JP2552918Y2 - リフター - Google Patents
リフターInfo
- Publication number
- JP2552918Y2 JP2552918Y2 JP2218992U JP2218992U JP2552918Y2 JP 2552918 Y2 JP2552918 Y2 JP 2552918Y2 JP 2218992 U JP2218992 U JP 2218992U JP 2218992 U JP2218992 U JP 2218992U JP 2552918 Y2 JP2552918 Y2 JP 2552918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- control valve
- valve
- air cylinders
- muffler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の部品を組み付
けるリフターに関するものである。
けるリフターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車、殊にトラック等の大型車両にマ
フラーやトランスミッションの重量物を組み付けるとき
に、従来では、電動ホイストで吊り上げている。
フラーやトランスミッションの重量物を組み付けるとき
に、従来では、電動ホイストで吊り上げている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】マフラーやトランスミ
ッションの組み付け位置はフレーム下面であるため、前
記電動ホイストでは組み付けが困難であり、また、少な
くとも2名の作業者によって組み付け作業を行ってい
た。
ッションの組み付け位置はフレーム下面であるため、前
記電動ホイストでは組み付けが困難であり、また、少な
くとも2名の作業者によって組み付け作業を行ってい
た。
【0004】本考案の目的は、このような従来の問題点
を解消したリフターを提供することである。
を解消したリフターを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の特徴とする構成は、キャスター付きの可搬
台と、前記可搬台に鉛直方向に昇降可能に設置した左右
一対の緩衝機構付きエアシリンダと、前記それぞれのエ
アシリンダの上端に固設した受け部材と、エア源と接続
され、かつ前記左右一対のエアシリンダにエアを給排切
替えするコントロールバルブとを備えたものである。
めの本考案の特徴とする構成は、キャスター付きの可搬
台と、前記可搬台に鉛直方向に昇降可能に設置した左右
一対の緩衝機構付きエアシリンダと、前記それぞれのエ
アシリンダの上端に固設した受け部材と、エア源と接続
され、かつ前記左右一対のエアシリンダにエアを給排切
替えするコントロールバルブとを備えたものである。
【0006】
【作用】上記の構成により、1名の作業者によりコント
ロールバルブを操作することでエアシリンダを昇降動さ
せ、受け部材上に載置したマフラーあるいはトランスミ
ッション等を所定の組み付け部所に上昇して組み付けを
可能とする。また、車両よりマフラーあるいはトランス
ミッション等を取り外して下降するときには、コントロ
ールバルブを下げに切り替えても、緩衝機構により急激
に下降することがなく、安全に下降させることができ
る。
ロールバルブを操作することでエアシリンダを昇降動さ
せ、受け部材上に載置したマフラーあるいはトランスミ
ッション等を所定の組み付け部所に上昇して組み付けを
可能とする。また、車両よりマフラーあるいはトランス
ミッション等を取り外して下降するときには、コントロ
ールバルブを下げに切り替えても、緩衝機構により急激
に下降することがなく、安全に下降させることができ
る。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1はキャスター2が取付けられてい
る可搬台である。この可搬台1の左右に一対の緩衝機構
付きエアシリンダ3,3を鉛直方向に昇降可能に設置す
る。前記それぞれのエアシリンダ3,3の上端にはマフ
ラーあるいはトランスミッション等の昇降物体を載置す
る受け部材4,4が固設されている。
る。図1において、1はキャスター2が取付けられてい
る可搬台である。この可搬台1の左右に一対の緩衝機構
付きエアシリンダ3,3を鉛直方向に昇降可能に設置す
る。前記それぞれのエアシリンダ3,3の上端にはマフ
ラーあるいはトランスミッション等の昇降物体を載置す
る受け部材4,4が固設されている。
【0008】前記緩衝機構付きエアシリンダ3,3は図
3で示すように、固定部3cに固定したガイドロッド3
bを案内として上下動する昇降体3aと、この昇降体3
aの下降動を緩衝するために油が充填された緩衝機構3
eと、前記固定部3cと昇降体3aとを連結したブーツ
3dとから構成され、前記ブーツ3d内の空間にエアを
供給することにより、ブーツ3dが軸線方向に膨脹して
昇降体3aを上昇するものである。
3で示すように、固定部3cに固定したガイドロッド3
bを案内として上下動する昇降体3aと、この昇降体3
aの下降動を緩衝するために油が充填された緩衝機構3
eと、前記固定部3cと昇降体3aとを連結したブーツ
3dとから構成され、前記ブーツ3d内の空間にエアを
供給することにより、ブーツ3dが軸線方向に膨脹して
昇降体3aを上昇するものである。
【0009】前記エアシリンダ3,3を昇降制御するた
めのコントロールバルブ5が前記可搬台1に設置されて
いる。このコントロールバルブ5は前記一対のエアシリ
ンダ3,3に配管6を介して接続され、また、図1では
図略の工場内のエア源に配管8を介して接続されてい
る。尚、配管8にはレギュレータ7が取り付けられ、エ
ア圧を調整可能にしている。
めのコントロールバルブ5が前記可搬台1に設置されて
いる。このコントロールバルブ5は前記一対のエアシリ
ンダ3,3に配管6を介して接続され、また、図1では
図略の工場内のエア源に配管8を介して接続されてい
る。尚、配管8にはレギュレータ7が取り付けられ、エ
ア圧を調整可能にしている。
【0010】図2で示すものは、エアタンク9を可搬台
1に設置し、コントロールバルブ5をエアタンク9に接
続して工場内のエア源がない所でも使用可能にしたもの
である。
1に設置し、コントロールバルブ5をエアタンク9に接
続して工場内のエア源がない所でも使用可能にしたもの
である。
【0011】前記コントロールバルブ5は図4で示すよ
うに、エア源からのエア圧導入ポート5eと、エアシリ
ンダ3に通じるエア給排ポート5fと、エア排気ポート
5gとを有し、レバー5aの操作により前記エア圧導入
ポート5eを開閉する弁5bと、エア給排ポート5fを
開閉する弁5cと、エア排気ポート5gを開閉する弁5
dとからなる構造である。
うに、エア源からのエア圧導入ポート5eと、エアシリ
ンダ3に通じるエア給排ポート5fと、エア排気ポート
5gとを有し、レバー5aの操作により前記エア圧導入
ポート5eを開閉する弁5bと、エア給排ポート5fを
開閉する弁5cと、エア排気ポート5gを開閉する弁5
dとからなる構造である。
【0012】本考案上記の通りの構造であるから、コン
トロールバルブ5において、エア圧導入ポート5eが弁
5bで閉じられ、また、エア給排ポート5fが弁5cで
エア圧導入ポート5eからの通路を閉じているときは、
エア排気ポート5gの弁5dは開いており、エアシリン
ダ3,3のブーツ3d内は大気と連通され、昇降体3a
は下降端に位置している。マフラー等を車体に組み付け
るときには、この状態で受け部材4,4にマフラー等の
重量物を載置する。
トロールバルブ5において、エア圧導入ポート5eが弁
5bで閉じられ、また、エア給排ポート5fが弁5cで
エア圧導入ポート5eからの通路を閉じているときは、
エア排気ポート5gの弁5dは開いており、エアシリン
ダ3,3のブーツ3d内は大気と連通され、昇降体3a
は下降端に位置している。マフラー等を車体に組み付け
るときには、この状態で受け部材4,4にマフラー等の
重量物を載置する。
【0013】そして、コントロールバルブ5のレバー5
aを操作してエア圧導入ポート5eが弁5bとエア給排
ポート5fの弁5cを開口し、連動してエア排気ポート
5gの弁5dを閉じる。これにより、エア源からのエア
圧はエアシリンダ3,3のブーツ3dの空間内に供給さ
れ、昇降体3aが上昇動する。この昇降体3aの上昇位
置は、前記コントロールバルブ5の操作よって制御され
る。
aを操作してエア圧導入ポート5eが弁5bとエア給排
ポート5fの弁5cを開口し、連動してエア排気ポート
5gの弁5dを閉じる。これにより、エア源からのエア
圧はエアシリンダ3,3のブーツ3dの空間内に供給さ
れ、昇降体3aが上昇動する。この昇降体3aの上昇位
置は、前記コントロールバルブ5の操作よって制御され
る。
【0014】また、車両に組み付けられているマフラー
等を取り外すときには、昇降体3aを上昇して受け部材
4,4上に取り外したマフラー等を載置し、昇降体3a
を下降して地上に降ろす。このとき、コントロールバル
ブ5のエア排気ポート5gの弁5dを開いてエアシリン
ダ3,3のブーツ3d内のエア圧を大気に排出する。従
って、昇降体3aはマフラー等の重量物の荷重により下
降するが、緩衝機構3eによって急激な下降動が防止さ
れ、緩やかな速度で安全に下降動する。
等を取り外すときには、昇降体3aを上昇して受け部材
4,4上に取り外したマフラー等を載置し、昇降体3a
を下降して地上に降ろす。このとき、コントロールバル
ブ5のエア排気ポート5gの弁5dを開いてエアシリン
ダ3,3のブーツ3d内のエア圧を大気に排出する。従
って、昇降体3aはマフラー等の重量物の荷重により下
降するが、緩衝機構3eによって急激な下降動が防止さ
れ、緩やかな速度で安全に下降動する。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案は、キャスター付き
の可搬台の左右に一対の緩衝機構付きエアシリンダを鉛
直方向に昇降可能に設置し、前記それぞれのエアシリン
ダの上端に受け部材を固設し、エア源と接続され、かつ
前記左右一対のエアシリンダにエアを給排切替えするコ
ントロールバルブとを備えた構成であるから、車体に対
してマフラーやトランスミッションの重量物を組み付け
または取り外し作業をするときには、車体の下面におい
て昇降動するため、円滑な組み付けまたは取り外し作業
が1名の作業者で可能となる。
の可搬台の左右に一対の緩衝機構付きエアシリンダを鉛
直方向に昇降可能に設置し、前記それぞれのエアシリン
ダの上端に受け部材を固設し、エア源と接続され、かつ
前記左右一対のエアシリンダにエアを給排切替えするコ
ントロールバルブとを備えた構成であるから、車体に対
してマフラーやトランスミッションの重量物を組み付け
または取り外し作業をするときには、車体の下面におい
て昇降動するため、円滑な組み付けまたは取り外し作業
が1名の作業者で可能となる。
【0016】また、エアシリンダは緩衝機構付きである
ため、重量物を下降するときにコントロールバルブを下
げ方向に切り替えても、急激に下降動することがなく、
緩やかな速度の安全な状態で下降動させることができる
利点を有している。
ため、重量物を下降するときにコントロールバルブを下
げ方向に切り替えても、急激に下降動することがなく、
緩やかな速度の安全な状態で下降動させることができる
利点を有している。
【図1】本考案の斜視図
【図2】本考案の他の実施例の斜視図
【図3】エアシリンダの断面図
【図4】コントロールバルブの断面図
1 可搬台 3 エアシリンダ 4 受け部材 5 コントロールバルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 キャスター付きの可搬台と、前記可搬台
に鉛直方向に昇降可能に設置した左右一対の緩衝機構付
きエアシリンダと、前記それぞれのエアシリンダの上端
に固設した受け部材と、エア源と接続され、かつ前記左
右一対のエアシリンダにエアを給排切替えするコントロ
ールバルブとを備えたことを特徴とするリフター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2218992U JP2552918Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | リフター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2218992U JP2552918Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | リフター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575283U JPH0575283U (ja) | 1993-10-15 |
JP2552918Y2 true JP2552918Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=12075854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2218992U Expired - Fee Related JP2552918Y2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | リフター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552918Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000030289A (ko) * | 2000-02-18 | 2000-06-05 | 임승우 | 주정차 고립문제 등의 해결을 위한 간편 보오드잭 |
KR200486938Y1 (ko) * | 2017-07-27 | 2018-07-16 | 주식회사 한국가스기술공사 | 리프터 |
KR102643456B1 (ko) * | 2023-03-13 | 2024-03-04 | 한전케이피에스 주식회사 | 터빈 밀봉 증기 팬용 공통 배관 고정 장치 |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP2218992U patent/JP2552918Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575283U (ja) | 1993-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |