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JP2566406B2 - 組織の傷害および壊死を誘発させることによる、疾病の処理システムおよび装置 - Google Patents

組織の傷害および壊死を誘発させることによる、疾病の処理システムおよび装置

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JP2566406B2
JP2566406B2 JP62085591A JP8559187A JP2566406B2 JP 2566406 B2 JP2566406 B2 JP 2566406B2 JP 62085591 A JP62085591 A JP 62085591A JP 8559187 A JP8559187 A JP 8559187A JP 2566406 B2 JP2566406 B2 JP 2566406B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、治療システム及び装置、特に、癌の周波
数選択放射線治療に関するものである。
(従来の技術) イオン化放射線による腫瘍の治療には、特にX線また
はガンマ線が用いられている。悪性腫瘍を放射線で治療
する場合、腫瘍が完全に根絶され、周囲の正常な組織が
構造的にも機能的にも阻害されない状態にあることが理
想である。
成功した治療における重要なファクタは、新生細胞と
普通または既生(ノーマル)の細胞がもつ放射線感度に
おける相違である。ノーマルおよび新生を問わず、すべ
ての組織は、放射線により影響を受け、放射線敏感度が
極めて重要なものである。放射線による治療の基礎は、
細胞を増殖したり、普通の組織よりも敏感なプリミチブ
なタイプのものとすることにあるから、新生細胞を損傷
する放射線放射と普通の細胞を損傷する放射線放射との
間には、はっきりとした境がある。前記した相違は、普
通の細胞と新生細胞の細胞内回復能力と一部が損傷した
としても良好に機能し続けるノーマルな器官の能力に基
づく。周囲の組織が二回にわたる腫瘍の放射線放射に耐
えるならば、腫瘍は、放射線に敏感なものである。
哺乳類の細胞は、指数的に死ぬまで、放射線損傷を蓄
積することができる。また、放射線にされされた後、充
分な時間があれば、哺乳類の細胞は、死に至るような放
射線による損傷を回復することができる。成長過程の細
胞に対するX線またはガンマ線の効果は、強度と放射時
間とにより変化するもので、一部の細胞の破壊、急迫な
核分裂の抑制からなり、細胞の異常核分裂ならびに分裂
と残余の細胞の損傷による増殖不能という結果を伴な
う。現在の放射線治療の主たるターゲットは、細胞のDN
A(デオキシリポ核酸)分子であって、癌細胞を選択せ
ず、DNA回復能力を選択する。癌細胞の放射線敏感度が
半分(ツーツーワン)程度増加して治癒が期待できる。
しかしながら、正常な周囲の組織は、この物理療法を無
能とする癌細胞よりもX線治療に対し、耐えられるもの
ではないかもしれない。
(発明の要約) 核によるガンマ線の共鳴吸収であるメウバウアー吸収
は、癌細胞における選択的エネルギー沈着によるマグニ
チュードのオーダーで表現される腫瘍の放射線敏感度を
増加させる方法である。
メスバウアー放射線は、光学的吸収に完全に類似して
いる。光学的吸収において、放射線の大本は、基底状態
へ崩壊する励起された原子または分子からなる。プリズ
ムまたは回析格子により適当に単色化された後の放射線
は、試料へ入射され、試料(吸収物質)を介して伝達さ
れる入射ビームは、電子的、振動的、回転的、並進的ト
ランジッション(塩基転移)に匹敵するエネルギーの光
子が吸収されるように、周波数の関数として変化する。
メスバウアー吸収において、根源は、励起された核酸か
らなり、基底状態に崩壊するとき、結晶格子に存在する
ような、適当な周囲におけるある種の核酸にガンマ線を
放射するもので、放射線は、高度の単色のものである。
実際に、ガンマ線は、極めて狭く、その周波数は、ドプ
ラー効果を生ずる程度の速度におけるマスドライバ振動
における根源または吸収物質をインコーポレートするこ
とにより顕著にシフトされる。マスドライバの周波数
は、ドプラーシフトとしてガンマ線光子機能を光学的吸
収の拡散装置に類似したものとする。ドライビング周波
数を変えることによって、共鳴システムは、放射ガンマ
光子と試料(吸収物質)の核エネルギー・トランジッシ
ョンとによりドライブされることができる。吸収物質
は、自然に発生するか、または、実施例では、後述する
ように、添加された安定な医薬的同位体からなる。
さらに、癌細胞は、好気性代謝対嫌気性代謝のレベ
ル、Ca2+とMg2+のようなイオンの内部集中、pH、スピン
格子緩和度合および静止膜電位に関し、ノーマルな細胞
と異なるとされているから、このような相違は、癌細胞
対正常細胞の核微環境における相違を顕著なものとし、
10-6eVのオーダーでのエネルギー差を励起させるに充分
なものと信じられている。このような励起差は、メスバ
ウワー吸収に影響し、癌細胞を狙撃ちできる。かくて、
悪性組織を例えばFe−57 アブソーバ薬剤で幅の狭い14.
4KeV光子(この組織における薬剤のFe−57 核トランジ
ッション、これは、正常な組織のトランジッションと異
なる、に匹敵する光子エネルギーを有する)にあてる
と、強力な物理療法となることが明らかである。
(発明の説明) 放射線の最も効果的な治療効果は、内部転換の核間放
射効果と、DNA分子の致命的二重ストランド破壊となる
オージェー電子とによるものとして報告されている(カ
マフォード外1980とリンツ外1983)。内部転換によっ
て、内部シェル(内殻)電子が放射される。内部シェル
電子と外部シェル(外殻)電子それぞれのイオン化エネ
ルギーにおける差は、蛍光X線光子として放出される
か、オージェー電子として放射される他の電子へトラン
スミットされる。価電子殻に到達するまで、シェルごと
にプロセスが継続され、原子の多重イオン化となる。こ
のような価電子カスケードは、オージェー効果として知
られている。原子番号の低い、または、中間の元素に対
し、オージェー電子は、数KeVまでのエネルギーと、1
〜10ev/nmの比較的高い線エネルギー付与(LET)をも
つ。このような電子は、10〜100nmのオーダーの範囲内
の単位密度をもつ物質において、そのエネルギーを散逸
するから、崩壊部分に接近した分子を効果的に損傷す
る。
メスバウアー吸収は、核の超小型電子環境に基づく。
アブソーバの核トランジッションのエネルギーは、S電
子密度、電界勾配、共鳴ガンマ線吸収が生じる核の位置
における有効磁界に依存する。したがって、吸収は、メ
スバウアー核小体医療コンプレックスにおける結合と、
この結合に影響を与える因子、例えばpH,イオン強度,
中央原子のイオン荷電,Mg+2とCa+2などのイオン濃縮,
電界と磁界とにより影響を受ける。
メスバウワー核は、ガンマ放射線を吸収し、高いエネ
ルギー核状態に励起される。無反動吸収に続いで、内部
転換により顕著な崩壊がある。
例えば、入射ガンマ線の共鳴吸収に続いて、励起され
た吸収物質の119Sn核が84%の内部転換を受ける。ヤグ
ニック外のレポートにおいては、84 20KeV内部転換と75
3KeVオージェー電子が共鳴吸収された100ガンマ線ごと
に再放射されるとしている。これら電子の約半分が後方
へ放射されるのは、これは、粒子放射ではない。励起さ
れた核の残りは、ガンマ線またはX線を再放射する。か
くて、メスバウアー癌治療法は、正常な組織を冒すこと
なく放射性ヌクレオチドを選択でき、副次的にオージェ
ー電子を生成し、さらん、メバウアー吸収物質原子が一
旦崩壊しても最初の励起と同様に再励起される原子によ
り、効果的なものである。
放射時には、運動量とエネルギーは、保存される。質
量Mの自由原子に対して、エネルギーEoの光子の放射に
よる反跳エネルギーはEo2/2Mc2で、cは、光の速度を示
す。放射の間、原子が動けば、光子エネルギーは、Eo
(V/c)csoσに変更され、ここでVは、原子の速度、σ
は、Vと光子の運動量ベクタとの間の角度を示す。この
ような原子により放射されるエネルギーは、式(1)
(放射)で与えられる。
式(1)Eγ=Eo+Eo2/2Mc2+Eo(V/c)cos σ 上記式で、Eoは、核の残りの組織体における光子エネ
ルギーである。速度V′及び方向σ′で移動する類似の
核による共鳴吸収の光子エネルギーは、式(2)(吸
収)で与えられる。
式(2) E′γ=Eo+Eo2/2Mc2+Eo(V′/c)cos σ′ 熱速度で移動する自由原子により放射されるガンマ線
のエネルギーは、Eo−Eo2/2Mc2において集中し、共鳴吸
収断面は、Eo+Eo2/2Mc2において集中する。かくして、
共鳴吸収は、放射ラインと吸収ラインのエネルギーの重
複により示されるフラクションに対し、発生することが
期待される。この重複領域の幅は、熱エネルギーのオー
ダー、すなわち、室温で約10-2eVをもつ。原子が結合状
態であると、式(1)(2)からの偏差が観測できる。
メスバウアーは、固体中のIr−191により放射されるガ
ンマ線のある種のフラクションが式(1)に従わないこ
とを発見した。その代り、それらがEoに等価のエネルギ
ーと、吸収にみられる効果に相当するライン幅Γ=ζ/T
m,ここでTmは励起状態の平均寿命、とを有することを発
見した。
顕著な事実は、放射(または吸収)原子が固体の他の
原子に結合することである。光子の放射(または吸収)
に関連する反跳運動量が個々の原子によるよりも格子に
より吸収される可能性が存在している。この現象が生じ
ると、反跳エネルギーEo2/2Mc2は、Mが単一原子のマス
よりも結晶マスが重要であることから、ほとんど消えて
しまう。さらに、格子は、それぞれ独立した振動トラン
ジッションを有している。このことは、式(1)(2)
における後者の部分が光子とガンマ線光子との間で交換
された光子の数を記載する数により置換される。光子が
交換されないという非消滅の可能性が存在する。これら
の状態がまさると、放射(または吸収)は、“無反跳”
または“反跳なし”とされ、放射された(または吸収さ
れた)光子は、核トランジッションのエネルギーとレベ
ル幅にほぼ完全に合致する。この特徴がメスバウワー効
果そのものであって、この発明は、これを治療法に適用
するものである。
無反跳(放射または吸収)の可能性は、固体の特性と
核励起状態のエネルギーと平均寿命に依存し、固体は、
結晶である必要はない。メスバウアー効果は、アモルフ
ァス物質ならびに高い粘度の液体においても観察され
る。デバイ・ウォーラー因子と知られている無反跳の可
能性をfとすると、このfは、式(3)により与えられ
る。
ここで〈r2〉は、ガンマ線運動量の方向にそう平衡位
置から放射または吸収原子の移動スクェアーで、核励起
状態の寿命全体の平均としたもの; λは、放射線の波長を示す。式(3)らfは、散乱中
心が放射線の波長の狭い領域に局限されているとき、大
きいことが分る。〈r2〉は、エネルギーを拘束する格子
の増加とともに減少する。
又、温度の低下によっても減少する。
デバイ・ウォーラー因子は、力が調和している結晶に
つき、固体のデバイ・モデルを使用して式(4)により
計算される。
ここで、Tは、デバイ温度、Mは、原子量、Kは、ボ
ルツマン定数、Eoは、ガンマ線エネルギーを示す。吸収
薬として使用のFe−57の場合の反跳エネルギーは、2×
10-3eVで、これは、室温の平均振動エネルギー(〜10-2
eV)よりもかなり低い。
鉄錯化物(例えば、Fe金属に対しσ=355℃)に対
し、比較的高いデバイス温度で結した低い反跳エネルギ
ーは、Fe−57をメスバウアー吸収に最適なものとする。
金属イオンにおけるFe−57に対するデバイ・ウォーラ因
子は、室温で0.7である。低温リミットにおいて、 式(5)から、自由原子反跳エネルギー(格子振動モ
ードの平均エネルギー)がKσより小いさい時、反跳フ
リーの状態の出現可能性が高いことが分る。5゜Kσに
おいて、オキシヘモグロビンにおけるfの値が実験的に
0.83であることが判明している。ヘモグロビンによる1
4.4KeV光子の吸収に基づく反跳エネルギーは、2×10-6
eVであり、蛋白マトリックスに埋設されたチトクローム
cの反跳エネルギーは、それよりも低いことが期待され
る。これは、メスバウアー薬剤が結合される核DNAのそ
れと同じである。かくして、ライン幅に一層接近する。
核の基底と励起状態との間にトランジッションを発生
させるガンマの吸収断面は、式(6)により与えられ
る。
ここで、hは、プランク定数、cは、光の速度、Eo
は、トランジッションエネルギー、IeとIgは、それぞ
れ、励起されたスピンと基底のスピン、αは、内部転換
係数(αは、基底と励起状態を結合する放射線(ガンマ
線)と非放射線(電子コンバージョン)プロセスの相対
強度を示し、励起状態からの崩壊が、すべてガンマ線の
放射を含むとすると、α=0)である。こうして電子転
換プロセスの断面積は放射断面積のα倍になる。この断
面積が全て核パラメータに依存するという事実は、メス
バウアー効果の重要で有用な特徴である。
単一Fe57核にとり、σが14.4KeVトランジッション
に対し、2.5×10-18cm2の値を有する。
この断面積は、核の実際の地理的断面積の約106倍の
大きさがあり、このエネルギーにおいて原子当り5.5×1
0-21である鉄に対する光電(電子)吸収断面積に比較し
ても極めて大きい。吸収は、断面積の指数関数であり、
かくて、核共鳴吸収プロセスは、顕著は効果を有する。
(発明の装置) システムの全体的操作はco57/Fe57によって次のよう
に例示できる。
システム全体の操作を述べると、ステンレススチー
ル、銅、パラジウムなどの薄いフィルムに放射性Co57を
拡散したものを放射源として、平均エネルギーが14.4Ke
Vの高度に均質化されたフォトン(光子)のビームを放
射する。均質性またはライン幅ΔEは、4.5×10-9eV
で、ΔE/Eは、10-12である。フィルターにより、異なっ
たエネルギーの他の二つのフォトンから14.4KeVのフォ
トンを選択する。
放射源を正確にコントロールしたマスドライブに装着
することによって、フォトンのエネルギーは、ドプラー
効果の手段によりシフトされる。1mm/secの速度は、4.8
×10-8のエネルギー変化または10ライン幅より以上のも
のに相当する。速度の広範囲にわたる変化が存在する。
第1図に示す装置100は、放射源50がスピーカ60のコー
ン62に装着され、スピーカがドライブされると、速度が
約5Hzで時間とともに線状に増減する(対称の三角波
形)。スピーカコイルの移動は、入力電圧に比較的に接
近するから、ランプ電圧を与えてリニア速度を生じさせ
ることが必要となる。これは、三角波形により達成でき
る。関数発生器54により、正確な周波数トライアングル
電圧を発生し、この電圧をパワーアンプ56を介してスピ
ーカ60に印加する。実際においては、負のフィードバッ
クを用いて正確なリニア速度を発生させることが必要で
ある。これは、第2のスピーカ66またはダブルボイスコ
イル64を用い、リジッドロッド52をもつドライブスピー
カ60にカップリングすることによって達成でき、第1図
に示すように第2のスピーカ(オシロスコープ58でモニ
タされる)から誤信号を積算器68を介してアンプ56へ送
る。放射源50は、二つのスピーカを連結するロッドに装
着される。
放射源が一方が正のアクセレーションで、他方が負の
アクセレーションで、二つの速度を放射するから、同期
するシャッタ70により非共鳴の放射を遮断する。
放射源は、単一周波数フィルタ80を用い、メスバウア
ー・スペクトル技術を採用することができる。フィルタ
80は、シャッタ70からの放射線を入力視準器82を介して
受け、回析クリスタル84へ送る。回析角はブラッグ式n
λ=2d sinθを用いて計算できるので、第2の出力視準
器86の設置と核内の層の寸法(d)を有するクリスタル
の選択とにより所望の周波数を選択する。
前記したフォトンの源を加え、表1に記載したフォト
ン・エミッタも対応してリストされた吸収体と共に有用
である。
メスバウアー周波数で励起された組織の組成物からの
蛍光物質または核発散は、対象領域からも観察すること
ができる。ダイナミック・レンジ(シグナル・ツー・ノ
イズ)は、源からの入射放射線の軸を外して物体90を見
ることによって倍加される。これによって、源からのバ
ックグランド・レベルを減少させる。軸を外しての観察
は、メスバウアー周波数における対象組織組成の蛍光の
無方向特性により可能である。さらに、蛍光の周波数
は、メスバウワー共鳴の狭いスペクトルにより源の周波
数と一致する。励起状態が半分の寿命だから着信時間を
合わせて蛍光を励起放射から弁別できる。
さらに、蛍光は、連続してセンサ92によりモニターで
き、処理効果の特徴をプロットできる。このような蛍光
から制御シグナルを得ることができ、前記特徴のプロッ
トに従い、プロセッサ94で処理して、放射源を絶えず制
御し、治療処理を最高のものとすることができる。
減衰時間が半分のガンマ線放射同位元素である放射正
核種は、シンチレーション・スキャンに用い、病理学的
プロセスの生理学的特性に基づく。
(イメージ・スキャニング) メスバウアー同位体のすべては、同じエネルギー・ガ
ンマ・フォトンを吸収するガンマ放射体であって、ほと
んどのものが安定した同位元素(アイソトープ)であ
る。したがって、シンチレーションスキャニングに使用
することができる。放射性核種の場合においては、病理
学的プロセスの生理学の結果としての吸収、排出または
濃縮の相違を基づいて情報を得ることができる。しかし
ながら、メスバウアー・シンチスキャンは、また、病状
診断を行なう可能性をもち、異なった組織環境における
吸収性アイソノープの特異な共鳴周波数の現象に基づい
て異なった組織を選択的にイメージできる。吸収性アイ
ソトープを一つの軸にそってドプラー・シフトした放射
体からの選択された放射線により励起し、同時に、通常
のシンチレーション・スキャニングにより前記軸と異な
る軸にそってスキャンして、ガンマ放射線のメスバウア
ー同位元素共鳴吸収(ミラージュ)シンチスキャンを生
じさせる。放射軸にそう距離に基づく励起ビームの減衰
により、補正アルゴリズムが用いられ、データを処理
し、組織内におけるメスバウアー同位元素の実際の分布
のイメージを形成する。
減衰時間が半減するガンマ線放射同位体である放射性
ヌクレオチドをシンチスキャンに用いて病理学的プロセ
スの生理学的特性に基づく診断情報を得ることができ
る。これらの特性は、正常な組織と異常な組織とによる
放射性核種の鑑別できる吸収、濃縮または排出を含む。
例えば、肝のシンチスキャンは、ガンマ線放射同位元素
により行なわれるもので、該元素は、上復部を外部から
放射線によりスキャニングし、肝により選択的に抽出さ
れるものである。肝のスキャニングには、基本的に三通
りの方法がある。その一つは、コロイド・スキャンであ
って、これは、クッパー細胞によるラベル付けされたコ
ロイドの吸収に基づくもので、これには、主として198A
uコロイド状金または99mTcサルファーコロイドが用いら
れる。また、二つ目は、HIDAスキャンまたはPIPIDAスキ
ャン(99mTcラベル付きN−置換イミノ酢酸)の方法で
あり、染料がヘパトサイトにより排出され、さらに、三
つ目の方法は、ガリウムスキャンで、放射性核種67Gaが
ヘパトサイトにおけるよりも新生細胞また炎症細胞にお
いて濃縮度が高くなる。したがって、肝癌または肝膿瘍
は、コロイドまたはHIDAまたはPIPIDAを用いて減少吸収
領域または空孔領域を作るが、ガリウムスキャンにより
増加した吸収領域または熱点領域が形成される。ガリウ
ムスキャンは、また、硬変症の患者における新生細胞浸
潤の診断に役立つ。これは、腫瘍が増加吸収を示し、線
維バンドが減少吸収を示すからである。HIDAまたはPIPI
DA肝スキャンは、急性胆嚢炎の診断にも利用でき、核種
が胆嚢に入れない現象であると、胆嚢管または総胆管が
閉鎖していると判断できる。正常な生理状態であると、
胆細管への排出と胆嚢における濃縮で、ヘパトサイトに
よるこれら組成物の吸収が行なわれる。
(薬剤) 多数の薬剤的同位体は、メスバウアー効果と組織中に
おける吸収周波数の変化を示す。安定な同位体Fe−57
は、この効果をもち、Feを含むチトクロームcがメスバ
ウアー吸収のターゲットとして選択できる。チトクロー
ムcは、哺乳類細胞の糸粒子に見出されるヘムプロテイ
ンである。ジャーナル・オブ・バイオエナジェティック
・アンド・バイオメンによれば、それは、糸粒子プロテ
インの約1wt%を構成し、好気性器官ならびに組成の呼
吸作用に含まれる。それは、12,000と13,000の管の分子
量をもち、分子当り1ヘム・グループをもつ。少なくと
も、三つのボンド(結合)でヘムをチトクローム中のプ
ロテインにリンクする。その一つは、鉄プロテイン・ボ
ンドで、他の二つは、プロフィリン・リングとの共有結
合である。
正しい励起状態のFe−57を得るには、放射性Co−57同
位体を使用することが必要で、該同位体は、270日とい
う半分の寿命をもって励起状態が136KeVのFe−57へ減衰
する。基底状態に減衰する後者の核は、三つのガンマ線
を放射し、その一つは、14.4KVのエネルギーをもち、こ
れは、メスバウアー吸収に適した特性を有する。
Fe−57において、14.4KeVレベルのエネルギーは、4.5
×10-9eVのレベル幅の1.0×10-7secの平均寿命をもち、
Co57が非磁性体固体に埋設されているとき、14.4KeVの
フォトンは、10-13における三つのオアートの特別な等
質性をもつ。その結果、10-8eVのように小さい超微細干
渉がメスバウワー効果による選択的吸収に接近するよう
になる。さらに、チトクロームcは、重い分子に強力に
結合されており、該分子は、プロテインマトリックスに
埋設され、かくて、この効果によりターゲットとして接
近できる。
さらに、鉄がいくつかの分子の別の環境(または補綴
群)に生じる。例えば、ヘム群がヘモグロビン、ミオグ
ロビン、パーオキシダーゼ、カタラーゼおよびチトクロ
ームに生じる。さらに、多くの生物分子がその活動中心
にFeを含む。従って、治療にこのアイソトープを使用す
ることはチトクロームに限られない。例えば、赤血球ス
ペクトルはデオキシヘモグロビンの吸収スペクトルがオ
キシヘモグロビンと、からなり異なることを示す。この
性質は血の供給を失った壊死すなわち局所貧血の処理に
用いられる。デオキシHbドブラー周波数で照射して、ガ
ンマ線は、壊死に供給する血管にある赤血球によって選
択的に吸収される。これらの細胞の損傷に二次的な凝固
は壊死への血液補給の血栓症およびそれによる死になる
こともある。
他の安全なアイソトープでも、ガンマー線光子が対応
の崩壊のアイソトープから反跳なしに放出され、次に反
跳なしに吸収される。安全なアイソノープを第1表に示
す。
鉄で例示されたように、これらのアイソトープは自然
生物分子に置換でき、または非自然的に生じる薬剤分子
としてターゲット組織に組み込むことができる。
これらのメスバウアー同位体は、同じ元素、例えば、
127Iおよび129Iまたは67Znに置き変えて使用でき、前者
は、ホルモンにおいて使用でき、後者は、酵素において
使用できる。また、メスバウアー同位体は、異なった元
素に置き換えることができ、例えば、133Csは、Na+とK+
にい置換でき、また151Euと151Eu2+は、骨中のCa2+の置
換体として使用できる。さらに、1つ以上のメスバウア
ー原子を例えば腫瘍細胞に選択されたサイトに組み込ん
でメスバウアー原子または分子の摂取結合をいろいろに
行わせて、異種の細胞に異なった挙動を行う薬剤を得る
ようにすることもできる。大きなローカル濃縮もこのプ
ロセスで達成できる。例えば57Feブレオマイシンは106
のDNAに対し関与定数を有し、この医療の分子は8個の
ヌクレオチドに結合している。119Sn2+は、DANとの結合
に使用でき、これは、負にチャージされる。119Snに対
し、119mSnがBaSnO3マトリックスに合体され、放射体と
なる。Pdフィルタがβ粒子を除去し、薬剤は、119Sn2+
の塩である。131Xeまたは129Xeは、可溶性膜であって、
核、糸粒体または細胞膜に定位させて使用することがで
きる。さらに、実験の結果、膜に溶解し、 または、細胞構造に結合或は吸収される分子または原
