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JP2568284Y2 - 手持型電子計算機 - Google Patents

手持型電子計算機

Info

Publication number
JP2568284Y2
JP2568284Y2 JP1989034588U JP3458889U JP2568284Y2 JP 2568284 Y2 JP2568284 Y2 JP 2568284Y2 JP 1989034588 U JP1989034588 U JP 1989034588U JP 3458889 U JP3458889 U JP 3458889U JP 2568284 Y2 JP2568284 Y2 JP 2568284Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
date
memory
time information
writing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989034588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02126220U (ja
Inventor
純 中原
浩一 武藤
和伸 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP1989034588U priority Critical patent/JP2568284Y2/ja
Publication of JPH02126220U publication Critical patent/JPH02126220U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568284Y2 publication Critical patent/JP2568284Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はハンディーターミナル(手持型電子計算機端
末)、ポケットコンピュータ等の手持型電子計算機に関
し、詳しくはその外部記憶媒体として用いられる所謂RA
Mカード(カード状の筐体に収納され本体に対し着脱可
能な外部ランダムアクセスメモリ)の管理方式の改良に
関する。
[従来の技術] 手持型電子計算機、特にホストコンピュータとの間で
データやプログラムのダウンロード、アップロードが出
来るように設計された所謂ハンディターミナルは近年急
速に普及してきている。このハンディターミナルは手の
平に載置把持して使用することを企図したものであり、
これに外部記憶媒体を設けると、フレキシブルディスク
のような駆動装置を必要としない点で、RAMカードを用
いるのが好ましい。
また、ワードプロセッサの文書ファイルとしてのフロ
ッピーディスクの差替えの際に、ランダム数発生手段か
らのランダム数を文書ファイルと記憶手段に記憶し、こ
の記憶されたランダム数の一致を判定するものとして特
開昭62−295141号が知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかし前者のRAMカードには、フレキシブルディスク
駆動装置のように媒体の抜き挿しを検出する手段が用意
されていないため、プログラムの実行途中でこのRAMカ
ードが変換されたりした場合、誤ったデータの読書きを
してしまう虞れがある。また、後者のワードプロセッサ
のフロッピーのランダム数においては、偶然の一致が起
こり得、完全にフロッピーの識別ができるという保証は
なかった。
[課題を解決するための手段] そこで本考案では、その都度異なったデータとしての
カレンダー機能からの日時刻情報を発生する変動データ
発生手段と、カード状筐体に収納された着脱可能な外部
ランダムアクセスメモリと、該メモリのファイルのオー
プンの度に前記変動データ発生手段から取込んだカレン
ダー機能からの日時刻情報を該ファイルに対応付けて該
メモリ及び内部メモリへ書込む書込手段と、その後の前
記外部ランダムアクセスメモリのファイルの読書きに先
立って、該メモリ及び前記内部メモリに書込まれた該フ
ァイルに対応する前記カレンダー機能からの日時刻情報
を照合する照合手段を有し、前記カレンダー機能からの
日時刻情報に相違があるときは前記外部ランダムアクセ
スメモリの該ファイルの読書きを実行しない手持型電子
計算機を提案するものである。
[作用] 即ち本考案では、ファイルオープンにあたり例えばカ
レンダー機能を有する集積回路からその瞬間の月日時分
秒を読み出してこれをRAMカード及び内部メモリに書込
む。そして以後のRAMカードへの読書きの都度この二つ
のデータを照合し、食い違いがあればRAMカードが差し
替えられたものとして該RAMカードへの読書きを実行し
ないようにする。
[実施例] 以下本考案の詳細を図示実施例に基づいて説明する。
第1図は本考案を実施したハンディターミナルのブロッ
ク構成を示し、図に於いて1は中央処理装置(以下「CP
U」と云う。なお以下の説明に於いて名称の後に括弧書
きを付した場合も以後その括弧の中の名称を使用す
る。)で、リードオンリメモリ2(ROM)に格納された
モニタプログラム及び内部メモリ3にダウンロードされ
たアプリケーションプログラムを実行する。4はキーボ
ードで、数値、種々の命令(ファンクション)等の入力
を行う。5は液晶表示素子(LCD)で、CPU1から供給さ
れたデータを表示する。6はカレンダで、年月日時分秒
データを生成する。
7はRAMカードで、マスターファイル、トランザクシ
ョンファイル等を記憶する。8はプリンタで、CPU1から
供給されたデータをロール紙等に印字出力する。9は入
出力ポートで、前記RAMカード7、プリンタ8及び不図
示ホストコンピュータとCPU1との間のデータの授受を行
う。10はブザーで、キー入力の確認音、警告音等を発生
する。
而して本実施例に於いて内部メモリ3にダウンロード
されたアプリケーションプログラムが実行され、その過
程で例えば「RAMカード7のファイルAをオープンせ
よ」という命令があったとすると、ここで、制御がROM2
内のファイルドライバ12に渡される。
ファイルドライバ12はまずファイルAがオープンされ
た旨のフラグを内部メモリ3の所定エリアに立てる。こ
れにより同一ファイルに対する二重のオープン動作が防
止される。次いでファイルドライバ12はRAMカード7の
ディレクトリ13の中からファイルAに関するディレクト
リを読み出し、内部メモリ3のドライバ用ディレクトリ
領域14の所定位置に格納する。更にファイルドライバ12
はカレンダ6からその時の年月日時分秒を読み出し、こ
れをRAMカード7のファイルA用年月日時分秒格納領域1
5及び内部メモリ3のファイルA用年月日時分秒格納領
域16に格納し、制御を内部メモリ3のアプリケーション
プログラム11に戻す。
これによりアプリケーションプログラム11が更に実行
され例えば「ファイルAのレコードBを読込め」という
命令があったとすると、ここで再び制御はROM2のファイ
ルドライバ12に渡される。
ファイルドライバ12は制御を渡されると、まずRAMカ
ード7のファイルA用年月日時分秒格納領域15から格納
されている年月日時分秒を読出し、内部メモリ3のファ
イルA用年月日時分秒の格納領域16の年月日時分秒と照
合する。
このとき両者が一致すれば、RAMカード7は上記ファ
イルオープンされたときのものと差し替えられていない
ことになるので、ファイルドライバ12はドライバ用ディ
レクトリ領域14を参照してRAMカード7の中からファイ
ルAのレコードBを読み出し、その内容と共に制御をア
プリケーションプログラム11に渡す。
一方この照合で両者の年月日時分秒が一致しない時
は、RAMカード7がアプリケーションプログラムの実行
中に差し替えられているので、ファイルドライバ12は読
出しを行なわず制御をROM2内のエラー処理ルーチン17に
渡す。そして該ルーチン17はLCD5に例えば「RAMカード
が違っています。」というような表示をすると共にブザ
ー10を駆動して警告音を発生させる。
そして、使用者がこの警告に基づき、元の正しいRAM
カード7を接続し、いずれかのキーを押すと、エラー処
理ルーチン17はこのRAMカード7のファイルA用年月日
時分秒格納領域15の内容を読出して、これと内部メモリ
3のファイルA用年月日時分秒の格納領域16の内容とを
比較し、一致したときはエラーが回復されたとして制御
をアプリケーションプログラム11に渡す。
なおRAMカード7のファイルAに対するデータの書込
みの際にも、同じように年月日時分秒の照合が行なわれ
る。
また例えばファイルAがオープンされている状態で、
更にファイルBをオープンせよという命令があった場合
には、ファイルドライバ12はファイルオープン処理の一
環として前述と同様、領域15,16につづく領域18,19にそ
の時の年月日時分秒を書込み、前述と同様読書きの都度
これを照合する。
[変形例] 実施例ではその都度異なるデータとして年月日時分秒
を用いたが、同じ時分秒が再現する率はかなり低いの
で、年月日を含めずこれだけを用いても良い。また任意
に設定した整数を初期値とし、これに「1」をその都度
加算した数値を前記異なるデータとしても良い。なおこ
れらは2進化した形にすると、読出し、書込み及び照合
がより迅速に行なえる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によればプログラム実行中
のRAMカードの抜き差しが的確に検出され、誤ったデー
タの読出し、書込みが防止される。特にボリューム名、
ラベル名等オペレーティングシステムによって付される
識別符号が同一であるRAMカードが複数個あった場合に
も、本考案によれば的確に区別でき、読出し、書込みの
誤りを防止することができる。更にマイクロスイッチの
ように設置スペースが要らない点も手持型電子計算機に
とって有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図である。 3…内部メモリ、6…カレンダ、7…RAMカード、12…
ファイルドライバ、15,16,18,19……ファイルA又はB
用年月日時分秒格納領域、17…エラー処理ルーチン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−295141(JP,A) 特開 昭53−70869(JP,A) 特開 昭58−4442(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その都度異なったデータとしてのカレンダ
    ー機能からの日時刻情報を発生する変動データ発生手段
    と、カード状筐体に収納された着脱可能な外部ランダム
    アクセスメモリと、該メモリのファイルオープンの度に
    前記変動データ発生手段から取込んだカレンダー機能か
    らの日時刻情報を該ファイルに対応付けて該メモリ及び
    内部メモリへ書込む書込手段と、その後の前記外部ラン
    ダムアクセスメモリのファイルの読書きに先立って、該
    メモリ及び前記内部メモリに書込まれた該ファイルに対
    応する前記カレンダー機能からの日時刻情報を照合する
    照合手段を有し、前記カレンダー機能からの日時刻情報
    に相違があるときは前記外部ランダムアクセスメモリの
    該ファイルの読書きを実行しないことを特徴とする手持
    型電子計算機。
JP1989034588U 1989-03-27 1989-03-27 手持型電子計算機 Expired - Lifetime JP2568284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989034588U JP2568284Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 手持型電子計算機

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JP1989034588U JP2568284Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 手持型電子計算機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02126220U JPH02126220U (ja) 1990-10-17
JP2568284Y2 true JP2568284Y2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=31539193

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989034588U Expired - Lifetime JP2568284Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 手持型電子計算機

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62295141A (ja) * 1986-05-16 1987-12-22 Sanyo Electric Co Ltd ワ−ドプロセツサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02126220U (ja) 1990-10-17

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