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JP2560671Y2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JP2560671Y2
JP2560671Y2 JP7894891U JP7894891U JP2560671Y2 JP 2560671 Y2 JP2560671 Y2 JP 2560671Y2 JP 7894891 U JP7894891 U JP 7894891U JP 7894891 U JP7894891 U JP 7894891U JP 2560671 Y2 JP2560671 Y2 JP 2560671Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
board
battery holder
main body
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7894891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0531723U (ja
Inventor
広貴 更科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP7894891U priority Critical patent/JP2560671Y2/ja
Publication of JPH0531723U publication Critical patent/JPH0531723U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2560671Y2 publication Critical patent/JP2560671Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Cookers (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、本体内に電子制御装
置が組み込まれた加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱調理器としての例えば炊飯器におい
ては、その本体内に電子制御装置が組み込まれ、ユーザ
の操作による入力情報に基づいてこの電子制御装置によ
りヒータが制御されるようになっている。
【0003】電子制御装置は、PC基板にマイクロコン
ピュータやトランジスタなどの各種の電子部品を配設し
て構成され、ユーザの操作による入力情報をマイクロコ
ンピュータ内のメモリが記憶し、この記憶に基づいてヒ
ータが制御され、また前記PC基板にはバッテリーホル
ダが設けられ、このバッテリーホルダ内に前記メモリに
対するバックアップ用、つまり停電が発生した際に前記
メモリの記憶内容が消失しないようにメモリを電気的に
保護するバッテリーが着脱可能に収納されている。そし
てPC基板は炊飯器の本体内にほぼ垂直に支持され、前
記バッテリーホルダがこのPC基板の板上のほぼ中央部
に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】バックアップ用のバッ
テリーはその寿命が通常4〜5年であり、したがって寿
命が尽きた際には、バッテリーをバッテリーホルダ内か
らその周縁側に抜き取って新たなものと交換する必要が
ある。ところが従来においては、バッテリーホルダがP
C基板のほぼ中央部に配置しており、このためバッテリ
ーを抜き取る際に、バッテリーがその周囲の電子部品に
接触して抜き取りにくく、またその接触で電子部品にダ
メージを与えてしまう恐れがある。
【0005】さらに、使用途中においてバッテリーから
電解液が漏出するようなことがあると、この電解液がバ
ッテリーホルダの下方に流れ出してその下方の電子部品
に触れてその電子部品に悪影響を及ぼしてしまう。
【0006】この考案はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、バッテリーの交換
の作業をPC基板の電子部品にダメージを与えることな
く容易にかつ円滑に行なえ、またバッテリーから電解液
が漏出するようなことがあっても、その電解液の影響が
電子部品に及ぶことがないようにした加熱調理器を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案はこのような目
的を達成するために、熱源としてのヒータを備える加熱
調理器の本体内に、そのヒータの制御用の電子制御装置
が設けられたものにおいて、前記電子制御装置は前記本
体内の下部に非水平状態に設けられたPC基板と、この
PC基板に配設された各種の電子部品およびバッテリー
ホルダと、前記バッテリーホルダ内に挿脱可能に収納さ
れた前記電子部品に対するバックアップ用のバッテリー
とを備え、前記バッテリーホルダはその周縁の一部に前
記バッテリーの抜き差し用の挿脱部を有し、このバッテ
リーホルダをPC基板の板上の下辺部に配置し、かつ前
記挿脱部が前記下辺部に隣接するPC基板の縁部に向く
状態に設るようにしたものである。
【0008】
【作用】バッテリーを交換する場合には、まずバッテリ
ーホルダ内のバッテリーを指先などで図1に鎖線で示す
矢印方向にスライドさせて挿脱部から抜き取る。バッテ
リーホルダはPC基板の板上の下辺部に配置し、挿脱部
がその下辺部に隣接するPC基板の縁部に向いているか
ら、バッテリーの抜き取り方向が電子部品の配置しない
空位部分となり、このためバッテリーを抜き取る際にバ
ッテリーが電子部品に接触するようなことがなく、した
がってその作業を容易に円滑に行なうことができ、また
電子部品にダメージを与えるようなこともない。
【0009】バッテリーを抜き取ったのちには、新たな
バッテリーをその抜き取り時と同一の経路を通して挿脱
部からバッテリーホルダ内に挿入するわけであるが、こ
の際にも前記経路中に電子部品が配置しないからその作
業を容易に円滑に行なうことができる。
【0010】バッテリーホルダ内のバッテリーに電解液
漏れが生じたような場合には、この電解液がバッテリー
ホルダの下方に垂れ流れるが、バッテリーホルダがPC
基板の板上の下辺部に配置していることから、その下方
に電子部品が配置せず、したがって電解液が電子部品に
触れて悪影響を及ぼすようなことがない。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0012】図3に加熱調理器としての炊飯器を示し、
1が本体で、この本体1の上部に、ポリプロピレンなど
の耐熱性の良好な合成樹脂で形成された環状枠2が取り
付けられ、この環状枠2の上にヒンジシャフト3を介し
て回動自在に蓋体4が枢着されている。この蓋体4は前
記ヒンジシャフト3の反対側においてロック機構6によ
り環状枠2に係止され、そのロック機構6の解除用の操
作ボタン7が環状枠2の前面に設けられている。
【0013】本体1の内部には有底筒状の内枠8が設け
られ、この内枠8の上端縁が前記環状枠2の内周部に係
止されている。内枠8の内底部には炊飯用のヒータ9
が、内枠8の外周部には保温用のヒータ10がそれぞれ
設けられ、また内枠8の内部にその上端の開口部から炊
飯用の鍋11が挿脱自在に収納されている。そしてこの
鍋11内に水洗いした所要量の米と水を収容し、この米
と水を前記ヒータ9,10で加熱して炊飯を行ない、炊
飯後に炊飯用のヒータ9の通電が切れ、保温用のヒータ
10により炊き上がった飯が保温されるものである。
【0014】本体1の前面側の内部には、操作ユニット
15が設けられ、この操作ユニット15は、図1および
図2に示すように、ユニットケース16の上部に操作部
17を、下部に電子制御装置18をそれぞれ設けて一体
的に構成され、前記電子制御装置18が本体1内の下部
に配置するように支持されている。
【0015】操作部17の上端部には操作パネル19が
設けられ、この操作パネル19の表面に炊飯動作入力
用、保温動作入力用、タイマ動作入力用などの複数の操
作ボタン20…およびその各動作の表示用の複数の表示
ランプ21…が配設されている。そしてこの操作パネル
19は、環状枠2に形成された開口部22内に嵌着して
その表面が外部に露出し、この露出部分に表示シート2
3が貼り付けられている。
【0016】電子制御装置18は、ユニットケース16
の前面に非水平状態に、例えばほぼ垂直に起立する状態
に取り付けられたPC基板25と、このPC基板25に
配設されたメモリ内蔵のマイクロコンピュータ26、リ
レー27、トライアック28、トランジスタ29、コン
デンサ30、トランス31、ブザー32などの各種の電
子部品およびバッテリーホルダ35と、前記バッテリー
ホルダ35内に挿脱可能に収納されたバックアップ用の
小型のバッテリー36とで構成されている。
【0017】前記バッテリーホルダ35は偏平な円形状
に形成され、その周縁の一部にバッテリー36の抜き差
し用の挿脱部37が形成されている。そしてこのバッテ
リーホルダ35はPC基板25の板上の下辺部に配置
し、かつ挿脱部37がその下辺部に隣接するPC基板2
5の縁部に向くように設けられている。すなわち例えば
図1に示すように、PC基板25を前面から見たときに
