JP2568774B2 - 作動流体 - Google Patents
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- JP2568774B2 JP2568774B2 JP3281035A JP28103591A JP2568774B2 JP 2568774 B2 JP2568774 B2 JP 2568774B2 JP 3281035 A JP3281035 A JP 3281035A JP 28103591 A JP28103591 A JP 28103591A JP 2568774 B2 JP2568774 B2 JP 2568774B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K5/00—Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
- C09K5/02—Materials undergoing a change of physical state when used
- C09K5/04—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa
- C09K5/041—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa for compression-type refrigeration systems
- C09K5/044—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa for compression-type refrigeration systems comprising halogenated compounds
- C09K5/045—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to vapour or vice versa for compression-type refrigeration systems comprising halogenated compounds containing only fluorine as halogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K2205/00—Aspects relating to compounds used in compression type refrigeration systems
- C09K2205/10—Components
- C09K2205/12—Hydrocarbons
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Lubricants (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアコン・冷凍機等の
ヒートポンプ装置に使用される作動流体に関する。
ヒートポンプ装置に使用される作動流体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアコン・冷凍機等のヒートポン
プ装置においては、作動流体としてフロン類(以下R○
○またはR○○○と記す)と呼ばれるハロゲン化炭化水
素が知られており、利用温度としては凝縮温度および/
または蒸発温度が略0〜略50℃の範囲において通常使
用される。中でもクロロジフルオロメタン(CHClF
2、R22)は家庭用エアコン、ビル用エアコンや大型
冷凍機等の作動流体として幅広く用いられている。
プ装置においては、作動流体としてフロン類(以下R○
○またはR○○○と記す)と呼ばれるハロゲン化炭化水
素が知られており、利用温度としては凝縮温度および/
または蒸発温度が略0〜略50℃の範囲において通常使
用される。中でもクロロジフルオロメタン(CHClF
2、R22)は家庭用エアコン、ビル用エアコンや大型
冷凍機等の作動流体として幅広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年フ
ロンによる成層圏オゾン層破壊が地球規模の環境問題と
なっており、成層圏オゾン破壊能力が大であるフロン類
(以下、特定フロンと記す)については、すでに国際条
約によって使用量及び生産量の規制がなされ、さらに将
来的には特定フロンの使用・生産を廃止しようという動
きがある。さて、R22はオゾン破壊係数(トリクロロ
フルオロメタン(CCl3F)の成層圏オゾン破壊能力
