JP2574318B2 - コ−ドレスアイロン - Google Patents
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- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
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- D06F75/02—Externally-heated hand irons; Hand irons internally heated by means other than electricity, e.g. by solid fuel, by steam
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- D06F75/26—Temperature control or indicating arrangements
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1906—Control of temperature characterised by the use of electric means using an analogue comparing device
- G05D23/1909—Control of temperature characterised by the use of electric means using an analogue comparing device whose output amplitude can only take two discrete values
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- G—PHYSICS
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- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/20—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature
- G05D23/24—Control of temperature characterised by the use of electric means with sensing elements having variation of electric or magnetic properties with change of temperature the sensing element having a resistance varying with temperature, e.g. a thermistor
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアイロン本体部に電源コードを持たず、アイ
ロン本体部をスタンド部にセットすると、アイロン本体
部に内蔵するヒータにスタンド部から電力を供給して加
熱するコードレスアイロンに関するものである。
ロン本体部をスタンド部にセットすると、アイロン本体
部に内蔵するヒータにスタンド部から電力を供給して加
熱するコードレスアイロンに関するものである。
従来の技術 従来、この種のコードレスアイロンは、アイロン本体
部に内蔵した感熱素子からの信号をスタンド部の温度制
御部に伝送する方式が提案されている。これを第7図に
示す。1はアイロンのベース、2はアイロンのベース1
を加熱するヒータ、3はベース1の温度を検知する感温
素子、4はアイロン本体部で、電源コードはついておら
ず、ヒータ2は電極P1,P2でスタンド部6の電極P3,P4に
接続され、温度制御回路5によって電力が供給され温度
制御される。スタンド部6には電源コード7が付属して
おり、ヒータ2への電力供給を可能にしている。またア
イロン本体部4に内蔵した感熱素子3の信号は、電極
P5,P6のよってスタンド部6の温度制御回路5の電極P7,
P8に接続され、アイロン本体部4の温度信号がスタンド
部6の温度制御回路5に入力される。
部に内蔵した感熱素子からの信号をスタンド部の温度制
御部に伝送する方式が提案されている。これを第7図に
示す。1はアイロンのベース、2はアイロンのベース1
を加熱するヒータ、3はベース1の温度を検知する感温
素子、4はアイロン本体部で、電源コードはついておら
ず、ヒータ2は電極P1,P2でスタンド部6の電極P3,P4に
接続され、温度制御回路5によって電力が供給され温度
制御される。スタンド部6には電源コード7が付属して
おり、ヒータ2への電力供給を可能にしている。またア
イロン本体部4に内蔵した感熱素子3の信号は、電極
P5,P6のよってスタンド部6の温度制御回路5の電極P7,
P8に接続され、アイロン本体部4の温度信号がスタンド
部6の温度制御回路5に入力される。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものは、感熱素子3に流れ
る電流が微弱(数μA)であり、電圧も小さなもの(5V
程度)であるため、温度信号を伝送する電極P5,P7とP6,
P8間の導通が不良になり、正常な温度制御が行い得ない
ものであった。
る電流が微弱(数μA)であり、電圧も小さなもの(5V
程度)であるため、温度信号を伝送する電極P5,P7とP6,
P8間の導通が不良になり、正常な温度制御が行い得ない
ものであった。
本発明は上記従来の問題を解決したものであり、導通
不良のない信頼性の高い温度制御が行いうるコードレス
アイロンを提供することを目的とするものである。
不良のない信頼性の高い温度制御が行いうるコードレス
アイロンを提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、アイ
ロン本体部とこれをセットするスタンド部とからなり、
アイロン本体部は、アイロンのベースを加熱するヒータ
と、ベース温度を検知する感熱素子と、感熱素子の信号
によりインピーダンス変化の間隔が変化する温度検知回
路部と、前記ヒータおよび温度検知回路部に電力を供給
する電極とを有し、スタンド部は、アイロン本体部の電
極に接続する電極と、前記温度検知回路部のインピーダ
ンス変化の間隔を検知する信号検知回路部と、このイン
ピーダンス変化の間隔を計時し前記ヒータへの電力供給
を制御する温度制御回路部とを有してなるものである。
また、温度検知回路はインピーダンス変化をパルスとし
て出力する構成である。
ロン本体部とこれをセットするスタンド部とからなり、
アイロン本体部は、アイロンのベースを加熱するヒータ
と、ベース温度を検知する感熱素子と、感熱素子の信号
によりインピーダンス変化の間隔が変化する温度検知回
路部と、前記ヒータおよび温度検知回路部に電力を供給
する電極とを有し、スタンド部は、アイロン本体部の電
極に接続する電極と、前記温度検知回路部のインピーダ
ンス変化の間隔を検知する信号検知回路部と、このイン
ピーダンス変化の間隔を計時し前記ヒータへの電力供給
を制御する温度制御回路部とを有してなるものである。
また、温度検知回路はインピーダンス変化をパルスとし
て出力する構成である。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
アイロン本体部においてはベースの温度を感熱素子で
検知し、この感熱素子の信号に応じて温度検知回路部の
インピーダンス変化の間隔が変化し、このインピーダン
ス変化の間隔を信号検知回路部で検知し、温度制御回路
部でインピーダンス変化の間隔を計時し、ヒータへの電
力供給を制御するものである。また、インピーダンス変
化をパルスとして出力するので、信号検知回路部ではそ
のインピーダンス変化をパルスとして検知でき、パルス
の間隔を計時することで正確に温度を温度制御部側に伝
達できる。
検知し、この感熱素子の信号に応じて温度検知回路部の
インピーダンス変化の間隔が変化し、このインピーダン
ス変化の間隔を信号検知回路部で検知し、温度制御回路
部でインピーダンス変化の間隔を計時し、ヒータへの電
力供給を制御するものである。また、インピーダンス変
化をパルスとして出力するので、信号検知回路部ではそ
のインピーダンス変化をパルスとして検知でき、パルス
の間隔を計時することで正確に温度を温度制御部側に伝
達できる。
実施例 以下本発明の一実施例について添付図面をもとに説明
する。第1図において、10はアイロン本体部で、アイロ
ンのベース11を加熱するヒータ12と、ベース温度を検知
する感熱素子13と、感熱素子13の信号により回路インピ
ーダンスが変化する温度検知回路部14と、スタンド部と
接続しヒータ12及び温度検知回路部14に電力を供給する
ための電極P1〜P4とを有している。15はアイロン本体部
10が着脱自在に接続されセットされるスタンド部で、ア
イロン本体部10の電極P1〜P4に接続する電極P5〜P8と、
前記温度検知回路部14のインピーダンスが変化すること
による電流変化を検知する信号検知回路部16と、この信
号検知回路部16の信号を受け、前記ヒータ12への電力供
給を制御する温度制御回路部17とを有している。18はス
タンド部15の電源コードである。
する。第1図において、10はアイロン本体部で、アイロ
ンのベース11を加熱するヒータ12と、ベース温度を検知
する感熱素子13と、感熱素子13の信号により回路インピ
ーダンスが変化する温度検知回路部14と、スタンド部と
接続しヒータ12及び温度検知回路部14に電力を供給する
ための電極P1〜P4とを有している。15はアイロン本体部
10が着脱自在に接続されセットされるスタンド部で、ア
イロン本体部10の電極P1〜P4に接続する電極P5〜P8と、
前記温度検知回路部14のインピーダンスが変化すること
による電流変化を検知する信号検知回路部16と、この信
号検知回路部16の信号を受け、前記ヒータ12への電力供
給を制御する温度制御回路部17とを有している。18はス
タンド部15の電源コードである。
第2図はアイロン本体部10とスタンド部15の回路構成
を示しており、アイロン本体部10をスタンド部15に設置
