JP2561862B2 - 超高純度銅を得るための浄液および電解法 - Google Patents
超高純度銅を得るための浄液および電解法Info
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Description
る硝酸酸性電解溶液から、予めAg等のCuより貴な金属の
不純物イオンを析出させて固液分離することにより、そ
れら不純物イオンをほぼ完全に除去した分離後液を電解
浴として使用することを特徴とする電解液の浄液方法お
よびこのようにして得られる電解液を使用することから
なる超高純度銅の製造方法に関する。
電解法や硝酸酸性硝酸銅電解法あるいは帯溶融精製法を
何回か繰り返す方法、またはこれらの手法を組み合わせ
て精製を行なう方法などが知られていた。
の品位は最終純度5N(ファイブナイン)〜6N(シックス
ナイン)が限界であり、その場合の精製工程における最
も除去困難な不可避不純物は主としてAgとSであること
が知られている。
を除去する方法として、特開昭63−210291号公報(発明
の名称「電気銅の製造方法」)において開示されるよう
な、不溶性陽極を用いた電解採取処理法や低Ag含有銅を
陽極に用いて電解精製処理を施す方法などが知られてい
る。
脱Agを行なう方法では液中への陽極母材の溶出による汚
染を防止するため白金極板の使用が必要とされること、
また、両極に銅を用いる電解精製法では、はじめからAg
含有量の低い高価な超高純度材を用いなければならない
ことなどにより、電解採取法、電解精製法のいずれをと
るにしても、商業的規模における生産には向かないとさ
れていた。
ングワイヤー用等のエレクトロニクス分野や超伝導安定
化材料用等の新規分野において、従来不可避的不純物と
してある程度の混入が容認されていたAgおよびSまでも
が徹底的に除去された7N(セブンナイン)グレイドの超
高純度銅材の豊富な供給が望まれるようになった。
を試み、既に特願昭64−2848号(特公平8−990号、発
明の名称「超高純度銅およびその製造方法」)において
開示したように7Nグレイドの超高純度銅の商業的製法を
開発した。
の超高純度銅製造方法においては、第1段階で安価な4N
グレイドの電気銅を陽極として用いるため、最初の精製
電解によって得られる電気銅中には未だ、例えばAg=0.
08ppm,S=2.7ppmというかなり多量の不純物が含有され
ている。これを次の第2段階の精製電解で、電解浴電位
の厳密な制御と還元剤の使用効果との組み合わせ等によ
ってSが0.01ppm以下、かつAgが0.01ppm前後の超高純度
銅を得ることができたものであるが、この方法による場
合、特に第2段階での電解条件の設定が難しく、また第
1段階でのAgやSの分離が不十分だと、次の工程に多大
の影響を与えることが知られるようになった。
に且つより確実にAg等の不純物を充分に除去する手段を
見出すことが望まれていた。
た結果、使用される硝酸酸性硝酸銅溶液中からCuより貴
な金属不純物たるAg等を予め充分に除去した高度精製液
を用いると、不純物の極めて少ない7Nグレイドの超高純
度銅材を安定的に製造できることを見出し本発明を達成
した。
として含む銅の電解採取または電解精製用溶液を所定の
pH範囲に保ちながら還元剤を加えて、銀がイオンとして
は存在し得ない極低電位領域まで電位低下させ、所定時
間この状態に維持して反応を充分に平衡に達せしめた
後、析出した不純物イオンを含む固形物を固液分離法に
より溶液から除去することからなる銅電解用溶液の浄液
法に関する。
およびテルルなどのイオンを意味し、特に本発明では銀
イオンの除去を重視している。
製液を電解溶液として用いる銅の電解法に関する。この
方法で得た精製液は銅の電解採取および電解精製のいず
れにも使用できるが、特に、これを用いて銅の電解精製
を行なうことにより、7Nグレイド(99.99999%)以上の
超高純度銅を安定的に大量生産できる点が高く評価され
よう。
の浄液に使用できるばかりでなく、電解槽を通って循環
する電解液の適時的浄液処理のためにも使用することが
できる。すなわち、循環する電解液の一部を適時取り出
し、上述の方法で浄液処理して精製液を循環系に戻すこ
とによって、商業規模の装置で長時間安定的に超高純度
銅を電解により製造することが可能となる。
精製時に使用される電解溶液中から不純物を充分に除去
する手段として、電解溶液のpHを1〜3の間に調整した
後に、還元剤を添加して液電位を400mV(対標準水素電
極。以下vs.NHEと略記する。)以下に調整する第1工
程;およびこの溶液を所定時間熟成処理して、不純物の
晶出物を生成せしめた後に、固液分離して高度精製液を
得る第2工程;からなることを特徴とする電解溶液中の
不純物除去方法であると言うことができる。上記還元剤
としては、水素ガス、ヒドラジン、水素化ホウ素ナトリ
ウム、ホルムアルデヒド、蓚散およびぶどう糖からなる
群より選ばれた1種、または任意に選ばれた2種以上の
ものの組み合わせを使用することができる。
られる硝酸酸性硝酸銅溶液であるが、これは通常、純度
4Nグレイドの銅材を硝酸に溶解して調製することができ
る。
15ppm程度あるいはそれ以上含まれており、硝酸で溶解
した時にはこれが不純物のAgイオンとして溶出してしま
うことは公知である。例えば銅濃度が25g/の液調製時
には、Agが0.25〜0.35mg/溶存することが知られてい
る。
取法によって陰極へ析出除去するためには、Agイオンを
いかに効率よく陰極に接触させることができるかが重要
なポイントと考えられていた。
溶液からAgイオンを除去するために、電解浴中の溶液の
pHを1〜3の間に調製した後、還元剤を添加して浴電位
を400mV以下の予め定めた値に維持するための処理を第
1工程で行なう。
整することが望ましい。なぜなら、pHが1以下であれば
晶出銀および晶出銅の再溶解および再晶出が起き、最終
平衡電位が不安定となり、一方、pHが3以上であれば亜
酸化銅の析出領域となり、銅のロス量が増えるので好ま
しくないからである。
電解液の銅濃度と同じ程度でよいが、それ以上の濃厚液
でもよく、後者の場合には脱銀処理後に稀釈して設定条
件に合う銅濃度の電解液となるように調整すれば問題が
ないことを確認している。
素ナトリウム、ホルムアルデヒド、蓚酸あるいはぶどう
糖などがある。これらはいずれも本発明において還元剤
として使用できるが、特に還元力および溶液の汚染防止
の上からヒドラジンが好ましい。
ン、硫酸ヒドラジンなどがあるが、液中への塩素イオン
や硫酸根の蓄積を避けるためには抱水ヒドラジンが最適
であり、その使用量としては処理対象液1当り0.05〜
0.1モル程度が好ましいことを確認している。
理して不純物の晶出物を精製せしめた後に、固液分離し
て晶出銀を除去し、晶出物分離後の高度精製液を超高純
度銅(7Nグレイド)の電解液として使用する。
ったが、この場合、反応・熟成・平衡温度として急激な
反応を避ける目的から電解浴溶液の温度を40℃以下、好
ましくは25〜30℃とすることが最適であり、更に、これ
らの反応等を行なう雰囲気としては溶液自体の大気酸化
防止の意味からも非酸化性雰囲気が好ましく、特に水素
ガス、アルゴンガス、窒素ガスあるいはこれらの混合ガ
スの雰囲気が望ましいことを確認している。
結することができるようにするため反応器ビーカー1は
恒温槽2内に保持されており、また密閉蓋9を設けるこ
とによって処理液10と大気との接触をなくし液の大気酸
化を防止する構造となっている。
結した微量定量ポンプ5により投入される仕組みであ
り、液中の撹拌機7のインペラー近傍に還元剤導入管8
の開口部がくるように設定されている。
行するものと考えられる。
スであった。還元剤としてヒドラジンを添加したとこ
ろ、液電位は急激な低下傾向を示し、一方、pHは逆に上
昇して中性側に移行する傾向を示した。これは、 NH2・NH2+4H2O=2NH4OH+2OH- ……(1) の式で表わされる反応が一部進行することによるものと
考えられる。したがって、処理液の初期pH値(酸濃度)
の設定いかんによっては、液電位が低下する途中におい
て、pHが3以上に上昇する危険性もあるが、初期pH値が
2.0〜2.5以内であれば反応は全て3以下で行なわれるこ
とが本発明者等の試験により確認された。尚、初期pH値
が2.5以上の液を処理する場合でも、適宜硝酸を添加し
て調整すれば、pH3以下で反応を完結させ得ることが確
認された。
小泡の発泡現象が認められるとともに、わずかながらpH
が低下(酸性側へ移行)する傾向を示すことが見られ
た。これは主に、 NH2・NH2+2Cu+-→N2(g)+2Cu(S)+4H+ ……
(2) の式で示される銅の析出反応によるものと思われる。す
なわち銅の析出領域に入るまで液電位が低下したものと
推察される。
えられる。
こっている時点においては非常に緩やかであるため、こ
の時点では、ヒドランジンを引き続いて添加することが
できる。しかしながらさらに、液電位を310〜320mV(v
s.NHE)前後まで低下させると、電解溶液中に晶出銅に
よる明瞭な濁りが認められると共に、もはや、液電位の
低下が不可能となる。すなわち、この電位領域における
ヒドラジンの添加は、直接的には液電位の低下の効果を
生ぜず、銅の析出ロスを増やすだけである。従って、ヒ
ドラジン添加終了時点を、一部の銅が析出懸濁を開始す
る液電位310〜320mV(vs.NHE)に達した時点とすること
が好ましい。上記の例では、312mV(vs.NHE),pH=2.3,
温度25℃をヒドラジンの添加終了時点とした。
ながらAr+3%H2雰囲気下において平衡到達を待った。
この場合、平衡到達時点とは、還元剤投入に伴う全ての
反応が終結する時点を意味するものと理解される。従っ
て、液電位およびpHが一定値に収束した時点を平衡到達
時点とした。
が何時間位であるかを調べるために、上述の方法で72時
間に渡り、詳細に状態を観察したところ平衡状態に達す
るまでには約24時間必要であり、また、この時点での液
電位は323mV(vs.NHE),pH値は2.0であることが判明し
た。そこで下記の実施例では熟成時間を48時間とり、最
終液電位を315mV(vs.NHE)に調整した。
の銀を含有する硝酸酸性硝酸銅溶液(銅濃度60g/,p
H=2.30)10を供給し、以下の条件下で脱銀浄液処理
を行なった。
のポリフロンフィルター(TOYO ROSHI社製)で一次濾過
をし、更に該濾過液を孔径0.2μミリポアフィルター
(ミリポア社製)で二次濾過して、溶液中に析出した晶
出銀等を完全に分離した。
中の銅分の損失は無視できる程度のものであった。
硝酸銅溶液は、銅濃度が59g/、pHが2.0であり、不純
物たる銀は分析限界値の0.05mg/以下であって検出不
可能であった。
濃度59g/、pH=2.0)を稀釈、調整し、銅濃度が25g/
、pH=1.5の硫酸酸性硫酸銅溶液をつくった。
の電解精製を行ない、溶液中に溶存する銀の陰極電着銅
への混入汚染状況を調べた。
された銀品位は0.02ppm(グロー放電質量分析による)
であった。即ち、本電解液からの銀の陰極への汚染はほ
とんどなかったことが理解される。
る硝酸酸性硝酸銅溶液(銅濃度60g/,pH=2.3)を、た
だし脱銀浄液処理を行なうことなく直接用いて、それ以
外は実施例2と同じ条件で銅の精製電解を行なった。
るよう稀釈・調整して、他の条件は全て実施例2に示す
条件で電解精製を行なったところ、得られた陰極電着銅
(268g)中の銅品位は6.02ppmであった。
なった硝酸酸性硝酸銅溶液からは不純物たる銀が充分に
除去されていることが理解される。
して予め脱銀浄液処理を行なうため、処理後液は銅より
貴な金属の不純物たる銀等が完全に除去されているの
で、超高純度銅を容易かつ確実に製造できる利点を有す
る。
ラスの安価な銅材を使用することができるとともに、最
終的に得られる電気銅は7Nグレイドの超高純度銅材であ
るため、同材を安定的に、安価に且つ大量に生産するた
めの方法として極めて優れている。
造の概略を示す説明図である。 符号の説明 1……反応器ビーカー 2……恒温槽 3……ORP電極 4……ORPコントローラー 5……微量定量ポンプ 6……還元剤 7……撹拌機 8……還元剤導入管 9……密閉蓋 10……処理液
Claims (17)
- 【請求項1】銅より貴な金属のイオンを不純物イオンと
して含む銅の電解採取または電解精製用溶液を所定のpH
範囲に保ちながら還元剤を加えて、銀がイオンとしては
存在し得ない極低電位領域まで電位低下させ、所定時間
この状態に維持して反応を充分に平衡に達せしめた御、
析出した不純物イオンを含む固形物を固液分離法により
溶液から除去することからなる銅電解用溶液の浄液法。 - 【請求項2】銅より貴な金属のイオンを不純物イオンと
して含む銅の精製電解用溶液を所定のpH範囲に保ちなが
ら還元剤を加えて、銀がイオンとしては存在し得ない極
低電位領域まで電位低下させ、所定時間この状態に維持
して反応を充分に平衡に達せしめた後、析出した不純物
イオンを含む固形物を固液分離法により溶液から除去す
ること、および得られた精製液を電解浴溶液として銅の
精製電解を行なうこと、からなる超高純度銅の製造方
法。 - 【請求項3】前記電解によって得られる電着銅が7Nグレ
イド(99.99999%)以上の超高純度銅である請求項2記
載の方法。 - 【請求項4】銅より貴な金属のイオンを不純物イオンと
して含む銅の精製電解用溶液を所定のpH範囲に保ちなが
ら還元剤を加えて、銀がイオンとしては存在し得ない極
低電位領域まで電位低下させ、所定時間この状態に維持
して反応を充分に平衡に達せしめた後、析出した不純物
イオンを含む固形物を固液分離法により溶液から除去す
ること、得られた精製液を電解浴溶液とし、溶液を循環
させながら銅の精製電解を行なうこと、および電解液の
一部を適宜循環系より抜き出して上述の方法で銅より貴
な金属のイオンを除去する浄液処理を施した後循環系に
戻すことからなる超高純度銅の製造方法。 - 【請求項5】前記電着によって得られる電着銅が7Nグレ
イド(99.99999%)以上の超高純度銅である請求項4記
載の方法。 - 【請求項6】前記不純物が金、銀、セレンおよびテルル
からなる群より選ばれる1種以上の金属のイオンである
請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】前記不純物イオンが主として銀イオンであ
る請求項6記載の方法。 - 【請求項8】前記還元剤が水素ガス、ヒドラジン、水素
化ホウ素ナトリウム、ホルムアルデヒド、蓚散およびぶ
どう糖からなる群より選ばれたいずれか1種、または任
意に選ばれた2種以上のものの組み合わせである請求項
1〜5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】銅より貴な金属のイオンを不純物として含
む硝酸酸性硝酸銅溶液のpHを1〜3の範囲に調整するこ
と、該溶液に還元剤を加えて液電位が400mV(対標準水
素電極)以下となるように調整すること、および所定電
位を維持しながら熟成処理して前記不純物を晶出させ晶
出物を固液分離法により除去すること、からなる銅電解
用溶液の浄液法。 - 【請求項10】銅より貴な金属の不純物イオンが、金、
銀、セレンおよびテルルからなる群より選ばれる1種以
上の金属のイオンである請求項9記載の方法。 - 【請求項11】銅より貴な金属の不純物イオンが主とし
て銀イオンである請求項10記載の方法。 - 【請求項12】前記還元剤が水素ガス、ヒドラジン、水
素化ホウ素ナトリウム、ホルムアルデヒド、蓚散および
ぶどう糖からなる群より選ばれたいずれか1種、または
任意に選ばれた2種以上のものの組み合わせである請求
項9〜11のいずれかに記載の方法。 - 【請求項13】銅より貴な金属のイオンを不純物として
含む硝酸酸性硝酸銅溶液のpHを1〜3の範囲に調整する
こと、該溶液に還元剤を加えて液電位が400mV(対標準
水素電極)以下となるように調整すること、および所定
電位を維持しながら熟成処理して前記不純物を晶出させ
晶出物を固液分離法により除去して精製液を電解浴溶液
として銅の精製電解を行なうこと、からなる超高純度銅
の製造方法。 - 【請求項14】銅より貴な金属のイオンを不純物として
含む硝酸酸性硝酸銅溶液のpHを1〜3の範囲に調整する
こと、該溶液に還元剤を加えて液電位が400mV(対標準
水素電極)以下となるように調整すること、所定電位を
維持しながら熟成処理して前記不純物を晶出させ晶出物
を固液分離法により除去して精製液を得ること、得られ
た精製液を電解浴溶液とし、溶液を循環させながら銅の
精製電解を行なうこと、および電解液の一部を適宜循環
系より抜き出して上述の方法で銅より貴な金属のイオン
を除去する浄液処理を施した後循環系に戻すことからな
る超高純度銅の製造方法。 - 【請求項15】銅より貴な金属の不純物イオンが、金、
銀、セレンおよびテルルからなる群より選ばれる1種以
上の金属のイオンである請求項13または14に記載の方
法。 - 【請求項16】銅より貴な金属の不純物イオンが主とし
て銀イオンである請求項15記載の方法。 - 【請求項17】前記還元剤が水素ガス、ヒドラジン、水
素化ホウ素ナトリウム、ホルムアルデヒド、蓚散および
ぶどう糖からなる群より選ばれたいずれか1種、または
任意に選ばれた2種以上のものの組み合わせである請求
項13〜16のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
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JP1114180A JP2561862B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 超高純度銅を得るための浄液および電解法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP1114180A JP2561862B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 超高純度銅を得るための浄液および電解法 |
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JPH02294495A JPH02294495A (ja) | 1990-12-05 |
JP2561862B2 true JP2561862B2 (ja) | 1996-12-11 |
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JP1114180A Expired - Lifetime JP2561862B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 超高純度銅を得るための浄液および電解法 |
Country Status (1)
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