を1としたときの成層圏オゾン破壊能力、以下ODPと
記す)が0.05と微少であり、特定フロンではないも
のの将来的に使用量の増大が予想され、冷凍・空調機器
が広く普及した現在、R22の使用量及び生産量の増大
が人類の生活環境に与える影響も大きくなるものと予想
されている。従って、成層圏オゾン破壊能力が小である
ものの、若干の破壊能力があるとされるR22の代替と
なる作動流体の早期開発も強く要望されている。
ロンによる成層圏オゾン層破壊が地球規模の環境問題と
なっており、成層圏オゾン破壊能力が大であるフロン類
(以下、特定フロンと記す)については、すでに国際条
約によって使用量及び生産量の規制がなされ、さらに将
来的には特定フロンの使用・生産を廃止しようという動
きがある。さて、R22はオゾン破壊係数(トリクロロ
フルオロメタン(CCl3F)の成層圏オゾン破壊能力
を1としたときの成層圏オゾン破壊能力、以下ODPと
記す)が0.05と微少であり、特定フロンではないも
のの将来的に使用量の増大が予想され、冷凍・空調機器
が広く普及した現在、R22の使用量及び生産量の増大
が人類の生活環境に与える影響も大きくなるものと予想
されている。従って、成層圏オゾン破壊能力が小である
ものの、若干の破壊能力があるとされるR22の代替と
なる作動流体の早期開発も強く要望されている。
【0004】本発明は、上述の問題に鑑みて試されたも
ので、成層圏オゾン層に及ぼす影響がほとんどない、R
22の代替となる作動流体を提供するものである。
ので、成層圏オゾン層に及ぼす影響がほとんどない、R
22の代替となる作動流体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ペンタフルオロエタン(C2HF5)プロパン
(C3H8)とテトラフルオロエタン(C2H2F4)の三
種のフロン類を含み、ぺンタフルオロエタン55〜85
重量%、プロパン10重量%以下、テトラフルオロエタ
ン15〜45重量%の組成範囲であることを特徴とする
ものであり、特に、ペンタフルオロエタン55〜80重
量%、プロパン6重量%以下、テトラフルオロエタン1
5〜45重量%の組成範囲が望ましいものである。
するため、ペンタフルオロエタン(C2HF5)プロパン
(C3H8)とテトラフルオロエタン(C2H2F4)の三
種のフロン類を含み、ぺンタフルオロエタン55〜85
重量%、プロパン10重量%以下、テトラフルオロエタ
ン15〜45重量%の組成範囲であることを特徴とする
ものであり、特に、ペンタフルオロエタン55〜80重
量%、プロパン6重量%以下、テトラフルオロエタン1
5〜45重量%の組成範囲が望ましいものである。
【0006】
【作用】R22(沸点−40.8℃)とほぼ同一の沸点
をもつ単一冷媒として、プロパン(沸点−42.1℃)
があるが、プロパンは可燃性であり、混合物の組成範囲
として0〜略10重量%とすることによってほぼ不燃性
にでき、さらに望ましくは0〜略6重量%とすることに
よってほとんど不燃性にできることが知られている。
をもつ単一冷媒として、プロパン(沸点−42.1℃)
があるが、プロパンは可燃性であり、混合物の組成範囲
として0〜略10重量%とすることによってほぼ不燃性
にでき、さらに望ましくは0〜略6重量%とすることに
よってほとんど不燃性にできることが知られている。
【0007】本発明は、上述の組合せによって、作動流
体を、分子構造中に塩素を含まず、オゾン破壊能力のほ
とんどないフロン類であるペンタフルオロエタン(OD
P=0)とプロパン(ODP=0)、およびテトラフル
オロエタン(ODP=0)の混合物となすことにより、
成層圏オゾン層に及ぼす影響をR22よりもさらに小さ
く、ほとんどなくすることを可能とするものである。特
に、プロパンは可燃性であるが、ペンタフルオロエタン
とテトラフルオロエタンは不燃性であり、プロパンの組
成範囲を限定したため、ペンタフルオロエタンとテトラ
フルオロエタンを混合することにより、可燃性を低減で
きるものであり、本発明のようにR22の代替となる組
成範囲を特定したものは初めてである。
体を、分子構造中に塩素を含まず、オゾン破壊能力のほ
とんどないフロン類であるペンタフルオロエタン(OD
P=0)とプロパン(ODP=0)、およびテトラフル
オロエタン(ODP=0)の混合物となすことにより、
成層圏オゾン層に及ぼす影響をR22よりもさらに小さ
く、ほとんどなくすることを可能とするものである。特
に、プロパンは可燃性であるが、ペンタフルオロエタン
とテトラフルオロエタンは不燃性であり、プロパンの組
