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JP2569532Y2 - 制動切替バルブ - Google Patents

制動切替バルブ

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Publication number
JP2569532Y2
JP2569532Y2 JP4624892U JP4624892U JP2569532Y2 JP 2569532 Y2 JP2569532 Y2 JP 2569532Y2 JP 4624892 U JP4624892 U JP 4624892U JP 4624892 U JP4624892 U JP 4624892U JP 2569532 Y2 JP2569532 Y2 JP 2569532Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
piston
input port
output port
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4624892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH066146U (ja
Inventor
秀則 美斉津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP4624892U priority Critical patent/JP2569532Y2/ja
Publication of JPH066146U publication Critical patent/JPH066146U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2569532Y2 publication Critical patent/JP2569532Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、第1操縦者によって操
作される第1マスタシリンダに接続される第1入力ポー
ト及び第2入力ポートと、第2操縦者によって操作され
る第2マスタシリンダに接続される第3入力ポートと、
ブレーキシリンダに接続される第1出力ポート及び第2
出力ポートと、第3入力ポートと第1出力ポート間及び
第3入力ポートと第2出力ポート間にそれぞれ設けら
れ、第3入力ポートからのブレーキ油圧を第1出力ポー
ト及び第2出力ポートに伝達する第1ピストン及び第2
ピストンと、第1入力ポートと第1出力ポート間及び第
2入力ポートと第2出力ポート間にそれぞれ設けられ、
第1入力ポート及び第2入力ポートからのブレーキ油圧
をそれぞれ第1出力ポート及び第2出力ポートに伝達す
るとともに、第1ピストン及び第2ピストンの作動時に
閉弁して第1入力ポートから第1出力ポートへのブレー
キ油圧の伝達及び第2入力ポートから第2出力ポートへ
のブレーキ油圧の伝達を遮断する第1バルブ及び第2バ
ルブとをシリンダボディに設けてなる制動切替バルブに
関する。
【0002】
【従来の技術】かかる制動切替バルブは、実公昭52−
48305号公報により既に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
制動切替バルブは、第1バルブ及び第2バルブの弁体
が、それぞれシリンダボディに螺入される盲栓の端面に
形成した弁座に着座するようになっているため、前記盲
栓をシリンダボディに螺入する荷重の大きさで弁体と弁
座との接触状態が変化してシール性が不安定になる問題
がある。しかも、休止時における第1ピストン及び第2
ピストンの位置がシリンダ孔の底面によって規制される
とともに、同じく休止時における第1バルブの弁体の位
置及び第2バルブの弁体の位置が、それぞれ前記第1ピ
ストン及び第2ピストンによって規制されるため、前述
の弁座がシリンダボディに螺入される盲栓の端面に形成
されていることと相俟って、弁体と弁座の距離、即ちピ
ストンが作動してから弁体が弁座に着座するまでの無効
ストロークの大きさが一定しない問題がある。
【0004】本考案は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、弁体と弁座間のシール性を確保し、且つピストンの
