JP2561030Y2 - 差込み型コネクタ - Google Patents
差込み型コネクタInfo
- Publication number
- JP2561030Y2 JP2561030Y2 JP3346893U JP3346893U JP2561030Y2 JP 2561030 Y2 JP2561030 Y2 JP 2561030Y2 JP 3346893 U JP3346893 U JP 3346893U JP 3346893 U JP3346893 U JP 3346893U JP 2561030 Y2 JP2561030 Y2 JP 2561030Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- wire
- conductive plate
- electric wire
- holder
- Prior art date
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電線の一端部を単に差
込み操作するだけで他の電線との接続を簡単にしかも適
切に行なえる差込み型コネクタに関する。
込み操作するだけで他の電線との接続を簡単にしかも適
切に行なえる差込み型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の差込み型コネクタは、耐熱絶縁
材からなるホルダ内部に、電線相互の結線を行なう導電
板とこの導電板に電線を圧接するばね片とからなる接触
子を内設させている。そして、結線すべき電線接続端の
被覆を剥し、この剥離部をホルダの差込み口から単に差
込むだけで、だれにでも簡単に結線作業を行なえるもの
で、たとえば実公平1−22228号公報等を始め、従
来から種々の構造によるものが知られていた。
材からなるホルダ内部に、電線相互の結線を行なう導電
板とこの導電板に電線を圧接するばね片とからなる接触
子を内設させている。そして、結線すべき電線接続端の
被覆を剥し、この剥離部をホルダの差込み口から単に差
込むだけで、だれにでも簡単に結線作業を行なえるもの
で、たとえば実公平1−22228号公報等を始め、従
来から種々の構造によるものが知られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した差
込み型コネクタにおいて必要とされることの一つに、ホ
ルダ内への電線接続端の差込みによる接続が、確実に行
われているか否かの認識、判別を行なえる構成とするこ
とがある。
込み型コネクタにおいて必要とされることの一つに、ホ
ルダ内への電線接続端の差込みによる接続が、確実に行
われているか否かの認識、判別を行なえる構成とするこ
とがある。
【0004】すなわち、コネクタに対しての電線の差込
みが不十分であると、必要とされる電線同士の接続の確
実性が損なわれるばかりでなく、接触不良を招き易く、
これに伴なう発熱によって、火災事故を招く虞れもあ
る。
みが不十分であると、必要とされる電線同士の接続の確
実性が損なわれるばかりでなく、接触不良を招き易く、
これに伴なう発熱によって、火災事故を招く虞れもあ
る。
【0005】このため、従来からこのような電線の差込
みミスを防止できるように、コネクタのホルダの一部
に、電線の差込みによって揺動可能な電線差込み識別片
を設け、この識別片の動きを目視または触感により把握
できるようにしたもの等が既に提案されている。
みミスを防止できるように、コネクタのホルダの一部
に、電線の差込みによって揺動可能な電線差込み識別片
を設け、この識別片の動きを目視または触感により把握
できるようにしたもの等が既に提案されている。
【0006】しかしながら、このような電線差込み識別
片やその外部からの確認用窓部をホルダ等に一体的に形
成することは、ホルダの成形用金型が複雑となり易く、
コスト高を招いてしまうもので、何らかの対策を講じる
ことが望まれる。
片やその外部からの確認用窓部をホルダ等に一体的に形
成することは、ホルダの成形用金型が複雑となり易く、
コスト高を招いてしまうもので、何らかの対策を講じる
ことが望まれる。
【0007】さらに、このような差込み型コネクタを構
成するうえで問題とされることには、ホルダ内に組込ま
れる導電板と板ばねとからなる接触子構造もある。すな
わち、このような接触子には、これに差し込まれる電線
剥離部同士の結線接続を簡単かつ確実に行なえるととも
に、その電線圧接接続機能を、高い信頼性をもって、し
かも長期にわたって維持できるような構成とすることが
必要とされている。
成するうえで問題とされることには、ホルダ内に組込ま
れる導電板と板ばねとからなる接触子構造もある。すな
わち、このような接触子には、これに差し込まれる電線
剥離部同士の結線接続を簡単かつ確実に行なえるととも
に、その電線圧接接続機能を、高い信頼性をもって、し
かも長期にわたって維持できるような構成とすることが
必要とされている。
【0008】すなわち、このような接触子として従来
