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JP2581093B2 - ピルファプル−フキャップのキャッピング方法 - Google Patents

ピルファプル−フキャップのキャッピング方法

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Publication number
JP2581093B2
JP2581093B2 JP62197853A JP19785387A JP2581093B2 JP 2581093 B2 JP2581093 B2 JP 2581093B2 JP 62197853 A JP62197853 A JP 62197853A JP 19785387 A JP19785387 A JP 19785387A JP 2581093 B2 JP2581093 B2 JP 2581093B2
Authority
JP
Japan
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cap
container
pill
torque
capping
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP62197853A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6445288A (en
Inventor
秀雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP62197853A priority Critical patent/JP2581093B2/ja
Publication of JPS6445288A publication Critical patent/JPS6445288A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ピルファプルーフキャップ(以下PPキャッ
プと記す)を容器に螺着する際のキャッピング方法に関
する。
「従来の技術」 PPキャップを容器の口部にキャッピングするには、先
ずPPキャップを容器の口部に嵌装し、次に該PPキャップ
を容器に固定した状態でその外周面にスレッドローラを
弾接させたら、該スレッドローラを容器の口部外周に形
成したねじの谷部に沿って転動させると同時にPPキャッ
プの周面を上記ねじの谷部内に塑性変形させてこれを容
器の口部に螺着するようにしている。
そして従来は、容器の口部外周を回転する上記スレッ
ドローラの回転量が一定となるようにしており、スレッ
ドローラをPPキャップの外周に弾接させて所定角度だけ
回転させたらキャッピングを終了するようにしていた。
「発明が解決しようとする問題点」 しかるに従来のキャッピング方法によれば、容器の高
さ寸法のバラツキ等が原因となってスレッドローラが容
器の外周に最初に弾接する位置と、容器口部に形成した
ねじの谷部における入口部、すなわちスレッドローラが
その谷部に最初に係合する係合開始位置とが円周方向に
ずれた場合には、容器口部のねじとPPキャップとの螺合
量が、より具体的には上記係合開始位置からのPPキャッ
プ側のねじの螺設長さが変動してしまい、PPキャップの
開栓トルクが変動したり外観が悪くなったりする原因と
なっていた。
「問題点を解決するための手段」 本発明はそのような事情に鑑み、上述したPPキャップ
のキャッピング方法において、上記スレッドローラがね
じの谷部の入口部に係合する係合開始点を検出し、該係
合開始点を検出したら、そこから上記スレッドローラを
PPキャップの周囲に所定回転角度だけ回転させてそのキ
ャッピングを終了させるようにしたものである。
「作用」 そのようなキャッピング方法によれば、上記係合開始
点からのPPキャップ側のねじの螺設長さを、つまりは容
器口部のねじとPPキャップとの螺合量を一定にすること
ができるので、常にPPキャップ5を一定の状態で容器に
キャッピングすることができる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図
において、容器1は容器把持機構2で把持して固定され
るようになっており、この容器把持機構2の直上位置に
トルクモータ3によって回転駆動されるPPキャップ用の
キャッピングヘッド4を設けている。
上記キャッピングヘッド4は従来周知の構成を有する
ものが使用でき、該キャッピングヘッド4は、PPキャッ
プ5の下端部を容器1に巻付けるロックローラ4aと、第
