JP2555134Y2 - 製版印刷機における原紙供給装置 - Google Patents
製版印刷機における原紙供給装置Info
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- JP2555134Y2 JP2555134Y2 JP1990122040U JP12204090U JP2555134Y2 JP 2555134 Y2 JP2555134 Y2 JP 2555134Y2 JP 1990122040 U JP1990122040 U JP 1990122040U JP 12204090 U JP12204090 U JP 12204090U JP 2555134 Y2 JP2555134 Y2 JP 2555134Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base paper
- roller
- reversing roller
- section
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は製版部で製版された原紙を反転ローラ部に
おいて、印刷部のドラムに供給するようになっている製
版印刷機における原紙供給装置に関する。
おいて、印刷部のドラムに供給するようになっている製
版印刷機における原紙供給装置に関する。
従来の技術 従来のこの種の製版印刷機は、その大部分が第1図に
示すこの考案の供給装置を具えたものと共通するところ
があるので、これを参照して説明する。
示すこの考案の供給装置を具えたものと共通するところ
があるので、これを参照して説明する。
第1図において、20は製版部、21は印刷部、22は製版
部20で製版された原紙を印刷部21に供給する反転ローラ
部をそれぞれ示す。
部20で製版された原紙を印刷部21に供給する反転ローラ
部をそれぞれ示す。
このような製版印刷機において、コンタクトガラス8
上を移動する原稿像をCCD9で読み取り、この読み取られ
た原稿像に応じた画像信号が製版部において、ロール原
紙から繰り出される原紙にサーマルヘッド11によって書
き込まれて、製版原紙10を作成する。この原紙10はテン
ションローラ16を経て一対の上下反転ローラ23,24を有
する反転ローラ部22から、ドラム1に供給されて巻付け
られる。この原紙10にインキデビス12からインキを供給
して、原紙10からインキを滲み出させる。そしてこのと
きに給紙台7から用紙を給紙ローラ5及びレジストロー
ラ6により、ドラム1の転写部位に給送し、プレスロー
ラ4との間で原紙10から滲み出した記録像を転写して印
刷を行う。印刷済の用紙は分離爪3及び排紙ブロー2に
より、ドラム1の表面から剥離されて排紙バキューム13
により、排紙台15上へ排出される。この原紙10による印
刷が終了すると、使用済の原紙10はドラム1から剥離さ
れて排紙ボックス14にストックされる。
上を移動する原稿像をCCD9で読み取り、この読み取られ
た原稿像に応じた画像信号が製版部において、ロール原
紙から繰り出される原紙にサーマルヘッド11によって書
き込まれて、製版原紙10を作成する。この原紙10はテン
ションローラ16を経て一対の上下反転ローラ23,24を有
する反転ローラ部22から、ドラム1に供給されて巻付け
られる。この原紙10にインキデビス12からインキを供給
して、原紙10からインキを滲み出させる。そしてこのと
きに給紙台7から用紙を給紙ローラ5及びレジストロー
ラ6により、ドラム1の転写部位に給送し、プレスロー
ラ4との間で原紙10から滲み出した記録像を転写して印
刷を行う。印刷済の用紙は分離爪3及び排紙ブロー2に
より、ドラム1の表面から剥離されて排紙バキューム13
により、排紙台15上へ排出される。この原紙10による印
刷が終了すると、使用済の原紙10はドラム1から剥離さ
れて排紙ボックス14にストックされる。
そして前記のような印刷機においては、反転ローラ部
22の上反転ローラ23′は、第8図に示すようになってい
て、スポンジ状の本体は軸方向に間隔をおいて設けられ
た溝27によって隔てられた複数個のものからなり、第9
図に示すようにこの溝27にガイド板28の先端を差込み、
このガイド板28によって静電気により上反転ローラ23′
上にくっついて原紙10が巻上って行くのを防止してい
る。なお29は他のガイド板を示す。
22の上反転ローラ23′は、第8図に示すようになってい
て、スポンジ状の本体は軸方向に間隔をおいて設けられ
た溝27によって隔てられた複数個のものからなり、第9
図に示すようにこの溝27にガイド板28の先端を差込み、
このガイド板28によって静電気により上反転ローラ23′
上にくっついて原紙10が巻上って行くのを防止してい
る。なお29は他のガイド板を示す。
考案が解決しようとする課題 ところでこのような上反転ローラ23′では、原紙10の
腰が弱い場合は溝27でしわを発生するという問題があ
る。そこでこのような問題を解決するものとして、第10
図に示すように上反転ローラ23を溝27のない一体的なも
のとし、上反転ローラ23とガイド板28との隙間aを0,ま
たはできるだけ小さくすればよいのであるが、そのため
には構成部品の精度を高くし、また精密な調整を必要と
する。また隙間aを0にしたとしても、原紙10が帯電し
やすいものである場合には、上反転ローラ23に強くくっ
ついているために巻上ってしまうという問題がある。
腰が弱い場合は溝27でしわを発生するという問題があ
る。そこでこのような問題を解決するものとして、第10
図に示すように上反転ローラ23を溝27のない一体的なも
のとし、上反転ローラ23とガイド板28との隙間aを0,ま
たはできるだけ小さくすればよいのであるが、そのため
には構成部品の精度を高くし、また精密な調整を必要と
する。また隙間aを0にしたとしても、原紙10が帯電し
やすいものである場合には、上反転ローラ23に強くくっ
ついているために巻上ってしまうという問題がある。
そこでこの考案の目的は、簡単な構造で原紙にしわを
発生させることなく、また原紙が巻上ってしまうことも
なく、原紙を確実にドラムに供給することのできる原紙
供給装置を提供するにある。
発生させることなく、また原紙が巻上ってしまうことも
なく、原紙を確実にドラムに供給することのできる原紙
供給装置を提供するにある。
課題を解決するための手段 この考案は前記のような目的を達成するために、従来
の製版印刷機の原紙供給装置において、反転ローラ部に
設けられた溝なしでスポンジ状の上反転ローラに食込む
位置に、これと同一方向に、かつその回転数より早い回
転数で回転するようにカウンタローラを上反転ローラに
対して原紙の搬送方向下流に設けたことを特徴とするも
のである。
の製版印刷機の原紙供給装置において、反転ローラ部に
設けられた溝なしでスポンジ状の上反転ローラに食込む
位置に、これと同一方向に、かつその回転数より早い回
転数で回転するようにカウンタローラを上反転ローラに
対して原紙の搬送方向下流に設けたことを特徴とするも
のである。
作用 前記のようなこの考案の原紙供給装置において、反転
ローラ部の上下反転ローラ間のニップ部に搬入された原
紙は、静電気の影響によって上反転ローラにくっついて
巻上ろうとするのが、カウンタローラによって押戻され
て上反転ローラから剥離されたうえ、ドラムに向けて供
給される。
ローラ部の上下反転ローラ間のニップ部に搬入された原
紙は、静電気の影響によって上反転ローラにくっついて
巻上ろうとするのが、カウンタローラによって押戻され
て上反転ローラから剥離されたうえ、ドラムに向けて供
給される。
実施例 第1図ないし第7図に示すこの考案の実施例におい
て、前記した従来のものと同様の部分には同一の符号を
引用して説明を省略し、主として異なる部分について説
明する。
て、前記した従来のものと同様の部分には同一の符号を
引用して説明を省略し、主として異なる部分について説
明する。
上反転ローラ23は溝なしでスポンジ状のローラからな
り、この上反転ローラ23に対して原紙10の搬送方向下流
において、これに食込む位置においてこれと同一方向、
かつその回転数より早い回転数のカウンタローラ25を設
けている。
り、この上反転ローラ23に対して原紙10の搬送方向下流
において、これに食込む位置においてこれと同一方向、
かつその回転数より早い回転数のカウンタローラ25を設
けている。
このカウンタローラ25は金属によって構成され、摩擦
抵抗を小さくするために、第2図に示すように複数個の
小幅のローラ体からなり、その回転軸30に第4図に示す
ように従動歯車31が取付けられ、この従動歯車31は中間
歯車32を介して、反転上ローラ23の回転軸に取付けられ
た従動歯車31より大径の駆動歯車33と連動するようにな
っており、このような機構によって、カウンタローラ25
は上反転ローラ23に対して、それと同一方向すなわち図
面において時計方向に、それより早い速度でカウント回
転することとなる。
抵抗を小さくするために、第2図に示すように複数個の
小幅のローラ体からなり、その回転軸30に第4図に示す
ように従動歯車31が取付けられ、この従動歯車31は中間
歯車32を介して、反転上ローラ23の回転軸に取付けられ
た従動歯車31より大径の駆動歯車33と連動するようにな
っており、このような機構によって、カウンタローラ25
は上反転ローラ23に対して、それと同一方向すなわち図
面において時計方向に、それより早い速度でカウント回
転することとなる。
前記のようなものにつき、第5図ないし第7図を参照
してその作用を説明する。
してその作用を説明する。
テンションローラ16により搬送されてきた原紙10が、
上下反転ローラ23,24のニップ部に搬入され(第5
図)、低濕条件の場合静電気の影響により、上反転ロー
ラ23にくっついて巻上がろうとすると(第6図)、この
上反転ローラ23に食込んでこれより早い速度でカウント
回転するカウンタローラ25によって押戻され(第7
図)、このようにして原紙10は第3図に示すようにドラ
ム1のクランプ17に向って搬送される。
上下反転ローラ23,24のニップ部に搬入され(第5
図)、低濕条件の場合静電気の影響により、上反転ロー
ラ23にくっついて巻上がろうとすると(第6図)、この
上反転ローラ23に食込んでこれより早い速度でカウント
回転するカウンタローラ25によって押戻され(第7
図)、このようにして原紙10は第3図に示すようにドラ
ム1のクランプ17に向って搬送される。
考案の効果 この考案は前記のようであって、溝なしでスポンジ状
の上反転ローラにカウンタローラを食込ませたうえ、同
一方向にそれより早く回転させるようになっているの
で、反転ローラ部で上下反転ローラのニップ部を出た原
紙が上反転ローラにくっついて巻上がろうとするのを、
カウンタローラが確実に押戻すこととなるため、従来の
もののように上反転ローラを溝のあるものとして用紙に
しわを発生させることがなく、またその構造が簡単であ
って各部材につき格別精度の高い加工や、精密な位置調
整をする必要がなく、そのうえ反転ローラ部からドラム
へ確実に原紙を供給することができるという効果があ
る。
の上反転ローラにカウンタローラを食込ませたうえ、同
一方向にそれより早く回転させるようになっているの
で、反転ローラ部で上下反転ローラのニップ部を出た原
紙が上反転ローラにくっついて巻上がろうとするのを、
カウンタローラが確実に押戻すこととなるため、従来の
もののように上反転ローラを溝のあるものとして用紙に
しわを発生させることがなく、またその構造が簡単であ
って各部材につき格別精度の高い加工や、精密な位置調
整をする必要がなく、そのうえ反転ローラ部からドラム
へ確実に原紙を供給することができるという効果があ
る。
第1図はこの考案の供給装置を具えた製版印刷機の概略
正面図、第2図はこの考案の実施例の要部の斜面図、第
3図は同上の作用説明用正面図、第4図は同上の駆動系
統図、第5図は同上の作用初期の正面図、第6図は同中
期の正面図、第7図は同終期の正面図、第8図は従来の
供給装置の上反転ローラの1例の斜面図、第9図は同上
の作用説明図、第10図は他の従来装置の第9図と同様の
図面である。 1……ドラム、10……原紙 16……テンションローラ、17……クランプ 20……製版部、21……印刷部 22……反転ローラ部、23……上反転ローラ 24……下反転ローラ、25……カウンタローラ
正面図、第2図はこの考案の実施例の要部の斜面図、第
3図は同上の作用説明用正面図、第4図は同上の駆動系
統図、第5図は同上の作用初期の正面図、第6図は同中
期の正面図、第7図は同終期の正面図、第8図は従来の
供給装置の上反転ローラの1例の斜面図、第9図は同上
の作用説明図、第10図は他の従来装置の第9図と同様の
図面である。 1……ドラム、10……原紙 16……テンションローラ、17……クランプ 20……製版部、21……印刷部 22……反転ローラ部、23……上反転ローラ 24……下反転ローラ、25……カウンタローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 27/00 B65H 27/00 A
Claims (1)
- 【請求項1】製版部で製版された原紙を反転ローラ部に
おいて、印刷部のドラムに供給するようになっている製
版印刷機において、前記反転ローラ部に設けられた溝な
しでスポンジ状の上反転ローラに食込む位置に、これと
同一方向に、かつその回転数より早い回転数で回転する
ようにカウンタローラを上反転ローラに対して原紙の搬
送方向下流に設けたことを特徴とする原紙供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990122040U JP2555134Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 製版印刷機における原紙供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990122040U JP2555134Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 製版印刷機における原紙供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477474U JPH0477474U (ja) | 1992-07-07 |
JP2555134Y2 true JP2555134Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=31869845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990122040U Expired - Fee Related JP2555134Y2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 製版印刷機における原紙供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555134Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0784087B2 (ja) * | 1986-12-20 | 1995-09-13 | 株式会社リコー | 孔版印刷装置 |
JPH02119447U (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-26 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP1990122040U patent/JP2555134Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477474U (ja) | 1992-07-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |