JP2556982Y2 - 2段切り刃を有するセルフドリリングねじ - Google Patents
2段切り刃を有するセルフドリリングねじInfo
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B25/00—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
- F16B25/001—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by the material of the body into which the screw is screwed
- F16B25/0021—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by the material of the body into which the screw is screwed the material being metal, e.g. sheet-metal or aluminium
-
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- F16B25/0036—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw
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-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16B25/00—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
- F16B25/10—Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws
- F16B25/103—Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws by means of a drilling screw-point, i.e. with a cutting and material removing action
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Drilling Tools (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、本考案はセルフドリリ
ングねじの改良に関するものである。
ングねじの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、セルフドリリングねじは、締付
工具に係合する頭部と、頭部から延設された軸部と、軸
部の先端に形成されたドリル部とを備え、このドリル部
により鋼材等の被締付物に対して、自ら穿孔作用を果た
し、軸部のねじ山にてタッピングと締付作用を果たすこ
とにより、被締付物に下孔を明ける工程を省いて、ねじ
の締付を行い得るものである。図9に示すように、この
種のねじのドリル部101は、軸芯102対して略平行
に配位された切削刃(平行刃)103を有する基端部
と、基端部に連続して形成された先端部とからなる。こ
の先端部に形成される切削刃(傾斜刃)104は、軸芯
に対して角度を有し、先端が先の尖ったチゼル105を
形成する。
工具に係合する頭部と、頭部から延設された軸部と、軸
部の先端に形成されたドリル部とを備え、このドリル部
により鋼材等の被締付物に対して、自ら穿孔作用を果た
し、軸部のねじ山にてタッピングと締付作用を果たすこ
とにより、被締付物に下孔を明ける工程を省いて、ねじ
の締付を行い得るものである。図9に示すように、この
種のねじのドリル部101は、軸芯102対して略平行
に配位された切削刃(平行刃)103を有する基端部
と、基端部に連続して形成された先端部とからなる。こ
の先端部に形成される切削刃(傾斜刃)104は、軸芯
に対して角度を有し、先端が先の尖ったチゼル105を
形成する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このドリル部101を
有するセルフドリリングねじで、鋼板等に切削・締付を
行った場合、両切削刃103,104が交わるコーナー
部分106に磨耗が生じ易い傾向に有る。特に、板厚が
大きな鋼板に対しては、切削開始当所は短時間で良好な
穿孔を行い得ても、穿孔が進につれてコーナー部分10
6が磨耗して、穿孔スピードが低下してしまう。又、被
締付物の硬度が大きい場合には、切削刃103に対する
負担が大きくなり、切削に要する力が大きくなる。特
に、この種のセルフドリリングねじの場合、電動工具を
用いてねじ込み作業が行われるため、回転の径方向の力
はモータ等により与えることができるが、軸方向の力
(打ち込み荷重)は打ち込み作業者が与える必要があ
る。そのため、作業者としては、軸方向の力を軽減し得
るセルフドリリングねじの開発を望む傾向にある。
有するセルフドリリングねじで、鋼板等に切削・締付を
行った場合、両切削刃103,104が交わるコーナー
部分106に磨耗が生じ易い傾向に有る。特に、板厚が
大きな鋼板に対しては、切削開始当所は短時間で良好な
穿孔を行い得ても、穿孔が進につれてコーナー部分10
6が磨耗して、穿孔スピードが低下してしまう。又、被
締付物の硬度が大きい場合には、切削刃103に対する
負担が大きくなり、切削に要する力が大きくなる。特
に、この種のセルフドリリングねじの場合、電動工具を
用いてねじ込み作業が行われるため、回転の径方向の力
はモータ等により与えることができるが、軸方向の力
(打ち込み荷重)は打ち込み作業者が与える必要があ
る。そのため、作業者としては、軸方向の力を軽減し得
るセルフドリリングねじの開発を望む傾向にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、次の構
成を特徴とするセルフドリリングねじを提供することに
より、上記の課題を解決する。本考案のセルフドリリン
グねじは、締付工具に係合する頭部と、頭部から延設さ
れた軸部2と、軸部の先端に形成されたドリル部4とを
備える。この軸部には、少なくとも1条のねじ山3が形
成されている。又、ドリル部4は、基端部5と、中間部
6と、先の尖った先端部7とから構成されている。この
基端部5は、複数の切削溝51と、各切削溝に設けられ
た切削面53とを有し、この切削面の縁55が軸芯aに
対して略平行に配位されている。次に、中間部6は、上
記基端部の切削溝51に連続する複数の切削溝61と、
各切削溝に設けられた切削面63と、切削面の縁に位置
する切削刃65とを有し、各切削刃65が軸芯aに対し
て角度を持って配位されている。最後に先端部7は、上
記中間部の切削溝61に連続する複数の切削溝71と、
各切削溝に設けられた切削面73と、切削面の縁に位置
する切削刃75とを有し、各切削刃75が軸芯aに対し
て角度を持って配位され、中間部の切削刃65と軸芯と
のなす角度θ1が、先端部の切削刃75と軸芯とのなす
角度θ2よりも小さいことを特徴とする。又、本考案
は、上記のセルフドリリングねじにおける中間部の各切
削刃165が曲線により構成され、且つ、各切削刃16
5の接線が軸芯aに対して角度を持って配位され、この
中間部の切削刃165の接線と軸芯とのなす角度θ3,
θ4が、上記の先端部の切削刃75と軸芯とのなす角度
θ2よりも小さいことを特徴とする2段切り刃を有する
セルフドリリングねじを提供することにより、上記の課
題を解決する。
成を特徴とするセルフドリリングねじを提供することに
より、上記の課題を解決する。本考案のセルフドリリン
グねじは、締付工具に係合する頭部と、頭部から延設さ
れた軸部2と、軸部の先端に形成されたドリル部4とを
備える。この軸部には、少なくとも1条のねじ山3が形
成されている。又、ドリル部4は、基端部5と、中間部
6と、先の尖った先端部7とから構成されている。この
基端部5は、複数の切削溝51と、各切削溝に設けられ
た切削面53とを有し、この切削面の縁55が軸芯aに
対して略平行に配位されている。次に、中間部6は、上
記基端部の切削溝51に連続する複数の切削溝61と、
各切削溝に設けられた切削面63と、切削面の縁に位置
する切削刃65とを有し、各切削刃65が軸芯aに対し
て角度を持って配位されている。最後に先端部7は、上
記中間部の切削溝61に連続する複数の切削溝71と、
各切削溝に設けられた切削面73と、切削面の縁に位置
する切削刃75とを有し、各切削刃75が軸芯aに対し
て角度を持って配位され、中間部の切削刃65と軸芯と
のなす角度θ1が、先端部の切削刃75と軸芯とのなす
角度θ2よりも小さいことを特徴とする。又、本考案
は、上記のセルフドリリングねじにおける中間部の各切
削刃165が曲線により構成され、且つ、各切削刃16
5の接線が軸芯aに対して角度を持って配位され、この
中間部の切削刃165の接線と軸芯とのなす角度θ3,
θ4が、上記の先端部の切削刃75と軸芯とのなす角度
θ2よりも小さいことを特徴とする2段切り刃を有する
セルフドリリングねじを提供することにより、上記の課
題を解決する。
【0005】
【作用】このセルフドリリングねじにより、被締付物に
対する締付を行うと、図6に示すように、切削刃には、
刃と垂直方向に切削抵抗p1,p2が加わる。この切削
抵抗p1,p2は、軸方向の力q1,q2と径方向の力
r1,r2に分けられる。この分力q1,q2とr1,
r2との比は、切削刃65,75と軸芯aとのなす角度
θ1,θ2によって変化する。上述のように、中間部の
切削刃65と軸芯aとのなす角度θ1は、先端部の切削
刃75と軸芯aとのなす角度θ2よりも小さいため、中
間部の切削刃65における軸方向の力q1は先端部の切
削刃75における軸方向の力q2よりも小さくなり、中
間部の切削刃65における径方向の力r1は先端部の切
削刃75における軸方向の力r2よりも大きくなる。そ
の結果、必要とする分力q1,q2とr1,r2との比
を勘案して、セルフドリリングねじの用途に最適な角度
θ1,θ2を決定することができる。例えば、θ2を従
来と同様の角度に保ち、θ1をこれより小さくすると、
先端部7に関しては、従来のセルフドリリングねじと略
同一の状態で、切削を開始するが、中間部の切削刃65
において、作業者が与えるべき打ち込み荷重、即ち、軸
方向の力q1を小さなものとでき、作業者の負担を軽減
し得る。又、中間部に関しては、その切削刃65の角度
θ1が、小さなものとなっているため、切り屑厚さが薄
くなり、切り刃の負担も少なくなる。さらに、各切削刃
55,65,75間のコーナー部分の屈曲角度は、従来
のものに比して緩くなるため、同部分の抵抗が小さくな
り磨耗が生じにくくなる。よって、切削開始から終了に
至るまで、切削スピードが低下することなく、良好な穿
孔を行うことができ、穿孔の後、軸部2のねじ山3によ
り、タッピング及びねじの締付が行われる。
対する締付を行うと、図6に示すように、切削刃には、
刃と垂直方向に切削抵抗p1,p2が加わる。この切削
抵抗p1,p2は、軸方向の力q1,q2と径方向の力
r1,r2に分けられる。この分力q1,q2とr1,
r2との比は、切削刃65,75と軸芯aとのなす角度
θ1,θ2によって変化する。上述のように、中間部の
切削刃65と軸芯aとのなす角度θ1は、先端部の切削
刃75と軸芯aとのなす角度θ2よりも小さいため、中
間部の切削刃65における軸方向の力q1は先端部の切
削刃75における軸方向の力q2よりも小さくなり、中
間部の切削刃65における径方向の力r1は先端部の切
削刃75における軸方向の力r2よりも大きくなる。そ
の結果、必要とする分力q1,q2とr1,r2との比
を勘案して、セルフドリリングねじの用途に最適な角度
θ1,θ2を決定することができる。例えば、θ2を従
来と同様の角度に保ち、θ1をこれより小さくすると、
先端部7に関しては、従来のセルフドリリングねじと略
同一の状態で、切削を開始するが、中間部の切削刃65
において、作業者が与えるべき打ち込み荷重、即ち、軸
方向の力q1を小さなものとでき、作業者の負担を軽減
し得る。又、中間部に関しては、その切削刃65の角度
θ1が、小さなものとなっているため、切り屑厚さが薄
くなり、切り刃の負担も少なくなる。さらに、各切削刃
55,65,75間のコーナー部分の屈曲角度は、従来
のものに比して緩くなるため、同部分の抵抗が小さくな
り磨耗が生じにくくなる。よって、切削開始から終了に
至るまで、切削スピードが低下することなく、良好な穿
孔を行うことができ、穿孔の後、軸部2のねじ山3によ
り、タッピング及びねじの締付が行われる。
【0006】又、図8に示すように、中間部の各切削刃
165が曲線により構成され、且つ、各切削刃165の
接線が軸芯aに対して角度を持って配位されている場
合、中間部の切削刃165の接線と軸芯aとのなす角度
θ3,θ4は漸次変化していくが、これらの角度θ3,
θ4は上記の先端部の切削刃75と軸芯aとのなす角度
θ2よりも小さく設定されている。そのため、刃と垂直
方向に切削抵抗p3,p4が加わった場合、中間部の切
削刃165における軸方向の力q3,q4は先端部の切
削刃75における軸方向の力q2よりも小さくなり、中
間部の切削刃165における径方向の力r3,r4は先
端部の切削刃75における軸方向の力r2よりも大きく
なる。その結果、前記の場合と同様、中間部の切削刃1
65において、作業者が与えるべき打ち込み荷重、即
ち、軸方向の力q3,q4を小さなものとでき、作業者
の負担を軽減し得る。さらに、各切削刃55,165,
75間のコーナー部分は、その屈曲角度が従来のものに
比して緩くなり、且つ、円滑に屈曲するため、同部分の
抵抗が小さくなり、磨耗が生じにくくなる。
165が曲線により構成され、且つ、各切削刃165の
接線が軸芯aに対して角度を持って配位されている場
合、中間部の切削刃165の接線と軸芯aとのなす角度
θ3,θ4は漸次変化していくが、これらの角度θ3,
θ4は上記の先端部の切削刃75と軸芯aとのなす角度
θ2よりも小さく設定されている。そのため、刃と垂直
方向に切削抵抗p3,p4が加わった場合、中間部の切
削刃165における軸方向の力q3,q4は先端部の切
削刃75における軸方向の力q2よりも小さくなり、中
間部の切削刃165における径方向の力r3,r4は先
端部の切削刃75における軸方向の力r2よりも大きく
なる。その結果、前記の場合と同様、中間部の切削刃1
65において、作業者が与えるべき打ち込み荷重、即
ち、軸方向の力q3,q4を小さなものとでき、作業者
の負担を軽減し得る。さらに、各切削刃55,165,
75間のコーナー部分は、その屈曲角度が従来のものに
比して緩くなり、且つ、円滑に屈曲するため、同部分の
抵抗が小さくなり、磨耗が生じにくくなる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。図1の(A)は本考案の第1の実施例のセルフド
リリングねじの要部拡大正面図、図2は同拡大底面図、
図3の(A)は同セルフドリリングねじの正面図であ
り、図3の(B)乃至(F)は同(A)の断面図であ
る。又、図4は図3の(F)の拡大図であり、図5は同
セルフドリリングねじの側面図である。
する。図1の(A)は本考案の第1の実施例のセルフド
リリングねじの要部拡大正面図、図2は同拡大底面図、
図3の(A)は同セルフドリリングねじの正面図であ
り、図3の(B)乃至(F)は同(A)の断面図であ
る。又、図4は図3の(F)の拡大図であり、図5は同
セルフドリリングねじの側面図である。
【0008】このセルフドリリングねじは、締付工具に
係合する頭部(図示せず)と、頭部から延設された軸部
2と、軸部の先端に形成されたドリル部4とを備える。
この頭部及び軸部2の形状は、従来のセルフドリリング
ねじと同一のものを採用でき、軸部には、少なくとも1
条のねじ山3が形成されている。
係合する頭部(図示せず)と、頭部から延設された軸部
2と、軸部の先端に形成されたドリル部4とを備える。
この頭部及び軸部2の形状は、従来のセルフドリリング
ねじと同一のものを採用でき、軸部には、少なくとも1
条のねじ山3が形成されている。
【0009】ドリル部は、図1に示すように、軸部の先
端側に連設される基端部5と、基端部の先端側に連設さ
れる中間部6と、中間部の先端側に連設される先の尖っ
た先端部7とから構成されている。
端側に連設される基端部5と、基端部の先端側に連設さ
れる中間部6と、中間部の先端側に連設される先の尖っ
た先端部7とから構成されている。
【0010】この基端部5は、2本の切削溝51が軸芯
aに対して対称に形成され(図2参照)、両切削溝51
間の部位が略円弧状の周面を有するランド52となる。
図1に戻り、切削溝51は、切削面53と、抗力面54
とから構成され、切削面53の縁が切削刃55となり、
この切削刃55が軸芯aに対して略平行に配位されてい
る。尚、この切削刃55は、必ずしも鋭利な切り刃とす
る必要はなく、又、軸芯aに対して完全に平行でなくと
もよい。例えば、切削面53をなだらかに窪ませ、切削
刃55を、側面視、弓状に湾曲させた方が切り屑の排除
には有利である。又、両切削刃55間の距離は、基端側
から先端側に向かうに従い、僅かに大きくなるようにし
ておくことが、切削抵抗を少なくするために有利であ
る。
aに対して対称に形成され(図2参照)、両切削溝51
間の部位が略円弧状の周面を有するランド52となる。
図1に戻り、切削溝51は、切削面53と、抗力面54
とから構成され、切削面53の縁が切削刃55となり、
この切削刃55が軸芯aに対して略平行に配位されてい
る。尚、この切削刃55は、必ずしも鋭利な切り刃とす
る必要はなく、又、軸芯aに対して完全に平行でなくと
もよい。例えば、切削面53をなだらかに窪ませ、切削
刃55を、側面視、弓状に湾曲させた方が切り屑の排除
には有利である。又、両切削刃55間の距離は、基端側
から先端側に向かうに従い、僅かに大きくなるようにし
ておくことが、切削抵抗を少なくするために有利であ
る。
【0011】次に、中間部6は、上記基端部の切削溝5
1に連続する2本の切削溝61と、上記基端部のランド
52に連続して略円弧状の周面をなすランド62とを有
する。切削溝61は、切削面63と、抗力面64とから
構成され、切削面63の縁が切削刃65となる。この切
削刃65は、上記基端部の切削刃55に対して、基端側
コーナー部分66を介して連続している。この切削刃6
5は、軸芯aに対して角度θ1を持って配位されている
(図6参照)。この実施例では、角度θ1は、36度と
されているが、適宜変更することができる。尚、この切
削面63もなだらかに窪ませた方が切り屑の排除には有
利であり、切削刃65に若干のねじりを加え方が切削能
力の向上に好ましい。
1に連続する2本の切削溝61と、上記基端部のランド
52に連続して略円弧状の周面をなすランド62とを有
する。切削溝61は、切削面63と、抗力面64とから
構成され、切削面63の縁が切削刃65となる。この切
削刃65は、上記基端部の切削刃55に対して、基端側
コーナー部分66を介して連続している。この切削刃6
5は、軸芯aに対して角度θ1を持って配位されている
(図6参照)。この実施例では、角度θ1は、36度と
されているが、適宜変更することができる。尚、この切
削面63もなだらかに窪ませた方が切り屑の排除には有
利であり、切削刃65に若干のねじりを加え方が切削能
力の向上に好ましい。
【0012】最後に、先端部7は、上記中間部の切削溝
61に連続する2本の切削溝71と、上記中間部のラン
ド62に連続して略円弧状の周面をなすランド72とを
有する。切削溝71は、切削面73と、抗力面74とか
ら構成され、切削面73の縁が切削刃75となる。この
切削刃75は、上記基端部の切削刃65に対して、先端
側コーナー部分76を介して連続している。この切削刃
75は、軸芯aに対して角度θ2を持って配位されてい
る(図6参照)。この角度θ2は、上記中間部の切削刃
65の角度θ1よりも大きく設定され、この実施例では
56度とされている。尚、この切削面73もなだらかに
窪ませた方が切り屑の排除には有利であり、切削刃75
に若干のねじりを加え方が切削能力の向上に好ましい。
61に連続する2本の切削溝71と、上記中間部のラン
ド62に連続して略円弧状の周面をなすランド72とを
有する。切削溝71は、切削面73と、抗力面74とか
ら構成され、切削面73の縁が切削刃75となる。この
切削刃75は、上記基端部の切削刃65に対して、先端
側コーナー部分76を介して連続している。この切削刃
75は、軸芯aに対して角度θ2を持って配位されてい
る(図6参照)。この角度θ2は、上記中間部の切削刃
65の角度θ1よりも大きく設定され、この実施例では
56度とされている。尚、この切削面73もなだらかに
窪ませた方が切り屑の排除には有利であり、切削刃75
に若干のねじりを加え方が切削能力の向上に好ましい。
【0013】上記の各部のランド52,62,72は、
径の一定な円弧状としてもよいが、図2及び図3に示す
ように、切削刃55,65,75を最大径として、これ
よりも、ランド52,62,72の径を小さくする方
が、切削抵抗の減少のために有利である。
径の一定な円弧状としてもよいが、図2及び図3に示す
ように、切削刃55,65,75を最大径として、これ
よりも、ランド52,62,72の径を小さくする方
が、切削抵抗の減少のために有利である。
【0014】このセルフドリリングねじにより、被締付
物に対する締付を行うと、先端部に関しては、従来のセ
ルフドリリングねじと略同一の状態で、切削を開始す
る。そして、中間部の切削刃65の角度θ1は、小さな
ものとなっているため、小さな、打ち込み荷重で切削が
可能となると共に、切り屑厚さが薄くなり、切り刃の負
担も少なくなる。しかも、先端側及び基端側の両コーナ
ー部分の屈曲角度は、従来のものに比して緩くなるた
め、同部分の抵抗が小さくなり、磨耗が生じにくくな
る。よって、板厚が大きな鋼板に対しても、両コーナー
部分が磨耗しにくく、穿孔スピードが低下しない。そし
て、上記のような良好な穿孔に連続して、軸部2のねじ
山3による、タッピング及びねじの締付が行われる。
物に対する締付を行うと、先端部に関しては、従来のセ
ルフドリリングねじと略同一の状態で、切削を開始す
る。そして、中間部の切削刃65の角度θ1は、小さな
ものとなっているため、小さな、打ち込み荷重で切削が
可能となると共に、切り屑厚さが薄くなり、切り刃の負
担も少なくなる。しかも、先端側及び基端側の両コーナ
ー部分の屈曲角度は、従来のものに比して緩くなるた
め、同部分の抵抗が小さくなり、磨耗が生じにくくな
る。よって、板厚が大きな鋼板に対しても、両コーナー
部分が磨耗しにくく、穿孔スピードが低下しない。そし
て、上記のような良好な穿孔に連続して、軸部2のねじ
山3による、タッピング及びねじの締付が行われる。
【0015】尚、先端部7の最先端は、通常のセルフド
リリングねじと同様のチゼルポイントとすることができ
るが、この実施例では、次の構成を有するチゼルポイン
ト11により、切削開始時において、ドリル部を被締付
物に素早く食い付かせ、ドリル先のいわゆる踊りを防止
する。このチゼルポイント11を得るために、この実施
例では、中間部6のランド62と抗力面64との間に、
境界面12を形成し、この境界面12を先端にまで延設
している。先端に至っては、境界面12が、先端部7の
ランド72と切削面73との境界をなす。この境界面1
2の先端部分13は、図3及び図4に示すように、セル
フドリリングねじの先端に向かうに従い、その横断面に
おいて、徐々に明確に湾曲させられていくと共に、図1
の(B)に示すように、縦断面においても、湾曲した面
をなし、適度な掬い角を有する有する切り刃14を形成
する。より詳しく説明すると、先端部及び中間部の切削
面73,63は、図1の(A)における矢印C,D方向
(即ち、刃と略直交する方向)に向かうに従い、落ち込
み再度上昇する湾曲面をなし(図1の(C)(D)参
照)、この湾曲面が切削刃75,65と平行にのびるよ
うに構成されている。これにより、切削刃75,65に
適度な掬い角が与えられるものである。これに対して、
境界面の先端部分13も、図1の(A)における矢印B
方向(即ち、刃と略直交する方向)に向かうに従い、落
ち込み再度上昇する湾曲面をなすものであるが(図1の
(B)参照)、この先端部分13は捩じりが加えられて
いる関係上、図4に示すように、その横断面においても
湾曲した面となっている。そして、この先端部分13の
切り刃14は、中心で連続して、1本の鋭利なチゼルポ
イント11を形成するものである。
リリングねじと同様のチゼルポイントとすることができ
るが、この実施例では、次の構成を有するチゼルポイン
ト11により、切削開始時において、ドリル部を被締付
物に素早く食い付かせ、ドリル先のいわゆる踊りを防止
する。このチゼルポイント11を得るために、この実施
例では、中間部6のランド62と抗力面64との間に、
境界面12を形成し、この境界面12を先端にまで延設
している。先端に至っては、境界面12が、先端部7の
ランド72と切削面73との境界をなす。この境界面1
2の先端部分13は、図3及び図4に示すように、セル
フドリリングねじの先端に向かうに従い、その横断面に
おいて、徐々に明確に湾曲させられていくと共に、図1
の(B)に示すように、縦断面においても、湾曲した面
をなし、適度な掬い角を有する有する切り刃14を形成
する。より詳しく説明すると、先端部及び中間部の切削
面73,63は、図1の(A)における矢印C,D方向
(即ち、刃と略直交する方向)に向かうに従い、落ち込
み再度上昇する湾曲面をなし(図1の(C)(D)参
照)、この湾曲面が切削刃75,65と平行にのびるよ
うに構成されている。これにより、切削刃75,65に
適度な掬い角が与えられるものである。これに対して、
境界面の先端部分13も、図1の(A)における矢印B
方向(即ち、刃と略直交する方向)に向かうに従い、落
ち込み再度上昇する湾曲面をなすものであるが(図1の
(B)参照)、この先端部分13は捩じりが加えられて
いる関係上、図4に示すように、その横断面においても
湾曲した面となっている。そして、この先端部分13の
切り刃14は、中心で連続して、1本の鋭利なチゼルポ
イント11を形成するものである。
【0016】次に、図7及び図8に基づき、他の実施例
について説明する。この実施例においては、中間部のみ
が、前記実施例と異なるものであるため、中間部160
について、説明し、他の部位は前記実施例と同一の符号
を用いて、その説明を省略する。この中間部160は、
上記基端部の切削溝51に連続する切削溝161と、上
記基端部のランド52に連続して略円弧状の周面をなす
ランド162とを有する。切削溝161は、切削面16
3と、抗力面164とから構成され、切削面163の縁
が切削刃165となる。この切削刃165は、上記基端
部の切削刃55に連続している。又、この切削刃165
は曲線により構成され、且つ、各切削刃165の接線が
軸芯aに対して角度を持って配位され、この中間部の切
削刃165の接線と軸芯aとのなす角度θ3,θ4は、
上記の先端部の切削刃75と軸芯aとのなす角度θ2よ
りも小さく設定されている。このセルフドリリングねじ
においては、中間部の切削刃165において、作業者が
与えるべき打ち込み荷重、即ち、軸方向の力q3,q4
を小さなものとでき、作業者の負担を軽減し得る。各切
削刃55,165,75間のコーナー部分は、その屈曲
角度が従来のものに比して緩くなり、且つ、円滑に屈曲
するため、同部分の抵抗が小さくなり、磨耗が生じにく
くなる。
について説明する。この実施例においては、中間部のみ
が、前記実施例と異なるものであるため、中間部160
について、説明し、他の部位は前記実施例と同一の符号
を用いて、その説明を省略する。この中間部160は、
上記基端部の切削溝51に連続する切削溝161と、上
記基端部のランド52に連続して略円弧状の周面をなす
ランド162とを有する。切削溝161は、切削面16
3と、抗力面164とから構成され、切削面163の縁
が切削刃165となる。この切削刃165は、上記基端
部の切削刃55に連続している。又、この切削刃165
は曲線により構成され、且つ、各切削刃165の接線が
軸芯aに対して角度を持って配位され、この中間部の切
削刃165の接線と軸芯aとのなす角度θ3,θ4は、
上記の先端部の切削刃75と軸芯aとのなす角度θ2よ
りも小さく設定されている。このセルフドリリングねじ
においては、中間部の切削刃165において、作業者が
与えるべき打ち込み荷重、即ち、軸方向の力q3,q4
を小さなものとでき、作業者の負担を軽減し得る。各切
削刃55,165,75間のコーナー部分は、その屈曲
角度が従来のものに比して緩くなり、且つ、円滑に屈曲
するため、同部分の抵抗が小さくなり、磨耗が生じにく
くなる。
【0017】
【考案の効果】以上、請求項1記載の考案は、板厚が大
きな鋼板に対しても、最後まで穿孔スピードが低下せ
ず、比較的小さな打ち込み荷重で良好な切削をなして、
自ら下孔を加工し、引き続きタッピング及びねじの締付
をなすことのできるセルフドリリングねじを提供し得た
ものである。さらに、請求項2記載の考案は、各切削刃
間のコーナー部分が円滑に屈曲するため、同部分の抵抗
が小さくなり、より一層磨耗が生じにくくなるセルフド
リリングねじを提供し得たものである。
きな鋼板に対しても、最後まで穿孔スピードが低下せ
ず、比較的小さな打ち込み荷重で良好な切削をなして、
自ら下孔を加工し、引き続きタッピング及びねじの締付
をなすことのできるセルフドリリングねじを提供し得た
ものである。さらに、請求項2記載の考案は、各切削刃
間のコーナー部分が円滑に屈曲するため、同部分の抵抗
が小さくなり、より一層磨耗が生じにくくなるセルフド
リリングねじを提供し得たものである。
【図1】(A)は、本考案の一実施例のセルフドリリン
グねじの要部拡大正面図である。(B)は、(A)にお
ける矢印Bに沿う切断端面図である。(C)は、(A)
における矢印Cに沿う切断端面図である。(D)は、
(A)における矢印Dに沿う切断端面図である。
グねじの要部拡大正面図である。(B)は、(A)にお
ける矢印Bに沿う切断端面図である。(C)は、(A)
における矢印Cに沿う切断端面図である。(D)は、
(A)における矢印Dに沿う切断端面図である。
【図2】同セルフドリリングねじの拡大底面図である。
【図3】(A)は、同セルフドリリングねじの要部正面
図である。(B)乃至(F)は、(A)におけるB─B
線乃至F─F線に沿う切断端面図である。
図である。(B)乃至(F)は、(A)におけるB─B
線乃至F─F線に沿う切断端面図である。
【図4】図3の(F)の拡大図である。
【図5】同セルフドリリングねじの要部側面図である。
【図6】同セルフドリリングねじの作用説明図である。
【図7】本考案の他の実施例のセルフドリリングねじの
要部正面図である。
要部正面図である。
【図8】同セルフドリリングねじの作用説明図である。
【図9】従来のセルフドリリングねじの要部説明図であ
る。
る。
2…軸部、3…ねじ山、4…ドリル部、5…基端部、5
1…切削溝、52…ランド、53…切削面、54…抗力
面、55…切削刃、6…中間部、61…切削溝、62…
ランド、63…切削面、64…抗力面、65…切削刃、
66…基端側コーナー部分、7…先端部、71…切削
溝、72…ランド、73…切削面、74…抗力面、75
…切削刃、76…先端側コーナー部分、11…チゼルポ
イント、160…中間部、161…切削溝、162…ラ
ンド、163…切削面、164…抗力面、165…切削
刃。
1…切削溝、52…ランド、53…切削面、54…抗力
面、55…切削刃、6…中間部、61…切削溝、62…
ランド、63…切削面、64…抗力面、65…切削刃、
66…基端側コーナー部分、7…先端部、71…切削
溝、72…ランド、73…切削面、74…抗力面、75
…切削刃、76…先端側コーナー部分、11…チゼルポ
イント、160…中間部、161…切削溝、162…ラ
ンド、163…切削面、164…抗力面、165…切削
刃。
Claims (2)
- 【請求項1】締付工具に係合する頭部と、頭部から延設
された軸部(2) と、軸部の先端に形成されたドリル部
(4) とを備え、 軸部には、少なくとも1条のねじ山(3) が形成され、 このドリル部(4) が、基端部(5) と、中間部(6) と、先
の尖った先端部(7) とから構成され、 この基端部(5) が、複数の切削溝(51)と、各切削溝に設
けられた切削面(53)とを有し、この切削面の縁(55)が軸
芯(a) に対して略平行に配位され、 中間部(6) が、上記基端部の切削溝(51)に連続する複数
の切削溝(61)と、各切削溝に設けられた切削面(63)と、
切削面の縁に位置する切削刃(65)とを有し、各切削刃(6
5)が軸芯(a) に対して角度を持って配位され、 先端部(7) が、上記中間部の切削溝(61)に連続する複数
の切削溝(71)と、各切削溝に設けられた切削面(73)と、
切削面の縁に位置する切削刃(75)とを有し、各切削刃(7
5)が軸芯(a) に対して角度を持って配位され、 上記の中間部の切削刃(65)と軸芯とのなす角度(θ1)
が、先端部の切削刃(75)と軸芯とのなす角度(θ2)より
も小さいことを特徴とする2段切り刃を有するセルフド
リリングねじ。 - 【請求項2】締付工具に係合する頭部と、頭部から延設
された軸部(2) と、軸部の先端に形成されたドリル部
(4) とを備え、 軸部には、少なくとも1条のねじ山(3) が形成され、 このドリル部(4) が、基端部(5) と、中間部(160) と、
先の尖った先端部(7) とから構成され、 この基端部(5) が、複数の切削溝(51)と、各切削溝に設
けられた切削面(53)とを有し、この切削面の縁(55)が軸
芯(a) に対して略平行に配位され、 中間部(160) が、上記基端部の切削溝(51)に連続する複
数の切削溝(161) と、各切削溝に設けられた切削面(16
3) と、切削面の縁に位置する切削刃(165) とを有し、
各切削刃(165)が曲線により構成され、且つ、各切削刃
(165) の接線が軸芯(a) に対して角度を持って配位さ
れ、 先端部(7) が、上記中間部の切削溝(161) に連続する複
数の切削溝(71)と、各切削溝に設けられた切削面(73)
と、切削面の縁に位置する切削刃(75)とを有し、各切削
刃(75)が軸芯(a) に対して角度を持って配位され、 上記の中間部の切削刃(165) の接線と軸芯とのなす角度
(θ3)(θ4)が、先端部の切削刃(75)と軸芯とのなす角
度(θ2)よりも小さいことを特徴とする2段切り刃を有
するセルフドリリングねじ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031206U JP2556982Y2 (ja) | 1991-04-06 | 1991-04-06 | 2段切り刃を有するセルフドリリングねじ |
DE19924205059 DE4205059C2 (de) | 1991-04-06 | 1992-02-19 | Selbstbohrende Schraube mit zweistufiger Schneidkante |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991031206U JP2556982Y2 (ja) | 1991-04-06 | 1991-04-06 | 2段切り刃を有するセルフドリリングねじ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525013U JPH0525013U (ja) | 1993-04-02 |
JP2556982Y2 true JP2556982Y2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=12324949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991031206U Expired - Lifetime JP2556982Y2 (ja) | 1991-04-06 | 1991-04-06 | 2段切り刃を有するセルフドリリングねじ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556982Y2 (ja) |
DE (1) | DE4205059C2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2509451Y2 (ja) * | 1991-07-29 | 1996-09-04 | 若井産業株式会社 | ドリル刃付ねじ |
JPH07305708A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | Miyagawa Kinzoku Kogyo Kk | ドリルネジ |
DE19632838A1 (de) * | 1996-08-15 | 1998-02-19 | Adolf Wuerth Gmbh & Co Kg | Schraube mit einer selbstbohrenden Spitze |
DE102007000848A1 (de) * | 2007-10-11 | 2009-04-23 | Hilti Aktiengesellschaft | Selbstbohrschraube |
CN101929496A (zh) * | 2009-06-24 | 2010-12-29 | 三友璟工业有限公司 | 具有两种以上角度的钻尾螺丝 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH497229A (de) * | 1967-05-11 | 1970-10-15 | Radial Lip Machine Corp | Bohrer |
DD83671A1 (de) * | 1969-12-23 | 1971-08-05 | Dieter Dr-Ing Roehrich | Bohrtreibschraube |
US4583898A (en) * | 1979-11-26 | 1986-04-22 | Illinois Tool Works Inc. | Drill screw and cutters for making same |
US4730969A (en) * | 1985-02-12 | 1988-03-15 | Nisco Inc. | Self-drilling screw |
US4725175A (en) * | 1986-01-09 | 1988-02-16 | Usm Corporation | Groove point screw |
JPH0747243B2 (ja) * | 1987-06-05 | 1995-05-24 | 富士重工業株式会社 | 複合材穿孔用ドリル |
JPH02126710U (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-18 |
-
1991
- 1991-04-06 JP JP1991031206U patent/JP2556982Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-02-19 DE DE19924205059 patent/DE4205059C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4205059C2 (de) | 1996-12-12 |
DE4205059A1 (de) | 1992-10-08 |
JPH0525013U (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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