械的強度が大幅に向上す
る。
かかる光重合性不飽和単量体(II)としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、p−メトキシスチレン、ジイソプロペニ
ルベンゼン、ジビニルベンゼンなどの不飽和芳香族化合
物、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどの不飽
和ニトリル化合物、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、イソブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレー
ト、n−ペンチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチル
アクリレート、n−デシルアクリレート、ラウリルアク
リレートなどのアルキルアルコールのアクリレートまた
はメタクリレート類、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルアクリレートまたはメタク
リレートなどのヒドロキシアルキルアルコールのアクリ
レートまたはメタクリレート類、メトキシエチレングリ
コール、メトキシプロピレングリコールなどのアルコキ
シアルキレングリコールのアクリレートまたはメタクリ
レート類、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、ク
ロトン酸、イタコン酸、イタコン酸無水物、シトラコン
酸、メサコン酸などのα,β−エチレン性不飽和カルボ
ン酸類、マレイン酸モノエチル、フマル酸モノエチル、
イタコン酸モノエチルなどの不飽和多価カルボン酸のモ
ノエステル類、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチ
ル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジオクチル、フマ
ル酸ジエチル、フマル酸ジブチル、フマル酸ジオクチ
ル、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジエチル、イタコ
ン酸ジブチル、イタコン酸ジオクチルなどのジエステル
類、アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N′−メチ
レンビスアクリルアミド、N,N′−ヘキサメチレンビス
アクリルアミドなどのアクリルアミドまたはメタクリル
アミド類、エチレングリコールジアクリレートまたはジ
メタクリレート、ポリアルキレングリコール(アルキレ
ングリコール単位2〜23個)のジアクリレートまたはジ
メタクリレート類、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル、トリメチロールアルカン、テトラメチロールアルカ
ン(アルカンとしてはメタン、エタン、プロパン)など
の多価アルコール類のジアクリレート、トリアクリレー
ト、テトラアクリレートまたはジメタクリレート、トリ
メタクリレートまたはテトラメタクリレート、オリゴア
クリレート類などが挙げられる。該光重合性不飽和単量
体(II)は、本発明の共重合体(I)100重量部に対し
て5〜200重量部の範囲で使用され、好ましくは10〜100
重量部の範囲で使用される。この範囲であれば二種また
はそれ以上を混合して使用することもできる。5重量部
未満であると感光性樹脂層の硬化および刷版などの機械
的強度の向上が充分期待できず、200重量部を超えると
共重合体のゴム弾性が著しく損なわれるほか、耐溶剤性
の低下を来たすなどの欠点を有する。
ン、α−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、p−メトキシスチレン、ジイソプロペニ
ルベンゼン、ジビニルベンゼンなどの不飽和芳香族化合
物、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどの不飽
和ニトリル化合物、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、イソブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレー
ト、n−ペンチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチル
アクリレート、n−デシルアクリレート、ラウリルアク
リレートなどのアルキルアルコールのアクリレートまた
はメタクリレート類、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルアクリレートまたはメタク
リレートなどのヒドロキシアルキルアルコールのアクリ
レートまたはメタクリレート類、メトキシエチレングリ
コール、メトキシプロピレングリコールなどのアルコキ
シアルキレングリコールのアクリレートまたはメタクリ
レート類、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、ク
ロトン酸、イタコン酸、イタコン酸無水物、シトラコン
酸、メサコン酸などのα,β−エチレン性不飽和カルボ
ン酸類、マレイン酸モノエチル、フマル酸モノエチル、
イタコン酸モノエチルなどの不飽和多価カルボン酸のモ
ノエステル類、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチ
ル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジオクチル、フマ
ル酸ジエチル、フマル酸ジブチル、フマル酸ジオクチ
ル、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジエチル、イタコ
ン酸ジブチル、イタコン酸ジオクチルなどのジエステル
類、アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N′−メチ
レンビスアクリルアミド、N,N′−ヘキサメチレンビス
アクリルアミドなどのアクリルアミドまたはメタクリル
アミド類、エチレングリコールジアクリレートまたはジ
メタクリレート、ポリアルキレングリコール(アルキレ
ングリコール単位2〜23個)のジアクリレートまたはジ
メタクリレート類、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル、トリメチロールアルカン、テトラメチロールアルカ
ン(アルカンとしてはメタン、エタン、プロパン)など
の多価アルコール類のジアクリレート、トリアクリレー
ト、テトラアクリレートまたはジメタクリレート、トリ
メタクリレートまたはテトラメタクリレート、オリゴア
クリレート類などが挙げられる。該光重合性不飽和単量
体(II)は、本発明の共重合体(I)100重量部に対し
て5〜200重量部の範囲で使用され、好ましくは10〜100
重量部の範囲で使用される。この範囲であれば二種また
はそれ以上を混合して使用することもできる。5重量部
未満であると感光性樹脂層の硬化および刷版などの機械
的強度の向上が充分期待できず、200重量部を超えると
共重合体のゴム弾性が著しく損なわれるほか、耐溶剤性
の低下を来たすなどの欠点を有する。
本発明の共重合体(I)を用いて感光性樹脂組成物を
作製する場合に使用される光重合開始剤(III)として
は、通常、光増感剤として用いられる、例えばジアセチ
ル、ベンジルなどのα−ジケトン化合物、ベンゾイン、
ピバロインなどのアシロイン類、ベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロピル
エーテルなどのアシロインエーテル類、アントラキノ
ン、1,4−ナフトキノンなどの多核キノン類が挙げられ
る。
作製する場合に使用される光重合開始剤(III)として
は、通常、光増感剤として用いられる、例えばジアセチ
ル、ベンジルなどのα−ジケトン化合物、ベンゾイン、
ピバロインなどのアシロイン類、ベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインプロピル
エーテルなどのアシロインエーテル類、アントラキノ
ン、1,4−ナフトキノンなどの多核キノン類が挙げられ
る。
光重合開始剤(III)の添加量は、本発明の共重合体
(I)100重量部に対して0.1〜10重量部であり、好適に
は1〜5重量部である。0.1重量部未満であると充分な
硬化を感光性樹脂層に与えることはできず、100重量部
を超えると添加した光重合開始剤の全てが反応に関与し
ないので不経済であるばかりでなく、時には本発明の共
重合体(I)または光重合性不飽和単量体(II)との相
溶性が悪く不均一に分散することがある。
(I)100重量部に対して0.1〜10重量部であり、好適に
は1〜5重量部である。0.1重量部未満であると充分な
硬化を感光性樹脂層に与えることはできず、100重量部
を超えると添加した光重合開始剤の全てが反応に関与し
ないので不経済であるばかりでなく、時には本発明の共
重合体(I)または光重合性不飽和単量体(II)との相
溶性が悪く不均一に分散することがある。
前記した光重合性不飽和単量体(II)の市販品の中に
は、通常、p−メトキシフェノールなどの熱重合禁止剤
が少量添加されているが、これは感光性樹脂を露光する
際に全く影響なく、むしろ感光性樹脂組成物の保存安定
剤として使用するので、該組成物を作成するに際して
は、熱重合禁止剤を光重合性不飽和単量体(II)の中か
ら除去せずにそのまま添加することができる。
は、通常、p−メトキシフェノールなどの熱重合禁止剤
が少量添加されているが、これは感光性樹脂を露光する
際に全く影響なく、むしろ感光性樹脂組成物の保存安定
剤として使用するので、該組成物を作成するに際して
は、熱重合禁止剤を光重合性不飽和単量体(II)の中か
ら除去せずにそのまま添加することができる。
さらに、本発明の感光性樹脂組成物には、必要に応じ
て保存安定剤、例えばヒドロキノン、p−メトキシフェ
ノール、p−t−ブチルカテコール、2,6−ジ−t−ブ
チル−p−クレゾール、ピロガロールなどのヒドロキシ
芳香族化合物、ベンゾキノン、p−トルキノン、p−キ
シロキノンなどのキノン類、フェノール−α−ナフチル
アミンなどのアミン類を共重合体(I)100重量部に対
して0.01〜2重量部添加することができる。
て保存安定剤、例えばヒドロキノン、p−メトキシフェ
ノール、p−t−ブチルカテコール、2,6−ジ−t−ブ
チル−p−クレゾール、ピロガロールなどのヒドロキシ
芳香族化合物、ベンゾキノン、p−トルキノン、p−キ
シロキノンなどのキノン類、フェノール−α−ナフチル
アミンなどのアミン類を共重合体(I)100重量部に対
して0.01〜2重量部添加することができる。
本発明の共重合体(I)を用いて凸版を作製する方法
は、該共重合体の溶液に前記光重合性不飽和単量体(I
I)、光重合開始剤(III)を適量添加して充分撹拌し均
一溶液とした後、加温しながら溶媒を減圧除去するか、
またはニーダー、インターミキサー等を用いて固体状の
共重合体(I)に光重合性不飽和単量体(II)、光重合
開始剤(III)を添加、混練りする方法などによること
ができる。このようにして得られた感光性樹脂組成物
は、流動性のないワックス状、あるいはゴム状の固体感
光性樹脂組成物となるので、適度の厚みを持つスペーサ
ーを挾み一定膜厚にするか、ロールコーターなどにより
支持体上に塗布するか、圧縮成形、押出成形などにより
一定膜厚の感光性樹脂層としてネガフィルムを当てて露
光、現像して感光性樹脂凸版とすることができる。
は、該共重合体の溶液に前記光重合性不飽和単量体(I
I)、光重合開始剤(III)を適量添加して充分撹拌し均
一溶液とした後、加温しながら溶媒を減圧除去するか、
またはニーダー、インターミキサー等を用いて固体状の
共重合体(I)に光重合性不飽和単量体(II)、光重合
開始剤(III)を添加、混練りする方法などによること
ができる。このようにして得られた感光性樹脂組成物
は、流動性のないワックス状、あるいはゴム状の固体感
光性樹脂組成物となるので、適度の厚みを持つスペーサ
ーを挾み一定膜厚にするか、ロールコーターなどにより
支持体上に塗布するか、圧縮成形、押出成形などにより
一定膜厚の感光性樹脂層としてネガフィルムを当てて露
光、現像して感光性樹脂凸版とすることができる。
該感光性樹脂組成物は、ゴム弾性に富むのでフレキソ
印刷版に最適であり、該樹脂層を支持する支持体として
該感光性樹脂組成物と同程度のゴム弾性を持つ支持体を
使用できる。例を挙げれば、天然ゴム、スチレン−ブタ
ジエンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタ
ジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレンゴ
ム、結晶性、1,2−ブタジエン樹脂、軟質塩化ビニル樹
脂などのシートであり、ゴム弾性の少ない支持体を使用
できる分野には、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ナイロン、塩化ビニリデン、ポリエチレンな
どのフィルムも使用できる。また、新聞印刷、一般商業
印刷などの分野に本発明の共重合体を用いた感光性樹脂
を使用するための支持体としては、砂目立てしたアルミ
板、鉄板、マグネシウム板などを利用することもでき
る。
印刷版に最適であり、該樹脂層を支持する支持体として
該感光性樹脂組成物と同程度のゴム弾性を持つ支持体を
使用できる。例を挙げれば、天然ゴム、スチレン−ブタ
ジエンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタ
ジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレンゴ
ム、結晶性、1,2−ブタジエン樹脂、軟質塩化ビニル樹
脂などのシートであり、ゴム弾性の少ない支持体を使用
できる分野には、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ナイロン、塩化ビニリデン、ポリエチレンな
どのフィルムも使用できる。また、新聞印刷、一般商業
印刷などの分野に本発明の共重合体を用いた感光性樹脂
を使用するための支持体としては、砂目立てしたアルミ
板、鉄板、マグネシウム板などを利用することもでき
る。
本発明の特徴の一つに希酸性水溶液での現像性を挙げ
ることができるが、使用するアルカリは通常のもので良
く、例えば、酢酸、シュウ酸、塩酸、硫酸、乳酸などの
0.1〜1.0重量%程度の低濃度水溶液が現像液として使用
される。また、配合する光重合性不飽和単量体として、
遊離酸基を有する単量体、例えば、アクリル酸、メタア
クリル酸、マレイン酸、フマル酸、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートとコハク酸、マレイン酸、フマ
ル酸等の半エステルなどのカルボキシ基含有単量体、お
よび2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリロイルホスフ
ェート、2−ヒドキシエチル(メタ)アクリロイルサル
フェートなどのリン酸基、スルホン酸基含有α,β−エ
チレン性不飽和単量体などの第3級窒素原子を4級化し
得る遊離酸基を有する単量体を配合すれば、水現像も可
能となる。
ることができるが、使用するアルカリは通常のもので良
く、例えば、酢酸、シュウ酸、塩酸、硫酸、乳酸などの
0.1〜1.0重量%程度の低濃度水溶液が現像液として使用
される。また、配合する光重合性不飽和単量体として、
遊離酸基を有する単量体、例えば、アクリル酸、メタア
クリル酸、マレイン酸、フマル酸、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートとコハク酸、マレイン酸、フマ
ル酸等の半エステルなどのカルボキシ基含有単量体、お
よび2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリロイルホスフ
ェート、2−ヒドキシエチル(メタ)アクリロイルサル
フェートなどのリン酸基、スルホン酸基含有α,β−エ
チレン性不飽和単量体などの第3級窒素原子を4級化し
得る遊離酸基を有する単量体を配合すれば、水現像も可
能となる。
また、本発明の組成物は水ばりでなく、アルコール、
ケトン、芳香族炭化水素等の有機溶剤によって現像する
ことも、もちろん可能である。
ケトン、芳香族炭化水素等の有機溶剤によって現像する
ことも、もちろん可能である。
本発明の共重合体から得られた感光性樹脂組成物は、
感光度が高いので露光時間が短くてすみ、かつ希酸性水
溶液に対する溶解性は極めて良く10秒〜5分で現像でき
る。乾燥後、直ちに印刷できるので、従来のフレキソ印
刷用ゴム凸版の複雑な制作工程かつ作製時間を大幅に改
良することができる。また、溶剤タイプのフレキソイン
キでも印刷できることは勿論であるが、水系溶剤での現
像が可能にもかかわらず耐水性がよいので、大気汚染の
面から溶剤タイプのフレキソインキに替わりつつある水
性フレキソインキによる印刷が可能である。
感光度が高いので露光時間が短くてすみ、かつ希酸性水
溶液に対する溶解性は極めて良く10秒〜5分で現像でき
る。乾燥後、直ちに印刷できるので、従来のフレキソ印
刷用ゴム凸版の複雑な制作工程かつ作製時間を大幅に改
良することができる。また、溶剤タイプのフレキソイン
キでも印刷できることは勿論であるが、水系溶剤での現
像が可能にもかかわらず耐水性がよいので、大気汚染の
面から溶剤タイプのフレキソインキに替わりつつある水
性フレキソインキによる印刷が可能である。
本発明の共重合体は、新聞、一般商業印刷用樹脂凸
版、ネームプレート用、プリント配線用、ディスプレイ
用、光接着剤用の感光材料としても広く利用でき、しか
も可撓性を有する塗面や接着面へも適用可能な光硬化性
の水性および油性の塗料、インキのビヒクルや接着剤な
どにも用いることができる感光性樹脂組成物を提供する
ことができる。
版、ネームプレート用、プリント配線用、ディスプレイ
用、光接着剤用の感光材料としても広く利用でき、しか
も可撓性を有する塗面や接着面へも適用可能な光硬化性
の水性および油性の塗料、インキのビヒクルや接着剤な
どにも用いることができる感光性樹脂組成物を提供する
ことができる。
[作 用] 本発明の共重合体中、共液ジエン単量体(A)は、重
合して共重合体中に取り込まれると、共重合体の主鎖ま
たは側鎖に二重結合が残存するので、光反応によって光
反応後の組成物が強固に三次元網目構造を作るばかりで
なく、耐水性、耐溶剤性を増強し、さらに共重合体中に
含まれる該共液ジエン単量体は、フレキソ印刷版として
具備しなければならない柔軟性、すなわちゴム弾性を付
与し、第3級窒素原子を有するα,β−エチレン性不飽
和単量体(B)は希酸性水溶液に対する親和性を増加さ
せる。また、遊離酸基を有する単量体を配合した場合は
4級化することにより水分酸性を付与する。すなわち、
水系溶剤での現像を可能たらしめる。多官能性ビニル化
合物単量体(C)は本発明の共重合体より得られる感光
性樹脂組成物の透明性、加工性を改善し、モノオレフィ
ン系不飽和化合物単量体(D)は、本発明の共重合体を
一成分としてなる刷版のゴム弾性、強度、伸長度などの
機械的特性を改善し、かつ刷版のインキ受理性、インキ
転移性などの印刷面を改良するという作用をそれぞれ有
しており、水系溶剤で現像可能であり、かつ耐水性にも
優れるという相反する性質を同時に満足させるものであ
る。
合して共重合体中に取り込まれると、共重合体の主鎖ま
たは側鎖に二重結合が残存するので、光反応によって光
反応後の組成物が強固に三次元網目構造を作るばかりで
なく、耐水性、耐溶剤性を増強し、さらに共重合体中に
含まれる該共液ジエン単量体は、フレキソ印刷版として
具備しなければならない柔軟性、すなわちゴム弾性を付
与し、第3級窒素原子を有するα,β−エチレン性不飽
和単量体(B)は希酸性水溶液に対する親和性を増加さ
せる。また、遊離酸基を有する単量体を配合した場合は
4級化することにより水分酸性を付与する。すなわち、
水系溶剤での現像を可能たらしめる。多官能性ビニル化
合物単量体(C)は本発明の共重合体より得られる感光
性樹脂組成物の透明性、加工性を改善し、モノオレフィ
ン系不飽和化合物単量体(D)は、本発明の共重合体を
一成分としてなる刷版のゴム弾性、強度、伸長度などの
機械的特性を改善し、かつ刷版のインキ受理性、インキ
転移性などの印刷面を改良するという作用をそれぞれ有
しており、水系溶剤で現像可能であり、かつ耐水性にも
優れるという相反する性質を同時に満足させるものであ
る。
[実施例] 以下、本発明を実施例を挙げてさらに具体的に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に
何ら制約されるものではない。
るが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に
何ら制約されるものではない。
なお、実施例中において、加工性は、ホットロール
(80〜120℃)に巻きつかせ、巻きつき性の悪いもの、
粘着性が激しく加工困難なものを×、ロール巻きつき
性、縮みで問題のないものを○とした。また、ポリマー
の分子量が小さく、固形性を保持し得ないものも取り扱
い性の点から加工性×と判定した。
(80〜120℃)に巻きつかせ、巻きつき性の悪いもの、
粘着性が激しく加工困難なものを×、ロール巻きつき
性、縮みで問題のないものを○とした。また、ポリマー
の分子量が小さく、固形性を保持し得ないものも取り扱
い性の点から加工性×と判定した。
耐水性は、感光性樹脂組成物をネガフィルムを介さず
60秒間全面露光したのち、硬化樹脂を直径3.5cmの円板
状に打ち抜き、40℃に温度調整された0.1重量%炭酸ナ
トリウム水溶液中に浸して24時間後の膨潤度(ΔV%)
で判定した。
60秒間全面露光したのち、硬化樹脂を直径3.5cmの円板
状に打ち抜き、40℃に温度調整された0.1重量%炭酸ナ
トリウム水溶液中に浸して24時間後の膨潤度(ΔV%)
で判定した。
インキ転写性は、試験用ネガフィルムを介して露光現
像して作成した樹脂凸版を黒色活版インキで印刷して、
印刷後の紙面で原画に忠実な印刷物が得られたのを○、
逆に画像のかすれや欠落および版の膨潤などのために線
の太りや紙面の汚れが観察されたものを×とした。
像して作成した樹脂凸版を黒色活版インキで印刷して、
印刷後の紙面で原画に忠実な印刷物が得られたのを○、
逆に画像のかすれや欠落および版の膨潤などのために線
の太りや紙面の汚れが観察されたものを×とした。
硬度は、JIS K 6301(ショア硬度A)に従って測定し
た。
た。
実施例1 下記に示す単量体および重合薬剤を用いて内容積20の
オートクレーブ中で30℃で重合を行った。重合レスピー (重量部) ブタジエン 50 ジメチルアミノエチルメタアクリレート 20 メチルメタアクリレート 28 エチレングリコールジメタアクリレート 2 水 250 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 5 過硫酸カリウム 0.27 第3級ドデシルメタンカプタン 0.6 シアノエチル化ジエタノールアミン 0.15 水酸化カリウム 0.11 重合系に添加した全単量体の重合率が90%に到達した
のち、単量体100重量部当たり0.2重量部のヒドロキシル
アミン硫酸塩を添加し重合を停止させた。続いて加温
し、水蒸気蒸溜により残留単量体を除去した後、塩化カ
ルシウム水溶液で凝固し、得られたクラムを水洗した
後、50℃で真空乾燥し評価用サンプルを作製した。得ら
れた共重合体の組成は、熱分解ガスクロマトグラフィー
を用いて求めた。この結果、得られた共重合体のモル組
成はブタジエン/ジメチルアミノエチルメタアクリレー
ト/メチルメタアクリレート/エチレングリコールジメ
タアクリレート=66/13/20/1であった。得られた共重合
体のムーニー粘度は40.0であった。
オートクレーブ中で30℃で重合を行った。重合レスピー (重量部) ブタジエン 50 ジメチルアミノエチルメタアクリレート 20 メチルメタアクリレート 28 エチレングリコールジメタアクリレート 2 水 250 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 5 過硫酸カリウム 0.27 第3級ドデシルメタンカプタン 0.6 シアノエチル化ジエタノールアミン 0.15 水酸化カリウム 0.11 重合系に添加した全単量体の重合率が90%に到達した
のち、単量体100重量部当たり0.2重量部のヒドロキシル
アミン硫酸塩を添加し重合を停止させた。続いて加温
し、水蒸気蒸溜により残留単量体を除去した後、塩化カ
ルシウム水溶液で凝固し、得られたクラムを水洗した
後、50℃で真空乾燥し評価用サンプルを作製した。得ら
れた共重合体の組成は、熱分解ガスクロマトグラフィー
を用いて求めた。この結果、得られた共重合体のモル組
成はブタジエン/ジメチルアミノエチルメタアクリレー
ト/メチルメタアクリレート/エチレングリコールジメ
タアクリレート=66/13/20/1であった。得られた共重合
体のムーニー粘度は40.0であった。
次に、ブタジエン/ジメチルアミノエチルメタアクリ
レート/メチルメタアクリレート/エチレングリコール
ジメタアクリレート=66/13/20/1(モル比)からなる前
記共重合体100.0g、光重合性不飽和単量体としてノナエ
チレングリコールジメタクリレート40g、光重合開始剤
としてベンゾインイソプロピルエーテル2.0g、さらに保
存安定剤として2,6−ジ−t−ブチルカテコール0.2g
を、各々300ml加圧ニーダー中に入れ、60℃で20分間混
練りし、さらにホットロール(70℃)で5分間混練りを
行い、感光性樹脂組成物を作製した。
レート/メチルメタアクリレート/エチレングリコール
ジメタアクリレート=66/13/20/1(モル比)からなる前
記共重合体100.0g、光重合性不飽和単量体としてノナエ
チレングリコールジメタクリレート40g、光重合開始剤
としてベンゾインイソプロピルエーテル2.0g、さらに保
存安定剤として2,6−ジ−t−ブチルカテコール0.2g
を、各々300ml加圧ニーダー中に入れ、60℃で20分間混
練りし、さらにホットロール(70℃)で5分間混練りを
行い、感光性樹脂組成物を作製した。
得られた感光性樹脂組成物5.0gをスチレン−ブタジエ
ンゴムシート(60cm2、厚さ1.0mm)上に載せ、1.0mmの
スペーサーを用いてプレス成形して、1.0mmの感光性樹
脂層を作製した。
ンゴムシート(60cm2、厚さ1.0mm)上に載せ、1.0mmの
スペーサーを用いてプレス成形して、1.0mmの感光性樹
脂層を作製した。
該感光性樹脂は、固形性を保持しており、取り扱い性
も問題なかった。
も問題なかった。
次いで、フィルムの光学濃度が3.5のネガフィルムを
樹脂層との間隔を0.3mmに保ちながら当て、樹脂層上面6
0cmより250W超高圧水銀灯にて60秒間紫外線露光した。
露光後の樹脂層を40℃の0.5重量%酢酸水溶液中でナイ
ロンブラシを用いて1分間現像すると、未露光部が完全
に溶解除去され、原画に忠実な樹脂凸版が作製できた。
樹脂層との間隔を0.3mmに保ちながら当て、樹脂層上面6
0cmより250W超高圧水銀灯にて60秒間紫外線露光した。
露光後の樹脂層を40℃の0.5重量%酢酸水溶液中でナイ
ロンブラシを用いて1分間現像すると、未露光部が完全
に溶解除去され、原画に忠実な樹脂凸版が作製できた。
樹脂版は、ゴム弾性を有しており、ゴム硬度(ショア
A硬度、20℃測定)は60であった。
A硬度、20℃測定)は60であった。
また、ネガフィルムを介さず60秒間全面露光して、樹
脂層を直径3.5cmの円板状に打ち抜き、40℃にコントロ
ールしてある0.1重量%炭酸ナトリウム水溶液中に浸し
て24時間後の膨潤度を測定したところ、1.0%であっ
た。樹脂凸版を黒色の活版インキで印刷すると、インキ
転移性の良い印刷物が得られた。
脂層を直径3.5cmの円板状に打ち抜き、40℃にコントロ
ールしてある0.1重量%炭酸ナトリウム水溶液中に浸し
て24時間後の膨潤度を測定したところ、1.0%であっ
た。樹脂凸版を黒色の活版インキで印刷すると、インキ
転移性の良い印刷物が得られた。
実施例2 実施例1と同様の共重合体100.0g、光重合性不飽和単
量体として2−ヒドロキシエチルアクリレートとコハク
酸の半エステル20g、1,4−ブタンジオールジアクリレー
ト15g、フェノキシエチルアクリレート15g、ベンゾイン
イソプロピルエーテル2.0g、2,6ジ−t−ブチルカテコ
ール0.2gからなる感光性樹脂組成物を作成し、実施例1
と同様にしてゴームシート状に1.0mmの厚さに成形し
た。こうして得られた感光性樹脂組成物を実施例1と同
様の条件で露光し、40℃の水中でナイロンブラシを用い
て1分間現像を行ったところ、未露光部は完全に溶解除
去され、原画に忠実な樹脂凸版が作製できた。樹脂版
は、ゴム弾性を有しており、硬度は(ショアA硬度)68
であった。また実施例1と同様にして、0.1重量%炭酸
ナトリウム水溶液に24時間浸した後の膨潤度を測定した
ところ1.8%であった。樹脂凸版を黒色の活版インキで
印刷すると、インキ転移性の良い印刷物が得られた。
量体として2−ヒドロキシエチルアクリレートとコハク
酸の半エステル20g、1,4−ブタンジオールジアクリレー
ト15g、フェノキシエチルアクリレート15g、ベンゾイン
イソプロピルエーテル2.0g、2,6ジ−t−ブチルカテコ
ール0.2gからなる感光性樹脂組成物を作成し、実施例1
と同様にしてゴームシート状に1.0mmの厚さに成形し
た。こうして得られた感光性樹脂組成物を実施例1と同
様の条件で露光し、40℃の水中でナイロンブラシを用い
て1分間現像を行ったところ、未露光部は完全に溶解除
去され、原画に忠実な樹脂凸版が作製できた。樹脂版
は、ゴム弾性を有しており、硬度は(ショアA硬度)68
であった。また実施例1と同様にして、0.1重量%炭酸
ナトリウム水溶液に24時間浸した後の膨潤度を測定した
ところ1.8%であった。樹脂凸版を黒色の活版インキで
印刷すると、インキ転移性の良い印刷物が得られた。
実施例3〜5 最初に重合する単量体の仕込み組成、および分子量調
節剤量を変更する以外、実施例1と同様にして、第1表
に示す共重合体を作製し、実施例1,2と同様にして感光
性樹脂組成物を調整し、評価を行った。いずれも優れた
水あるいは酸性水溶液での現像性を示す、露光後の版
は、いずれも低硬度でありかつ優れた耐水性を示した。
また印刷すると、インキ転写性に優れた良好な印刷物が
得られた。
節剤量を変更する以外、実施例1と同様にして、第1表
に示す共重合体を作製し、実施例1,2と同様にして感光
性樹脂組成物を調整し、評価を行った。いずれも優れた
水あるいは酸性水溶液での現像性を示す、露光後の版
は、いずれも低硬度でありかつ優れた耐水性を示した。
また印刷すると、インキ転写性に優れた良好な印刷物が
得られた。
比較例1〜3 実施例1と同様の重合処方で第1表に示した共重合体
を作製し、実施例1と同様の配合で感光性樹脂組成物を
作製し、同様の評価を実施した。比較例1の多官能性ビ
ニル単量体の無い系では、線状高分子となり、組成物の
表面平滑性が十分でなく、また現像性が悪く10分以上溶
出機にかけても細部の画像が出なかった。比較例2のム
ーニー粘度が7.0の共重合体は、感光性樹脂組成物の固
形性が充分でなく、粘着性も大きく取り扱いが困難であ
った。比較例3のムーニー粘度が203と極端に高い系で
は、加工が困難であった。
を作製し、実施例1と同様の配合で感光性樹脂組成物を
作製し、同様の評価を実施した。比較例1の多官能性ビ
ニル単量体の無い系では、線状高分子となり、組成物の
表面平滑性が十分でなく、また現像性が悪く10分以上溶
出機にかけても細部の画像が出なかった。比較例2のム
ーニー粘度が7.0の共重合体は、感光性樹脂組成物の固
形性が充分でなく、粘着性も大きく取り扱いが困難であ
った。比較例3のムーニー粘度が203と極端に高い系で
は、加工が困難であった。
[発明の効果] 本発明の共重合体を用いて感光性樹脂組成物を作製す
ると、該組成物は耐水性、ゴム弾性、透明性、加工性、
機械的特性、希酸性現像性、水現像性などの諸特性を具
備し、かつ前記のごとく、フレキソ印刷用の樹脂版を得
ることが可能である。
ると、該組成物は耐水性、ゴム弾性、透明性、加工性、
機械的特性、希酸性現像性、水現像性などの諸特性を具
備し、かつ前記のごとく、フレキソ印刷用の樹脂版を得
ることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 延与 弘次 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本 合成ゴム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−95349(JP,A) 特開 昭53−97047(JP,A) 特開 昭53−137704(JP,A) 特開 昭61−22339(JP,A) 特開 昭63−48545(JP,A) 特開 昭63−132234(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】(I)共役ジエン化合物(A)20〜90モル
%,第3級窒素原子を有するα,β−エチレン性不飽和
化合物(B)1〜60モル%,多官能性ビニル化合物
(C)0.1〜10モル%および(B)以外のモノオレフィ
ン系不飽和化合物(D)5〜80モル%を含む共重合体
(ただし、(A)+(B)+(C)+(D)=100モル
%)と、(II)光重合性不飽和単量体および(III)光
重合開始剤を含有する感光性樹脂組成物であって、前記
共重合体(I)は(A)(B)(C)および(D)を含
む混合物をラジカル重合させたものであることを特徴と
する感光性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62205275A JP2581094B2 (ja) | 1987-08-20 | 1987-08-20 | 感光性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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