は、銅材等による導電板とこの導電板に対し電線剥離部
を圧接するばね片を有する板ばねとで構成したものが用
いられている。しかし、従来の接触子では、構造が簡単
で組立ても容易に行なえるばかりでなく、差し込まれる
電線剥離部の差込み易さ、接触面積・接触圧の確保によ
る電気的接続の確実さと、差し込んだ電線剥離部の抜け
出し防止を、共に満足し得るものは未だ提案されていな
い。
は、銅材等による導電板とこの導電板に対し電線剥離部
を圧接するばね片を有する板ばねとで構成したものが用
いられている。しかし、従来の接触子では、構造が簡単
で組立ても容易に行なえるばかりでなく、差し込まれる
電線剥離部の差込み易さ、接触面積・接触圧の確保によ
る電気的接続の確実さと、差し込んだ電線剥離部の抜け
出し防止を、共に満足し得るものは未だ提案されていな
い。
【0009】特に、導電板に対し板ばねの基端部を固定
するに際し、たとえばL字状を呈するように折曲げ形成
した導電板の一方の板部に複数の電線挿通穴を穿設する
とともにその外方端縁にかしめ付け片を設け、その一部
に設けた突部を板ばね側に穿設した穴部を通してかしめ
付けることで、板ばねの基端部を導電板にかしめ付けて
固定したものが多い。
するに際し、たとえばL字状を呈するように折曲げ形成
した導電板の一方の板部に複数の電線挿通穴を穿設する
とともにその外方端縁にかしめ付け片を設け、その一部
に設けた突部を板ばね側に穿設した穴部を通してかしめ
付けることで、板ばねの基端部を導電板にかしめ付けて
固定したものが多い。
【0010】しかし、このようなかしめ付けによる導電
板と板ばねとによる接触子にあっては、導電板の電線挿
通穴に電線を差込み、この電線の差込み端側に板ばねを
先端部を圧接させて電気的に接続した際に、この導電板
の電線受け部と板ばねの先端部とに拡がる方向への力が
加わると、これが導電板の電線挿通穴を有する部分や板
ばねのかしめ付け部に変形力として加わり、導電板の電
線挿通穴を有する部分やかしめ付け部が、板ばねの先端
部が電線から離れて圧接力を減じる方向に変形し、結果
として電気的導電性が劣化してしまう。
板と板ばねとによる接触子にあっては、導電板の電線挿
通穴に電線を差込み、この電線の差込み端側に板ばねを
先端部を圧接させて電気的に接続した際に、この導電板
の電線受け部と板ばねの先端部とに拡がる方向への力が
加わると、これが導電板の電線挿通穴を有する部分や板
ばねのかしめ付け部に変形力として加わり、導電板の電
線挿通穴を有する部分やかしめ付け部が、板ばねの先端
部が電線から離れて圧接力を減じる方向に変形し、結果
として電気的導電性が劣化してしまう。
【0011】さらに、従来の接触子では、かしめ付けに
よる固定状態によっては、板ばね先端側が導電板に対し
浮き上がったりし易く、板ばねと導電板の電線受け部と
の間での隙間が、電線の径寸法よりも大きくなって、電
線を差し込んでも板ばねを電線に喰い込ませて抜け止め
を図ることができないという問題もあった。
よる固定状態によっては、板ばね先端側が導電板に対し
浮き上がったりし易く、板ばねと導電板の電線受け部と
の間での隙間が、電線の径寸法よりも大きくなって、電
線を差し込んでも板ばねを電線に喰い込ませて抜け止め
を図ることができないという問題もあった。
【0012】また、このように導電板にかしめ付け固定
される板ばねの先端側での導電板との間のなす角度は、
電線の差込み易さや抜け止めを確実に行なううえで重要
なところである。すなわち、電線の差込み性や電気的接
続の確実さを考慮し、接触子を構成する導電板とばね片
とのなす角度を小さく設定すると、ばね片による電線の
抜け防止機能が損なわれる。一方、ばね片の電線への喰
い込みをよくし、この抜け防止を確実に行なえるよう
に、上述した角度を大きく設定すると、電線の接触子を
構成する導電板とばね片との間への差込みが行ない難く
なり、しかも接触面積も確保できず、電気的接続性能が
損なわれるもので、このような点にも配慮しなければな
らない。
される板ばねの先端側での導電板との間のなす角度は、
電線の差込み易さや抜け止めを確実に行なううえで重要
なところである。すなわち、電線の差込み性や電気的接
続の確実さを考慮し、接触子を構成する導電板とばね片
とのなす角度を小さく設定すると、ばね片による電線の
抜け防止機能が損なわれる。一方、ばね片の電線への喰
い込みをよくし、この抜け防止を確実に行なえるよう
に、上述した角度を大きく設定すると、電線の接触子を
構成する導電板とばね片との間への差込みが行ない難く
なり、しかも接触面積も確保できず、電気的接続性能が
損なわれるもので、このような点にも配慮しなければな
らない。
【0013】本考案はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、単純な折曲げ加工等によって形成される板
状ばね部材と導電板とで接触子を構成し、これを透過性
を有する合成樹脂材によって形成することにより、電線
剥離部の電気的接続を圧接接続により行なえる接触子を
きわめて簡単に構成でき、しかも電線の差込み状態の確
認、チェックが簡単かつ確実に行なえる差込み型コネク
タを得ることを目的としている。
ものであり、単純な折曲げ加工等によって形成される板
状ばね部材と導電板とで接触子を構成し、これを透過性
を有する合成樹脂材によって形成することにより、電線
剥離部の電気的接続を圧接接続により行なえる接触子を
きわめて簡単に構成でき、しかも電線の差込み状態の確
認、チェックが簡単かつ確実に行なえる差込み型コネク
タを得ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本考案に係る差込み型コネクタは、複数の電線挿
通孔を有する基端部とその両端縁から折曲げられた長、
短折曲げ片によって略コ字状を呈するように折曲げ形成
された導電板と、その長折曲げ片に一端側が掛け止めさ
れるとともに短折曲げ片の内側に係合する他端側から短
冊状に形成された複数の舌片部分を前記長折曲げ片に向
って斜めに延設させている板状ばね部材とからなる接触
子と、この接触子が内設されるホルダとを備え、板状ば
ね部材の一部に、導電板の基端部での電線挿通孔に対向
して第2の電線挿通孔を設け、かつホルダを、これらの
電線挿通孔によって接触子を貫通した電線の剥離部先端
が外部から目視可能な透過性を有する耐熱絶縁性の合成
樹脂材によって形成したものである。
ために本考案に係る差込み型コネクタは、複数の電線挿
通孔を有する基端部とその両端縁から折曲げられた長、
短折曲げ片によって略コ字状を呈するように折曲げ形成
された導電板と、その長折曲げ片に一端側が掛け止めさ
れるとともに短折曲げ片の内側に係合する他端側から短
冊状に形成された複数の舌片部分を前記長折曲げ片に向
って斜めに延設させている板状ばね部材とからなる接触
子と、この接触子が内設されるホルダとを備え、板状ば
ね部材の一部に、導電板の基端部での電線挿通孔に対向
して第2の電線挿通孔を設け、かつホルダを、これらの
電線挿通孔によって接触子を貫通した電線の剥離部先端
が外部から目視可能な透過性を有する耐熱絶縁性の合成
樹脂材によって形成したものである。
【0015】
【作用】本考案によれば、接続すべき電線の差込み端で
の被覆を剥し、その剥離部をホルダの差込み口から差込
み、このホルダ内に内設した接触子の導電板に対し板状
ばね部材における短冊状の舌片で圧接挾持することによ
り、他の電線との電気的接続を行なえる。また、この電
線の差込み時において、差込まれた電線が接触子にて圧
接挾持された状態で接触子を貫通したときに、その電線
の剥離部先端を、ホルダを通して目視にて確認すること
により、電線の差込み確認をホルダ外部から行なえる。
の被覆を剥し、その剥離部をホルダの差込み口から差込
み、このホルダ内に内設した接触子の導電板に対し板状
ばね部材における短冊状の舌片で圧接挾持することによ
り、他の電線との電気的接続を行なえる。また、この電
線の差込み時において、差込まれた電線が接触子にて圧
接挾持された状態で接触子を貫通したときに、その電線
の剥離部先端を、ホルダを通して目視にて確認すること
により、電線の差込み確認をホルダ外部から行なえる。
【0016】
【実施例】図1ないし図5は本考案に係る差込み型コネ
クタの一実施例を示し、これらの図において、本実施例
では、三本の電線1を接続するタイプを示している。な
お、これらの電線1としては、一般には単芯電線が用い
られ、またそれぞれの接続端であるコネクタへの差込み
端は、周知の通り、絶縁被覆1aを剥すことによる剥離
部2として準備される。
クタの一実施例を示し、これらの図において、本実施例
では、三本の電線1を接続するタイプを示している。な
お、これらの電線1としては、一般には単芯電線が用い
られ、またそれぞれの接続端であるコネクタへの差込み
端は、周知の通り、絶縁被覆1aを剥すことによる剥離
部2として準備される。
【0017】全体を符号10で示す差込み型コネクタ
は、図1〜図4から明らかなように、略筐体形状を呈す
るようにして耐熱絶縁性の合成樹脂材によって一体に形
成されているホルダ11と、このホルダ11の電線差込
み端側に開口されている開口端を閉塞するようにホルダ
11と同様に耐熱絶縁性の合成樹脂材により形成されて
いるキャップ12を備え、このキャップ12に前記電線
1の剥離部2が適宜差し込まれる三個の電線差込み口1
3が形成されている。
は、図1〜図4から明らかなように、略筐体形状を呈す
るようにして耐熱絶縁性の合成樹脂材によって一体に形
成されているホルダ11と、このホルダ11の電線差込
み端側に開口されている開口端を閉塞するようにホルダ
11と同様に耐熱絶縁性の合成樹脂材により形成されて
いるキャップ12を備え、このキャップ12に前記電線
1の剥離部2が適宜差し込まれる三個の電線差込み口1
3が形成されている。
【0018】なお、キャップ12は、ホルダ11の開口
端に嵌め込まれた状態で適宜の抜け止め手段15(係合
突起15aおよび係合穴15b)にて係止され、一体化
して構成されている。さらに、キャップ12に形成され
る電線差込み口13は外方端側が大径な略ラッパ形状に
て形成され、電線1の差込みが容易に行なえるような形
状となっている。ここで、本実施例では、図4から明ら
かなように、キャップ12の一側に一個の係合突起15
aを、他側に二個の係合突起15a,15aを、位置を
ずらして形成しており、ホルダ11内に接触子20(後
述する)を組込んだ状態でのキャップ12の組付け時の
逆組付けを防止できるようになっている。
端に嵌め込まれた状態で適宜の抜け止め手段15(係合
突起15aおよび係合穴15b)にて係止され、一体化
して構成されている。さらに、キャップ12に形成され
る電線差込み口13は外方端側が大径な略ラッパ形状に
て形成され、電線1の差込みが容易に行なえるような形
状となっている。ここで、本実施例では、図4から明ら
かなように、キャップ12の一側に一個の係合突起15
aを、他側に二個の係合突起15a,15aを、位置を
ずらして形成しており、ホルダ11内に接触子20(後
述する)を組込んだ状態でのキャップ12の組付け時の
逆組付けを防止できるようになっている。
【0019】20は前記ホルダ11内でキャップ12に
より閉塞して形成されている内部空間14内に配設され
各電線剥離部2を圧接挾持することにより他の電線(図
示せず)との電気的接続を行なう接触子で、この接触子
20は、図1〜図3から明らかなように、たとえばすず
メッキ等を施した銅板等といった導電性板材を略コ字状
を呈するように折曲げ形成している導電板21と、この
導電板21に対し一体的に組付け保持され導電板21と
の間で電線剥離部2を圧接して挾持し他の電線との電気
的接続を行なうための板状ばね部材22とから構成され
ている。
より閉塞して形成されている内部空間14内に配設され
各電線剥離部2を圧接挾持することにより他の電線(図
示せず)との電気的接続を行なう接触子で、この接触子
20は、図1〜図3から明らかなように、たとえばすず
メッキ等を施した銅板等といった導電性板材を略コ字状
を呈するように折曲げ形成している導電板21と、この
導電板21に対し一体的に組付け保持され導電板21と
の間で電線剥離部2を圧接して挾持し他の電線との電気
的接続を行なうための板状ばね部材22とから構成され
ている。
【0020】そして、本実施例によれば、導電板21と
板状ばね部材22とは、図1〜図3に示されるような形
状で形成され、一体的に組立てられることにより、接触
子20を形成している。
板状ばね部材22とは、図1〜図3に示されるような形
状で形成され、一体的に組立てられることにより、接触
子20を形成している。
【0021】すなわち、前記導電板21は、図1や図3
から明らかな通り、電線剥離部2が挿通されるように前
記電線差込み口13に対応する複数個(三個)の電線挿
通孔25が穿設されている基端部26とその両端縁から
電線差込み方向に折曲げられた長、短折曲げ片27,2
8とによって、全体が略コ字状を呈するように形成され
ている。
から明らかな通り、電線剥離部2が挿通されるように前
記電線差込み口13に対応する複数個(三個)の電線挿
通孔25が穿設されている基端部26とその両端縁から
電線差込み方向に折曲げられた長、短折曲げ片27,2
8とによって、全体が略コ字状を呈するように形成され
ている。
【0022】ここで、図中29は長折曲げ片27におい
て前記各電線挿通孔25の中心部分がV字状の案内溝2
9a(図5参照)となるように膨出して形成された複数
の凸部である。これらの凸部29は、これら凸部29,
29間の溝部に沿って前記電線挿通孔25を介して電線
剥離部2が挿通され、後述する板状ばね部材22の舌片
で圧接されたときに、導電板21に対しての電線剥離部
25との接触部分を増大させ、電気的な接続状態を確実
に行わせるためのものである。
て前記各電線挿通孔25の中心部分がV字状の案内溝2
9a(図5参照)となるように膨出して形成された複数
の凸部である。これらの凸部29は、これら凸部29,
29間の溝部に沿って前記電線挿通孔25を介して電線
剥離部2が挿通され、後述する板状ばね部材22の舌片
で圧接されたときに、導電板21に対しての電線剥離部
25との接触部分を増大させ、電気的な接続状態を確実
に行わせるためのものである。
【0023】一方、板状ばね部材22は、図1や図3か
ら明らかな通り、一端側に前記導電板21の長折曲げ部
27先端に掛け止めされる掛け止め片30を有するとと
もに、他端側で短冊状に形成されて電線圧接片となる複
数の舌片31を有する部分が、前記導電板21の短折曲
げ片28の角部内側に折返し部32を係合させた状態で
斜め下方に傾斜して延在されるように構成されている。
ら明らかな通り、一端側に前記導電板21の長折曲げ部
27先端に掛け止めされる掛け止め片30を有するとと
もに、他端側で短冊状に形成されて電線圧接片となる複
数の舌片31を有する部分が、前記導電板21の短折曲
げ片28の角部内側に折返し部32を係合させた状態で
斜め下方に傾斜して延在されるように構成されている。
【0024】ここで、本実施例では、この板状ばね部材
22は、前記掛け止め片30を一端縁に有する部分を、
電線差込み方向に直交する方向に立設した後、電線差込
み方向に向って折曲げて前記折返し部32に至るような
全体略台形形状を呈する形状で形成されている。
22は、前記掛け止め片30を一端縁に有する部分を、
電線差込み方向に直交する方向に立設した後、電線差込
み方向に向って折曲げて前記折返し部32に至るような
全体略台形形状を呈する形状で形成されている。
【0025】すなわち、図中33は電線差込み方向に直
交する壁部で、この壁部33には、前記導電板基端部2
6の電線挿通孔25と対向する第2の電線挿通孔34が
形成され、これによって電線剥離部2は、これら導電板
21および板状ばね部材22からなる接触子20を貫通
するように構成され、このとき電線剥離部2は接触子2
0内で適切な電気的接続状態が得られるようになってい
る。また、図中35は前記壁部33から折返し部32に
向って電線差込み方向に向って延設されている弾性片部
である。
交する壁部で、この壁部33には、前記導電板基端部2
6の電線挿通孔25と対向する第2の電線挿通孔34が
形成され、これによって電線剥離部2は、これら導電板
21および板状ばね部材22からなる接触子20を貫通
するように構成され、このとき電線剥離部2は接触子2
0内で適切な電気的接続状態が得られるようになってい
る。また、図中35は前記壁部33から折返し部32に
向って電線差込み方向に向って延設されている弾性片部
である。
【0026】このような導電板21と板状ばね部材22
とは、導電板21の長折曲げ片27の先端に、ばね部材
22の掛け止め片30が掛け止められるとともに、折返
し部32部分が、短折曲げ片28側に係合保持され、か
つ複数の舌片31が長折曲げ片27側に所定の弾性力を
もって圧接されることにより、一体的に組合わせられた
状態で組立てられている。すなわち、このような接触子
20は、単純な折曲げ加工によって得られる二部材の組
合わせで、安定して組み合わせられている。
とは、導電板21の長折曲げ片27の先端に、ばね部材
22の掛け止め片30が掛け止められるとともに、折返
し部32部分が、短折曲げ片28側に係合保持され、か
つ複数の舌片31が長折曲げ片27側に所定の弾性力を
もって圧接されることにより、一体的に組合わせられた
状態で組立てられている。すなわち、このような接触子
20は、単純な折曲げ加工によって得られる二部材の組
合わせで、安定して組み合わせられている。
【0027】また、前記ホルダ11において、その内壁
部には、段差部40,40が形成され、このホルダ11
内への前記接触子20の奥側での組込み位置を規定する
ように構成されている。さらに、このホルダ11内に組
み込まれた接触子20の手前側は、ホルダ11の開口端
に嵌合して係止されるキャップ12の内方端で係止さ
れ、これにより接触子40は、ホルダ11内での動きを
拘束され、がた付きのない状態で組込み配置されてい
る。
部には、段差部40,40が形成され、このホルダ11
内への前記接触子20の奥側での組込み位置を規定する
ように構成されている。さらに、このホルダ11内に組
み込まれた接触子20の手前側は、ホルダ11の開口端
に嵌合して係止されるキャップ12の内方端で係止さ
れ、これにより接触子40は、ホルダ11内での動きを
拘束され、がた付きのない状態で組込み配置されてい
る。
【0028】このような構成とすると、電線剥離部2を
コネクタ10のホルダ11内に差込み、接触子20を構
成する導電板21と板状ばね部材22との間で圧接挾持
する際に、接触子20ががた付かないので、電線剥離部
2を差し込んだときの差込み操作が簡単で、しかも所定
の圧接挾持状態を得ることが可能となる。
コネクタ10のホルダ11内に差込み、接触子20を構
成する導電板21と板状ばね部材22との間で圧接挾持
する際に、接触子20ががた付かないので、電線剥離部
2を差し込んだときの差込み操作が簡単で、しかも所定
の圧接挾持状態を得ることが可能となる。
【0029】特に、上述した接触子20では、導電板2
1と板状ばね部材22において電線剥離部2を貫通させ
る電線挿通孔25,34が形成されており、電線剥離部
2は接触子20を貫通した状態で差し込まれるため、舌
片31を有する板状ばね部材22等をホルダ11内で必
要以上に押圧することがなく、各部の過度の変形を生じ
ることはなく、寿命の面で有利である。
1と板状ばね部材22において電線剥離部2を貫通させ
る電線挿通孔25,34が形成されており、電線剥離部
2は接触子20を貫通した状態で差し込まれるため、舌
片31を有する板状ばね部材22等をホルダ11内で必
要以上に押圧することがなく、各部の過度の変形を生じ
ることはなく、寿命の面で有利である。
【0030】また、このような接触子20において、板
状ばね部材22の短冊状の舌片31は、導電板21の長
折曲げ片27内側面に沿って差し込まれてくる電線剥離
部2に弾撥力を与えた状態で喰い込み、この電線剥離部
2を長折曲げ片27上に圧接して電気的接続状態を確保
するとともに、抜け出しを防ぐことができる。
状ばね部材22の短冊状の舌片31は、導電板21の長
折曲げ片27内側面に沿って差し込まれてくる電線剥離
部2に弾撥力を与えた状態で喰い込み、この電線剥離部
2を長折曲げ片27上に圧接して電気的接続状態を確保
するとともに、抜け出しを防ぐことができる。
【0031】一方、本実施例では、キャップ12の差込
み側の前面部分に、図1〜図4から明らかなように、電
線1のコネクタ10内に差し込まれる剥離部2の長さの
目安となるチェック用凹溝部41を凹設して形成するよ
うにしている。このような構成によれば、この種の差込
み型コネクタ10で接続する電線1の差込み端部分での
被覆除去長さを、略一定の値に決めることができ、これ
に合わせて被覆1aの剥し量を調整し、その後にコネク
タ10内に差し込むとよいものである。
み側の前面部分に、図1〜図4から明らかなように、電
線1のコネクタ10内に差し込まれる剥離部2の長さの
目安となるチェック用凹溝部41を凹設して形成するよ
うにしている。このような構成によれば、この種の差込
み型コネクタ10で接続する電線1の差込み端部分での
被覆除去長さを、略一定の値に決めることができ、これ
に合わせて被覆1aの剥し量を調整し、その後にコネク
タ10内に差し込むとよいものである。
【0032】従来このようなチェック用凹溝部41は、
ホルダ11の側面部等に設けられるのが一般的であった
が、このような場合には、電線1の差込み時に、コネク
タ10を持ち替えて長さ調整を行なう必要があり、煩雑
さを避けれないものであった。本実施例構造では、差込
み面を向けた状態のままで、電線1の剥離部2長さ調整
や差込みを行なえるもので、その実用上での利点は大き
い。
ホルダ11の側面部等に設けられるのが一般的であった
が、このような場合には、電線1の差込み時に、コネク
タ10を持ち替えて長さ調整を行なう必要があり、煩雑
さを避けれないものであった。本実施例構造では、差込
み面を向けた状態のままで、電線1の剥離部2長さ調整
や差込みを行なえるもので、その実用上での利点は大き
い。
【0033】さて、本考案によれば、上述したようなコ
ネクタ10において、ホルダ11内に組込む接触子20
を構成する導電板21と板状ばね部材22との間で圧接
挾持される電線剥離部2が貫通するように、電線差込み
方向を遮るように配置される導電板21の基端部26と
板状ばね部材22の壁部33とに、第1、第2の電線挿
通孔25,34を形成し、これにより貫通状態で保持で
きるように構成し、さらに前記ホルダ11を内部が目視
にて確認できるような透過性を有する合成樹脂材で形成
したところを特徴としている。
ネクタ10において、ホルダ11内に組込む接触子20
を構成する導電板21と板状ばね部材22との間で圧接
挾持される電線剥離部2が貫通するように、電線差込み
方向を遮るように配置される導電板21の基端部26と
板状ばね部材22の壁部33とに、第1、第2の電線挿
通孔25,34を形成し、これにより貫通状態で保持で
きるように構成し、さらに前記ホルダ11を内部が目視
にて確認できるような透過性を有する合成樹脂材で形成
したところを特徴としている。
【0034】このような構成によれば、接続すべき電線
1の差込み端での被覆を剥し、その剥離部2をキャップ
12の差込み口13から差込み、ホルダ11内に内設し
た接触子20の導電板21に対し板状ばね部材22にお
ける短冊状の舌片31で圧接挾持することで他の電線1
との電気的接続を行なえるとともに、この差込み時にお
いて、差込まれた電線1が接触子20にて圧接挾持され
た状態で接触子20を貫通したときに、その電線1の剥
離部2先端を、図1や図2から明らかなように、透過性
を有するホルダ11を通して目視にて確認でき、電線1
の差込み確認をホルダ11の外部から簡単かつ確実に行
なえる。
1の差込み端での被覆を剥し、その剥離部2をキャップ
12の差込み口13から差込み、ホルダ11内に内設し
た接触子20の導電板21に対し板状ばね部材22にお
ける短冊状の舌片31で圧接挾持することで他の電線1
との電気的接続を行なえるとともに、この差込み時にお
いて、差込まれた電線1が接触子20にて圧接挾持され
た状態で接触子20を貫通したときに、その電線1の剥
離部2先端を、図1や図2から明らかなように、透過性
を有するホルダ11を通して目視にて確認でき、電線1
の差込み確認をホルダ11の外部から簡単かつ確実に行
なえる。
【0035】なお、本考案は上述した実施例構造に限定
されず、接触子20を構成する導電板21や板状ばね部
材22を始めとする各部の形状、構造等を、適宜変形、
変更することは自由で、差込み型コネクタ10を構成す
るホルダ11やキャップ12等の形状、構造として種々
の変形例が考えられよう。たとえば、前述した実施例で
は、ホルダ11の開口端を閉塞するようにキャップ12
を設けているが、接触子20自体を、ホルダ11内に抜
け止め状態で収納保持させ得る構造であれば、このよう
なキャップ12を省略してもよい。
されず、接触子20を構成する導電板21や板状ばね部
材22を始めとする各部の形状、構造等を、適宜変形、
変更することは自由で、差込み型コネクタ10を構成す
るホルダ11やキャップ12等の形状、構造として種々
の変形例が考えられよう。たとえば、前述した実施例で
は、ホルダ11の開口端を閉塞するようにキャップ12
を設けているが、接触子20自体を、ホルダ11内に抜
け止め状態で収納保持させ得る構造であれば、このよう
なキャップ12を省略してもよい。
【0036】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る差込み
型コネクタによれば、複数の電線挿通孔を有する基端部
とその両端縁から折曲げられた長、短折曲げ片によって
略コ字状を呈するように折曲げ形成された導電板と、そ
の長折曲げ片に一端側が掛け止めされるとともに短折曲
げ片の内側に係合する他端側から短冊状に形成された複
数の舌片部分を前記長折曲げ片に向って斜めに延設させ
ている板状ばね部材とからなる接触子と、この接触子が
内設されるホルダとを備え、板状ばね部材の一部に、導
電板の基端部での電線挿通孔に対向して第2の電線挿通
孔を設け、かつホルダを、これらの電線挿通孔によって
接触子を貫通した電線の剥離部先端が外部から目視可能
な透過性を有する耐熱絶縁性の合成樹脂材によって形成
するようにしたので、簡単かつ安価な構成にもかかわら
ず、以下に列挙する実用上種々優れた効果がある。
型コネクタによれば、複数の電線挿通孔を有する基端部
とその両端縁から折曲げられた長、短折曲げ片によって
略コ字状を呈するように折曲げ形成された導電板と、そ
の長折曲げ片に一端側が掛け止めされるとともに短折曲
げ片の内側に係合する他端側から短冊状に形成された複
数の舌片部分を前記長折曲げ片に向って斜めに延設させ
ている板状ばね部材とからなる接触子と、この接触子が
内設されるホルダとを備え、板状ばね部材の一部に、導
電板の基端部での電線挿通孔に対向して第2の電線挿通
孔を設け、かつホルダを、これらの電線挿通孔によって
接触子を貫通した電線の剥離部先端が外部から目視可能
な透過性を有する耐熱絶縁性の合成樹脂材によって形成
するようにしたので、簡単かつ安価な構成にもかかわら
ず、以下に列挙する実用上種々優れた効果がある。
【0037】すなわち、本考案によれば、接続すべき電
線の差込み端での被覆を剥してホルダの差込み口から差
込んで接触子により圧接挾持することで、他の電線との
電気的接続を簡単かつ確実に行なえる。
線の差込み端での被覆を剥してホルダの差込み口から差
込んで接触子により圧接挾持することで、他の電線との
電気的接続を簡単かつ確実に行なえる。
【0038】また、本考案によれば、この電線剥離部の
差込み時において、差込まれた電線が接触子にて圧接挾
持された状態で接触子を貫通したときに、その電線の剥
離部先端を、透過性を有するホルダを通して目視にて確
認することにより、電線の差込み確認を、ホルダ外部か
ら簡単かつ確実に行なえる。
差込み時において、差込まれた電線が接触子にて圧接挾
持された状態で接触子を貫通したときに、その電線の剥
離部先端を、透過性を有するホルダを通して目視にて確
認することにより、電線の差込み確認を、ホルダ外部か
ら簡単かつ確実に行なえる。
【0039】さらに、本考案によれば、電線同士の電気
的接続を簡単に行なえる接触子を構成する導電板と板状
ばね部材とを、単純な折曲げ加工と組み合わせ作業によ
って得られるもので、しかも板状ばね部材の舌片の電線
剥離部への所要の圧接力による喰い込み、圧接状態によ
り、電線の電気的接続を所要の状態で行なえ、電気的接
続の確実さ、適切な喰い込みによる抜け止めという要請
に満足し得る。
的接続を簡単に行なえる接触子を構成する導電板と板状
ばね部材とを、単純な折曲げ加工と組み合わせ作業によ
って得られるもので、しかも板状ばね部材の舌片の電線
剥離部への所要の圧接力による喰い込み、圧接状態によ
り、電線の電気的接続を所要の状態で行なえ、電気的接
続の確実さ、適切な喰い込みによる抜け止めという要請
に満足し得る。
【図1】本考案に係る差込み型コネクタの一実施例を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図2】図1に示した差込み型コネクタの概略平面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示した差込み型コネクタの概略分解斜視
図である。
図である。
【図4】図1に示した差込み型コネクタにおけるキャッ
プの概略正面図である。
プの概略正面図である。
【図5】図1に示した差込み型コネクタで用いた接触子
での要部断面図である。
での要部断面図である。
1 電線 2 電線剥離部 10 差込み型コネクタ 11 ホルダ 12 キャップ 13 電線差込み口 20 接触子 21 導電板 22 板状ばね部材 25 電線挿通孔 26 基端部 27 長折曲げ片 28 短折曲げ片 29 凸部 29a 案内溝 30 掛け止め片 31 舌片 32 折返し部 33 壁部 34 電線挿通孔 35 弾性片部 40 段差部 41 チェック用凹溝部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の電線挿通孔を有する基端部とその
両端縁から折曲げられた長、短折曲げ片とによって略コ
字状を呈するように折曲げ形成された導電板と、この導
電板の長折曲げ片に一端側が掛け止めされるとともに前
記短折曲げ片の内側に係合する他端側から短冊状に形成
された複数の舌片部分を前記長折曲げ片に向って斜めに
延設させている板状ばね部材とからなる接触子と、 この接触子が内設されるホルダとを備え、 前記板状ばね部材の一部に、前記導電板の基端部での電
線挿通孔に対向して第2の電線挿通孔を設け、 かつ前記ホルダを、これらの電線挿通孔によって接触子
を貫通した電線の剥離部先端が外部から目視可能な透過
性を有する耐熱絶縁性の合成樹脂材によって形成したこ
とを特徴とする差込み型コネクタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3346893U JP2561030Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 差込み型コネクタ |
EP93116091A EP0616386A3 (en) | 1993-03-18 | 1993-10-05 | Plug-in connector. |
US08/133,649 US5454730A (en) | 1993-03-18 | 1993-10-07 | Plug-in connector |
KR93023484U KR0110167Y1 (en) | 1993-03-18 | 1993-11-10 | Plug-in connector |
CN94103015A CN1044949C (zh) | 1993-03-18 | 1994-03-15 | 插塞连接器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3346893U JP2561030Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 差込み型コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688058U JPH0688058U (ja) | 1994-12-22 |
JP2561030Y2 true JP2561030Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12387386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3346893U Expired - Lifetime JP2561030Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-05-31 | 差込み型コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561030Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4085680B2 (ja) * | 2002-04-12 | 2008-05-14 | 松下電工株式会社 | 配線装置 |
DE102009050367A1 (de) * | 2009-10-22 | 2011-04-28 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Federkraftanschlussklemme |
DE102013101408B4 (de) * | 2013-02-13 | 2021-01-14 | Wago Verwaltungsgesellschaft Mbh | Federkraftklemmelement und Verbindungsklemme |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP3346893U patent/JP2561030Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688058U (ja) | 1994-12-22 |
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JPH0566879U (ja) | 差込み型コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |