JP2557972B2 - シートフイルム装填装置 - Google Patents
シートフイルム装填装置Info
- Publication number
- JP2557972B2 JP2557972B2 JP1034153A JP3415389A JP2557972B2 JP 2557972 B2 JP2557972 B2 JP 2557972B2 JP 1034153 A JP1034153 A JP 1034153A JP 3415389 A JP3415389 A JP 3415389A JP 2557972 B2 JP2557972 B2 JP 2557972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet film
- cassette
- magazine
- film
- sheet
- Prior art date
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマガジンからシートフイルムを取出してカセ
ツテ内へ装填するシートフイルム装填装置に関する。
ツテ内へ装填するシートフイルム装填装置に関する。
X線フイルムを撮影用のカセツテ内へ装填するための
装置として吸着手段によってマガジンからシートフイル
ムを取出し、これをカセツテへ装填する装置が提案され
ている(特開昭62−249833)。この装置は、X線シート
フイルムが種別毎に区分けされて複数のマガジン内へそ
れぞれ収容されており、吸着手段は選択されたマガジン
内のフイルム端部を吸着して持ち出し、これをカセツテ
入口部に配置される送り込みローラ内へ挟持させるよう
になっている。このため吸着手段がマガジンからのフイ
ルム取出手段とフイルム搬送手段を兼ねているが、吸着
手段によってマガジン内から取出したフイルムをカセツ
テへ持ち込むまでにフイルムの末尾が近くにある他の部
品に接触してフイルムに傷を与え易い。
装置として吸着手段によってマガジンからシートフイル
ムを取出し、これをカセツテへ装填する装置が提案され
ている(特開昭62−249833)。この装置は、X線シート
フイルムが種別毎に区分けされて複数のマガジン内へそ
れぞれ収容されており、吸着手段は選択されたマガジン
内のフイルム端部を吸着して持ち出し、これをカセツテ
入口部に配置される送り込みローラ内へ挟持させるよう
になっている。このため吸着手段がマガジンからのフイ
ルム取出手段とフイルム搬送手段を兼ねているが、吸着
手段によってマガジン内から取出したフイルムをカセツ
テへ持ち込むまでにフイルムの末尾が近くにある他の部
品に接触してフイルムに傷を与え易い。
またマガジン内のシートフイルムを吸着手段で取出し
た後にこのシートフイルムを円弧状に保持フレーム内へ
収容され、この保持フレームをカセツテに対応する位置
まで移送してカセツテ内へシートフイルムを装填する装
置も提案されている(国際公開WO88/06749)。この装置
ではマガジンから取出したシートフイルムを保持フレー
ム内へ収容した状態でマガジンからカセツテまで移送す
るので、移送時にフイルムが他の部品と接触して傷付き
を生ずることはない。しかしこの装置では、保持フレー
ム内へシートフイルムを収容させる駆動力及び保持フレ
ームからシートフイルムをカセツテ内へ送り出す駆動力
をそれぞれ吸着手段によって行うので、吸着手段はシー
トフイルムの端部を吸着し、かつ保持フレームの一端か
らシートフイルムを挿入しカセツテへの送り出し時にも
シートフイルムをこの保持フレームの一端から取出す必
要がある。このためマガジンを上下に複数個配置した場
合には、この保持フレームの一端を全てのマガジンに対
応して上下動可能とする必要があり、装置全体の設置高
さが高くなる。
た後にこのシートフイルムを円弧状に保持フレーム内へ
収容され、この保持フレームをカセツテに対応する位置
まで移送してカセツテ内へシートフイルムを装填する装
置も提案されている(国際公開WO88/06749)。この装置
ではマガジンから取出したシートフイルムを保持フレー
ム内へ収容した状態でマガジンからカセツテまで移送す
るので、移送時にフイルムが他の部品と接触して傷付き
を生ずることはない。しかしこの装置では、保持フレー
ム内へシートフイルムを収容させる駆動力及び保持フレ
ームからシートフイルムをカセツテ内へ送り出す駆動力
をそれぞれ吸着手段によって行うので、吸着手段はシー
トフイルムの端部を吸着し、かつ保持フレームの一端か
らシートフイルムを挿入しカセツテへの送り出し時にも
シートフイルムをこの保持フレームの一端から取出す必
要がある。このためマガジンを上下に複数個配置した場
合には、この保持フレームの一端を全てのマガジンに対
応して上下動可能とする必要があり、装置全体の設置高
さが高くなる。
本発明は上記事実を考慮し、マガジンからカセツテへ
のフレーム移送中にフイルムに傷を付けることがなく、
マガジンを上下に多数配置する場合にも、装置の全体高
さを大きくする必要がないシートフイルム装填装置を得
ることが目的である。
のフレーム移送中にフイルムに傷を付けることがなく、
マガジンを上下に多数配置する場合にも、装置の全体高
さを大きくする必要がないシートフイルム装填装置を得
ることが目的である。
本出願に係る請求項(1)の発明は、複数のマガジン
から選択されたひとつのマガジンよりシートフイルムを
取り出してカセツテに装填するシートフイルム装填装置
であって、 前記カセツテ内にシートフイルムを送り込む送り込み
手段と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出
して、前記送り込み手段にシートフイルムを渡す渡し手
段と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出
すために前記渡し手段を前記選択されたマガジンに隣接
するように前記送り込み手段と一体的に移動させ、前記
渡し手段から渡されて前記送り込み手段が保持するシー
トフイルムを前記カセツテに送り込むために前記カセツ
テに隣接する位置へ前記渡し手段とは別個に前記送り込
み手段を移動させると共に、次にシートフイルムを取り
出ために新たに選択されたマガジンに隣接する位置へ前
記渡し手段を移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴とした。
から選択されたひとつのマガジンよりシートフイルムを
取り出してカセツテに装填するシートフイルム装填装置
であって、 前記カセツテ内にシートフイルムを送り込む送り込み
手段と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出
して、前記送り込み手段にシートフイルムを渡す渡し手
段と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出
すために前記渡し手段を前記選択されたマガジンに隣接
するように前記送り込み手段と一体的に移動させ、前記
渡し手段から渡されて前記送り込み手段が保持するシー
トフイルムを前記カセツテに送り込むために前記カセツ
テに隣接する位置へ前記渡し手段とは別個に前記送り込
み手段を移動させると共に、次にシートフイルムを取り
出ために新たに選択されたマガジンに隣接する位置へ前
記渡し手段を移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴とした。
また、本発明に係る請求項(2)の発明は、複数のマ
ガジンから選択されたひとつのマガジンよりシートフイ
ルムを取り出してカセツテのシートフイルム挿入口から
カセツテに装填するシートフイルム装填装置であって、 シートフイルムが挿入される入口部、シートフイルム
を前記カセツテへ排出する出口部及び、前記入口部から
前記出口部までの間に設けられた通過部を有する送り込
み手段と、 前記選択されたマガジンから取り出したシートフイル
ムを前記送り込み手段に渡す渡し手段と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出
すために前記渡し手段を前記選択されたマガジンに隣接
するように移動させ、前記渡し手段から渡されたシート
フイルムを保持する前記送り込み手段を前記カセツテ近
傍の第1の位置に移動させ、次に前記カセツテのシート
フイルム挿入口と前記送り込み手段の出口部との間の距
離が前記第1の位置の状態より短い第2の位置に、前記
送り込み手段を移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴とした さらに、本発明に係る請求項(3)の発明は、請求項
(2)において、前記送り込み手段の出口部には、シー
トフイルムを前記カセツテ内に送り込むためにシートフ
イルムを搬送する搬送ローラ対が設けられ、前記送り込
み手段の通過部には、シートフイルムを湾曲させて搬送
する搬送ガイドが設けられたことを特徴としている。
ガジンから選択されたひとつのマガジンよりシートフイ
ルムを取り出してカセツテのシートフイルム挿入口から
カセツテに装填するシートフイルム装填装置であって、 シートフイルムが挿入される入口部、シートフイルム
を前記カセツテへ排出する出口部及び、前記入口部から
前記出口部までの間に設けられた通過部を有する送り込
み手段と、 前記選択されたマガジンから取り出したシートフイル
ムを前記送り込み手段に渡す渡し手段と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出
すために前記渡し手段を前記選択されたマガジンに隣接
するように移動させ、前記渡し手段から渡されたシート
フイルムを保持する前記送り込み手段を前記カセツテ近
傍の第1の位置に移動させ、次に前記カセツテのシート
フイルム挿入口と前記送り込み手段の出口部との間の距
離が前記第1の位置の状態より短い第2の位置に、前記
送り込み手段を移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴とした さらに、本発明に係る請求項(3)の発明は、請求項
(2)において、前記送り込み手段の出口部には、シー
トフイルムを前記カセツテ内に送り込むためにシートフ
イルムを搬送する搬送ローラ対が設けられ、前記送り込
み手段の通過部には、シートフイルムを湾曲させて搬送
する搬送ガイドが設けられたことを特徴としている。
このためこの発明では、送り込み手段である保持手段
の一端を多数のマガジンのいずれかに対応させ、この一
端へ渡し手段である取出手段によってマガジンから取り
出したシートフイルムを挿入する。
の一端を多数のマガジンのいずれかに対応させ、この一
端へ渡し手段である取出手段によってマガジンから取り
出したシートフイルムを挿入する。
シートフイルムは、保持手段内で例えば少なくとも一
部が湾曲した状態に屈曲され、挿入先端部は他の一端部
に対応する。
部が湾曲した状態に屈曲され、挿入先端部は他の一端部
に対応する。
このため保持手段したシートフイルムをカセツト内へ
と装填する場合にはこの他端をカセツトのシートフイル
ム挿入口であるカセツト入口部と対応させる。従って保
持手段は多数のマガジンが上下に配置された場合にシー
トフイルムの入口部である一端を下方に、出口部である
他端を上方に配置すると、下方に配置した一端のみを各
マガジンへそれぞれ対応可能とさせ、上部に配置される
他端をカセツテに対応させればよいので、保持手段が最
下段にあるマガジンと対応した場合にも装置下方へ大き
く突出したり、装置全高を大きくすることはない。
と装填する場合にはこの他端をカセツトのシートフイル
ム挿入口であるカセツト入口部と対応させる。従って保
持手段は多数のマガジンが上下に配置された場合にシー
トフイルムの入口部である一端を下方に、出口部である
他端を上方に配置すると、下方に配置した一端のみを各
マガジンへそれぞれ対応可能とさせ、上部に配置される
他端をカセツテに対応させればよいので、保持手段が最
下段にあるマガジンと対応した場合にも装置下方へ大き
く突出したり、装置全高を大きくすることはない。
また取出手段と保持手段とを別個に移動可能として各
々マガジンと対応させ同一マガジン内から続いてシート
フイルムを取出す場合には、保持手段のみをカセツテと
マガジンとの間で移動させればよく、取出手段はマガジ
ンに対応して停止した状態とすることができ、迅速なシ
ートフイルムの取出装填作業が可能となる。
々マガジンと対応させ同一マガジン内から続いてシート
フイルムを取出す場合には、保持手段のみをカセツテと
マガジンとの間で移動させればよく、取出手段はマガジ
ンに対応して停止した状態とすることができ、迅速なシ
ートフイルムの取出装填作業が可能となる。
第1図には本発明が適用されたシートフイルム装填装
置10が示されている。
置10が示されている。
このシートフイルム装填装置10では枠体11で骨組が形
成され、この枠体11へ固着された外板11Aで内部が遮光
構造となっている。枠体11の下部に複数のマガジン12が
設置され、これらのマガジン12内にそれぞれシートフイ
ルムFが収容されている。これらのシートフイルムFは
各マガジン12毎に異なる種別(サイズ、フイルム種類)
とされており、所望のシートフイルムFが渡し手段であ
る取出手段14及び、送り込み手段である保持手段16によ
ってカセツテ18内へと装填されるようになっている。
成され、この枠体11へ固着された外板11Aで内部が遮光
構造となっている。枠体11の下部に複数のマガジン12が
設置され、これらのマガジン12内にそれぞれシートフイ
ルムFが収容されている。これらのシートフイルムFは
各マガジン12毎に異なる種別(サイズ、フイルム種類)
とされており、所望のシートフイルムFが渡し手段であ
る取出手段14及び、送り込み手段である保持手段16によ
ってカセツテ18内へと装填されるようになっている。
しかし、各マガジン12へ必ずしも種別の異なるフイル
ムを収容する場合に限らず、使用頻度の多いフイルムが
ある場合等には複数のマガジンへ同一種別のフイルムを
共に収容させてもよい。
ムを収容する場合に限らず、使用頻度の多いフイルムが
ある場合等には複数のマガジンへ同一種別のフイルムを
共に収容させてもよい。
このカセツテ18はシートフイルム装填装置10の上部に
設けられる装填口10A(通常は遮蔽されている)から手
動により内部へと装填されると(矢印A方向)カセツテ
駆動機構20の駆動力で引込まれて第1図の図示位置へと
配置されるようになっている。
設けられる装填口10A(通常は遮蔽されている)から手
動により内部へと装填されると(矢印A方向)カセツテ
駆動機構20の駆動力で引込まれて第1図の図示位置へと
配置されるようになっている。
このカセツテ18は第3図にも示される如く皿形状のカ
セツテ本体18Aの内部がシートフイルムFの収容部とさ
れており、蓋板18Bがこのカセツテ本体18Aの一端に軸支
されてカセツテ本体18A内を開閉可能としている。蓋板1
8Bの先端部から突出される爪22はカセツテ本体18Aの一
部に形成される窓18Cへ係合してカセツテ本体18Aの閉止
状態を維持するが、カセツテ駆動機構20がカセツテ18を
開蓋ピン24へ押圧することにより、この開蓋ピン24が爪
22をカセツテ本体18A内へ押し込み蓋板18Bは図示しない
弾性体の付勢力で第3図に示される如く開放状態となる
ように構成されている。
セツテ本体18Aの内部がシートフイルムFの収容部とさ
れており、蓋板18Bがこのカセツテ本体18Aの一端に軸支
されてカセツテ本体18A内を開閉可能としている。蓋板1
8Bの先端部から突出される爪22はカセツテ本体18Aの一
部に形成される窓18Cへ係合してカセツテ本体18Aの閉止
状態を維持するが、カセツテ駆動機構20がカセツテ18を
開蓋ピン24へ押圧することにより、この開蓋ピン24が爪
22をカセツテ本体18A内へ押し込み蓋板18Bは図示しない
弾性体の付勢力で第3図に示される如く開放状態となる
ように構成されている。
また第1図に示される如く装填されたカセツテ18のフ
イルム出入口付近には取出手段26が配置されており、図
示しない駆動源からの駆動力を受けて吸盤28がカセツテ
本体18A内の撮影済みシートフイルムFを取出し、搬送
ローラ32へと受渡すようになっている。これらの搬送ロ
ーラ32は図示しない駆動源からの駆動力を受け、撮影済
みシートフイルムFを現像装置34へと送り出すようにな
っている(矢印B方向)。
イルム出入口付近には取出手段26が配置されており、図
示しない駆動源からの駆動力を受けて吸盤28がカセツテ
本体18A内の撮影済みシートフイルムFを取出し、搬送
ローラ32へと受渡すようになっている。これらの搬送ロ
ーラ32は図示しない駆動源からの駆動力を受け、撮影済
みシートフイルムFを現像装置34へと送り出すようにな
っている(矢印B方向)。
なお、カセツテ18はシートフイルム装填装置10内へ装
填され、開蓋ピン24によって蓋板18Eが開放されると、
図示しない蓋開閉機構(たとえば実開昭63−141950号お
よび実開昭63−141951号に記載の手段)によって蓋板18
Bがさらに大きく開放され、撮影済みシートフイルムF
の取出後に新規なシートフイルムFが装填されると蓋板
18Bが閉止されて、装填口10Aから押し出されるようにな
っていてもよい。
填され、開蓋ピン24によって蓋板18Eが開放されると、
図示しない蓋開閉機構(たとえば実開昭63−141950号お
よび実開昭63−141951号に記載の手段)によって蓋板18
Bがさらに大きく開放され、撮影済みシートフイルムF
の取出後に新規なシートフイルムFが装填されると蓋板
18Bが閉止されて、装填口10Aから押し出されるようにな
っていてもよい。
第2図にも示される如くマガジン12は深皿状に形成さ
れ、内部には多数枚の未露光シートフイルムFが積層状
態で収容されている。このマガジン12の上端面は固定蓋
板12Aで取出手段14の反対側の半分が閉止されており、
他の半分を取出開口12Bとしている。この取出開口12Bに
はスライド蓋12Cが対応しており、このスライド蓋12Cは
第2図に示される如く取出開口12Bを確実に閉止した状
態から蓋板12Aの下方へとスライドして入り込み、取出
開口12Bを開放した状態まで移動できるようになってい
る。
れ、内部には多数枚の未露光シートフイルムFが積層状
態で収容されている。このマガジン12の上端面は固定蓋
板12Aで取出手段14の反対側の半分が閉止されており、
他の半分を取出開口12Bとしている。この取出開口12Bに
はスライド蓋12Cが対応しており、このスライド蓋12Cは
第2図に示される如く取出開口12Bを確実に閉止した状
態から蓋板12Aの下方へとスライドして入り込み、取出
開口12Bを開放した状態まで移動できるようになってい
る。
これらのマガジン12はそれぞれシートフイルム装填装
置10の枠体11へ多数段に設置される移動台36内へ収容さ
れている。これらの移動台36はマガジン12の周囲底部を
支持する枠状に形成されており、両側上端部から水平方
向に突出する折曲部36Aが形成され、この折曲部36Aは枠
体11へ軸心が水平に軸支されるローラ38上へと載置され
ている。各移動台36はマガジン12を搭載した状態で第1
図に実線で示される状態が待機位置とされ、この状態か
ら枠体11の扉11Bを開放して第1図左側に移動して(矢
印C方向)引出した状態がシートフイルムFの補充位置
となっている。また更にこのマガジン12は待機状態から
第1図右方へ移動され(矢印D方向)、取出開口12Bが
取出手段14の下方へ至った状態がフイルム取出位置とな
っている。このシートフイルムFの待機状態でマガジン
12を所定位置に停止するために、折曲部36Aには切欠部3
6Bが形成されてこの切欠部36Bがローラ38に対応すると
移動台36の移動が停止されるようになっている。
置10の枠体11へ多数段に設置される移動台36内へ収容さ
れている。これらの移動台36はマガジン12の周囲底部を
支持する枠状に形成されており、両側上端部から水平方
向に突出する折曲部36Aが形成され、この折曲部36Aは枠
体11へ軸心が水平に軸支されるローラ38上へと載置され
ている。各移動台36はマガジン12を搭載した状態で第1
図に実線で示される状態が待機位置とされ、この状態か
ら枠体11の扉11Bを開放して第1図左側に移動して(矢
印C方向)引出した状態がシートフイルムFの補充位置
となっている。また更にこのマガジン12は待機状態から
第1図右方へ移動され(矢印D方向)、取出開口12Bが
取出手段14の下方へ至った状態がフイルム取出位置とな
っている。このシートフイルムFの待機状態でマガジン
12を所定位置に停止するために、折曲部36Aには切欠部3
6Bが形成されてこの切欠部36Bがローラ38に対応すると
移動台36の移動が停止されるようになっている。
第2図に示される如く取出手段14は互いに平行な一対
の昇降フレーム122が設けられている。これらの昇降フ
レーム122は複数本の連結ロツド124で互いに平行に固着
されており、外側に固着されるガイドブロツク126には
ガイド軸128が貫通している。また昇降フレーム122の片
側には同様なガイドブロツク127が固着されてねじ軸132
が螺合している。これらのガイド軸128、ねじ軸132は軸
心が垂直とされ、ガイド軸128の上下両端部は枠体11へ
固着され、ねじ軸132は枠体11へ軸支されると共に図示
しないモータの駆動力を受けて回転するようになってい
る。つまり、ガイド軸128、ねじ軸132及びモータ等によ
り取出手段14側の移動手段が構成されることになる。従
ってモータ駆動力を受けて、ねじ軸132が回転すると、
取出手段14は上昇又は下降されて各々へと対応できるよ
うになっている。
の昇降フレーム122が設けられている。これらの昇降フ
レーム122は複数本の連結ロツド124で互いに平行に固着
されており、外側に固着されるガイドブロツク126には
ガイド軸128が貫通している。また昇降フレーム122の片
側には同様なガイドブロツク127が固着されてねじ軸132
が螺合している。これらのガイド軸128、ねじ軸132は軸
心が垂直とされ、ガイド軸128の上下両端部は枠体11へ
固着され、ねじ軸132は枠体11へ軸支されると共に図示
しないモータの駆動力を受けて回転するようになってい
る。つまり、ガイド軸128、ねじ軸132及びモータ等によ
り取出手段14側の移動手段が構成されることになる。従
ってモータ駆動力を受けて、ねじ軸132が回転すると、
取出手段14は上昇又は下降されて各々へと対応できるよ
うになっている。
これらの昇降フレーム122間にはアーム134の先端に吸
盤136が配置されており、このアーム134は軸138でアー
ム142の先端へ軸支されている。アーム142は軸144で昇
降フレーム122へ軸支されている。またこれらのアーム1
34、142の回転角を制御するためのモータ146、148がそ
れぞれアーム142、昇降フレーム122へ取付けられ、無端
ベルト152、154でその回転力をアーム134、142へ伝える
ようになっている。
盤136が配置されており、このアーム134は軸138でアー
ム142の先端へ軸支されている。アーム142は軸144で昇
降フレーム122へ軸支されている。またこれらのアーム1
34、142の回転角を制御するためのモータ146、148がそ
れぞれアーム142、昇降フレーム122へ取付けられ、無端
ベルト152、154でその回転力をアーム134、142へ伝える
ようになっている。
これによって吸盤136はアーム134、142の回転で第1
図の状態から略垂直下方へと移動し、フイルム取出位置
にあるマガジン12内のシートフイルムFを吸着し、更に
上昇すると共に右方向へ移動して吸着したシートフイル
ムFの先端部を保持手段16へと送り出すようになってい
る。
図の状態から略垂直下方へと移動し、フイルム取出位置
にあるマガジン12内のシートフイルムFを吸着し、更に
上昇すると共に右方向へ移動して吸着したシートフイル
ムFの先端部を保持手段16へと送り出すようになってい
る。
昇降フレーム122の下部には、支軸56、58によってプ
ーリ62、64が軸支されている。これらのプーリ62、64に
は無端タイミングベルト66が巻掛けられている。支軸58
は昇降フレーム122へ固着されるモータ68の駆動力を受
けて回転されるようになっている。また無端タイミング
ベルト66の一部には引出ピン72が固着されてその軸心が
プーリ62、64と平行軸状態となっており、移動台36の前
端に固着される係合アーム74と対応している。この係合
アーム74は下方に向けてコ字状に開口する引出ピン受部
74Aを有し、無端タイミングベルト66が第1図時計方向
に回転されると、引出ピン72がこの引出ピン受部74A内
へ収容され、これによって移動台36はマガジン12と共に
取出手段14の下方まで矢印D方向に引出されてフイルム
取出位置となるようになっている。なお係合アーム74に
はプーリ62、無端タイミングベルト66との干渉を回避す
るための切欠部74Bが形成されている。
ーリ62、64が軸支されている。これらのプーリ62、64に
は無端タイミングベルト66が巻掛けられている。支軸58
は昇降フレーム122へ固着されるモータ68の駆動力を受
けて回転されるようになっている。また無端タイミング
ベルト66の一部には引出ピン72が固着されてその軸心が
プーリ62、64と平行軸状態となっており、移動台36の前
端に固着される係合アーム74と対応している。この係合
アーム74は下方に向けてコ字状に開口する引出ピン受部
74Aを有し、無端タイミングベルト66が第1図時計方向
に回転されると、引出ピン72がこの引出ピン受部74A内
へ収容され、これによって移動台36はマガジン12と共に
取出手段14の下方まで矢印D方向に引出されてフイルム
取出位置となるようになっている。なお係合アーム74に
はプーリ62、無端タイミングベルト66との干渉を回避す
るための切欠部74Bが形成されている。
移動台36がプーリ62、64の回転によってフイルム取出
位置まで引出されると、その途中でマガジン12のスライ
ド蓋12Cから上方へ突出されているアーム12Dが昇降フレ
ーム122の連結ロツド124へ設置されるマグネツト吸着片
76に当接して移動が阻止されるので、移動台36と共に移
動するマガジン12とスライド蓋12Cとが相対移動して取
出開口12Bが開放されるようになっている。またプーリ6
2、64の逆回転によって移動台に36及びマガジン12が待
機位置まで戻される場合には吸着片76が磁力でスライド
蓋12Cの移動を阻止しているのでスライド蓋12Cがマガジ
ン12と相対移動して取出開口12Bが閉止されるようにな
っている。
位置まで引出されると、その途中でマガジン12のスライ
ド蓋12Cから上方へ突出されているアーム12Dが昇降フレ
ーム122の連結ロツド124へ設置されるマグネツト吸着片
76に当接して移動が阻止されるので、移動台36と共に移
動するマガジン12とスライド蓋12Cとが相対移動して取
出開口12Bが開放されるようになっている。またプーリ6
2、64の逆回転によって移動台に36及びマガジン12が待
機位置まで戻される場合には吸着片76が磁力でスライド
蓋12Cの移動を阻止しているのでスライド蓋12Cがマガジ
ン12と相対移動して取出開口12Bが閉止されるようにな
っている。
保持手段16は第2図に示される如く一対の昇降フレー
ム42が複数本の連結ロツド44で互いに平行に固着されて
おり、これらの昇降フレーム42の間にシートフイルムF
を保持するようになっている。
ム42が複数本の連結ロツド44で互いに平行に固着されて
おり、これらの昇降フレーム42の間にシートフイルムF
を保持するようになっている。
昇降フレーム42の外側に固着されるガイドブロツク46
には軸心が垂直とされて上下両端部が枠体11へ固着され
るガイド軸48が貫通している。一方の昇降フレーム42に
は同様なガイドブロツク47にねじ軸52が螺合し、このね
じ軸52がガイド軸48と平行に配置されている。このため
ねじ軸52が図示しないモータ等の駆動力を受けて回転す
ると昇降フレーム42は所定位置まで上下動して各マガジ
ン12及びカセツテ18へと対応できるうようになってい
る。つまり、ガイド軸48、ねじ軸52及びモータ等により
保持手段16側の移動手段が構成されることになる。
には軸心が垂直とされて上下両端部が枠体11へ固着され
るガイド軸48が貫通している。一方の昇降フレーム42に
は同様なガイドブロツク47にねじ軸52が螺合し、このね
じ軸52がガイド軸48と平行に配置されている。このため
ねじ軸52が図示しないモータ等の駆動力を受けて回転す
ると昇降フレーム42は所定位置まで上下動して各マガジ
ン12及びカセツテ18へと対応できるうようになってい
る。つまり、ガイド軸48、ねじ軸52及びモータ等により
保持手段16側の移動手段が構成されることになる。
昇降フレーム42間にはその下端部付近に上下に一対の
入口挾持ローラ82が互いに平行に軸支されている。これ
らの入口挾持ローラ82は吸盤136によってマガジン12か
ら取出されたシートフイルムFを受取り、矢印E方向に
送り込んで約半円状にシートフイルムFを湾曲して保持
させるためのものである。またこの半円状に保持される
シートフイルムFの中間部に対応して一対の中間挾持ロ
ーラ84及び一対の中間部挾持ローラ86が入口挾持ローラ
82と同様に軸支されている。更に半円状に保持されるシ
ートフイルムFの先端部を挾持するための一対の出口挾
持ローラ88が設けられている。つまり、一対の入口挾持
ローラ82が配置される部分が送り込み手段の入口部を構
成し、一対の中間部挾持ローラ84、86が配置される部分
が送り込み手段の通過部を構成し、一対の出口挾持ロー
ラ88が配置される部分が送り込み手段の出口部を構成す
る。このため長寸法のシートフイルムFの保持状態では
シートフイルムFの後端部が入口挾持ローラ82によっ
て、中間部が中間部挾持ローラ84、86によって、また先
端部が出口挾持ローラ88によってそれぞれ挾持されるこ
とになる。またシートフイルムFの寸法が短い場合にも
先端部は必ず出口挾持ローラ88で保持されるようになっ
ている。
入口挾持ローラ82が互いに平行に軸支されている。これ
らの入口挾持ローラ82は吸盤136によってマガジン12か
ら取出されたシートフイルムFを受取り、矢印E方向に
送り込んで約半円状にシートフイルムFを湾曲して保持
させるためのものである。またこの半円状に保持される
シートフイルムFの中間部に対応して一対の中間挾持ロ
ーラ84及び一対の中間部挾持ローラ86が入口挾持ローラ
82と同様に軸支されている。更に半円状に保持されるシ
ートフイルムFの先端部を挾持するための一対の出口挾
持ローラ88が設けられている。つまり、一対の入口挾持
ローラ82が配置される部分が送り込み手段の入口部を構
成し、一対の中間部挾持ローラ84、86が配置される部分
が送り込み手段の通過部を構成し、一対の出口挾持ロー
ラ88が配置される部分が送り込み手段の出口部を構成す
る。このため長寸法のシートフイルムFの保持状態では
シートフイルムFの後端部が入口挾持ローラ82によっ
て、中間部が中間部挾持ローラ84、86によって、また先
端部が出口挾持ローラ88によってそれぞれ挾持されるこ
とになる。またシートフイルムFの寸法が短い場合にも
先端部は必ず出口挾持ローラ88で保持されるようになっ
ている。
この出口挾持ローラ88は昇降フレーム42へ軸92で軸支
される傾動フレーム94の先端部付近へ軸支されている。
この傾動フレーム94の先端部にはピン96で第1スイング
リンク97が軸支されており、この第1スイングリンク97
の他端はピン98で第2スイングリンク99へ軸支されてい
る。この第2スイングリンク99は昇降フレーム42へ掛け
渡される回転軸100へ軸支されており、この回転軸100に
固着されたプーリ102へ無端ベルト104の一部が巻掛けら
れている。この無端ベルト104の他の一部は昇降フレー
ム42へ固着されるモータ106の出力軸へ固着されたプー
リ108へ巻掛けられている。
される傾動フレーム94の先端部付近へ軸支されている。
この傾動フレーム94の先端部にはピン96で第1スイング
リンク97が軸支されており、この第1スイングリンク97
の他端はピン98で第2スイングリンク99へ軸支されてい
る。この第2スイングリンク99は昇降フレーム42へ掛け
渡される回転軸100へ軸支されており、この回転軸100に
固着されたプーリ102へ無端ベルト104の一部が巻掛けら
れている。この無端ベルト104の他の一部は昇降フレー
ム42へ固着されるモータ106の出力軸へ固着されたプー
リ108へ巻掛けられている。
このためモータ106が回転すると第2スイングリンク9
9は回転軸100と共に回転し、第1スイングリンク97がこ
の回転力を受けて傾動フレーム94を第1図のように反時
計方向(矢印G方向)へと傾動させるようになってい
る。これによってシートフイルムFはその先端部が出口
挾持ローラ88に挾持された状態でカセツテ18の入口部上
方まで移動してシートフイルムFをカセツテ18へ挿入し
易くするようになっている。
9は回転軸100と共に回転し、第1スイングリンク97がこ
の回転力を受けて傾動フレーム94を第1図のように反時
計方向(矢印G方向)へと傾動させるようになってい
る。これによってシートフイルムFはその先端部が出口
挾持ローラ88に挾持された状態でカセツテ18の入口部上
方まで移動してシートフイルムFをカセツテ18へ挿入し
易くするようになっている。
第2図に示される如く昇降フレーム42の外側にはモー
タ112の駆動力を入口挾持ローラ82、中間部挾持ローラ8
4、86及び出口挾持ローラ88へ伝えるためのプーリ114と
無端タイミングベルト116が複雑個用いられている。
タ112の駆動力を入口挾持ローラ82、中間部挾持ローラ8
4、86及び出口挾持ローラ88へ伝えるためのプーリ114と
無端タイミングベルト116が複雑個用いられている。
次に本実施例の作用を説明する。
撮影済みのシートフイルムFを収容したカセツテ18が
装填口10Aからシートフイルム装填装置10内へ矢印A方
向に装填されると、カセツテ駆動機構20はカセツテ18を
開蓋ピン24へ押圧するので蓋板18Bは第1、3図に示さ
れる如く開放される。
装填口10Aからシートフイルム装填装置10内へ矢印A方
向に装填されると、カセツテ駆動機構20はカセツテ18を
開蓋ピン24へ押圧するので蓋板18Bは第1、3図に示さ
れる如く開放される。
次に取出手段26の吸盤28がこのカセツテ本体18A内の
シートフイルムFを吸着して持ち出し、搬送ローラ32へ
と受渡すので、この撮影済みのシートフイルムFは現像
装置34へと送られて現像が行われる。
シートフイルムFを吸着して持ち出し、搬送ローラ32へ
と受渡すので、この撮影済みのシートフイルムFは現像
装置34へと送られて現像が行われる。
次にこのカセツテ18に附設された図示しないフイルム
種別識別信号が、図示しない検知手段によって検知され
該カセツテへ装填されるべきシートフイルムFが選択さ
れる。取出手段14及び保持手段16は検知手段からの信号
によって上記選択されたシートフイルムが収容されたマ
ガジン12へ移動する。この移動は昇降フレーム42を案内
しているねじ軸52、及び昇降フレーム122を案内してい
るねじ軸132が図示しないモータの駆動力を受けて回転
することによって昇降フレーム42及び昇降フレーム122
が上下動して行われる。
種別識別信号が、図示しない検知手段によって検知され
該カセツテへ装填されるべきシートフイルムFが選択さ
れる。取出手段14及び保持手段16は検知手段からの信号
によって上記選択されたシートフイルムが収容されたマ
ガジン12へ移動する。この移動は昇降フレーム42を案内
しているねじ軸52、及び昇降フレーム122を案内してい
るねじ軸132が図示しないモータの駆動力を受けて回転
することによって昇降フレーム42及び昇降フレーム122
が上下動して行われる。
取出手段14、保持手段16がこの特定のマガジン12の側
方に移動すると、モータ68が回転して無端タイミングベ
ルト66が第1図時計方向に回転される。これによって引
出ピン72は係合アーム74と係合して移動台36をマガジン
12の待機位置からフレーム取出し位置まで移動させる。
このマガジン12の移動に伴い、スライド蓋12Cのアーム1
2Dが吸着片76に当接するのでスライド蓋12Cは蓋板12Aの
下方へと入り込み取出開口12Bが開放される。
方に移動すると、モータ68が回転して無端タイミングベ
ルト66が第1図時計方向に回転される。これによって引
出ピン72は係合アーム74と係合して移動台36をマガジン
12の待機位置からフレーム取出し位置まで移動させる。
このマガジン12の移動に伴い、スライド蓋12Cのアーム1
2Dが吸着片76に当接するのでスライド蓋12Cは蓋板12Aの
下方へと入り込み取出開口12Bが開放される。
ここで取出手段14はモータ146、148が回転され、吸盤
136がマガジン12内の最上層のシートフイルムFへと押
圧される。これと同時に吸盤136は図示しない負圧源の
負圧力が伝達され、これによってシートフイルムFの先
端部付近が吸着される。その後吸盤136はモータ146、14
8の回転によって上昇されて取出開口12Bから持ち上げら
れると共にシートフイルムFを入口挾持ローラ82間へと
挿入する。ここでモータ112が回転してシートフイルム
Fの先端部を矢印E方向に送り出すと共に吸盤136への
負圧供給が停止される。このためシートフイルムFは入
口挾持ローラ82から中間部挾持ローラ84、86を通って先
端部が中間部挾持ローラ86へと至り、先端が出口挾持ロ
ーラ88へ挾持された状態で円弧状に湾曲して保持され
る。これらのローラ間でシートフイルムFが円滑に移動
するために昇降フレーム42の内側に搬送ガイドであるガ
イドレール89(第1図に想像線で図示)を設けるのが好
ましい。
136がマガジン12内の最上層のシートフイルムFへと押
圧される。これと同時に吸盤136は図示しない負圧源の
負圧力が伝達され、これによってシートフイルムFの先
端部付近が吸着される。その後吸盤136はモータ146、14
8の回転によって上昇されて取出開口12Bから持ち上げら
れると共にシートフイルムFを入口挾持ローラ82間へと
挿入する。ここでモータ112が回転してシートフイルム
Fの先端部を矢印E方向に送り出すと共に吸盤136への
負圧供給が停止される。このためシートフイルムFは入
口挾持ローラ82から中間部挾持ローラ84、86を通って先
端部が中間部挾持ローラ86へと至り、先端が出口挾持ロ
ーラ88へ挾持された状態で円弧状に湾曲して保持され
る。これらのローラ間でシートフイルムFが円滑に移動
するために昇降フレーム42の内側に搬送ガイドであるガ
イドレール89(第1図に想像線で図示)を設けるのが好
ましい。
シートフイルムFが保持手段16内に収容されると、取
出手段14は吸盤136が再び基準位置へと戻り、モータ68
が逆転して移動台36はマガジン12を待機位置へと復帰さ
せる。
出手段14は吸盤136が再び基準位置へと戻り、モータ68
が逆転して移動台36はマガジン12を待機位置へと復帰さ
せる。
ここで保持手段16はねじ軸52の回転によって上昇し出
口挾持ローラ88がカセツテ18の出入口へと対応して保持
手段16の上昇が停止する。そして、この停止した位置を
第1の位置(第1図に想像線で図示)とする。モータ10
6の回転によって傾動フレーム94は第1図のように反時
計方向(矢印G方向)に回転し出口挾持ローラ88が開蓋
ピン24の上方を通ってカセツテ18の入口付近へと接近す
る。そして、この接近して停止した位置を第2の位置と
する。これによってシートフイルムFの先端部は出口挾
持ローラ88の回転で確実にカセツテ18内へと収容され
る。このように傾動フレーム94が出口挾持ローラ88をカ
セツテ18の入口部まで接近させるので、カセツテ18の蓋
板18Bを開放するための開蓋ピン24がカセツテ18の前方
に配置されている状態であっても保持手段16からシート
フイルムFを確実にカセツテ18内へと装填することがで
きる。
口挾持ローラ88がカセツテ18の出入口へと対応して保持
手段16の上昇が停止する。そして、この停止した位置を
第1の位置(第1図に想像線で図示)とする。モータ10
6の回転によって傾動フレーム94は第1図のように反時
計方向(矢印G方向)に回転し出口挾持ローラ88が開蓋
ピン24の上方を通ってカセツテ18の入口付近へと接近す
る。そして、この接近して停止した位置を第2の位置と
する。これによってシートフイルムFの先端部は出口挾
持ローラ88の回転で確実にカセツテ18内へと収容され
る。このように傾動フレーム94が出口挾持ローラ88をカ
セツテ18の入口部まで接近させるので、カセツテ18の蓋
板18Bを開放するための開蓋ピン24がカセツテ18の前方
に配置されている状態であっても保持手段16からシート
フイルムFを確実にカセツテ18内へと装填することがで
きる。
このカセツテ18内へ装填されたシートフイルムFは保
持手段16内を通過すると表裏が逆転するのでマガジン12
内へ収容されている状態とは反転されている。すなわ
ち、カセツテ18内へはシートフイルムFの乳剤面を蓋板
18Bへ向けて装填する必要があるので、片面にのみ乳剤
面が設けられたフイルムではマガジン12内でこの乳剤面
が下方へ向けて収容されることになる。従って、取出手
段14の吸盤136は反乳剤面を吸着することにより敏感な
フイルムであっても吸着力による写真性能への影響が無
い。
持手段16内を通過すると表裏が逆転するのでマガジン12
内へ収容されている状態とは反転されている。すなわ
ち、カセツテ18内へはシートフイルムFの乳剤面を蓋板
18Bへ向けて装填する必要があるので、片面にのみ乳剤
面が設けられたフイルムではマガジン12内でこの乳剤面
が下方へ向けて収容されることになる。従って、取出手
段14の吸盤136は反乳剤面を吸着することにより敏感な
フイルムであっても吸着力による写真性能への影響が無
い。
なお傾動フレーム94が第1図反時計方向に回転してシ
ートフイルムFの先端部をカセツテ18へと接近させた場
合にも、シートフイルムFの中間部及び後端が入口挾持
ローラ82、中間部挾持ローラ84、86で挾持されて不必要
にシートフイルムFに張力が加わらないように、入口挟
持ローラ82、中間部挟持ローラ84、86とタイミングベル
ト116の巻掛プーリとの間にはワンウエイクラツチ156を
各々介在させてシートフイルム搬送方向へ高速回転が伝
わった場合は自由に回転させるのが好ましい。
ートフイルムFの先端部をカセツテ18へと接近させた場
合にも、シートフイルムFの中間部及び後端が入口挾持
ローラ82、中間部挾持ローラ84、86で挾持されて不必要
にシートフイルムFに張力が加わらないように、入口挟
持ローラ82、中間部挟持ローラ84、86とタイミングベル
ト116の巻掛プーリとの間にはワンウエイクラツチ156を
各々介在させてシートフイルム搬送方向へ高速回転が伝
わった場合は自由に回転させるのが好ましい。
カセツテ18へのシートフイルムFの装填が終了する
と、傾動フレーム94は再び垂直位置へと戻り、保持手段
16は次のフイルム取出しに備えるが、この実施例では取
出手段14が保持手段16と別個に上下動されるので、同一
のマガジン12から続いてシートフイルムFを取出す場合
には取出手段14をこのマガジン12に対応させて停止して
おくことができ、次回のシートフイルムFの取出し動作
を迅速に行うことができる。この場合、マガジン12もフ
イルム取出位置に配置したまま停止させておいてもよ
い。
と、傾動フレーム94は再び垂直位置へと戻り、保持手段
16は次のフイルム取出しに備えるが、この実施例では取
出手段14が保持手段16と別個に上下動されるので、同一
のマガジン12から続いてシートフイルムFを取出す場合
には取出手段14をこのマガジン12に対応させて停止して
おくことができ、次回のシートフイルムFの取出し動作
を迅速に行うことができる。この場合、マガジン12もフ
イルム取出位置に配置したまま停止させておいてもよ
い。
保持手段16では下端部付近に配置される入口挾持ロー
ラ82からシートフイルムFを受入れるので、最下段のマ
ガジン12からシートフイルムFを取出す場合に保持手段
16が最下降位置まで移動しても、保持手段16が最下段の
マガジン12の下方へ大きく張出すことはなく、このため
シートフイルム装填装置10の全体高さを高くする必要が
ない。
ラ82からシートフイルムFを受入れるので、最下段のマ
ガジン12からシートフイルムFを取出す場合に保持手段
16が最下降位置まで移動しても、保持手段16が最下段の
マガジン12の下方へ大きく張出すことはなく、このため
シートフイルム装填装置10の全体高さを高くする必要が
ない。
次に第4図には本発明の第2実施例が示されている。
この実施例では、前記第1実施例の傾動フレーム94が省
略され、出口搬送ローラ88は昇降フレーム42へ直接軸支
されている。従って前記実施例における傾動フレーム94
を駆動するためのモータ106等も設けられていない。ま
た保持手段16は昇降フレーム42が軸162で外ブラケット1
64へ軸支されており、この外ブラケツト164へガイドブ
ロツク46及びガイドブロツク47が固着され、ガイド軸4
8、ねじ軸52に案内され上下動するようになっている。
この実施例では、前記第1実施例の傾動フレーム94が省
略され、出口搬送ローラ88は昇降フレーム42へ直接軸支
されている。従って前記実施例における傾動フレーム94
を駆動するためのモータ106等も設けられていない。ま
た保持手段16は昇降フレーム42が軸162で外ブラケット1
64へ軸支されており、この外ブラケツト164へガイドブ
ロツク46及びガイドブロツク47が固着され、ガイド軸4
8、ねじ軸52に案内され上下動するようになっている。
また軸162には外ブラケツト164との間にピン96、第1
スイングリンク97、ピン98、第2スイングリンク99及び
モータ106が介在され、このモータ106の駆動力で保持手
段16が軸162回りに回転し、前記実施例と同様に出口搬
送ローラ88に挟持されたシートフイルムFの先端をカセ
ツテ18へと近付けるようになっている。なお、この実施
例では出口搬送ローラ88と共に、中間部部挟持ローラ8
4、86及び入口挟持ローラ82も共に軸92回りに回転され
るので、前記実施例のようにワンウエイクラツチ156を
用いる必要がない。
スイングリンク97、ピン98、第2スイングリンク99及び
モータ106が介在され、このモータ106の駆動力で保持手
段16が軸162回りに回転し、前記実施例と同様に出口搬
送ローラ88に挟持されたシートフイルムFの先端をカセ
ツテ18へと近付けるようになっている。なお、この実施
例では出口搬送ローラ88と共に、中間部部挟持ローラ8
4、86及び入口挟持ローラ82も共に軸92回りに回転され
るので、前記実施例のようにワンウエイクラツチ156を
用いる必要がない。
なお、その他の構成は前記第1実施例と同様である。
また上記実施例では保持手段16内へシートフイルムF
を半円状に湾曲して保持する構成を示したが、必ずしも
シートフイルムFの全域を湾曲状にする必要はなく、一
部に直線部があってもよい。さらに上記実施例では取出
手段14と保持手段16とを別個に上下動させる構成を示し
たが、これらは一体的に連結して上下動させてもよい。
を半円状に湾曲して保持する構成を示したが、必ずしも
シートフイルムFの全域を湾曲状にする必要はなく、一
部に直線部があってもよい。さらに上記実施例では取出
手段14と保持手段16とを別個に上下動させる構成を示し
たが、これらは一体的に連結して上下動させてもよい。
上記実施例ではシートフイルム装填装置10がカセツテ
18からのシートフイルムFの取出手段と装填手段とを共
に備えた構成を示したが、本発明ではカセツテ18からの
シートフイルム取出手段を備えず、カセツテ18へのシー
トフイルムの装填手段のみを設けた構成であってもよ
い。
18からのシートフイルムFの取出手段と装填手段とを共
に備えた構成を示したが、本発明ではカセツテ18からの
シートフイルム取出手段を備えず、カセツテ18へのシー
トフイルムの装填手段のみを設けた構成であってもよ
い。
本発明の上記の構成としたので、移送中にシートフイ
ルムへ傷を付けることがなく、かつシートフイルム装填
装置全体を大型にする必要がない優れた効果を有する。
ルムへ傷を付けることがなく、かつシートフイルム装填
装置全体を大型にする必要がない優れた効果を有する。
第1図は本発明の第1実施例が適用されたシートフイル
ム装填装置を示す縦断面図、第2図は本実施例の主要部
を示す分解斜視図、第3図はカセツテとこの蓋開放機構
である開蓋ピンとの対応関係を示す蓋開放状態の斜視
図、第4図は本発明の第2実施例に係る保持手段を示す
斜視図である。 F……シートフイルム、10……シートフイルム装填装
置、12……マガジン、14……取出手段、16……保持手
段、18……カセツテ、82……入口挾持ローラ、88……出
口挾持ローラ。
ム装填装置を示す縦断面図、第2図は本実施例の主要部
を示す分解斜視図、第3図はカセツテとこの蓋開放機構
である開蓋ピンとの対応関係を示す蓋開放状態の斜視
図、第4図は本発明の第2実施例に係る保持手段を示す
斜視図である。 F……シートフイルム、10……シートフイルム装填装
置、12……マガジン、14……取出手段、16……保持手
段、18……カセツテ、82……入口挾持ローラ、88……出
口挾持ローラ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−249833(JP,A) 特開 昭60−236943(JP,A) 特開 昭60−232338(JP,A) 特開 昭62−255330(JP,A) 特開 昭52−88400(JP,A) 特開 昭61−94953(JP,A) 特開 昭58−167308(JP,A) 特開 昭58−52103(JP,A) 特開 昭57−64928(JP,A) 実開 昭63−109944(JP,U) 実開 昭61−92646(JP,U) 実開 昭63−175608(JP,U) 実開 昭50−68378(JP,U) 特公 昭62−7103(JP,B2)
Claims (3)
- 【請求項1】複数のマガジンから選択されたひとつのマ
ガジンよりシートフイルムを取り出してカセツテに装填
するシートフイルム装填装置であって、 前記カセツテ内にシートフイルムを送り込む送り込み手
段と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出し
て、前記送り込み手段にシートフイルムを渡す渡し手段
と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出す
ために前記渡し手段を前記選択されたマガジンに隣接す
るように前記送り込み手段と一体的に移動させ、前記渡
し手段から渡されて前記送り込み手段が保持するシート
フイルムを前記カセツテに送り込むために前記カセツテ
に隣接する位置へ前記渡し手段とは別個に前記送り込み
手段を移動させると共に、次にシートフイルムを取り出
ために新たに選択されたマガジンに隣接する位置へ前記
渡し手段を移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴としたシートフイルム装填装置。 - 【請求項2】複数のマガジンから選択されたひとつのマ
ガジンよりシートフイルムを取り出してカセツテのシー
トフイルム挿入口からカセツテに装填するシートフイル
ム装填装置であって、 シートフイルムが挿入される入口部、シートフイルムを
前記カセツテへ排出する出口部及び、前記入口部から前
記出口部までの間に設けられた通過部を有する送り込み
手段と、 前記選択されたマガジンから取り出したシートフイルム
を前記送り込み手段に渡す渡し手段と、 前記選択されたマガジンからシートフイルムを取り出す
ために前記渡し手段を前記選択されたマガジンに隣接す
るように移動させ、前記渡し手段から渡されたシートフ
イルムを保持する前記送り込み手段を前記カセツテ近傍
の第1の位置に移動させ、次に前記カセツテのシートフ
イルム挿入口と前記送り込み手段の出口部との間の距離
が前記第1の位置の状態より短い第2の位置に、前記送
り込み手段を移動させる移動手段と、 を備えたことを特徴としたシートフイルム装填装置。 - 【請求項3】前記送り込み手段の出口部には、シートフ
イルムを前記カセツテ内に送り込むためにシートフイル
ムを搬送する搬送ローラ対が設けられ、前記送り込み手
段の通過部には、シートフイルムを湾曲させて搬送する
搬送ガイドが設けられたことを特徴とする請求項2記載
のシートフイルム装填装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034153A JP2557972B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | シートフイルム装填装置 |
US07/478,399 US5080343A (en) | 1989-02-14 | 1990-02-12 | Sheet film loading apparatus |
US07/773,004 US5201506A (en) | 1989-02-14 | 1991-10-08 | Sheet film loading apparatus |
US07/967,737 US5333850A (en) | 1989-02-14 | 1992-10-28 | Sheet film loading apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1034153A JP2557972B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | シートフイルム装填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02212830A JPH02212830A (ja) | 1990-08-24 |
JP2557972B2 true JP2557972B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=12406259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1034153A Expired - Fee Related JP2557972B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | シートフイルム装填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557972B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60232338A (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 枚葉紙収納装置 |
JPS60236943A (ja) * | 1984-05-08 | 1985-11-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 枚葉紙収納装置 |
DE3610660C1 (de) * | 1986-03-29 | 1987-04-16 | Agfa Gevaert Ag | Roentgenblattfilmkassetten-Beladegeraet |
JPH0714988Y2 (ja) * | 1987-01-07 | 1995-04-10 | 富士写真フイルム株式会社 | フイルムマガジン用駆動構造 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1034153A patent/JP2557972B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02212830A (ja) | 1990-08-24 |
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