子は、無反跳吸収を受けることが判明している(エバン
外1977とギベルマン外1974)。
(組織の選択的治療) 骨腫瘍と骨転移は、メスバウアー吸収体を骨に融合さ
せることによって治療できる。無反跳吸収は、同位体が
骨マトリクウスの一部となるとき生ずる。133Csに対す
る放射メスバウアー核種は、133Baである。マシァル(1
968)は、133CsF吸収体でメスバウワー・スペクトルと
放射性133BaCl2溶液において133Baを潜伏させ、これを
骨の粉に固定させて得た放射源とを得た。
アルカリ土類に加え、稀土類も“求骨質”である。ケ
ラショーン外は、1974,1979年に、161Dyメスバウアー分
光検査法を用いて、生物体の内外での稀土類の骨物質へ
の固定を調査している。優秀なスペクトル室温で得ら
れ、これによれば、稀土類元素は、代謝的に骨に固定
し、固定構造に融合するものであることが判明してい
る。他の薬剤としては、151Euまたは153Euであり、これ
ら両原子は、Ca2+と同数のイオンをもつからである。
149Smは、3.7×10-18という極めて顕著なメスバウアー
断面積をもち、149Smも、転位または一次骨癌に二次的
な新しい骨形成の場所に代謝融合する求骨質となる稀土
類である。
さらにまた、薬剤は、合成でき、これには、メスバウ
アー吸収が正常の細胞と異なる癌細胞のドプラー周波数
の際生ずる同位体を用いる。正常な細胞と癌細胞とにお
ける化学的環境の相違は、正しく構成されたテラプチッ
ク分子の択一的配座、陽子構成(プロトネーション)ま
たは電荷などに基因し、メスバウアー核におけるs電子
密度は、変えられる。s電子密度における相違は、吸収
されたフォトンの同時発生の周波数の相違をもつ核トラ
ンジッション・エネルギーにおける相違に基因する。
(エネルギー/周波数選択的治療) 正常組織と悪性組織の生体組織鏡検のメスバウワー吸
収スペクトルは、悪性組織におけるガンマ線の選択的吸
収に基因するドプラー・シフト周波数を生ずる。この発
明による装置は、また、対象の組織の実際のメスバウア
ー吸収と異なるとき、放射線の周波数を細胞損傷または
細胞死に最も適するよう選択する。
さらに、鉄は、特別な環境において生じ、または、補
欠分子群は、ある種の分子に生ずる。
例えば、ヘム・グループは、ヘモグロビン、ミオグロ
ビン、ペルキオシダーゼ,カタラーゼ、チトクロームを
生ずる。さらに、多くの生物学的(生化学的)分子は、
それらの活動中心にFeを含む。したがって、このような
同位体を治療の対象として使用することは、チトクロー
ムのみに限定されない。例えば、赤血球のスペクトル
は、デオキシヘモグロビンの吸収スペクトルがオキシヘ
モグロビンと大きく異なることを示す。この特性は、血
液供給が追いつかず、阻血状態になっている大腫瘍の治
療に使用できる。デオクス(deox)Hbドプラー周波数に
おけるガンマ線照射においては、ガンマ線は、腫瘍の血
管に存在する赤血球により選択的に吸収される。これら
細胞を損傷する二次凝固は、腫瘍への血液血栓と同時発
生の腫瘍死に起因する。
Fe−57は、2.2%の自然増加を伴なって生ずる。さら
に、体の鉄貯蔵量のトータルは、約4gで、1日当りの代
謝回転率は、約1mgである。
Fe57を消費する患者は、急速な代謝回転率を有する細
胞にこの同位体を取り入れる。癌細胞は、正常は細胞に
比較して肥えている。
その他多くの安定した同位体が、これに相当の減衰同
位体からの無反跳放射へ続くガンマ線フォトンの無反跳
吸収を示す。安定同位体を表1に示す。同位体57Fe、83
Kr、119Sm、および162Dyは、大きなメスバウアー断面積
をもち、Fe、Sn、Sb、I、Eu、およびDyは、特に、癌の
薬剤に最適である。
式(11)および表2に光電ならびにコンプトン散乱断
面積積を要約するが、この表は、メスバウワー効果のな
い質量エネルギー吸収係数を示す。
付表には、ガンマ線治療からのトータル線量とフォト
ン透過深度の等式が示されている。付表と表2は、高い
エネルギーのフォトンほど組織に深く浸透する関係を示
している。種々のメスバウワー同位体がフォトン・エネ
ルギーの広い範囲を示しているから、この現像を利用し
て選択された深さに放射エネルギーを到達させる種々の
治療法を案出できる。例えば、質量エネルギー組織吸収
係数が 1.32cm2/gmである57Feの14.4KeVガンマ線は、乳癌、
腸癌および膵臓癌の内部作用的放射に適し、0.03cm2/gm
の質量エネルギー骨吸収係数をもつ155Gdの60KeVガンマ
線は、初期および転移性骨癌の治療のための同位体に適
している。
共鳴時の各基底の励起状態との間の遷移を生じるため
のγ−線の蛍光吸収断面積が次式で与えられる。
ここでhはプランク定数、Cは光速、E0は遷移エネル
ギー、IeとIgは各々励起スピンと基底スピン、αは内部
転換係数である。αは基底状態と励起状態とに結合する
蛍光プロセスの強さの比である。この断面積は該パラメ
ータに全く依存する。オージェプロセスはガン治療に有
用な現象で、ασで与えられる代表的アイソトープの
内部転換が伴う吸収のメスバウアー核断面積を第3表に
示す。
σは共鳴吸収断面積の最大値である。エネルギー依
存の断面積は次式で与えられる。
ここで、Eは入射γ−線エネルギー、ρは励起状態の
不確定性理論エネルギー幅である。この幅は、ρ=h/2
πTで表わされる。
ここでTは励起状態の平均寿命(=1.44×半減期)で
ある。代表的アイソトープの最小メスバウアー線幅の値
を第3表に示す。
メスバウアー現象の極端に狭い線幅とエネルギーの比
は、吸収体の組の間を識別できる。しかし、共鳴エネル
ギーの原子間変動が生じる組内の共鳴を阻止するほどに
線は狭すぎることはない。
共鳴的に吸収できるガンマ線に対しては、半跳エネル
ギーの損失なしに事象が生じなければならない。半跳な
し吸収を行う原子の分立は半跳なし分率と呼ばれ、次式
で要約される。
ここでErは核遷移の半跳エネルギー、Tは温度にはボ
ルソマン定数、σは特定デバイス温度である。代表的
アイソトープの半跳なし分率を第3表に示す。
吸収されて内部転換を行うガンマ−線の数はオージェ
断面積だけでなく、吸収原子の数n、半跳なし分率f、
光子束φにも依存する。オージェ事象の数αは吸収体に
対して次式で与えられる。
式(10)α=φnfσ メスバウアー吸収体は放射性で、吸収事象には原子が
伴うから、放射性原子を含む実験で、メスバウアー原子
を置換する同一実験の結果を予想できるはずである。U.
LinzおよびG.Stoecklinの「放射研究の第7回国際大
会」(1983年アムステルダム)で特記されているよう
に、ヨードデオキシシナジン(iododeoxycytidine)I
125によって常に2より大きい。そして12にもなること
のなる二重撚りの破断(double stnand break)が崩壊
事象毎のDNA部率に生じた。細胞は二重撚り破断にに極
めて敏感で、二重撚り破断を生じる事象によって細胞は
殺される。
従来の放射療法は、H2Oが主なターゲットである自由
基製造と非特定イオン化に依存するするもし全放射量が
6000ラドなら、吸収事象とイオン化事象の数は、約0.3
の室量エネルギー吸収係数の25KeV光子での処理に対し
細胞当り約2×105である。この決定において、細胞の
体積は4×10-9cm XIIIで、次式が用いられた。
逆値を計算するため、すなわちメスバウアー癌療法に
対する有効放射量を計算するために、細胞を殺すのに必
要な事象の数を1、医療濃度10μM、細胞核小体の体積
2×1012Sn119の反跳なし分立を0.33、Sn119のオージェ
断面積を716×10-20cm2とした。
1=0(.33)(1×10-5)(2×10-12) (6×1023)(716×10-20) 0=3.5×1010光子(大体3.5ラド) もし、浸透深さを15cm欲しいとし、質量エネルギー係
数が0.3のSn119の24KeV線を用いたとすると、この深さ
では光子束は次式で決定されるように表面強さの0.01倍
となる。
式(12)I=Ioe−μenpdx 350ラドの表面線量は従来の方法で必要な有効量の5.8
%にすぎず、メスバウワーアイソトープを含む薬剤の濃
度を増せばこの比を直線的に減らせる。腫瘍に必要な放
射線量が低いから、放射源を小さくでき、局部処置のた
めにラパラスコープやプロコスコープのような計器に組
込める。従って、正常な組織への照射を防止できる。
第3表に示す19の元素は大きなオージェ断面積と高い
反跳なし分率を有しメスバウアー癌療法に利用できる。
アイソトープのいくつかは放射性であるが、これらの元
素の半減期は非常に小さく、治療効果に必要な低い濃度
では約1ミリCiの放射性同位元素シテイスカン(Scitis
can)の用量さえ超えない。
例 K10の半減期=1.29×109 さらに、正常な細胞を失わないように癌細胞を選択的
に殺すことはいくつかの機構によって行える。
1.癌細胞が選択的に摂取する薬剤の利用 2.異なる異性体変移すなわち癌細胞対正常細胞における
クワドラポール超微細分裂または磁力超微細分裂を有す
る薬剤を使用すること 3.癌組織に占められた空間に磁場またはクワドラポール
場を掛けて、超微細吸収線が、正常組織にない癌組織に
対し作られるようにする。
4.癌組織では吸収体の共鳴分極を生じるが、正常細胞で
は生じない入射ガンマ線の分極後者の場合、分極ガンマ
線は3つの方法で得られる。すなわち、磁化された強磁
性源、クワドラポール分裂源、フィルター技術(U.Gons
erとH.Fischerによる「物理学のメスバウアースペクト
ロスコピーの最近の話題、方法のエキゾチックな面:共
鳴γ−線分極測定)」99〜135頁)である。
ケース3,4について: メスバウワーアイソトープの核スピンモーメントは、
加えられた磁場に一致するようになる。磁場が細胞核化
にあるとき、核の量子レベルはサブレベルに分かれ、超
微細相互作用や多重遷移エネルギーが基底状態と励起状
態との間に生じるようになる。空間の一部の磁場を適用
すると、空間の体積内にあるメスバウアーアイソトープ
の新しい遷移が作られる。
この新しい遷移のエネルギーを有するガンマ線を作る
適当な速度で第2図の質量ドライブ50を駆動すると、場
の作られた領域の原子が選択的に放射を吸収する。ま
た、空間の所定領域の選択的吸収は、源ガンマ線を平面
偏光(106)したり、吸収核を磁場と正確なベクトルで
整合して入射分極の遷移を選択できるようにしても達成
できる。
他に、ガンマ源のドプラ変移の必要なしに放射吸収の
ためのエネルギー遷移を作るように磁場を掛けてもよ
い。電流調整108と方向による所定の大きさ磁場に必要
なことは、ヘルムホルツコイル102,104を使って実現で
きる。ここで、患者90はコイルの2軸に沿って向ってい
る。所定の空間寸法の均一な場が、半径a、距離2(コ
イル間)変えて作られる。この関数として個々の場はガ
ウス方で、追加の場は均一で、均一領域にすぐ近くで均
一性から強くずれる。コイルの場の式の次式で表わされ
る。
(療法の択一的コンビネーション) 癌の治療法のしての主なものは、放射線療法と化学療
法との二つである。後者は、六つの主な分類、すなわ
ち、制癌剤、アルキル化剤、代謝拮抗物質、植物アルカ
ロイド、内分秘剤、免疫刺激剤に区分される。放射線療
法と化学療法とは、化学療法剤の有効グループと分子当
り一つまたは、それ以上のメスバウアー核からなるハイ
ブリッド(混成)薬剤を合成して相乗的に組み合わせる
ことができる。シス・プラチナ、195Ptは、このような
ハイブリッド分子の例である。シス・プラチナは、アル
キル化化学療法剤で、これは、DNAと共有結合する。メ
スバウアー核の特別な共鳴周波数における放射により、
腫瘍細胞に定位された195tは、ミラージュ(Mirage)療
法の効果と化学療法の効果とを組み合わせ、腫瘍細胞を
死滅させる相乗的効果がある。他の例は、ハイブリッド
でそう入性の薬剤57Feブレオマイシン(Bleomycin)で
ある。
治療対象の細胞に定位された同位体にのみ共鳴する周
波数の放射線により、該細胞を選択的に死滅させる一つ
の方法として、前記細胞により一層よく吸収された分子
またはイオンを発展させる手段によって選択される。こ
の拘束は、放射されない領域に分布する薬剤の相対的無
毒性により最小限度にされる。また、対象細胞は、局限
的に放射される。したがって、増進された差のある吸収
は、放射領域における他の細胞数に関係するのみであ
る。
この発明による治療システム及び装置は、癌以外のも
のの治療にも有効である。この治療法は、一または二以
上の細胞系(セルライン)を選択的に破壊する点を基礎
とする。例えば、放射性核種165Dyを大型で比較的不活
性のキャリア(水酸化鉄の大型凝集体)と共に使う関節
内ミノベクトミイがリューマチ状関節炎の患者の炎症、
溢血、苦痛を軽減するのに有効であるとSledge等が示し
た(clinical Orthopedics and Related Research 1984
年1〜2月号、182巻37〜40頁)安定なアイソトープ161
Dyや163Dyを165Dyに置き換えたメスバウワー療法をを利
用して、また局部的励起を利用して、この療法に副作用
である漏洩による組織的照射が防止できる。
特定の細胞系を除去することによって治癒する他の病
気としては、自己免疫症と移植組織拒否症(組織移植:
寄生、寄生:組織移植)が含まれる。
これら両症に対する細胞質の仲介役は、リンパ球であ
る。応答性の細胞系は、プロテインと一または、それ以
上のメスバウアー同位体からなるハイブリッド薬剤を合
