JP2569545Y2 - バキュームクリーナ - Google Patents
バキュームクリーナInfo
- Publication number
- JP2569545Y2 JP2569545Y2 JP7808192U JP7808192U JP2569545Y2 JP 2569545 Y2 JP2569545 Y2 JP 2569545Y2 JP 7808192 U JP7808192 U JP 7808192U JP 7808192 U JP7808192 U JP 7808192U JP 2569545 Y2 JP2569545 Y2 JP 2569545Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- exhaust air
- exhaust
- air
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、庭や道路等の清掃作業
に使用するバキュームクリーナに関するもので、作業者
が排風及びそれに含まれる微細な塵埃等を被ることがな
く、したがって防塵マスクや防塵メガネ等が不要であ
り、作業環境の改善が図れることを特徴とする。
に使用するバキュームクリーナに関するもので、作業者
が排風及びそれに含まれる微細な塵埃等を被ることがな
く、したがって防塵マスクや防塵メガネ等が不要であ
り、作業環境の改善が図れることを特徴とする。
【0002】
【従来の技術】従来より、庭や道路等の清掃作業には、
作業者が歩行しつつ手押し作業で機体本体を移動させる
バキュームクリーナが使用されている。
作業者が歩行しつつ手押し作業で機体本体を移動させる
バキュームクリーナが使用されている。
【0003】該バキュームクリーナは、一般に、米国特
許第4,858,271号公報等に示されているごと
く、走行輪を有する機体前部に設けた吸込口から枯れ
葉、ゴミ等の塵埃を吸い込ませ、該吸い込んだ枯れ葉、
ゴミ等の塵埃を、機体後部のハンドル下方に設けた排風
捕集袋に送り込んで収集貯留できるように構成したもの
であった。
許第4,858,271号公報等に示されているごと
く、走行輪を有する機体前部に設けた吸込口から枯れ
葉、ゴミ等の塵埃を吸い込ませ、該吸い込んだ枯れ葉、
ゴミ等の塵埃を、機体後部のハンドル下方に設けた排風
捕集袋に送り込んで収集貯留できるように構成したもの
であった。
【0004】なお、吸込口から前記枯れ葉、ゴミ等の塵
埃とともに吸い込まれた空気は、適宜通気性をもたせた
排風捕集袋の一側面に形成された排風面から排出してい
た。
埃とともに吸い込まれた空気は、適宜通気性をもたせた
排風捕集袋の一側面に形成された排風面から排出してい
た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記構成のバキューム
クリーナにおいては、前記したごとく、枯れ葉、ゴミ等
の塵埃とともに吸い込まれた空気が、前記排風捕集袋の
側面に構成された排風面から排風捕集袋をふくらました
状態で外部に排出されるものであった。
クリーナにおいては、前記したごとく、枯れ葉、ゴミ等
の塵埃とともに吸い込まれた空気が、前記排風捕集袋の
側面に構成された排風面から排風捕集袋をふくらました
状態で外部に排出されるものであった。
【0006】その結果、作業者が前記排風及びその中に
不可避的に含まれる微細な塵埃等をまともに被る場合が
あり、防塵マスクや防塵メガネ等を必要とする等、作業
環境が良好とは言えないものであった。
不可避的に含まれる微細な塵埃等をまともに被る場合が
あり、防塵マスクや防塵メガネ等を必要とする等、作業
環境が良好とは言えないものであった。
【0007】本考案は前記事情に鑑みてなされたもの
で、排風が上向き、すなわち、作業者側に舞い上がるこ
とがなく、したがって作業者が排風及びその中に不可避
的に含まれる微細な塵埃を被ることをなくするととも
に、防塵マスクや防塵メガネ等を不要とし、作業環境の
改善を図ったバキュームクリーナを提供することを目的
とする。
で、排風が上向き、すなわち、作業者側に舞い上がるこ
とがなく、したがって作業者が排風及びその中に不可避
的に含まれる微細な塵埃を被ることをなくするととも
に、防塵マスクや防塵メガネ等を不要とし、作業環境の
改善を図ったバキュームクリーナを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本考案は、走行輪を有する機体前部に設けた吸込口
から枯れ葉、ゴミ等の塵埃を吸い込み、前記機体後部の
ハンドル下方に設けた排風捕集袋に送り込んで前記塵埃
等を収集貯留するバキュームクリーナにおいて、前記排
風捕集袋の上部外側に、その排風面から排出される排風
を下向きに案内する排風案内カバーを設けた構成とした
ものである。
め、本考案は、走行輪を有する機体前部に設けた吸込口
から枯れ葉、ゴミ等の塵埃を吸い込み、前記機体後部の
ハンドル下方に設けた排風捕集袋に送り込んで前記塵埃
等を収集貯留するバキュームクリーナにおいて、前記排
風捕集袋の上部外側に、その排風面から排出される排風
を下向きに案内する排風案内カバーを設けた構成とした
ものである。
【0009】
【作用】本考案によれば、作業時に作業者が排風及びそ
の中に含まれる微細な塵埃等を被ることがなく、防塵マ
スクや防塵メガネ等が不要であり、さらには作業者耳元
での騒音を低減させる等の作業環境の改善が図れる。
の中に含まれる微細な塵埃等を被ることがなく、防塵マ
スクや防塵メガネ等が不要であり、さらには作業者耳元
での騒音を低減させる等の作業環境の改善が図れる。
【0010】本考案のバキュームクリーナでは、排風捕
集袋8の一側面に構成した排風面9の上部外側に、該排
風面9から排出される排風及びその中に含まれる微細な
塵埃等を下向きに案内する排風案内カバー10が設けら
れている。
集袋8の一側面に構成した排風面9の上部外側に、該排
風面9から排出される排風及びその中に含まれる微細な
塵埃等を下向きに案内する排風案内カバー10が設けら
れている。
【0011】すなわち、従来のバキュームクリーナと同
様に、吸込口5から吸い込まれた枯れ葉、ゴミ等の塵埃
は、前記吸込口5から前記排風捕集袋8まで運ばれ、該
排風捕集袋8の一側面に構成された排風面9から空気が
排出されるとともに、枯れ葉、ゴミ等の塵埃が排風捕集
袋8に収集貯留される。
様に、吸込口5から吸い込まれた枯れ葉、ゴミ等の塵埃
は、前記吸込口5から前記排風捕集袋8まで運ばれ、該
排風捕集袋8の一側面に構成された排風面9から空気が
排出されるとともに、枯れ葉、ゴミ等の塵埃が排風捕集
袋8に収集貯留される。
【0012】本考案では、前記排風捕集袋8の排風面9
から排出される空気及びその中に含まれる微細な塵埃
が、前記排風面9の上部外側に設けた排風案内カバー1
0によって下向きに案内させられるため、従来のバキュ
ームクリーナのように、排風及び塵埃等が上方に舞い上
がることが抑制される。
から排出される空気及びその中に含まれる微細な塵埃
が、前記排風面9の上部外側に設けた排風案内カバー1
0によって下向きに案内させられるため、従来のバキュ
ームクリーナのように、排風及び塵埃等が上方に舞い上
がることが抑制される。
【0013】したがって、従来のように作業者が排風及
び塵埃等を被ることがなくなるとともに、防塵マスクや
防塵メガネ等が不要となり、さらには排風案内カバー1
0により作業者耳元での騒音を低減させる等の作業環境
の改善が図れるものである。
び塵埃等を被ることがなくなるとともに、防塵マスクや
防塵メガネ等が不要となり、さらには排風案内カバー1
0により作業者耳元での騒音を低減させる等の作業環境
の改善が図れるものである。
【0014】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0015】図1は本考案のバキュームクリーナの斜視
図、図2は図1のII−II線断面図である。
図、図2は図1のII−II線断面図である。
【0016】機体1は走行輪2を有し、上部にはエンジ
ン3が設けられ、その下部には内部の詳細を図示してい
ないが吸込み遠心フアン4が配設され、該吸込み遠心フ
アン4が前記エンジン3によって回転させられる構成と
なっている。
ン3が設けられ、その下部には内部の詳細を図示してい
ないが吸込み遠心フアン4が配設され、該吸込み遠心フ
アン4が前記エンジン3によって回転させられる構成と
なっている。
【0017】さらに、前記吸込み遠心フアン4の下方に
は、その吸気口に直結された吸込口5が配設され、地面
に近接させられる構成となっている。さらに、前記機体
1の後部にはハンドル6が設けられ、該ハンドル6に
は、前記エンジン3を制御するスロットルレバー7等が
設けられる。
は、その吸気口に直結された吸込口5が配設され、地面
に近接させられる構成となっている。さらに、前記機体
1の後部にはハンドル6が設けられ、該ハンドル6に
は、前記エンジン3を制御するスロットルレバー7等が
設けられる。
【0018】さらに、前記吸込み遠心フアン4の後部に
は吐風口4aが設けられ、該吐風口4aに排風捕集袋8
が着脱自在に取り付けられる。
は吐風口4aが設けられ、該吐風口4aに排風捕集袋8
が着脱自在に取り付けられる。
【0019】該排風捕集袋8は、全体が風を通さないシ
ート材で形成され、その一側面(図示例では左側面)に
のみ、枯れ葉、ゴミ等の塵埃が通り抜けることができな
い適宜のメッシュの通気性材で構成されて排風面9が構
成され、前記吸込口5から吸い込まれた空気のみを外部
に排出できるように構成されている。
ート材で形成され、その一側面(図示例では左側面)に
のみ、枯れ葉、ゴミ等の塵埃が通り抜けることができな
い適宜のメッシュの通気性材で構成されて排風面9が構
成され、前記吸込口5から吸い込まれた空気のみを外部
に排出できるように構成されている。
【0020】本考案では、さらに、前記排風捕集袋8の
上部外側、具体的には前記排風面9の上部外側に該排風
面9から排出される排風を下向きに案内する、風を通さ
ない排風案内カバー10が設けられる。
上部外側、具体的には前記排風面9の上部外側に該排風
面9から排出される排風を下向きに案内する、風を通さ
ない排風案内カバー10が設けられる。
【0021】該排風案内カバー10は、前記排風捕集袋
8を形成する通気性を有しない樹脂シート等で一体に形
成することができる。
8を形成する通気性を有しない樹脂シート等で一体に形
成することができる。
【0022】なお、前記排風捕集袋8は、その上部をハ
ンドル6部にワンタッチ着脱式の止着具7で止着して拡
げた状態に支持される。
ンドル6部にワンタッチ着脱式の止着具7で止着して拡
げた状態に支持される。
【0023】前記構成の本考案のバキュームクリーナ
は、作業者がハンドル6を持って、吸込口5を清掃する
地面等に近接させたうえでエンジン3を作動させて走行
させればよい。
は、作業者がハンドル6を持って、吸込口5を清掃する
地面等に近接させたうえでエンジン3を作動させて走行
させればよい。
【0024】その結果、吸込口5から枯れ葉、ゴミ等の
塵埃が吸い込まれ、該吸い込んだ枯れ葉、ゴミ等の塵埃
が前記吐風口4aに連結された排風捕集袋8に運び込ま
れ、空気が排風面9から排出されて前記枯れ葉、ゴミ等
の塵埃のみが内部に収集貯留させられるものである。
塵埃が吸い込まれ、該吸い込んだ枯れ葉、ゴミ等の塵埃
が前記吐風口4aに連結された排風捕集袋8に運び込ま
れ、空気が排風面9から排出されて前記枯れ葉、ゴミ等
の塵埃のみが内部に収集貯留させられるものである。
【0025】本考案では、前記排風面9の上部外側に前
記のごとく排風案内カバー10が設けられている。
記のごとく排風案内カバー10が設けられている。
【0026】したがって、前記排風面9から外部に排出
される排風及びその中に不可避的に含まれる微細な塵埃
は、前記排風案内カバー10との間に形成される導風路
11により下向きに案内させられ、従来のように上方に
舞い上がることがなく、作業者が排風及びその中に含ま
れる微細な塵埃を被ることがない。
される排風及びその中に不可避的に含まれる微細な塵埃
は、前記排風案内カバー10との間に形成される導風路
11により下向きに案内させられ、従来のように上方に
舞い上がることがなく、作業者が排風及びその中に含ま
れる微細な塵埃を被ることがない。
【0027】さらに、本考案では、前記排風案内カバー
10によって排風時に発生する排気騒音が低減される。
10によって排風時に発生する排気騒音が低減される。
【0028】
【考案の効果】本考案によれば、作業者が排風及びその
中に不可避的に含まれる微細な塵埃を被ることがなくな
り、したがって防塵マスクや防塵メガネ等が不要であ
り、さらには作業者耳元での騒音を低減できる等の作業
環境の改善を図ることができる。
中に不可避的に含まれる微細な塵埃を被ることがなくな
り、したがって防塵マスクや防塵メガネ等が不要であ
り、さらには作業者耳元での騒音を低減できる等の作業
環境の改善を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例のバキュームクリーナの斜視
図である。
図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
1 機体 5 吸込口 8 排風捕集袋 9 排風面 10 排風カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 走行輪2を有する機体1前部に設けた吸
込口5から枯れ葉、ゴミ等の塵埃を吸い込み、前記機体
1後部のハンドル6下方に設けた排風捕集袋8に送り込
んで前記塵埃等を収集貯留するバキュームクリーナにお
いて、前記排風捕集袋8の上部外側に、その排風面9か
ら排出される排風を下向きに案内する排風案内カバー1
0を設けたことを特徴とするバキュームクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7808192U JP2569545Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | バキュームクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7808192U JP2569545Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | バキュームクリーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635308U JPH0635308U (ja) | 1994-05-10 |
JP2569545Y2 true JP2569545Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13651900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7808192U Expired - Fee Related JP2569545Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | バキュームクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569545Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP7808192U patent/JP2569545Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635308U (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |