JP2570749Y2 - 樋吊り具取付構造 - Google Patents
樋吊り具取付構造Info
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- JP2570749Y2 JP2570749Y2 JP2937793U JP2937793U JP2570749Y2 JP 2570749 Y2 JP2570749 Y2 JP 2570749Y2 JP 2937793 U JP2937793 U JP 2937793U JP 2937793 U JP2937793 U JP 2937793U JP 2570749 Y2 JP2570749 Y2 JP 2570749Y2
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- Japan
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000003195 fascia Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は樋吊り具取付構造に関す
る。特に、本考案は建物ユニットに好適な樋吊り具取付
構造に関する。
る。特に、本考案は建物ユニットに好適な樋吊り具取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】軒樋を建屋の軒先に取り付けるときに使
用する樋吊り具は種々な形状のものが知られているが、
その殆どが実開昭63−173426号公報、実開昭6
4−33830号公報に記載あるように、建屋の軒先に
取り付けられる取付部と軒樋の屋外側の耳を保持する屋
外側耳保持部と軒樋の屋内側の耳を保持する屋内側耳保
持部とからなるものである。この樋吊り具の使用方法
は、建屋の軒先に樋吊り具を多数取り付け、この樋吊り
具に軒樋を差し渡して屋外側耳保持部と屋内側耳保持部
にそれぞれ軒樋の屋外側耳と屋内側耳とを取り付けるも
のである。
用する樋吊り具は種々な形状のものが知られているが、
その殆どが実開昭63−173426号公報、実開昭6
4−33830号公報に記載あるように、建屋の軒先に
取り付けられる取付部と軒樋の屋外側の耳を保持する屋
外側耳保持部と軒樋の屋内側の耳を保持する屋内側耳保
持部とからなるものである。この樋吊り具の使用方法
は、建屋の軒先に樋吊り具を多数取り付け、この樋吊り
具に軒樋を差し渡して屋外側耳保持部と屋内側耳保持部
にそれぞれ軒樋の屋外側耳と屋内側耳とを取り付けるも
のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように樋
吊り具を多数建屋の軒先に取り付けた後、軒樋を差し渡
して取り付けると、図4に示すように、多数の中の幾つ
かは樋吊り具の位置が上下にずれることがある。そし
て、このずれている樋吊り具に無理して軒樋を取り付け
ると、風が吹いたり、雪が積もったりして、外力が働く
と軒樋が外れたり割れたりすることがある。この樋吊り
具の取付位置が更に多くずれると、樋吊り具が取り付け
られないという問題が生ずる。従って、取付位置がずれ
ると、樋吊り具を軒先から外して再び付け直すことにな
るので煩瑣であった。
吊り具を多数建屋の軒先に取り付けた後、軒樋を差し渡
して取り付けると、図4に示すように、多数の中の幾つ
かは樋吊り具の位置が上下にずれることがある。そし
て、このずれている樋吊り具に無理して軒樋を取り付け
ると、風が吹いたり、雪が積もったりして、外力が働く
と軒樋が外れたり割れたりすることがある。この樋吊り
具の取付位置が更に多くずれると、樋吊り具が取り付け
られないという問題が生ずる。従って、取付位置がずれ
ると、樋吊り具を軒先から外して再び付け直すことにな
るので煩瑣であった。
【0004】特に、建物ユニットを工場で製造し、この
建物ユニットを施工現場に運搬し、施工現場で複数個据
え付け組み建てて建物となすユニット建物の場合には、
現場施工工数および運搬費用を減らすために工場で樋吊
り具を取り付けて運搬するよう要望が強い。しかし、こ
のように樋吊り具を工場で取り付けていると、建物ユニ
ットを施工現場で据え付けたときに、図2に示すよう
に、建物ユニットの位置が上下方向にずれることが多
く、従って、樋吊り具を付け直すことが多いので実現が
困難であった。そこで、本考案の目的は樋吊り具を付け
直すことなく、取付位置を簡単に修正できる樋吊り具取
付構造を提供すること、および、その結果、工場で建物
ユニットに樋吊り具を取り付けることができるようにす
ることである。
建物ユニットを施工現場に運搬し、施工現場で複数個据
え付け組み建てて建物となすユニット建物の場合には、
現場施工工数および運搬費用を減らすために工場で樋吊
り具を取り付けて運搬するよう要望が強い。しかし、こ
のように樋吊り具を工場で取り付けていると、建物ユニ
ットを施工現場で据え付けたときに、図2に示すよう
に、建物ユニットの位置が上下方向にずれることが多
く、従って、樋吊り具を付け直すことが多いので実現が
困難であった。そこで、本考案の目的は樋吊り具を付け
直すことなく、取付位置を簡単に修正できる樋吊り具取
付構造を提供すること、および、その結果、工場で建物
ユニットに樋吊り具を取り付けることができるようにす
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになしたものであって、取
付部と屋外側耳保持部と屋内側耳保持部とからなる樋吊
り具が建屋の軒先に取り付けられた樋吊り具の取付構造
であって、前記取付部は建屋の軒先に取り付けられる上
下方向に長い棒状体であり、前記軒先には取付部の中央
部を支持する支持片とこの支持片の下方に取付部の下部
を固定する固定片とが取り付けられ、前記固定片と取付
部の下部のどちらか一方には上下方向に長い長孔が、
又、他方には丸孔がそれぞれ設けられていて、取付部の
中央部が支持片で上下方向に移動できるように支持さ
れ、取付部の下部と固定片とに設けられている長孔と丸
孔とに挿入れれている固定具で仮止めされて取付部が軒
先に取り付けられているものである。本考案において、
固定具とはボルト・ナット、ネジ、リベット、ピン、フ
ァスナー等の如く丸孔と長孔とに挿入して取付部と固定
片とを固定させることができるものをいう。
し、上記目的を達成するためになしたものであって、取
付部と屋外側耳保持部と屋内側耳保持部とからなる樋吊
り具が建屋の軒先に取り付けられた樋吊り具の取付構造
であって、前記取付部は建屋の軒先に取り付けられる上
下方向に長い棒状体であり、前記軒先には取付部の中央
部を支持する支持片とこの支持片の下方に取付部の下部
を固定する固定片とが取り付けられ、前記固定片と取付
部の下部のどちらか一方には上下方向に長い長孔が、
又、他方には丸孔がそれぞれ設けられていて、取付部の
中央部が支持片で上下方向に移動できるように支持さ
れ、取付部の下部と固定片とに設けられている長孔と丸
孔とに挿入れれている固定具で仮止めされて取付部が軒
先に取り付けられているものである。本考案において、
固定具とはボルト・ナット、ネジ、リベット、ピン、フ
ァスナー等の如く丸孔と長孔とに挿入して取付部と固定
片とを固定させることができるものをいう。
【0006】
【作用】本考案軒樋吊り具取付構造は軒先に取り付けら
れる上下方向に長い棒状体からなる取付部の中央部が支
持片で上下方向に移動できるように支持され、取付部の
下部が固定具で固定片に仮止めされて固定されているか
ら、仮止めされている固定具を外すことにより簡単に樋
吊り具の位置を上下方向に修正することができる。即
ち、軒樋をこの樋吊り具に差し渡して取り付けた後に、
樋吊り具が適当であればその状態で仮止めを本締めし、
不都合があれば、この仮止めを外して、樋吊り具を上下
方向に修正し、固定片と取付部に設けられている丸孔と
長孔との位置をずらし、固定具で本締めすれば軒樋を無
理なく取り付けることができる。従って、風や雪による
外力が働いても軒樋が外れたり割れたりすることがな
い。又、かかる問題は予め工場で樋吊り具を取り付けた
建物ユニットを製造し、これを施工現場に運搬し、据え
付けるユニット建物で多く発生するが、本考案構造をか
かる建物ユニットに適用すると、工場で樋吊り具を取り
付けることができる。
れる上下方向に長い棒状体からなる取付部の中央部が支
持片で上下方向に移動できるように支持され、取付部の
下部が固定具で固定片に仮止めされて固定されているか
ら、仮止めされている固定具を外すことにより簡単に樋
吊り具の位置を上下方向に修正することができる。即
ち、軒樋をこの樋吊り具に差し渡して取り付けた後に、
樋吊り具が適当であればその状態で仮止めを本締めし、
不都合があれば、この仮止めを外して、樋吊り具を上下
方向に修正し、固定片と取付部に設けられている丸孔と
長孔との位置をずらし、固定具で本締めすれば軒樋を無
理なく取り付けることができる。従って、風や雪による
外力が働いても軒樋が外れたり割れたりすることがな
い。又、かかる問題は予め工場で樋吊り具を取り付けた
建物ユニットを製造し、これを施工現場に運搬し、据え
付けるユニット建物で多く発生するが、本考案構造をか
かる建物ユニットに適用すると、工場で樋吊り具を取り
付けることができる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を説明する。図1〜4
は本考案樋吊り具取付構造を建物ユニットに適用した一
実施例を示すもので、図1は樋吊り具を軒先に取り付け
ている状態を示すもので、(イ)は取付部を支持片と固
定片に取り付けている状態を示す説明図、(ロ)は取り
付けた状態を示す説明図、図2は樋吊り具を取り付けた
建物ユニットを据え付けた状態を示す説明図、図3は図
2に示す樋吊り具に軒樋を差し渡し取り付けた状態を示
す説明図、図4は樋吊り具が上方にずれた状態を示す説
明図である。
は本考案樋吊り具取付構造を建物ユニットに適用した一
実施例を示すもので、図1は樋吊り具を軒先に取り付け
ている状態を示すもので、(イ)は取付部を支持片と固
定片に取り付けている状態を示す説明図、(ロ)は取り
付けた状態を示す説明図、図2は樋吊り具を取り付けた
建物ユニットを据え付けた状態を示す説明図、図3は図
2に示す樋吊り具に軒樋を差し渡し取り付けた状態を示
す説明図、図4は樋吊り具が上方にずれた状態を示す説
明図である。
【0008】図1〜4において、5は建物ユニットであ
り、この建物ユニット5は工場で製造され、これを施工
現場に運搬し、据え付けるものである。51は建物ユニ
ット5の鼻隠し板からなる軒先である。1は樋吊り具で
あり、この樋吊り具1は取付部2と屋外側耳保持部3と
屋内側耳保持部4とからなる。この取付部2は、図1に
示すように、軒先51に取り付けられる上下方向に長い
棒状体であり、この取付部2の下部に丸孔21が設けら
れている。6は支持片であり、この支持片6は、図1に
示すように、中央部61がコ字状に折曲され、この中に
取付部2の中央部が挿入されて、取付部2を上下方向に
移動できるように支持するものである。
り、この建物ユニット5は工場で製造され、これを施工
現場に運搬し、据え付けるものである。51は建物ユニ
ット5の鼻隠し板からなる軒先である。1は樋吊り具で
あり、この樋吊り具1は取付部2と屋外側耳保持部3と
屋内側耳保持部4とからなる。この取付部2は、図1に
示すように、軒先51に取り付けられる上下方向に長い
棒状体であり、この取付部2の下部に丸孔21が設けら
れている。6は支持片であり、この支持片6は、図1に
示すように、中央部61がコ字状に折曲され、この中に
取付部2の中央部が挿入されて、取付部2を上下方向に
移動できるように支持するものである。
【0009】7は固定片であり、この固定片7は、図1
に示すように、中央部71がコ字状に折曲され、この中
に取付部2の下部が挿入され、中央部71に設けられて
いる上下方向に長い長孔72と取付部2に設けられてい
る丸孔21とに挿入された固定具75で取付部2を固定
するものである。この支持片6と固定片7とは軒先51
に取り付けられている。固定具75は取付部2と固定片
6に設けられている丸孔21と長孔72とに挿入され両
者を固定するものであって、この固定具75は仮止め用
と本締め用との2種類がある。例えば、図1に示す75
aはプラスチック製のファスナーであり、仮止め用であ
る。又、75bはリベットであり、75cはボルトであ
り、このリベット75bやボルト75cは本締め用であ
る。8は軒樋であり、この軒樋8は屋外側壁81と底壁
82と屋内側壁83とからなり、屋外側壁81の上端に
屋外側の耳84が、又、屋内側壁の上端に屋内側の耳8
5がそれぞれ設けられていて、屋外側耳84は樋吊り具
1の屋外側耳保持部3に、又、屋内側屋内側耳85は樋
吊り具1の屋内側耳保持部4にそれぞれ保持されるもの
である。
に示すように、中央部71がコ字状に折曲され、この中
に取付部2の下部が挿入され、中央部71に設けられて
いる上下方向に長い長孔72と取付部2に設けられてい
る丸孔21とに挿入された固定具75で取付部2を固定
するものである。この支持片6と固定片7とは軒先51
に取り付けられている。固定具75は取付部2と固定片
6に設けられている丸孔21と長孔72とに挿入され両
者を固定するものであって、この固定具75は仮止め用
と本締め用との2種類がある。例えば、図1に示す75
aはプラスチック製のファスナーであり、仮止め用であ
る。又、75bはリベットであり、75cはボルトであ
り、このリベット75bやボルト75cは本締め用であ
る。8は軒樋であり、この軒樋8は屋外側壁81と底壁
82と屋内側壁83とからなり、屋外側壁81の上端に
屋外側の耳84が、又、屋内側壁の上端に屋内側の耳8
5がそれぞれ設けられていて、屋外側耳84は樋吊り具
1の屋外側耳保持部3に、又、屋内側屋内側耳85は樋
吊り具1の屋内側耳保持部4にそれぞれ保持されるもの
である。
【0010】次に、この樋吊り具1の使用方法を説明す
る。建物ユニット5を工場で製造する。この際、樋吊り
具1を軒先51に仮止めして複数個取り付ける。この樋
吊り具1を軒先51に仮止めして取り付ける方法につい
て詳細に説明すると、図1に示すように、固定片7を軒
先51に取り付ける。次に、支持片6のコ字形の中央部
に樋吊り具1の支持部2を挿入した状態で、この支持部
2の下端をコ字形の中央部71に挿入し、支持片6を軒
先51に取り付ける。
る。建物ユニット5を工場で製造する。この際、樋吊り
具1を軒先51に仮止めして複数個取り付ける。この樋
吊り具1を軒先51に仮止めして取り付ける方法につい
て詳細に説明すると、図1に示すように、固定片7を軒
先51に取り付ける。次に、支持片6のコ字形の中央部
に樋吊り具1の支持部2を挿入した状態で、この支持部
2の下端をコ字形の中央部71に挿入し、支持片6を軒
先51に取り付ける。
【0011】次に、図1の(ロ)に示すように、樋吊り
具1の取付部2に設けられている丸孔21と固定片7に
設けられている長孔72に仮止め用の固定具75aを挿
入して、樋吊り具1を軒先51に取り付ける。この建物
ユニット5を施工現場に運搬し、基礎の上に据え付けた
後、樋吊り具1に軒樋を差し渡して取り付け、仮止め用
固定具75aを本締め用固定具75bまたは75cに換
えて固定する。尚、建物ユニット5を据え付けたとき
に、図2に示すように、建物ユニット5と隣の建物ユニ
ット5との間に若干段差ができることがときどき発生
し、樋吊り具1が上下方向にずれることがある。
具1の取付部2に設けられている丸孔21と固定片7に
設けられている長孔72に仮止め用の固定具75aを挿
入して、樋吊り具1を軒先51に取り付ける。この建物
ユニット5を施工現場に運搬し、基礎の上に据え付けた
後、樋吊り具1に軒樋を差し渡して取り付け、仮止め用
固定具75aを本締め用固定具75bまたは75cに換
えて固定する。尚、建物ユニット5を据え付けたとき
に、図2に示すように、建物ユニット5と隣の建物ユニ
ット5との間に若干段差ができることがときどき発生
し、樋吊り具1が上下方向にずれることがある。
【0012】この上下方向にずれた樋吊り具1に軒樋8
を差し渡して取り付けると、図4に示すように、樋吊り
具1に軒樋8が取り付けられないことになる。従って、
このようになっている場合には仮止め用固定具筒75a
を本締め用固定具75bあるいは75cに取り換えると
きに修正する。この本締め固定具75bあるいは75c
に取り換える方法を詳細に説明すると、図1の(ロ)に
示すように、仮止め用固定具75aを挟み9で切断して
固定具75aを外す。
を差し渡して取り付けると、図4に示すように、樋吊り
具1に軒樋8が取り付けられないことになる。従って、
このようになっている場合には仮止め用固定具筒75a
を本締め用固定具75bあるいは75cに取り換えると
きに修正する。この本締め固定具75bあるいは75c
に取り換える方法を詳細に説明すると、図1の(ロ)に
示すように、仮止め用固定具75aを挟み9で切断して
固定具75aを外す。
【0013】その後、樋吊り具1を移動させる必要がな
いときには、その状態で本締め用固定具75bあるいは
75cで取付部2を固定する。又、樋吊り具1を移動さ
せる必要があるときには、樋吊り具1を上下方向に移動
させる。すると、樋吊り具1の取付部2に設けられてい
る丸孔21の位置が、固定片7に設けられている長孔7
2上を上下方向に移動しながら樋吊り具1が上下方向に
移動する。樋吊り具1が最適位置になると、この状態で
本締め用固定具75bまたは75cを丸孔21と長孔7
2とに挿入して固定する。このようにして多数の樋吊り
具1を最適位置に固定して、軒樋8を樋吊り具1に差し
渡して取り付けると、図3に示すように、無理ない状態
で軒樋が取り付けられるから、風や雪等の外力が働いて
も、軒樋8が外れたり割れたりすることがない。
いときには、その状態で本締め用固定具75bあるいは
75cで取付部2を固定する。又、樋吊り具1を移動さ
せる必要があるときには、樋吊り具1を上下方向に移動
させる。すると、樋吊り具1の取付部2に設けられてい
る丸孔21の位置が、固定片7に設けられている長孔7
2上を上下方向に移動しながら樋吊り具1が上下方向に
移動する。樋吊り具1が最適位置になると、この状態で
本締め用固定具75bまたは75cを丸孔21と長孔7
2とに挿入して固定する。このようにして多数の樋吊り
具1を最適位置に固定して、軒樋8を樋吊り具1に差し
渡して取り付けると、図3に示すように、無理ない状態
で軒樋が取り付けられるから、風や雪等の外力が働いて
も、軒樋8が外れたり割れたりすることがない。
【0014】
【考案の効果】本考案樋吊り具は仮止めされているか
ら、軒樋を取り付ける際に、最適位置に樋吊り具を修正
することができ、従って、樋吊り具が取り付けることが
できないということがないし、取り付けた後に、風が吹
いたり、雪が積もったりして、外力が働いても軒樋が外
れたり割れたりすることがない。従って、安心して本考
案樋吊り具に軒樋を取り付けることができる。特に、軒
樋に、かかる問題が多く発生し、工場で取り付けること
が困難であった建物ユニットに適用すると、現場工数、
運搬費用が少なくなるから、特に便利である。
ら、軒樋を取り付ける際に、最適位置に樋吊り具を修正
することができ、従って、樋吊り具が取り付けることが
できないということがないし、取り付けた後に、風が吹
いたり、雪が積もったりして、外力が働いても軒樋が外
れたり割れたりすることがない。従って、安心して本考
案樋吊り具に軒樋を取り付けることができる。特に、軒
樋に、かかる問題が多く発生し、工場で取り付けること
が困難であった建物ユニットに適用すると、現場工数、
運搬費用が少なくなるから、特に便利である。
【図1】図1は本考案樋吊り具取付構造を建物ユニット
に適用した一実施例の軒樋吊り具を示すもので、(イ)
は取付部を支持片と固定片で取り付けている状態を示す
説明図、(ロ)は取り付けた状態を示す説明図である。
に適用した一実施例の軒樋吊り具を示すもので、(イ)
は取付部を支持片と固定片で取り付けている状態を示す
説明図、(ロ)は取り付けた状態を示す説明図である。
【図2】図2は固定具を取り付けた建物ユニットを据え
付けた状態を示す説明図である。
付けた状態を示す説明図である。
【図3】図3は図2に示す樋吊り具に軒樋を差し渡し取
り付けた状態を示す説明図である。
り付けた状態を示す説明図である。
【図4】図4は樋吊り具が上方にずれた状態を示す説明
図である。
図である。
1 軒樋吊り具 2 取付部 21 丸孔 3 屋外側耳保持部 4 屋内側耳保持部 5 建物ユニット 51 軒先 6 支持片 61 中央部 7 固定片 71 中央部 72 長孔 75 固定具 75a 仮止め用固定具(プラスチック製ファ
スナー) 75b 本締め用固定具(リベット) 75c 本締め用固定具(ボルト) 8 軒樋 81 屋外側壁 82 底壁 83 屋内側壁 84 屋外側耳 85 屋内側耳
スナー) 75b 本締め用固定具(リベット) 75c 本締め用固定具(ボルト) 8 軒樋 81 屋外側壁 82 底壁 83 屋内側壁 84 屋外側耳 85 屋内側耳
Claims (2)
- 【請求項1】 取付部と屋外側耳保持部と屋内側耳保持
部とからなる樋吊り具が建屋の軒先に取り付けられた樋
吊り具の取付構造であって、前記取付部は建屋の軒先に
取り付けられる上下方向に長い棒状体であり、前記軒先
には取付部の中央部を支持する支持片とこの支持片の下
方に取付部の下部を固定する固定片とが取り付けられ、
前記固定片と取付部の下部のどちらか一方には上下方向
に長い長孔が、又、他方には丸孔がそれぞれ設けられて
いて、取付部の中央部が支持片で上下方向に移動できる
ように支持され、取付部の下部と固定片とに設けられて
いる長孔と丸孔とに挿入されている固定具で仮止めされ
て取付部が軒先に取り付けられていることを特徴とする
樋吊り具取付構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の建屋が建物ユニットであ
ることを特徴とする請求項1記載の樋吊り具取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2937793U JP2570749Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 樋吊り具取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2937793U JP2570749Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 樋吊り具取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729167U JPH0729167U (ja) | 1995-06-02 |
JP2570749Y2 true JP2570749Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=12274464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2937793U Expired - Fee Related JP2570749Y2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 樋吊り具取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570749Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP2937793U patent/JP2570749Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729167U (ja) | 1995-06-02 |
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