成範囲を限定したため、ペンタフルオロエタンとテトラ
フルオロエタンを混合することにより、可燃性を低減で
きるものであり、本発明のようにR22の代替となる組
成範囲を特定したものは初めてである。
【0008】又、本発明は上述の組成範囲とすることに
よって、エアコン・冷凍機等のヒートポンプ装置の利用
温度である略0〜略50℃においてR22と同程度の蒸
気圧を有し、R22の代替として現行機器で使用可能な
作動流体を提供することを可能とするものである。従っ
て上述の組合せおよび組成範囲におけるODPも0と予
想され、R22の代替として極めて有望な作動流体とな
るものである。またかかる混合物は非共沸混合物とな
り、凝縮過程および蒸発過程において温度勾配をもつた
め、熱源流体との温度差を近接させたロレンツサイクル
を構成することにより、R22よりも高い成績係数を期
待できるものである。
よって、エアコン・冷凍機等のヒートポンプ装置の利用
温度である略0〜略50℃においてR22と同程度の蒸
気圧を有し、R22の代替として現行機器で使用可能な
作動流体を提供することを可能とするものである。従っ
て上述の組合せおよび組成範囲におけるODPも0と予
想され、R22の代替として極めて有望な作動流体とな
るものである。またかかる混合物は非共沸混合物とな
り、凝縮過程および蒸発過程において温度勾配をもつた
め、熱源流体との温度差を近接させたロレンツサイクル
を構成することにより、R22よりも高い成績係数を期
待できるものである。
【0009】また一般に、成層圏オゾン破壊能力がある
フロン類は、そのODPの値の大きさにつれて地球温暖
化の効果も大きい傾向があるが、本発明による作動流体
はODPが0であるフロン類のみの三種以上から成る混
合物によって構成されているため、地球温暖化の効果は
R22と同程度あるいはR22未満と推定され、最近世
界的問題となっている地球温暖化への寄与を小とするこ
とをも可能とするものである。
フロン類は、そのODPの値の大きさにつれて地球温暖
化の効果も大きい傾向があるが、本発明による作動流体
はODPが0であるフロン類のみの三種以上から成る混
合物によって構成されているため、地球温暖化の効果は
R22と同程度あるいはR22未満と推定され、最近世
界的問題となっている地球温暖化への寄与を小とするこ
とをも可能とするものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明による作動流体の実施例につい
て、図を用いて説明する。
て、図を用いて説明する。
【0011】図1は、ペンタフルオロエタン(R12
5)、プロパン(R290)、1,1,1,2−テトラ
フルオロエタン(R134a)の三種のフロン類の混合
物によって構成される作動流体の、一定温度・一定圧力
における平衡状態を三角座標を用いて示したものであ
る。本三角座標においては、三角形の各頂点に、上側頂
点を基点として反時計回りに沸点の低い順に単一物質を
配置しており、座標平面上のある点における各成分の組
成比(重量比)は、点と三角形の各辺との距離の比で表
される。またこのとき、点と三角形の辺との距離は、辺
に相対する側にある三角座標の頂点に記された物質の組
成比に対応する。図1において1は、温度0℃・圧力
4.044kg/cm2Gにおける混合物の気液平衡線
であり、この温度・圧力はR22の飽和状態に相当す
る。気液平衡線(R22 0℃相当)1の上側の線は飽
和気相線、気液平衡線(R22 0℃相当)1の下側の
線は飽和液相線を表わし、この両線で挟まれた範囲にお
いては気液平衡状態となる。また2は、温度50℃・圧
力18.782kg/cm2Gにおける混合物の気液平
衡線であり、この温度・圧力もR22の飽和状態に相当
する。図からわかるように、R290の組成範囲を0〜
略10重量%に限定すると、R125、R290及びR
134aがそれぞれ略55〜略75重量%、0〜略10
重量%、略25〜略45重量%となるような組成範囲
は、略0〜略50℃の利用温度においてR22とほぼ同
等の蒸気圧を有し、ほぼ不燃性となるため望ましい。さ
らに、R290の組成範囲を0〜略6重量%に限定する
と、R125、R290及びR134aがそれぞれ略5
5〜略65重量%、0〜略6重量%、略30〜略45重
量%となるような組成範囲は、0℃と50℃の間のすべ
ての利用温度においてR22とほぼ同等の蒸気圧を有
し、ほとんど不燃性となるため特に望ましい。
5)、プロパン(R290)、1,1,1,2−テトラ
フルオロエタン(R134a)の三種のフロン類の混合
物によって構成される作動流体の、一定温度・一定圧力
における平衡状態を三角座標を用いて示したものであ
る。本三角座標においては、三角形の各頂点に、上側頂
点を基点として反時計回りに沸点の低い順に単一物質を
配置しており、座標平面上のある点における各成分の組
成比(重量比)は、点と三角形の各辺との距離の比で表
される。またこのとき、点と三角形の辺との距離は、辺
に相対する側にある三角座標の頂点に記された物質の組
成比に対応する。図1において1は、温度0℃・圧力
4.044kg/cm2Gにおける混合物の気液平衡線
であり、この温度・圧力はR22の飽和状態に相当す
る。気液平衡線(R22 0℃相当)1の上側の線は飽
和気相線、気液平衡線(R22 0℃相当)1の下側の
線は飽和液相線を表わし、この両線で挟まれた範囲にお
いては気液平衡状態となる。また2は、温度50℃・圧
力18.782kg/cm2Gにおける混合物の気液平
衡線であり、この温度・圧力もR22の飽和状態に相当
する。図からわかるように、R290の組成範囲を0〜
略10重量%に限定すると、R125、R290及びR
134aがそれぞれ略55〜略75重量%、0〜略10
重量%、略25〜略45重量%となるような組成範囲
は、略0〜略50℃の利用温度においてR22とほぼ同
等の蒸気圧を有し、ほぼ不燃性となるため望ましい。さ
らに、R290の組成範囲を0〜略6重量%に限定する
と、R125、R290及びR134aがそれぞれ略5
5〜略65重量%、0〜略6重量%、略30〜略45重
量%となるような組成範囲は、0℃と50℃の間のすべ
ての利用温度においてR22とほぼ同等の蒸気圧を有
し、ほとんど不燃性となるため特に望ましい。
【0012】図1中の点A1〜点F1における作動流体の
組成を(表1)に示す。
組成を(表1)に示す。
【0013】
【表1】
【0014】点A1〜点C1は気液平衡線(R22 50
℃相当)2の飽和気相線上に、点D 1〜点F1は気液平衡
線(R22 50℃相当)2の飽和液相線上にあり、共
に気液平衡線(R22 0℃相当)1の飽和気相線及び
気液平衡線(R22 0℃相当)1の飽和液相線の両線
で挟まれた範囲にあることから、温度0℃・圧力4.0
44kg/cm2G(R22の飽和状態に相当)におい
ては気液平衡状態となる。従って、表1に示された組成
を有する作動流体は、0℃・50℃におけるR22の飽
和蒸気圧の条件下で飽和状態あるいは気液平衡状態を実
現し、略0〜略50℃の利用温度において、同温度にお
けるR22の飽和蒸気圧で操作することにより、R22
とほぼ等しい凝縮温度・蒸発温度を得ることが可能とな
るものである。
℃相当)2の飽和気相線上に、点D 1〜点F1は気液平衡
線(R22 50℃相当)2の飽和液相線上にあり、共
に気液平衡線(R22 0℃相当)1の飽和気相線及び
気液平衡線(R22 0℃相当)1の飽和液相線の両線
で挟まれた範囲にあることから、温度0℃・圧力4.0
44kg/cm2G(R22の飽和状態に相当)におい
ては気液平衡状態となる。従って、表1に示された組成
を有する作動流体は、0℃・50℃におけるR22の飽
和蒸気圧の条件下で飽和状態あるいは気液平衡状態を実
現し、略0〜略50℃の利用温度において、同温度にお
けるR22の飽和蒸気圧で操作することにより、R22
とほぼ等しい凝縮温度・蒸発温度を得ることが可能とな
るものである。
【0015】ここでは、気液平衡線(R22 50℃相
当)2上の点についてのみ説明したが、点A1〜点F1の
内側にある点、すなわち、温度0℃・圧力4.044k
g/cm2G及び温度50℃・圧力18.782kg/
cm2G(両者ともR22の飽和状態に相当)において
気液平衡状態となる組成を有する作動流体についても同
様に操作することにより、略0〜略50℃の利用温度に
おいてR22とほぼ等しい凝縮温度・蒸発温度を得るこ
とが可能となるものである。
当)2上の点についてのみ説明したが、点A1〜点F1の
内側にある点、すなわち、温度0℃・圧力4.044k
g/cm2G及び温度50℃・圧力18.782kg/
cm2G(両者ともR22の飽和状態に相当)において
気液平衡状態となる組成を有する作動流体についても同
様に操作することにより、略0〜略50℃の利用温度に
おいてR22とほぼ等しい凝縮温度・蒸発温度を得るこ
とが可能となるものである。
【0016】図2は、R125、R290、1,1,
2,2−テトラフルオロエタン(R134)の三種のフ
ロン類の混合物によって構成される作動流体の、一定温
度・一定圧力における平衡状態を三角座標を用いて示し
たものである。図2において3は、温度0℃・圧力4.
