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JP2559561Y2 - リクレーマの無負荷検出装置 - Google Patents

リクレーマの無負荷検出装置

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Publication number
JP2559561Y2
JP2559561Y2 JP2978993U JP2978993U JP2559561Y2 JP 2559561 Y2 JP2559561 Y2 JP 2559561Y2 JP 2978993 U JP2978993 U JP 2978993U JP 2978993 U JP2978993 U JP 2978993U JP 2559561 Y2 JP2559561 Y2 JP 2559561Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
reclaimer
bucket wheel
flow rate
detecting means
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP2978993U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07956U (ja
Inventor
幸司 清野
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP2978993U priority Critical patent/JP2559561Y2/ja
Publication of JPH07956U publication Critical patent/JPH07956U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2559561Y2 publication Critical patent/JP2559561Y2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Ship Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリクレーマに係り、特に
リクレーマを効率よく自動制御できるようにするために
バケットホイールの無負荷を検出できるようにしたリク
レーマの無負荷検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にばら物貯蔵ヤードにおいては、こ
れに沿わせて敷設されたレールに、リクレーマを配備
し、リクレーマにより切り出された荷を、そのレールに
沿わせて設けられた地上コンベヤに受け渡すことによ
り、ばら物を遠方に移送するようになっている。
【0003】リクレーマは、図4に示すように、レール
1上を走行する門形脚2の上部に旋回台3を取り付け、
旋回台3にシリンダ4を介して起伏自在にブームコンベ
ヤ5を取り付け、ブームコンベヤ5の先端に、石炭、鉱
石等のばら物をばら物貯蔵山6から切り出すバケットホ
イール7を回転自在に設け、門形脚2にブームコンベヤ
5の搬出端から落下した荷を地上コンベア8に案内して
落下させるシュート9を設けて構成されている。しか
し、リクレーマの操作、すなわち、門形脚2の前後移
動、ブームコンベア5の起伏(上下)操作、旋回台3の
旋回操作及びバケットホイール7の負荷制御等のリクレ
ーマの運転制御は、オペレータの判断によりなされ、リ
クレーマの自動制御はなされていなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】リクレーマの自動化を
進めるにあたって必要なことは、バケットホイールが真
に負荷運転を行っているか無負荷運転を行っているかど
うかを知り、負荷−無負荷の切り替わりに応じて、門形
脚の移動制御、旋回台の旋回制御、ブームコンベヤの起
伏制御を実行してばら物貯蔵山のばら物を上から下に階
段状に切り出させるようにすることである(図4、破線
A参照)。
【0005】ここにリクレーマの自動制御方法としてバ
ケットホイールの駆動装置の負荷を監視し、負荷が無負
荷に切り替わったときに、門形脚の前後移動、ブームコ
ンベアの起伏操作、旋回台の旋回操作を行なうという方
法が考えられる。
【0006】しかし、バケットホイール周辺部にばら物
(例えば石炭,鉱石)が付着し成長してバケットホイー
ルの負荷が増していくことを考慮すると、この方法で
は、バケットホイールの真の無負荷、すなわち払い出す
ばら物貯蔵山端を正確に判断することはできないという
問題がある。
【0007】なお、ブームコンベヤの払い出し流量を見
るという方法も考えられるが、この方法では、本当にバ
ケットホイールが無負荷になったかどうかを判断するこ
とはできない。
【0008】本考案の目的は、バケットホイール周辺部
に、たとえばら物が付着しようとも真の無負荷を判別す
ることができるリクレーマの無負荷検出装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
すべく、バケットホイールの回転によりばら物を掻き取
ってこれを後方のブームコンベヤに払い出すように構成
されたリクレーマにおいて、上記バケットホイールにそ
の負荷を検出すべく設けられた負荷検出手段と、上記ブ
ームコンベヤに、その払い出し流量を検出すべく設けら
れた流量検出手段と、リクレーマを自動制御するための
コントローラであって、上記負荷検出手段と流量検出手
段の検出値が入力され、ブームコンベヤの払い出し流量
が零となったときに負荷検出手段から入力された値を無
負荷時の値として記憶するコントローラとを備えたもの
である。
【0010】
【作用】コントローラは、流量検出手段の払い出し流量
が零になったときのバケットホイールの負荷を無負荷時
の値として記憶する。この値は、流量検出手段の流量値
が零になる度に更新される。
【0011】
【実施例】以下に、本考案の好適一実施例を添付図面を
参照しつつ説明する。
【0012】図1は、ブームコンベヤとバケットホイー
ル及びブームコンベヤとシュートおよび地上コンベヤと
の関係を示し、図2はバケットホイールを駆動するため
の油圧モータ10を示している。
【0013】図1において、5はブームコンベヤ、6は
ばら物貯蔵山、7はバケットホイール、8は地上コンベ
ヤ、9はシュートである。
【0014】バケットホイール7を駆動するための駆動
装置として、本実施例にあっては図2に示す油圧モータ
10が用いられており、油圧モータ10には、バケット
ホイール7の負荷を検出すべく負荷検出手段たる圧力変
換器PTが取り付けられている。一方、ブームコンベヤ
5には、その途中にシュート9へ向けて払い出される荷
の払い出し流量を検出すべく流量検出手段たるコンベヤ
スケールWTが取り付けられている。
【0015】圧力変換器PTは、検出した圧力を電気信
号に変換し得るように構成されたものであり、かつブー
ムコンベヤ5を流れる荷の単位時間当たりの重量から荷
の払い出し流量を計算し、これを電気信号として出力し
得るように構成されたものである。
【0016】コンベヤスケールWTは、実施例にあって
は、ブームコンベヤ5のベルトを支持するローラから、
通過する荷の重量を測定しこれを電気信号化して出力す
るロードセル等の測定器と、この測定器から出力された
値を積分して単位時間当たりの荷の払い出し流量を算出
する計算機とから構成されている。
【0017】そして圧力変換器PTおよびコンベヤスケ
ールWTの出力値は、コントローラ11に入力されるよ
うになっている。
【0018】コントローラ11は、基本的に、負荷から
無負荷運転に切り替わったときに、ばら荷の切り出しの
ために、門形脚を前方へ移動させ、旋回台を逆方向に旋
回させるという自動制御を行うように構成されたシーケ
ンサから成り、シーケンサの設定値の変更によって油圧
モータ10の油量を変え、バケットホイール7の切り出
し能力を調節することができるように構成されている。
そしてコントローラ11は、バケットホイール7の負荷
−無負荷の切り替わりを知るために図3に示す如き制御
を実行するように構成されている。
【0019】すなわち、コントローラ11は、リクレー
マの運転開始(スタート)直後、所定時間おき(たとえ
ば1秒おき)に圧力変換器PTの出力値P1,P2,
…,P10をサンプリングした後、そのサンプリング値
P1,P2,…,P10の平均値を求め、これを無負荷
時の真の値として記憶するというルーチンを繰返して、
常に新しい無負荷時の値を記憶して、リクレーマを正し
く自動制御するように構成されている。
【0020】よって、コントローラ11は、バケットホ
イール7の周辺部に付着した付着量にかかわらず真の無
負荷を知り、リクレーマを自動制御する。
【0021】なお、本実施例にあっては負荷検出手段と
して圧力変換器PTが用いられているが、バケットホイ
ール7を電動モータで駆動するというような場合は、バ
ケットホイール7に有効電力計を取り付け、その電力を
コントローラ11に入力するようにして無負荷を検出す
るように構成しても構わない。
【0022】
【考案の効果】以上説明したことから明らかなように本
考案によれば次の如き優れた効果を発揮する。
【0023】(1)バケットホイールの無負荷を正しく
知ることができ、リクレーマを正しく自動制御すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るリクレーマの無負荷検出装置を示
す図である。
【図2】油圧モータと圧力変換器との関係を示す図であ
る。
【図3】コントローラの制御内容を示す図である。
【図4】リクレーマの全体的な構成を説明するための図
である。
【符号の説明】
5 ブームコンベヤ 6 ばら物貯蔵山 7 バケットホイール 8 地上コンベヤ 11 コントローラ PT 負荷検出手段 WT 流量検出手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケットホイールの回転によりばら物を
    掻き取ってこれを後方のブームコンベヤに払い出すよう
    に構成されたリクレーマにおいて、上記バケットホイー
    ルにその負荷を検出すべく設けられた負荷検出手段と、
    上記ブームコンベヤに、その払い出し流量を検出すべく
    設けられた流量検出手段と、リクレーマを自動制御する
    ためのコントローラであって、上記負荷検出手段と流量
    検出手段の検出値が入力され、ブームコンベヤの払い出
    し流量が零となったときに負荷検出手段から入力された
    値を無負荷時の値として記憶するコントローラとを備え
    たことを特徴とするリクレーマの無負荷検出装置。
JP2978993U 1993-06-03 1993-06-03 リクレーマの無負荷検出装置 Expired - Fee Related JP2559561Y2 (ja)

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JPH07956U JPH07956U (ja) 1995-01-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115783821A (zh) * 2022-04-20 2023-03-14 华电蓝科科技股份有限公司 一种链斗卸船机及控制方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101144954B1 (ko) * 2004-12-24 2012-05-15 주식회사 포스코 리크레이머 선회 제어방법
JP4986103B2 (ja) * 2005-06-28 2012-07-25 新日本製鐵株式会社 原料ヤード移動機の自動払出方法

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JPH07956U (ja) 1995-01-06

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