JP2568681Y2 - 構造物の免震支持装置 - Google Patents
構造物の免震支持装置Info
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- JP2568681Y2 JP2568681Y2 JP1991015877U JP1587791U JP2568681Y2 JP 2568681 Y2 JP2568681 Y2 JP 2568681Y2 JP 1991015877 U JP1991015877 U JP 1991015877U JP 1587791 U JP1587791 U JP 1587791U JP 2568681 Y2 JP2568681 Y2 JP 2568681Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は構造物の免震支持装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図2に示す如き海洋上で作業を
行う石油掘削基地などの海洋作業台のような構造物aに
は、クレーン、ボーリング装置、杭打ち機など各種の機
械が搭載されており、それらを用いて安全に作業を行う
ためには前記構造物aを確実に固定する必要がある。
行う石油掘削基地などの海洋作業台のような構造物aに
は、クレーン、ボーリング装置、杭打ち機など各種の機
械が搭載されており、それらを用いて安全に作業を行う
ためには前記構造物aを確実に固定する必要がある。
【0003】そのため前記構造物aは、海底へ貫入固定
させた支持体bに対して、自身の浮力に抗してシリンダ
やウインチなどを用いて所要量、海面cから沈み込ませ
た状態に支持することにより拘束するようにしている。
させた支持体bに対して、自身の浮力に抗してシリンダ
やウインチなどを用いて所要量、海面cから沈み込ませ
た状態に支持することにより拘束するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようしとする課題】しかしながら、上述
した如く構造物aを拘束した状態で支持すると、例えば
地震が発生した場合に海底の振動が海底の固定された支
持体bを介して海面上の構造物aに直接伝わることにな
る。
した如く構造物aを拘束した状態で支持すると、例えば
地震が発生した場合に海底の振動が海底の固定された支
持体bを介して海面上の構造物aに直接伝わることにな
る。
【0005】これに対し、海底の振動が海水へ伝わる速
さは遅いので、海上における構造物a及び支持体bの振
動と海水の振動とに大きな差が生じ、そのために構造物
a及び支持体bに大きな負荷がかかり構造物a及び支持
体bを損傷してしまうという問題を有していた。
さは遅いので、海上における構造物a及び支持体bの振
動と海水の振動とに大きな差が生じ、そのために構造物
a及び支持体bに大きな負荷がかかり構造物a及び支持
体bを損傷してしまうという問題を有していた。
【0006】又、この問題を解決しようとして支持体b
と構造物aとの間に免震装置を備えることも考えられて
いるが、免震装置を設置すると、通常時に機械等の重量
物の設置により構造物aが傾いたり、波浪によって揺動
するなどの問題を生じ、構造物aを確実に支持すること
ができなくなってしまう。
と構造物aとの間に免震装置を備えることも考えられて
いるが、免震装置を設置すると、通常時に機械等の重量
物の設置により構造物aが傾いたり、波浪によって揺動
するなどの問題を生じ、構造物aを確実に支持すること
ができなくなってしまう。
【0007】又、地上において構造物を支持体によって
支持する場合には、構造物と支持体との間にバネなどの
弾性体による免震装置を介在させることが考えられてい
るが、通常の状態のときに、構造物上に重量物を搭載す
ると免震装置の弾性力によって構造物が傾いたり上下方
向、横方向への揺れが生じる等実際に使用されるには種
々の問題を有していた。
支持する場合には、構造物と支持体との間にバネなどの
弾性体による免震装置を介在させることが考えられてい
るが、通常の状態のときに、構造物上に重量物を搭載す
ると免震装置の弾性力によって構造物が傾いたり上下方
向、横方向への揺れが生じる等実際に使用されるには種
々の問題を有していた。
【0008】本考案は、斯かる実情に鑑みてなしたもの
で、地震などの衝撃力によって構造物が損傷するのを防
止し得る構造物の免震支持装置を提供することを目的と
している。
で、地震などの衝撃力によって構造物が損傷するのを防
止し得る構造物の免震支持装置を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の構造物の免震支持装置においては、地盤に
固定された支持体2の上端面に対向するように構造物1
に固着した取付座4と、該取付座4の下端面と支持体2
の上端面との間に介在させた弾性体よりなる免震装置5
と、下端部が前記支持体2の上端部に固着され且つ上方
へ向って延びる固定係合部材11と、上端部が前記取付
座4に枢支され且つ下方へ向って延びる移動係合部材1
6とを備え、移動係合部材16の下端部に横方向へ突出
する係合部17aを設け、固定係合部材11の上端部に
横方向へ突出し且つ免震装置5が所定量圧縮された状態
において移動係合部材16の係合部17aに係合し得る
係合部17bを設け、移動係合部材16と固定係合部材
11との間に、免震装置5が所定量を超過して圧縮され
た際に移動係合部材16の下端部を固定係合部材11の
上端部から離反する方向へ付勢する付勢用弾性体19を
介在させ、構造物1にウインチ7を取り付け、該ウイン
チ7に巻き付けられているロープ8の繰り出し端を支持
体2に係止している。
め、本考案の構造物の免震支持装置においては、地盤に
固定された支持体2の上端面に対向するように構造物1
に固着した取付座4と、該取付座4の下端面と支持体2
の上端面との間に介在させた弾性体よりなる免震装置5
と、下端部が前記支持体2の上端部に固着され且つ上方
へ向って延びる固定係合部材11と、上端部が前記取付
座4に枢支され且つ下方へ向って延びる移動係合部材1
6とを備え、移動係合部材16の下端部に横方向へ突出
する係合部17aを設け、固定係合部材11の上端部に
横方向へ突出し且つ免震装置5が所定量圧縮された状態
において移動係合部材16の係合部17aに係合し得る
係合部17bを設け、移動係合部材16と固定係合部材
11との間に、免震装置5が所定量を超過して圧縮され
た際に移動係合部材16の下端部を固定係合部材11の
上端部から離反する方向へ付勢する付勢用弾性体19を
介在させ、構造物1にウインチ7を取り付け、該ウイン
チ7に巻き付けられているロープ8の繰り出し端を支持
体2に係止している。
【0010】
【作用】本考案の構造物の免震支持装置では、移動係合
部材16の係合部17aと固定係合部材11の係合部1
7bとを互いに係合することにより、構造物1に固着し
た取付座4と支持体2との間に設置されている免震装置
5を所定量圧縮された状態に拘束し、また、外部から構
造物1あるいは支持体2に衝撃力が作用することにより
免震装置5が所定量を超過した状態に圧縮されると、付
勢用弾性体19が係合部17a,17bの係合を解除
し、免震装置5の拘束を解放する。更に、免震装置5の
拘束が解放された後に、ロープ8をウインチ7に巻き取
り構造物1を下降させて免震装置5を所定量圧縮し、移
動係合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係
合部17bとを互いに係合することにより、免震装置5
を所定量圧縮された状態に拘束する。
部材16の係合部17aと固定係合部材11の係合部1
7bとを互いに係合することにより、構造物1に固着し
た取付座4と支持体2との間に設置されている免震装置
5を所定量圧縮された状態に拘束し、また、外部から構
造物1あるいは支持体2に衝撃力が作用することにより
免震装置5が所定量を超過した状態に圧縮されると、付
勢用弾性体19が係合部17a,17bの係合を解除
し、免震装置5の拘束を解放する。更に、免震装置5の
拘束が解放された後に、ロープ8をウインチ7に巻き取
り構造物1を下降させて免震装置5を所定量圧縮し、移
動係合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係
合部17bとを互いに係合することにより、免震装置5
を所定量圧縮された状態に拘束する。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。
する。
【0012】図1は本考案の構造物の免震支持装置の一
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
【0013】1は海洋作業台などの構造物であり、該構
造物1の所定位置には、海底に固定された支持体2の頂
部が下方から上方へ向って挿入される空間3が形成され
ている。
造物1の所定位置には、海底に固定された支持体2の頂
部が下方から上方へ向って挿入される空間3が形成され
ている。
【0014】4は取付座であり、該取付座4は、支持体
2の頂部に対向するように空間3に配置され且つ構造物
1に対して固着されている。
2の頂部に対向するように空間3に配置され且つ構造物
1に対して固着されている。
【0015】5はバネなどの弾性体からなる免震装置で
あり、該免震装置5は、支持体2の頂部と取付座4との
間に配置されている。
あり、該免震装置5は、支持体2の頂部と取付座4との
間に配置されている。
【0016】9は拘束用駆動装置であり、該拘束用駆動
装置9は、取付座4に枢支された滑車6と、支持体2と
取付座4との間に位置するように空間3に配置され且つ
構造物1に対して支持されたウインチ7と、該ウインチ
7から繰り出された繰り出し端寄りの部分が滑車6に巻
き掛けられ且つ繰り出し端が支持体2の固着されたロー
プ8とを備えており、ウインチ7にロープ8を巻き取る
と、免震装置5が圧縮され得るように構成されている。
装置9は、取付座4に枢支された滑車6と、支持体2と
取付座4との間に位置するように空間3に配置され且つ
構造物1に対して支持されたウインチ7と、該ウインチ
7から繰り出された繰り出し端寄りの部分が滑車6に巻
き掛けられ且つ繰り出し端が支持体2の固着されたロー
プ8とを備えており、ウインチ7にロープ8を巻き取る
と、免震装置5が圧縮され得るように構成されている。
【0017】14は拘束具であり、該拘束具14は、固
定係合部材11、移動係合部材16、圧縮バネ(付勢用
弾性体)19とを備えている。
定係合部材11、移動係合部材16、圧縮バネ(付勢用
弾性体)19とを備えている。
【0018】固定係合部材11は、免震装置5に沿うよ
うに空間3に配置され且つ基端部が支持体2の頂部に固
着されている。
うに空間3に配置され且つ基端部が支持体2の頂部に固
着されている。
【0019】移動係合部材16は、空間3の内部に配置
され且つ基端部が取付座4に設けた支持部材10にピン
15を介して枢支されている。
され且つ基端部が取付座4に設けた支持部材10にピン
15を介して枢支されている。
【0020】また、移動係合部材16の先端部及び固定
係合部材11の先端部には、免震装置5が所定量圧縮さ
れた状態において互いに係合し得る係合部17a,17
bが形成されている。
係合部材11の先端部には、免震装置5が所定量圧縮さ
れた状態において互いに係合し得る係合部17a,17
bが形成されている。
【0021】圧縮バネ19は、移動係合部材16の先端
部を固定係合部材11の先端部から略水平方向に付勢す
るように、固定係合部材11と移動係合部材16との間
に配置されている。
部を固定係合部材11の先端部から略水平方向に付勢す
るように、固定係合部材11と移動係合部材16との間
に配置されている。
【0022】以下、図1に示す構造物の免震支持装置の
作動を説明する。
作動を説明する。
【0023】通常は、拘束用駆動装置9のウインチ7に
ロープ8を巻き取ることにより免震装置5を圧縮し、移
動係合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係
合部 17bとを互いに係合させた後、ウインチ7からロ
ープ8を繰り出し、免震装置5の弾性力により移動係合
部材16と固定係合部材11とが上下方向に離反するよ
うに付勢されるようにして、係合部17a,17b間に
摩擦力を生じさせておく。
ロープ8を巻き取ることにより免震装置5を圧縮し、移
動係合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係
合部 17bとを互いに係合させた後、ウインチ7からロ
ープ8を繰り出し、免震装置5の弾性力により移動係合
部材16と固定係合部材11とが上下方向に離反するよ
うに付勢されるようにして、係合部17a,17b間に
摩擦力を生じさせておく。
【0024】上述したように、拘束具14をなす移動係
合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係合部
17bとが係合すると、免震装置5が所定量圧縮された
状態に拘束され、機械等の重量物の設置により構造物1
が傾くことがなく、また、波浪によって構造物1が揺動
することがない。
合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係合部
17bとが係合すると、免震装置5が所定量圧縮された
状態に拘束され、機械等の重量物の設置により構造物1
が傾くことがなく、また、波浪によって構造物1が揺動
することがない。
【0025】一方、地震などによって所要以上の衝撃
力、特に垂直方向の振動が作用して免震装置5に更に圧
縮力が作用すると、係合部17a,17b間に生じてい
る摩擦力が減少あるいは消滅し、圧縮バネ19によって
略水平方向に付勢されている移動係合部材16の先端部
が固定係合部材11の先端部から離反することにより係
合部17a,17bの係合が解除される。
力、特に垂直方向の振動が作用して免震装置5に更に圧
縮力が作用すると、係合部17a,17b間に生じてい
る摩擦力が減少あるいは消滅し、圧縮バネ19によって
略水平方向に付勢されている移動係合部材16の先端部
が固定係合部材11の先端部から離反することにより係
合部17a,17bの係合が解除される。
【0026】上述したように、拘束具14をなす移動係
合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係合部
17bとの係合が解除されると、免震装置5の拘束が解
放され、該免震装置5を介して構造物1が支持体2に支
持された状態になり、地震などの衝撃力による構造物1
や支持体2の損傷が防止される。
合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係合部
17bとの係合が解除されると、免震装置5の拘束が解
放され、該免震装置5を介して構造物1が支持体2に支
持された状態になり、地震などの衝撃力による構造物1
や支持体2の損傷が防止される。
【0027】また、先に述べた免震装置5の拘束は、移
動係合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係
合部17bとの係合によりなされるので、免震装置5の
拘束が解放された後も、ロープ8をウインチ7に巻き取
り構造物1を下降させて免震装置5を所定量圧縮し、移
動係合部材16と固定係合部材11とにより再度、免震
装置5を圧縮状態に拘束することができる。
動係合部材16の係合部17aと固定係合部材11の係
合部17bとの係合によりなされるので、免震装置5の
拘束が解放された後も、ロープ8をウインチ7に巻き取
り構造物1を下降させて免震装置5を所定量圧縮し、移
動係合部材16と固定係合部材11とにより再度、免震
装置5を圧縮状態に拘束することができる。
【0028】尚、本考案の構造物の免震支持装置は上述
の実施例のみに限定されるものではなく、実施例中では
構造物が海洋作業台である場合について説明したが、海
上、地上などを問わずあらゆる構造物に適用可能である
こと、衝撃力を地震によって説明したが、あらゆる衝撃
力に対応可能であること、その他本考案の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
の実施例のみに限定されるものではなく、実施例中では
構造物が海洋作業台である場合について説明したが、海
上、地上などを問わずあらゆる構造物に適用可能である
こと、衝撃力を地震によって説明したが、あらゆる衝撃
力に対応可能であること、その他本考案の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の構造物の
免震支持装置によれば、下記のような種々の優れた効果
を奏し得る。
免震支持装置によれば、下記のような種々の優れた効果
を奏し得る。
【0030】(1)通常は、固定係合部材11と移動係
合部材16とにより免震装置5を所定量圧縮した状態に
拘束するので、重量物の設置により構造物1が傾くこと
がなく、また、波浪によって構造物1が揺動することが
ない。
合部材16とにより免震装置5を所定量圧縮した状態に
拘束するので、重量物の設置により構造物1が傾くこと
がなく、また、波浪によって構造物1が揺動することが
ない。
【0031】(2)外部から構造物1あるいは支持体2
に衝撃力が作用することにより免震装置5が所定量を超
過した状態に圧縮されると、付勢用弾性体19が係合部
17a,17bの係合を解除して免震装置5の拘束を解
放するので、免震装置5を介して構造物1が支持体2に
支持された状態になり、地震などの衝撃力による構造物
1や支持体2の損傷が防止される。
に衝撃力が作用することにより免震装置5が所定量を超
過した状態に圧縮されると、付勢用弾性体19が係合部
17a,17bの係合を解除して免震装置5の拘束を解
放するので、免震装置5を介して構造物1が支持体2に
支持された状態になり、地震などの衝撃力による構造物
1や支持体2の損傷が防止される。
【0032】(3)免震装置5の拘束は、移動係合部材
16の係合部17aと固定係合部材11の係合部17b
との係合によりなされるので、免震装置5の拘束が解放
された後も、ロープ8をウインチ7に巻き取り構造物1
を下降させて免震装置5を所定量圧縮し、移動係合部材
16と固定係合部材11とにより再度、免震装置5を圧
縮状態に拘束することができる。
16の係合部17aと固定係合部材11の係合部17b
との係合によりなされるので、免震装置5の拘束が解放
された後も、ロープ8をウインチ7に巻き取り構造物1
を下降させて免震装置5を所定量圧縮し、移動係合部材
16と固定係合部材11とにより再度、免震装置5を圧
縮状態に拘束することができる。
【図1】本考案の構造物の免震支持装置の一実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】構造物が支持体によって支持されている状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
1 構造物 2 支持体4 取付座 5 免震装置11 固定係合部材 16 移動係合部材 17a 係合部 17b 係合部 19 圧縮バネ(付勢用弾性体)
Claims (1)
- 【請求項1】 地盤に固定された支持体(2)の上端面
に対向するように構造物(1)に固着した取付座(4)
と、該取付座(4)の下端面と支持体(2)の上端面と
の間に介在させた弾性体よりなる免震装置(5)と、下
端部が前記支持体(2)の上端部に固着され且つ上方へ
向って延びる固定係合部材(11)と、上端部が前記取
付座(4)に枢支され且つ下方へ向って延びる移動係合
部材(16)とを備え、移動係合部材(16)の下端部
に横方向へ突出する係合部(17a)を設け、固定係合
部材(11)の上端部に横方向へ突出し且つ免震装置
(5)が所定量圧縮された状態において移動係合部材
(16)の係合部(17a)に係合し得る係合部(17
b)を設け、移動係合部材(16)と固定係合部材(1
1)との間に、免震装置(5)が所定量を超過して圧縮
された際に移動係合部材(16)の下端部を固定係合部
材(11)の上端部から離反する方向へ付勢する付勢用
弾性体(19)を介在させ、構造物(1)にウインチ
(7)を取り付け、該ウインチ(7)に巻き付けられて
いるロープ(8)の繰り出し端を支持体(2)に係止し
たことを特徴とする構造物の免震支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991015877U JP2568681Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 構造物の免震支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991015877U JP2568681Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 構造物の免震支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105647U JPH04105647U (ja) | 1992-09-11 |
JP2568681Y2 true JP2568681Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=31902997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991015877U Expired - Lifetime JP2568681Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 構造物の免震支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568681Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5366205B2 (ja) * | 2009-08-18 | 2013-12-11 | 株式会社昭電 | トリガ機能付き固定部および免震装置 |
AT518871B1 (de) * | 2016-08-26 | 2018-02-15 | Univ Wien Tech | Vorrichtung zur schwingungsisolierten aufhängung einer last |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4817515U (ja) * | 1971-07-12 | 1973-02-27 | ||
JPS5368364A (en) * | 1976-11-29 | 1978-06-17 | Ohbayashigumi Ltd | Free-from-vibration device |
JPH04243689A (ja) * | 1991-01-21 | 1992-08-31 | Suzuki Motor Corp | 船外機の保護装置 |
JP3014353U (ja) * | 1995-02-03 | 1995-08-08 | 陽子 上平 | 浴用ブラシセット |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP1991015877U patent/JP2568681Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04105647U (ja) | 1992-09-11 |
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