2図に示すように、PPキャップ5の外周面に弾接して容
器1の口部外周に形成したねじ1aの谷部1bに沿って転動
すると同時に、PPキャップ5の周面をそのねじ1aの谷部
1b内に塑性変形させてこれを容器1の口部に螺着するス
レッドローラ4bとを備えている。
第1図において、上記トルクモータ3は図示しない昇
降機構によって昇降されるようになっており、また上記
キャッピングヘッド4は例えばスプライン軸を介してト
ルクモータ3に連結されている。通常、上記トルクモー
タ3は上昇端位置に、またキャッピングヘッド4は図示
しないばねにより下方に付勢されて下降端位置に位置し
ており、キャッピングヘッド4はその状態のままトルク
モータ3の昇降に伴なって昇降できるようになってい
る。
そしてトルクモータ3が降下されてキャッピングヘッ
ド4内に容器1の口部に嵌合したPPキャップ5が相対的
に挿入され、容器1によってキャッピングヘッド4の降
下が停止されてもさらに上記ばねに抗してトルクモータ
3を降下させることにより、そのばねの弾撥力によって
PPキャップ5が容器1に圧着固定することができるよう
になっている。
然して、上記トルクモータ3にはその回転数を検出す
るタコジェネレータ又はロータリーエンコーダ等の回転
検出器6を設けるとともに、そのトルクモータ3の、し
たがって上記キャッピングヘッド4の実際の出力トルク
を検出する出力トルク検出器7を設けてあり、各検出器
6、7からの検出信号をそれぞれマイクロコンピュータ
等の制御装置8に入力するようにしている。
上記制御装置8は、上記トルクモータ3を所定の大き
さの指令トルクで回転駆動させ、上記キャッピングヘッ
ド4によってPPキャップ5を容器1にキャッピングさせ
ることができるようになっており、上記指令トルクの具
体例としてはトルクモータ3へ供給する電流を用いるこ
とができる。
そして電流の大小によってトルクモータ3の出力を制
御する場合には、そのトルクモータ3の実際の出力トル
クを検出する上記出力トルク検出器7として、実際にト
ルクモータ3に供給されている電流値を検出する電流計
を用いることができる。なお、上記出力トルク検出器7
はキャッピングヘッド4の出力トルクを直接検出するも
のであってもよく、また上記指令トルクの他の例とし
て、トルクモータ3へ供給する電圧を用いることができ
る。
以上の構成において、予め口部にPPキャップ5が嵌合
された容器1が容器把持機構2に供給されて把持される
と、第3図に示すように、上記制御装置8はトルクモー
タ3を所定の大きさの指令トルク11で起動させるととも
に、トルクモータ3およびキャッピングヘッド4を降下
させてPPキャップ5をそのキャッピングヘッド4内に相
対的に挿入させるとともに、該PPキャップ5を容器1に
圧着固定する。
上記ロックローラ4aおよびスレッドローラ4bがPPキャ
ップ5の外周面に当接するまではキャッピングヘッド4
は空転状態で回転されるので、キャッピングヘッド4の
実トルク12は実質的に零の状態に維持される。
上記ロックローラ4aおよびスレッドローラ4bがPPキャ
ップ5の外周面に弾接するとキャッピングヘッド4の実
トルク12が増大するが、スレッドローラ4bがねじ1aの谷
部1bに係合するまでは、実トルク12の増大は小さく保た
れる。
そして上記スレッドローラ4bがねじ1aの谷部1bに係合
すると、つまりその入口部における係合開始点1c(第2
図参照)の近傍となると、スレッドローラ4bはねじの山
によって上下から挟持されるようになるのでキャッピン
グヘッド4の実トルク13が急激に増大し、やがてその実
トルク13が上記指令トルク11に一致すると、キャッピン
グヘッド4はその指令トルク11と同一の実トルク14で回
転駆動される。
他方、上記制御装置8はキャッピングヘッド4の実ト
ルク12〜14を常時監視しており、その実トルクの大きさ
が予め定めた設定トルク以上となったら、それによって
制御装置8は上記スレッドローラ4bがねじ11bの谷部1b
に係合したことを、つまり上記係合開始点1cとなったこ
とを検出する。
すると制御装置8は上記回転検出器6からの信号によ
りキャッピングヘッド4の回転角度を検出し、上記スレ
ッドローラ4bが上記係合開始点1cからPPキャップ5の周
囲を予め定めた所定回転角度θだけ回転したら、その回
転を停止させて上記PPキャップ5の容器1へのキャッピ
ングを終了させる。
このように、上記スレッドローラ4bがねじ1aの谷部1b
に係合する係合開始点1cとなったことを検出してから、
上記スレッドローラ4bを所定回転角度θだけ回転させて
PPキャップ5のキャッピングを終了させるようにすれ
ば、PPキャップ5側の係合開始点1cからのねじの螺設長
さを常に一定なものとすることができ、したがってPPキ
ャップ5を常に一定の状態で容器にキャッピングするこ
とができる。
次に、第4図は本発明の実施例を示したもので、本実
施例においてはキャッピングヘッド4の回転速度が所定
値だけ降下した位置から上記スレッドローラ4bが係合開
始点1cとなったことを検出するようにしたものである。
すなわち、本実施例では上記制御装置8はトルクモー
タ3を小さな指令トルク16により所定の指令回転数17で
回転させており、スレッドローラ4bがねじ1aの谷部1bに
係合する係合開始点1cの近傍となった際には、上述した
ようにキャッピングヘッド4の実トルク18が急激に増大
するので、上記小さな指令トルク16ではキャッピングヘ
ッド4の実回転数19が減少するようになる。
上記制御装置8はキャッピングヘッド4の実回転数19
を常時監視しており、その実回転数19の大きさが予め定
めた設定回転数以下となったら、それによって制御装置
8はスレッドローラ4bが上記係合開始点1cとなったこと
を検出する。
この状態となると、制御装置8は上記小さな指令トル
ク16を大きな指令トルク20に増大させ、それによってキ
ャッピングヘッド4の実回転数19を指令回転数17まで復
帰させてPPキャップ5のキャッピングを継続させるとと
もに、上記実施例と同様にキャッピングヘッド4の回転
角度を検出する。
そして上記スレッドローラ4bが係合開始点1cから所定
回転角度θだけ回転したら、その回転を停止させて上記
PPキャップ5の容器1へのキャッピングを終了させる。
したがって、本実施例においてもPPキャップ5側の係合
開始点1cからのねじの螺設長さを常に一定なものとする
ことができるので、PPキャップ5を常に一定の状態で容
器にキャッピングすることができる。
「発明の効果」 以上のように、本発明のキャッピング方法によれば、
上記係合開始点からのPPキャップ側のねじの螺設長さを
一定にすることができるので、常にPPキャップ5を一定
の状態で容器にキャッピングすることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
第1図の要部の拡大図、第3図は本発明の作動を説明す
るための説明図、第4図は本発明の他の実施例における
作動を説明するための説明図である。 1……容器、1a……ねじ 1b……谷部、1c……係合開始点 2……容器把持機構、3……トルクモータ 4……キャッピングヘッド、4a……ロックローラ 4b……スレッドローラ、5……PPキャップ 6……回転検出器、7……出力トルク検出器 8……制御装置、11、16、20……指令トルク 12〜14、18……実トルク、17……指令回転数 19……実回転数、θ……回転角度

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピルファプルーフキャップを容器の口部に
    嵌装し、該ピルファプルーフキャップを容器に固定した
    状態でその外周面にスレッドローラを弾接させ、該スレ
    ッドローラを容器の口部外周に形成したねじの谷部に沿
    って転動させると同時にピルファプルーフキャップの周
    面を上記ねじの谷部内に塑性変形させてこれを容器の口
    部に螺着するようにしたピルファプルーフキャップのキ
    ャッピング方法において、 上記スレッドローラがねじの谷部の入口部に係合する係
    合開始点を検出し、該係合開始点を検出したら、そこか
    ら上記スレッドローラをピルファブルーフキャップの周
    囲に所定回転角度だけ回転させてそのキャッピングを終
    了させることを特徴とするピルファプルーフキャップの
    キャッピング方法。
JP62197853A 1987-08-07 1987-08-07 ピルファプル−フキャップのキャッピング方法 Expired - Fee Related JP2581093B2 (ja)

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JP4194414B2 (ja) * 2003-05-08 2008-12-10 大和製罐株式会社 キャッピング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5224786A (en) * 1975-08-20 1977-02-24 Toyo Shokuhin Kikai Kk Cap sealing head

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