無効ストロークの大きさを安定させることが可能な制動
切替バルブを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案の制動切替バルブは、第1ピストン及び第2
ピストンをシリンダボディに穿設した共通のシリンダ孔
に配設するとともに、第1バルブの弁体及び第2バルブ
の弁体をそれぞれ第1ピストンの端面に設けた弁座及び
第2ピストンの端面に設けた弁座に着座可能に対向さ
せ、休止時における第1ピストンの位置と第1バルブの
弁体の位置及び休止時における第2ピストンの位置と第
2バルブの弁体の位置を、それぞれ共通のストッパ部材
で規制することを第1の特徴とする。
【0006】また本考案は前述の第1の特徴に加えて、
前記各ストッパ部材を第1ピストン及び第2ピストンに
形成した長孔を貫通するストッパピンから構成し、各ス
トッパピンを第1入力ポート及び第2入力ポートにそれ
ぞれ支持させるとともに、前記ストッパピンに第1入力
ポート及び第2入力ポートからのブレーキ油圧をそれぞ
れ第1バルブ及び第2バルブに導く油路を刻設したこと
を第2の特徴とする。
【0007】また本考案は前述の第2の特徴に加えて、
前記油路をストッパピンの外周に刻設した油溝から構成
したことを第3の特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面により本考案の実施例について説
明する。
【0009】図1及び図2は本考案の一実施例を示すも
ので、図1は制動切替バルブの縦断面図、図2は図1の
2部拡大図である。
【0010】図1に示すように、制動切替バルブVは、
第1操縦者によって操作される第1マスタシリンダMc
1 及び第2操縦者によって操作される第2マスタシリン
ダMc2 からのブレーキ油圧を選択的に前後輪のブレー
キシリンダBcFL,BcFR,BcRL,BcRRに伝達する
ためのもので、その本体となるシリンダボディ1は単一
部材により構成されている。シリンダボディ1の内部に
は右端が開口する1本のシリンダ孔2が穿設されるとと
もに、前記開口はOリング3を有する盲栓4により閉塞
される。
【0011】シリンダボディ1には、前記第1マスタシ
リンダMc1 に接続される第1入力ポート51 及び第2
入力ポート52 と、前記第2マスタシリンダMc2 に接
続される第3入力ポート53 と、左前輪のブレーキシリ
ンダBcFL及び右後輪のブレーキシリンダBcRRに接続
される第1出力ポート61 と、右前輪のブレーキシリン
ダBcFR及び左後輪のブレーキシリンダBcRLに接続さ
れる第2出力ポート62 とが設けられる。第3入力ポー
ト53 はシリンダボディ1の長手方向中央部に形成され
ており、その左右両側に第1入力ポート51 及び第2入
力ポート52 が、更にその左右両側に第1出力ポート6
1 及び第2出力ポート62 が左右対称に形成される。
【0012】シリンダ孔2の内部には、前記第3入力ポ
ート53 を挟んで第1ピストン71及び第2ピストン7
2 が左右対称に配設され、更にその外側には第1バルブ
1及び第2バルブ82 が左右対称に配設される。
【0013】第1ピストン71 及び第2ピストン72
同一構造を備えて左右対称に形成されるもので、互いに
対向する内端に内向きの第1プレッシャーカップ91
1及び外向きの第2プレッシャーカップ92 ,92
背中合わせに備えるとともに、それらの外端に外向きの
昇圧カップ10,10を備える。従って、シリンダ孔2
の内部には、第1ピストン71 及び第2ピストン72
各第1プレッシャーカップ91 ,91 間に第1油室11
1 が画成されるとともに、第1ピストン71 及び第2ピ
ストン72 のそれぞれの第2プレッシャーカップ92
2 と昇圧カップ10,10間に、それぞれ第2油室1
2 及び第3油室113 が画成される。更にシリンダ孔
2の内部には、第1ピストン71 の昇圧カップ10とシ
リンダ孔2の底部との間に第4油室114 が画成される
とともに、第2ピストン72 の昇圧カップ10とシリン
ダボディ1の盲栓4との間に第5油室115 が画成され
る。そして、第1油室111 は第3入力ポート53 に、
第2油室112 及び第3油室113 はそれぞれ第1入力
ポート51 及び第2入力ポート52 に、第4油室114
及び第5油室115 はそれぞれ第1出力ポート61 及び
第2出力ポート62に接続される。
【0014】図2を併せて参照すると明らかなように、
第1ピストン71 及び第2ピストン72 の軸方向中間部
には、それぞれ直径方向に貫通して長手方向に延びる長
孔12,12が形成されており、シリンダ孔2を横断す
るように第1入力ポート51及び第2入力ポート52
挿入されたストッパピン13,13が前記長孔12,1
2に嵌合する。ストッパピン13,13の外周には第1
バルブ81 及び第2バルブ82 にそれぞれ連通する油溝
14,14が螺旋状に形成される。
【0015】尚、図2から明らかなように、第1入力ポ
ート51 及び第1出力ポート61 には、外周の一部に環
状ゴム15,15がモールディングされたパイプシート
25,25が嵌合しており、前記環状ゴム15,15を
圧縮してシリンダボディ1の取付孔に圧入することによ
りパイプシート25,25の脱落が図られる。前記パイ
プシート25は第2入力ポート52 、第3入力ポート5
3 及び第2出力ポート62 にも同様に設けられる。
【0016】第1バルブ81 及び第2バルブ82 は同一
構造を備えて左右対称に形成されるもので、以下代表と
して第1バルブ81 の構造を図2に基づいて説明する。
【0017】第1ピストン71 の外端には軸方向に延び
て前記長孔12と第4油室114 とを連通させるリリー
フポート16が穿設される。リリーフポート16にはポ
ペット弁17の脚部18が摺動自在に嵌合するととも
に、このポペット弁17の頭部に設けられたゴム製の弁
体19が第1ピストン71 の外端に形成された弁座20
に着座可能に対向する。第1ピストン71 の外端には前
記ポペット弁17の弁体19を覆うようにリーテーナ2
1が保持され、このリテーナ21の外面とシリンダ孔2
の底面との間に第1ピストン71 の戻しばね22が縮設
されるとともに、前記リテーナ21の内面と弁体19と
の間にポペット弁17の弁ばね23が縮設される。
【0018】第1ピストン71 が図示した休止位置にあ
って長孔12の端部及びポペット弁17の脚部18がス
トッパピン13に当接している時、弁体19と弁座20
との間に所定の隙間δが形成される。従って、第1入力
ポート51 から供給された油は、ストッパピン13の油
溝14、リリーフポート16、弁座20と弁体19間の
隙間δ、リテーナ21の開口24及び第4油室114
介して第1出力ポート61 に伝達される。
【0019】次に、前述の構成を備えた本考案の実施例
の作用について説明する。
【0020】第1操縦者及び第2操縦者が何れもブレー
キペダルを操作していない休止状態にある時、即ち第1
マスタシリンダMc1 及び第2マスタシリンダMc2
何れもブレーキ油圧を発生していない時、第1ピストン
1 及び第2ピストン72 は戻しばね22,22の弾発
力で内向きに付勢され、その長孔12,12の外端がス
トッパピン13,13に係止される休止位置に停止して
いる。またポペット弁17,17の弁体19,19は脚
部18,18が前記ストッパピン13,13に当接する
ことにより弁座20,20から離間した開弁状態にあ
る。
【0021】さて、第1操縦者がブレーキペダルを踏む
ことにより第1マスタシリンダMc1 が発生したブレー
キ油圧は2方向に分岐し、その一方は第1入力ポート5
1 、ストッパピン13の油溝14、第1ピストン71
リリーフポート16、弁座20とポペット弁17の弁体
19間の隙間δ、リテーナ21の開口24、第4油室1
4 及び第1出力ポート61 を介して左前輪のブレーキ
シリンダBcFL及び右後輪のブレーキシリンダBcRR
伝達されるとともに、その他方は第2入力ポート52
ストッパピン13の油溝14、第2ピストン72 のリリ
ーフポート16、弁座20とポペット弁17の弁体19
間の隙間δ、リテーナ21の開口24、第5油室115
及び第2出力ポート62 を介して右前輪のブレーキシリ
ンダBcFR及び左後輪のブレーキシリンダBcRLに伝達
される。
【0022】また、第2操縦者がブレーキペダルを踏む
と、第2マスタシリンダMc2 が発生したブレーキ油圧
が第3入力ポート53 を介して第1油室111 に伝達さ
れ、第1ピストン71 及び第2ピストン72 を相互に離
反するように外側に押圧する。このとき、第1操縦者側
の第1マスタシリンダMc1 が操作されていないか、あ
るいは操作されていても、その第1マスタシリンダMc
1 が発生するブレーキ油圧よりも第2操縦者側の第2マ
スタシリンダMc2 が発生するブレーキ油圧の方が大き
ければ、第1ピストン71 及び第2ピストン72 は戻し
ばね22,22の弾発力に抗して外側に移動する。
【0023】第1ピストン71 及び第2ピストン72
前記隙間δに対応する無効ストロークだけ外側に移動す
ると、弁ばね23,23によって付勢されたポペット弁
17,17の弁体19,19が第1ピストン71 及び第
2ピストン72 の外端に形成した弁座20,20に着座
し、第1入力ポート51 と第1出力ポート61 間の連通
及び第2入力ポート52 と第2出力ポート62 間の連通
が遮断される。而して、第1ピストン71 及び第2ピス
トン72 の移動に伴って第4油室114 及び第5油室1
5 にブレーキ油圧が発生し、第4油室114 のブレー
キ油圧は第1出力ポート61 を介して左前輪のブレーキ
シリンダBcFL及び右後輪のブレーキシリンダBcRR
伝達されるとともに、第5油室115 のブレーキ油圧は
第2出力ポート62 を介して右前輪のブレーキシリンダ
BcFR及び左後輪のブレーキシリンダBcRLに伝達され
る。
【0024】上述のように、休止状態における第1ピス
トン71 とそれに支持したポペット弁17の位置決めが
共通のストッパピン13により行われ、同様に休止状態
における第2ピストン72 とそれに支持したポペット弁
17の位置決めが共通のストッパピン13により行われ
るため、各弁体19,19と弁座20,20との間の隙
間δ、即ち第1ピストン71 及び第2ピストン72 の無
効ストロークを精密且つ容易に管理することができる。
また、各弁体19,19は第1ピストン71 及び第2ピ
ストン72 の端面に形成した弁座20,20に着座する
ため、従来の盲栓に設けた弁座に着座するものに比べて
シール性を高めることができる。更に、シリンダボディ
1に形成した単一のシリンダ孔2に第1ピストン71
び第2ピストン72 を収納しているので、加工コストの
削減と加工精度の向上を図ることができる。
【0025】以上、本考案の実施例を詳述したが、本考
案は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計
変更を行うことが可能である。
【0026】
【考案の効果】以上のように本考案の第1の特徴によれ
ば、第1ピストン及び第2ピストンをシリンダボディに
穿設した共通のシリンダ孔に配設したことにより、シリ
ンダボディの加工コストが削減されるだけでなく、その
加工精度を向上させることができる。また第1バルブの
弁体及び第2バルブの弁体がそれぞれ第1ピストンの端
面に設けた弁座及び第2ピストンの端面に設けた弁座に
着座可能であるため、従来の盲栓に形成した弁座に着座
させるものに比べて、第1バルブ及び第2バルブのシー
ル性を向上させることができる。更に休止時における第
1ピストンの位置と第1バルブの弁体の位置及び休止時
における第2ピストンの位置と第2バルブの弁体の位置
を、それぞれ共通のストッパ部材で規制することによ
り、従来のシリンダボディでピストンの位置を規制し且
つピストンで弁体の位置を規制するものに比べて、第1
ピストン及び第2ピストンの無効ストロークの大きさを
安定させることができる。
【0027】また本考案の第2の特徴によれば、ストッ
パピンを第1入力ポート及び第2入力ポートにそれぞれ
支持させ、そのストッパピンに第1入力ポート及び第2
入力ポートからのブレーキ油圧をそれぞれ第1バルブ及
び第2バルブに導く油路を刻設したので、ストッパピン
を支持させる孔を特別に加工する必要が無くなって加工
コストが削減される。
【0028】また本考案の第3の特徴によれば、第1入
力ポート及び第2入力ポートからのブレーキ油圧をそれ
ぞれ第1バルブ及び第2バルブに導く油路を、ストッパ
ピンの外周に刻設した油溝から構成したので、前記油路
を容易に加工することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制動切替バルブの縦断面図
【図2】図1の2部拡大図
【符号の説明】
1 シリンダボディ 2 シリンダ孔 51 第1入力ポート 52 第2入力ポート 53 第3入力ポート 61 第1出力ポート 62 第2出力ポート 71 第1ピストン 72 第2ピストン 81 第1バルブ 82 第2バルブ 12 長孔 13 ストッパピン(ストッパ部材) 14 油溝(油路) 19 弁体 20 弁座

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1操縦者によって操作される第1マス
    タシリンダ(Mc1)に接続される第1入力ポート(5
    1 )及び第2入力ポート(52 )と、第2操縦者によっ
    て操作される第2マスタシリンダ(Mc2 )に接続され
    る第3入力ポート(53 )と、ブレーキシリンダ(Bc
    FL,BcFR,BcRL,BcRR)に接続される第1出力ポ
    ート(61 )及び第2出力ポート(62 )と、第3入力
    ポート(53 )と第1出力ポート(61 )間及び第3入
    力ポート(53 )と第2出力ポート(62 )間にそれぞ
    れ設けられ、第3入力ポート(53 )からのブレーキ油
    圧を第1出力ポート(61 )及び第2出力ポート
    (62 )に伝達する第1ピストン(71 )及び第2ピス
    トン(72 )と、第1入力ポート(51 )と第1出力ポ
    ート(61 )間及び第2入力ポート(52 )と第2出力
    ポート(62 )間にそれぞれ設けられ、第1入力ポート
    (51 )及び第2入力ポート(52 )からのブレーキ油
    圧をそれぞれ第1出力ポート(61 )及び第2出力ポー
    ト(62 )に伝達するとともに、第1ピストン(71
    及び第2ピストン(72 )の作動時に閉弁して第1入力
    ポート(51 )から第1出力ポート(61 )へのブレー
    キ油圧の伝達及び第2入力ポート(52 )から第2出力
    ポート(62 )へのブレーキ油圧の伝達を遮断する第1
    バルブ(81 )及び第2バルブ(82 )とをシリンダボ
    ディ(1)に設けてなる制動切替バルブにおいて、 第1ピストン(71 )及び第2ピストン(72 )をシリ
    ンダボディ(1)に穿設した共通のシリンダ孔(2)に
    配設するとともに、第1バルブ(81 )の弁体(19)
    及び第2バルブ(82 )の弁体(19)をそれぞれ第1
    ピストン(71)の端面に設けた弁座(20)及び第2
    ピストン(72 )の端面に設けた弁座(20)に着座可
    能に対向させ、休止時における第1ピストン(71 )の
    位置と第1バルブ(81 )の弁体(19)の位置及び休
    止時における第2ピストン(72)の位置と第2バルブ
    (82 )の弁体(19)の位置を、それぞれ共通のスト
    ッパ部材(13)で規制することを特徴とする、制動切
    替バルブ。
  2. 【請求項2】 前記各ストッパ部材(13)を第1ピス
    トン(71 )及び第2ピストン(72 )に形成した長孔
    (12)を貫通するストッパピン(13)から構成し、
    各ストッパピン(13)を第1入力ポート(51 )及び
    第2入力ポート(52 )にそれぞれ支持させるととも
    に、前記ストッパピン(13)に第1入力ポート
    (51 )及び第2入力ポート(52 )からのブレーキ油
    圧をそれぞれ第1バルブ(81 )及び第2バルブ
    (82 )に導く油路(14)を刻設したことを特徴とす
    る、請求項1記載の制動切替バルブ。
  3. 【請求項3】 前記油路(14)をストッパピン(1
    3)の外周に刻設した油溝(14)から構成したことを
    特徴とする、請求項2記載の制動切替バルブ。
JP4624892U 1992-07-02 1992-07-02 制動切替バルブ Expired - Lifetime JP2569532Y2 (ja)

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JPH066146U JPH066146U (ja) 1994-01-25
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