して温度制御を行なっている状態を示している。ここ
で、感熱素子13はベース11の温度を検知し温度検知回路
部14へ温度信号を入力している。温度検知回路部14は、
感熱素子13の温度信号に応じてスイッチング周期が変化
し、スイッチオン時に回路インピーダンスを低下させ
る。したがって、感熱素子13の信号に応じた周期で温度
検知回路部14に流れ込む電流は大きくなり、この電流を
スタンド部15の信号検知回路部16で検出する。この信号
検知回路部16の信号は、温度制御回路部17へ入力してい
る。温度制御回路部17は、電流変化の周期を検出し、ア
イロン本体部10のベース11温度が設定温度より高いか、
低いか判定し、低い場合には、温度制御回路部17に内蔵
しているリレーをオンしてスイッチSW1を閉成し、高い
場合にはリレーをオフしてスイッチSW1を開成する。こ
れによりヒータ12の温度を制御する。なお、ベース11の
加熱が終ればアイロン本体部10をスタンド部15より取外
してアイロンがけを行ない、ベース温度が低下するとア
イロン本体部10を再度スタンド部15に置きベース11を加
熱するものである。
を示しており、アイロン本体部10をスタンド部15に設置
して温度制御を行なっている状態を示している。ここ
で、感熱素子13はベース11の温度を検知し温度検知回路
部14へ温度信号を入力している。温度検知回路部14は、
感熱素子13の温度信号に応じてスイッチング周期が変化
し、スイッチオン時に回路インピーダンスを低下させ
る。したがって、感熱素子13の信号に応じた周期で温度
検知回路部14に流れ込む電流は大きくなり、この電流を
スタンド部15の信号検知回路部16で検出する。この信号
検知回路部16の信号は、温度制御回路部17へ入力してい
る。温度制御回路部17は、電流変化の周期を検出し、ア
イロン本体部10のベース11温度が設定温度より高いか、
低いか判定し、低い場合には、温度制御回路部17に内蔵
しているリレーをオンしてスイッチSW1を閉成し、高い
場合にはリレーをオフしてスイッチSW1を開成する。こ
れによりヒータ12の温度を制御する。なお、ベース11の
加熱が終ればアイロン本体部10をスタンド部15より取外
してアイロンがけを行ない、ベース温度が低下するとア
イロン本体部10を再度スタンド部15に置きベース11を加
熱するものである。
第3図に温度検知回路部14の一実施例を示す。
交流電源VACは、スタンド部より電極P5,P6,P1,P2を経
てアイロン本体部に供給される。ダイオードD2,コンデ
ンサC2は直流電源を作る電源回路である。
てアイロン本体部に供給される。ダイオードD2,コンデ
ンサC2は直流電源を作る電源回路である。
ここで感熱素子13の温度が上昇するとその抵抗値は小
さくなる。抵抗R5,R6,トランジスタQ1により感熱素子13
に定電流が流れるよう構成し、コンデンサC4に充電電流
を流す。抵抗R7は低温時感熱素子13の抵抗値が非常に大
きくなるのを補償するためのものである。ダイオードD3
は温度保証のために用いたものである。演算増幅器IC1
はその一入力端子にコンデンサC4の端子電圧を入力して
いる。演算増幅器IC1の+入力端子は抵抗R8,R9,R10を図
の様に接続し、基準電圧を作っている。いま演算増幅器
IC1の−入力端子電圧e1が演算増幅器IC1の+入力端子電
圧e2より低いとき、演算増幅器IC1の出力電圧はハイレ
ベルで、このときの演算増幅器IC1の+入力端子電圧e2
をe2Hとすると である。
さくなる。抵抗R5,R6,トランジスタQ1により感熱素子13
に定電流が流れるよう構成し、コンデンサC4に充電電流
を流す。抵抗R7は低温時感熱素子13の抵抗値が非常に大
きくなるのを補償するためのものである。ダイオードD3
は温度保証のために用いたものである。演算増幅器IC1
はその一入力端子にコンデンサC4の端子電圧を入力して
いる。演算増幅器IC1の+入力端子は抵抗R8,R9,R10を図
の様に接続し、基準電圧を作っている。いま演算増幅器
IC1の−入力端子電圧e1が演算増幅器IC1の+入力端子電
圧e2より低いとき、演算増幅器IC1の出力電圧はハイレ
ベルで、このときの演算増幅器IC1の+入力端子電圧e2
をe2Hとすると である。
V:演算増幅器IC1の電源電圧 コンデンサC4の充電が進みe1が高くなって、e1がe2H
を越えると、演算増幅器IC1の出力はローレベルとな
る。従ってe2の電圧は小さくなる。このときのe2をe2L
とすると、 となる。
を越えると、演算増幅器IC1の出力はローレベルとな
る。従ってe2の電圧は小さくなる。このときのe2をe2L
とすると、 となる。
なお、比較器IC2は、その+入力端子に抵抗R11,R12で
作る基準電圧を入力している。−入力端子には演算増幅
器IC1の出力電圧を入力している。すなわち、演算増幅
器IC1の出力電圧がハイレベルのときは比較器IC2の出力
電圧e3はローレベル、演算増幅器IC1の出力電圧がロー
レベルのときは比較器IC2の出力電圧はハイレベルとな
る。比較器IC2の出力端子には、抵抗R14,R15を通じてト
ランジスタQ2が駆動されるよう接続されている。さらに
抵抗R16,R17を通じてトランジスタQ3が駆動されるよう
接続されている。トランジスタQ2のコレクタは抵抗R13
を通してコンデンサC4に接続し、比較器IC2の出力レベ
ルがハイレベルのときトランジスタQ2をオンさせ、コン
デンサC4の充電電荷を抵抗R13,トランジスタQ2を通して
放電するよう構成している。
作る基準電圧を入力している。−入力端子には演算増幅
器IC1の出力電圧を入力している。すなわち、演算増幅
器IC1の出力電圧がハイレベルのときは比較器IC2の出力
電圧e3はローレベル、演算増幅器IC1の出力電圧がロー
レベルのときは比較器IC2の出力電圧はハイレベルとな
る。比較器IC2の出力端子には、抵抗R14,R15を通じてト
ランジスタQ2が駆動されるよう接続されている。さらに
抵抗R16,R17を通じてトランジスタQ3が駆動されるよう
接続されている。トランジスタQ2のコレクタは抵抗R13
を通してコンデンサC4に接続し、比較器IC2の出力レベ
ルがハイレベルのときトランジスタQ2をオンさせ、コン
デンサC4の充電電荷を抵抗R13,トランジスタQ2を通して
放電するよう構成している。
さらに、比較器IC2の出力がハイレベルのとき、トラ
ンジスタQ3をオンさせ、トランジスタQ3のコレクタに接
続した抵抗R18(抵抗値小)に電流を流し、電極P1,P2間
のインピーダンスが大きく落ちるよう構成している。す
なわち、抵抗R2に流れる電流はトランジスタQ3がオフし
ているとき小電流が流れ、トランジスタQ3がオンすると
トランジスタQ3のオン時間だけ大きな電流が流れる。し
たがって、抵抗R2の両端電圧e4は、トランジスタQ3オフ
時は小さな電圧、オン時は大きな電圧が得られる。
ンジスタQ3をオンさせ、トランジスタQ3のコレクタに接
続した抵抗R18(抵抗値小)に電流を流し、電極P1,P2間
のインピーダンスが大きく落ちるよう構成している。す
なわち、抵抗R2に流れる電流はトランジスタQ3がオフし
ているとき小電流が流れ、トランジスタQ3がオンすると
トランジスタQ3のオン時間だけ大きな電流が流れる。し
たがって、抵抗R2の両端電圧e4は、トランジスタQ3オフ
時は小さな電圧、オン時は大きな電圧が得られる。
第4図に第3図の要点部分の電圧波形を示す。第4図
において、aはコンデンサC4の端子電圧e1を示す。充電
時(電圧上昇時)定電流であるので、直線的にe1は上昇
する。電圧e1が演算増幅器IC1の+入力端子e2Hより低い
時、比較器IC2の出力電圧e3はローレベルでトランジス
タQ3はオフで抵抗R2には小さな電流しか流れず、抵抗R2
両端電圧e4は小である。端子電圧e1が上昇し、演算増幅
器IC1の+入力端子e2Hに達すると、第4図bのように比
較器IC2の出力電圧e3はハイレベルとなり、トランジス
タQ3はオンし、抵抗R2に大きな電流が流れ、抵抗R2両端
の電圧e4は大となる。同時に出力電圧e3がハイレベルに
なるとトランジスタQ2がオンし、コンデンサC4の充電電
荷は抵抗R13トランジスタQ2を通じて放電する。端子電
圧e1が放電により低下しe2Lに達すると、再度演算増幅
器IC1の出力がハイレベル、比較器IC2の出力はローレベ
ルとなり、トランジスタQ3はオフとなり、コンデンサC4
の充電が開始する。第4図cの波形は抵抗R2の両端電圧
e4の波形である。トランジスタQ3がオンすると、両端電
圧e4は大となり(e4H)、トランジスタQ3がオフの時に
は電圧e4は小(e4L)となる。この電圧e4のローレベル
の時間t1を測定し、アイロン本体部10のベース温度を検
知するものである。ベース温度が、上昇するに従って感
熱素子13の抵抗値は小さくなるので、コンデンサC4への
充電時間が短かくなり、従って、両端電圧e4のローレベ
ルの時間t1が短かくなってゆく。この時間t1は近似的に
以下の式で現わせる。
において、aはコンデンサC4の端子電圧e1を示す。充電
時(電圧上昇時)定電流であるので、直線的にe1は上昇
する。電圧e1が演算増幅器IC1の+入力端子e2Hより低い
時、比較器IC2の出力電圧e3はローレベルでトランジス
タQ3はオフで抵抗R2には小さな電流しか流れず、抵抗R2
両端電圧e4は小である。端子電圧e1が上昇し、演算増幅
器IC1の+入力端子e2Hに達すると、第4図bのように比
較器IC2の出力電圧e3はハイレベルとなり、トランジス
タQ3はオンし、抵抗R2に大きな電流が流れ、抵抗R2両端
の電圧e4は大となる。同時に出力電圧e3がハイレベルに
なるとトランジスタQ2がオンし、コンデンサC4の充電電
荷は抵抗R13トランジスタQ2を通じて放電する。端子電
圧e1が放電により低下しe2Lに達すると、再度演算増幅
器IC1の出力がハイレベル、比較器IC2の出力はローレベ
ルとなり、トランジスタQ3はオフとなり、コンデンサC4
の充電が開始する。第4図cの波形は抵抗R2の両端電圧
e4の波形である。トランジスタQ3がオンすると、両端電
圧e4は大となり(e4H)、トランジスタQ3がオフの時に
は電圧e4は小(e4L)となる。この電圧e4のローレベル
の時間t1を測定し、アイロン本体部10のベース温度を検
知するものである。ベース温度が、上昇するに従って感
熱素子13の抵抗値は小さくなるので、コンデンサC4への
充電時間が短かくなり、従って、両端電圧e4のローレベ
ルの時間t1が短かくなってゆく。この時間t1は近似的に
以下の式で現わせる。
V:演算増幅器IC1の電源電圧 VE:トランジスタQ2のエミッタ電圧 Rth:感熱素子13の抵抗値 第5図に、横軸にアイロンのベース温度、縦軸にe4の
ハイレベルの時間t1をとったグラフを示す。これからあ
きらかなように、温度によってt1が連続的に変化するの
で、この時間t1を読みとり、アイロンベースの温度を検
知し、設定温度と比較し、ベース温度が設定温度より低
ければ、ヒータ12に電流を流し、ベース温度が設定温度
より高ければ、ヒータ12に流す電流を断にして温度制御
するものである。また、他の実施回路例として、無安定
マルチバイブレータの回路素子の一部に感熱素子を用
い、温度によって発振周期が変動するのを利用する方法
もある。
ハイレベルの時間t1をとったグラフを示す。これからあ
きらかなように、温度によってt1が連続的に変化するの
で、この時間t1を読みとり、アイロンベースの温度を検
知し、設定温度と比較し、ベース温度が設定温度より低
ければ、ヒータ12に電流を流し、ベース温度が設定温度
より高ければ、ヒータ12に流す電流を断にして温度制御
するものである。また、他の実施回路例として、無安定
マルチバイブレータの回路素子の一部に感熱素子を用
い、温度によって発振周期が変動するのを利用する方法
もある。
次に第6図に、信号検知回路部16の一実施例を示す。
第6図aは、抵抗R2に流れる電流が小さい時、抵抗R2の
両端電圧e4は小さく、抵抗R2の両端間に接続したツェナ
ーダイオードZD3及びホトカプラIC3を構成するLEDL1に
電流は流れず、従ってホトカプラIC3を構成するホトト
ランジスタQ4のエミッタとアース間に接続した抵抗R20
に電流は流れず、ホトトランジスタQ4のエミッタ電圧は
0である。逆に抵抗R2に大電流が流れると、電圧e4は大
となり、従ってLEDL1に電流が流れ、ホトトランジスタQ
4のエミッタにはハイレベルの電圧が得られる。
第6図aは、抵抗R2に流れる電流が小さい時、抵抗R2の
両端電圧e4は小さく、抵抗R2の両端間に接続したツェナ
ーダイオードZD3及びホトカプラIC3を構成するLEDL1に
電流は流れず、従ってホトカプラIC3を構成するホトト
ランジスタQ4のエミッタとアース間に接続した抵抗R20
に電流は流れず、ホトトランジスタQ4のエミッタ電圧は
0である。逆に抵抗R2に大電流が流れると、電圧e4は大
となり、従ってLEDL1に電流が流れ、ホトトランジスタQ
4のエミッタにはハイレベルの電圧が得られる。
このホトトランジスタQ4のエミッタ電圧を温度制御回
路部17に入力し、ホトトランジスタQ4のエミッタ電圧の
ローレベルの時間を計測し温度を検知して温度制御を行
うものである。
路部17に入力し、ホトトランジスタQ4のエミッタ電圧の
ローレベルの時間を計測し温度を検知して温度制御を行
うものである。
第6図bは、抵抗R2を使用せず、抵抗R2のかわりに、
パルストランスPTを接続した例である。このパルストラ
ンスPTの2次側より電流変化分を検出するものである。
パルストランスPTを接続した例である。このパルストラ
ンスPTの2次側より電流変化分を検出するものである。
第6図cは抵抗R2の一端よりコンデンサC5を接続し、
電流の変化を検出しようとするものである。
電流の変化を検出しようとするものである。
発明の効果 以上のように本発明のコードレスアイロンは、アイロ
ン本体部からのインピーダンス変化の間隔によりヒータ
への電力供給を制御するものであるから、極めて信頼性
の高い温度制御が行い得るコードレスアイロンを提供す
ることができるものである。また、インピーダンス変化
をパルスとして出力するので、信号検知回路部ではその
インピーダンス変化をパルスとして検知でき、パルスの
間隔を計時することで正確に温度を温度制御部側に伝達
できる。
ン本体部からのインピーダンス変化の間隔によりヒータ
への電力供給を制御するものであるから、極めて信頼性
の高い温度制御が行い得るコードレスアイロンを提供す
ることができるものである。また、インピーダンス変化
をパルスとして出力するので、信号検知回路部ではその
インピーダンス変化をパルスとして検知でき、パルスの
間隔を計時することで正確に温度を温度制御部側に伝達
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すコードレスアイロンの
ブロック図、第2図は同アイロンの回路ブロック図、第
3図は同アイロンの温度検知回路部の具体回路図、第4
図a〜cは第3図の回路の要部電圧波形図、第5図は本
発明実施例による温度と検知時間の特性図、第6図a〜
cは同アイロンの信号検知回路部の実施例を示す部分回
路図、第7図は従来のコードレスアイロンを示すブロッ
ク図である。 10……アイロン本体部、11……ベース、12……ヒータ、
13……感熱素子、14……温度検知回路部、15……スタン
ド部、16……信号検知回路部、17……温度制御回路部、
P1〜P8……電極。
ブロック図、第2図は同アイロンの回路ブロック図、第
3図は同アイロンの温度検知回路部の具体回路図、第4
図a〜cは第3図の回路の要部電圧波形図、第5図は本
発明実施例による温度と検知時間の特性図、第6図a〜
cは同アイロンの信号検知回路部の実施例を示す部分回
路図、第7図は従来のコードレスアイロンを示すブロッ
ク図である。 10……アイロン本体部、11……ベース、12……ヒータ、
13……感熱素子、14……温度検知回路部、15……スタン
ド部、16……信号検知回路部、17……温度制御回路部、
P1〜P8……電極。
Claims (2)
- 【請求項1】アイロン本体部とこれをセットするスタン
ド部とからなり、アイロン本体部は、アイロンのベース
を加熱するヒータと、ベース温度を検知する感熱素子
と、感熱素子の信号によりインピーダンス変化の間隔が
変化する温度検知回路部と、前記ヒータおよび温度検知
回路部に電力を供給する電極とを有し、スタンド部は、
アイロン本体部の電極に接続する電極と、前記温度検知
回路部のインピーダンス変化の間隔を検知する信号検知
回路部と、このインピーダンス変化の間隔を計時し前記
ヒータへの電力供給を制御する温度制御回路部とを有し
てなるコードレスアイロン。 - 【請求項2】温度検知回路はインピーダンス変化をパル
スとして出力する特許請求の範囲第1項記載のコードレ
スアイロン。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62215626A JP2574318B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | コ−ドレスアイロン |
US07/236,998 US5039838A (en) | 1987-08-28 | 1988-08-26 | Cordless iron having a heater whose temperature is controlled by using pulse signal |
KR1019880010854A KR920002749B1 (ko) | 1987-08-28 | 1988-08-26 | 코오드레스 아이론 |
DE3888049T DE3888049T2 (de) | 1987-08-28 | 1988-08-30 | Schnurloses Bügeleisen, das mit einem Heizwiderstand ausgerüstet ist, wobei die Temperatur mit Impulssignalen gesteuert ist. |
EP88308014A EP0305221B1 (en) | 1987-08-28 | 1988-08-30 | Cordless iron having a heater whose temperature is controlled by using pulse signal |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62215626A JP2574318B2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | コ−ドレスアイロン |
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---|---|
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---|---|---|---|
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EP (1) | EP0305221B1 (ja) |
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WO1996014982A1 (en) * | 1994-08-30 | 1996-05-23 | Gics & Vermee, L.P. | Method of making a food package and an associated apparatus |
US5842295A (en) * | 1997-06-30 | 1998-12-01 | U. S. Philips Corporation | Ironing machine having an iron and a stand |
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US6172335B1 (en) * | 1999-08-27 | 2001-01-09 | Orcon Corporation | Carpet seaming iron with electronic temperature control |
KR100473870B1 (ko) * | 2002-06-21 | 2005-03-10 | 조호봉 | 파워 레귤레이터의 안전 장치 |
SG178539A1 (en) * | 2009-11-04 | 2012-03-29 | Panasonic Corp | Cordless iron |
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US9027840B2 (en) | 2010-04-08 | 2015-05-12 | Access Business Group International Llc | Point of sale inductive systems and methods |
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CN105803747B (zh) * | 2016-05-19 | 2018-01-02 | 上海飞科电器股份有限公司 | 自动识别状态信息的无绳熨斗及方法 |
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FR2335996A1 (fr) * | 1975-12-18 | 1977-07-15 | Radiotechnique Compelec | Procede de controle de l'alimentation d'une charge electrique et dispositif thermostatique pour la mise en oeuvre du procede |
YU244779A (en) * | 1979-10-09 | 1982-06-30 | Antim Antimovski | Accumulation flatiron |
JPS60880B2 (ja) * | 1980-07-08 | 1985-01-10 | 松下電器産業株式会社 | アイロン装置 |
US4423344A (en) * | 1981-02-23 | 1983-12-27 | Litton Industrial Products, Inc. | Liquid cooled eddy current coupling having rotor extension ring |
US4540877A (en) * | 1982-03-04 | 1985-09-10 | Sys-Tec, Inc. | Constant current closed loop controller for rotating system |
JPS6056000A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-04-01 | 松下電器産業株式会社 | コ−ドレスアイロン |
US4827104A (en) * | 1986-10-16 | 1989-05-02 | Dart Industries Inc. | Phototransistor relay electronic temperature control for cordless irons |
CH678866A5 (ja) * | 1987-02-10 | 1991-11-15 | Jura Elektroapparate Fab |
-
1987
- 1987-08-28 JP JP62215626A patent/JP2574318B2/ja not_active Expired - Lifetime
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1988
- 1988-08-26 US US07/236,998 patent/US5039838A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-08-26 KR KR1019880010854A patent/KR920002749B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1988-08-30 EP EP88308014A patent/EP0305221B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-08-30 DE DE3888049T patent/DE3888049T2/de not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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KR890004025A (ko) | 1989-04-19 |
DE3888049D1 (de) | 1994-04-07 |
EP0305221A3 (en) | 1990-02-28 |
JPS6458300A (en) | 1989-03-06 |
US5039838A (en) | 1991-08-13 |
EP0305221A2 (en) | 1989-03-01 |
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KR920002749B1 (ko) | 1992-04-02 |
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