044kg/cm2Gにおける混合物の気液平衡線であ
り、また4は、温度50℃・圧力18.782kg/c
m2Gにおける混合物の気液平衡線である。この場合に
は、R290の組成範囲を0〜略10重量%に限定する
と、R125、R290及びR134がそれぞれ略60
〜略85重量%、0〜略10重量%、略15〜略35重
量%となるような組成範囲が、R22とほぼ同等の蒸気
圧を有し、ほぼ不燃性となるため望ましく、R290の
組成範囲を0〜略6重量%に限定すると、R125、R
290及びR134がそれぞれ略70〜略80重量%、
0〜略6重量%、略15〜略30重量%となるような組
成範囲が、特に望ましい。
2,2−テトラフルオロエタン(R134)の三種のフ
ロン類の混合物によって構成される作動流体の、一定温
度・一定圧力における平衡状態を三角座標を用いて示し
たものである。図2において3は、温度0℃・圧力4.
044kg/cm2Gにおける混合物の気液平衡線であ
り、また4は、温度50℃・圧力18.782kg/c
m2Gにおける混合物の気液平衡線である。この場合に
は、R290の組成範囲を0〜略10重量%に限定する
と、R125、R290及びR134がそれぞれ略60
〜略85重量%、0〜略10重量%、略15〜略35重
量%となるような組成範囲が、R22とほぼ同等の蒸気
圧を有し、ほぼ不燃性となるため望ましく、R290の
組成範囲を0〜略6重量%に限定すると、R125、R
290及びR134がそれぞれ略70〜略80重量%、
0〜略6重量%、略15〜略30重量%となるような組
成範囲が、特に望ましい。
【0017】図2中の点A2〜点F2における作動流体の
組成を(表2)に示す。
組成を(表2)に示す。
【0018】
【表2】
【0019】点A2〜点C2は気液平衡線(R22 50
℃相当)4の飽和気相線上に、点D 2〜点F2は気液平衡
線(R22 50℃相当)4の飽和液相線上にあり、共
に気液平衡線(R22 0℃相当)3の飽和気相線及び
気液平衡線(R22 0℃相当)3の飽和液相線の両線
で挟まれた範囲にあることから、温度0℃・圧力4.0
44kg/cm2G(R22の飽和状態に相当)におい
ては気液平衡状態となる。従って、表2に示された組成
を有する作動流体は、0℃・50℃におけるR22の飽
和蒸気圧の条件下で飽和状態あるいは気液平衡状態を実
現し、略0〜略50℃の利用温度において、同温度にお
けるR22の飽和蒸気圧で操作することにより、R22
とほぼ等しい凝縮温度・蒸発温度を得ることが可能とな
るものである。
℃相当)4の飽和気相線上に、点D 2〜点F2は気液平衡
線(R22 50℃相当)4の飽和液相線上にあり、共
に気液平衡線(R22 0℃相当)3の飽和気相線及び
気液平衡線(R22 0℃相当)3の飽和液相線の両線
で挟まれた範囲にあることから、温度0℃・圧力4.0
44kg/cm2G(R22の飽和状態に相当)におい
ては気液平衡状態となる。従って、表2に示された組成
を有する作動流体は、0℃・50℃におけるR22の飽
和蒸気圧の条件下で飽和状態あるいは気液平衡状態を実
現し、略0〜略50℃の利用温度において、同温度にお
けるR22の飽和蒸気圧で操作することにより、R22
とほぼ等しい凝縮温度・蒸発温度を得ることが可能とな
るものである。
【0020】ここでは、気液平衡線(R22 50℃相
当)4上の点についてのみ説明したが、点A2〜点F2の
内側にある点、すなわち、温度0℃・圧力4.044k
g/cm2G及び温度50℃・圧力18.782kg/
cm2G(両者ともR22の飽和状態に相当)において
気液平衡状態となる組成を有する作動流体についても同
様に操作することにより、略0〜略50℃の利用温度に
おいてR22とほぼ等しい凝縮温度・蒸発温度を得るこ
とが可能となるものである。
当)4上の点についてのみ説明したが、点A2〜点F2の
内側にある点、すなわち、温度0℃・圧力4.044k
g/cm2G及び温度50℃・圧力18.782kg/
cm2G(両者ともR22の飽和状態に相当)において
気液平衡状態となる組成を有する作動流体についても同
様に操作することにより、略0〜略50℃の利用温度に
おいてR22とほぼ等しい凝縮温度・蒸発温度を得るこ
とが可能となるものである。
【0021】以上の実施例においては作動流体は三種の
フロン類の混合物によって構成されているが、構造異性
体を含めて四種以上のフロンの混合物によって作動流体
を構成することも勿論可能であり、この場合、ペンタフ
ルオロエタン略55〜略85重量%、プロパン0〜略1
0重量%、テトラフルオロエタン略15〜略45重量%
となるような組成範囲は、略0〜略50℃の利用温度に
おいてR22とほぼ同等の蒸気圧を有し、ほぼ不燃性と
なるため望ましい。さらに、ペンタフルオロエタン略5
5〜略80重量%、プロパン0〜略6重量%、テトラフ
ルオロエタン略15〜略45重量%となるような組成範
囲は、0℃と50℃の間のすべての利用温度においてR
22とほぼ同等の蒸気圧を有し、ほとんど不燃性となる
ため特に望ましい。特に上述の組合せおよび組成範囲に
おけるODPも0と予想され、R22の代替として極め
て有望な作動流体となるものである。またかかる混合物
は非共沸混合物となり、凝縮過程および蒸発過程におい
て温度勾配をもつため、熱源流体との温度差を近接させ
たロレンツサイクルを構成することにより、R22より
も高い成績係数を期待できるものである。
フロン類の混合物によって構成されているが、構造異性
体を含めて四種以上のフロンの混合物によって作動流体
を構成することも勿論可能であり、この場合、ペンタフ
ルオロエタン略55〜略85重量%、プロパン0〜略1
0重量%、テトラフルオロエタン略15〜略45重量%
となるような組成範囲は、略0〜略50℃の利用温度に
おいてR22とほぼ同等の蒸気圧を有し、ほぼ不燃性と
なるため望ましい。さらに、ペンタフルオロエタン略5
5〜略80重量%、プロパン0〜略6重量%、テトラフ
ルオロエタン略15〜略45重量%となるような組成範
囲は、0℃と50℃の間のすべての利用温度においてR
22とほぼ同等の蒸気圧を有し、ほとんど不燃性となる
ため特に望ましい。特に上述の組合せおよび組成範囲に
おけるODPも0と予想され、R22の代替として極め
て有望な作動流体となるものである。またかかる混合物
は非共沸混合物となり、凝縮過程および蒸発過程におい
て温度勾配をもつため、熱源流体との温度差を近接させ
たロレンツサイクルを構成することにより、R22より
も高い成績係数を期待できるものである。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、作動流体を、分子構造中に塩素を含まない二種のフ
ロン類と、分子構造中に塩素・水素を共に含みオゾン破
壊能力の極めて小さい一種のフロン類の三種以上から成
る混合物となし、その組成範囲を特定するものであり、
次のような効果を有する。 (1)成層圏オゾン層に及ぼす影響をR22よりもさら
に小さく、ほとんどなしとする作動流体の選択の幅を拡
大することが可能である。 (2)オゾン破壊能力のほとんどないフロン類として不
燃性のペンタフルオロエタンとテトラフルオロエタンを
選択したから、オゾン破壊能力のほとんどないフロン類
として選択したプロパンの可燃性を低減させることがで
きる。 (3)機器の利用温度においてR22と同程度の蒸気圧
を有し、R22の代替として現行機器で使用可能である (4)非共沸混合物の温度勾配の性質を利用して、R2
2よりも高い成績係数を期待できる。
は、作動流体を、分子構造中に塩素を含まない二種のフ
ロン類と、分子構造中に塩素・水素を共に含みオゾン破
壊能力の極めて小さい一種のフロン類の三種以上から成
る混合物となし、その組成範囲を特定するものであり、
次のような効果を有する。 (1)成層圏オゾン層に及ぼす影響をR22よりもさら
に小さく、ほとんどなしとする作動流体の選択の幅を拡
大することが可能である。 (2)オゾン破壊能力のほとんどないフロン類として不
燃性のペンタフルオロエタンとテトラフルオロエタンを
選択したから、オゾン破壊能力のほとんどないフロン類
として選択したプロパンの可燃性を低減させることがで
きる。 (3)機器の利用温度においてR22と同程度の蒸気圧
を有し、R22の代替として現行機器で使用可能である (4)非共沸混合物の温度勾配の性質を利用して、R2
2よりも高い成績係数を期待できる。
【図1】三種のフロン類の混合物によって構成される作
動流体の、一定温度・一定圧力における平衡状態を示す
三角座標図
動流体の、一定温度・一定圧力における平衡状態を示す
三角座標図
【図2】三種のフロン類の混合物によって構成される作
動流体の、一定温度・一定圧力における平衡状態を示す
三角座標図
動流体の、一定温度・一定圧力における平衡状態を示す
三角座標図
1 気液平衡線(R22 0℃相当) 2 気液平衡線(R22 50℃相当) 3 気液平衡線(R22 0℃相当) 4 気液平衡線(R22 50℃相当)
Claims (1)
- 【請求項1】ペンタフルオロエタン、プロパンおよびテ
トラフルオロエタンの三種の混合物からなり、前記ペン
タフルオロエタンを55〜85重量%、前記プロパンを
10重量%以下、前記テトラフルオロエタンを15〜4
5重量%含むことを特徴とする作動流体。
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EP92118432A EP0539952B1 (en) | 1991-10-28 | 1992-10-28 | Working fluid containing propane |
DE1992607346 DE69207346T2 (de) | 1991-10-28 | 1992-10-28 | Propan enthaltendes Treibmittel |
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US8444873B2 (en) | 2009-06-12 | 2013-05-21 | Solvay Fluor Gmbh | Refrigerant composition |
GB0922288D0 (en) | 2009-12-21 | 2010-02-03 | Rpl Holdings Ltd | Non ozone depleting and low global warming potential refrigerants for refrigeration |
US10330364B2 (en) | 2014-06-26 | 2019-06-25 | Hudson Technologies, Inc. | System and method for retrofitting a refrigeration system from HCFC to HFC refrigerant |
GB201505230D0 (en) | 2015-03-27 | 2015-05-13 | Rpl Holdings Ltd | Non ozone depleting and low global warming refrigerant blends |
ES2948899T3 (es) | 2017-11-27 | 2023-09-21 | Rpl Holdings Ltd | Mezclas de refrigerantes de bajo GWP |
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AU627587B2 (en) * | 1989-06-16 | 1992-08-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Refrigerant composition |
GB2244492B (en) * | 1989-09-12 | 1993-08-04 | Star Refrigeration | Three-component refrigerant mixture |
EP0568115B1 (en) * | 1990-07-26 | 1996-03-20 | E.I. Du Pont De Nemours & Company Incorporated | Near-azeotropic blends for use as refrigerants |
CN1029625C (zh) * | 1990-12-17 | 1995-08-30 | 纳幕尔杜邦公司 | 氟化烃的恒沸组合物 |
JPH06506015A (ja) * | 1991-03-18 | 1994-07-07 | アライド−シグナル・インコーポレーテッド | ジフルオロメタン、1,1,1−トリフルオロエタン、又はプロパンを含んで成る非共沸冷媒組成物 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP3281035A patent/JP2568774B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-10-28 EP EP92118432A patent/EP0539952B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-28 DE DE1992607346 patent/DE69207346T2/de not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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EP0539952B1 (en) | 1996-01-03 |
DE69207346D1 (de) | 1996-02-15 |
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