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JP2559722Y2 - メカトロニクス教育実験装置 - Google Patents

メカトロニクス教育実験装置

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Publication number
JP2559722Y2
JP2559722Y2 JP1993048427U JP4842793U JP2559722Y2 JP 2559722 Y2 JP2559722 Y2 JP 2559722Y2 JP 1993048427 U JP1993048427 U JP 1993048427U JP 4842793 U JP4842793 U JP 4842793U JP 2559722 Y2 JP2559722 Y2 JP 2559722Y2
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Japan
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unit
circuit
mechatronics
learner
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JP1993048427U
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一男 神崎
晴久 川崎
豪 佐藤
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Kanazawa Institute of Technology (KIT)
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Kanazawa Institute of Technology (KIT)
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Publication date
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Priority to GB9417842A priority patent/GB2281653B/en
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  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、学校等におけるメカト
ロニクス教育において有用なメカトロニクス教育実験装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メカトロニクスは機械,電気電子,コン
ピュータを含む総合技術であり、これらの技術は、体験
的な学習により、効果的に修得すべきことが望まれる。
【0003】従来のメカトロニクス教育機器は、駆動制
御回路をコンパクトに詰め込んだ構成となっており、コ
ンピュータから情報を送って機器を動かすようになって
いる。また、自動制御機器は、パネルにブロック線図が
描かれ、可変抵抗器などのダイヤルを回して機械を動か
すような構成のものが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、駆動制
御回路をコンパクトに詰め込んでメカトロニクス教育機
器を構成した場合、初心者にその機能を理解させること
は困難である。また、パネルにブロック線図が描かれ可
変抵抗器などのダイヤルを回して機械を動かす形式の自
動制御機器では、機械が動くまでの過程も見たり触れた
りすることができ、具体的に理解することのできるもの
ではない。
【0005】このため従来のメカトロニクス教育機器で
は、その教育の効果が、これら教育機器を用いない単な
る講義による場合と、あまり変わらなかった。
【0006】そこで、本考案の目的は、上記課題を解決
し、ブロック内部の構成までが視覚的に認識でき、か
つ、ブロック間の接続切断が自在で動作を容易に理解し
うるメカトロニクス教育実験装置を提供すること、ま
た、実験中における安全も十分に確保し得るメカトロニ
クス教育実験装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のメカトロニクス教育実験装置は、駆動回路
ユニット及びフィードバックユニットを、それぞれのユ
ニツト盤上に、自動制御のブロック図のブロックに対応
させた回路基板(12〜18;22〜26)を信号の流
れに従って配設したもので構成し、各回路基板上には、
信号の流れ方向に見て基板の上流端部と下流端部とに設
けた学習者に操作を許す入出力端子(1,3,4)を除
き、学習者が触れることを禁止する基板中間領域を覆う
大きさの透明板(107)を設け、上記各回路基板の学
習者が触れることを禁止する入出力端子(7,8,9,
a)には予め配線を施し、学習者に操作を許す入出力端
子(1,3,4)間のみを学習時に接続線(L1〜L
6)で接続可能とした構成のものである(請求項1)。
【0008】さらに、コンピュータ及び電源を除く部分
を、駆動回路ユニット(10)、フィードバックユニッ
ト(20)及び運動機構ユニット(30)の3部に分割
し、駆動回路ユニット(10)及びフィードバックユニ
ット(20)は、それぞれのユニット盤(11;21)
上に、自動制御のブロック図のブロックに対応させた上
記回路基板(12〜18;22〜26)を信号の流れに
従って配設したもので構成したものである(請求項
2)。
【0009】上記各回路基板(12〜18;22〜2
6)は裏面側に配線を施して構成し、この各回路基板
は、脚(101)を付けて上記ユニット盤(11;2
1)から浮かせて取り付け、一つのブロックであること
を強調する(請求項3)。
【0010】本考案において、上記駆動回路ユニット
(10)は、変位減算器・ゲイン調整器基板(12;図
6)、速度減算器・積分加算器基板(13;図8)、電
流検出器基板(14;図9)、電流減算器・ゲイン調整
器基板(15;図10)、電圧増幅器基板(16;図1
1)、積分回路・ゲイン調整器基板(17;図12)及
び電力増幅器基板(18;図13)を備え、また、フィ
ードバックユニット(20)は、波形整形回路基板(2
2;図14)、ゲイン調整器基板(23;図15)、方
向弁別回路基板(24;図16)、カウンタ回路基板
(25;図14)、及びDA変換器・レベル調整器基板
(26;図18)を備える構成とするのがよい(請求項
4)。
【0011】また、上記運動機構ユニット(30)は、
ユニット盤(31)上に、運動機構(32)と、これを
歯車減速機(34)又は歯車増速機(80)を介して駆
動するDCサーボモータ(33)と、速度センサ(3
5)及び変位センサ(36)とを設けた構成であり、上
記運動機構(32)は、ベルト・プーリ機構(72〜7
4)、スライダ・クランク機構(76)、四節リンク機
構(79)、ネジ送り機構(81)のいずれか一つで構
成し、その危険な運動部分を透明なボックス(75)で
覆った構成とするのがよい(請求項5)。
【0012】更に、上記運動機構ユニット(30)は、
DCサーボモータ(33)の回転速度を定格の半分程度
以下に落とし、該DCサーボモータ(33)で上記機構
(72〜81)を駆動する駆動系の回転軸に、振動を起
こさせるための慣性円板(33a)を取り付けた構成と
するのがよい(請求項6)。
【0013】
【作用】請求項1及び2の構成によれば、コンピュータ
及び電源を除く部分が、3ユニット(10,20,3
0)から成ることが、ユニット盤(11;21)を単位
として直ちに視認されると共に、その駆動回路ユニット
(10)及びフィードバックユニット(20)の内部構
成は、ユニット盤(11;21)の領域内に信号の流れ
に従って配設した回路基板(12〜18;22〜26)
により、それぞれ講義による自動制御のブロック図のブ
ロックに対応することが視認される。この回路基板(1
2〜18;22〜26)は、従来のように見たり触れた
りすることができずに具体的に理解することのできない
ものではなく、文字通り実際に組み立てた回路基板であ
るので、ブロック内部の構成までも実際に視覚的に認識
することができる。
【0014】更に、各回路基板(12〜18;22〜2
6)上には透明板(107)が設けられ、該透明板(1
07)により、基板領域両側の学習者に操作を許す入出
力端子(1,3,4)を除き、学習者が触れることを禁
止する基板中間領域については、覆われている。このた
め、学習者がブロック内部の構成までも実際に視覚的に
認識することができるという上記作用効果を維持しつ
つ、回路基板上の学習者が触れることを禁止する部位を
保護することができる。また、これによって学習させた
いブロックの接続系統に関わる入出力端子(1,3,
4)だけを学習者に触れさせるので、例えばバナナチッ
プの付いたコードによる接続線(L1〜L6)を、学習
時に必要な最小限の本数だけにして、学習者の混乱を防
止しつつ、接続を完成させることができる。
【0015】請求項3では、回路基板(12〜18;2
2〜26)の裏面側に配線を施しているので回路構成の
理解が容易であると共に、この各回路基板をユニット盤
(11;21)から浮かせて取り付けているので、一つ
のブロックであることを学習者に視覚的に強調すること
ができる。
【0016】請求項4では、上記駆動回路ユニット(1
0)が、変位減算器・ゲイン調整器、速度減算器・積分
加算器、電流検出器、電流減算器・ゲイン調整器、電圧
増幅器、積分回路・ゲイン調整器及び電力増幅器の各基
板(12〜18)を備え、また、フィードバックユニッ
ト(20)が、波形整形回路、ゲイン調整器、方向弁別
回路、カウンタ回路、及びDA変換器・レベル調整器の
各基板(22〜26)を備えるので、漠然とのみ分かっ
ている学習者に対して、具体的には分からせるという、
実際的な教育を行うことができる。
【0017】また請求項5では、上記運動機構ユニット
(30)の運動機構(32)が、ベルト・プーリ機構
(72〜74)、スライダ・クランク機構(76)、四
節リンク機構(79)、ネジ送り機構(81)のいずれ
か一つで構成し、その危険な運動部分を透明なボックス
(75)で覆っているので、不注意により学習者が接触
して負傷する危険が回避される。
【0018】更に請求項6では、上記運動機構ユニット
(30)の安全性を高めるため、DCサーボモータ(3
3)の回転速度を定格の半分程度以下に落としている。
このようにすると、本来の定格速度では出現する振動現
象が現われなくなり、振動をなくす制御が学習不可能と
なる。しかし、請求項6では、DCサーボモータ(3
3)で上記機構(72〜81)を駆動する駆動系の回転
軸に、振動を起こさせるための慣性円板(33a)を取
り付けているので、高速回転による危険を回避しつつ、
高速回転時の振動を抑さえるフィードバック制御の学習
を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1及び図2に本メカトロニクス教育実験
装置の概略構成を示す。本装置は、中継端子・電源ユニ
ット40及びコンピュータ50を除く自動制御部分を、
駆動回路ユニット10、フィードバックユニット20及
び運動機構ユニット30から成る3つのユニットに分割
し、システム全体の流れと機能を把握できるようにして
いる。コンピュータ50には、それ自体の学習という面
をも考慮し、いわゆるワンボードタイプマイコン相当の
ものを用いているが、パーソナルコンピュータを用いる
ことも勿論できる。
【0020】 (1)駆動回路ユニット及びフィードバックユニット 図2に示すように、駆動回路ユニット10及びフィード
バックユニット20の各ユニットには複数個の回路基板
が平面的に配設されており、各回路基板は自動制御にお
けるブロック図における機能毎のブロック(図1参照)
に対応している。
【0021】詳述するに、駆動回路ユニット10は、金
属製のユニット盤11上に、変位減算器・ゲイン調整器
基板12(図6)、速度減算器・積分加算器基板13
(図8)、電流検出器基板14(図9)、電流減算器・
ゲイン調整器基板15(図10)、電圧増幅器基板16
(図11)、積分回路・ゲイン調整器基板17(図1
2)、及び電力増幅器基板18(図13)を備えてい
る。
【0022】また、フィードバックユニット20は、金
属製のユニット盤21上に、波形整形回路基板22(図
14)、ゲイン調整器基板23(図15)、方向弁別回
路基板24(図16)、カウンタ回路基板25(図1
4)、及びDA変換器・レベル調整器基板26(図1
8)を備えている。
【0023】(a)入出力端子 これらの基板12〜18及び基板22〜26は、自動制
御のブロック図におけるブロックと同じ配置関係で設け
られており、そのブロック図における信号の流れ方向に
見て基板の上流側端部に最低限1個の入力端子を、ピン
差込孔付ネジ端子,タップ又はコネクタの形で有し、ま
た同様に、基板の下流側の端部には出力端子を、ピン差
込孔付ネジ端子,タップ又はコネクタの形で有する。
【0024】また、これらの基板12〜18及び基板2
2〜26は、図7に代表的に変位減算器・ゲイン調整器
基板12の場合について示すように、ユニット盤11又
は21上にネジ101aで取り付けられて脚101によ
り支持され、この基板上に、それぞれ図6(b)〜図1
3(b)及び図14(b)〜図18(b)に示す具体的
回路の構成部品102を担持している。これらの具体的
回路は、保護回路等の本質的でない部分を全て取り去っ
て教科書に記されているそのものの回路としたものであ
り、配線は基板の裏面側に設けることにより、基板の回
路要素の理解を容易にしている。また、ネジ101aを
用いて基板12〜18,22〜26が脱着可能であるこ
とから、電気的接続部の脱着可能性と相俟って、これら
各基板として学習者が独自に製作した自分の回路基板を
取り付けて実験することができる。
【0025】図6(a)に示す変位減算器・ゲイン調整
器基板12の場合、基板上に、変位減算器を構成する演
算増幅器121、ゲイン調整器を構成する演算増幅器1
22、それらのレベル調整用可変抵抗器123,12
4,125、可変抵抗器125を操作するゲイン調整ダ
イヤル126、ピン差込孔付ネジ端子から成りDA変換
器の出力と接続される第1入力端子1、帰線用の入力タ
ップ2、ピン差込孔付ネジ端子から成るポジションフィ
ードバックPF用の第2入力端子3、出力タップ5及び
出力コネクタ7,8が担持されている。なおゲイン調整
ダイヤル126は基板の最も下流側に位置している。
【0026】ここで、入力端子1,3及び出力端子4を
構成する「ピン差込孔付ネジ端子」とは、図7に示唆す
るように、両端部に差込チップを有する接続線(本実施
例では両端部にバナナチップを有するコード)の差込チ
ップに対する差込孔103を同軸的に穿設した固定突起
104と、その突起に嵌装され且つ突起周囲のネジ山と
係合して突起基端との間で導線を挟みうる雌ネジ105
とで構成したものである。
【0027】図3は駆動回路ユニット10の部分を、ま
た図4はフィードバックユニット20の部分を拡大して
示したものであり、基板12〜18については基板14
を除き信号が左から右へ、基板22〜26については信
号が右から左へ流れるように扱われている。
【0028】図3の駆動回路ユニット10においては、
図2の中継端子・電源ユニット40と20Pのフラット
ケーブル19aにて接続されたコネクタ基板19から、
4系統の給電線51〜54が引き出され、これにより各
基板12〜18に電源が供給される。教育効果からする
と、各基板12〜18にはシリーズに給電線が接続され
て行くことが好ましいが、ループが形成されてノイズ発
生の原因となりかねないので、一箇所から4系統の給電
線51〜54を引き出している。なお、aは電源の給電
線51〜54のコネクタを示している。
【0029】各基板12〜18における信号上流側の端
部には入力コネクタ7が、そして下流側端部には出力コ
ネクタ8又は9が設けられ、次のように接続されてい
る。まず、基板12の出力コネクタ8はライン55によ
り基板17の入力コネクタ7に、また出力コネクタ9は
ライン56により基板13の入力コネクタ7に接続され
ている。また、基板18の出力コネクタ8はライン57
により基板14の入力コネクタ7に接続され、該基板1
4の出力コネクタ8はライン58により基板15の入力
コネクタ7に接続されている。そして、基板15の出力
コネクタ8はライン59により基板16の入力コネクタ
7に接続され、該基板16の出力コネクタ8はライン6
0により基板18の入力コネクタ7に接続されている。
【0030】図4のフィードバックユニット20におい
ては、図2の中継端子・電源ユニット40と10Pのフ
ラットケーブル28で接続されたコネクタ基板27か
ら、3系統の給電線61〜63が引き出され、これによ
り各基板22〜26に電源が供給される。また、駆動回
路ユニット10の場合と同様に、各基板22〜26にお
ける信号上流側の端部には入力コネクタ7が、そして下
流側端部には出力コネクタ8又は9が設けられ、次のよ
うに接続されている。
【0031】まず、基板22の出力コネクタ8はライン
64により基板23の入力コネクタ7に接続されてい
る。また、基板24の出力コネクタ8はライン65によ
り基板25の入力コネクタ7に接続されている。そし
て、基板25の16ビットのカウンタ出力コネクタ25
aはバスライン66により基板26の入力コネクタ26
aに接続されるとともに、基板25の16ビットのカウ
ンタ出力コネクタ25bは34Pのフラットケーブル6
7により、中継端子・電源ユニット40におけるI/O
インターフェース端子に接続されている。
【0032】(b)保護用透明板 ところで、上述した回路構成部品のなかには、図6のレ
ベル調整用可変抵抗器123、124の如く、学習者に
触れて欲しくない部分、即ち、本来の学習と直接関係が
なく、触れると予め設定した値が狂ってしまったり、I
Cの抜き差しにより静電気による内部破壊を起こす等、
むしろ学習に支障が生じる部位がある。そこで、かかる
部位の存在する領域を操作制限用のプラスチック透明板
107で覆って、学習者が触れることができいようにす
る。即ち、学習者が触れてよい部分である図6両側の入
出力端子類1,2,3,5,6とゲイン調整ダイヤル1
26のみを残し、他の中央領域の部分については、図7
に示すように基板上に支柱106を立て、この頂部にネ
ジ108によりプラスチック透明板107を取り付ける
ことにより覆う。
【0033】この透明板107は、学習者が基板上の回
路構成部品102を視覚的に認識しうるという作用効果
を確保しつつ、同時に、IC121,122、可変抵抗
器123,124、コネクタ8,9等を、学習者から不
用意にいじられないよう防護する機能を果たすこととな
る。なお、設計者や教官等による細かい設定調整を可能
にするため、上記レベル調整用可変抵抗器123,12
4の操作軸に対応する箇所には、ドライバー差込孔10
9が穿設されている。
【0034】図8の速度減算器・積分加算器基板13で
は、両側の入出力端子類1,1a,2,3,4,5を除
き、速度減算器を構成する演算増幅器131、積分加算
器を構成する演算増幅器132、それらの可変抵抗器1
33,134,135及び入力コネクタ7の部位をプラ
スチック透明板107で覆っており、また、このプラス
チック透明板107には、図7の場合と同様に、これら
3つの可変抵抗器133〜135に対するドライバー差
込み孔109を設けている。なお、1aは入力タップを
示す。
【0035】図9の電流検出器基板14では、プラスチ
ック透明板107は入出力タップ1a,6を除いて全領
域を保護しており、そのドライバー差込み孔109は、
演算増幅器141,142,146の可変抵抗器143
〜145,147に対応して4つになっている。
【0036】図10の電流減算器・ゲイン調整器基板1
5では、両側の入出力端子類1,2,3a,6を除き、
電流減算器を構成する演算増幅器151、ゲイン調整器
を構成する演算増幅器152、それらの可変抵抗器15
3,154,155及び入出力コネクタ7,8の部位を
プラスチック透明板107で覆っており、また、このプ
ラスチック透明板107には、図7の場合と同様に、こ
れら3つの可変抵抗器153〜155に対するドライバ
ー差込み孔109を設けている。なお、3aは入力タッ
プを示す。
【0037】図11の電圧増幅器基板16では、プラス
チック透明板107は入出力タップ1a,6を除いて全
領域を保護しており、そのドライバー差込み孔109
は、演算増幅器161,162の可変抵抗器163,1
64に対応して4つになっている。
【0038】図12の積分回路・ゲイン調整器基板17
では、両側の入力タップ1a,出力端子4,出力タップ
5とゲイン調整ダイヤル176のみを残し、プラスチッ
ク透明板107で覆っている。即ち、プラスチック透明
板107は、積分回路を構成する演算増幅器171、ゲ
イン調整器を構成する演算増幅器172、それらの可変
抵抗器173,174,175,177及び入力コネク
タ7の部位を覆っており、また、このプラスチック透明
板107には、これらのうちの3つの可変抵抗器17
3,174,177に対するドライバー差込み孔109
が設けてある。
【0039】図13の電力増幅器基板18では、入力タ
ップ1aと26Pの出力コネクタ18aの部分を残し、
プラスチック透明板107で覆っている。
【0040】次に、フィードバックユニット20側につ
いては、図14の波形整形回路22の場合、プラスチッ
ク透明板107は、演算増幅器221,222、可変抵
抗器223,224、及び入力コネクタ7の部位を覆っ
ており、プラスチック透明板107には演算増幅器22
1,222の可変抵抗器223,224に対する2つの
ドライバー差込み孔109を設けている。
【0041】図15のゲイン調整器基板23について
は、両側の入力タップ1aと出力端子4及び出力タップ
5と、可変抵抗器235のゲイン調整ダイヤル236の
部分を残して、演算増幅器231,232、可変抵抗器
223,224、及び入力コネクタ7の部位をプラスチ
ック透明板107で覆っている。そして、この透明板1
07には、演算増幅器231,232の可変抵抗器23
3,234に対する2つのドライバー差込み孔109を
設けている。
【0042】図16の方向弁別回路基板24について
は、プラスチック透明板107により2個のデュアル・
フリップフロップ241,242、シュミット回路24
3及び出力コネクタ8の部位を覆っており、両側のA
相,B相,C相の“PG”入力コネクタ24aや“アッ
プ”出力タップ5a,“ダウン”出力タップ5bについ
ては覆っていない。
【0043】図17のカウンタ回路基板25について
は、カウンタ出力コネクタ25a,25bの部分を残
し、カウンタIC251〜254及びカウンタ入力コネ
クタ7の部分を、プラスチック透明板107で覆ってい
る。
【0044】図18のDA変換器・レベル調整器基板2
6については、コネクタ26a,カウンタ・クリアスイ
ッチ26b,出力端子4及び出力タップ5の部分を残し
て、他の部分をプラスチック透明板107により覆って
いる。
【0045】上述したように、回路基板は、回路素子配
置部より左右両側に張り出し、回路素子配置部の上部に
は四隅に脚の付いた透明な平板プラスチック製の保護板
107を設けている。また、張り出し部には、コードの
接続端子、電圧などのチェック端子、ゲイン調整用ダイ
ヤルなどの学生が操作できる部品を配置している。裏側
に配線がしてあるので、脚を付け、ユニット盤から浮か
して一つのブロックであることを強調している。
【0046】(2)運動機構ユニット 運動機構ユニット30は、金属製のユニット盤31上
に、運動機構32と、これを駆動するDCサーボモータ
33及び歯車減速機34と、タコメータジェネレータか
ら成る速度センサ35と、変位センサたる光エンコーダ
36と、接続基板37とを設けた構成である。接続基板
37には、DCサーボモータ33用の26Pの入力コネ
クタ37aが設けられ、該入力コネクタ32a及びフラ
ットケーブル18bを介して、DCサーボモータ33
は、上述の駆動回路ユニット10における電力増幅器1
8の出力コネクタ18aに接続され、電力増幅器18か
ら電力供給を受けるようになっている。また、接続基板
37には、速度センサ35用の“TG”出力端子38
と、光エンコーダ36用の10Pの“PG”出力端子3
9とが設けられ、光エンコーダ36用の10Pの出力端
子39は10Pのフラットケーブル39aを介してフィ
ードバックユニット20の方向弁別回路基板24の“P
G”入力コネクタ24aと接続されている。なお、速度
センサ35用の“TG”出力端子38は学習時に学習者
により接続線L4により波形整形回路基板22の“T
G”入力端子1と接続される。
【0047】運動機構ユニット30の運動機構32に
は、学習用として、次の4種類が用意されている。
【0048】ベルト・プーリ機構 これは、例えばプリンタのプラテンを回すのに使われて
いるため、有効な教材となるものである。
【0049】図19及び図20において、DCサーボモ
ータ33、速度センサ(タコメータジェネレータ)35
及び光エンコーダ36を、この順序で軸直結一体に組み
込まれており、DCサーボモータ33の出力軸は、歯車
減速機34を経て、運動機構32のベルト・プーリ機構
を構成するプーリ72の回転軸71に連結され、このプ
ーリ72はタイミングベルト73を介してベルト・プー
リ機構の大径のプーリ74を回転させるようになってい
る。この場合、学習者が不注意により運動機構32に接
触する危険を防止するため、歯車減速機34及び運動機
構32の部分は、透明な長方形のプラスチック製ボック
ス75により覆われている。
【0050】自動制御の場合、位置決めだけでなく、発
生している振動を止めるような制御の学習をさせたい。
しかし、上記DCサーボモータ33の回転数は、実際の
3000rpmでは危険であるため、ここでは1/15
の回転数に落としてある。しかし、このようにすると、
学習すべき振動を伴なって回転してくれないという矛盾
がある。そこで、DCサーボモータ33の出力軸には、
わざと振動するような慣性円板33aを取り付けてあ
り、速度フィードバックを入れると振動が止まるような
関係を実現している。当該構成は、後述するスライダ・
クランク機構、四節リンク機構及びネジ送り機構にも備
えられている。
【0051】また、DCサーボモータ33には、60W
のモータを用い、これを30Wのモータ用として設計
し、それしか電流を流さないようにしている。これは学
校等での高頻度の使用にも耐えられる高い信頼性を得る
ためである。勿論、これを駆動するトランジスターも焼
く危険があるので、余裕をとって設計している。
【0052】スライダ・クランク機構 これは自動車、蒸気機関、工作機械等に使われているの
で、有用な教材となるものである。
【0053】図21及び図22に示すように、DCサー
ボモータ33の出力軸は、上記歯車減速機34を経て、
運動機構32の回転軸71に連結され、この回転軸71
にはスライダ・クランク機構76の後端が取り付けら
れ、該クランク機構76の先端は、水平ロッド78に沿
って滑動自在なスライダ77に枢着されている。ここで
も危険防止のため、歯車減速機34及びスライダ・クラ
ンク機構76の回転部分は、透明なプラスチック製ボッ
クス75により覆われている。
【0054】四節リンク機構 図23及び図24に示す運動機構ユニット30は、上記
のスライダ・クランク機構と殆ど同じであり、運動機構
32の回転軸71に四節リンク機構79の一端が取り付
けられている点で相違する。歯車減速機34及び四節リ
ンク機構79の回転部分が透明ボックス75により覆わ
れる点も同じである。但し、4つのリンクの長さは、い
ずれか一つのリンクが一回転するという条件を満たすよ
うに製作されている。
【0055】ネジ送り機構 これは例えば工作機構の刃物台の送りに使われているた
め、有用な教材となるものである。
【0056】図25及び図26に示すネジ送り機構の場
合の運動機構ユニット30を示す。DCサーボモータ3
3の出力軸を増速機80に連結し、その出力軸を運動機
構32の回転軸71として得て、これにネジ送り機構8
1の送りネジ82を連結している。
【0057】このネジ送り機構81は他の機構と異な
り、暴走した場合に対処できるようにしている。すなわ
ちストッパー83でモータ電源を切るようにし、かつク
ッション付けている。
【0058】(3)学習実験 システム学習 学習に際しては、上述したピン差込孔付ネジ端子1,
3,4間のみが学習者に自由な接続と取り外しを許され
るように定めることが好ましい。本装置の場合、既にコ
ネクタ7,8,9等で配線済みとして提供する所は、透
明板107によって覆ってあり、学習者が触れることが
できないため、この要請を満足し、装置自らが学生等に
当該ルールを強要することになる。
【0059】学習者は、ここで両端部に設けた差込チッ
プの付いた接続線を用い、その差込チップ(図示せず)
を、ピン差込孔付ネジ端子1,3,4のピン差込孔10
3に挿入することによって、図1の実験回路を完成させ
る。
【0060】図中、Iはシステム学習の場合をを示す。
IIはアナログ制御の実験の場合、III はディジタル制御
の実験の場合である。
【0061】システム学習Iの場合、学習者は、図2に
示すように、接続線L1により、基板12の“DA”入
力端子1を中継端子・電源ユニット40の“DA”出力
端子に接続し、そして接続線L2により、基板13の
“V1”出力端子4を基板15の“V1”入力端子1に
接続する。また、積分回路の作用効果を学習するとき
は、接続線L3により、基板17の“SK”出力端子4
を基板13の“SK”入力端子3に接続する。
【0062】また、フィードバック系を構成するため
に、学習者は、接続線L4により、“TG”速度センサ
出力端子38を波形整形回路基板22の入力端子1に接
続し、接続線L5により、フィードバックユニット20
のゲイン調整器基板23の“VF”出力端子4を基板1
3の“VF”入力端子3に接続し、そして接続線L6に
より、DA変換器・レベル調整器26の“PF”出力端
子4を基板12の“PF”入力端子3に接続する。
【0063】このように、学習者が接続すべき入出力端
子同士には“VF”等の同一名称を付してあり、学習者
の混乱を防止している。
【0064】更に、不慣れな学生にも取り扱い易いよう
に、電源ユニット40には2つの電源スイッチ41,4
2(図2)が設けてある。このうち、一方の電源スイッ
チ41は、これを押すと回路だけの電圧が入り、学習者
は、モータが停止している状態下で、回路の測定をオシ
ロスコープ等を用いて行うことができる。他方のスイッ
チ42は、モータ用の電源スイッチであり、上記回路系
のチェックが済んだ後に投入される。このように2段階
にスイッチを設けてあることは、自動的にするよりも安
全性に対して教育的な効果があると考えられる。そし
て、更に実際の実験を行っている期間中に対する非常停
止用ボタン43も設けてあり、これを切ると運動機構ユ
ニット30が止まるようになっている。この非常停止用
ボタン43には、その所在が容易に確認でき且つ操作が
容易にできるような大型のものが用いられている。
【0065】 駆動回路ユニットにおける機能の把握 i)DAコンバータから受けた電流は数10mAオーダ
の微弱な値なので、トランジスタを用いた電力増幅回路
によって0〜4Aの電流に増幅し、モータに流す。 ii)減算回路を設け角変位・角速度のフィードバック値
の減算を行う。 iii )変位減算回路にゲイン調整器を設け、電力増幅器
前段の電圧増幅回路の入力電圧を、DAコンバータの出
力と同一の電圧に設定する。 iV)電流フィードバックはモータ駆動電流の変動を押さ
え、指令値に対する電流の応答性をよくする。 v)積分回路を設け定常偏差を小さくし、固体摩擦など
の外乱の影響を小さくする。即ち、摩擦がでるものに対
しては、積分回路を入れることにより、摩擦でずれてく
るずれ量を集積してそれを加えてやり、以て摩擦がない
のと同じように停止させる、という作用効果の学習であ
る。
【0066】 フィードバックユニットにおける機能の把握 i)モータ軸を決められた角度だけ回転させて停止させ
るには、現在位置をセンサで検出して指令値と突き合わ
せ、足りなければさらに回転、行き過ぎたら逆転させ、
一致したら止める方法(変位フィードバック制御)をと
る。 ii)変位フィードバック回路では、光エンコーダからの
パルス信号をカウンタで係数し、それをDAコンバータ
でアナログ電圧に変換して、駆動回路ユニットの変位減
算回路に入れる。 iii )フィードバック制御では、オーバーシュートによ
る振動を小さくするために、速度フィードバックを付加
し、ゲイン調整器によって最適な減衰にする。 iV)あるいは変位フィードバックを外し、速度フィード
バックだけにすると、コンピュータ出力は速度指令値と
なり、それに対応した速度で連続回転することになる。 例えば一定スピードで動いて何秒か経過したら止めよ、
という指令を入れると、ある所まで行って止まるはずで
あるが、オープン制御ではそこが不正確である。ところ
が、変位フィードバックを掛けてやると、ある所まで行
って、もしも合わなければ、まだ電圧の差があるので、
その信号が流れてモータを回すことになり、ピタリと所
定位置に止まることになる。 v)ディジタル制御III の実験の場合は、カウンタ回路
の出力を16ビットの並列信号のまま中継端子盤のI/
Oインタフェース端子に接続する。また、速度フィード
バック回路も中継端子盤のADコンバータ端子に接続す
る。
【0067】(4)自動制御学習の容易性 上記実施例によれば、次のような自動制御学習の容易性
が得られる。
【0068】コンピュータで作られた指令値は、イン
ターフェース,駆動制御回路を経て、サーボモータを駆
動し、減速機を経て運動機構が動く。本装置では、学生
等がこの一連の手順や信号の流れと動作を、配線や測定
によって容易に追うことができる。即ち、変位フィード
バックや速度フィードバック、積分回路の接続及び切断
は、バナナチップの付いたコード(接続線L1〜L6)
によって直接行うので、回路作成の感覚をもつことがで
きる。しかも、取り扱いが簡単で耐久性に強い。
【0069】また、電子回路がブロック対応であり、配
線の接続で機能を変えることができ、自動制御(制御工
学)の基本を理解しやすい。また、接続によって、アナ
ログ制御とディジタル制御の両方を学習することがで
き、講義で学んだことを実際に体験できる。
【0070】また、学習者が独自に製作した回路基板に
ついても、接続コネクタ7,8,a及び接続端子1〜6
等により、システム中に任意に組み込んで、その作用効
果を確認することができる。
【0071】変位フィードバックゲイン、速度フィー
ドバックゲイン、積分回路ゲインの調整は、学習者が容
易に行うことができる。その他のゲイン調整やレベル調
整は半固定(透明プラスチックに孔あけ)とし、指導員
以外はタッチできないようにしたので、学習者は、学習
事項にのみ専念することができる。
【0072】アナログ制御とディジタル制御の切り替
えは、DA変換器からの出力コードと速度フィードバッ
クのコードの差し替えだけで可能である。カウンタから
DIOインタフェースへの並列多線入力は、コードはそ
のままとし、ソフトで切り替え得る。
【0073】モータと負荷を接続したアナログ制御の
実験では、伝達関数法の理論に対応した通常の範囲の実
験が可能である。すなわち、速度制御,位置決め制御,
PID補償などである。
【0074】ディジタル制御の実験では、アナログ制
御でできることの他に、3年生に教えている通常範囲の
実験以外のもの、例えば、サンプリング周期の影響の学
習や、状態変数法による理論等に対応した高度な制御
も、発展的に可能とする余地がある。
【0075】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば次の
ような効果が得られる。
【0076】1)請求項1及び2の装置によれば、全体
を構成するユニット構成と、その駆動回路及びフィード
バックの各ユニットの内部構成を、講義による自動制御
のブロックに対応したブロックで、且つ信号の流れに対
応した回路基板により直接に視認できる。この回路基板
は、従来のように見たり触れたりすることができずに具
体的に理解することのできないものではないので、ブロ
ック内部の構成までも実際に視覚的に認識することがで
きる。
【0077】更に、各回路基板上には透明板が設けら
れ、該透明板により、基板領域両側の学習者に操作を許
す入出力端子を除き、回路基板は、学習者が触れること
を禁止する基板中間領域を覆われている。このため、学
習者がブロック内部の構成までも実際に視覚的に認識す
ることができるという作用を維持しつつ、回路基板上の
学習者が触れることを禁止し保護することができる。ま
た、学習させたいブロックの接続系統に関わる入出力端
子だけを学習者に触れさせるので、少数の接続線によ
り、学習者の混乱を防止しつつ接続を完成させることが
できる。
【0078】2)請求項3では、回路基板の裏面側に配
線を施しているけれども、回路基板の表側へ部品を配置
しているので、回路図から回路構成の理解が容易である
と共に、この各回路基板は、ユニット盤から浮かせて取
り付けてあるので、一つのブロックであることを学習者
に視覚的に強調することができる。
【0079】3)請求項4では、上記駆動回路ユニット
が、変位減算器・ゲイン調整器、速度減算器・積分加算
器、電流検出器、電流減算器・ゲイン調整器、電圧増幅
器、積分回路・ゲイン調整器及び電力増幅器の各基板を
備え、また、フィードバックユニットが、波形整形回
路、ゲイン調整器、方向弁別回路、カウンタ回路、及び
DA変換器・レベル調整器の各基板を備えるので、漠然
とのみ分かっている学習者に対して、具体的には分から
せることができる。
【0080】4)また請求項5では、上記運動機構ユニ
ットの運動機構が、ベルト・プーリ機構、スライダ・ク
ランク機構、四節リンク機構、ネジ送り機構のいずれか
一つで構成し、その危険な運動部分を透明なボックスで
覆っているので、不注意により学習者が接触して負傷す
る危険が回避される。
【0081】5)更に請求項6では、上記運動機構ユニ
ットの安全性を高めるため、DCサーボモータの回転速
度を定格の半分程度以下に落としている。このようにす
ると、本来の定格速度では出現する振動現象が現われな
くなり、振動をなくす制御が学習不可能となる。しか
し、請求項6では、DCサーボモータで上記機構を駆動
する駆動系の回転軸に、振動を起こさせるための慣性円
板を取り付けているので、高速回転による危険を回避し
つつ、高速回転時の振動を抑さえるフィードバック制御
の学習を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるメカトロニクス教育
実験装置の実験接続例を示す図である。
【図2】本考案の一実施例におけるメカトロニクス教育
実験装置を示す図である。
【図3】図2の駆動回路ユニット部分の拡大図である。
【図4】図2のフィードバックユニット部分の拡大図で
ある。
【図5】図2の運動機構ユニット部分の拡大図である。
【図6】図2の駆動回路ユニットの変位減算器・ゲイン
調整器基板部分を示したもので、(a)はその基板を、
(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図7】電子回路基板とプラスチック透明板との組立状
態を示す断面図である。
【図8】図2の駆動回路ユニットの速度減算器・積分加
算器基板部分を示したもので、(a)はその基板を、
(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図9】図2の駆動回路ユニットの電流検出器基板部分
を示したもので、(a)はその基板を、(b)は該基板
の実際回路を示す図である。
【図10】図2の駆動回路ユニットの電流減算器・ゲイ
ン調整器基板部分を示したもので、(a)はその基板
を、(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図11】図2の駆動回路ユニットの電圧増幅器基板部
分を示したもので、(a)はその基板を、(b)は該基
板の実際回路を示す図である。
【図12】図2の駆動回路ユニットの積分回路・ゲイン
調整器基板部分を示したもので、(a)はその基板を、
(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図13】図2の駆動回路ユニットの電力増幅器基板部
分を示したもので、(a)はその基板を、(b)は該基
板の実際回路を示す図である。
【図14】図2のフィードバックユニットの波形整形回
路基板部分を示したもので、(a)はその基板を、
(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図15】図2のフィードバックユニットのゲイン調整
器基板部分を示したもので、(a)はその基板を、
(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図16】図2のフィードバックユニットの方向弁別回
路基板部分を示したもので、(a)はその基板を、
(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図17】図2のフィードバックユニットのカウンタ回
路基板部分を示したもので、(a)はその基板を、
(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図18】図2のフィードバックユニットのDA変換器
・レベル調整器基板部分を示したもので、(a)はその
基板を、(b)は該基板の実際回路を示す図である。
【図19】ベルト・プーリ機構を持つ運動機構ユニット
を示した平面図である。
【図20】図19の運動機構ユニットの正面図である。
【図21】スライダ・クランク機構を持つ運動機構ユニ
ットを示した平面図である。
【図22】図21の運動機構ユニットの正面図である。
【図23】四節リンク機構を持つ運動機構ユニットを示
した平面図である。
【図24】図23の運動機構ユニットの正面図である。
【図25】ネジ送り機構を持つ運動機構ユニットを示し
た平面図である。
【図26】図25の運動機構ユニットの正面図である。
【符号の説明】
1,3,4 学習者に操作を許す入出力端子 7,8,9,a 学習者が触れることを禁止する入出力
端子 10 駆動回路ユニット 11 ユニット
盤 12 変位減算器・ゲイン調整器基板(回路基板) 13 速度減算器・積分加算器基板(回路基板) 14 電流検出器基板(回路基板) 15 電流減算器・ゲイン調整器基板(回路基板) 16 電圧増幅器基板(回路基板) 17 積分回路・ゲイン調整器基板(回路基板) 18 電力増幅器基板(回路基板) 20 フィード
バックユニット 21 ユニット盤 22 波形整形
回路基板(回路基板) 23 ゲイン調整器基板(回路基板) 24 方向弁別
回路基板(回路基板) 25 カウンタ回路基板(回路基板) 26 DA変換器・レベル調整器基板(回路基板) 30 運動機構ユニット 31 ユニット
盤 32 運動機構 33 DCサー
ボモータ 33a 慣性円板 34 歯車減速
機 35 速度センサ 36 変位セン
サ 72 プーリ(ベルト・プーリ機構) 73 ベルト
(ベルト・プーリ機構) 74 プーリ(ベルト・プーリ機構) 75 透明なボ
ックス 76 スライダ・クランク機構 79 四節リン
ク機構 80 歯車増速機 81 ネジ送り
機構 101 各回路基板の脚 107 透明板 L1〜L6 学習時に配線する接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 25/02 G06F 15/20 D

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回路ユニット及びフィードバックユ
    ニットを、それぞれのユニット盤上に、自動制御のブロ
    ック図のブロックに対応させた回路基板を信号の流れに
    従って配設したもので構成し、各回路基板上には、信号
    の流れ方向に見て基板の上流端部と下流端部とに設けた
    学習者に操作を許す入出力端子を除き、学習者が触れる
    ことを禁止する基板中間領域を覆う大きさの透明板を設
    け、 上記各回路基板の学習者が触れることを禁止する入出力
    端子には予め配線を施し、学習者に操作を許す入出力端
    子間のみを学習時に接続線で接続可能としたことを特徴
    とするメカトロニクス教育実験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメカトロニクス教育実
    験装置であって、コンピュータ及び電源を除く部分を、
    駆動回路ユニット、フィードバックユニット及び運動機
    構ユニットの3部に分割し、駆動回路ユニット及びフィ
    ードバックユニットは、それぞれのユニット盤上に、自
    動制御のブロック図のブロックに対応させた上記回路基
    板を信号の流れに従って配設したもので構成したことを
    特徴とするメカトロニクス教育実験装置。
  3. 【請求項3】 上記各回路基板は裏面側に配線を施して
    構成し、この各回路基板は、脚を付けて上記ユニット盤
    から浮かせて取り付け、一つのブロックであることを強
    調したことを特徴とする請求項1または2に記載のメカ
    トロニクス教育実験装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動回路ユニットは、変位減算器・
    ゲイン調整器基板、速度減算器・積分加算器基板、電流
    検出器基板、電流減算器・ゲイン調整器基板、電圧増幅
    器基板、積分回路・ゲイン調整器基板及び電力増幅器基
    板を備え、また、フィードバックユニットは、波形整形
    回路基板、ゲイン調整器基板、方向弁別回路基板、カウ
    ンタ回路基板、及びDA変換器・レベル調整器基板を備
    えることを特徴とする請求項2または3記載のメカトロ
    ニクス教育実験装置。
  5. 【請求項5】 上記運動機構ユニットは、ユニット盤上
    に、運動機構と、これを歯車減速機又は歯車増速機を介
    して駆動するDCサーボモータと、速度センサ及び変位
    センサとを設けた構成であり、上記運動機構は、ベルト
    ・プーリ機構、スライダ・クランク機構、四節リンク機
    構、ネジ送り機構のいずれか一つで構成し、その危険な
    運動部分を透明なボックスで覆ったことを特徴とする請
    求項2〜4いずれかの項に記載のメカトロニクス教育実
    験装置。
  6. 【請求項6】 上記運動機構ユニットは、DCサーボモ
    ータの回転速度を定格の半分程度以下に落とし、該DC
    サーボモータで上記機構を駆動する駆動系の回転軸に、
    振動を起こさせるための慣性円板を取り付けたことを特
    徴とする請求項5記載のメカトロニクス教育実験装置。
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