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JP2558893B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2558893B2
JP2558893B2 JP1295437A JP29543789A JP2558893B2 JP 2558893 B2 JP2558893 B2 JP 2558893B2 JP 1295437 A JP1295437 A JP 1295437A JP 29543789 A JP29543789 A JP 29543789A JP 2558893 B2 JP2558893 B2 JP 2558893B2
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sheet
image
image forming
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time
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忠由 久下
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to EP90121738A priority patent/EP0428147B1/en
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Priority to US08/074,739 priority patent/US5510888A/en
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、多重複写する画像形成装置に係り、詳しく
は2枚の原稿の画像を1枚のシートの前半部と後半部と
に夫々複写する画像形成装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、2枚の原稿を1枚のシートに並べて複写する場
合原稿台上に2枚の原稿を並べて置くことによってのみ
可能であり、自動的に上記のようなモードの複写を実行
するような画像形成装置についての提案はなされていな
い。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、2枚の原稿を1枚のシートに複写する
場合、原稿台上に2枚の原稿を正確に並べて載置する必
要があり、操作者は細心の注意を払って操作する必要が
あった。また、原稿が多数枚ある場合には、操作者は何
回も上記のような操作をするため、多大な労力を必要と
する欠点があった。
そこで、本発明は、多重複写機の画像形成のタイミン
グを1枚目の原稿または2枚の原稿に対して変えること
により、2枚の原稿を1枚のシート上に自動的に複写で
きる画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は上述の事情に鑑みてなされてものであって、
原稿の画像を読み取り、該読み取った画像を搬送手段に
よって搬送されたシートに形成する画像形成手段を有
し、 シートの同一面の異なった領域に画像形成手段によっ
て画像を形成するために、画像形成済のシートを再給送
手段によって前記搬送手段に給送し、前記搬送手段によ
って搬送されたシートに再度前記画像形成手段によって
画像を形成する画像形成装置において、 シートの搬送方向先端側の第1の領域に画像形成する
場合は、前記画像形成手段が画像形成動作開始後に時間
t3が経過して所定の状態になってから、さらに所定時間
t1経過後に前記搬送手段によるシートの搬送を開始して
該第1の領域に画像を形成し、シートの搬送方向後端側
の第2の領域に画像を形成する場合は、前記搬送手段に
よるシートの搬送開始から所定時間t2経過後に前記画像
形成手段による画像形成動作を開始し、さらに前記時間
t3及びt1を経過して前記搬送手段による前記第1の領域
の通過後にて該第2の領域に画像を形成するように、前
記画像形成手段および前記搬送手段を制御する制御手段
を備えた、ことを特徴とする。
例えば、前記画像形成手段は原稿を走査して読み取る
ための走査光学系を有し、シートの第1の領域に画像形
成する場合において、前記所定の状態とは前記走査光学
系が原稿の先端に達した状態であり、前記走査光学系が
走査を開始してから前記走査光学系が原稿の先端に達す
るまでにかかる時間が前記時間t3である。
また、前記シートの第2の領域に画像を形成する場合
は、前記搬送手段がシートの搬送を開始してから前記所
定時間t2経過後に前記走査光学系が走査を開始して該第
2の領域に画像を形成するように、前記制御手段が前記
画像形成手段を制御してなる。
更に、前記画像形成手段は、前記走査光学系からの画
像情報を潜像化し、かつそれをトナー像として転写位置
にてシートに転写する感光体を有し、前記走査光学系が
原稿の先端に達した所定状態から前記所定時間t1後に前
記搬送手段がシートの搬送を開始して、前記感光体のト
ナー像の先端と前記シートの先端が一致するように、前
記制御手段が前記搬送手段を制御してなる。
また、前記第1の領域とはシートの搬送方向先端側の
半分の部分であり、前記各時間の和t1+t2+t3は前記搬
送手段がシートの搬送方向長さの半分を通過させるため
の搬送を行うのに必要な時間である。
そして、原稿を読み取る原稿載置手段に前記原稿を1
枚ずつ自動的に給送する自動原稿給送手段を設け、多数
の前記原稿の画像を順次2枚ずつ、1枚の前記シート上
に並べて自動的に画像形成するようにしてなる。
(ホ) 作用 以上の構成に基づき、シート搬送方向先端側の第1の
領域には、画像形成手段が画像形成動作開始後に所定時
間t3が経過した所定の状態、例えば走行光学系が原稿の
先端に達した状態から、所定時間t1、例えば画像形成手
段の感光体におけるトナー像の先端とシートの先端が一
致することに対応する時間経過後、該第1の領域に画像
が形成される。
そして、シート搬送方向後端側の第2の領域には、ま
ず搬送手段が先に駆動開始され、所定時間t2経過後、画
像形成動作が開始され、更に前記時間t3及びt1経過して
第1の領域を通過した状態で、該第2の領域に画像が形
成される。
これにより、例えば原稿載置台に置かれた第1の原稿
が、第1の領域に画像形成され、そして同じ位置に置か
れた第2の原稿が、シート搬送後端側に位置するにも拘
らず、第1の領域と略々同様な素早いタイミングで第2
の領域に画像形成される。
(ヘ) 実施例 以下図面に沿って、本発明の実施例を説明する。
第2図に本発明の一実施例を示す。1は複写機、2は
その本体である。3は原稿の自動給送を行なう循環式原
稿給送装置(以下、RDFと称する)であり、本体2に対
して自在に組合せ使用ができる。
本体2には、プラテン4、光源5、ミラー6,7,8,9,1
0,11、レンズ12、シートPを収納する2個のカセット1
3,14を備えており、このカセット13,14には、上部に給
紙ローラ15,16が配設されている。また、本体2の上部
左側には、光源5およびミラー6,7,8等の光学系のホー
ムポジションを検知するホームポジションセンサS1と、
プラテン4に載置される原稿の先端位置に対応した画先
センサS2とが配設されており、上部右側には、光学系の
最大移動位置を検知するセンサS3が配設され、更にカセ
ット13,14の近傍には、シートPの有無を検知するシー
ト有無センサS4,S4、カセット13,14のリフタ(不図示)
の位置を検知するリフタセンサS6,S7及びカセット13,14
に収納されているシートサイズを検知するシートサイズ
センサS8,S9が配設されている。そして、給紙ローラ15,
16の下流には、搬送ローラ対17,18が配設されており、
これらローラ対17,18の下流には、シートPを検知する
シートセンサS10及びレジストローク対19が配設されて
いる。更に、このローラ対19の下流には、複写部20が配
設されており、複写部20の下流には、搬送装置21及びヒ
ータ22aを内蔵する定着器22が配設されている。そし
て、定着器22の下流には、排紙センサS11、搬送ローラ2
3、フラッパ24、排紙ローラ25が配設されており、該排
紙ローラ25の下流には排紙トレイ26が設けられている。
また、前記フラッパ24に分岐されて再搬送路27が設けら
れており、再搬送路27には、搬送ローラ対28、シートセ
ンサS12、反転ローラ対29、シートセンサS13、再給紙ロ
ーラ対30及び中間トレイ31が配設されている。なお、反
転ローラ29は図示しないステッピングモータより駆動さ
れるようになっており、シートPを上流・下流両方向へ
搬送し得るようになっている。
更に、本体2内にはレーザユニット32が配設されてお
り、ユニット32は、レーザ発光部33、ポリゴンミラー3
4、ポリゴンモータ35及びミラー36により構成されてい
る。なお、図中37にて示すものは、複写部20へ投影され
る光を遮断するシャッタである。また、前記複写部20は
円筒形の感光ドラム38を備え、該ドラム38の周囲には、
イレーズランプ39、一次帯電器40、カラー現像器41、現
像器42、転写帯電器43、分離帯電器44及びクリーナ45が
配置されている。
なお、図中41aで示すものはカラー現像器加圧ソレノ
イドであり、また42aで示すものは黒現像器解除ソレノ
イドである。
一方、第3図に示すように、複写機1は操作部55を備
えており、操作部55は、右端に電源スイッチ56が配設さ
れており、その左側にはリセット/ストップキー57及び
スタートキー59が配設されている。そして、スタートキ
ー59の奥側にはカラー現像器選択切換キー60、年月日書
込みモードを指示する年月日指示キー61及びナンバー着
込みを指示するナンバー指示キー62が配置されており、
スタートキー59の左側にはテンキー63が配置されてい
る。また、該テンキー63の奥側には、テンキー63により
入力されるコピー枚数を表示するコピー枚表示器65、シ
ート無しの警報を表示するシート無し表示器66及びジャ
ム発生を報知するジャム警報表示器67が配置されてお
り、テンキー63の左側には、カセット13または14を選択
する選択キー68及びカセットサイズを表示するカセット
表示器69が配置されている。更に、選択キー68の左側に
は、コピー濃度調整キー70、等倍キー71、複写倍率を1
%刻みで所定倍率に指示するズームキー72、定形縮小あ
るいは定形拡大倍率を指示する定形倍率キー73が配置さ
れており、該定形倍率キー73の奥側には複写倍率を表示
する倍率表示器75が配置されている。そして、該ズーム
キー72の左側には、種々の指示キーが配置されており、
76はコピーシートの枠消しを指示する指示キー、77はシ
ートの一端の綴じ代作用を指示する指示キー、79は写真
モードを指示する指示キー、80は多重モードを選択する
多重キー、81はページ連写を指示するページ連写キー、
82は両面複写モードを選択する両面複写キー及び83は第
1図に示すソータ85の動作モード(ソートモードまたは
グループモード)を指示する指示キー、84は後述する連
写ページ多重モードを選択するキーである。
一方、複写機1は、第1図に示すように、制御部86を
備えており、該制御部86はマイクロコンピュータ、ROM,
RAM及びタイマ等により構成されている。そして、制御
部86の入力部には、各センサS1,…が接続されており、
出力部には、レーザユニット32、シャッタ37、ブザー8
7、ACドライバ89を介してランプ5及びヒータ22a等のAC
負荷、高圧発生装置HVTを介して各帯電器40,43,44及び
ソレノイド、クラッチ、ファン等の負荷90が接続されて
おり、更に入出力部には、操作部55、ソータ85、原稿搬
送装置3、モータ制御部92を介してメインモータ93、光
学モータ95、ステッピングモータ96が接続されている。
次にRDFについて、第4図を用いて説明する。
RDF3において、100は原稿束Sをセットする積載トレ
イであり、まず片面原稿時は、分離モータ101を駆動す
ることにより、半月ローラ102、分離搬送ローラ103、及
び分離ベルト104によって、原稿束Sの最下部から一枚
づつ分離し、ベルトモータ105を駆動することにより、
レジストローラ対106a,106b及び全面ベルト107によりプ
ラテンガラス4上の露光位置までパスI−IIを介して搬
送した後停止し、複写動作がスタートする。そして複写
終了後は、ベルト107によりパスIII、搬送大ローラ108
によりパスIVへ送られ、更に、排紙ローラ109により、
再び原稿束Sの上面に戻される。110は原稿の一循環を
検知するリサイクルレバーであり、原稿給送開始時に原
稿束Sの上部に載せ、原稿が順次給送され、最終原稿の
後端がリサイクルレバー110を抜ける時に、自重で落下
したことで原稿の一循環を検知している。
次に両面原稿時は前述のように原稿を一旦パスI,IIか
らIIIに導き、そこで図示しないフラッパソレノイドを
駆動することにより、回動可能なフラッパ111を第4図
点線の方向へ切換えることで原稿の先端をパスIVからV
に導き、レジストローラ対106a,106bによりパスIIを通
って全面ベルト107とプラテンガラス4との間(パスII
I)に搬送した後停止させる。つまり搬送大ローラ108に
より、パスIII〜IV〜V〜IIの経路で原稿の反転がされ
る構成である。
また原稿束Sを1枚ずつバスI〜II〜III〜IVを介し
てリサイクルレバー110により一順検知されるまで搬送
することで、原稿の枚数をカウントすることも出来る。
次に、本実施例の作用を説明する。
電源スイッチ56が投入されると、制御部86は定着器22
のヒータ22aをオンする。そして、定着器22の温度が190
℃に達すると、メインモータ93を回転させ、感光ドラム
38が1回転すると、制御部86はメインモータ93を停止す
る。ここで複写機1はコピー可能な状態(スタンバイ状
態)となる。そして、スタートキー59を押すと、第5図
に示すように、制御部86は、メインモータ93、高圧発生
装置、原稿給送装置3をオンすると共に、給紙動作、即
ちカセット13,14の中板上昇を行なった後に、給紙ロー
ラ15または16のクラッチ(不図示)をオンしてシートP
を給送し、シートセンサS10がシートPを検知してから
所定時間後に、シートPがレジストローラ対19に当接し
て湾曲した状態でクラッチはオフされる。そして、メイ
ンモータ93のオンにより一次帯電器40により一様に帯電
した感光ドラム38が略々一回転したことを図示しないセ
ンサにより検知すると制御部86は、ランプ5を点灯し、
光学モータ95をオンして、ランプ5、ミラー6等の光学
系をプラテン4上の原稿を露光走査のため前進させ、画
先センサS2が画先を検知してから所定時間t1後にレジス
トローラ対19をオンする。即ち、感光ドラム38に、ミラ
ー11又は36からの画像光が照射され、該ドラム38上に潜
像が形成される位置から、該ドラムが回転してトナー像
がシートに転写する位置までの時間と、レジストローラ
19から上記転写位置までシート先端が搬送される時間と
の差からなる所定時間t1後にレジストローラ19が駆動開
始される。制御部86はローラ対19のオン動作と同様に給
紙クラッチを所定時間だけオンして給紙ローラ15,16を
再び回転してシートPを続けて給送する。また、シート
サイズに応じた時間だけレジストローラ対19を回転す
る。この際、レジストローラ対19に挟持されたシートP
は感光ドラム38に顕画化された画像と同期して搬送され
る。なお、光学系が原稿を走査する際、レーザユニット
32により画像中の任意の場所を消去して年月日やNo.等
の簡単な文字を書き込むことができる。そして、シート
Pは転写帯電器43によりドラム38上の画像を転写され、
分離帯電器44により感光ドラム38から分離される。この
際、ランプ5、ミラー6…等の光学系がセンサS3により
検知されると、光学系は反転されてホームポジションへ
戻される。画像を転写されたシートPは、搬送部21によ
り定着器22へ搬送され、定着器22により画像を定着され
る。更に、シートPは搬送ローラ23により、フラッパ24
へ搬送され、フラッパ24により排紙ローラ25へ案内さ
れ、ローラ25により排紙トレイ26へ排出される。
次に、本発明の基礎となる参考例である多重コピーモ
ードについて説明する。
通常の多重コピーモードは第6図に示すように、原稿
aと原稿bとからコピーシートPのような画像を得る。
この多重コピーは第7図に示すように、1枚目の原稿a
をコピーし、そのシートPを中間トレイ31に収納し、そ
の後2枚目の原稿bを中間トレイ31から再給紙されたシ
ートPにコピーするモードである。このタイミングチャ
ートをRDF3を使用しない場合を第8図に、RDF3を使用し
た場合を第9図に示している。RDF3を使用しないときに
は、コピースタートにより給紙が開始される。給紙動作
が完了すると、光学系が前進を開始、センサS2により画
先信号が発せられると、制御部86は時間をカウントし、
t1時間経過したことを制御部86がカウントすると、制御
部86がレジストローラ対19をオンし、感光ドラム38上の
画像をシートPの搬送が同期するようにする。この給紙
スタートからレジストローラ対19オンまでのフローチャ
ートを第10図に示している。このフローチャートに示さ
れた、給紙からレジストローラ対19のスタートに関して
は、多重コピーの1面めも2面めも通常の片面コピーの
場合と同様である。
次に、本発明に係る実施例を、キー84により選択され
る連写ページ多重モードについて説明する。
連写ページ多重モードは、第12図に示すように、原稿
cと原稿dとにより、コピーシートPのようなコピーを
行なうものである。即ち、原稿cをシートPの前半部
に、原稿dをシートPの後半部にコピーするものであっ
て、2原稿がシートPの前後半に互いにづらされてコピ
ーされるものである。
この連写ページ多重モードを行なうフローは一般の多
重コピーと同様であり、第13図(a)にRDFを使用しな
い場合を示し、第13図(b)にRDFを使用する場合を示
している。即ち給紙動作が完了すると、光学系が前進を
開始する。センサS2により画先信号が発せられると、一
定時間t1後にレジストローラ19をオンさせ、感光ドラム
38上の画像先端とシートPの先端とが一致するように制
御が行なわれる(第10図、第11図参照)。
ついで、2面目コピーの場合について、第14図及び第
15図を参照して説明する。
原稿交換後、再スタートされるか、またはRDF3により
原稿の交換が終了すると、中間トレイ31から再給紙動作
が行なわれ、この動作が完了すると、レジストローラ19
がオンし、シートPを複写部20に搬送する。所定時間t2
経過後に、光学系が前進を開始し、シートPの後半部に
画像が転写されるように光学系とレジストローラ19が制
御される。この時のドラム38上の画像とコピーシートP
との位置関係を第16図に示している。図示のように、シ
ートPがドラム38上の画像に対して先行している。
そこで、レジストローラ19オン後に、光学系が前進を
開始するまでの時間t2を説明すると、光学系動作開始
(ホームポジションセンサS1のオフ信号)からセンサS2
により光学系が画先位置にあることを検知してオンする
までの時間、t3は光学系としてあらかじめ設定された時
間であり、時間t1+t2+t3はレジストローラ19がシート
Pの長さの半分を搬送する時間で、あらかじめ設定され
た時間であり、また、t1は前記したように、光学系の画
先センサS2の信号が発せられてからレジストローラ19が
オンするまでの時間があるので、時間t2即ち、レジスト
ローラ19がオンしてから光学系の前進開始まで時間は容
易に設定することができる。
なお、複写倍率を変化させると、光学系動作開始から
センサS2により光学系が画先位置にあることを検知する
までの時間t3は変化する。これにより、時間t2が変化す
るのは明らかである。
また、光学系の駆動にDCモータを使用する場合時間t3
は多少ばらつくが、ステッピングモータを使用する場
合、時間t3は正確に知ることができるので、コピーシー
トPの後半のコピーが正確にできる。
時間t3を設定するには、第1に光学系前進開始から画
先をセンサS2が検知するまでの時間を予め設定して、制
御部86に記憶させる。第2に、光学系の立ち上がり特性
により制御部86で算定させる等の方法がある。光学系の
駆動にステッピングモータ使用の場合には、予め各複写
倍率において時間t3を算出することができるので、この
数値を制御部86に記憶させておき、コピー動作時に算出
を省くことができる。
また、複写倍率によっては、光学系前進開始のタイミ
ングがレジストローラ19オンのタイミングよりも、第17
図に示すように、早くなる場合あるが、画像を転写すべ
き位置(シートPの中央)が分かっているので、レジス
トローラ19によるシートP長の半分を移動させる時間t4
を予め算定し、前記時間t1,t2も分かっているので、時
間t′(光学系前進開始とレジストローラ19オンとの
時間差)の値を求めることができる。
かくして、第12図で示したような複写を正確に得るこ
とができる。
以上説明したのは、多重複写の2面目の複写のタイミ
ングをずらして連写ページ多重モードを実施するもので
あるが、多重複写の1面目で複写のタイミングをずらし
て連写ページ多重モードを実施することもできる。RDF
を使用しない場合のタイミングチャートを第18図に、RD
Fを使用する場合のタイミングチャートを第19図に示し
た。そして、このようにすることにより、第20図に示す
ような複写ができる。
また、タイミングチャートには記さなかったが、画像
の不要部分はレーザユニット32により消去できる。第12
図を参照して説明すると、原稿cを複写する場合には、
コピーシートPの右側部分に相当する部分の画像領域を
消去し、原稿dを複写する場合にはコピーシートPの左
側部分に相当する部分の画像領域を消去する。
また、第15図及び第19図ではRDFを使用して2枚の原
稿から1枚のコピーシートPを得るものであったが、原
稿が3枚以上ある場合においては、第21図に示すフロー
チャートのように、次々と原稿を交換し、複写を継続し
て行くと、第12図及び第20図に示すようなコピーシート
を次々に得ることができる。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、2枚の原稿か
ら読取った画像を、1枚のシートの搬送方向先端側の第
1の領域と、後端側の第2の領域に並べて画像形成する
ことができるので、原稿載置台に原稿を正確に2枚並べ
る等の面倒な作業を必要とせず、省力化を図りつつシー
ト枚数を節約して、省資源化をも図ることができる。
また、第2の領域に画像形成する際は、搬送手段によ
るシート搬送開始から所定時間経過後に画像形成手段に
よる画像形成動作を開始するので、搬送方向後端側の第
2の領域に対しても、第1の領域と略々同様に素早く画
像形成することができ、画像形成効率を向上することが
できる。
また、ステッピングモータにより前記原稿を読取る走
査光学系を駆動することによっては、2枚の前記原稿の
画像を一枚のシート上に並べて画像形成する精度を向上
できる。
また、前記2枚の原稿の画像を1枚の前記シートの左
右を異にして複写できることによっては、和式綴じ又は
洋式綴じのいずれかの製本にも対応できる効果がある。
また、自動原稿給送手段により、多数の前記原稿の画
像を順次2枚ずつ一枚の前記シート上に並べて自動的に
複写ができることによっては、操作者の労力を大幅に軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の制御ブロック図、第2図はそ
の全体を示す縦断側面図、第3図はその操作部を示す正
面図、第4図はその原稿給送装置を示す縦断側面図、第
5図はその画像形成のタイムチャート、第6図は本発明
の基礎となる参考例である一般的な二重複写の説明図、
第7図(a)はRDFを使用しない場合、第7図(b)はR
DFを使用した場合のフローチャート、第8図はRDFを使
用しない場合、第9図はRDFを使用した場合の一般的な
二重複写のタイムチャート、第10図は給紙からレジスト
ローラオンまでの複写のフローチャート、第11図はその
シートと感光ドラムとの関係を示す説明図、第12図は本
発明の実施例である連写ページ多重モード時の画像形成
説明図、第13図(a)はRDFを使用しない場合、第13図
(b)はRDFを使用した場合の連写ページ多重モード時
のフローチャート、第14図はRDFを使用しない場合、第1
5図はRDFを使用した場合、の連写ページ多重モード時の
タイムチャート、第16図はそのシートと感光ドラムとの
関係を示す説明図、第17図は複写倍率を変えた場合のタ
イムチャート、第18図はRDFを使用しない場合、第19図
はRDFを使用した場合、の第1原稿像と第2原稿像との
順序を左右逆にした場合のタイムチャート、第20図はそ
の場合の画像形成説明図、第21図は多数枚の原稿を自動
的に連写ページ多重モードにした場合のフローチャート
である。 1……画像形成装置(複写機)、3……自動原稿給送手
段(原稿給送装置)、4……原稿載置手段(プラテ
ン)、5〜12……画像形成手段(走査光学系)、19……
搬送手段(レジストローラ)、20……画像形成手段(複
写部)、27,31……搬送路(再搬送路、中間トレイ)、3
8……感光体(感光ドラム)、84……指示手段(連写ペ
ージ多重モードを選択するキー)、86……制御手段(制
御部)、95……ステッピングモータ(光学モータ)、c,
d……二枚の原稿、P……シート、S……原稿(原稿
束)。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像を読み取り、該読み取った画像
    を搬送手段によって搬送されたシートに形成する画像形
    成手段を有し、 シートの同一面の異なった領域に画像形成手段によって
    画像を形成するために、画像形成済のシートを再給送手
    段によって前記搬送手段に給送し、前記搬送手段によっ
    て搬送されたシートに再度前記画像形成手段によって画
    像を形成する画像形成装置において、 シートの搬送方向先端側の第1の領域に画像形成する場
    合は、前記画像形成手段が画像形成動作開始後に時間t3
    が経過して所定の状態になってから、さらに所定時間t1
    経過後に前記搬送手段によるシートの搬送を開始して該
    第1の領域に画像を形成し、シートの搬送方向後端側の
    第2の領域に画像を形成する場合は、前記搬送手段によ
    るシートの搬送開始から所定時間t2経過後に前記画像形
    成手段による画像形成動作を開始し、さらに前記時間t3
    及びt1を経過して前記搬送手段による前記第1の領域の
    通過後にて該第2の領域に画像を形成するように、前記
    画像形成手段および前記搬送手段を制御する制御手段を
    備えた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成手段は原稿を走査して読み取
    るための走査光学系を有し、シートの第1の領域に画像
    形成する場合において、前記所定の状態とは前記走査光
    学系が原稿の先端に達した状態であり、前記走査光学系
    が走査を開始してから前記走査光学系が原稿の先端に達
    するまでにかかる時間が前記時間T3である請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記シートの第2の領域に画像を形成する
    場合は、前記搬送手段がシートの搬送を開始してから前
    記所定時間t2経過後に前記走査光学系が走査を開始して
    該第2の領域に画像を形成するように、前記制御手段が
    前記画像形成手段を制御してなる請求項2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】前記画像形成手段は、前記走査光学系から
    の画像情報を潜像化し、かつそれをトナー像として転写
    位置にてシートに転写する感光体を有し、前記走査光学
    系が原稿の先端に達した所定状態から前記所定時間t1
    に前記搬送手段がシートの搬送を開始して、前記感光体
    のトナー像の先端と前記シートの先端が一致するよう
    に、前記制御手段が前記搬送手段を制御してなる請求項
    2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記第1の領域とはシートの搬送方向先端
    側の半分の部分であり、前記各時間の和t1+t2+t3は前
    記搬送手段がシートの搬送方向長さの半分を通過させる
    ための搬送を行うのに必要な時間である請求項1記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】原稿を読み取る原稿載置手段に前記原稿を
    1枚ずつ自動的に給送する自動原稿給送手段を設け、多
    数の前記原稿の画像を順次2枚ずつ、1枚の前記シート
    上に並べて自動的に画像形成するようにしてなる請求項
    1記載の画像形成装置。
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