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JP2577602B2 - 粘土状物の袋詰装置 - Google Patents

粘土状物の袋詰装置

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Publication number
JP2577602B2
JP2577602B2 JP63084388A JP8438888A JP2577602B2 JP 2577602 B2 JP2577602 B2 JP 2577602B2 JP 63084388 A JP63084388 A JP 63084388A JP 8438888 A JP8438888 A JP 8438888A JP 2577602 B2 JP2577602 B2 JP 2577602B2
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JP
Japan
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bag
extrusion
beak
clay
cylinder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63084388A
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English (en)
Other versions
JPH01267101A (ja
Inventor
幸一 相上
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Individual
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Individual
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Publication date
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Publication of JPH01267101A publication Critical patent/JPH01267101A/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、連続的に押出される粘土状物を袋詰し、
計量し、包装することを目的とした粘土状物の袋詰装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、粉状物、粒状物又は液体の袋詰技術には幾多の
方法と装置が提案されているが、粘土状物で、特に連続
的に棒状に押し出される物の自動袋詰については知られ
ている。
(発明により解決すべき課題) この発明は、粘土状物、例えば棟瓦と下地板との間に
介装する屋根上などのような粘性のある物であって、通
常団塊状で与えられる物を一定量(例えば20kg乃至50k
g)宛袋詰することを目的としたものである。斯る物性
の団塊物を袋詰にするには、攪拌槽などからスクリュー
コンベアで移送し、袋内へ押し込むものであるが、先づ
粘性があるので袋口内壁部へ付着し易いこと、連続的に
押し出された場合の秤量が不正確になること、一袋毎の
秤量を終えた場合に、移送を一時的に遮断しなければな
らないこと、取扱いを容易にする為に外形を直方体、そ
の他整形で積み上げ易い形とする必要があるなどの各種
問題点があった。更に屋根上の場合には、作業性上、少
なくとも20日間、好ましくは30日以上柔かさを保つ必要
があり、その為には空気に触れると効力を失うような硬
化遅延剤を混入し、包装は密封性の高い袋にする必要が
あった。
(課題を解決する為の手段) 然るにこの発明は、塩化ビニール、ポリプロピレン、
その他の通気性のない合成樹脂袋に、可及的に内部真空
を保って包装し、かつ押出し嘴の外側に袋の案内筒を設
け、案内筒を昇降自在にして袋口部の内側に粘土等が付
着することを防止し、かつ連続物の秤量に空気圧の変化
を利用するなどにより、前記従来の問題点を解決したも
のである。
即ち、この発明は、粘土状物を包装する為の包装袋の
口部を、粘土状物の押出し嘴の外周に設けた案内筒を下
降してその外周に装着し、包装袋の口部を案内筒へ緩く
押しつけたまま、案内筒を持ち上げて、前記案内筒の下
端が前記押出し嘴の下端より上になるようにした後、押
出し嘴から粘土状物を袋内へ連続的に押し込み、押し込
みにつれて袋を下方へずらし、予定量の粘土状物が押し
込まれたならば、押出し嘴の下端面で粘土状物を摺り切
って、袋内へ入る粘土状物を遮断した後、前記案内筒の
下端を下降させて押出し嘴の下端より下方へ突出させた
後、袋を案内筒から外すと共に、袋内の空気を可及的に
排出して、袋口を密封し、内容物を所定形状に整形する
ことを特徴とした粘土状物の袋詰に関するものである。
また装置は、機体に縦設した粘土状物の押出し筒内に
押出しスクリューを設け、前記押出し筒の下端に押出し
嘴を連設し、前記押出し嘴の外側へ袋口の案内筒の下端
を押出時に押出し嘴の下端より上り上になるべく上昇
し、押出し終了時に押出し嘴の下端より下方へ突出する
ように下降させるべく昇降自在に遊嵌し、前記粘土状物
を摺り切る為に押出し嘴の下端面へ摺接する摺り切り棒
を回転する軸杆に取付け、前記案内筒の外側へ、袋口押
え手段を付設し、前記押出し嘴の下方には秤量手段付袋
受台を設置した粘土状物の袋詰装置である。
前記において、押出し嘴の内側に、該部の開閉手段を
設けたものと、開閉手段のないものとがある。粘土状物
が硬練りの場合には必ずしも開閉手段は必要でない。
また秤量手段としては、袋受台の下降に伴って加圧す
るようなエアシリンダを用い、このエアを測定すること
により袋内へ押し込まれる粘土の重量を計量したもので
ある。
(作用) 即ちこの発明によれば、袋を案内筒に嵌めると共に充
填に合せて案内筒を昇降させたので、袋口部に粘土など
が付着するおそれがない。また袋を緩く押えたので、粘
土等が入るまでは、袋は上昇位置にあるが、粘土等が入
るにつれて自重により袋は下降する。また押出し嘴に開
閉手段を設けた場合には、押出し物が軟かい場合であっ
ても押出し及び中止を正確にすることができる。更に摺
り切り棒により、押出し物を確実に切断することができ
る。
(実施例1) 次にこの発明の実施例を第1図及び第2図について説
明する。
機台に固定した押出し筒1内へ、押出しスクリュー2
を内装し、前記押出し筒1の下端に押出し嘴3を連設
し、前記押出し筒1の外側へ、袋4の口部を嵌装する為
の案内筒5をその下端を、押出し嘴の下端より上方、又
は下方にできるように昇降自在に嵌装する。案内筒5
は、例えば前記押出し筒1の側壁へ固定したブラケット
6に流体圧シリンダ7を縦に固定し、該流体圧シリンダ
7のピストンロッド8端を、前記案内筒5のブラケット
9に固定したもので、前記ブラケット9には小型の流体
圧シリンダ10が横設してあり、そのピストンロッド11の
端部の押え板12が、前記案内筒5へ袋4を挟着固定でき
るようにしてある。前記において、押え板12の押え力
は、袋4内に内容物が入り、その重量が掛って袋受台13
が下降すると、袋4は押え板12と案内筒5の側壁との間
を滑ることができる程度の大きさとしてある。前記押出
し嘴3の内側には、下端口部を開閉する開閉栓14が昇降
可能に設置してある。開閉栓14は押出し筒1の中央部に
縦設した管体15の下端に固着してあり、管体15は上端に
流体圧シリンダよりなる(図示してない)昇降手段と連
結してある。前記管体15の中央部には軸杆16が回転可能
に挿通され、横杆16の下端には前記開閉栓14の下端面と
摺接できる摺切棒17(下端面と摺切棒による摺り切り手
段)が固定してある。
前記実施例に基づいてこの発明の装置の動作を説明す
る。
この発明を屋根土の包装に用いる場合について説明す
る。
先づ粘土45%と砂25%の混合物につなぎ材0.5%(重
量)を入れ、これに適量の水(例えば10%、混練物の水
分が500%前後になるようにする)を入れて攪拌槽内で
攪拌混合する。屋根土19は攪拌槽内からスクリューコン
ベアなどによって、逐次押出し筒1内へ供給し、押出し
スクリュー2を回転し、矢示18のように下降させ、押出
し嘴3から矢示20のように袋4内へ棒状に押し込む。こ
の場合に案内筒はその下端が、押出し嘴の下端より上方
にあるように上昇させておく。また開閉栓14は、第2図
中鎖栓図示の位置に引上げてあるので、屋根土19は矢示
20のように押出される。第1図において袋4内へ押出し
された屋根土19は第1図中(b)のように袋の下方から
溜り、逐次上方に達する。この場合に袋内の屋根土19の
量が多くなるにつれて、第2図中矢示21のように袋受台
13が下降するが、袋受台13の下降につれてエアシリンダ
22内の空気は圧縮され、圧力計23に示される。前記圧力
計の目盛を重量換算値にしておけば、袋内の屋根土量を
容易に知ることができる。この目盛が所定の位置(例え
ば40kg)に達すると、押出しスクリュー2は停止し、開
閉栓14が下降すると共に、軸杆16が回転し、摺切棒17が
開閉栓14の下面に沿って回転するので、屋根土を確実に
摺り切ることができる。ついで案内筒5の下端が、押出
し嘴の下端より上方に突出するように、案内筒5を下降
させてから袋を外し、袋口を密封する。前記エアシリン
ダ22には、送気パイプ24と、圧力計23のパイプ25とが連
設されているが、送気パイプに介装した電磁弁28が閉ま
るので、エアシリンダ22内の空気は後退不能となり、ピ
ストンロッド26の下降につれてピストン27によりエアシ
リンダ22内の空気はストロークに比例して圧縮されるの
で、この圧力を測定すれば、連続押出し物(屋根土)の
重量を比較的容易に測定することができる。前記のよう
にして袋詰屋根土29ができるが、前記袋詰屋根土29をロ
ールなどの手段に掛けて直方体状29aに整形することに
より、積み上げその他の取扱い上便利になる。
(実施例2) 第3図の実施例は、前記実施例1に対し、開閉栓14を
欠くものであるが、開閉栓14およびそのロッド以外は実
施例1と全く同一であるから作用の記載を省略する。実
施例1は比較的軟かい屋根土(例えばつなぎを多く入
れ、水分の多いもの)に用い、実施例2は比較的硬い屋
根土に用いる。
(発明の効果) この発明によれば、粘土状物は強制的に押し出される
ので、充填が円滑かつ正確に行われると共に、袋を案内
し、かつ口部を保定する案内筒を昇降自在に設けたの
で、充填する時に案内筒の下端が押出し嘴の下端より上
になるまで上昇させ、袋を取外す際は、案内筒の下端を
押出し嘴の下端より下方へ突出させたので、粘土状物の
充填開始から、充填終了までの取扱い中に、袋口部内側
を粘土状物により汚すおそれがなく、従って口封時に接
着不良などの支障を来すおそれがないなどの効果があ
る。
また押出し嘴の下端面へ摺接する摺り切り棒を回転す
る軸杆に取付けたので、軸杆を回転することにより、摺
り切り棒が押出し嘴の下端面と協同して粘土状物を確実
に切断することができる効果があり、かつ摺り切り棒
が、押出し嘴の下端面に摺接する為に、該部に粘土状物
が残留して、袋口部内側に付着したり、充填作業中に、
前記押出し嘴の下端面に残留した粘土状物が乾燥硬化し
て、品質を低下したり、前記硬化物の落下を防止する為
に、時々押出し嘴の下端面の付着物を除去する為に手が
かかる不都合を解消できるなどの諸効果がある。
また、秤量手段付袋受台を設けたので、袋内へ粘土な
どが押し込まれつつある場合であっても、逐次測定され
るので秤量精度が良好であって、容易に自動秤量するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の包装順序を示す図、第2図はこの発
明の装置の一部を省略した縦断正面図、第3図は同じく
他の実施例の一部を省略した縦断正面図である。 1……押出し筒、2……押出スクリュー、3……押出し
嘴 4……袋、5……案内筒、6、9……ブラケット 7、10……流体圧シリンダ 8、11……ピストンロッド、12……押え板 13……袋受台、14……開閉栓、15……管体 16……軸杆、19……屋根土

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体に縦設した粘土状物の押出し筒内に、
    押出しスクリューを設け、前記押出し筒の下端に押出し
    嘴を連設し、前記押出し嘴の外側へ粘土状物を充填する
    袋の袋口の案内筒の下端を押出し嘴の下端に対し、上又
    は下にできるように昇降自在に遊嵌し、前記粘土状物を
    摺り切る為に、前記押出し嘴の下端面へ摺接する摺り切
    り棒を回転する軸杆に取付け、前記案内筒の外側へ、前
    記袋口押え手段を付設し、前記押出し嘴の下方に秤量手
    段付袋受台を設置したことを特徴とする粘土状物の袋詰
    装置。
  2. 【請求項2】秤量手段は、袋受台に掛る力の変化を空気
    圧の変化に変換し、圧力計により重量を測定できるよう
    にした請求項1記載の粘土状物の袋詰装置。
JP63084388A 1988-04-06 1988-04-06 粘土状物の袋詰装置 Expired - Lifetime JP2577602B2 (ja)

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JPH01267101A JPH01267101A (ja) 1989-10-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102633001A (zh) * 2012-05-02 2012-08-15 无锡市耐特机电一体化技术有限公司 带搅拌机构的物料装袋装置
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JPS6215123Y2 (ja) * 1981-06-01 1987-04-17
JPS59174403A (ja) * 1983-03-23 1984-10-02 田中 壮吉 高粘度液体注入装置

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