その右側下辺部となる位置にバッテリーホルダ35が配
置し、かつ挿脱部37がそのPC基板25の下縁部に向
くように設けられている。
【0018】このような構成において、バッテリー36
を交換する場合には、まずバッテリーホルダ35内のバ
ッテリー36を指先などで図1に鎖線で示す矢印方向に
スライドさせて挿脱部37から抜き取る。バッテリーホ
ルダ35はPC基板25の板上の下辺部に配置し、その
挿脱部37がその下辺部に隣接するPC基板25の下縁
部に向いているから、バッテリー36の抜き取り方向が
電子部品の配置しない空位部分となり、このためバッテ
リー36を抜き取る際にバッテリー36が電子部品に接
触するようなことがなく、したがってその作業を容易に
円滑に行なうことができ、また電子部品にダメージを与
えるようなこともない。
【0019】バッテリー36を抜き取ったのちには、新
たなバッテリー36をその抜き取り時と同一の経路を通
して挿脱部37からバッテリーホルダ35内に挿入する
わけであるが、この際にも前記経路中に電子部品が配置
しないからその作業を容易に円滑に行なうことができ
る。
【0020】バッテリーホルダ35内のバッテリー36
に電解液漏れが生じたような場合には、この電解液がバ
ッテリーホルダ35の下方に垂れ流れるが、バッテリー
ホルダ35がPC基板25の板上の下辺部に配置してい
ることから、その下方に電子部品が配置せず、したがっ
て電解液が電子部品に触れるようなことがなく、このた
め電子部品に悪影響が及ぶようなことがない。
【0021】ところで、炊飯器の本体1内にはヒータ
9,10が配置しており、したがってこれらヒータ9,
10の発熱時には本体1内の上部に向かって熱気が上昇
するが、前記電子制御装置18は本体1内の下部に配置
しており、このため電子制御装置18がその上昇熱気の
影響を受けることが少なく、その影響による電子部品の
熱劣化などの発生を避けることができる。
【0022】なお、前記実施例にいては、PC基板25
の下辺部に設けたバッテリーホルダ35の挿脱部36が
その下辺部に隣接するPC基板25の下縁部に向く姿勢
となるようにしたが、その挿脱部36が例えば図1にお
ける前記下辺部と隣接する右側縁部に向くような姿勢と
してもよい。またPC基板25の姿勢としては、ほぼ垂
直に起立する姿勢の場合に限らず、斜めに大きく傾斜す
るような場合であってもよい。
【0023】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案によれば、バ
ッテリーの交換の作業をPC基板の電子部品にダメージ
を与えることなく容易にかつ円滑に行なえ、またバッテ
リーから電解液が漏出するようなことがあっても、その
電解液の影響が電子部品に及ばず、さらに本体内の上昇
熱気の影響を抑えて電子部品に熱劣化が発生するような
ことを避けることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による加熱調理器の本体内
に設けられた電子制御装置の正面図。
【図2】その電子制御装置の側面図。
【図3】その加熱調理器の側面図。
【符号の説明】
1…本体 9…ヒータ 10…ヒータ 18…電子制御装置 25…PC基板 35…バッテリーホルダ 36…バッテリー 37…挿脱部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源としてのヒータを備える加熱調理器
    の本体内に、そのヒータの制御用の電子制御装置が設け
    られたものにおいて、前記電子制御装置は前記本体内の
    下部に非水平状態に設けられたPC基板と、このPC基
    板に配設された各種の電子部品およびバッテリーホルダ
    と、前記バッテリーホルダ内に挿脱可能に収納された前
    記電子部品に対するバックアップ用のバッテリーとを備
    え、前記バッテリーホルダはその周縁の一部に前記バッ
    テリーの抜き差し用の挿脱部を有し、このバッテリーホ
    ルダがPC基板の板上の下辺部に配置し、かつ前記挿脱
    部が前記下辺部に隣接するPC基板の縁部に向く状態に
    設けられていることを特徴とする加熱調理器。
JP7894891U 1991-09-30 1991-09-30 加熱調理器 Expired - Fee Related JP2560671Y2 (ja)

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JPH0531723U JPH0531723U (ja) 1993-04-27
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