成する ことにより死滅される。プロテインは、対象の細胞の表
面に特殊な態様で結合する。細胞表面の抗原に対するモ
ノドナル抗体または細胞表面の受容体に結合するホルモ
ンがプロテインとして作用する。組織は、対象の細胞に
結合したハイブリット薬剤の分子の吸収性同位体の共鳴
周波数であるドプラー周波数において、放射される。こ
れによるオージェー電子が対象の細胞を死滅させる。病
気に感染する細胞系は、徒弟の結合プロテインと毒素か
らなる通常のハイブリツト薬剤の場合において必要なハ
イブリツト分子を内界投射することなく、消滅させるこ
とができる。
前記した説明は、この発明を限定するものでなく、特
許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲における変
形も、この発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による装置の一例を示す説明図であ
る。 第2図は、磁場の利用を示す他の実施例を示す説明図で
ある。 50……放射源 54……関数発生器 56……パワーアンプ 60……スピーカ 62、64……コーン 70……シャッター 80……フィルタ

Claims (35)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターゲット組織の傷害または壊死を外部か
    ら選択的に誘発して疾病を処置するシステムにおいて、 上記ターゲット組織成分のメスバウアー吸収周波数を測
    定する手段; 上記成分のメスバウアー吸収周波数を調節するための調
    節手段;および このメスバウアー吸収周波数において上記成分を励起し
    て、ターゲット組織の細胞傷害を引き起こす放射線を、
    励起された上記成分から放射させるための励起手段;か
    ら成るシステム。
  2. 【請求項2】上記成分の励起手段が、ターゲット組織の
    壊死を誘発させるための手段から成る、特許請求の範囲
    第1項に記載のシステム。
  3. 【請求項3】上記成分の励起手段が、特定周波数の放射
    線を光源から提供させるための手段、および上記光源を
    このメスバウアー周波数の周波数に同調させるための手
    段からさらに成る、特許請求の範囲第2項に記載のシス
    テム。
  4. 【請求項4】単一周波数の放射線を得るために、上記光
    源からの特定周波数放射線をフイルターするための手段
    からさらに成る、特許請求の範囲第3項に記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】上記調節手段中には、磁場適用のための手
    段が包含される、特許請求の範囲第3項に記載のシステ
    ム。
  6. 【請求項6】励起された上記成分から放出される放射線
    を検出するための検出手段からさらに成る、特許請求の
    範囲第1項に記載のシステム。
  7. 【請求項7】検出された放射線に従って上記放射線の周
    波数を調節するための第2調節手段からさらに成る、特
    許請求の範囲第6項に記載のシステム。
  8. 【請求項8】励起された上記成分からの検出放射線に従
    ってターゲット組織をイメージするためのイメージ手段
    からさらに成る、特許請求の範囲第6項に記載のシステ
    ム。
  9. 【請求項9】入射放射線から外れた軸に沿って組織蛍光
    を検出する手段からさらに成る、特許請求の範囲第6項
    に記載のシステム。
  10. 【請求項10】薬剤の投与手段からさらに成り、上記薬
    剤および上記ターゲット組織の少なくとも一つのメスバ
    ウアー周波数において励起するエネルギーを上記成分が
    選択的に吸収することから成る、特許請求の範囲第1項
    に記載のシステム。
  11. 【請求項11】上記薬剤が同位体である、特許請求の範
    囲第10項に記載のシステム。
  12. 【請求項12】薬剤を投与するための上記手段中には、
    ターゲット組織に対する上記同位体の親和性に従って上
    記同位体を選択する手段がさらに包含される、特許請求
    の範囲第11項に記載のシステム。
  13. 【請求項13】薬剤を投与するための上記手段中には、
    この組織の血流に従ってターゲット組織へ同位体を選択
    的に指向させるための手段がさらに包含され、この場合
    の血液濃度が高い程、上記同位体の集中度が大きい、特
    許請求の範囲第11項に記載のシステム。
  14. 【請求項14】励起された成分放射線の濃度を組織中で
    増加させるための、ターゲット組織の吸収の差に従って
    同位体を選択する手段からさらに成る、特許請求の範囲
    第11項に記載のシステム。
  15. 【請求項15】ターゲット組織における上記同位体の対
    応メスバウアー周波数の有効浸透深度に従って同位体を
    選択する手段からさらに成る、特許請求の範囲第11項に
    記載のシステム。
  16. 【請求項16】薬剤を投与するための上記手段中には、
    ターゲット組織に対して親和性を有するキヤリア物質を
    選択する手段、および上記キヤリア物質に上記同位体を
    結合させる手段が包含される、特許請求の範囲第11項に
    記載のシステム。
  17. 【請求項17】上記キヤリア物質が、モノクロナール抗
    体および天然ホルモンの一つから成る、特許請求の範囲
    第16項に記載のシステム。
  18. 【請求項18】上記モノクロナール抗体、ホルモンおよ
    び毒素の少なくとも二つを組み合わせるための手段をさ
    らに包含する、特許請求の範囲第17項に記載のシステ
    ム。
  19. 【請求項19】上記調節手段中には、ターゲット組織上
    に磁場を適用するための手段が包含され;かつ上記シス
    テム中にはターゲット組織のサイトに位置するメスバウ
    アー吸収体がさらに包含され、この場合のメスバウアー
    吸収体中には次のリストから選択された少なくとも一つ
    の吸収体を有する薬剤が包含される、特許請求の範囲第
    1項に記載のシステム: 176Yb 159Tb 165Ho 231Pa 157Gd 164Er 168Er Tc99 Gd156 Gd154 Er167 Sm152 Hf176 Tm169 U238 Sm151 Sm153 Pr141 Os186 Os188 Hf177 Lu175 Gd160 Hf178 Gd158 Er166 Cs133 174Yb 67Zn 172Yb 171Yb 170Yb 131Xe 186W 184W 183W 182W 180W 232Th(228Ra) 181Ta 125Te 147Pm 149Sm(145Nd) 101Ru 99Ru 195Pt 147Pm(147Sm) 189Os 237Np(233Pa) 61Ni 83Kr 193Ir 191Ir 201Hg 180Hf 139La 187Re 234U 236U 239Pu 190Os 197Au 133Cs 160Dy 166Er 155Gd 73Ge 178Hf K40 Am243 145Nd 153Eu 129I(129xe) 127I 119Sn 57Fe 151Eu 129Xe 164Dy 57Fe 161Dy 162Dy 117Sn 121Sb 127I 133Ba 145Nd 145Pm 147Sm 153Eu
  20. 【請求項20】上記薬剤中には、次のリストから選択さ
    れた同位体源がさらに包含される、特許請求範囲第19項
    に記載のシステム: 176Tm 159Gd159Dy 165Dy165Yb165Er 231Th231U 157Eu157rb 164Ho164Tm 168Ho168Tm Mo99 Eu156Tb154 Eu154Tb154 Ho167Tm167 Ho170Tm170 Pm152Eu152Eu152 Lu176mTa176Lu176 Er169Yb169 Pu242 Pm151 Pm153 Pm154Eu154 Ce141Nd141 Re186Ir186 Re188Ir188 Lu177mTa177Lu177 Yb175Hf175 Eu160 Lu178Ta178 Eu158Tb158 Ho166mTm166Ho166 La133Ba133Xe133 174mTm174Lu174Tm 67Cu67Ga 172Tm172Lu 171Tm171Lu 170Tm170Lu 131I131Cs 186Ta186Re 184Ta184Re184Re 183Ta183Re 182Ta182Re 180mTa180Re180Ta 236U 236Pa240Pu236Np 181Hf181W 125Sb125I 147Pm147Eu 149Pm149Eu 101Tc101mRh101Rh 99Tc99mRh99Rh 195mIr195Au195Ir195mPt 147Nd 189Re189Ir 237U241Am237Pu 61Co61Cu 83Br83Rb83mKr 193Os193Pt 191Os191Pt 201Au201Ti 180Lu180mTa180Ta 139Ba139Ce 187W 234mPa238Pu234Np234Pa 236Pa240Pu236Np 239Np243Cm239Am 190Re190Ir 197Pt197Hg 133Xe133Ba 160Tb160Ho 166mHo166Tm166Ho 155Eu155Tb 73Ga73As 178Lu178Ta Pu243Bk247 145pr145Pm 153Sm153Gd 129mTe 127Te127Xe 119mIn119Sb119In 57Mn57Co 151Sm151Gd 129I129Cs 164Tb164Ho 57Mn57Co 161Tb161Ho 162Tb162Ho 121mSn121Sn121mTe121Te 127Xe127Xe 129Te129mTe 133La 145Pr145Pm 147Pm147Eu 153Sm153Gd
  21. 【請求項21】この同位体源および吸収体が次のリスト
    に相当する、特許請求の範囲第20項に記載のシステム:
  22. 【請求項22】ターゲット組織を選択的に壊死させるた
    めの放射線投与治療装置において上記装置が、 少なくとも一つの周波数をもつ放射線を選択的に提供す
    るための放射線と; 上記放射源の周波数を同調させるための手段と; 上記放射線を選択的に伝導するためのフイルター手段
    と; 上記放射線を選択的に吸収するための手段と; シフト化メスバウアー周波数を生成させるために上記タ
    ーゲット組織上に磁場を提供するための手段とから成
    り、 ターゲット組織のシフト化メスバウアー周波数に相当す
    る周波数で充分にフイルターされた放射線が提供される
    ように上記放射源を調節して壊死を生起させる装置。
  23. 【請求項23】上記手段がドプラーシフト手段から成
    る、特許請求の範囲第22項に記載の装置。
  24. 【請求項24】上記フイルター手段が結晶回析手段から
    成る、特許請求の範囲第22項に記載の装置。
  25. 【請求項25】上記ターゲット組織の励起された成分が
    ターゲット組織の壊死を引き起こす放射線を放ち、この
    装置が上記ターゲット組織放射線を検出するための手段
    からさらに成る、特許請求の範囲第22項に記載の装置。
  26. 【請求項26】フイルターされた放射蛍光を示すターゲ
    ット組織を、入射放射線から外れた軸に沿って感知する
    手段からさらに成る、特許請求の範囲第22項に記載の装
    置。
  27. 【請求項27】上記ターゲット組織放射線に従ってター
    ゲット組織をイメージするための手段からさらに成る、
    特許請求の範囲第25項に記載の装置。
  28. 【請求項28】選択吸収のための上記手段が、分子、プ
    ロテインおよびペプチドの少なくとも一つから成り、選
    択的吸収のための上記手段中には天然由来の元素および
    合成由来の元素がさらに包含される、特許請求の範囲第
    22項に記載の装置。
  29. 【請求項29】選択吸収のための上記手段が、同位体お
    よびホルモンの少なくとも一つから成る、特許請求の範
    囲第28項に記載の装置。
  30. 【請求項30】選択吸収のための上記手段が、一つの薬
    剤として投与されることから成る特許請求の範囲第29項
    に記載の装置。
  31. 【請求項31】ターゲット組織を選択的に壊死させるた
    めの放射線投与治療装置においてこの装置が、 少なくとも一つの周波数を有する放射線を選択的に提供
    するための放射源と; 上記放射線を選択的に伝導するためのフイルター手段
    と; 上記放射線を選択的に吸収するための手段と;および シフト化メスバウアー周波数を生じさせるためのターゲ
    ット組織上に磁場を提供するための手段とから成り、こ
    の場合の磁場を調節してターゲット組織のシフト化メス
    バウアー周波数を提供させ、この周波数をフイルターし
    た放射線の周波数と一致させて壊死を生起させる装置。
  32. 【請求項32】偏光励起放射線を生じさせる手段;およ
    び吸収体の核を偏光させる手段を包含する、偏光励起放
    射線の選択的吸収を生起させるための手段から成る、選
    択的治療装置。
  33. 【請求項33】核の偏光手段が、その上に指向性磁場を
    適用するための手段から成る、特許請求の範囲第32項に
    記載の装置。
  34. 【請求項34】指向性磁場提供手段中には、一群のヘル
    ムホルツコイルが包含される、特許請求の範囲第33項に
    記載の装置。
  35. 【請求項35】選択吸収を生起させるための手段が57Fe
    Bleumycinである、特許請求の範囲第32項に記載の装
    置。
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