JP2554472B2 - 回転位置検出器 - Google Patents
回転位置検出器Info
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- JP2554472B2 JP2554472B2 JP61156244A JP15624486A JP2554472B2 JP 2554472 B2 JP2554472 B2 JP 2554472B2 JP 61156244 A JP61156244 A JP 61156244A JP 15624486 A JP15624486 A JP 15624486A JP 2554472 B2 JP2554472 B2 JP 2554472B2
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は位相型の回転位置検出器に関し、特に、ロ
ータに凹凸歯を設け、高分解能で回転位置検出を行う検
出器の改良に関する。
ータに凹凸歯を設け、高分解能で回転位置検出を行う検
出器の改良に関する。
ロータ周囲に複数の凹凸歯を設け、1回転につき複数
周期の磁気抵抗変化をステータの各極に生ぜしめるよう
にした多歯型の可変磁気抵抗型回転位置検出器は、特開
昭57−88317号明細書に示されている。このような検出
器の一例として、第6図に示すように、6極型のステー
タ1と8歯のロータ2を具えたものがある。この検出器
では、60度の間隔で配されたステータ極A1,B1,C1におけ
る各極とロータ歯との対応関係はその磁気抵抗変化が12
0度づつ順次ずれるようになっており(この場合、磁気
抵抗変化の1サイクルすなわち360度はロータ歯1ピッ
チ分の回転変位に対応している)、更に60度の間隔で配
されたステータ極A2,B2,C2における各極とロータ歯との
対応関係もその磁気抵抗変化が120度づつ順次ずれるよ
うになっている。従って、A1とA2は同相、B1とB2も同
相、C1とC2も同相である。ここにおいて、A1およびA2の
1次コイルをsinωtで励磁し、B1及びB2の1次コイル
をsin(ωt−120゜)で励磁し、C1及びC2の1次コイル
をsin(ωt−240゜)で励磁し、各極の2次コイル出力
信号を合成することにより、概ね Y=K sin(ωt−Nθ) …(1) なる式で表わせる出力信号Yを得ることができるのであ
る。ここでKは定数、Nはロータ2の歯数、θは回転角
度、である。出力信号Yにおける位相ずれNθを測定す
ることにより1/N回転内における回転位置を検出するこ
とができるのである。
周期の磁気抵抗変化をステータの各極に生ぜしめるよう
にした多歯型の可変磁気抵抗型回転位置検出器は、特開
昭57−88317号明細書に示されている。このような検出
器の一例として、第6図に示すように、6極型のステー
タ1と8歯のロータ2を具えたものがある。この検出器
では、60度の間隔で配されたステータ極A1,B1,C1におけ
る各極とロータ歯との対応関係はその磁気抵抗変化が12
0度づつ順次ずれるようになっており(この場合、磁気
抵抗変化の1サイクルすなわち360度はロータ歯1ピッ
チ分の回転変位に対応している)、更に60度の間隔で配
されたステータ極A2,B2,C2における各極とロータ歯との
対応関係もその磁気抵抗変化が120度づつ順次ずれるよ
うになっている。従って、A1とA2は同相、B1とB2も同
相、C1とC2も同相である。ここにおいて、A1およびA2の
1次コイルをsinωtで励磁し、B1及びB2の1次コイル
をsin(ωt−120゜)で励磁し、C1及びC2の1次コイル
をsin(ωt−240゜)で励磁し、各極の2次コイル出力
信号を合成することにより、概ね Y=K sin(ωt−Nθ) …(1) なる式で表わせる出力信号Yを得ることができるのであ
る。ここでKは定数、Nはロータ2の歯数、θは回転角
度、である。出力信号Yにおける位相ずれNθを測定す
ることにより1/N回転内における回転位置を検出するこ
とができるのである。
このようなものにおいて、各極における磁気抵抗変化
は回転角度θに対して単純な三角関数(例えばsin N
θ)とはならず、2倍波(sin 2Nθ)あるいは3倍波
(sin 3Nθ)の誤差を含む。6極型の検出器では最終的
に3倍波の磁気抵抗誤差分は相殺されるが(例えば実開
昭59−161023号参照)、2倍波の磁気抵抗誤差分は残
る。また、1次側を定電圧駆動した場合は、インピーダ
ンス変化により励磁電流が変動し、これに応じて2倍波
の誤差が生じる。このような2倍波の誤差の存在によ
り、最終的な出力信号Yにおける位相ずれ成分は上記式
のようなθに対して単純にリニアな関数Nθにはなら
ず、下記(2)式のように3倍波の誤差成分を含むもの
となる。なお、eは誤差成分の係数である。
は回転角度θに対して単純な三角関数(例えばsin N
θ)とはならず、2倍波(sin 2Nθ)あるいは3倍波
(sin 3Nθ)の誤差を含む。6極型の検出器では最終的
に3倍波の磁気抵抗誤差分は相殺されるが(例えば実開
昭59−161023号参照)、2倍波の磁気抵抗誤差分は残
る。また、1次側を定電圧駆動した場合は、インピーダ
ンス変化により励磁電流が変動し、これに応じて2倍波
の誤差が生じる。このような2倍波の誤差の存在によ
り、最終的な出力信号Yにおける位相ずれ成分は上記式
のようなθに対して単純にリニアな関数Nθにはなら
ず、下記(2)式のように3倍波の誤差成分を含むもの
となる。なお、eは誤差成分の係数である。
Y=K sin(ωt−Nθ+e sin 3Nθ) ……(2) この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、多歯型
のロータを具える回転位置検出器において、上述のよう
な位相誤差成分を排除して位置検出精度の向上を図るこ
とを目的とする。
のロータを具える回転位置検出器において、上述のよう
な位相誤差成分を排除して位置検出精度の向上を図るこ
とを目的とする。
この発明は、円周方向に所定間隔で設けられた複数の
極を具えるステータと、このステータの各極にギャップ
を介して対向して円周方向に所定の等間隔で配置された
複数nの凹凸歯を含み、よって該凹凸歯の1ピッチが36
0度/nであり、与えられた回転に従って前記ステータ各
極と前記歯との対応が変化することにより前記各極の磁
気抵抗を変化せしめるロータと、前記ステータ各極の磁
気抵抗に応じた誘導電流を生ぜしめるために前記ステー
タ側に設けられた複数のコイルとを具備する回転位置検
出器において、前記ステータにおける極の構成は、所定
の第1の間隔Pで設けられた複数の極から成る第1の極
グループと、この第1の極グループの極と同数の等間隔
で設けられた極から成る第2の極グループとを含み、第
1の極グループと第2の極グループの配置は前記ロータ
歯に対して互いに逆相で対応するように前記凹凸歯の1
ピッチの整数倍プラス該凹凸歯の0.5ピッチに相当する
所定角だけずらされており、かつ、前記第1の間隔Pは
前記凹凸歯の1ピッチの整数倍プラス該凹凸歯の1/mピ
ッチ(mは任意の数)に相当する間隔であり、第1の極
グループの各極を360度/mだけ順次電気的位相のずれた
複数の交流信号によってそれぞれ励磁し、かつ前記第2
の極グループの各極も360度/mだけ順次電気的位相のず
れた複数の交流信号によってそれぞれ励磁し、これによ
って前記第1の極グループと第2の極グループの夫々に
対応して前記ロータの回転位置に応じて位相シフトした
出力信号を夫々生じさせ、各極グループに対応する出力
信号を差動的に合成して最終的な出力信号を生じること
を特徴とするものである。
極を具えるステータと、このステータの各極にギャップ
を介して対向して円周方向に所定の等間隔で配置された
複数nの凹凸歯を含み、よって該凹凸歯の1ピッチが36
0度/nであり、与えられた回転に従って前記ステータ各
極と前記歯との対応が変化することにより前記各極の磁
気抵抗を変化せしめるロータと、前記ステータ各極の磁
気抵抗に応じた誘導電流を生ぜしめるために前記ステー
タ側に設けられた複数のコイルとを具備する回転位置検
出器において、前記ステータにおける極の構成は、所定
の第1の間隔Pで設けられた複数の極から成る第1の極
グループと、この第1の極グループの極と同数の等間隔
で設けられた極から成る第2の極グループとを含み、第
1の極グループと第2の極グループの配置は前記ロータ
歯に対して互いに逆相で対応するように前記凹凸歯の1
ピッチの整数倍プラス該凹凸歯の0.5ピッチに相当する
所定角だけずらされており、かつ、前記第1の間隔Pは
前記凹凸歯の1ピッチの整数倍プラス該凹凸歯の1/mピ
ッチ(mは任意の数)に相当する間隔であり、第1の極
グループの各極を360度/mだけ順次電気的位相のずれた
複数の交流信号によってそれぞれ励磁し、かつ前記第2
の極グループの各極も360度/mだけ順次電気的位相のず
れた複数の交流信号によってそれぞれ励磁し、これによ
って前記第1の極グループと第2の極グループの夫々に
対応して前記ロータの回転位置に応じて位相シフトした
出力信号を夫々生じさせ、各極グループに対応する出力
信号を差動的に合成して最終的な出力信号を生じること
を特徴とするものである。
第1の極グループに対応するコイルから得られる出力
信号をY1,第2の極グループに対応するコイルから得ら
れる出力信号をY2とすると、両者は逆相であるため、夫
々の振幅値の符号が逆極性であり、位相誤差分も逆相で
現われることにより、前記(2)式より、 Y1=K sin(ωt−Nθ+e sin 3Nθ) …(3) Y2=−K sin(ωt−Nθ−e sin 3Nθ) …(4) と表わすことができる。両グループの出力信号Y1,Y2が
差動的に(つまり減算的に)合成されることにより、最
終的な出力信号は、 Y1−Y2=K sin(ωt−Nθ+e sin 3Nθ) −{−K sin(ωt−Nθ−e sin 3Nθ)} =2K sin(ωt−Nθ)cos(e sin 3Nθ) …(5) となる。上記式のうちcos(e sin 3Nθ)は「1」若し
くはそれに近い値をとり、2K sin(ωt−Nθ)の振幅
を多少変動させるが、位相には影響を与えない。従っ
て、上記(5)式はその位相成分において前記(1)式
と実質的に変わらないものとなる。こうして、位相誤差
成分e sin 3Nθを実質的に相殺した出力信号が得られ
る。なお、3倍波以外の位相誤差成分も同様にして相殺
できるのは勿論である。
信号をY1,第2の極グループに対応するコイルから得ら
れる出力信号をY2とすると、両者は逆相であるため、夫
々の振幅値の符号が逆極性であり、位相誤差分も逆相で
現われることにより、前記(2)式より、 Y1=K sin(ωt−Nθ+e sin 3Nθ) …(3) Y2=−K sin(ωt−Nθ−e sin 3Nθ) …(4) と表わすことができる。両グループの出力信号Y1,Y2が
差動的に(つまり減算的に)合成されることにより、最
終的な出力信号は、 Y1−Y2=K sin(ωt−Nθ+e sin 3Nθ) −{−K sin(ωt−Nθ−e sin 3Nθ)} =2K sin(ωt−Nθ)cos(e sin 3Nθ) …(5) となる。上記式のうちcos(e sin 3Nθ)は「1」若し
くはそれに近い値をとり、2K sin(ωt−Nθ)の振幅
を多少変動させるが、位相には影響を与えない。従っ
て、上記(5)式はその位相成分において前記(1)式
と実質的に変わらないものとなる。こうして、位相誤差
成分e sin 3Nθを実質的に相殺した出力信号が得られ
る。なお、3倍波以外の位相誤差成分も同様にして相殺
できるのは勿論である。
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細
に説明しよう。
に説明しよう。
第1図は、この発明に係る回転位置検出器の一実施例
を示す。この回転位置検出器のステータ1には、等間隔
(すなわち60度ずつの間隔)で配された6個の極A1〜A6
から成る第1の極グループと、同じく等間隔(すなわち
60度ずつの間隔)で配された6個の極B1〜B6から成る第
2の極グループが設けられている。ロータ2には16ピッ
チの凸状のロータ歯が等間隔(すなわち22.5度ずつの間
隔)で設けられており、第1の極グループの各極A1〜A6
と第2の極グループの各極B1〜B6とは、夫々ロータ歯の
1 1/2ピッチに対応する角度(すなわち33.75度)だけず
らして配置されている。この配置により、図から明らか
なように、第1の極グループと第2の極グループとはロ
ータ歯に対して互いに逆相で対応している。
を示す。この回転位置検出器のステータ1には、等間隔
(すなわち60度ずつの間隔)で配された6個の極A1〜A6
から成る第1の極グループと、同じく等間隔(すなわち
60度ずつの間隔)で配された6個の極B1〜B6から成る第
2の極グループが設けられている。ロータ2には16ピッ
チの凸状のロータ歯が等間隔(すなわち22.5度ずつの間
隔)で設けられており、第1の極グループの各極A1〜A6
と第2の極グループの各極B1〜B6とは、夫々ロータ歯の
1 1/2ピッチに対応する角度(すなわち33.75度)だけず
らして配置されている。この配置により、図から明らか
なように、第1の極グループと第2の極グループとはロ
ータ歯に対して互いに逆相で対応している。
尚、極A1に関してのみ参照符号を付し、他は省略する
が、第1図においてステータ1の各極A1〜A6,B1〜B6に
は1次コイルL1と2次コイルL2が夫々巻かれている。
が、第1図においてステータ1の各極A1〜A6,B1〜B6に
は1次コイルL1と2次コイルL2が夫々巻かれている。
次に、この回転位置検出器の検出原理について説明す
る。
る。
第1の極グループの各極A1〜A6の磁気抵抗変化の関数
すなわちロータ2の回転角度θに対するパーミアンスP
A1〜PA6の関数は、理想的には次のようになる。式中、
角度の単位は「度」であり、Nはロータ2の歯数、P0,P
1は定数である。
すなわちロータ2の回転角度θに対するパーミアンスP
A1〜PA6の関数は、理想的には次のようになる。式中、
角度の単位は「度」であり、Nはロータ2の歯数、P0,P
1は定数である。
極A1,A4の1次信号をEa1とし、極A2,A5の1次信号をE
a2とし、極A3,A6の1次信号をEa3とし、これらを次のよ
うに設定する。
a2とし、極A3,A6の1次信号をEa3とし、これらを次のよ
うに設定する。
つまり、各極グループは、その磁気抵抗変化の位相ず
れに対応する位相ずれを有する交流信号によって夫々励
磁される。尚、各極A1〜A6の1次信号Ea1〜Ea3の極性は
極グループ内の一方の極から他方の極に磁気回路が通る
ように設定する。
れに対応する位相ずれを有する交流信号によって夫々励
磁される。尚、各極A1〜A6の1次信号Ea1〜Ea3の極性は
極グループ内の一方の極から他方の極に磁気回路が通る
ように設定する。
上記(6),(7)式を条件として、第1のグループ
の各極A1〜A6の2次コイルに誘起される出力信号の合成
値Y1を求めると、理想的には前記第(1)式のように Y1=K sin(ωt−Nθ) となるはずであるが、しかし、前述の通り、3倍波の位
相誤差が実際には含まれてしまうので、Y1は実際には前
記(3)式のように、 Y1=K sin(ωt−Nθ+e sin 3Nθ)となる。
の各極A1〜A6の2次コイルに誘起される出力信号の合成
値Y1を求めると、理想的には前記第(1)式のように Y1=K sin(ωt−Nθ) となるはずであるが、しかし、前述の通り、3倍波の位
相誤差が実際には含まれてしまうので、Y1は実際には前
記(3)式のように、 Y1=K sin(ωt−Nθ+e sin 3Nθ)となる。
他方、第2の極グループの極B1〜B6のパーミアンスP
B1〜PB6の関数は、第1の極グループと第2の極グルー
プとが逆相であることから、次のようになる。
B1〜PB6の関数は、第1の極グループと第2の極グルー
プとが逆相であることから、次のようになる。
PB1=PB4=P0+P1 sin(Nθ−180゜) =P0−P1 sin Nθ PB2=PB5=P0+P1 sin(Nθ−120゜−180゜) =P0−P1 sin(Nθ−120゜) PB3=PB6=P0+P1 sin(Nθ−240゜−180゜) =P0−P1 sin(Nθ−240゜) 極B1,B4の1次信号をBb1とし、極B2,B5の1次信号をE
b2とし、極B3,B6の1次信号をEb3とし、これらを次のよ
うに設定する。
b2とし、極B3,B6の1次信号をEb3とし、これらを次のよ
うに設定する。
Eb1=Ea1=sinωt Eb2=Ea2=sin(ωt−120゜) Eb3=Ea3=sin(ωt−240゜) 上記式を条件として、第2のグループの各極B1〜B6の
2次コイルに誘起される出力信号の合成値Y2を求める
と、理想的には前述のように Y2=−K sin(ωt−Nθ) となるはずであるが、前述の通り、実際にはY1とは逆相
の3倍波の位相誤差が含まれてしまうので、Y2は前記
(4)のように Y2=−K sin(ωt−Nθ−e sin 3Nθ) となる。
2次コイルに誘起される出力信号の合成値Y2を求める
と、理想的には前述のように Y2=−K sin(ωt−Nθ) となるはずであるが、前述の通り、実際にはY1とは逆相
の3倍波の位相誤差が含まれてしまうので、Y2は前記
(4)のように Y2=−K sin(ωt−Nθ−e sin 3Nθ) となる。
各グループの出力信号Y1,Y2を差動的に合成して、前
記(5)式のように、位相誤差成分e sin 3Nθの交流信
号位相への影響を排除した出力信号Yを生成する。
記(5)式のように、位相誤差成分e sin 3Nθの交流信
号位相への影響を排除した出力信号Yを生成する。
Y=Y1−Y2=2K sin(ωt−Nθ)cos(e sin 3Nθ) こうして得られる出力信号Yにおける交流成分はsin
(ωt−Nθ)であり、基準交流信号sinωtに対する
電気的位相シフト量はNθである。このように、最終的
な出力信号Yにおける位相ずれNθは、ロータ2の回転
角度θに対してリニアな関数となり、誤差成分を含まな
いものとなる。明らかなように、この電気的位相ずれ角
Nθは実際の回転角度θの歯数倍(第1図ではN=16
倍)であり、分解能が拡大されている。
(ωt−Nθ)であり、基準交流信号sinωtに対する
電気的位相シフト量はNθである。このように、最終的
な出力信号Yにおける位相ずれNθは、ロータ2の回転
角度θに対してリニアな関数となり、誤差成分を含まな
いものとなる。明らかなように、この電気的位相ずれ角
Nθは実際の回転角度θの歯数倍(第1図ではN=16
倍)であり、分解能が拡大されている。
第2図及び第3図は各グループの各極A1〜A6,B1〜B6
の1次コイルL1の結線例を夫々示したものである。この
結線により、60度位相のずれた2つの交流信号sinωt,s
in(ωt−60)を用いるだけで、前記(7)式のように
120度位相のずれた3つの交流信号Ea1〜Ea3,Eb1〜Eb3を
生成し、これらによって所定の極の1次コイルを励磁す
ることができる。
の1次コイルL1の結線例を夫々示したものである。この
結線により、60度位相のずれた2つの交流信号sinωt,s
in(ωt−60)を用いるだけで、前記(7)式のように
120度位相のずれた3つの交流信号Ea1〜Ea3,Eb1〜Eb3を
生成し、これらによって所定の極の1次コイルを励磁す
ることができる。
第4図及び第5図は各グループの各極A1〜A6,B1〜B6
の2次コイルL2の結線例を夫々示したものである。第4
図では第1のグループと第2のグループの2次コイル結
線を逆相直列接続とし、第5図では両グループの2次コ
イル結線を逆相並列接続としている。どちらの場合も、
第1のグループの出力信号Y1と第2のグループの出力信
号Y2を差動的に合成し、最終的な出力信号YとしてY1−
Y2が得られるようにしている。
の2次コイルL2の結線例を夫々示したものである。第4
図では第1のグループと第2のグループの2次コイル結
線を逆相直列接続とし、第5図では両グループの2次コ
イル結線を逆相並列接続としている。どちらの場合も、
第1のグループの出力信号Y1と第2のグループの出力信
号Y2を差動的に合成し、最終的な出力信号YとしてY1−
Y2が得られるようにしている。
最終的に得られた出力信号Yは図示しない位相ずれ測
定回路に供給され、そこにおいて位相ずれNθが測定さ
れ、ロータ2の回転角度θに対応するデータが該位相ず
れ測定によって求められる。
定回路に供給され、そこにおいて位相ずれNθが測定さ
れ、ロータ2の回転角度θに対応するデータが該位相ず
れ測定によって求められる。
尚、上記実施例では第1の極グループの1次信号Ea1
〜Ea3と第2の極グループの1次信号Eb1〜Eb3とを同相
とし、且つ第1の極グループにおける出力信号の合成値
Y1と第2の極グループにおける出力信号の合成値Y2を減
算合成するようにしているが、Ea1〜Ea3とEb1〜Eb3とを
逆相とし、且つY1とY2を加算合成するようにしても、全
く同様の結果を得ることができる。
〜Ea3と第2の極グループの1次信号Eb1〜Eb3とを同相
とし、且つ第1の極グループにおける出力信号の合成値
Y1と第2の極グループにおける出力信号の合成値Y2を減
算合成するようにしているが、Ea1〜Ea3とEb1〜Eb3とを
逆相とし、且つY1とY2を加算合成するようにしても、全
く同様の結果を得ることができる。
また、この実施例では第1の極グループ及び第2の極
グループが夫々6極から成っており、ロータ歯は16ピッ
チであり、第1の極グループと第2の極グループの配置
はロータ歯の1 1/2ピッチに対応する角度だけずらされ
ているが、極グループにおける極数、ロータ歯のピッチ
数、第1の極グループと第2の極グループの配置は、こ
れに限るものではない。要は、第1の極グループが所定
の等間隔で設けられた複数の極から成っており、第2の
極グループが第1の極グループの極と同数の等間隔で設
けられた極から成っており、第1の極グループと第2の
極グループの配置が、ロータ歯に対して互いに逆相で対
応するように所定角でずらされていればよい。
グループが夫々6極から成っており、ロータ歯は16ピッ
チであり、第1の極グループと第2の極グループの配置
はロータ歯の1 1/2ピッチに対応する角度だけずらされ
ているが、極グループにおける極数、ロータ歯のピッチ
数、第1の極グループと第2の極グループの配置は、こ
れに限るものではない。要は、第1の極グループが所定
の等間隔で設けられた複数の極から成っており、第2の
極グループが第1の極グループの極と同数の等間隔で設
けられた極から成っており、第1の極グループと第2の
極グループの配置が、ロータ歯に対して互いに逆相で対
応するように所定角でずらされていればよい。
以上の通り、この発明に係る回転位置検出器によれ
ば、出力信号から位相誤差成分を除去することができる
ので、出力信号と基準交流信号との位相ずれに応じて回
転位置を検出する場合において位置検出精度の一層の向
上を図ることができるという効果を奏する。
ば、出力信号から位相誤差成分を除去することができる
ので、出力信号と基準交流信号との位相ずれに応じて回
転位置を検出する場合において位置検出精度の一層の向
上を図ることができるという効果を奏する。
第1図はこの発明に係る回転位置検出器の一実施例を示
す径方向断面図、第2図及び第3図は第1図の回転位置
検出器の各極の1次コイルの結線例を夫々示す図、第4
図及び第5図は第1図の回転位置検出器の各極の2次コ
イルの結線例を夫々示す図、第6図は従来の多歯型可変
磁気抵抗型回転位置検出器の典型例を示す径方向断面図
である。 1……ステータ、2……ロータ、A1〜A6……第1の極グ
ループ、B1〜B6……第2の極グループ、L1……1次コイ
ル、L2……2次コイル。
す径方向断面図、第2図及び第3図は第1図の回転位置
検出器の各極の1次コイルの結線例を夫々示す図、第4
図及び第5図は第1図の回転位置検出器の各極の2次コ
イルの結線例を夫々示す図、第6図は従来の多歯型可変
磁気抵抗型回転位置検出器の典型例を示す径方向断面図
である。 1……ステータ、2……ロータ、A1〜A6……第1の極グ
ループ、B1〜B6……第2の極グループ、L1……1次コイ
ル、L2……2次コイル。
Claims (2)
- 【請求項1】円周方向に所定間隔で設けられた複数の極
を具えるステータと、 このステータの各極にギャップを介して対向して円周方
向に所定の等間隔で配置された複数nの凹凸歯を含み、
よって該凹凸歯の1ピッチが360度/nであり、与えられ
た回転に従って前記ステータ各極と前記歯との対応が変
化することにより前記各極の磁気抵抗を変化せしめるロ
ータと、 前記ステータ各極の磁気抵抗に応じた誘導電流を生ぜし
めるために前記ステータ側に設けられた複数のコイルと を具備する回転位置検出器において、 前記ステータにおける極の構成は、所定の第1の間隔P
で設けられた複数の極から成る第1の極グループと、こ
の第1の極グループの極と同数の等間隔で設けられた極
から成る第2の極グループとを含み、第1の極グループ
と第2の極グループの配置は前記ロータ歯に対して互い
に逆相で対応するように前記凹凸歯の1ピッチの整数倍
プラス該凹凸歯の0.5ピッチに相当する所定角だけずら
されており、かつ、前記第1の間隔Pは前記凹凸歯の1
ピッチの整数倍プラス該凹凸歯の1/mピッチ(mは任意
の数)に相当する間隔であり、第1の極グループの各極
を360度/mだけ順次電気的位相のずれた複数の交流信号
によってそれぞれ励磁し、かつ前記第2の極グループの
各極も360度/mだけ順次電気的位相のずれた複数の交流
信号によってそれぞれ励磁し、これによって前記第1の
極グループと第2の極グループの夫々に対応して前記ロ
ータの回転位置に応じて位相シフトした出力信号を夫々
生じさせ、各極グループに対応する出力信号を差動的に
合成して最終的な出力信号を生じることを特徴とする回
転位置検出器。 - 【請求項2】前記第1の極グループ及び第2の極グルー
プは夫々6極から成り、前記ロータ歯は16ピッチであ
り、前記第1の極グループと第2の極グループの配置は
前記ロータ歯の3/2ピッチに対応する角度だけずらされ
ている特許請求の範囲第1項記載の回転位置検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61156244A JP2554472B2 (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 回転位置検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61156244A JP2554472B2 (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 回転位置検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6312914A JPS6312914A (ja) | 1988-01-20 |
JP2554472B2 true JP2554472B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=15623527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61156244A Expired - Lifetime JP2554472B2 (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 回転位置検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554472B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4781666B2 (ja) * | 2004-11-17 | 2011-09-28 | 三菱電機株式会社 | バリアブルリラクタンス型角度検出器 |
JP5350979B2 (ja) * | 2009-10-29 | 2013-11-27 | 三菱電機株式会社 | バリアブルリラクタンス型角度検出器 |
JP2011064710A (ja) * | 2011-01-05 | 2011-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | バリアブルリラクタンス型角度検出器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60183501A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-19 | Saburo Nakagoori | 長さ測定装置 |
-
1986
- 1986-07-04 JP JP61156244A patent/JP2554472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6312914A (ja) | 1988-01-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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